JP2007031740A - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期的な熱ストレスによる半田と半田接続用部材との接合部の強度低下を防ぐことができるNi/Pd/Auめっき構造の半田接続用部材を備えた電子部品と、その製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の電子部品は、銅又はその合金の配線4、4’と、当該配線と他の部品14とを半田16で接続するため当該配線上に順次形成された、Ni又はその合金の層10、10’、Pd又はその合金の層12、12’、及びAu又はその合金の層14、14’からなる半田接続用部材8a、8a’とを含む電子部品1であって、半田接続用部材8a、8a’、8bのうちの少なくとも一部においてPd又はその合金層12、12’の厚さが0.0005μm以上0.005μm未満であることを特徴とする。Pd又はその合金層12、12’は、置換型の無電解めっき法により形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半田材料を用いて他の部品との接続を行う電子部品に関する。より詳しくいえば、本発明は、置換型の無電解めっきにより形成した薄いPd皮膜を用いたNi/Pd/Auめっき構造の半田接続用部材を設けた電子部品と、その製造方法に関する。ここでは、半田接続用部材の各層の材料を、多くの場合単純にNi、Pd、Auと表記してはいるが、それらはそれぞれNi、Pd、Au以外にその他の元素を含む合金であってもよい。
電子部品、例えば半導体チップあるいはパッケージ等を、他の部品と接続するために半田を用いる場合には、電子部品のCu配線から半田材料へのCu拡散を防止するためのバリア層としてNi層を設けた、NiとAuの二層構造の接合部材を用いるのが一般的である。この部材のバリア層のNiとその上のAuは、通常めっきで形成される。例えば、特許文献1には、バリア金属層としてNi−B系無電解Niめっき層あるいは白金族系無電解めっき層を用い、その上にAu層を形成した二層構造の半田接続用部材が記載されている。
半田接合の信頼性確保のために、バリア層のNiの拡散を防ぐPd皮膜をNi層とAu層の間に挟むNi/Pd/Auの三層構造の半田接続用部材を用いることも知られている。Ni、Pd、Auの各層は、通常やはりめっきで形成される。例えば、特許文献2には、Ni等の1次めっき層、Pd又はその合金の2次めっき層、及びAu又はその合金の3次めっき層から形成される半田接続用の部材が開示されている。2次めっき層のPd又はその合金層は、還元型無電解めっきで形成される。この特許文献の要約には、Pd又はその合金からなる置換型の2次めっき層を被着すると記載されているが、発明の詳細な説明は一貫して還元型無電解めっきによるPdの2次めっき層の形成を記載している。要約における「置換型」との記載は、従来の電子部品の実装に用いられていたNi等の下地めっき層とその上の金めっき層で構成された半田接続用部材の金めっき層を形成する際に下地めっき層に「置換型」無電解金めっきを施し、次いで還元型無電解金めっきを行っていたのを改良したのが特許文献2の発明であるとの説明から見て、従来技術における「置換型」無電解金めっきと混同したことによる誤記と考えられる。
特許文献3には、配線層上に順次形成した、Ni−Bめっき層、Niめっき層、Pd又はPd合金めっき層、及びAuめっき層の構造の半田接続用部材が記載されている。この部材の各層は、還元型の無電解めっきで形成されている。
特開2004−300570号公報 特開2001−102733号公報 特開2002−57444号公報
電子部品のNi/Pd/Au三層構造の半田接続用部材に半田を使って他の部品(例えば半導体チップ)を接続すると、中間のPd層の膜厚が厚い場合に、全ての半田材料について、半田と半田接続用部材との接合部の強度が低下する。Sn−Ag半田等の比較的高融点の半田の場合、接合部の強度低下は、Pd層が厚くならないようにすることで回避できる。一方、例えばSn−Pb系半田のように、融点が比較的低い半田材料の場合、Pd層の一般的な膜厚である0.04μm程度でも、接合のための半田リフロー回数が増加したときなどの長期的な熱ストレスにより、半田と半田接続用部材との接合部の強度低下が認められる。
本発明は、長期的な熱ストレスによる半田と半田接続用部材との接合部の強度低下を防ぐことができるNi/Pd/Auめっき構造の半田接続用部材を備えた電子部品と、その製造方法の提供を目的とする。
発明者らは、半田とNi/Pd/Auめっき構造の半田接続用部材との接合部の長期的熱ストレスによる強度低下の原因は、半田中に偏析するPdにあることを突き止めた。このPdの偏析を防ぐのには、Pd層を薄く形成することが考えられる。ところが、従来の還元型無電解めっきで均一なPdめっき層を形成可能な一番薄い膜厚の0.03μm程度でも、特に半田材料がSn−Pb半田に代表される低融点の半田の場合には、Pdの偏析による接合部の強度低下を十分免れることはできないことも見いだした。その一方、これまで皮膜の形成に用いられることのなかった置換型の無電解めっきによりPd層の形成を試みたところ、0.005μmに満たない非常に薄いPd皮膜であっても、接続用部材のバリア層のNi材料の半田中への拡散を十分防ぎつつ、且つPdの偏析を抑制して、長時間の熱ストレス後においても半田と半田接続用部材との強固な接合が可能であることを見いだし、本願発明を完成するに至った。
本発明の電子部品は、銅又はその合金の配線と、当該配線と他の部品とを半田で接続するため当該配線上に順次形成された、Ni又はその合金の層、Pd又はその合金の層、及びAu又はその合金の層からなる半田接続用部材とを含む電子部品であって、半田接続用部材のうちの少なくとも一部においてPd又はその合金層の厚さが0.0005μm以上0.005μm未満であることを特徴とする。
本発明の電子部品は、電子部品の銅又はその合金の配線上にNi又はその合金層、Pd又はその合金層、及びAu又はその合金層を積層して半田接続用部材を形成することを含み、Pd又はその合金層を置換型の無電解めっき法により形成することを特徴とする本発明の電子部品製造方法により得ることができる。
本発明によれば、使用する半田材料の種類を問わず、強度が向上して信頼性の高い半田接合部の形成を可能にし、それにより長期にわたり安定した性能の維持を可能にする電子部品を提供することができる。本発明により三層構造半田接続用部材の中間Pd層を形成するのに利用する置換型めっきプロセスは、従来の還元型めっきプロセスと比較してコストが安価であるという副次的効果も同時に得られる。
以下の説明においては、半田接続用部材の各層の材料を、多くの場合単にNi、Pd、Auと表記するが、それらはそれぞれNi、Pd、Au以外にその他の元素を含む合金であってもよい。
本発明の電子部品を図1の模式図に示す。この図の電子部品1は、下地基材2の上に銅配線層4を有し、この配線層4の上にその表面の一部に達する開口6aを有する絶縁層6が位置している。開口6a内には、他の部品に半田で接続するための半田接続用部材8a、8bが存在している。半田接続用部材8aは、Ni層10、Pd層12、及びAu層14の三層構造の部材であり、後にはんだにより他の部品(図示せず)に接続するのに使用することができる。半田接続用部材8bは、半田材料16により更に別の部品18(例えば半導体チップ)に既に接続しており、接続のための半田リフローの前に三層構造等の多層構造であったとしても、リフロー時の加熱によりその多層構造を喪失している。本発明の電子部品1は、半田接続用部材8bを使ってこのような別の部品14を既に組み込んでいてもよく、それを組み込んでいなくてもよい。後者の場合、本発明の電子部品1における半田接続用部材は全てがNi層10、Pd層12、及びAu層14の三層構造であるのが好ましい。配線層4が位置する基材2の表面は、絶縁材料の表面である。基材2には、配線層2の下方に、絶縁層を介して別の1以上の配線層(図示せず)が存在してもよい。また、三層構造の半田接続用部材8aの位置するのと反対の面に、銅配線4’上に順次形成したNi層10’、Pd層12’、及びAu層14’の同様の三層構造の半田接続用部材8a’があってもよい。配線層4’は、半田接続用部材8a’の箇所を除き、やはり絶縁層4’で覆われている。このような本発明の電子部品の具体例としては、半導体チップ、チップを搭載したパッケージ等を挙げることができる。
本発明においては、三層構造の半田接続用部材の中間Pd層12は0.0005μm以上0.005μm未満の厚さを有する。これまでの中間Pd層は還元型無電解めっき法で形成されており、還元型無電解めっきでは電解液中のPd化合物から還元された金属Pdを下層のNi層10の上に析出させる。そのため、均一な皮膜を得るためには比較的厚く析出させることが必要であった。還元型無電解めっきで均一なPd層を形成するためには、少なくとも0.03μmの厚みが必要であると言われている。
このように、本発明のPd層の0.0005μm以上0.005μm未満という厚みは、従来技術の還元型無電解めっきではとても考えられないほど薄く、置換型の無電解めっきを利用して初めて手に入れることができるものである。置換型無電解めっきでは、めっき液に浸漬した基材表面の材料をPdで置換して皮膜を形成するため、極めて薄い膜を均一に作ることができる。基材表面をPd材料が均一に覆うと、下地の基材材料との置換反応を継続できなくなるため、皮膜がそれ以上に厚くなることはない。
先に触れたように、特許文献2には、Ni等の1次めっき層、Pd又はその合金の2次めっき層、及びAu又はその合金の3次めっき層から形成される半田接続用の部材が開示されている。その要約には、Pd又はその合金からなる置換型の2次めっき層を被着すると記載されているが、発明の詳細な説明は一貫して還元型無電解めっきによるPdの2次めっき層の形成を記載している。特許文献2の要約における「置換型」との記載は、従来の電子部品の実装に用いられていたNi等の下地めっき層とその上の金めっき層で構成された半田接続用部材の金めっき層を形成する際に下地めっき層に「置換型」無電解金めっきを施し、次いで還元型無電解金めっきを行っていたのを改良したのが特許文献2の発明であるとの説明から見て、従来技術における「置換型」無電解金めっきと混同したことによる誤記と考えられる。
また、Pdの置換型無電解めっき自体は知られている技術ではあるが、これまで置換型Pd電解めっき浴は、実際のところはNi又はCuめっきのための触媒を供給するために使用されるに過ぎなかった。言い換えるならば、置換型Pd電解めっき浴では、原理的に極めて薄い皮膜しか形成できないため、所定の機能を果たすべき皮膜を置換型Pd電解めっき浴で形成することは、これまで全く考えられてはいなかった。それに反して、発明者らは、極めて薄い膜しか形成できない置換型無電解めっきでPd層を形成すると、長期的な熱ストレスで接合部の強度の低下しやすい低融点の半田材料(例えばSn−Pb系半田)を使用する場合にあっても、Pdの偏析を抑制して接合強度の低下を防ぐだけでなく、バリア層のNi材料の半田中への拡散を防ぐのにも十分であることを、全く思いも寄らぬことに見いだした。
本発明における半田接続用部材のNi層及びAu層の厚さは、通常採用されている厚さでよい。例えば、Ni層の厚さは1〜10μm、好ましくは5〜9μm程度、Au層の厚さは0.01〜0.2μm、好ましくは0.02〜0.06μm程度でよい。
一例として、Ni/Pd/Au構造の半田接続用部材を備えた本発明の電子部品は、次のようにして製造することができる。図2(a)に示したように、基材22の上に銅配線24、銅配線24を覆う絶縁層26(例えば、ソルダレジストで形成される)を形成する。絶縁層26には、銅配線24の一部を露出する開口26aを形成する。開口26a内の露出した銅配線24の上に、図2(b)に示したように、まずNi層28を5〜8μm、例えば6μmの厚さで形成する。Ni層28は、通常のように還元型の無電解めっきで形成することができる。続いて、Ni層28の上に、置換型無電解めっきにより厚さ0.002μmのPd層30を形成する。めっき浴には、Pd塩(例えば、テトラアンミンパラジウム(II)塩化物)にアミン及びカルボン酸を加えためっき液などを使用することができる。Pd層30の上に、置換型の無電解めっきでAu層32を0.04μmの厚さで形成する。こうして、Ni層28、Pd層30、Au層32の三層構造の半田接続用部材34を備えた電子部品が製作される。
(例1)
3種類の半田接続用部材について、半田材料との接合部の強度を評価した。いずれのサンプルでも、半田接続用部材は、底部に銅配線を露出するようソルダレジスト層に形成した直径560μmの開口内に形成した。3種類の部材で使用した1層目は全て、還元型無電解めっきで形成した厚さ6〜8μmのNi層であり、6〜8wt%のリン(P)を含有していた。第1の半田接続用部材では、Ni層の上に還元型めっきでPd層(1〜3wt%のPを含有、膜厚0.07μm)を形成し、次いでPd層の上にシアン系置換型めっき浴でAuめっき層(膜厚0.03〜0.07μm)を形成した。第2の半田接続用部材では、Ni層の上に純Pdの置換型めっき層(膜厚0.0015μm)を形成し、続いて亜硫酸系置換型めっき浴でAu層(膜厚0.03〜0.05μm)を形成した。第3の半田接続用部材では、Ni層の上に直接Au層を、シアン系置換型めっき浴により膜厚0.03〜0.07μmで形成した。
各サンプルの半田接続用部材の上に、Kester社のTSF6502フラックスを塗布し、次いで直径30ミル(762μm)の半田ボール(95.5%Sn−4%Ag−0.5%Cu)を載置した。半田リフローは、最高250℃の温度において1回リフローさせるという条件で行った。リフロー後、コールドボール引張試験により接続用部材と半田との接合部の破壊モードを調べることにより、接合部の強度を調べた。図3に示したように、Ni/Pd/Auの三層構造の中間Pd層を還元型めっきで厚く形成したサンプル1(Pd層膜厚0.07μm)と、中間Pd層を置換型めっきで薄く形成したサンプル2(Pd層膜厚0.0015μm)では、全てがモード1の破壊であった。一方、Pd層なしのNi/Au二層構造のサンプル3では、およそ40%がモード1の破壊であり、残りのおよそ60%はモード4の破壊であった。モード1の破壊では、接合部の強度が高いため、リフローした半田ボールを引っ張ると半田が接合した下層で破壊が起き、下層の一部が半田とともにサンプルから切り離されてくる。モード4の破壊では、接合部の強度が低いため、接合部で破壊が起き、下層の破壊には至らない。
これらの結果は、二層構造のNi層とAu層の間にPd層を挿入すると、接合部の信頼性が向上するという、従来から知られている効果を実証している。一方、従来の還元型無電解めっきPd中間層を、本発明による置換型無電解めっきPd層に替えた場合にも、全く同様の効果の得られることが分かった。
(例2)
Sn−Ag−Cu半田材料をSn−Pb半田に変更して、上記と同じ接合部の強度評価を行った。この場合にも、還元型Pdめっき中間層(0.07μm)のサンプルAと、置換型Pdめっき中間層(0.0015μm)のサンプルBの両方ではモード1の破壊のみが観測された。Pd層なしのNi/Au二層構造のサンプルCでは、およそ95%がモード1の破壊であり、残りのおよそ5%はモード4の破壊であった。
(例3)
還元型及び置換型のそれぞれのPd中間層を含むサンプルに対し、Sn−Pbはんだを載置し、150℃で500時間熱処理を加えたところ、還元型のものについてはモード4の発生率が50%まで増加し、接合強度の劣化がみられたが、置換型のものに変化はみられなかった。
本発明の電子部品を包括的に説明する模式図である。 本発明の電子部品の製造を説明する図である。 3種類の半田接続用部材と半田との接合部の強度評価の結果を示す図である。
符号の説明
1 電子部品
2 下地基材
4 銅配線層
8a、8a’、8b、34 半田接続用部材
10、10’、28 Ni層
12、12’、30 Pd層
14、14’、32 Au層
16 半田材料
18 別の部品

Claims (6)

  1. 銅又はその合金の配線と、当該配線と他の部品とを半田で接続するため当該配線上に順次形成された、Ni又はその合金の層、Pd又はその合金の層、及びAu又はその合金の層からなる半田接続用部材とを含む電子部品であって、半田接続用部材のうちの少なくとも一部においてPd又はその合金層の厚さが0.0005μm以上0.005μm未満であることを特徴とする電子部品。
  2. Ni又はその合金の層の厚さが1〜10μmである、請求項1記載の電子部品。
  3. Au又はその合金層の厚さが0.01〜0.2μmである、請求項1又は2記載の電子部品。
  4. Ni又はその合金層の厚さが5〜9μm、Au又はその合金層の厚さが0.02〜0.06μmである、請求項1から3までのいずれか一つに記載の電子部品。
  5. 前記半田接続用部材の一部を用いて半田接続した他の部品を含む、請求項1から4までのいずれか一つに記載の電子部品。
  6. 銅又はその合金の配線と、当該配線と他の部品とを半田で接続するため当該配線上に順次形成された、Ni又はその合金の層、Pd又はその合金の層、及びAu又はその合金の層からなる半田接続用部材とを含み、半田接続用部材のうちの少なくとも一部においてPd又はその合金層の厚さが0.0005μm以上0.005μm未満である電子部品の製造方法であり、電子部品の銅又はその合金の配線上にNi又はその合金層、Pd又はその合金層、及びAu又はその合金層を積層して半田接続用部材を形成することを含む電子部品の製造方法であって、Pd又はその合金層を置換型の無電解めっき法により形成することを特徴とする電子部品製造方法。
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