JP2006301765A - 制御装置のメンテナンス装置 - Google Patents

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Takehito Hagi
武仁 萩
Kazuo Otani
和男 大谷
Toshio Tagawa
敏夫 田川
Kenichi Wakamatsu
謙一 若松
Yoshinori Miho
美紀 三保
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Abstract

【課題】 制御装置の演算処理を停止させることなくプログラムを変更できる制御装置のメンテナンス装置を提供することである。
【解決手段】 演算処理装置14は、制御装置を動作させたまま新プログラムのプログラムソースをプログラム編集手段16で編集し、機能毎のプログラムコードと各機能の開始/終了プログラムアドレスに基づいてプログラムコードをプログラムコード生成手段19で作成し、機能毎のプログラムコードやプログラムコードを制御装置に通信手段20で送受信する。制御装置21は、演算処理装置14から受信した機能毎のプログラムコードやプログラムコードの各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストに基づいて1制御周期内でアドレス管理テーブルを書き換え新プログラムへと動作を切り替える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制御装置のプログラムをオンラインでメンテナンスを行う制御装置のメンテナンス装置に関する。
プラントの監視制御を司る制御装置のプログラムは、制御対象の機器や、インターロック、制御操作機能、入出力監視処理等により任意の複数機能に分割されている。制御装置内のメモリにはこれらの機能単位でプログラムが配置され、制御装置はそのように分割された複数機能のプログラムを順次実行することでプラントの監視制御を行っている。
特に、発電プラントのようにプラント動作中に制御装置を完全に停止させることが困難なプラントでは、制御装置のプログラム変更はプラント動作中には行わないことが望ましいが、プラント動作中にプログラムの変更が必要となった場合には、プラント制御への影響を極力おさえて実施できることが望ましい。
一般に、制御装置のメンテナンス装置において、制御装置のプログラムの変更を行う場合の方法として、制御装置内のプログラムを一旦全て停止させ全てのプログラムを書き換える方法と、変更の必要となった機能プログラムのみを一旦停止させて変更を行い再度動作させる方法の2通りの方法がある。
変更の必要となった機能プログラムのみを変更する方法は、予め機能毎にプログラム領域とそれに付属するプログラム変更に必要とされる予備領域を制御装置のメモリ上に確保しておき、プログラムの変更発生時に変更の必要となった機能プログラムのみを一旦停止させ、その機能プログラムの設定領域とその予備領域を使用しプログラムの変更を行い、変更した機能プログラムを再度動作状態に戻すことで行われる。これら2通りの方法では、変更機能の動作を継続しながら当該プログラムの変更を実施することは行なわれていない。
図12は従来の制御装置のメンテナンス装置の構成図である。メンテナンス装置11は、制御装置のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置12と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置13と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置14と、制御装置21側の通信手段22と、プログラム制御手段24とから構成される。
演算処理装置14は、プログラムソース15を編集するプログラム編集手段16と、入力装置12からの要求でプログラムソース15から機能毎のプログラムコード17およびプログラムコード18を生成するプログラムコード生成手段19と、入力装置12からの要求で機能毎のプログラムコード17やプログラムコード18やI/Fコマンドを制御装置に送受信することができる通信手段20とを備えている。
制御装置21はプラントを制御するものであり、演算処理装置14からプログラムコード18やI/Fコマンドを送受信することができる通信手段22と、受信したプログラム23を用いて制御を行うことができるプログラム制御手段24とを備えている。
図13は演算処理装置14の詳細図である。プログラムコード生成手段19は、図13のように、機能毎のプログラムソース15から機能毎の制御装置特有のプログラムコード17を生成するプログラムソースコード変換手段25と、機能毎のプログラムコード17がそれぞれ一律の上限サイズとなるように機能毎のプログラムコード17と各機能毎のプログラムの予備領域とを1つのプログラムコード18にまとめるプログラムコード1本化手段26とを備えている。
図14は、プログラムコード生成手段19の生成するプログラムコードの説明図である。プログラムコード生成手段19のプログラムコード1本化手段26は、図14に示すように機能毎のプログラムコード17に対して、機能毎のプログラムコード17がそれぞれ一律の上限サイズAとなるように、機能毎のプログラムコード17に、各機能毎のプログラム17の予備領域を付加し、1つのプログラムコード18にまとめる。
ここで、プログラマブルコントローラの複数のモジュールを同時にオンライン中に変更できるようにしたものがある。複数個のモジュールを格納することができるプログラムメモリ内の空き領域と、各実効モジュールの先頭番地を保持しているディレクトリとを備え、変更のためにあらかじめ空き領域内に作成された一つまたは複数のモジュールの先頭番地を、操作者のキー入力に応じて、ディレクトリ内の対応する複数の先頭番地に一括代入する(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、制御装置への初回プログラム書き込み時に予備領域を含む1本化したプログラムコードを書き込んでおき、以降プログラムの変更が発生し、またこのときプラント運転中であった場合には、変更のあった制御ループのプログラムコードをそのプログラム領域とその予備領域を使用し制御ループ単位での上書き更新することで、プラント運転中において変更の有った制御ループ以外の制御プログラムの停止を行わないようにしプログラムの更新を実施する。
特開平5−224707号公報
しかし、従来のものでは、変更したプログラムを制御装置に書き込む際、変更する制御ループの書き込みが完了するまでの間、演算を実行できないことから該当の制御ループを一旦停止させる必要があり、その間、対象制御装置の一部機能が停止してしまう。このことから、プラント運転中にプログラムの変更を行う場合、制御装置の一部機能が使用できなくなる。
さらに、ロジックを変更するためには、制御装置での演算処理を一旦停止させてからロジックの入れ替えを行う必要があり、変更対象外の演算処理についても再度初回からの実行となるため、入れ替え直前の演算結果と比べ急激な変化が発生したり、停止前の演算結果と一致するまでに時間がかかる場合があり、運転への影響が懸念されていた。
本発明の目的は、制御装置の演算処理を停止させることなくプログラムを変更でき、しかもプログラムの変更による制御装置の出力の急激な変化を極力抑制できる制御装置のメンテナンス装置を提供することである。
本発明の制御装置のメンテナンス装置は、制御装置のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置とを備え、前記演算処理装置は、プログラム変更したい制御ループについて制御装置を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集するプログラム編集手段と、前記プログラム編集手段で編集したプログラムソースを制御装置で認識可能な機能毎のプログラムコードに変換し各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストを作成し機能毎のプログラムコードと各機能の開始/終了プログラムアドレスに基づいてプログラムコードを作成するプログラムコード生成手段と、プログラムコード生成手段で生成された機能毎のプログラムコードやプログラムコードを制御装置に送受信する通信手段とを備え、前記制御装置は、前記演算処理装置から受信した機能毎のプログラムコードやプログラムコードの各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストに基づいて1制御周期内でアドレス管理テーブルを書き換え新プログラムへと動作を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、制御装置は、演算処理装置から受信した機能毎のプログラムコードやプログラムコードの各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストに基づいて1制御周期内でアドレス管理テーブルを書き換え新プログラムへと動作を切り替えるので、制御装置のプログラム演算を止めることなくプログラム変更を実施することができる。
以下、本発明に係る制御装置のメンテナンス装置の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる制御装置のメンテナンス装置の構成図である。この第1の実施の形態は、図12に示した従来例に対し、演算制御装置14のプログラムコード生成手段19にプログラムコードポインタ設定手段31を追加して設け、制御装置のプログラム演算を止めることなくプログラム変更を実施するようにしたものである。
図1において、メンテナンス装置11は、制御装置のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置12と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置13と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置14と、制御装置21側の通信手段22と、プログラム制御手段24とから構成される。
演算処理装置14はプログラムソース15を読み書きすることに加えプログラム変更が可能なプログラム編集手段16を有し、プログラム編集手段16は、プログラム変更したい制御ループについて制御装置21を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集する。
プログラムコード生成手段19はプログラムコードポインタ設定手段31を有し、入力装置12からの要求によりプログラムソース15から機能毎のプログラムコード17およびプログラムコード18を生成する。すなわち、プログラムコード生成手段19のプログラムコードポインタ設定手段31は、プログラム編集手段16で編集したプログラムソース15を制御装置21で認識可能な機能毎のプログラムコード17に変換し、各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストを作成する。プログラムコード生成手段19は、機能毎のプログラムコード17と各機能の開始/終了プログラムアドレスに基づいてプログラムコード18を作成する。
通信手段20は、入力装置12からの書き込み要求により、プログラムコード生成手段19で生成された機能毎のプログラムコード17やプログラムコード18およびI/Fコマンドを制御装置21に送受信する。制御装置21は、演算処理装置14から機能毎のプログラムコード17およびプログラムコード18やI/Fコマンドを送受信する通信手段22と、受信したプログラム23を用いて制御を行うプログラム制御手段24とを備えている。
図2は、本発明の第1の実施の形態における演算制御装置14のブロック図である。演算制御装置14のプログラムコード生成手段19は、機能毎のプログラムソース15を機能毎のプログラムコード17に変換するプログラムソースコード変換手段25と、機能毎のプログラムコード17より各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストを作成するプログラムコードポインタ設定手段31と、機能毎のプログラムコード17とプログラムコードポインタ設定手段31の作成した各機能の開始/終了プログラムアドレスより、プログラムコード18を作成するプログラムコード1本化手段26とから構成されている。
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるプログラムコード生成手段19の生成するプログラムコード18の説明図である。図3に示すように、プログラムコード生成手段19のプログラムコード一本化手段26は、プログラムコードポインタ設定手段31で作成された各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストと、機能毎のプログラムコード17とからプログラムコード18を作成する。
図4は、本発明の第1の実施の形態における制御装置21内のプログラム23の更新状態図の説明図である。プログラム23は、機能毎のプログラムアドレスが記述されているプログラムアドレス管理テーブル32と、各機能毎のプログラムが記述されている機能毎プログラム33、プログラム12内の予備エリア34を構成要素の一部としている。図4中のプログラム23Aは変更前の状態、プログラム23Bは予備エリア34に変更後の機能xプログラムを書き込んだ状態、プログラム23Cはプログラムアドレス管理テーブル32を更新して機能xプログラムを変更前から変更後に切り替えた状態を示している。
第1の実施の形態において、プラント停止状態で全ての機能のプログラムコード17を制御装置21のプログラム23に更新する際は、一旦全ての機能のプログラムを停止させ、通信手段20と通信手段22によりプログラムコード18をプログラム23へ更新する。その後に、全ての機能のプログラム再起動することで行う。
またプラント動作中において、変更の発生した機能のプログラムのみを更新する場合、プログラム変更したい機能毎のプログラムについて、制御装置21を動作させたままの状態で通信手段20および通信手段22を介してプログラム23上の予備エリア34の先頭アドレス取得する。その後に、機能毎のプログラムコード17のうち、変更した機能プログラム分を制御装置21のプログラム23の予備エリア34に書き込む。そして、1制御周期内でプログラム23上の書き込んだ機能プログラムと予備エリア34の先頭アドレスに関するアドレス管理テーブル32の情報を予備エリア34を書き込んだプログラム位置および新たな予備エリア先頭位置(=書き込んだ機能毎プログラムの最終位置)に更新する。
第1の実施の形態によれば、制御装置21は、演算処理装置14から受信した機能毎のプログラムコード17やプログラムコード18の各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリア34の開始アドレス等のアドレスリストに基づいて1制御周期内でアドレス管理テーブルを書き換え新プログラムへと動作を切り替えるので、制御装置21のプログラム演算を止めることなくプログラム変更を実施することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図5は本発明の第2の実施の形態に係わる制御装置のメンテナンス装置の構成図である。図5において、メンテナンス装置11は、制御装置21のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置12と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置13と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置14と、制御装置21側のプログラム受信手段41と、演算結果出力域42と、演算結果送信手段43とから構成される。
演算処理装置14は、プログラムソース15を読み書きすることに加えプログラム変更が可能なプログラム編集手段16を有し、プログラム編集手段16はプログラム変更したい制御ループについて制御装置21を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集する。演算処理装置14のプログラムコード生成手段19は、入力装置12からの要求により、プログラム編集手段16で編集したプログラムソース15を制御装置21で認識可能なプログラムコード18を生成する。
また、プログラム送信手段44は、プログラムコード生成手段19で生成された変更前プログラムや変更後プログラムのプログラムコード18を制御装置21に送信するものであり、演算結果受信手段45は制御装置21での演算結果を受信し、変更前プログラムの演算結果と変更後プログラムの演算結果を表示装置13に表示するものである。プログラム切替手段46は制御装置21で制御を実行するプログラムを切り替えるものである。すなわち、プログラム送信手段44は、プログラムコードやプログラム切替手段46のプログラム切り替え要求を制御装置21に送信し、演算結果受信手段45は制御装置21での演算処理結果を受信する。
制御装置21は、演算処理装置14からプログラムコード18を受信するプログラム受信手段41と、受信したプログラム23を用いて制御を行うプログラム制御手段24と、プログラム制御手段24が演算結果を出力する演算結果出力域42と、演算結果出力域42の演算結果を演算処理装置14の演算結果受信手段45に送信する演算結果送信手段43を備えている。
すなわち、プログラム制御手段24は、プログラム受信手段41で受信した変更前プログラムおよび変更後プログラムを演算処理し、その結果を演算結果出力域42に格納するとともに、プログラム切替手段46で切り替えられたプログラムを用いて制御を行う。演算結果出力域42に格納された変更前プログラムの演算結果および変更後プログラムを演算結果は、演算結果送信手段43により演算処理装置14の演算結果受信手段45に送信される。
図6は、本発明の第2の実施の形態における制御装置21に保持されるプログラム23の説明図である。図6に示すように、プログラム23は、機能別のプログラム開始/終了アドレス保存域47、ワーク領域上の機能別のプログラム開始/終了アドレス格納域48、プログラム格納域49、ワーク領域50により構成される。
図7は演算結果出力域42の説明図である。図7に示すように、演算結果出力域42は、通常演算結果出力域51と、ワーク領域50上のプログラム用演算結果出力域52により構成される。この通常演算結果出力域51に出力される演算結果は、他の機能別のプログラムの演算の入力値として使用されたり、また外部出力値として扱われるものである。ワーク領域50上のプログラム用演算結果出力域52は、通常演算結果出力域51と同等の領域を持つ。
第2の実施の形態では、プログラムを変更する場合に、まずプログラム編集手段16にてプログラムソース15を変更し、その後に、プログラムコード生成手段19よりプログラムコード18を作成する。このプログラムコード18をプログラム送信手段44、プログラム受信手段41によりプログラム23のワーク領域50に書き込むとともに、ワーク領域50上の機能プログラム開始/終了アドレス格納域48に書き込み先アドレスを設定する。図6の一例では、変更前プログラムをループ2(機能2のプログラム)、変更後プログラムをループA(機能Aのプログラム)として示している。
プログラム制御手段24は、ワーク領域50上の機能プログラム開始/終了アドレス格納域48にアドレスが設定されている場合、ワーク領域50上にある対象の制御ループ(ループA)を実行するとともに、その演算結果を、図7で示すプログラム上に記載されている演算結果出力先アドレスにワーク領域50上のプログラム用演算結果出力域42の先頭位置であるオフセットXを加えた位置に出力する。これにより、変更前のループ2(機能2のプログラム)とプログラム変更後のループA(機能Aのプログラム)が同時に実行されても、演算結果を上書きすることはない。
各制御ループの実行により通常演算結果出力域51およびワーク領域50上のプログラム用演算結果出力域52に出力された値は、演算結果送信手段43によって演算処理装置14の演算結果受信手段45に周期的に送信され、演算結果受信手段45により受信される。受信した演算結果は表示装置13に表示され、操作員が両者を容易に比較できる。
図8は、表示装置13に表示された演算結果比較画面53の一例を示す説明図である。機能プログラム選択リスト54により変更対象機能を選択することで、対象機能プログラムで演算結果を出力している線番を抽出し、その演算結果をプログラム変更前の演算結果55とプログラム変更後の演算結果56として比較表示する。プログラム変更前後で演算結果に差がでているデータについては色替ええ等強調表示することで、その差異を確認することができる。プログラム変更により影響のあるポイント番号については、操作員の判断にて除外すればよい。
演算結果比較画面53により、プログラム変更後の演算結果について、運転への影響のない状態となったことが確認できた段階で、操作員は機能プログラム切替ボタン57を選択する。これにより、プログラム切替手段46は、プログラム送信手段44およびプログラム受信手段41を介し、機能プログラム開始アドレス保存域47にある対象制御ループの開始/終了アドレスを、ワーク領域50に書き込んだプログラム変更後の機能プログラムのアドレスに書き換えるとともに、ワーク領域50上の機能プログラム開始/終了アドレス格納域48から対象制御ループの開始終了アドレスを削除し、最後にプログラム格納域49からプログラム変更前の機能プログラムを削除する。これにより、プログラム制御手段24は、次回制御周期よりプログラム変更後の制御ループにて演算処理を行う。
第2の実施の形態によれば、プログラム変更前と変更後の機能プログラムの演算結果について両者を画面で比較・照合し、運転に影響のない安定状態となったことを確認できた段階で実行プログラムを切り替えることができるので、制御装置21のプログラム演算を止めることなくプログラム変更ができる。従って、プログラム変更直後の演算結果の突変を防ぐことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図9は本発明の第3の実施の形態に係わる制御装置のメンテナンス装置の構成図である。この第3の実施の形態は、図12に示した従来例に対し、機能毎のプログラムコード17を省略し、変更命令検出手段35および変更点情報テーブル36、37を追加して設けたものである。
図9において、メンテナンス装置11は、制御装置21のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置12と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置13と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置14と、制御装置21側の通信手段22と、プログラム制御手段24と、変更点情報テーブル37とから構成される。
演算処理装置14は、プログラムソース15を読み書きすることに加えプログラム変更が可能なプログラム編集手段16を有し、プログラム編集手段16はプログラム変更したい制御ループについて制御装置21を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集する。演算処理装置14のプログラムコード生成手段19は、入力装置12からの要求により、プログラム編集手段16で編集したプログラムソース15を制御装置21で認識可能なプログラムコード18を生成する。通信手段20は、入力装置12からの書き込み要求により、プログラムコード生成手段19で生成されたプログラムコード18やI/Fコマンドを制御装置21に送受信する。
また、変更命令検出手段35は、制御装置21の保持しているプログラム23を通信手段20を介して取得し、プログラムコード18と比較した上でプログラムの変更箇所を検出し、演算処理装置14の変更点情報テーブル36に設定する。すなわち、制御装置21から読み込んだプログラムと変更後のプログラムコードとを比較して変更点情報を求め、その変更点情報を変更点情報テーブル36に格納する。
制御装置21の通信手段22は、演算処理装置14からのプログラムコード18やI/Fコマンドを送受信し、変更点情報テール部37には、演算処理装置14から受信した変更点情報が一次保存される。プログラム制御手段24は、演算処理装置14から受信したプログラム23を用いて制御を行ったり、変更点情報テール部37の変更点情報を基にプログラム23を変更する。
変更命令検出手段35は演算処理装置14で行ったプログラムの変更に対し、生成されたプログラムコード18と制御装置21で保持しているプログラム23のプログラムコードの差異をプログラムコードを比較する。
図10は変更命令検出手段35の処理内容の説明図である。制御装置21から読み込んだ機能xのプログラムコード38と、演算処理装置14側で変更後の機能xのプログラムコード39とを比較し、そのその結果を変更点情報40として変更点情報テーブル36にセットする。そして、その変更点情報40を通信手段20および通信手段22により制御装置21側の変更点情報テーブル37にセットする。
図11は、本発明の第3の実施の形態におけるプログラム制御手段24の処理内容を示すフローチャートである。図11に示すように、プログラム制御手段24は、外部入力処理S1、プログラム演算処理S2、外部出力処理S3、メンテナンスI/F処理S4の順番で常時ループ処理でプラント制御を実行しており、このうちメンテナンス装置I/F処理S4において、変更点情報40のデータセットを確認する。そして、変更点情報40が設定されていた場合には、プログラム23に対して変更点情報40の示す変更を行い、変更点情報40を削除する。従って、制御ループ処理の基準周期1ループで処理可能なサイズのプログラム変更を行うことになる。
例えば、制御装置の制御ロジックの論理設定の間違いや論理設定の変更により、演算マクロの差し替えが必要となるときがあり、ANDをORに変更とかNOTの付加等の演算マクロの差し替えが必要となることがある。このような場合においては、論理演算のマクロコードの差し替えのみであり、プログラム本体の追加や削除は発生しないことから変更には時間を要しない。制御ロジックの差し替え時間は短いので機能プログラムの変更を短縮できる。
第3の実施の形態によれば、変更命令検出手段35によりプログラムの変更点情報を把握して、制御のプログラム演算処理の基準周期1ループでプログラム変更を行うので、制御装置21のプログラム演算を止めることなくプログラム変更を制御装置21に書き込むことができる。
本発明の第1の実施の形態に係わる制御装置のメンテナンス装置の構成図。 本発明の第1の実施の形態における演算制御装置のブロック図。 本発明の第1の実施の形態におけるプログラムコード生成手段の生成するプログラムコードの説明図。 本発明の第1の実施の形態における制御装置内のプログラムの更新状態図の説明図。 本発明の第2の実施の形態に係わる制御装置のメンテナンス装置の構成図。 本発明の第2の実施の形態における制御装置に保持されるプログラムの説明図。 本発明の第2の実施の形態における制御装置の演算結果出力域の説明図。 本発明の第2の実施の形態における表示装置に表示された演算結果比較画面の一例を示す説明図。 本発明の第3の実施の形態に係わる制御装置のメンテナンス装置の構成図。 本発明の第3の実施の形態における変更命令検出手段の処理内容の説明図。 本発明の第3の実施の形態におけるプログラム制御手段の処理内容を示すフローチャート。 従来のメンテナンス装置を示すブロック図。 従来のメンテナンス装置における演算処理装置の詳細図。 従来のメンテナンス装置におけるプログラムコード生成手段の生成するプログラムコードの説明図。
符号の説明
11…メンテナンス装置、12…入力装置、13…表示装置、14…演算処理装置、15…プログラムソース、16…プログラム編集手段、17…機能毎のプログラムコード、18…プログラムコード、19…プログラムコード生成手段、20…通信手段、21…制御装置、22…通信手段、23…プログラム、24…プログラム制御手段、25…プログラムソースコード変換手段、26…プログラムコード一本化手段、31…プログラムコードポインタ設定手段、32…プログラムアドレス管理テーブル、33…機能毎プログラム、34…予備エリア、35…変更命令検出手段、36、37…変更点情報テーブル、38…機能xのプログラムコード、39…変更後の機能xのプログラムコード、40…変更点情報、41…プログラム受信手段、42…演算結果出力域、43…演算結果送信手段、44…プログラム送信手段、45…演算結果受信手段、46…プログラム切替手段、47…機能別のプログラム開始/終了アドレス保存域、48…ワーク領域上の機能別のプログラム開始/終了アドレス格納域、49…プログラム格納域、50…ワーク領域、51…通常演算結果出力域、52…プログラム用演算結果出力域、53…演算結果比較画面、54…機能プログラム選択リスト、55…プログラム変更前の演算結果、56…プログラム変更後の演算結果、57…機能プログラム切替ボタン

Claims (3)

  1. 制御装置のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置とを備え、前記演算処理装置は、プログラム変更したい制御ループについて制御装置を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集するプログラム編集手段と、前記プログラム編集手段で編集したプログラムソースを制御装置で認識可能な機能毎のプログラムコードに変換し各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストを作成し機能毎のプログラムコードと各機能の開始/終了プログラムアドレスに基づいてプログラムコードを作成するプログラムコード生成手段と、プログラムコード生成手段で生成された機能毎のプログラムコードやプログラムコードを制御装置に送受信する通信手段とを備え、前記制御装置は、前記演算処理装置から受信した機能毎のプログラムコードやプログラムコードの各機能の開始/終了プログラムアドレスおよび予備エリアの開始アドレス等のアドレスリストに基づいて1制御周期内でアドレス管理テーブルを書き換え新プログラムへと動作を切り替えることを特徴とする制御装置のメンテナンス装置。
  2. 制御装置のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置とを備え、前記演算処理装置は、プログラム変更したい制御ループについて制御装置を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集するプログラム編集手段と、前記プログラム編集手段で編集したプログラムソースを制御装置で認識可能なプログラムコードに変換するプログラムコード生成手段と、前記プログラムコード生成手段で生成されたプログラムコードを前記制御装置に送信するプログラム送信手段と、前記制御装置での演算結果を受信し変更前プログラムの演算結果と変更後プログラムの演算結果を前記表示装置に表示する演算結果受信手段と、前記制御装置で制御を実行するプログラムを切り替えるプログラム切替手段とを備え、前記制御装置は、前記演算処理装置からプログラムを受信するプログラム受信手段と、前記プログラム受信手段で受信した変更前プログラムおよび変更後プログラムを演算処理し前記プログラム切替手段で切り替えられたプログラムを用いて制御を行うプログラム制御手段と、前記プログラム制御手段での変更前プログラムおよび変更後プログラムの演算結果を前記演算処理装置に送信する演算結果送信手段とを備えたことを特徴とする制御装置のメンテナンス装置。
  3. 制御装置のプログラムのメンテナンス操作を入力するための入力装置と、メンテナンス操作結果を表示するための表示装置と、プログラムのメンテンナンスの演算処理を行う演算処理装置とを備え、前記演算処理装置は、プログラム変更したい制御ループについて制御装置を動作させたまま新プログラムのプログラムソースを編集するプログラム編集手段と、前記プログラム編集手段で編集したプログラムソースを制御装置で認識可能なプログラムコードに変換するプログラムコード生成手段と、前記プログラムコード生成手段で生成されたプログラムコードやI/Fコマンドを前記制御装置に送受信する通信手段と、前記制御装置から読み込んだプログラムと変更後のプログラムコードとを比較して変更点情報を求める変更命令検出手段とを備え、前記制御装置は、前記演算処理装置から受信した前記変更点情報に従い制御ループ処理の基準周期1ループで処理可能なサイズのプログラム変更を行うことを特徴とする制御装置のメンテナンス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218334A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Hitachi Software Eng Co Ltd プログラム動的更新システム、管理サーバ、組込み機器及びプログラム
JP2017097516A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 東芝三菱電機産業システム株式会社 デバッグサポートシステム
JP2021179633A (ja) * 2017-09-27 2021-11-18 カシオ計算機株式会社 電子機器、移動経路比較方法、およびプログラム

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