JP2007030754A - 車載用表示制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転者の注意力の低下を防止することができる載用表示制御装置を提供する。
【解決手段】 車載用ナビゲーション装置は、運転席乗員の視線がディスプレイの方向を所定期間以上向いていると判別した場合(ステップS43;Yes)、タッチパネル及び操作部でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方を拒否する状態に設定する(ステップS44)。このため、運転席乗員がディスプレイを見ながら運転している場合には、運転席乗員のみならず、助手席乗員もキー操作することができない。これにより、運転席乗員が、助手席乗員の操作状況に気を取られて注意力が低下するといった事態を防止することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、車載用表示制御装置に関し、特に運転者の注意力の低下を防止することができる車載用表示制御装置に関する。
車載用のナビゲーション装置やオーディオ装置などでは、その多機能化に伴い、モニタ画面を注視することなく確実な操作を行うことが困難となってきている。このため、車両走行中、運転者がモニタ画面を注視しないよう安全上運転者の操作を制限する必要がある。
このような車両走行中の運転者の操作を制限する技術の一例として、特許文献1には、撮影した画像からコントローラを操作した乗員が運転者であるかそれ以外の乗員であるかを判定し、運転者であれば操作を制限し、運転者以外であれば操作を許可するナビゲーション装置が開示されている。
また、別の例として、特許文献2には、両手を使わないと操作できないリモコン装置を用いることにより、運転者の操作を事実上不可能にするナビゲーション装置が開示されている。
特開2002−133401号公報 特開2004−216953号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示されたナビゲーション装置においても、運転者以外の乗員による操作は可能であるため、運転者が、その操作状況に気を取られてしまい、モニタ画面を注視してしまうなど運転に対する注意力が低下してしまうおそれがある。これでは、運転の安全を十分に確保することはできない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、運転者の注意力の低下を防止することができる車載用表示制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る車載用表示制御装置は、車両の乗員が操作可能な操作手段と、所定の画像を表示する画像表示手段と、前記乗員による前記操作手段の操作に従って、前記画像表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、前記車両の走行中、該車両の運転者による前記操作手段の操作を制限する状態に設定する操作制限状態設定手段と、前記運転者が向いている方向を測定する方向測定手段と、前記方向測定手段の測定結果に基づいて、前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いているか否かを判別する方向判別手段と、を備え、前記操作制限状態設定手段は、前記方向判別手段によって前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いていると判別された場合、前記運転者による前記操作手段の操作に加えて、前記運転手以外の乗員による前記操作手段の操作をも制限する状態に設定する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、運転者が画像表示手段の方向を向いて運転している場合には、運転手のみならず、運転手以外の乗員による操作手段の操作も制限されるので、運転者が他の乗員の操作状況に気を取られて注意力が低下するといった事態を防止することができる。
また、上記車載用表示制御装置において、前記車両の速度を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段によって検出された車両の速度が所定の速度以上であるか否かを判別する車速判別手段と、をさらに備え、前記操作制限状態設定手段は、前記方向判別手段によって前記運転者が前記画像表示手段の方向とは異なる方向を向いていると判別され、且つ前記車速判別手段によって前記車両の速度が前記所定の速度以上であると判別された場合、運転者による前記操作手段の操作に加えて、前記運転手以外の乗員による操作をも制限する状態に設定する、ようにしてもよい。
このような構成によれば、運転者が画像表示手段の方向を向いていない場合でも、所定の速度以上で運転しているときには、運転手のみならず、運転手以外の乗員による操作手段の操作も制限される。このため、車両の速度が所定の速度以上の場合には、運転者を運転に集中させることができる。
さらに、上記車載用表示制御装置において、前記方向判別手段は、前記車速判別手段によって前記車両の速度が前記所定の速度以上であると判別された場合、前記方向測定手段の測定結果に基づいて、前記運転者が前記車両の進行方向を向いているか否かを判別し、前記操作制限状態設定手段は、前記方向判別手段によって前記運転者が前記車両の進行方向を向いていると判別された場合、該運転者による前記操作手段の操作を制限する一方で、該運転手以外の乗員による操作を許可する状態に設定する、ようにしてもよい。
このような構成によれば、車両の速度が所定の速度以上でも運転者が進行方向を向いて運転している場合、運転者以外の乗員による操作手段の操作は許容される。これにより、運転者が十分な注意を払っている場合にまで、運転者以外の乗員による操作までもが制限されてしまうといった不都合が発生することを防止することができる。
また、上記車載用表示制御装置において、前記車両付近に存在する障害物を検出する障害物検出手段をさらに備え、前記方向判別手段は、前記方向測定手段の測定結果に基づいて、前記運転者が前記障害物検出手段によって検出された障害物の方向を向いているか否かを判別し、前記操作制限状態設定手段は、前記方向判別手段によって前記運転者が前記障害物の方向を向いていると判別された場合、該運転者による前記操作手段の操作を制限する一方で、該運転手以外の乗員による操作を許容する状態に設定する、ようにしてもよい。
このような構成によれば、運転者が進行方向のみ向いている場合だけでなく、より運転に注意が必要な障害物に対し、運転者が障害物の方向を向いて運転している場合には、運転者以外の乗員による操作手段の操作は許容される。これにより、運転者が十分な注意を払っている場合にまで、運転者以外の乗員による操作までもが制限されてしまうといった不都合が発生することを防止することができる。
さらに、上記車載用表示制御装置において、前記操作手段は前記車両の運転者が操作可能な第1操作手段と、前記車両を運転中に前記運転者による操作が不可となる位置に設けられ、前記運手者以外の乗員が操作可能な第2操作手段とを有し、前記操作制限状態設定手段は前記第1操作手段または第2操作手段に対しての操作指示の受付を拒否する状態に設定する、ようにしてもよい。
このような構成によれば、運転者による操作手段の操作を制限する一方で運転者以外の乗員による操作手段の操作を許容する場合には、第1操作手段に対しての操作指示の受付を拒否する一方で第2操作手段に対しての操作指示を受け付ける状態に設定し、運転者による操作に加えて運転手以外の乗員による操作をも制限する場合には、第1及び第2操作手段に対しての操作指示の受付を共に拒否する状態に設定すればよいので、運転者による操作や運転手以外の乗員による操作手段の操作を確実に制限することができる。
また、上記車載用表示制御装置において、前記方向測定手段は、前記運転者が向いている方向として、該運転者の視線方向を測定する、ようにしてもよい。さらに、上記車載用表示制御装置において、前記方向測定手段は、前記運転者が向いている方向として、該運転者の顔の向きを測定する、ようにしてもよい。
また、本発明の第2の観点に係る操作制限方法は、車両の乗員が操作可能な操作手段と、所定の画像を表示する画像表示手段と、を備える車載用表示制御装置による操作制限方法であって、前記乗員による前記操作手段の操作に従って、前記画像表示手段の表示制御を行う表示制御ステップと、前記車両の走行中、該車両の運転者による前記操作手段の操作を制限する状態に設定する操作制限状態設定ステップと、前記運転者が向いている方向を測定する方向測定ステップと、前記方向測定ステップの測定結果に基づいて、前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いているか否かを判別する方向判別ステップと、を備え、前記操作制限状態設定ステップは、前記方向判別ステップによって前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いていると判別された場合、前記運転者による前記操作手段の操作に加えて、前記運転手以外の乗員による前記操作手段の操作をも制限する状態に設定する、ことを特徴とする。
さらに、本発明の第3の観点に係るプログラムは、車両の乗員が操作可能な操作手段と、所定の画像を表示する画像表示手段と、を備える車載用表示制御装置のコンピュータに、前記乗員による前記操作手段の操作に従って、前記画像表示手段の表示制御を行う表示制御手順と、前記車両の走行中、該車両の運転者による前記操作手段の操作を制限する状態に設定する操作制限状態設定手順と、前記運転者が向いている方向を測定する方向測定手順と、前記方向測定手順の測定結果に基づいて、前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いているか否かを判別する方向判別手順と、を実行させ、前記操作制限状態設定手順は、前記方向判別手順によって前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いていると判別された場合、前記運転者による前記操作手段の操作に加えて、前記運転手以外の乗員による前記操作手段の操作をも制限する状態に設定させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、運転者の注意力の低下を防止することができる車載用表示制御装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を詳細につき図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る車載用ナビゲーション装置1の構成例を示すブロック図である。車載用ナビゲーション装置1は、図1に示すように、GPS(Global Positioning System)装置11と、車速センサ12と、障害物センサ13と、記憶装置14と、表示装置15と、操作装置16と、乗員監視カメラ17と、測定演算部18と、ECU(Electric Control Unit)19と、から構成されている。
GPS装置11は、複数のGPS衛生からの電波を受信して車両の現在位置及び現在方位を測定するものである。車速センサ12は、例えば後輪のシャフト付近に取付けられており、トランスミッションが所定角度回転する毎にECU19に対してメータパルスを供給する。障害物センサ13は、例えば車両前後方向に延びる中央軸上に搭載されたレーザレーダやミリ波レーダ等から構成されている。
記憶装置14は、例えばHDD(Hard Disc Drive)、CD(Compact Disc)ドライブ或いはDVD(Digital Versatile Disc)ドライブ等から構成されており、車載用ナビゲーション装置1に必要とされる各種データ、具体的には地図データや地図上の各施設の住所及び電話番号を特定可能なデータなどを記憶する。
表示装置15は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ151と、例えば十字カーソルキーや各種機能を指定するための機能キー等を含む操作部152と、から構成されている。
ディスプレイ151には、ECU19の制御によって、地図データに基づく地図などが表示され、さらに、地図上には、車両の現在位置を示す車両マーク、目的地までのルート、交差点等の分岐点での案内、施設のランドマークなどが重ねて表示される。また、ディスプレイ151には、一又は複数のタッチキーから構成されるタッチパネルが表示され、このタッチパネルや操作部152の各種キーを操作することによって、目的地までのルートの探索やディスプレイ151の表示画像の設定変更等といった各種指示をECU19に対して与えることができる。
本実施の形態において、表示装置15は、図2に示すように、運転席2に座る乗員(運転席乗員)と助手席3に座る乗員(助手席乗員)との斜め前方、ハンドル4の左側の位置、即ち運転席乗員と助手席乗員との双方がディスプレイ151の表示画像を視認可能で、且つタッチパネル及び操作部152の操作が可能な位置に設置されている。即ち、タッチパネルと操作部152とは、本発明の第1操作手段に相当する。
図1に示す操作装置16は、例えば十字カーソルキーや機能キー等の各種キーから構成されている。この操作装置16の各種キーを操作することによって、タッチパネルや操作部152でのキー操作によって与えられる指示と同一の指示をECU19に対して与えることができる。また、本実施の形態において、操作装置16は、図2に示すように、運転席乗員の手の届かない助手席3の左側の位置に設定されている。このため、助手席乗員は、操作装置16の各種キーを操作することができるのに対し、運転席乗員は、操作することができない。即ち、操作装置16は、本発明の第2操作手段に相当する。
図1に示す乗員監視カメラ17は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を用いて被写体像を撮像するカメラ等から構成されている。本実施の形態において、乗員監視カメラ17は、図3に示すように、運転席2の前方、ハンドル4の上側の位置に設置されており、走行中、図4(a)に示す運転席乗員の顔画像を撮像する。
図1に示す測定演算部18は、ECU19と協働して、乗員監視カメラ17にて撮像した画像に基づき、運転席乗員の視線方向を測定する。本実施の形態において、測定演算部18は、図4(a)に示す顔画像から黒点を抽出することにより、顔画像の左領域と右領域とのそれぞれから複数の眼の候補を取得する。続いて、測定演算部18は、左領域と右領域との複数の眼の候補のうちから、それぞれ図4(b)に示すような形状を有する候補を検出することにより左眼像と右眼像とを抽出し、これらの位置座標を求める。
そして、測定演算部18は、左眼像と右眼像との位置座標及びその変化量などから、運転席乗員の視線方向を示す数値、具体的には車両の進行方向(正面方向)と視線方向とが形成する角度θを求める。例えば、運転席乗員の視線方向が正面方向を向いている場合には、視線方向を示す数値は「0」となる。
図1に示すECU19は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びCTC(カウンタ/タイマ回路)等から構成されている。CPUは、CTCから割込要求信号が入力される毎に、ROM等に記憶されている各種プログラムを適宜実行して、車載用ナビゲーション装置1の各部の動作を制御する。なお、RAMは、CPUがプログラムを実行する際に、ワークメモリとして用いられる。
本実施の形態において、ECU19は、GPS装置11にて測定した車両の現在位置及び現在方位に基づいて、記憶装置14から地図データ等を取得し、この地図データ等に基づく画像をディスプレイ151に表示する。また、ECU19は、車速センサ12からメータパルスが供給される間隔に基づいて現在の車両速度(車速)を検出したり、障害物センサ13を利用して前方に存在する障害物を検出したりする。
また、RAMには、車載用ナビゲーション装置1の各種動作を制御するために用いられる複数種類のフラグが設けられている。本実施の形態では、正面方向注視フラグ、ディスプレイ方向注視フラグ、障害物方向注視フラグ、車速モードフラグ及び操作制限モードフラグなどが設けられている。
正面方向注視フラグは、運転席乗員が正面方向を向いたときにオン状態にセットされ、正面方向とは異なる方向を向いたときにクリアされオフ状態となる。ディスプレイ方向注視フラグは、運転席乗員が所定期間(例えば、2秒間)以上ディスプレイ方向を向いているときにオン状態にセットされ、ディスプレイ方向とは異なる方向を向いたときにクリアされオフ状態となる。障害物方向注視フラグは、運転席乗員が障害物の方向を向いたときにオン状態にセットされ、障害物の方向とは異なる方向を向いたときにクリアされオフ状態となる。
車速モードフラグは、車両が走行状態(例えば時速5km以上)であるか否かと、走行状態である場合に車速が所定速度(例えば時速50km以上)であるか否かと、を示すモードフラグである。車両が停止状態(例えば時速5km未満)である場合、車速モードフラグの値は「0」となり、所定速度未満の車速(例えば時速5km以上50km未満)で走行している場合、その値は「1」となる。また、所定速度以上の車速(例えば時速50km以上)で走行している場合、車速モードフラグの値は「2」となる。
操作制限モードフラグは、タッチパネル及び操作部152でのキー操作を制限するか否かと、操作装置16でのキー操作を制限するか否かと、を示すモードフラグである。操作制限モードフラグの値が「0」の場合には、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方が許容され、「1」の場合には、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付が拒否される一方で、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付が許容される。また、操作制限モードフラグの値が「2」の場合には、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方が拒否される。
さらに、RAMには、運転席乗員がディスプレイ方向を向いている時間を計測する正面方向注視時間タイマが設けられている。正面方向注視時間タイマには、運転席乗員がディスプレイ方向を向いたときにタイマ初期値として「0」が設定され、その後、タイマ値が定期的にカウントアップされる。
次に、上記構成を備える車載用ナビゲーション装置の具体的動作につき図面を参照しつつ説明する。
ECU19のCPUは、CTCから所定期間(例えば33ms)毎に送出される割込要求信号を受信して割込要求を受け付けると、図5のフローチャートに示すタイマ割込処理を実行する。この処理を開始すると、CPUは、まず、測定演算部18にて測定された運転者の視線方向がどの方向を向いているか否かを判定する視線方向判定処理を実行する(ステップS1)。次に、CPUは、車速センサ12を用いて検出した車速に基づいて、車両が停止状態であるか走行状態であるかを判定し、走行状態であれば所定速度(例えば時速50km)以上で走行しているか否かを判定する車速判定処理を実行する(ステップS2)。
続いて、CPUは、タッチパネル及び操作部152でのキー操作を制限するか否かと、操作装置16でのキー操作を制限するか否かと、を判定する操作制限判定処理を実行する(ステップS3)。そして、CPUは、所定の操作処理を実行することにより、タッチパネル及び操作部152でのキー操作又は操作装置16でのキー操作により与えられた指示に対応する処理を実行する(ステップS4)。
図6は、ステップS1にて実行される視線方向判定処理の詳細を示すフローチャートである。この処理を開始すると、CPUは、まず、測定演算部18にて測定された運転席乗員の視線方向を取得し(ステップS11)、ステップS11の処理にて取得した視線方向に基づいて、運転席乗員の視線が正面方向を向いているか否かを判別する(ステップS12)。具体的には、視線方向を示す数値(例えば正面方向と視線方向とが形成する角度θ)が所定数値範囲内(例えば|θ|≦2.5°)に収まっているか否かを判別する。
ステップS12の処理にて運転席乗員の視線が正面方向を向いていると判別した場合には(ステップS12;Yes)、RAMに設けられた正面方向注視フラグをオン状態にセットする一方で(ステップS13)、運転席乗員の視線が正面方向とは異なる方向を向いていると判別した場合には(ステップS12;No)、正面方向注視フラグをクリアしてオフ状態にする(ステップS14)。
次に、CPUは、ステップS11の処理にて取得した視線方向に基づいて、運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向を向いているか否かを判別する(ステップS15)。具体的には、測定演算部18から取得した視線方向を示す数値(例えば正面方向と視線方向とが形成する角度θ)が所定の数値範囲内(例えば25°≦θ≦35°)に収まっているか否かを判別する。
ステップS15の処理にて運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向を向いていると判別した場合には(ステップS15;Yes)、RAMに設けられたディスプレイ方向注視時間タイマのタイマ値を1インクリメントし(ステップS16)、インクリメント後のタイマ値がタイマ上限値(例えば2秒に対応するタイマ値「67」)に達したか否かを判別する(ステップS17)。
ここで、ディスプレイ方向注視時間タイマのタイマ値がタイマ上限値に達したと判別した場合には(ステップS17;Yes)、運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向を所定期間(例えば2秒間)以上向いているとして、RAMに設けられたディスプレイ方向注視フラグをオン状態にセットした後(ステップS18)、ディスプレイ方向注視時間タイマを初期化してタイマ初期値「0」をセットする(ステップS19)。
これに対して、ディスプレイ方向注視時間タイマのタイマ値がタイマ上限値に達していないと判別した場合には(ステップS17;No)、ステップS18又はS19の処理をスキップする。また、ステップS15の処理にて運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向とは異なる方向を向いていると判別した場合には(ステップS15;No)、ディスプレイ方向注視フラグをクリアしてオフ状態とした後(ステップS20)、ステップS19の処理へと進んでディスプレイ方向注視時間タイマを初期化してタイマ初期値「0」をセットする。
続いて、CPUは、障害物センサ13を用いて前方に存在する障害物を検出する(ステップS21)。ステップS21の処理によって前方に障害物を検出できた場合には(ステップS22;Yes)、ステップS11の処理にて取得した視線方向に基づいて、運転席乗員の視線が検出した障害物の方向を向いているか否かを判別する(ステップS23)。具体的には、視線方向を示す数値(例えば正面方向と視線方向とが形成する角度)と障害物の方向を示す数値(例えば正面方向と障害物とが形成する角度)との差異Δθが所定の数値範囲内(例えば|Δθ|≦2.5°)に収まっているか否かを判別する。
ステップS23の処理にて運転席乗員の視線が障害物の方向を向いていると判別した場合には(ステップS23;Yes)、RAMに設けられた障害物方向注視フラグをオン状態にセットする(ステップS24)。この一方で、ステップS21の処理によって前方に障害物を検出できなかった場合や(ステップS22;No)、ステップS23の処理にて運転席乗員の視線が障害物の方向とは異なる方向を向いていると判別した場合には(ステップS23;No)、障害物方向注視フラグをクリアしてオフ状態にする(ステップS25)。
図7は、ステップS2にて実行される車速判定処理の詳細を示すフローチャートである。この処理を開始すると、CPUは、まず、車速センサ12からの出力に基づいて、車速を検出し(ステップS31)、この車速に基づいて、車両が停止状態にあるか走行状態にあるかを判別する(ステップS32)。具体的には、ステップS31の処理にて検出した車速が時速5km未満である場合には、停止状態であると判別し、時速5km以上である場合には、走行状態であると判別する。
ステップS32の処理にて車両が停止状態であると判別した場合には(ステップS32;No)、RAMに設けられた車速モードフラグの値を「0」に更新する(ステップS33)。これに対して、ステップS32の処理にて車両が走行状態であると判別した場合には(ステップS32;Yes)、さらにステップS31の処理にて検出した車速が所定速度(例えば時速50km以上)であるか否かを判別する(ステップS34)。
ステップS34の処理にて車速が所定速度未満であると判別した場合には(ステップS34;No)、車速モードフラグの値を「1」に更新する一方で(ステップS35)、車速が所定速度以上であると判別した場合には(ステップS34;Yes)、車速モードフラグの値を「2」に更新する(ステップS36)。
図8は、ステップS3にて実行される車速判定処理の詳細を示すフローチャートである。この処理を開始すると、CPUは、まず、RAMに設けられた車速モードフラグの値をチェックして、現在車両が停止状態であるか走行状態であるかを判別する(ステップS41)。
ここで、車速モードフラグの値が「0」であれば、現在車両が停止状態であると判別して(ステップS41;Yes)、RAMに設けられた操作制限モードフラグの値を「0」に更新することにより、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方を許容する状態に設定する(ステップS42)。このため、車両が停止している場合には、助手席乗員のみならず、運転席乗員もキー操作することができる。
これに対して、車速モードフラグの値が「1」又は「2」であれば、現在車両が走行状態であると判別して(ステップS41;No)、続いてRAMに設けられたディスプレイ方向注視フラグの状態をチェックして、運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向を所定期間(例えば2秒間)以上向いているか否かを判別する(ステップS43)。
ここで、ディスプレイ方向注視フラグがオン状態であれば、運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向を所定期間以上向いていると判別して(ステップS43;Yes)、操作制限モードフラグの値を「2」に更新することにより、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方を拒否する状態に設定する(ステップS44)。このため、運転席乗員がディスプレイ151を見ながら運転している場合には、運転席乗員のみならず、助手席乗員もキー操作することができない。
これに対して、ディスプレイ方向注視フラグがオフ状態であれば、運転席乗員の視線がディスプレイ151の方向を所定期間以上向いていないと判別して(ステップS43;No)、さらにステップS41の処理にてチェックした車速モードフラグの値が「1」であるか「2」であるかにより、現在車速が所定速度(例えば時速50km)以上であるか否かを判別する(ステップS45)。
ここで、車速モードフラグの値が「1」であれば、現在車速が所定速度未満であると判別して(ステップS45;Yes)、操作制限モードフラグの値を「1」に更新することにより、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付を拒否する一方で、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付を許容する状態に設定する(ステップS46)。このため、運転席乗員がディスプレイ151を見ることなく所定速度未満で運転している場合には、運転席乗員はキー操作することができないが、助手席乗員はキー操作することができる。
これに対して、車速モードフラグの値が「2」であれば、現在車速が所定速度以上であると判別して(ステップS45;No)、続いてRAMに設けられた正面方向注視フラグ及び障害物方向注視フラグの状態をチェックして、運転席乗員の視線が正面方向又は障害物の方向を向いているか否かを判別する(ステップS47、ステップS48)。
正面方向注視フラグ又は障害物方向注視フラグのいずれかがオン状態であれば、運転席乗員の視線が正面方向又は障害物の方向を向いていると判別して(ステップS47;Yes、ステップS48;Yes)、ステップS46の処理へと進んで操作制限モードフラグの値を「1」に更新することより、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付を拒否する一方で、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付を許容する状態に設定する。このため、運転席乗員が所定速度以上でも正面又は障害物を見て運転している場合には、運転席乗員はキー操作することができないが、助手席乗員はキー操作することができる。
これに対して、正面方向注視フラグ及び障害物方向注視フラグのいずれもがオフ状態であれば、運転席乗員の視線が正面方向及び障害物の方向とは異なる方向を向いていると判別して(ステップS47;No、ステップS48;No)、ステップS44の処理へと進んで操作制限モードフラグの値を「2」に更新することにより、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方を拒否する状態に設定する。このため、運転席乗員が所定速度以上で正面及び障害物を見ることなく運転している場合には、運転席乗員のみならず、助手席乗員もキー操作することができない。
図9は、ステップS4にて実行される操作処理の詳細を示すフローチャートである。この処理を開始すると、CPUは、まず、表示装置15からの入力状態をチェックすることにより、タッチパネルや操作部152にてキー操作がなされたか否かを判別する(ステップS51)。タッチパネルや操作部152にてキー操作がなされたと判別した場合には(ステップS51;Yes)、RAMに設けられた操作制限モードフラグの値を特定する(ステップS52、ステップS53)。
ここで、操作制限モードフラグの値が「0」である場合には(ステップS52;Yes)、タッチパネルや操作部152でのキー操作により与えられた指示を受け付け、この指示に対応する処理を実行する(ステップS54)。これに対して、操作制限モードフラグの値が「1」である場合には(ステップS52;No、ステップS53;Yes)、タッチパネルや操作部152でのキー操作により与えられた指示の受付を拒否し、図10(a)に示すようなメッセージをディスプレイ151上に表示したり、図示しないスピーカからこのメッセージに対応する音声を出力したりして、タッチパネル及び操作部152でのキー操作が制限されていることを運転席乗員及び助手席乗員に対して通知する(ステップS55)。
また、操作制限モードフラグの値が「2」である場合には(ステップS52;No、ステップS53;No)、タッチパネルや操作部152でのキー操作により与えられた指示を拒否し、図10(b)に示すようなメッセージをディスプレイ151上に表示したり、スピーカからこのメッセージに対応する音声を出力したりして、キー操作が全て制限されていることを運転席乗員及び助手席乗員に対して通知する(ステップS56)。
ステップS51の処理にてタッチパネルや操作部152にてキー操作がなされていないと判別した場合には(ステップS51;No)、続いて操作装置16からの入力状態をチェックすることにより、操作装置16にてキー操作がなされたか否かを判別する(ステップS57)。操作装置16にてキー操作がなされたと判別した場合には(ステップS57;Yes)、RAMに設けられた操作制限モードフラグの値が「2」であるか否かを判別する(ステップS58)。
ここで、操作制限モードフラグの値が「2」以外の数値であると判別した場合には(ステップS58;No)、操作装置16でのキー操作により与えられた指示を受け付け、この指示に対応する処理を実行する(ステップS59)。これに対して、操作制限モードフラグの値が「2」であると判別した場合には(ステップS58;Yes)、ステップS56の処理へと進んで操作装置16でのキー操作により与えられた指示の受付を拒否し、図10(b)に示すようなメッセージをディスプレイ151上に表示したり、スピーカからこのメッセージに対応する音声を出力したりして、キー操作が全て制限されていることを運転席乗員及び助手席乗員に対して通知する。
なお、タッチパネルや操作部152においても、操作装置16においもキー操作がなされていないと判別した場合には(ステップS57;No)、何もすることなく操作処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態における車載用ナビゲーション装置1によれば、運転席乗員がディスプレイ151を見ながら運転している場合には、運転席乗員のみならず、助手席乗員によるキー操作も制限される。このため、運転席乗員が、助手席乗員の操作状況に気を取られて注意力が低下するといった事態を防止することができる。
また、運転席乗員がディスプレイ151を見ることなく所定速度未満で運転している場合には、運転席乗員によるキー操作のみが制限され、助手席乗員によるキー操作は許容される。これに対して、ディスプレイ151を見ていなくても所定速度以上で正面及び障害物を見ずに運転している場合には、運転席乗員によるキー操作のみならず、助手席乗員によるキー操作も制限される。このように、所定速度以上で運転している場合には、所定速度未満で運転している場合よりも助手席乗員によるキー操作がより厳しく制限されため、運転席乗員を運転に集中させることができる。
さらに、車速が所定速度以上の場合でも、正面又は障害物を見て運転していれば、運転席乗員によるキー操作のみが制限され、助手席乗員によるキー操作は許容される。これにより、運転席乗員が十分な注意を払っている場合にまで、助手席乗員のキー操作が制限されてしまうといった不都合の発生を防止することができる。
また、運転席乗員によるキー操作を制限し、助手席乗員によるキー操作を許容する場合には、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付を拒否する一方で、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付を許容する状態に設定する。これに対して、運転席乗員によるキー操作のみならず、助手席乗員によるキー操作も制限する場合には、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる指示の受付と、操作装置16でのキー操作により与えられる指示の受付と、の双方を拒否する状態に設定する。このため、運転席乗員や助手席乗員によるキー操作を確実に制限することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記実施形態の変形態様について、説明する。
上記実施の形態では、車載用ナビゲーション装置1を例にして、本発明の車載用表示制御装置を説明したが、これに限定されるものではなく、ディスプレイ151などの画像表示手段を備えるものであれば任意であり、例えば車載用オーディオ装置であってもよい。
また、上記実施の形態では、本発明の画像表示手段として、様々な静止画像や動画像を表示可能なLCDなどのディスプレイを用いて説明したが、これに限定されるものではなく、その表示態様により何らかの情報を伝達可能なものであればよい。例えば7セグメントやドットマトリクスのLED等から構成される表示装置など簡素なものであってもよい。
さらに、上記実施の形態では、運転席乗員が向いている方向として、運転席乗員の視線方向を測定していたが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば運転席乗員の顔の向きを測定するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、タッチパネル及び操作部152でのキー操作により与えられる各種指示や、操作装置16でのキー操作により与えられる各種指示の受付を拒否する状態に設定することにより、運転席乗員によるキー操作や、助手席乗員によるキー操作を制限していた。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、ディスプレイ151の表示を、図10(c)に示すような画像に切り替えたりブラックアウトさせたりして事実上キー操作をできないようにするものであってもよい。
さらに、上記実施の形態では、運転者(運転席乗員)以外の者として、助手席乗員しか想定していないが、これに限定されるものではなく、後部座席の乗員を含むようにしてもよい。この場合には、後部座席の乗員の手が届く場所且つ運転者の手が届かない場所にも、上述の操作装置16を設置するようにすればよい。
また、上記実施の形態において、記憶装置14は、HDD、CDドライブ或いはDVDドライブ等から構成されるものとして説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、Blue−Ray−Disc(R)やAOD(Advanced Optical Disc)などの青色レーザを用いた次世代光ディスク記憶媒体、赤色レーザを用いるHD−DVD9、青紫色レーザを用いるBlue−Laser−DVD等、今後開発される種々の大容量記憶媒体の再生装置であっても構わない。
さらに、上記実施形態に係る測定演算部18の構成は、ハードウェアによって実現可能であることはもとより、ECU19のソフトウェア処理によって実現されてもよい。この場合、ECU19を上記測定演算部18として機能させ、上述した各処理を実現するためのプログラムを車載用ナビゲーション装置1内(例えば、ECU19のROMや記憶装置14)に格納し、ECU19のCPUがこのようなプログラムを実行するようにすればよい。
また、上記実施形態において、ECU19のCPUが実行するプログラムは、予めROM等に記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上述の処理を実行させるためのプログラムを、既存の車載用ナビゲーション装置に適用することで、上記実施形態に係る車載用ナビゲーション装置1として機能させるようにしてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して提供可能である他、例えば、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に格納して配布してもよい。
本発明の実施の形態に係る車載用ナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 運転席と助手席とハンドルと表示装置と操作装置との位置関係を例示する図である。 運転席とハンドルと乗員監視カメラとの位置関係を例示する図である。 測定演算部による視線方向の測定方法を説明するための図である。 タイマ割込処理の詳細を示すフローチャートである。 視線方向判定処理の詳細を示すフローチャートである。 車速判定処理の詳細を示すフローチャートである。 操作制限判定処理の詳細を示すフローチャートである。 操作処理の詳細を示すフローチャートである。 表示装置における画像表示例を示す図である。
符号の説明
1 … 車載用ナビゲーション装置(車載用表示制御装置)
2 … 運転席
3 … 助手席
4 … ハンドル
11 … GPS装置
12 … 車速センサ(車速検出手段)
13 … 障害物センサ(障害物検出手段)
14 … 記憶装置
15 … 表示装置(画像表示手段、操作手段、第1操作手段)
16 … 操作装置(操作手段、第2操作手段)
17 … 乗員監視カメラ(方向測定手段)
18 … 測定演算部(方向測定手段)
19 … ECU(表示制御手段、操作制限状態設定手段、方向判別手段、車速判別手段)
151 … ディスプレイ(画像表示手段)
152 … 操作部(第1操作手段)

Claims (5)

  1. 車両の乗員が操作可能な操作手段と、
    所定の画像を表示する画像表示手段と、
    前記乗員による前記操作手段の操作に従って、前記画像表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、
    前記車両の走行中、該車両の運転者による前記操作手段の操作を制限する状態に設定する操作制限状態設定手段と、
    前記運転者が向いている方向を測定する方向測定手段と、
    前記方向測定手段の測定結果に基づいて、前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いているか否かを判別する方向判別手段と、
    を備え、
    前記操作制限状態設定手段は、
    前記方向判別手段によって前記運転者が前記画像表示手段の方向を向いていると判別された場合、前記運転者による前記操作手段の操作に加えて、前記運転手以外の乗員による前記操作手段の操作をも制限する状態に設定する、
    ことを特徴とする車載用表示制御装置。
  2. 前記車両の速度を検出する車速検出手段と、
    前記車速検出手段によって検出された車両の速度が所定の速度以上であるか否かを判別する車速判別手段と、
    をさらに備え、
    前記操作制限状態設定手段は、
    前記方向判別手段によって前記運転者が前記画像表示手段の方向とは異なる方向を向いていると判別され、且つ前記車速判別手段によって前記車両の速度が前記所定の速度以上であると判別された場合、運転者による前記操作手段の操作に加えて、前記運転手以外の乗員による操作をも制限する状態に設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載用表示制御装置。
  3. 前記方向判別手段は、
    前記車速判別手段によって前記車両の速度が前記所定の速度以上であると判別された場合、前記方向測定手段の測定結果に基づいて、前記運転者が前記車両の進行方向を向いているか否かを判別し、
    前記操作制限状態設定手段は、
    前記方向判別手段によって前記運転者が前記車両の進行方向を向いていると判別された場合、該運転者による前記操作手段の操作を制限する一方で、該運転手以外の乗員による操作を許容する状態に設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車載用表示制御装置。
  4. 前記車両付近に存在する障害物を検出する障害物検出手段をさらに備え、
    前記方向判別手段は、
    前記方向測定手段の測定結果に基づいて、前記運転者が前記障害物検出手段によって検出された障害物の方向を向いているか否かを判別し、
    前記操作制限状態設定手段は、
    前記方向判別手段によって前記運転者が前記障害物の方向を向いていると判別された場合、該運転者による前記操作手段の操作を制限する一方で、該運転手以外の乗員による操作を許容する状態に設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車載用表示制御装置。
  5. 前記操作手段は前記車両の運転者が操作可能な第1操作手段と、
    前記車両を運転中に前記運転者による操作が不可となる位置に設けられ、前記運手者以外の乗員が操作可能な第2操作手段とを有し、
    前記操作制限状態設定手段は前記第1操作手段または第2操作手段に対しての操作指示の受付を拒否する状態に設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載用表示制御装置。
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