JP2007034833A - 機能検証記述生成装置,機能検証記述生成方法,及び機能検証記述生成プログラム - Google Patents

機能検証記述生成装置,機能検証記述生成方法,及び機能検証記述生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 有限状態マシンのシミュレーション結果を検証するための機能検証記述を作成するにあたり、有限状態マシンの設計や機能検証記述の作成に使用する言語に係わらず、機能検証記述の作成方法に関する知識が無い者であっても、機能検証記述を作成できるようにする。
【課題手段】 有限状態マシンの仕様情報からシミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部21と、シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレート11〜15を保持する保持部10と、この保持部10からシミュレーションの対象の動作についての記述テンプレート11〜15を選択する選択部22と、抽出部21によって抽出された情報を選択部22によって選択された記述テンプレート11〜15に代入して機能検証記述を作成する作成部23とをそなえて構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)の論理回路などの有限状態マシン(FSM:Finite State Machine)の動作検証に用いる機能検証記述を生成するための技術に関する。
例えば、LSI(Large Scale Integration)などの有限状態マシン(FSM:Finite State Machine;ステートマシン)の論理検証を行なう際には、シミュレーションでテストパターンを入力して動作検証(動作確認)を行なう。
なお、FSMは、入力に従って、ある状態から別の状態に遷移することのできる状態の集合である。つまり、いくつかの有限な状態があり、それらが入力の種類によって、異なる状態に遷移するような構造になっている。そのため、FSMでは、ただ一つの初期状態から様々な入力によって様々な受理状態(複数存在することが多いので、普通は、受理状態の集合)へ状態を遷移させながら、最終的にどの受理状態に到達したかによって、動作検証の結果が得られる。
そして、かかるシミュレーションではシミュレーション結果として波形で表現される信号が出力されるが、この信号の波形をオペレータが目視にて確認(つまり、結果の適否を判断)すると労力やコストが掛かるので、従来から、一部の確認項目について、シミュレーション結果(波形)の適否を判断するための機能検証記述(以下、チェッカともいう)を作成し、このチェッカによって判断作業を自動化することが行なわれている。
具体的には、チェッカを設計データやテストベンチなどに含めて、ソフトウェアシミュレータでシミュレーションを実行することによって、チェッカがシミュレーション結果を確認し、検証項目に対する異常動作が発見されると不具合があったことを自動的に報告する仕組みになっている。
そして、チェッカは、回路記述言語(つまり、FSMの設計に用いる言語)であるHDL(Hardware Description Language)を使って記述する方法が一般的であった。
しかし、近年、効率性の問題から、チェッカを作成する言語として、回路記述用のHDLを使うのではなく、検証項目を記述するために専用に開発されたアサーション専用言語が使われるようになっている。
アサーション専用言語としては、例えば、規格標準化推進団体「Accellera」の「Formal Verification Technical Committee(FVTC)」から提案されているPSL(Property Specification Language)や、SVA(System Verilog Assertion)などがある。
これらのアサーション専用言語を使ってチェッカを作成すると、HDLを使った場合よりも効率良くチェッカを作成することができ、例えば、PSLを使ってチェッカを作成すると、その記述量はHDLを使った場合の1/5〜1/10程度になる。
なお、従来から、チェッカに関して、タイミングダイアグラムから検証記述を生成する技術(例えば、下記特許文献1参照)や、リスト処理及びパリティチェックをするHDLで記述されたチェッカを自動生成する技術(例えば、下記特許文献2参照)が提案されており、また、シミュレーションに関して、シミュレーションのテストパターン(検証データ)を自動生成する技術(例えば、下記特許文献3参照)や、不足しているテストデータを測定することでカバレッジを解析する技術(例えば、下記特許文献4参照)が提案されている。
特開2003−216683号公報 特開平11−85821号公報 特開平9−91315号公報 特表2002−514822号公報
しかしながら、回路(FSM)の設計者や検証担当者等(以下、設計者等という)は、新たに開発されたアサーション専用言語(例えば、PSLやSVA)を使ったチェッカの記述方法を、回路記述方法とは別に新たに学習して習得する必要があるので、設計者等にとっては非常に手間が掛かるとともに、設計者等がアサーション専用言語を使用した記述方法を完全に習得するまでは、作成されたチェッカの信頼性は低い。
なお、HDLを用いてチェッカを作成する場合でも、設計者等は、チェッカを作成するための作成方法を、FSM設計とは別に学習して習得する必要がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、FSMのシミュレーション結果を検証するための機能検証記述(チェッカ)を作成するにあたり、FSMの設計や機能検証記述の作成に使用する言語に係わらず、機能検証記述の作成方法に関する知識が無い者であっても、機能検証記述を作成できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の機能検証記述生成装置は、有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成するものであって、前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部と、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートを保持する保持部と、この保持部から前記シミュレーションの対象の動作についての前記記述テンプレートを選択する選択部と、前記抽出部によって抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択部によって選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成部とをそなえて構成されていることを特徴としている(請求項1)。
なお、前記保持部が、遷移元の状態から遷移先の状態へ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述についての第1記述テンプレートを保持し、前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態,遷移条件,及び遷移先の状態を抽出し、前記選択部が前記保持部から前記第1記述テンプレートを選択するとともに、前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態,遷移条件,及び遷移先の状態を、前記選択部によって選択された前記第1記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から遷移先の状態へ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述を作成することが好ましい(請求項2)。
さらに、前記保持部が、遷移元の状態から遷移先の状態へ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述についての第2記述テンプレートを保持し、前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態,遷移先の状態,及び所定の遷移サイクルを抽出し、前記選択部が前記保持部から前記第2記述テンプレートを選択するとともに、前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態,遷移先の状態,及び所定の遷移サイクルを、前記選択部によって選択された前記第2記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から遷移先の状態へ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述を作成することが好ましい(請求項3)。
また、上記目的を達成するために、本発明の機能検証記述生成方法は、有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する方法であって、前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出ステップと、記憶部に保持された、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートの中から、前記シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択する選択ステップと、前記抽出ステップにおいて抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択ステップにおいて選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成ステップとを含んでいることを特徴としている(請求項4)。
また、上記目的を達成するために、本発明の機能検証記述生成プログラムは、有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能をコンピュータに実現させるためのものであって、前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部、記憶部に保持された、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートの中から、前記シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択する選択部、及び、前記抽出部によって抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択部によって選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成部として、前記コンピュータを機能させることを特徴としている(請求項5)。
このように、本発明によれば、抽出部がシミュレーションの対象の動作にかかる情報を有限状態マシン(FSM)の仕様情報から抽出し(抽出ステップ)、選択部が当該シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレート選択し(選択ステップ)、作成部が抽出部によって抽出された情報を、選択部によって選択された記述テンプレートに代入することによって、当該シミュレーションの動作に対する機能検証記述を作成する(作成ステップ)ので、有限状態マシンの仕様情報の記述言語(つまり、有限状態マシンの設計に用いる記述言語)と、機能検証記述の記述言語とが異なる場合であっても、これらの言語に係わらず、自動的に機能検証記述を作成することができる。また、機能検証記述が記述テンプレートに基づいて自動で作成されるので、機能検証記述に用いる記述言語やその作成方法に関する知識が無い者であっても、機能検証記述を確実に且つ容易に作成することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
〔1〕本発明の一実施形態について
まず、図1に示すブロック図を参照しながら、本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置の構成について説明する。図1に示すように、本機能検証記述生成装置1は、FSM(Finite State Machine)設計装置100に接続され、テンプレート保持部(保持部)10,機能検証記述生成部20,及び機能検証記述記憶部30をそなえて構成されている。
なお、FSM設計装置100は、HDL(Hardware Description Language)等を用いてFSMを設計するものであり、設計者がFSMの仕様情報を入力するためのFSM仕様入力部101と、このFSM仕様入力部101によって入力された仕様情報を記憶保持するFSM仕様記憶部102とをそなえて構成されている。
そして、FSMの設計者は、FSM仕様入力部101を用いて、FSMの仕様情報として、下記(1)〜(7)の情報を入力する。
(1)FSMが取り得るすべてのステート(状態)の種類及びステートの表現方法。
(2)あるステートから他のステートへの遷移経路及び遷移条件。
(3)すべてのステートに共通する遷移条件(共通遷移条件)。
(4)あるステートから他のステートへの遷移タイミング。
(5)状態遷移の開始時のステート(初期状態)。
(6)状態遷移のシナリオ終了時のステート(受理状態)。
(7)クロック信号(名)、及び、リセット信号(名)。
ここで、図2,図3に上記(1)〜(7)の具体例を示す。なお、図2はFSMの状態遷移図であり、図3は図2に示すFSMの仕様情報を格納するデータテーブルを示す図である。
なお、図2に示す状態遷移図や図3に示すデータテーブル102aは、FSM仕様記憶部102に保持される。つまり、FSM仕様入力部101によって入力された上記(1)〜(7)の仕様情報は、すべてFSM仕様記憶部102に保持される。
ここでは、上記(1)の仕様情報として、FSMのすべてのステート“IDLE”,“DT_RCV”,“SEND_ACK”,“SEND_DT”,及び“ACK_RCV”がFSM仕様入力部101によって入力される。
なお、“IDLE”は待機状態を示し、“DT_RCV”はデータ受信状態(DATA_RECEIVE)を示し、“SEND_ACK”は肯定応答送信状態(SEND_ACKNOWLEDGE)を示し、“SEND_DT”データ送信状態(SEND_DATA)を示し、“ACK_RCV”は肯定応答受信状態(ACKNOWLEDGE_RECEIVE)を示す。
これら5つのステートは、ハードウェアで表現するために、下記(A)〜(C)の表現方法が考えられ、これらの表現方法は、機能検証記述を生成するために、FSM仕様記憶部102がFSM仕様情報として持っておく必要がある。
(A)複数の1ビットの信号(例えば、信号S1〜S5)のそれぞれに、ステートを割り当てる。
例えば、“信号S1=IDLE”,“信号S2=DT_RCV”,“信号S3=SEND_ACK”,“信号S4=SEND_DT”,“信号S5=ACK_RCV”とする。
(B)n(nは整数)ビット信号、例えば、“State[2:0]”で表現できる数値に各ステートを割り当てる。
例えば、“3’b000=IDLE”,“3’b001=DT_RCV”,“3’b010=SEND_ACK”,“3’b011=SEND_DT”,“3’b100=ACK_RCV”とする。
(C)nビット信号、例えば、“State[4:0]”の各ビットにステートを割り当てる。
例えば、“5’b00001=IDLE”,“5’b00010=DT_RCV”,“5’b00100=SEND_ACK”,“5’b01000=SEND_DT”,“5’b10000=ACK_RCV”とする。
そして、(A)〜(C)に示すような表現方法に基づいてFSM仕様入力部101で入力した情報が、FSM仕様記憶部102に保持される。
また、上記(2)に示す仕様情報として、上記(1)で入力されたステート間の遷移経路と、その遷移条件が入力される。つまり、図2に示すように、ステート間を結ぶ矢印(遷移経路;図3中の“遷移条件ID”に相当)a〜kが入力され、各遷移経路a〜kの遷移条件が入力される。
例えば、図3に示すごとく、遷移経路(遷移条件ID)aの遷移条件が“CANCEL=H”であれば、「ステートが“DT_RCV”で、且つCANCEL信号が“H”の時、次のサイクルでステートが“IDLE”へ遷移する(遷移前:DT_RCV,遷移条件:CANCEL==‘H’,遷移後:IDLE)」という仕様を表わしている。
なお、図3において遷移条件IDb〜kの遷移条件は、図の簡略化のため省略(ここでは“****”と表記)している。
また、上記(3)に示す仕様情報として、上記(1)で入力されたステートすべてに対して共通の条件、つまり、FSMの現在のステートに関係ない共通の遷移条件と、それに対応する遷移経路が入力される。
例えば、図3に示すごとく、遷移条件IDx〜zで表わされる共通遷移条件が入力される。ここで、遷移条件IDxは、遷移先ステートが“DT_RCV”であり、遷移条件が“START==‘H’”である。つまり、この共通遷移条件の遷移経路xは、現在のステートに関係なく、START信号がアサートされる(つまり‘H’になる)と、次のサイクルに“DT_RCV”へ遷移することを示している。
また、遷移条件IDyは、遷移先ステートが“IDLE”であり、遷移条件が“STOP==‘H’”である。つまり、この共通遷移条件の遷移経路yは、現在のステートに関係なく、STOP信号がアサートされる(つまり‘H’になる)と、次のサイクルに“IDLE”へ遷移することを示している。
さらに、遷移条件IDzは、遷移先ステートが“IDLE”であり、遷移条件が“RESET==‘H’”である。つまり、この共通遷移条件の遷移経路zは、現在のステートに関係なく、RESET信号がアサートされる(つまり‘H’になる)と、次のサイクルに“IDLE”へ遷移することを示している。
また、上記(4)に示す仕様情報として、例えば、図4に示すデータテーブル102bに示す、あるステートから他のステートへの遷移タイミングが入力される。なお、この遷移タイミングの最大値は、FSMのすべてのステートの数の二乗の値である。
ここでは、遷移前(遷移元)のステートが“IDLE”であり、遷移タイミングが“16サイクル以内”であり、遷移後(遷移先)のステートが“SEND_DT”という情報が入力される。これは、遷移元ステート“IDLE”から所定の遷移タイミング(16サイクル)以内に必ず遷移先ステート“SEND_DT”に遷移することを示している。
さらに、ここでは、遷移前のステートが“DT_RCV”であり、遷移タイミングが“いつか必ず”であり、遷移後のステートが“IDLE”という情報が入力される。これは、遷移元のステート“SEND_DT”から、他のステートを経由したとしても、いつかは必ず所定の遷移先のステート“IDLE”に遷移することを示している。
また、上記(5)に示す仕様情報として、FSMの状態遷移の開示時のステート、すなわち、初期状態が入力される。ここでは、図3のテーブル102aに示すごとく、“IDLE”が初期状態として入力される。
さらに、上記(6)に示す仕様情報として、FSMの状態遷移のシナリオ終了時に取りうるステート、すなわち、受理状態が入力される。ここでは、図3のテーブル102aに示すごとく、“IDLE”が受理状態として入力される。
また、上記(7)に示す仕様情報として、FSMで使用されるクロック信号、及び、リセット信号が入力される。ここでは、クロック信号名として“SYS_CLK”が入力され、リセット信号名として“RESET”が入力される。
そして、本機能検証記述生成装置1は、上述のごとくFSM仕様入力部101によって入力され、FSM仕様記憶部102に記憶されたFSMの仕様情報に基づいて、FSMのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述(チェッカ)を生成する。
以下、図1を参照しながら、本機能検証記述生成装置1の構成について詳細に説明する。
テンプレート保持部10は、シミュレーションの対象の動作についての機能検証記述のための記述テンプレートを保持するものであり、ここでは、第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15をそなえている。なお、第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15の記述言語及びステート表現方法(上記(A)〜(C))は、本機能検証記述生成装置1においては限定されるものではなく、本機能検証記述生成装置1が生成すべき機能検証記述の言語と同一の言語のものが用意される。
第1記述テンプレート11は、遷移元のステートから遷移先のステートへ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述についてのテンプレートであり、具体的には、「(遷移元ステート)かつ(遷移条件)かつ(リセット信号OFF)が成り立つとき、(遷移タイミング)後に(遷移先ステート)になる」という機能検証記述の括弧内がブランクになったテンプレートである。
第2記述テンプレート12は、遷移元のステートから遷移先のステートへ所定サイクル内に遷移すること、つまり、ステートの遷移するタイミングが設計仕様どおりに守られていることを検証するための機能検証記述についてのテンプレートであり、具体的には、「(リセット信号OFF)かつ(遷移元ステート)が成り立つとき、(遷移タイミング)後に(遷移先ステート)になる」という機能検証記述の括弧内がブランクになったテンプレートである。
第3記述テンプレート13は、遷移元のステートから他のステートを経由したとしても所定の遷移先のステートへ遷移することを検証するための機能検証記述についてのテンプレートであり、具体的には、「(遷移元ステートから状態遷移が開始された)とき、いつか必ず(遷移先ステート)になる」という機能検証記述の括弧内がブランクになったテンプレートである。つまり、第3記述テンプレート13は、遷移サイクル(タイミング)は指定されていないが、いつか必ず遷移することが設定されている遷移元ステート及び遷移先ステートについて、これらステート間の遷移が本当に実行されていることを検証するための機能検証記述についてのテンプレートである。
第4記述テンプレート14は、遷移元のステートから所定の遷移先のステートへ遷移することを検証するため、つまり、遷移元のステートから禁じられたステート(つまり、予め決められた所定のステート以外のステート)に遷移しないことを検証するための機能検証記述についてのテンプレートである。例えば、上記図2に示すFSMのステート“SEND_DT”に着目すると、この“SEND_DT”を遷移元とする遷移経路は、“ACK_RCV”へ遷移する遷移経路bと、自身に遷移する遷移経路cである。したがって、これら以外の遷移先に“SEND_DT”から遷移した場合は、FSMの不具合となる。第4記述テンプレートは、このような不具合を検証するためのものである。
具体的には、第4記述テンプレート14は、「(任意のステート)から、次のサイクルで遷移するのは(遷移先ステート1)または(遷移先ステート2)または、、、、(遷移先ステートn)となる」という機能検証記述の括弧内がブランクになったテンプレートである。
第5記述テンプレート15は、シミュレーションを実行する所定の遷移シナリオによるカバレッジを測定するため機能検証記述についてのテンプレートである。つまり、第5記述テンプレート15は、遷移シナリオの発生回数をカウントするためのものであり、ここでは、設計者によって予め設定された所定の遷移シナリオ(後述する図5参照)が実行されたことを検証するための機能検証記述についてのテンプレートである。
FSMのシミュレーションでは、物量的、時間的な制限から100%のカバレッジを達成するのは困難である。そのため、シミュレーションで発生した遷移シナリオのカバレッジを測定すること(つまり、第5記述テンプレート15に基づく機能検証記述)によって、シミュレーションが十分であるかどうかを判断する指標を得ることができるのである。
具体的には、第5記述テンプレート15は、「(ステート1)、(ステート2)、、、、(n番目のステート)という状態遷移が起こったら真」という機能検証記述の括弧内がブランクになったテンプレートである。
機能検証記述生成部20は、機能検証記述を生成するものであり、FSM仕様情報抽出部(抽出部)21,テンプレート選択部(選択部)22,及び機能検証記述作成部(作成部)23をそなえて構成されている。
FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報(図2〜図4参照)から、機能検証記述を生成するのに必要な情報、つまり、シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出するものである。
テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10に保持された複数の記述テンプレート11〜15の中から、生成すべき機能検証記述に関するテンプレート、つまり、シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択するものである。
機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出されたシミュレーション対象の動作にかかる情報を、テンプレート選択部22によって選択された当該シミュレーション対象の動作についての記述テンプレートに代入することによって、機能検証記述を作成するものである。
なお、機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報の記述言語や表現方法が、テンプレート選択部22によって選択された記述テンプレートの記述言語や表現方法と異なる場合には、FSM仕様記憶部102に保持された上記(A)〜(C)の表現方法に関する仕様情報などに基づいて、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報の記述言語や表現方法を、記述テンプレートの記述言語や表現方法に変換した上で代入する。なお、この機能検証記述作成部23による記述言語や表現方法の変換は、例えば、複数種類の記述言語の対応関係を示すテーブル(図示略)や、複数種類の表現方法の対応関係を示すテーブル(図示略)を用いて実行される。
そして、機能検証記述作成部23によって作成された機能検証記述は、機能検証記述記憶部30に記憶保持されて、外部に出力される。
ここで、機能検証記述生成部20による機能検証記述の生成について具体例を用いて説明する。
まず、機能検証記述生成部20がテンプレート保持部10に保持された第1記述テンプレート11に基づいて、遷移元のステートから遷移先のステートへ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
この場合、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報(図2,図3参照)から、遷移元のステート,遷移条件,及び遷移先のステートを抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第1記述テンプレート11を選択する。
そして、機能検証記述作成部23が、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された遷移元のステート,遷移条件,及び遷移先のステートを、第1記述テンプレート11に代入することによって、遷移元のステートから遷移先のステートへ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述を作成する。
例えば、図2,図3に示す遷移経路aについての機能検証記述を作成する場合、つまり、“DT_RCV”から“IDLE”への状態遷移が、正しい遷移条件“CANCEL==‘H’”のときに実行されるという動作のシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
このとき、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102の仕様情報から、遷移元のステートとして“DT_RCV”を、遷移条件として“CANCEL==‘H’”を、遷移先のステートとして“IDLE”を抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第1記述テンプレート11を選択する。
そして、機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、第1記述テンプレート11に代入することにより、例えば、「always( {State == `DT_RCV && CANCEL && !SYS_RST } |=> {State == `DT_RCV; State == `IDLE})@(posedge SYS_CLK);」という機能検証記述を作成する。なお、この機能検証記述(つまり、第1記述テンプレート11)は、Verilog表現のPSL(Property Specification Language)で記述されたものである。また、この機能検証記述においてステートの表現はnビット信号で表現できる数値に各ステートを割り当てたもの(上記(C)の表現方法)を用いている。
また、機能検証記述生成部20が第1記述テンプレート11に基づいて機能検証記述を作成する場合には、図2,図3に示す遷移経路a〜k及び共通遷移条件に基づく遷移経路x〜zのすべてについて、機能検証記述を生成する。
したがって、FSM仕様情報抽出部21は、FSMのすべてのステート,すべての遷移経路a〜k,x〜z,及び各遷移経路a〜k,x〜zの遷移条件を仕様情報から抽出し、機能検証記述作成部23が、すべての遷移経路a〜k,x〜zについて、第1記述テンプレート11に基づいて機能検証記述を作成する。
このとき、機能検証記述作成部23は、遷移経路a〜k,x〜z毎に、当該遷移経路a〜k,x〜zの機能検証記述を作成したことを示す作成フラグを保持し、機能検証記述を作成すると、作成した機能検証記述の遷移経路の作成フラグをオンにする。これより、機能検証記述作成部23は、すべての遷移経路a〜k,x〜zについての機能検証記述を確実に作成することができる。
次に、機能検証記述生成部20がテンプレート保持部10に保持された第2記述テンプレート12に基づいて、遷移元のステートから遷移先のステートへ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
この場合、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報(図2〜図4参照)から、遷移元のステート,遷移先のステート,及び所定の遷移サイクルを抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第2記述テンプレート12を選択する。
そして、機能検証記述作成部23が、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された遷移元のステート,遷移先のステート,及び所定の遷移サイクルを、第2記述テンプレート12に代入することによって、遷移元のステートから遷移先のステートへ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述を作成する。
例えば、図4に示す“16サイクル以内”についての機能検証記述を作成する場合、つまり、“DT_RCV”から“SEND_DT”へ“16サイクル以内”に遷移するという動作のシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
このとき、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102の仕様情報から、遷移元のステートとして“DT_RCV”を、遷移先のステートとして“SEND_DT”を、所定の遷移サイクルとして“16サイクル以内”を抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第2記述テンプレート12を選択する。
そして、機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、第2記述テンプレート12に代入することにより、例えば、「always (({State == `IDLE }} |=> {true[*..15]; State == `SEND_DT}) abort RESET)@(posedge SYS_CLK);」という機能検証記述を作成する。なお、この機能検証記述(つまり、第2記述テンプレート12)は、Verilog表現のPSLで記述されたものである。また、この機能検証記述においてステートの表現はnビット信号で表現できる数値に各ステートを割り当てたもの(上記(C)の表現方法)を用いている。
また、機能検証記述生成部20が第2記述テンプレート12に基づいて機能検証記述を作成する場合には、図4に示す所定の遷移サイクルすべて(ここでは1つのみ)について、機能検証記述を生成する。
したがって、FSM仕様情報抽出部21は、すべての所定の遷移サイクル,当該遷移サイクルにかかる遷移元のステート及び遷移先のステートを仕様情報から抽出し、機能検証記述作成部23が、すべての所定の遷移サイクルについて、第2記述テンプレート12に基づいて機能検証記述を作成する。
このとき、機能検証記述作成部23は、すべての所定の遷移サイクル毎に当該所定の遷移サイクルの機能検証記述を作成したことを示す作成フラグを保持し、機能検証記述を作成すると、作成した機能検証記述の所定の遷移サイクルの作成フラグをオンにする。これより、機能検証記述作成部23は、すべての所定の遷移サイクルについての機能検証記述を確実に作成することができる。
次に、機能検証記述生成部20がテンプレート保持部10に保持された第3記述テンプレート13に基づいて、遷移元のステートから他のステートを経由したとしても所定の遷移先の状態へ遷移することを検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
この場合、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報(図2〜図4参照)から、遷移元のステートと所定の遷移先のステートとを指定するための指定情報(ここでは、図4に示す“いつか必ず”という情報),当該遷移元のステート,及び当該遷移先のステートを抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第3記述テンプレート13を選択する。
そして、機能検証記述作成部23が、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された指定情報,遷移元のステート,及び遷移先のステートを、第3記述テンプレート13に代入することによって、遷移元のステートから他のステートを経由したとしても所定の遷移先の状態へ遷移することを検証するための機能検証記述を作成する。
例えば、図4に示す“いつか必ず”という指定情報についての機能検証記述を作成する場合、つまり、予め設定された遷移元ステート“DT_RCV”から予め設定された遷移先ステート“IDLE”への状態遷移が、遷移元ステート“DT_RCV”から他のステートを経由したとしても、必ず実行されるという動作のシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
このとき、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102の仕様情報から、指定情報として“いつか必ず”を、遷移元のステートとして“DT_RCV”を、遷移先のステートとして“IDLE”を抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第3記述テンプレート13を選択する。
そして、機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、第3記述テンプレート13に代入することにより、例えば、「always ( (State == `DT_RCV) -> next everntually! (State == `IDLE) )@(posedge SYS_CLK);」という機能検証記述を作成する。なお、この機能検証記述(つまり、第3記述テンプレート13)は、Verilog表現のPSLで記述されたものである。また、この機能検証記述においてステートの表現はnビット信号で表現できる数値に各ステートを割り当てたもの(上記(C)の表現方法)を用いている。
また、機能検証記述生成部20が第3記述テンプレート13に基づいて機能検証記述を作成する場合には、図4に示す指定情報(ここでは一つのみ)すべてについて、機能検証記述を生成する。
したがって、FSM仕様情報抽出部21は、すべての指定情報,当該指定情報にかかる遷移元のステート及び遷移先のステートを仕様情報から抽出し、機能検証記述作成部23が、すべての指定情報について、第3記述テンプレート13に基づいて機能検証記述を作成する。
このとき、機能検証記述作成部23は、指定情報毎に当該指定情報の機能検証記述を作成したことを示す作成フラグを保持し、機能検証記述を作成すると、作成した機能検証記述の所定の遷移サイクルの作成フラグをオンにする。これより、機能検証記述作成部23は、すべての指定情報についての機能検証記述を確実に作成することができる。
次に、機能検証記述生成部20がテンプレート保持部10に保持された第4記述テンプレート14に基づいて、遷移元のステートから所定の遷移先のステートへ遷移することを検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
この場合、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報(図2,図3参照)から、遷移元のステート及び当該遷移元のステートに対する遷移先のステートを抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第4記述テンプレート14を選択する。
そして、機能検証記述作成部23が、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された遷移元のステート及び当該遷移元のステートに対する遷移先のステートを、第4記述テンプレート14に代入することによって、遷移元のステートから所定の遷移先のステートへ遷移することを検証するための機能検証記述を作成する。
例えば、図2,図3に示すステート“SEND_DT”についての機能検証記述を作成する場合、つまり、“SEND_DT”からは、“ACK_RCV”か“SEND_DT”への状態遷移が実行されるという動作のシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
このとき、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102の仕様情報から、遷移元のステートとして“SEND_DT”を、所定の遷移先のステートとして“ACK_RCV”及び“SEND_DT”を抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第4記述テンプレート14を選択する。
そして、機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、第4記述テンプレート14に代入することにより、例えば、「always ( (State == `SEND_DT) -> next (State == `SEND_DT || State == `ACK_RCV ) )@(posedge SYS_CLK);」という機能検証記述を作成する。なお、この機能検証記述(つまり、第4記述テンプレート14)は、Verilog表現のPSLで記述されたものである。また、この機能検証記述においてステートの表現はnビット信号で表現できる数値に各ステートを割り当てたもの(上記(C)の表現方法)を用いている。
また、機能検証記述生成部20が第4記述テンプレート14に基づいて機能検証記述を作成する場合には、図2,図3に示すすべてのステートについて、当該ステートを遷移元とした機能検証記述を生成する。
したがって、FSM仕様情報抽出部21は、FSMのすべてのステート及び各ステートの所定の遷移先のステートを仕様情報から抽出し、機能検証記述作成部23が、すべてのステートについて、第4記述テンプレート14に基づいて機能検証記述を作成する。
このとき、機能検証記述作成部23は、すべてのステート毎に機能検証記述を作成したことを示す作成フラグを保持し、機能検証記述を作成すると、作成した機能検証記述のステートの作成フラグをオンにする。これより、機能検証記述作成部23は、すべてのステートについての機能検証記述を確実に作成することができる。
次に、機能検証記述生成部20がテンプレート保持部10に保持された第5記述テンプレート15に基づいて、シミュレーションを実行する所定の遷移シナリオによるカバレッジを測定するための機能検証記述を作成する場合について説明する。
この場合、FSM仕様情報抽出部21は、例えば、図5に示す、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報としてのデータテーブル102cから、所定の遷移シナリオに関する情報を抽出する。
ここで、図5に示すデータテーブル102cは、設計者によってFSM仕様入力部101を用いて入力されたシミュレーションの対象の動作の遷移シナリオであり、シナリオID毎に遷移順序と各遷移順序に対応するステートとを保持している。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第5記述テンプレート15を選択する。
そして、機能検証記述作成部23が、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された所定の遷移シナリオの各ステートをその順序に基づいて第5記述テンプレート15に代入することによって、カバレッジを測定するための機能検証記述を作成する。
例えば、図2,図3に示すFSMにおいて、図5に示すデータテーブル102cのシナリオID“1”に該当する、「“IDLE”→“DT_RCV”→“SEND_ACK”→“DT_RCV”→“IDLE”」という遷移シナリオについての機能検証記述を作成する場合ついて説明する。
このとき、FSM仕様情報抽出部21は、FSM仕様記憶部102の仕様情報(図5参照)から、所定の遷移シナリオとして、「“IDLE”→“DT_RCV”→“SEND_ACK”→“DT_RCV”→“IDLE”」を抽出する。
一方、テンプレート選択部22は、テンプレート保持部10から第5記述テンプレート15を選択する。
そして、機能検証記述作成部23は、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された遷移シナリオを、第5記述テンプレート15に代入することにより、例えば、「always ({State == `IDLE; State == `DT_RCV; State == `SEND_ACK; State == `DT_RCV; State == `IDLE} |-> {true})@(posedge SYS_CLK);」という機能検証記述を作成する。なお、この機能検証記述(つまり、第5記述テンプレート15)は、Verilog表現のPSLで記述されたものである。また、この機能検証記述においてステートの表現はnビット信号で表現できる数値に各ステートを割り当てたもの(上記(C)の表現方法)を用いている。
また、機能検証記述生成部20が第5記述テンプレート15に基づいて機能検証記述を作成する場合には、図5に示すすべての遷移シナリオについて機能検証記述を生成する。
したがって、FSM仕様情報抽出部21は、仕様情報として保持されているすべての遷移シナリオを仕様情報から抽出し、機能検証記述作成部23が、すべての遷移シナリオについて、第5記述テンプレート15に基づいて機能検証記述を作成する。
このとき、機能検証記述作成部23は、すべての遷移シナリオ毎に機能検証記述を作成したことを示す作成フラグを保持し、機能検証記述を作成すると、作成した機能検証記述のステートの作成フラグをオンにする。これより、機能検証記述作成部23は、すべての遷移シナリオについての機能検証記述を確実に作成することができる。
次に、本発明の一実施形態としての機能検証記述生成方法(本機能検証記述生成装置1の動作手順)を、テンプレート保持部10に保持された第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15のそれぞれに基づいて作成する場合に分けて説明する。
まず、第1記述テンプレート11に基づいて機能検証記述を作成する場合について、図6に示すフローチャート(ステップS10〜S19)を参照しながら説明する。
はじめに、機能検証記述生成部20のFSM仕様情報抽出部21が、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報から、FSMが取りうるすべてのステートを抽出する(ステップS10)。ここでは、上記図2,図3に示す“IDLE”,“DT_RCV”,“SEND_ACK”,“SEND_DT”,及び“ACK_RCV”を抽出する。
次いで、機能検証記述作成部23が、未処理のステートがあるか否かを判断する(ステップS11)。つまり、ここでは、機能検証記述作成部23が、上記ステップS10において抽出されたすべてのステートのそれぞれについて、当該ステートを遷移元とするすべての遷移経路の機能検証記述が生成されたことを示す作成フラグをそなえており、このフラグがオフになっているステートがあるか否かを判断する。
ここで、機能検証記述作成部23が、未処理のステートがない(つまり、作成フラグがオフになっているステートがない)と判断した場合(ステップS11のNoルート)、処理を終了する。
一方、機能検証記述作成部23が、未処理のステートがある(つまり、作成フラグがオフになっているステートがある)と判断した場合(ステップS11のYesルート)、FSM仕様情報抽出部21が、未処理のステートについて、当該ステートが遷移元となる遷移経路をFSM使用記憶部102に保持された仕様情報から抽出するとともに、当該遷移経路の遷移条件をFSM仕様記憶部102に保持された仕様情報から抽出する(ステップS12;抽出ステップ)。このとき、FSM仕様情報抽出部21は、共通遷移条件に基づく遷移経路も抽出する。
そして、機能検証記述作成部23が、未処理の遷移経路があるか否か(つまり、上記ステップS12において遷移経路が抽出されたか否か)を判断し(ステップS13)、ここで、機能検証記述作成部23が未処理の遷移経路がない(つまり上記ステップS12において遷移経路が抽出されなかった)と判断すると(ステップS13のNoルート)、機能検証記述作成部23が、かかる未処理のステート(つまり、すべての遷移経路について機能検証記述を作成完了したステート)の作成フラグをオンにし(ステップS14)、上記ステップS11の処理に戻る。
一方、機能検証記述作成部23が未処理の遷移経路がある(つまり、上記ステップS12において遷移経路が抽出された)と判断すると(ステップS13のYesルート)、FSM仕様情報抽出部21が、その遷移経路についての情報(ここでは、遷移元ステート,遷移先ステート,遷移条件,クロック信号名,及びリセット信号名)を、FSM仕様記憶部102に保持された仕様情報から抽出する(ステップS15;抽出ステップ)。
次いで、テンプレート選択部22がテンプレート保持部10から第1記述テンプレート11を選択する(ステップS16;選択ステップ)。
そして、機能検証記述作成部23が、上記ステップS15においてFSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、上記ステップS16においてテンプレート選択部22によって選択された第1記述テンプレート11に当てはめて機能検証記述を作成する(ステップS17;作成ステップ)。
さらに、機能検証記述作成部23は、上記ステップS17において作成した機能検証記述を機能検証記述記憶部30に保存させるとともに(ステップS18)、機能検証記述を作成した遷移条件についての作成フラグをオンにして(ステップS19)、上記ステップS13の処理に戻る。
そして、上記ステップS11〜S19の処理を繰り返し実行することによって、機能検証記述生成部20は、FSM仕様記憶部102に保持された仕様情報におけるすべての遷移経路(つまり、図2,図3における遷移経路a〜k,x〜z)についての機能検証記述を生成する。
次に、第2記述テンプレート12もしくは第3記述テンプレート13に基づいて機能検証記述を作成する場合について、図7に示すフローチャート(ステップS20〜S26)を参照しながら説明する。
まず、機能検証記述生成部20のFSM仕様情報抽出部21が、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報(上記図4参照)から、遷移タイミング(所定の遷移サイクル及び指定情報)をすべて抽出する(ステップS20;抽出ステップ)。ここでは、上記図4に示す所定の遷移サイクルとしての“16サイクル以内”及び指定情報としての“いつか必ず”を抽出する。
次いで、機能検証記述作成部23が、未処理の遷移タイミングがあるか否かを判断する(ステップS21)。つまり、機能検証記述作成部23が、上記ステップS20において抽出されたすべての遷移タイミングについての機能検証記述の作成フラグに基づいて、未処理の遷移タイミングがあるか否かを判断する。
ここで、機能検証記述作成部23が、未処理の遷移タイミングがない(つまり、作成フラグがオフになっている遷移タイミングがない)と判断した場合(ステップS21のNoルート)、処理を終了する。
一方、機能検証記述作成部23が、未処理の遷移タイミングがある(つまり、作成フラグがオフになっている遷移タイミングがある)と判断した場合(ステップS21のYesルート)、FSM仕様情報抽出部21が、未処理の遷移タイミングに関する情報(ここでは、遷移元ステート,遷移先ステート,クロック信号名,及びリセット信号名)を、FSM使用記憶部102に保持された仕様情報から抽出する(ステップS22;抽出ステップ)。
そして、テンプレート選択部22がテンプレート保持部10から第2記述テンプレート12もしくは第3記述テンプレート13を選択する(ステップS23;選択ステップ)。
なお、テンプレート選択部22は、かかる未処理の遷移タイミングが所定の遷移サイクルである場合には第2記述テンプレート12を選択する一方、かかる未処理の遷移タイミングが指定情報である場合には第3記述テンプレート13を選択する。
次いで、機能検証記述作成部23が、上記ステップS22においてFSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、上記ステップS23においてテンプレート選択部22によって選択された記述テンプレートに当てはめて機能検証記述を作成する(ステップS24;作成ステップ)。
そして、機能検証記述作成部23は、上記ステップS24において作成した機能検証記述を機能検証記述記憶部30に保存させるとともに(ステップS25)、機能検証記述を作成した遷移タイミングについての作成フラグをオンにして(ステップS26)、上記ステップS21の処理に戻る。
そして、上記ステップS21〜S26の処理を繰り返し実行することにより、機能検証記述生成部20は、FSM仕様記憶部102に保持された仕様情報におけるすべての遷移タイミング(上記図4参照)についての機能検証記述を生成する。
次に、第4記述テンプレート14に基づいて機能検証記述を作成する場合について、図8に示すフローチャート(ステップS40〜S46)を参照しながら説明する。
まず、機能検証記述生成部20のFSM仕様情報抽出部21が、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報から、FSMが取りうるすべてのステートを抽出する(ステップS40;抽出ステップ)。ここでは、上記図2,図3に示す“IDLE”,“DT_RCV”,“SEND_ACK”,“SEND_DT”,及び“ACK_RCV”を抽出する。
次いで、機能検証記述作成部23が、未処理のステートがあるか否かを判断する(ステップS41)。つまり、ここでは、機能検証記述作成部23が、上記ステップS40において抽出されたすべてのステートのそれぞれについて、当該ステートを遷移元とする機能検証記述の作成フラグをそなえており、この作成フラグがオフになっているステートがあるか否かを判断する。
ここで、機能検証記述作成部23が、未処理のステートがない(つまり、作成フラグがオフになっているステートがない)と判断した場合(ステップS41のNoルート)、処理を終了する。
一方、機能検証記述作成部23が、未処理のステートがある(つまり、作成フラグがオフになっているステートがある)と判断した場合(ステップS41のYesルート)、FSM仕様情報抽出部21が、未処理のステートについて、当該ステートが遷移元となる遷移経路についての情報(ここでは、遷移元ステート,当該遷移元ステートの取りうる遷移先ステートのリスト,クロック信号名,及びリセット信号名)をFSM使用記憶部102に保持された仕様情報から抽出する(ステップS42;抽出ステップ)。
次いで、テンプレート選択部22がテンプレート保持部10から第4記述テンプレート14を選択する(ステップS43;選択ステップ)。
そして、機能検証記述作成部23が、上記ステップS42においてFSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、上記ステップS43においてテンプレート選択部22によって選択された第4記述テンプレート14に当てはめて機能検証記述を作成する(ステップS44;作成ステップ)。
さらに、機能検証記述作成部23は、上記ステップS44において作成した機能検証記述を機能検証記述記憶部30に保存させるとともに(ステップS45)、機能検証記述を作成したステートについての作成フラグをオンにして(ステップS46)、上記ステップS41の処理に戻る。
そして、上記ステップS41〜S46の処理を繰り返し実行することにより、機能検証記述生成20は、FSM仕様記憶部102に保持された仕様情報におけるすべてのステートについて、機能検証記述を生成する。
次に、第5記述テンプレート15に基づいて機能検証記述を作成する場合について、図9に示すフローチャート(ステップS50〜S56)を参照しながら説明する。
まず、機能検証記述生成部20のFSM仕様情報抽出部21が、FSM仕様記憶部102に保持されたFSMの仕様情報から、設計者がチェックすべく入力された所定の遷移シナリオをすべて抽出する(ステップS50;抽出ステップ)。ここでは、上記図6に示す所定の遷移シナリオをすべて抽出する。
次いで、機能検証記述作成部23が、未処理の所定の遷移シナリオがあるか否かを判断する(ステップS51)。つまり、ここでは、機能検証記述作成部23が、上記ステップS50において抽出されたすべての遷移シナリオのそれぞれについて、当該遷移シナリオの機能検証記述の作成フラグをそなえており、この作成フラグがオフになっている遷移シナリオがあるか否かを判断する。
ここで、機能検証記述作成部23が、未処理の遷移シナリオがない(つまり、作成フラグがオフになっている遷移シナリオがない)と判断した場合(ステップS51のNoルート)、処理を終了する。
一方、機能検証記述作成部23が、未処理の遷移シナリオがある(つまり、作成フラグがオフになっている遷移シナリオがある)と判断した場合(ステップS51のYesルート)、FSM仕様情報抽出部21が、未処理の遷移シナリオについて、当該遷移シナリオに関する情報(ここでは、シナリオが含むステートのリスト(遷移順にソートしたリスト),クロック信号名,及びリセット信号名)をFSM使用記憶部102に保持された仕様情報(図6参照)から抽出する(ステップS52;抽出ステップ)。
次いで、テンプレート選択部22がテンプレート保持部10から第5記述テンプレート15を選択する(ステップS53;選択ステップ)。
そして、機能検証記述作成部23が、上記ステップS52においてFSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、上記ステップS53においてテンプレート選択部22によって選択された第5記述テンプレート15に当てはめて機能検証記述を作成する(ステップS54;作成ステップ)。
さらに、機能検証記述作成部23は、上記ステップS54において作成した機能検証記述を機能検証記述記憶部30に保存させるとともに(ステップS55)、機能検証記述を作成した所定の遷移シナリオについての作成フラグをオンにして(ステップS56)、上記ステップS51の処理に戻る。
そして、上記ステップS51〜S56の処理を繰り返し実行することにより、機能検証記述生成部20は、FSM仕様記憶部102に保持された仕様情報におけるすべての所定の遷移シナリオについて機能検証記述を生成する。
このように、本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置1及び機能検証記述生成方法によれば、FSM仕様情報抽出部21がシミュレーションの動作に対する機能検証記述の作成に必要な情報を仕様情報から抽出し(抽出ステップ)、テンプレート選択部22が当該シミュレーションの動作に対する機能検証記述の記述テンプレートを、テンプレート保持部10から選択し(選択ステップ)、機能検証記述作成部23が、FSM仕様情報抽出部21によって抽出された情報を、テンプレート選択部22によって選択された記述テンプレートに代入することによって、当該シミュレーションの動作に対する機能検証記述を作成する(作成ステップ)ので、仕様情報の記述言語(つまり、FSMの設計に用いる記述言語)と、機能検証記述の記述言語とが異なる場合であっても、これらの言語に係わらず、自動的に機能検証記述を作成することができる。また、機能検証記述が記述テンプレートに基づいて自動で作成されるので、機能検証記述に用いる記述言語やその作成方法に関する知識が無い者であっても、機能検証記述を確実に且つ容易に作成することができる。
〔2〕その他
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、FSM設計装置100のFSM仕様記憶部102に記憶されたFSMの仕様情報の記述言語がHDLであり、テンプレート保持部10に保持された第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15(つまり、機能検証記述作成部23によって作成される機能検証記述)の記述言語がPSLである場合を例に挙げて説明したが、本発明においてこれらの記述言語は限定されるものではなく、例えば、SVA(System Verilog Assertion)などであってもよい。
また、上述した実施形態では、機能検証記述記述生成部20のFSM仕様情報抽出部21が情報を抽出する先がFSM設計装置100のFSM仕様記憶部102である場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくともFSM仕様情報抽出部21が、機能検証記述の生成に必要な情報を抽出すべくFSMの仕様情報を保持するデータベースにアクセス可能に構成されていればよい。
さらに、上述した実施形態では、テンプレート保持部10が第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15を保持して構成されている例をあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、テンプレート保持部10は少なくとも一つの記述テンプレートを保持していればよく、さらに、その記述テンプレートは第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15のいずれかである必要はない。
つまり、テンプレート保持部10に保持されるテンプレートは、第1記述テンプレート11〜第5記述テンプレート15に限定されるものではなく、これら以外にも、シミュレーションの対象の動作に基づくものであればよい。
なお、上述したFSM仕様情報抽出部21,テンプレート選択部22,及び機能検証記述作成部23としての機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が所定のアプリケーションプログラム(機能検証記述生成プログラム)を実行することによって実現されてもよい。
そのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RWなど),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD−RW,DVD+R,DVD+RWなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体から機能検証記述生成プログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。また、それらのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
ここで、コンピュータとは、ハードウェアとOS(オペレーティングシステム)とを含む概念であり、OSの制御の下で動作するハードウェアを意味している。また、OSが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえている。
上記機能検証記述生成プログラムとしてのアプリケーションプログラムは、上述のようなコンピュータに、FSM仕様情報抽出部21,テンプレート選択部22,及び機能検証記述作成部23としての機能を実現させるプログラムコードを含んでいる。また、その機能の一部は、アプリケーションプログラムではなくOSによって実現されてもよい。
なお、本実施形態としての記録媒体としては、上述したフレキシブルディスク,CD,DVD,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスクのほか、ICカード,ROMカートリッジ,磁気テープ,パンチカード,コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ),外部記憶装置等や、バーコードなどの符号が印刷された印刷物等の、コンピュータ読取可能な種々の媒体を利用することもできる。
〔3〕付記
(付記1)
有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能検証記述生成装置であって、
前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部と、
前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートを保持する保持部と、
該保持部から前記シミュレーションの対象の動作についての前記記述テンプレートを選択する選択部と、
前記抽出部によって抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択部によって選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成部とをそなえて構成されていることを特徴とする、機能検証記述生成装置。
(付記2)
前記保持部が、遷移元の状態から遷移先の状態へ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述についての第1記述テンプレートを保持し、
前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態,遷移条件,及び遷移先の状態を抽出し、
前記選択部が前記保持部から前記第1記述テンプレートを選択するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態,遷移条件,及び遷移先の状態を、前記選択部によって選択された前記第1記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から遷移先の状態へ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述を作成することを特徴とする、付記1記載の機能検証記述生成装置。
(付記3)
前記抽出部が、前記仕様情報から前記有限状態マシンのすべての状態,すべての遷移経路,及び各遷移経路の遷移条件を抽出するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出されたすべての遷移経路について、前記第1記述テンプレートに基づいて機能検証記述を作成することを特徴とする、付記2記載の機能検証記述生成装置。
(付記4)
前記作成部が、機能検証記述を作成した遷移経路の作成フラグをオンにすることを特徴とする、付記3記載の機能検証記述生成装置。
(付記5)
前記抽出部が、前記有限状態マシンのすべての状態に共通の条件である共通遷移条件及び当該共通遷移条件に基づく遷移経路のそれぞれを、前記すべての遷移経路及び各遷移経路の遷移条件として前記仕様情報から抽出することを特徴とする、付記3または付記4記載の機能検証記述生成装置。
(付記6)
前記保持部が、遷移元の状態から遷移先の状態へ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述についての第2記述テンプレートを保持し、
前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態,遷移先の状態,及び所定の遷移サイクルを抽出し、
前記選択部が前記保持部から前記第2記述テンプレートを選択するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態,遷移先の状態,及び所定の遷移サイクルを、前記選択部によって選択された前記第2記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から遷移先の状態へ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述を作成することを特徴とする、付記1〜付記5のいずれか1項に記載の機能検証記述生成装置。
(付記7)
前記抽出部が、前記仕様情報からすべての所定の遷移サイクルと、当該所定の遷移サイクルにかかる遷移元の状態及び遷移先の状態を抽出するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出されたすべての所定の遷移サイクルについて、前記第2記述テンプレートに基づいて機能検証記述を作成することを特徴とする、付記6記載の機能検証記述生成装置。
(付記8)
前記作成部が、機能検証記述を作成した前記所定の遷移サイクルの作成フラグをオンにすることを特徴とする、付記7記載の機能検証記述生成装置。
(付記9)
前記保持部が、遷移元の状態から他の状態を経由したとしても所定の遷移先の状態へ遷移することを検証するための機能検証記述についての第3記述テンプレートを保持し、
前記抽出部が、前記仕様情報から前記遷移元の状態と前記所定の遷移先の状態とを指定するための指定情報,当該遷移元の状態,及び当該遷移先の状態を抽出し、
前記選択部が、前記保持部から前記第3記述テンプレートを選択するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出された前記遷移元の状態及び前記所定の遷移先の状態を、前記選択部によって選択された前記第3記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から他の状態を経由したとしても所定の遷移先の状態へ遷移することを検証するための機能検証記述を作成することを特徴とする、付記1〜付記8のいずれか1項に記載の機能検証記述生成装置。
(付記10)
前記抽出部が、前記仕様情報からすべての指定情報と、当該指定情報にかかる遷移元の状態及び所定の遷移先の状態を抽出するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出されたすべての指定情報について、前記第3記述テンプレートに基づいて機能検証記述を作成することを特徴とする、付記9記載の機能検証記述生成装置。
(付記11)
前記作成部が、機能検証記述を作成した前記指定情報の作成フラグをオンにすることを特徴とする、付記10記載の機能検証記述生成装置。
(付記12)
前記保持部が、遷移元の状態から所定の遷移先の状態へ遷移することを検証するための機能検証記述についての第4記述テンプレートを保持し、
前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態及び当該遷移元の状態に対する所定の遷移先の状態を抽出し、
前記選択部が、前記保持部から前記第4記述テンプレートを選択するとともに、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態及び当該遷移元の状態に対する所定の遷移先の状態を、前記選択部によって選択された前記第4記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から所定の遷移先の状態にだけ遷移することを検証するための機能検証記述を作成することを特徴とする、付記1〜付記11のいずれか1項に記載の機能検証記述生成装置。
(付記13)
前記抽出部が、前記仕様情報から前記有限状態マシンのすべての状態と、当該状態にかかる所定の遷移先の状態とを抽出するように構成され、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出されたすべての状態について、前記第4記述テンプレートに基づいて機能検証記述を作成することを特徴とする、付記12記載の機能検証記述生成装置。
(付記14)
前記作成部が、機能検証記述を作成した前記状態の作成フラグをオンにすることを特徴とする、付記13記載の機能検証記述生成装置。
(付記15)
前記保持部が、前記シミュレーションを実行する所定の遷移シナリオによるカバレッジを測定するための機能検証記述についての第5記述テンプレートを保持し、
前記選択部が、前記保持部から前記第5テンプレートを選択するとともに、
前記作成部が、前記選択部によって選択された前記第5記述テンプレートに基づいて、前記所定の遷移シナリオについての機能検証記述を作成することを特徴とする、付記1〜付記14のいずれか1項に記載の機能検証記述生成装置。
(付記16)
前記抽出部が、前記所定の遷移シナリオから遷移状態のリストを抽出し、
前記作成部が、前記抽出部によって抽出された前記遷移状態のリストを、前記第5記述テンプレートに代入することによって、前記カバレッジを測定するための機能検証記述を作成することを特徴とする、付記15記載の機能検証記述生成装置。
(付記17)
前記有限状態マシンの前記仕様情報の言語と、前記記述テンプレートの言語とが異なっていることを特徴とする、付記1〜付記16のいずれか1項に記載の機能検証記述生成装置。
(付記18)
前記仕様情報がハードウェア記述言語からなり、前記作成部によって作成される前記機能検証記述がPSL(Property Specification Language)からなることを特徴とする、付記17記載の機能検証記述生成装置。
(付記19)
有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能検証記述生成方法であって、
前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出ステップと、
記憶部に保持された、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートの中から、前記シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択する選択ステップと、
前記抽出ステップにおいて抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択ステップにおいて選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成ステップとを含んでいることを特徴とする、機能検証記述生成方法。
(付記20)
有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能をコンピュータに実現させるための機能検証記述生成プログラムであって、
前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部、
記憶部に保持された、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートの中から、前記シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択する選択部、及び、
前記抽出部によって抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択部によって選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成部として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする、機能検証記述生成プログラム。
本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置の対象FSM(Finite State Machine)の状態遷移図である。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置の対象FSMの仕様情報を示す図である。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置の対象FSMの仕様情報としての遷移タイミングを示す図である。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成装置の対象FSMの仕様情報としての所定の遷移シナリオを示す図である。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態としての機能検証記述生成方法の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 機能検証記述生成装置
10 テンプレート保持部(保持部)
11 第1記述テンプレート
12 第2記述テンプレート
13 第3記述テンプレート
14 第4記述テンプレート
15 第5記述テンプレート
20 機能検証記述生成部
21 FSM仕様情報抽出部(抽出部)
22 テンプレート選択部(選択部)
23 機能検証記述作成部(作成部)
30 機能検証記述記憶部
100 FSM設計部
101 FSM仕様入力部
102 FSM仕様記憶部

Claims (5)

  1. 有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能検証記述生成装置であって、
    前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部と、
    前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートを保持する保持部と、
    該保持部から前記シミュレーションの対象の動作についての前記記述テンプレートを選択する選択部と、
    前記抽出部によって抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択部によって選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成部とをそなえて構成されていることを特徴とする、機能検証記述生成装置。
  2. 前記保持部が、遷移元の状態から遷移先の状態へ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述についての第1記述テンプレートを保持し、
    前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態,遷移条件,及び遷移先の状態を抽出し、
    前記選択部が前記保持部から前記第1記述テンプレートを選択するとともに、
    前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態,遷移条件,及び遷移先の状態を、前記選択部によって選択された前記第1記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から遷移先の状態へ正しい条件で遷移することを検証するための機能検証記述を作成することを特徴とする、請求項1記載の機能検証記述生成装置。
  3. 前記保持部が、遷移元の状態から遷移先の状態へ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述についての第2記述テンプレートを保持し、
    前記抽出部が、前記仕様情報から遷移元の状態,遷移先の状態,及び所定の遷移サイクルを抽出し、
    前記選択部が前記保持部から前記第2記述テンプレートを選択するとともに、
    前記作成部が、前記抽出部によって抽出された遷移元の状態,遷移先の状態,及び所定の遷移サイクルを、前記選択部によって選択された前記第2記述テンプレートに代入することによって、遷移元の状態から遷移先の状態へ所定サイクル内に遷移することを検証するための機能検証記述を作成することを特徴とする、請求項1または請求項2記載の機能検証記述生成装置。
  4. 有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能検証記述生成方法であって、
    前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出ステップと、
    記憶部に保持された、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートの中から、前記シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択する選択ステップと、
    前記抽出ステップにおいて抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択ステップにおいて選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成ステップとを含んでいることを特徴とする、機能検証記述生成方法。
  5. 有限状態マシンについてのシミュレーションの結果を検証するための機能検証記述を生成する機能をコンピュータに実現させるための機能検証記述生成プログラムであって、
    前記有限状態マシンの仕様情報から前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を抽出する抽出部、
    記憶部に保持された、前記シミュレーションの動作についての機能検証記述の記述テンプレートの中から、前記シミュレーションの対象の動作についての記述テンプレートを選択する選択部、及び、
    前記抽出部によって抽出された前記シミュレーションの対象の動作にかかる情報を、前記選択部によって選択された前記記述テンプレートに代入して機能検証記述を作成する作成部として、前記コンピュータを機能させることを特徴とする、機能検証記述生成プログラム。
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