JP2007031235A - 単結晶製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】結晶軸方向温度勾配の半径方向の均一を図るために輻射シールドと融液間の間隔を広げても、融液表面から蒸発するSiOを円滑に排出し、輻射シールド外側へのSiOの付着を防止して、単結晶化率を向上させることができる単結晶製造装置を提供する。
【解決手段】本単結晶製造装置は、チョクラルスキー法を用いた単結晶製造装置において、炉内に流すガスの整流および結晶の温度勾配を制御するために、融液直上に輻射シールドを設け、この輻射シールドと融液表面間に形成される空間の最小面積Aと、輻射シールドと石英ルツボ内表面間に形成される空間の最小面積Bとの比B/Aを1.4以上にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は単結晶製造装置に係り、特に炉内に流すガスが流れるガス流路系を改良した単結晶製造装置に関する。
チョクラルスキー法によりシリコン単結晶を引上げる際、シリコン融液からSiOが蒸発し、このSiOが温度の低い部分、例えば図6に示すような石英ルツボ上部や輻射シールド外表面に付着し、その後、SiOとなって融液表面に落下し、結晶育成面に到達することで単結晶が有転位化する。これを防ぐためアルゴンガスなどのガス流量を増やしたり、ガス流路系の一部を形成する輻射シールドと結晶、融液、石英ルツボ内表面との空間の間隔をそれぞれ所定値に設定し引上げを行う。それぞれの間隔は輻射シールド形状、結晶径および石英ルツボ位置の制御により所定値に維持することができる。
上記輻射シールドの役割は、融液表面の結晶が成長している部分から外周方向へ流れるガスの方向を一方向へ制御するだけでなく、結晶内の温度勾配を所定値に制御する働きを兼ねている。
一方、シリコン単結晶の欠陥領域は、この結晶軸方向温度勾配Gと引上速度vとの比v/Gで定まることが知られている。
この比v/Gを制御して、高品質な結晶を歩留良く製造する技術が多数開示されている(例えば特許文献1)。この特許文献1には輻射シールドと結晶、融液との間隔が温度勾配に影響することが示されている。しかし、この開示の技術では、輻射シールドと結晶、あるいは輻射シールドと融液の作る間隔が結晶の温度勾配制御に重要であり、この割合を制御することが開示されているが、SiO排出のためのガス流れに関する影響に関しては考慮されていない。
ガス流れは融液表面で発生したSiOを外周部へ排除する働きが必要なため、融液表面の流速は速いのが望ましいが、上記温度勾配制御のために間隔を広げた場合流速が遅くなってしまう。また輻射シールドと融液の作る間隔で形成される断面積に対する、輻射シールドと石英ルツボ内表面の間隔で形成される断面積の割合が小さいと、ガス流れに対する抵抗が大きくなり、融液表面のSiOを排除する効果が弱くなる。
例えば、融液と輻射シールドの間隔を広げることにより、結晶外周の温度勾配G値は小さくなり、結晶半径方向で比v/G値を均一に取りやすくなるが、ガス流速は遅くなり、さらに上記断面積の割合が小さくなると、SiOの排除効果は小さくなり単結晶化率が低下する。またガス流量や炉内圧を操作すると結晶の〔Oi〕濃度が変化し、所定の規格に入る結晶が得られない。
また、この開示の技術では構造上ガス流れと温度勾配を独立して制御することは難しく、温度勾配を制御する条件では単結晶が得られない場合がある。
特開2004−345931号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、結晶軸方向温度勾配の半径方向の均一を図るために輻射シールドと融液間の間隔を広げても、融液表面から蒸発するSiOを円滑に排出し、輻射シールド外側へのSiOの付着を防止して、単結晶化率を向上させることができる単結晶製造装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的実現のために、鋭意研究した結果、輻射シールドと融液表面間に形成される空間の結晶軸から等距離にある断面積の最小値Aと輻射シールド外表面と石英ルツボ内表面間に形成される空間の融液表面から等距離にある断面積の最小値Bとを比較し、この比B/Aが1.4未満の場合、ガス流れが滞り、SiOの滞留による単結晶化率の低下が起こることを見出した。
さらに、要求される結晶特性によっては、結晶の温度勾配を制御するために、輻射シールドの位置を比B/Aを1.4未満に設定する必要があり、結晶の温度勾配制御に影響させることなくガス流れを改善し、同時に輻射シールド外表面に付着し、融液表面に落下して結晶の有転位化を招くSiOの付着を防止するため、輻射シールド外表面の加熱を行うよう輻射シールド内に加熱手段を設置することが有効であることを見出し、上記問題を解決するに至った。
すなわち、上述した目的を達成するため、本発明に係る単結晶製造装置は、チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置において、炉内に流すガスの整流および結晶の温度勾配を制御するために、融液直上に輻射シールドを設け、この輻射シールドと前記融液表面間に形成される空間の最小面積Aと、前記輻射シールドと石英ルツボ内表面間に形成される空間の最小面積Bとの比B/Aを1.4以上にしたことを特徴とする。
また、本発明に係る単結晶製造装置は、チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置において、炉内に流すガスの整流および結晶の温度勾配を制御するために、融液直上に輻射シールドを設け、この輻射シールドと融液表面間に形成される空間の最小面積Aと、輻射シールドと石英ルツボ内表面間に形成される空間の最小面積Bとの比B/Aを1.0以上にしかつ、前記輻射シールドの前記石英ルツボに近い外表面に加熱手段を設け、この加熱手段により前記輻射シールド外表面の温度を1200℃以上、1500℃以下に加熱することを特徴とする。
好適には、前記最小面積Aが、前記輻射シールドと前記融液表面間に形成され、結晶軸から等距離にある中空円筒状の円周面の面積であり、前記最小面積Bが、前記輻射シールドと前記石英ルツボ内表面間に形成される、平面リング形状面の面積Bである。
本発明に係る単結晶製造装置によれば、結晶軸方向温度勾配の半径方向の均一を図るために輻射シールドと融液間の間隔を広げても、融液表面から蒸発するSiOを円滑に排出し、輻射シールド外側へのSiOの付着を防止して、単結晶化率を向上させることができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置の概念図、図2は本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置に用いられる輻射シールドの働きを示す概念図である。
本第1実施形態に係る単結晶引上装置1は、気密性を有し不活性ガス、例えばアルゴンガスが供給される炉本体2と、この炉本体2内に設けられ原料シリコンを溶融し、シリコン融液Mからシリコン単結晶インゴットIgを育成するホットゾーン3を有している。
このホットゾーン3は原料シリコンが装填される石英ガラスルツボ4と、この石英ガラスルツボ4を支持しルツボ回転用モータ5により回転されるルツボ回転軸6に取付けられた黒鉛ルツボ7と、この黒鉛ルツボ7と石英ガラスルツボ4を昇降させるルツボ昇降装置8、原料シリコンを加熱する円筒状のヒータ9と、このヒータ9を囲繞する保温体10とで構成されている。
さらに、ホットゾーン3の上方には、輻射シールド11が設けられ、この輻射シールド11の上方には、シリコン単結晶インゴットIgを引上げるためのシードsが取付けられた引上げ用のワイヤ12が設けられており、このワイヤ12は炉本体2外に設けられたワイヤ巻取機構13により昇降自在になっている。また、炉本体2に連通しワイヤ12が収納される上部円筒部14には、ガス供給弁15に連通するアルゴンガスの給気口16が設けられている。ガス供給弁15は制御装置17に電気的に接続されてアルゴンガスの流入量を制御できるようになっている。
図2に示すように、ホットゾーン3の上方に設けられた輻射シールド11は、炉内に流すガスの整流および結晶の温度勾配を制御するためのものであり、融液Mの直上に配設されている。
輻射シールド11は水平リング形状の取付部11aと、この取付部11aから垂下する円筒状の円筒部11bと、この円筒部11bから内側に傾斜する逆円錐台筒状をなしかつ、単結晶貫通開口11c1が設けられたフランジ部11cからなっている。
また、炉本体2内には、その上部から下部に至るガス流路系18が形成されている。このガス流路系18は、給気口16からアルゴンガスGを炉本体2に導入して、単結晶貫通開口11c1を貫通する輻射シールド11とシリコン結晶Ig側面間に形成される中空円筒状の空間S1、輻射シールド9の傾斜するフランジ部11cとシリコン融液M表面間に形成され中空円筒面に形成される空間S2、輻射シールド11の円筒部11bと石英ルツボ4の内表面4a間に形成される中空円筒状の空間S3、黒鉛ルツボ7とヒータ9およびヒータ9と保温体10間に形成される円筒リング形状の排気路を経て、炉本体2の下部に設けられた不活性ガス排出口19からアルゴンガスGを排出するようになっている。
このようなガス流路系18において、空間S2の最小面積Aと、空間S3の最小面積Bとの比B/Aは、1.4以上に設定されている。すなわち、輻射シールド11と融液Mの表面間に間隔gを有して形成される空間S2において結晶軸から等距離にあり、図3に示す中空円筒(略ドーナツ)形状の円周面(間隔g×その円周長さ)の最小面積Aと、輻射シールド11と石英ルツボ4の内表面4aで形成される空間S3において融液から等距離にあり、図4に示す平面リング形状面の最小面積Bとの比B/Aが1.4以上に設定されている。
なお、制御装置17は、いずれも図示しない制御器を介して、ヒータ9への供給電力量、ルツボ回転用モータ5、ルツボ昇降装置8、巻取機構制御器13、ガス供給弁15を各々制御して、引上げ条件を変更して、シリコン単結晶インゴットIgの直径を制御し、ネック部、ヘッド部、直胴部、テール部を形成し、また、引上げられるシリコン単結晶インゴットIgの特性を制御する。単結晶引上げ工程中、制御装置17による上記のような各構成要素の制御は、事前に制御装置17にプログラムされた制御手順に従って行われ、また、必要に応じ制御装置17に設けられた入力手段20からの入力により行われる。
次に本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置を用いたシリコン単結晶インゴットの引上げ方法について説明する。
図1に示すように、原料ポリシリコンを石英ガラスルツボ4に装填する。
しかる後、プログラムに基づく制御装置17の出力により、ヒータ9、ルツボ回転用モータ5、ルツボ昇降装置8、ワイヤ巻取機構13およびガス供給弁15を制御する。これにより、アルゴンGを炉本体2の上方より炉本体2内に流入させ、ヒータ9の付勢により石英ガラスルツボ4を加熱し、ルツボ回転用モータ5の作動により、このルツボ回転用モータ5に結合されたルツボ回転軸6を回転させて石英ガラスルツボ4を回転させる。
一定時間経過後、制御装置17により、ワイヤ巻取機構13を作動させ、ワイヤ12を降下させてシードsの下端部を石英ガラスルツボ4内のシリコン融液Mに浸漬した後、ワイヤ巻取機構13により上昇させ、先ず単結晶の小径部分であるネック部を結晶成長させる。すなわち、制御装置17により、ヒータ9を制御してシリコン融液Mの温度を下げ、シードsの直径よりも小さい径のネック部を形成する。
次いで巻取機構13を制御して引上げ速度を遅くして、シリコン単結晶インゴットIgの直径を増大せしめ、その後製造すべきシリコン単結晶インゴットIgの直径まで急拡径しヘッド部を形成し、その後、シリコン融液Mの温度を上げ、引上げ速度を一定にすることにより、一定直径の単結晶(直胴部)に成長させる。
図1〜図4に示すように、一方、給気口16から導入されたアルゴンガスは、ガス流路系18を通って、炉本体2内で発生したSiOとともに、炉本体2外に排出される。すなわち、給気口16から導入されたアルゴンガスGは、シリコン結晶Ig側面、シリコン融液M表面に沿って流れ、シリコン融液M表面から発生するSiOを捕獲する。このようにしてSiOを含んだアルゴンガスGは、入口をなす開口部12を経て、ガス流路系18を通り、炉本体2の下部に設けられた不活性ガス排出口19から排出される。
このようなアルゴンガスの流れ過程において、輻射シールド11と融液M間の表面間の間隔gに形成される空間S2の最小面積Aと、空間S3の最小面積Bとの比B/Aが、1.4以上、すなわちB>1.4Aに設定されているので、単結晶の温度勾配制御のために間隔gを広げ流速が遅くなることがあっても、アルゴンガスGの流れが円滑になり、融液表面から蒸発するSiOを確実に除去できて、輻射シールド11の外側へのSiOの付着を防止でき、結晶軸方向温度勾配の半径方向均一化を図ることができ、また、輻射シールド11と融液間の間隔gを広げることを可能にすることにより、単結晶化率が向上する。
上記のように本第1実施形態の単結晶製造装置によれば、結晶軸方向温度勾配の半径方向の均一を図るために輻射シールドと融液間の間隔を広げても、融液表面から蒸発するSiOを円滑に排出し、輻射シールド外側へのSiOの付着を防止して、単結晶化率の向上が実現される。
また、本発明の第2実施形態に係る単結晶製造装置について説明する。
第1実施形態が面積比B/A≧1.4であるのに対して、本第2実施形態はB/A≧1.0でかつ輻射シールドの外表面を1200〜1500℃に加熱するものである。
例えば、図5に示すように、第2実施形態の単結晶製造装置21は、面積比B/Aが1.0以上に設定され、さらに、輻射シールド11の石英ルツボ4に近い外表面例えば円筒部11bには、例えばヒータからなり制御装置17により制御される加熱手段22が設けられ、輻射シールド11の外表面の温度は1200〜1500℃に設定される。なお、加熱手段は抵抗加熱、高周波加熱などが適用でき、また断熱材を挿入したり、金属板を設置してヒータからの輻射を利用することにより温度を上げることも可能である。
外表面の温度が1200℃より小さいと、SiOの除去効果の向上は認められない。1500℃を超えると、石英ルツボの変形が大きくなり、引上中に輻射シールドが接触するなどのおれがあり、1500℃を超えなければ、シールド内側に断熱材を配置することで結晶側への温度分布への影響も与えない。
これにより、断面積比B/Aを1.0、すなわちAがよりBに近づくように、間隔gを広げる(断面積Aを大きくする)ことが可能となり、より高単結晶化率で単結晶を製造することができる。
他の構成は図2に示す単結晶製造装置と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
なお本発明では面積比B/Aが所定の範囲であれば、実際の結晶製造環境(炉内構造に影響を受ける)に応じてアルゴンガス流量や炉内圧力、結晶回転やルツボ回転などの引上げパラメーターを適宜選択可能である。ただし、引上げパラメーターを極端に変更した場合、それが原因で単結晶化率が低下することは明らかである。従って、実際にはアルゴンガス流量は50〜300L/min、炉内圧力は30〜200Torrの範囲で選択されることが好ましい。
CZ法により、直径32インチ(800mm)の石英ルツボに原料多結晶シリコンを300kgチャージし、CZ炉上部のガス導入口からアルゴンガスを流しながら、方位<100>、直径310mm、酸素濃度が1.1〜1.3×1018atoms/cm(Old ASTM)となるシリコン単結晶を育成した。輻射シールドの外周を囲む位置にカーボン製ヒータを設置し、加熱できるようにした。出力は10kw一定とした。
表1に示すように、輻射シールドと融液の間隔を変更して比B/Aを変えて引上げを行い、単結晶化率を比較した。また輻射シールド表面の温度を熱電対にて測定した。
結果を表1に示す。
Figure 2007031235
表1からもわかるように、B/Aが1.4でヒータを備えていない実施例1は、単結晶化率が90%と高効率であった。
B/Aが1.0でヒータを備えた実施例2は、単結晶化率が92%とさらに高効率であった。
B/Aが1.4でヒータを備えた実施例3は、単結晶化率が98%と最も高効率であった。
B/Aが0.9でヒータを備えた比較例1は、ヒータ−を備えていても単結晶化率が40%と低効率であった。
B/Aが0.9でヒータを備えていない比較例2は、単結晶化率が0%であった。
B/Aが1.0でヒータを備えていない比較例3は、単結晶化率が60%と低効率であった。
B/Aが1.3でヒータを備えていない比較例4は、単結晶化率が74%と比較的低効率であった。
本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置の概念図。 本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置の輻射シールドの働きを示す概念図。 本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置のガス流路系における空間面積の説明図。 本発明の第1実施形態に係る単結晶製造装置のガス流路系における空間面積の説明図。 本発明の第2実施形態に係る単結晶製造装置のガス流路系における空間面積の説明図。 従来の単結晶製造装置の概念図。
符号の説明
1 単結晶引上装置
2 炉本体
3 ホットゾーン
4 石英ガラスルツボ
5 ルツボ回転用モータ
6 ルツボ回転軸
7 黒鉛ルツボ
8 ルツボ昇降装置
9 ヒータ
10 保温体
11 輻射シールド
11a 取付部
11b 円筒部
11c フランジ部
12 ワイヤ
13 ワイヤ巻取機構
14 円筒部
15 ガス供給弁
16 給気口
17 制御装置
18 ガス流路系
19 不活性ガス排出口
20 入力手段
S1 空間
S2 空間
S3 空間
A 最小面積
B 最小面積
M シリコン融液
Ig シリコン単結晶インゴット
s シード

Claims (3)

  1. チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置において、炉内に流すガスの整流および結晶の温度勾配を制御するために、融液直上に輻射シールドを設け、この輻射シールドと前記融液表面間に形成される空間の最小面積Aと、前記輻射シールドと石英ルツボ内表面間に形成される空間の最小面積Bとの比B/Aを1.4以上にしたことを特徴とする単結晶製造装置。
  2. チョクラルスキー法により単結晶を引上げる単結晶製造装置において、炉内に流すガスの整流および結晶の温度勾配を制御するために、融液直上に輻射シールドを設け、この輻射シールドと融液表面間に形成される空間の最小面積Aと、輻射シールドと石英ルツボ内表面間に形成される空間の最小面積Bとの比B/Aを1.0以上にしかつ、前記輻射シールドの前記石英ルツボに近い外表面に加熱手段を設け、この加熱手段により前記輻射シールド外表面の温度を1200℃以上、1500℃以下に加熱することを特徴とする単結晶製造装置。
  3. 前記最小面積Aが、前記輻射シールドと前記融液表面間に形成され、結晶軸から等距離にある中空円筒状の円周面の面積であり、前記最小面積Bが、前記輻射シールドと前記石英ルツボ内表面間に形成される、平面リング形状面の面積であることを特徴とする請求項1または2に記載の単結晶製造装置。
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