JP2007030031A - ロボットレーザ加工システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 上位制御装置を介することなく、ロボット制御装置から直接レーザ発振器へ加工指令を送出する。
【解決手段】 ロボットレーザ加工システム(10)が、一つまたは複数のロボットを制御するロボット制御装置(14)と、ロボット制御装置に第一ネットワーク(11)を介して接続され、該一つまたは複数のロボット制御装置を統括制御する上位制御装置(12)と、一つまたは複数のロボットの各々に取付られた加工ノズル(35)に光ファイバを介して重複無く選択的に接続可能で、かつ、第二ネットワーク(18−1〜18−n)を介してロボット制御装置に接続された複数のレーザ発振器(16−1〜16−n)とを具備する。上位制御装置からの指示が第一ネットワークを通じてロボット制御装置に伝えられることにより、ロボット制御装置が制御されるべきレーザ発振器を決定し、ロボット制御装置が第二ネットワークを介してレーザ発振器を直接制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、産業用ロボットを用いたロボットレーザ加工システムに関する。
産業用ロボットにレーザ光線を射出する加工ノズルを取付けて、所望のレーザ加工を自動化したレーザ加工システムは、自動車組立工場や印刷回路基板の製造工場等、様々な生産分野において用いられている。
このようなレーザ加工システムでは、定格出力が異なる複数のレーザ発振器をロボットに接続可能にして、各生産現場の用途や状況に応じて、ロボットが使用するレーザ発振器を切り替えたり、通常加工時に使用するレーザ発振器とは別のレーザ発振器を接続して、通常使用している発振器が何らかの理由で使用できなくなった場合に、他に接続している別のレーザ発振器に切替えるなどの要望がある。
複数のレーザ発振器をロボットに接続して発振器を切替えて使用する場合、主に2つのことを行う必要がある。
図6を参照しつつ、例えば、レーザ発振器1番から2番に切替える場合を説明する。
図6においては、ロボット制御装置140により制御されるロボット102は回動自在に連結された複数の腕部材よりなるロボットアームを具備している。ロボット102の手先に搭載されている加工ノズル104は光ファイバ106を介してレーザ発振器100−1に接続される。図6においては、レーザ発振器100−1は4つのシャッタ110−1、112−1、114−1、116−1を有している。また、図6においては、他のレーザ発振器100−2も示されており、4つのシャッタ110−2、112−2、114−2、116−2を同様に有している。
レーザ発振器を切替えるためには、先ず、光ファイバ106の接続切替操作を行う必要がある。図6に示されるように、ロボット102の加工ノズル104に接続されているレーザ発振器100−1を該レーザ発振器100−1とは異なるレーザ発振器100−2に切替える場合には、レーザ発振器100−1に接続されているファイバ106をロボット102の加工ノズル104から外し、レーザ発振器100−2の光ファイバ202を加工ノズル104に接続する。また、図7に示すように、加工ノズル104側のファイバ106部分を外さずに、レーザ発振器100−1側の光ファイバ106部分をレーザ発振器100−2に接続し直してもよい。
多くの場合、この作業は手作業にて行われているが、特許文献1に記載されるような光ファイバ切替装置を使って接続作業を行うようにしてもよい。
なお、図6および図7の例ではレーザ発振器100−1、100−2の両方は、1番目のシャッタ110−1、110−2を使用しているので、レーザ発振器を切替える際に、加工時に開くシャッタのシャッタ番号指令を変更する必要はない。しかしながら、図8のようにレーザ発振器100−1においては一番目のシャッタ110−1を使用し、レーザ発振器100−2においては二番目のシャッタ112−2を使用する場合には、レーザ発振器を切替える際に、シャッタ番号指令も変更する必要がある。
レーザ発振器の光ファイバの切替を行った後においては、ロボットからの加工指令が切替後のレーザ発振器に対して送られるようにする必要がある。例えば、現在、ロボットの加工指令がレーザ発振器100−1に対して送られているとすると、レーザ発振器100−1からレーザ発振器100−2への切替を行った後においては、加工指令がレーザ発振器100−2に対して送られる必要がある。
特開2001−259870号公報
ところで、図9(a)および図9(b)は従来技術におけるロボットレーザ加工システムの概略ブロック図である。図9(a)に示されるように、従来のロボットレーザ加工システムにおいては、上位制御装置120(PLC)に一つのロボット制御装置140と複数のレーザ発振器100−1、100−2、…100−nとが直接的に接続されている。複数のロボット制御装置140−1、140−2、…140−nを備えた図9(b)の場合にも、上位制御装置120に複数のロボット制御装置140−1、140−2、…140−nと複数のレーザ発振器100−1、100−2、…100−nとが直接的に接続されている。
これら図9(a)および図9(b)に示されるようなロボットレーザ加工システムにおいては、ロボット制御装置140により制御されるロボットが使用するレーザ発振器は上位制御装置(PLC等)からの指示によって切替選択されるわけではない。従って、一つのロボット制御装置140(またはロボット制御装置140−1)からのレーザ加工指令は、一旦、上位制御装置120に送られ、次いで、上位制御装置120がレーザ加工指令を所望のレーザ発振器100−1(またはレーザ発振器100−2)まで送るようにしている。具体的には、このような切替選択操作は、上位制御装置120がレーザ加工指令の送出先を変更することによって行われている。また、上位制御装置120は所望のレーザ発振器に対してシャッタ番号も同様に変更している。
すなわち、上位制御装置120は、通常のライン制御、ロボット制御に加えて、レーザ発振器の切替制御も行う必要がある。その結果、上位制御装置120における制御がより煩雑になり、生産ラインの立上げに時間がかかるという問題がある。
また、レーザ加工指令は、上位制御装置120を経由して送られるので、時間のロスが発生しサイクルタイムが長くなる原因となっている。
また、上位制御装置120は工場生産ライン全体を統括しているのに加えて、上位制御装置120はライン構成に応じて仕様が異なっている。このため、上位制御装置120が前述したレーザ発振器の切替処理を行うと、上位制御装置120内の処理が煩雑になり、生産ライン立上げに毎回時間がかかるという問題がある。
本発明は、こうした従来技術の問題を解決することを技術課題としており、上位制御装置を介することなく、ロボット制御装置から直接レーザ発振器へ加工指令および切替指令を送出できるようにしたロボットレーザ加工システムを提供することを目的としている。
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、一つまたは複数のロボットを制御する一つまたは複数のロボット制御装置と、前記ロボット制御装置に第一ネットワークを介して接続され、該一つまたは複数のロボット制御装置を統括制御する上位制御装置と、前記一つまたは複数のロボットの各々に取付られた加工ノズルに光ファイバを介して重複無く選択的に接続可能で、かつ、第二ネットワークを介して前記ロボット制御装置に接続された複数のレーザ発振器とを具備し、前記上位制御装置からの指示が前記第一ネットワークを通じて前記ロボット制御装置に伝えられることにより、前記ロボット制御装置が制御されるべきレーザ発振器を決定し、前記ロボット制御装置が前記第二ネットワークを介して前記レーザ発振器を直接制御するようにしたロボットレーザ加工システムが提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記ロボット制御装置は、前記上位制御装置から該ロボット制御装置に送出されるレーザ発振器に関する情報に基づき、制御されるべきロボットの加工ノズルに接続されているレーザ発振器を認識する。
3番目の発明によれば、1番目の発明において、前記上位制御装置からの指示が、前記ロボット制御装置への入力信号である。
4番目の発明によれば、1番目の発明において、前記上位制御装置からの指示が、前記ロボット制御装置への通信データである。
5番目の発明によれば、2番目の発明において、前記レーザ発振器に関する情報が、前記レーザ発振器に割当てられた固有番号である。
本発明のロボットレーザ加工システムにより、ロボット制御装置に接続した上位制御装置、例えば工場生産ライン制御装置(PLC)からの指示によって、ロボット制御装置に接続されたロボットが加工制御で使用するレーザ発振器をロボット制御装置にて決定することができる。それゆえ、加工指令ルートが、ロボット制御装置からレーザ発振器への直接指令となりサイクルタイムの短縮を実現することができる。また、工場生産ライン全体を統括するライン制御装置の処理が簡素化され、上位制御装置の負荷を抑制できると共に、生産ラインの立上げを短縮することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様な部材には同様な参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は、本発明の第一実施形態によるロボットレーザ加工システムの概略ブロック図である。第一実施形態によるロボットレーザ加工システム10は、工場生産ライン制御に用いる上位制御装置12、第一通信ネットワーク11を介して該上位制御装置12に接続されたロボット制御装置14、第二通信ネットワーク18−1〜18−nを介してロボット制御装置14に接続された複数のレーザ発振器16−1〜16−nを具備している。上位制御装置12は、例えばPLC(プログラマブルロジックコントローラ)により形成することができる。
図2はロボットとロボット制御装置とレーザ発振器との関係を示す略図である。理解を容易にするために、図2においては一つのロボット30および一つのレーザ発振器16−1のみが示されている。図2に示されるように、ロボット制御装置14により制御されるロボット30は、回動自在に連結された複数の腕部材より成るロボットアーム31を具備した産業用多関節型ロボットとすることができ、ロボットアームの先端にはレーザ光線を射出する加工ノズル35が取付けられている。加工ノズル35は、従来技術において説明したように、光ファイバを介して複数のレーザ発振器16−1〜16−nの1つ、図2においてはレーザ発振器16−1と選択的に接続可能となっている。また、通信ネットワーク11、18−1〜18−nは、例えば、工場内での計測・制御用機器間の通信に用いるディジタルネットワークである信号線、フィールドバス、IEEE802.3に準拠するイーサネット(登録商標)のネットワーク、或いは、シリアル通信ネットワークとすることができる。
複数のレーザ発振器16−1〜16−nのうち何れのレーザ発振器を選択して加工ノズルに接続するかという光ファイバの切替操作は、既述したように、手操作により従前に加工ノズルに接続されている光ファイバを取外し、新たに加工ノズルに接続すべき光ファイバを接続したり、特許文献1に開示されているような光ファイバ切替装置(図示せず)によって自動的に行うことができる。光ファイバ切替装置によって、自動的に光ファイバの切替操作を行う場合には、該光ファイバ切替装置は、図示しない第三ネットワークにより上位制御装置12に接続され、該上位制御装置12によって制御される。
ロボット制御装置14は、ロボットの各軸をサーボ制御する軸制御アンプの他、周知の態様でCPU、メモリ、第一通信ネットワーク11および第二通信ネットワーク18−1〜18−nを介して通信を行うための通信インターフェイス、ならびに、オペレータがロボット制御装置14を操作するためのキーボード等の入力手段(図示せず)、加工状態を表示するためのモニタ等の出力手段を備えている。
図3はロボット制御装置のブロック図である。ワークに対するレーザ加工を行なうための加工プログラムは、ロボット制御装置14の記憶手段41、つまりメモリに格納することができる。記憶手段41の加工プログラムが読取られ、次いでプログラム実施手段44により実施することで、ロボットは同プログラムが指定する経路に沿って移動するものとする。
図4は本発明の第一の実施形態に基づくロボットレーザ加工システムの加工プログラムを示す図である。以下、図4を参照しつつ、本発明の第一実施形態の作用を説明する。
ロボット制御装置14に電源が投入される(ステップ51)と、ロボット制御装置14は、先ずレーザ発振器16−1〜16−nに対する通信を確立する。このとき、各レーザ発振器16−1〜16−nの通信領域を決定した後(ステップ52)、通信領域が決定した順番で各レーザ発振器16−1〜16−nに番号を割り当て、これを記憶手段41に記憶する(ステップ53)。上位制御装置12からの後述する指示がレーザ発振器16−1〜16−nの名称を含む場合には、レーザ発振器の名称も記憶手段41に順番に記憶する(ステップ54)。以上のステップが終了すると、ロボットレーザ加工システム10のロボット制御装置14は上位制御装置12(外部装置)からの指示待ち状態となる(ステップ55)。なお、上位制御装置12からの指示がレーザ発振器16−1〜16−nの固有番号を含む場合には、レーザ発振器16−1〜16−nの名称の代わりに、レーザ発振器16−1〜16−nの固有番号が記憶されるものとする。
そして、ステップ56において、外部装置、すなわち上位制御装置12から第一通信ネットワーク11を通じて送られた上位制御装置12からの指示を読取る。上位制御装置12からの指示は、例えば入力線を介した入力信号である。また上位制御装置12からの指示は、イーサネット(登録商標)使用時におけるIPアドレス、シリアル通信時におけるポート番号などの通信データであってもよい。図4においては、上位制御装置12からの指示はレーザ発振器の名称も含んでいるので、レーザ発振器の名称も読取られる。
次いで、ステップ54において記憶したレーザ発振器の名称と、上位制御装置12からの指示に含まれるレーザ発振器の名称とを比較し(ステップ57、58)、一致するレーザ発振器の名称が存在する場合にはステップ59に進み、存在しない場合にはステップ61に進む。なお、前述したようにレーザ発振器16−1〜16−nの固有番号を比較する構成であってもよい。
ステップ59においては、ロボット制御装置14の選択切替部45によって当該名称等のレーザ発振器の通信領域をレーザ加工処理で使用する通信領域として決定する。例えばレーザ発振器16−2の名称等が上位制御装置12の指示に含まれている場合には、選択切替部45はレーザ発振器16−1〜16−nのうちのレーザ発振器16−2を選択するよう切替える(図3を参照されたい)。
また、上位制御装置12からの指示にはレーザ発振器の使用されるシャッタの番号も含まれている。このため、ステップ60において指示内のシャッタ番号も読取り、レーザ加工指令時に指令するシャッタ番号として記憶手段41に格納する。なお、ステップ58において一致するレーザ発振器の名称等が存在しない場合には、ステップ61に進んで、その旨をモニタ等にアラーム表示する。その後、再びステップ55に戻って、ロボット制御装置14を待機状態とする。
このようにして、ロボット制御装置14は、自己の制御すべきレーザ発振器を確認すると、上位制御装置12から第一通信ネットワーク11を介して送出されるロボットの起動停止指令に従い、加工プログラムを実行することで、ロボットを同プログラムが指定する経路に沿って移動させつつ、第二通信ネットワーク18−1〜18−nを介して、選択されたレーザ発振器に対してレーザ出力のON/OFF及びパワーを制御する。その際、上位制御装置12から入力されるレーザ発振器で使用するシャッタ番号に基づき、加工の際に開くシャッタ番号指令をレーザ発振器に送出する。
このように本発明のロボットレーザ加工システム10においては、上位制御装置12からの指示によって、ロボット制御装置に接続されたロボットが加工制御で使用するレーザ発振器をロボット制御装置14にて決定することができる。このため、本発明においては、上位制御装置12を介することなく、ロボット制御装置14からレーザ発振器16へ加工指令を直接的に送出できるようになるする。図1から分かるように、本発明においては、加工指令ルートが、ロボット制御装置14からレーザ発振器16への直接指令となるので、図6に示される従来技術の場合と比較して、サイクルタイムの短縮を実現することができる。また、上位制御装置12からロボット制御装置14へのレーザ加工指令が排除されるので、工場生産ライン全体を統括する上位制御装置12の処理が簡素化され、上位制御装置12の負荷を抑制できると共に生産ラインの立上げを短縮することも可能となる。
なお、通信の確立操作は、例えば、ロボット制御装置14の記憶手段に上位制御装置12およびレーザ発振器16−1〜16−nの各ノードとアドレスとを対応づけたテーブルとして格納し、それをCPUに読込んで通信プロトコルを実行することにより行うようにしてもよい。この場合、ロボット制御装置14は、自己の制御するロボットの加工ノズルに接続されているレーザ発振器が、レーザ発振器16−1〜16−nの何れであるかを確認するものとする。なお、上記アドレスは、通信ネットワーク11、18−1〜18−nがフィールドバスの場合にはDLアドレス(データリンクアドレス)、イーサネット(登録商標)の場合にはIPアドレス、シリアル通信の場合には、ポート番号とすることができる。
また、前述した光ファイバの切替操作を手操作にて行う場合には、接続されているレーザ発振器16−1〜16−nを示す名称または固有番号および光ファイバの指令番号をオペレータがキーボードを介してロボット制御装置14に直接入力し、ロボット制御装置14がこれを読み取ることによって行うようにしてもよい。また、ロボット制御装置14の他のブロック図である図10に示されるように、発振器名称等入力装置90が通信ネットワーク91を介してロボット制御装置14に接続されていてもよい。発振器名称等入力装置90は、レーザ発振器の名称に加えて、レーザ発振器の固有番号および光ファイバの指令番号を入力することができる。図10に示されるように、レーザ発振器の名称および固有番号ならびに光ファイバの指令番号を発振器名称等入力装置90にて入力し、その信号を通信ネットワーク91を通じてロボット制御装置14に送る構成でもよい。さらに、光ファイバ切替装置によって光ファイバの切替操作を自動的に行う場合には、レーザ発振器16−1〜16−nのうちロボット制御装置14に接続されているレーザ発振器の名称または固有番号および光ファイバの指令番号を通信ネットワーク11を介して上位制御装置12からロボット制御装置14に送出し、ロボット制御装置14がこれを読み取ることにより行うことができる。
次に、図5を参照して、本発明の第二実施形態によるロボットレーザ加工システムの概要を説明する。
第二実施形態によるロボットレーザ加工システム20は、工場生産ライン制御に用いる上位制御装置22、第一通信ネットワーク21−1〜21−nを介して該上位制御装置22に接続されたロボット制御装置24−1〜24−n、第二通信ネットワーク28−11〜28−nnを介してロボット制御装置24に接続された複数のレーザ発振器26−1〜26−nを具備している。
なお、図5においても、ロボット制御装置24−1〜24−nにより制御される各ロボットは、回動自在に連結された複数の腕部材より成るロボットアーム31と、該ロボットアーム先端に取付けられた加工ノズル35とを具備しており、加工ノズルの各々は、光ファイバを介して複数のレーザ発振器26−1〜26−nの1つと重複無く選択的に接続可能となっている。ネットワーク21−1〜21−nおよび28−11〜28−nnも第一実施形態と同様に、フィールドバス、IEEE802.3に準拠するイーサネット(登録商標)、或いは、シリアル通信ネットワークとすることができる。ロボット制御装置24−1〜24−nは、第一実施形態のロボット制御装置14と同様に構成されており、詳細な説明は省略する。
本実施形態においても光ファイバの切替操作は、既述したように、手操作により従前に加工ノズルに接続されている光ファイバを取外し、新たに加工ノズルに接続すべき光ファイバを接続したり、特許文献1に開示されている光ファイバ切替装置(図示せず)によって自動的に行うことができる。
このような場合には、ロボット制御装置24−1〜24−nに電源が投入されると、ロボット制御装置24−1〜24−nの各々は、先ず、上位制御装置22およびレーザ発振器26−1〜26−nとの通信を確立する。そして、第一の実施形態の場合と同様に、各ロボット制御装置24−1〜24−nにおいて、上位制御装置12からの指示に含まれる名称等と、記憶した名称等が比較され、一致する場合には対応するレーザ発振器を使用するようにし、またシャッタ番号も格納する。
こうして、ロボット制御装置24−1〜24−nの各々は、自己の制御すべきレーザ発振器を確認すると、第一通信ネットワーク21−1〜21−nを介して上位制御装置22から送出されるロボットの起動停止指令に従い、加工プログラムを実行することで、ロボットを同プログラムが指定する経路に沿って移動させつつ、第二通信ネットワーク28−11〜28−nnを介して、選択されたレーザ発振器に対して、レーザ出力のON/OFF及びパワーを制御する。これにより、第一の実施形態の場合と同様な効果を得ることができる。
本発明の第一実施形態によるロボットレーザ加工システムの概略ブロック図である。 ロボットとロボット制御装置とレーザ発振器との関係を示す略図である。 ロボット制御装置のブロック図である。 本発明の第一の実施形態に基づくロボットレーザ加工システムの加工プログラムを示す図である。 本発明の第二実施形態によるロボットレーザ加工システムの概略ブロック図である。 レーザ発振器の切替操作を説明するための図である。 レーザ発振器の切替操作を説明するための図である。 レーザ発振器の切替操作を説明するための図である。 (a)従来技術のロボットレーザ加工システムの概略ブロック図である。(b)従来技術のロボットレーザ加工システムの他の概略ブロック図である。 ロボット制御装置の他のブロック図である。
符号の説明
10 ロボットレーザ加工システム
11 第一通信ネットワーク
12 上位制御装置
14 ロボット制御装置
16−1〜16−n レーザ発振器
18−1〜18−n 第二通信ネットワーク
20 ロボットレーザ加工システム
21−1〜21−n 第一通信ネットワーク
22 上位制御装置
24−1〜24−n ロボット制御装置
26−1〜26−n レーザ発振器
28−11〜28−nn 第二通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 一つまたは複数のロボットを制御する一つまたは複数のロボット制御装置と、
    前記ロボット制御装置に第一ネットワークを介して接続され、該一つまたは複数のロボット制御装置を統括制御する上位制御装置と、
    前記一つまたは複数のロボットの各々に取付られた加工ノズルに光ファイバを介して選択的に接続可能で、かつ、第二ネットワークを介して前記ロボット制御装置に接続された複数のレーザ発振器とを具備し、
    前記上位制御装置からの指示が前記第一ネットワークを通じて前記ロボット制御装置に伝えられることにより、前記ロボット制御装置が制御されるべきレーザ発振器を決定し、前記ロボット制御装置が前記第二ネットワークを介して前記レーザ発振器を直接制御するようにしたロボットレーザ加工システム。
  2. 前記ロボット制御装置は、前記上位制御装置から該ロボット制御装置に送出されるレーザ発振器に関する情報に基づき、制御されるべきロボットの加工ノズルに接続されているレーザ発振器を認識する請求項1に記載のロボットレーザ加工システム。
  3. 前記上位制御装置からの指示が、前記ロボット制御装置への入力信号である請求項1記載のロボットレーザ加工システム。
  4. 前記上位制御装置からの指示が、前記ロボット制御装置への通信データである請求項1記載のロボットレーザ加工システム。
  5. 前記レーザ発振器に関する情報が、前記レーザ発振器に割当てられた固有番号である請求項2に記載のロボットレーザ加工システム。
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