JP2007109120A - プログラマブル表示装置、デバッグ支援プログラム及びデバッグ装置の制御方法 - Google Patents

プログラマブル表示装置、デバッグ支援プログラム及びデバッグ装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 リアルタイムに表示処理を解析することができ、不具合が生じた際の原因や不具合箇所の特定を容易化させたプログラマブル表示装置を提供する。
【解決手段】 デバッグ装置との通信を行うデバッグ装置I/F21と、PLCにより送信された状態データを受信するPLCI/F22と、PLCI/F22により受信された状態データを受信データメモリ24に書き込む状態データ受信制御部23と、受信データメモリ24内の状態データを参照し、参照した状態データに基づいて画面表示を行う表示制御部25と、画面表示の停止条件を記憶する停止条件記憶部27により構成される。状態データ受信制御部23は、表示制御部25が停止条件に基づいて表示処理を停止した際、受信データメモリ24に対する状態データの書き込みを停止し、デバッグ装置I/F21は、状態データの書き込み停止後、受信データメモリ24内の状態データ24aをデバッグ装置へ送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プログラマブル表示装置、デバッグ支援プログラム及びデバッグ装置の制御方法に係り、さらに詳しくは、PLCに接続して使用され、PLC内の状態データに基づく画面表示を行うプログラマブル表示装置の改良、更に、そのデバッグ装置の改良に関する。
一般に、FA(Factory Automation)システムは、センサー装置、駆動装置などの多数の入出力機器と、これらの入出力機器を制御する制御装置によって構成される。この制御装置は、制御プログラムに基づいて動作しており、制御プログラムは、通常、ラダーエディタなどのプログラム作成ツールを用いて、ユーザ自身によって作成される。この様な制御装置は、プラグラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller、以下、PLCと略す)と呼ばれている。
PLC内には、多数の状態データが保持されており、各状態データには、入出力機器からの入力信号の状態、入出力機器への出力信号の状態、PLCの動作状態などが割り当てられている。このため、各状態データが格納されるメモリ領域は「デバイス」、各状態データは「デバイス値」とも呼ばれている。制御プログラムは、これらの状態データに基づいて動作し、また、その動作結果として、これらの状態データを変更し、所望の制御が実現されている。
プログラマブル表示装置は、主として、PLCの動作状態をモニターするための装置であり、動作中のPLCから状態データを読み出して画面表示させる。この様な画面表示は、画面データに基づいて行われている。画面データは、切り替え可能に表示される1又は2以上のページフレームを規定しており、各ページフレーム上には、状態データを表示するための1又は2以上の表示部品が配置されている。つまり、プログラマブル表示装置は、この画面データに基づいて、表示中のページフレーム上に配置された各表示部品について、その表示を順次に更新する動作を繰り返し、各状態データを概ねリアルタイムで表示している。
この画面データも、画面データ作成ツールを用いて、ユーザ自身によって作成される。画面データ作成ツールは、通常、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末上で動作するアプリケーションプログラムとして提供され、当該ツールを用いて作成された画面データが、情報処理端末からプログラマブル表示装置へ転送され、実行される。このとき、プログラマブル表示装置における表示動作に不具合が発見されれば、上記情報処理端末上で、画面データ作成ツールを用いて画面データの修正が行われる。つまり、ユーザは、表示動作の不具合を発見し、画面データを修正する一連の作業(デバッグ)を行わなければならない。
この様な画面データのデバッグを支援する従来技術として、プログラマブル表示装置の動作状態を履歴データとして記録し、この履歴データに基づいてプログラマブル表示装置の動作を情報処理端末上で再現しようとするものが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。特許文献1及び2に記載のデバッグ支援システムでは、プログラマブル表示装置の画面データ、入出力データ、操作内容などを時系列に記録することにより、その動作を情報処理端末上で再現し、不具合発生時における動作の解析を支援している。しかしながら、プログラマブル表示装置の動作を完全に再現するには、膨大な履歴データを記録しなければならず、また、再現に必要な時間が長くなり、デバッグ効率が悪いという問題があった。
また、他の従来技術として、情報処理端末上でプログラマブル表示装置の動作をシミュレーションし、画面データのデバッグ支援を行う技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載のデバッグ支援システムは、プログラマブル表示装置に対する入力データを擬似的に生成し、情報処理端末上でプログラマブル表示装置の動作を再現している。しかしながら、この様なシミュレーションは、実際のプログラマブル表示装置の動作と完全に一致させることはできず、実際のプログラマブル表示装置において不具合が生じた場合であっても、その原因を特定することは困難であると考えられる。
また、他の従来技術として、情報処理端末にPLCの動作をエミュレートさせ、画面データのデバッグ支援を行う技術が提案されている(例えば、特許文献4参照)。特許文献4に記載のデバッグ支援システムは、PLC内の状態データを情報処理端末が擬似的に生成することによって、PLCを動作させることなく、プログラマブル表示装置を動作させている。この場合、プログラマブル表示装置を実時間で動作させていることから、不具合発生時における解析が困難であると考えられる。
また、プログラマブル表示装置に接続された情報処理端末上において、プログラマブル表示装置の動作をエミュレートさせる技術が提案されている(例えば、特許文献5及び6参照)。特許文献5及び6に記載のデバッグ支援システムは、情報処理端末が、プログラマブル表示装置内の状態データをプログラマブル表示装置から取得し、情報処理端末上においてプログラマブル表示装置と動作をエミュレートさせるものである。しかしながら、この様なエミュレーションは、実際のプログラマブル表示装置の動作と完全に一致させることはできない。また、情報処理端末が状態データを参照するタイミングと、プログラマブル表示装置が状態データを参照するタイミングとが異なることから、情報処理端末及びプログラマブル表示装置の動作を一致させることができない。
なお、PLCの制御プログラムのデバッグを支援する技術として、状態データをモニターしながら、PLCの制御プログラムをステップ実行させるデバッグ支援システムがあった。PLC内では、制御プログラムがシーケンシャル(逐次的)に実行され、状態データの更新もこの制御プログラムによって行われる。このため、制御プログラムの実行を停止すれば、状態データの更新も停止され、プログラム停止時における状態データを取得することができる。しかしながら、プログラマブル表示装置の場合、その内部に保持している状態データがPLCによって更新されるタイミングと、当該状態データが画面表示のために参照されるタイミングとが異なることから、上記技術をそのまま画面データのデバッグ支援に適用することはできない。
特許第3621326号公報 特開2003−76420号公報 特許第3464417号公報 特許第3562783号公報 特許第3621336号公報 特開2002−7363号公報
上述したとおり、従来のデバッグ支援システムでは、画面データのデバッグを効率的に行うことができなかった。つまり、プログラマブル表示装置において不具合が発生した場合に、その動作状況を把握し、また、その原因を解析するために必要な情報を正確かつ迅速に取得することができず、画面データのデバッグを効率的に行うことができないという問題があった。
特に、プログラマブル表示装置の場合、表示処理を停止させることができず、さらに、その内部に保持している状態データの更新タイミングと、参照タイミングが非同期であることから、仮に表示処理を停止させたとしても、表示処理の停止時における状態データを取得することができないという問題があった。プログラマブル表示装置は、PLCから取得した状態データを内部に保持しており、この状態データに基づいて表示処理を行っている。ところが、プログラマブル表示装置とPLCとの通信速度は、表示処理の速度に比べて遅いため、画像表示処理のために上記状態データが参照されるタイミングは、PLCからのデータ取得によって当該状態データが更新されるタイミングと非同期となっている場合が多い。このため、表示処理を停止させた後にプログラマブル表示装置内の状態データを読み出したとしても、表示処理の停止時における状態データを読み出せるとは限らないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、プログラマブル表示装置の動作状態を迅速かつ容易に把握することができ、プログラマブル表示装置の動作を規定する画面データのデバッグを容易化させることができるプログラマブル表示装置を提供することを目的とする。特に、表示処理を停止させることができるプログラマブル表示装置を提供することを目的とする。さらに、停止条件に基づいて表示処理を停止させている場合であっても、その停止時点においてプログラマブル表示装置内に保持されていた状態データを読み出すことができるプログラマブル表示装置を提供することを目的とする。また、この様なプログラマブル表示装置のための画面データをデバッグする際に使用されるデバッグ支援プログラム及びデバッグ装置の制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、表示処理を停止させることができるとともに、表示処理の停止時に、画面データの参照先のデータメモリを更新する処理を停止させることができるプログラマブル表示装置を提供することを目的とする。また、画面処理が停止中であっても、PLCから受信した状態データ、PLCへ送信予定の状態データ、又は、プログラマブル表示装置の内部のみで使用される状態データを読み出すことができるプログラマブル表示装置を提供することを目的とする。また、これらの状態データを強制的に書き換えることができるプログラマブル表示装置を提供することを目的とする。
第1の本発明によるプログラマブル表示装置は、PLCが接続され、上記PLC内に保持されている状態データに基づいて画面表示が行われるプログラマブル表示装置であって、上記PLCから受信した状態データを保持する受信データメモリと、上記状態データの取得要求を生成し、この取得要求に基づいて上記PLCから送信される状態データを上記受信データメモリへ格納する上記受信データメモリの更新処理を繰り返し行う受信制御手段と、ユーザが指定した停止条件を記憶する停止条件記憶手段と、上記受信データメモリを参照し、上記受信データメモリ内の状態データに基づく表示処理を行うとともに、上記停止条件に基づいて上記表示処理を停止する表示制御手段と、上記受信データメモリ内の状態データをデバッグ装置へ送信するためのデバッグ用通信手段とを備えて構成される。この様な構成によれば、必要に応じて表示処理を停止させることができるとともに、表示処理の停止時における状態データを受信データメモリから読み出すことができるので、プログラマブル表示装置の動作状態を迅速かつ容易に把握することができる。
第2の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記受信制御手段が、上記表示処理の停止時に、上記受信データメモリの更新処理を停止するように構成される。
このプログラマブル表示装置は、デバッグ用通信手段を介して、受信データメモリ内の状態データをデバッグ装置へ送信することができ、表示制御手段が、停止条件に基づいて表示処理を停止させた場合には、受信制御手段が、表示処理とは非同期で実行されている受信データメモリの更新処理を停止することが可能なように構成される。この様な構成により、表示処理を停止させた後に、更新処理によって受信データメモリ内の状態データが書き換えられることを防止することができる。従って、表示処理の停止中は、表示処理の停止時における状態データを読み出すことができ、画面データのデバッグ作業を容易化することができる。すなわち、プログラマブル表示装置における表示動作の解析を迅速かつ容易に行うことができ、不具合発生時の状況やその原因が特定し易くなる。
第3の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記表示制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される動作再開要求に基づいて上記表示処理を再開し、上記受信制御手段が、上記表示処理の再開時に、上記受信データメモリの更新処理を再開するように構成される。
第4の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記表示制御手段によって生成され、上記PLCへ送信される状態データが、格納される送信データメモリを備え、上記デバッグ用通信手段が、上記送信データメモリ内の状態データを上記デバッグ装置へ送信可能であるように構成される。
この様な構成によれば、停止条件に基づいて表示処理が停止した場合に、受信データメモリ内の状態データだけでなく、送信データメモリ内の状態データもデバッグ装置へ送信することができるので、画面データのデバッグを容易化することができる。なお、表示処理の停止によって、送信データメモリへの書き込みも停止されるため、表示処理の停止中、送信データメモリは表示処理の停止時における状態が保持されている。
第5の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記表示制御手段によって格納されるとともに、上記表示制御手段によって参照されるデータを保持する内部データメモリを備え、上記デバッグ用通信手段が、上記内部データメモリ内の状態データを上記デバッグ装置へ送信可能であるように構成される。
この様な構成によれば、停止条件に基づいて表示処理が停止した場合に、受信データメモリ内の状態データだけでなく、内部データメモリ内の状態データもデバッグ装置へ送信することができるので、画面データのデバッグを容易化することができる。なお、表示処理の停止によって、内部データメモリへの書き込みも停止されるため、表示処理の停止中、内部データメモリは表示処理の停止時における状態が保持されている。
第6の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記表示処理を規定する画面データを記憶する画面データ記憶手段を備え、上記表示制御手段が、上記画面データに基づく表示処理を繰り返し、上記表示処理及び上記受信データメモリの更新処理が、非同期で実行されるように構成される。
第7の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記表示制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される動作再開要求に基づいて上記表示処理を再開するように構成される。この様な構成により、停止条件に基づいて表示処理及び更新処理を停止した場合であっても、これらの処理を再開させることができ、効率的にデバッグを行うことができる。
第8の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記受信制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される書換要求に基づいて、上記受信データメモリ内の状態データを書き換えるように構成される。この様な構成によれば、受信データメモリ内の状態データを任意の値に書き換えることができる。この様にして受信データメモリ内の状態データを強制的に書き換え可能にすることによって、デバッグ作業を更に効率化することができる。
第9の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記受信制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される書換要求に基づいて、上記受信データメモリ内に格納されている状態データのうち、書き換え対象とする状態データを書き換えるとともに、書き換え後の当該状態データに関する更新処理を停止し、書き換え対象としない状態データについては、更新処理を継続するように構成される。
第10の本発明によるプログラマブル表示装置は、上記構成に加え、上記受信制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される更新再開要求に基づいて、停止していた更新処理を再開するように構成される。
第11の本発明によるデバッグ支援プログラムは、PLC、上記PLC内の状態データに基づいて表示処理を行うプログラマブル表示装置、及び、上記表示処理を規定する画面データをデバッグするためのデバッグ装置によって構成されるデバッグ支援システムに適用されるデバッグ装置において実行される。上記プログラマブル表示装置は、上記状態データの取得要求を生成し、この取得要求に基づいて上記PLCから送信される状態データを受信データメモリへ格納する受信データメモリの更新処理を繰り返し行う受信制御手段と、上記受信データメモリを参照し、上記受信データメモリ内の状態データに基づく表示処理を行う表示制御手段とを備えて構成される。そして、本発明によるデバッグ支援プログラムは、上記プログラマブル表示装置に対し、上記表示処理及び上記更新処理の停止条件を指示する停止条件指示手順と、上記受信データメモリ内の状態データを取得する状態データ取得手順と、取得した状態データを画面表示する状態データ表示手順とをコンピュータ上で実行するように構成される。
第12の本発明によるデバッグ装置の制御方法は、PLC、上記PLC内の状態データに基づいて表示処理を行うプログラマブル表示装置、及び、上記表示処理を規定する画面データをデバッグするためのデバッグ装置によって構成されるデバッグ支援システムであって、上記プログラマブル表示装置が、上記状態データの取得要求を生成し、この取得要求に基づいて上記PLCから送信される状態データを受信データメモリへ格納する受信データメモリの更新処理を繰り返し行う受信制御手段と、上記受信データメモリを参照し、上記受信データメモリ内の状態データに基づく表示処理を行う表示制御手段とを備えたデバッグ支援システムに適用されるデバッグ装置の制御方法において、上記プログラマブル表示装置に対し、上記表示処理及び上記更新処理の停止条件を指示する停止条件指示ステップと、上記受信データメモリ内の状態データを取得する状態データ取得ステップと、取得した状態データを画面表示する状態データ表示ステップとを備えて構成される。
本発明によるプログラマブル表示装置、デバッグ支援プログラム及びデバッグ装置の制御方法によれば、プログラマブル表示装置における表示処理の停止時に、受信データメモリの更新処理も停止させることによって、その後も、表示処理の停止時における状態データを受信データメモリ内に保持させておくことができる。このため、表示処理の停止中に、受信データメモリの状態データを読み出せば、表示処理の停止時点において受信データメモリが保持していた状態データを取得することができる。つまり、表示処理の停止時点におけるプログラマブル表示装置の動作状態を正確に把握することができ、画面データのデバッグ作業を容易化することができる。
また、表示処理が停止中であっても、PLCから受信した状態データ、PLCへ送信予定の状態データ、その他のプログラマブル表示装置内に保持されている状態データを読み出すことができるので、表示処理の停止時点におけるプログラマブル表示装置の動作状態を正確に把握することができ、画面データのデバッグ作業を容易化することができる。
また、デバッグ装置からの書換要求に基づいて、受信データメモリ内の状態データを書き換えることができ、書換要求のあった当該状態データに関する更新処理を停止することができるため、画面データのデバッグ作業を更に容易化することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態によるプログラマブル表示装置を含むデバッグ支援システムの概略構成の一例を示したブロック図である。このデバッグ支援システム100は、入出力装置1、PLC10、プログラマブル表示装置20及びデバッグ装置40によって構成され、プログラマブル表示装置20の表示処理を規定する画面データについて、その不具合の修正を支援するシステムである。
PLC10は、制御プログラムに基づいて動作し、PLC10に接続されている複数の入出力装置1を制御している。PLC10は、その内部に多数の状態データを保持しており、制御プログラムは、これらの状態データに基づいて動作し、これらの状態データを変更している。各状態データには、入出力装置に対する入出力信号、PLC10の動作状態などが割り当てられているため、制御プログラムを実行することによって、所望の制御が実現される。
プログラマブル表示装置20は、主として、PLC10の動作状態を監視するための装置であり、PLC10とのデータ通信を行ってPLC10内の状態データを取得し、この状態データに基づく画面表示を行っている。また、このデータ通信を利用して、PLC10内の状態データを書き換えることもできる。なお、プログラマブル表示装置20は、例えば、シリアル通信ケーブルを介してPLC10に接続されており、PLC10との間で双方向のデータ通信を行うことができる。
PLC10内の状態データを取得する場合、プログラマブル表示装置20からPLC10へ状態データの取得要求が送信される。この取得要求に基づいて、PLC10は、指定された状態データをプログラマブル表示装置20へ送信する。プログラマブル表示装置20は、この様な取得要求の送信を周期的に繰り返すことにより、できるだけ最新の状態データをPLC10から取得し、保持している。また、PLC10内の状態データを書き換える場合、プログラマブル表示装置20からPLC10へ状態データの書換要求が送信される。この書換要求を受信したPLC10は、その内部に保持している状態データを指定されたデータに書き換える。
デバッグ装置40は、画面データの不具合を修正(デバッグ)するためのエディタ装置である。すなわち、プログラマブル表示装置20内の内部状態を監視し、必要に応じてプログラマブル表示装置20の表示動作を停止させ、あるいは、上記内部状態を書き換えた後に表示動作を再開させることによって、画面データのデバッグを支援している。このようなデバッグ装置40は、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末上でデバッグ支援プログラムを実行することにより実現することができる。このようなデバッグ支援プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を介して提供され、或いは、情報処理端末とともに提供されるものとする。
図2は、図1のPLC10について更に詳細な構成例を示したブロック図である。このPLC10は、内部メモリ11、制御部12、制御プログラム記憶部12a、入出力装置インターフェース(入出力装置I/F)13、表示器インターフェース(表示器I/F)14、受信バッファ15及び送信バッファ16からなる。内部メモリ11は、状態データを書き換え可能に記憶する記憶装置である。
制御部12は、内部メモリ11内の状態データと、入出力装置1への入出力信号の状態とを対応づけている。すなわち、内部メモリ11内の状態データに基づいて出力信号を生成し、入出力装置I/F13を介して、入出力装置1へ出力している。また、入出力装置I/F13を介して、入出力装置1から入力された入力信号に基づいて、内部メモリ11内の状態データを更新している。また、制御プログラム記憶部12aから制御プログラム読み出し、この制御プログラムに基づいて、内部メモリ11内の状態データを更新している。
さらに、制御部12は、表示器I/F14がプログラマブル表示装置20から受信した取得要求及び書換要求に基づいて動作し、プログラマブル表示装置20とのデータ通信を制御している。プログラマブル表示装置20からの受信データは、一旦、受信バッファ15内に格納される。制御部12は、この受信バッファ15を参照し、受信バッファ15内に取得要求及び書換要求があれば、これらの要求に応じた処理を実行する。
すなわち、受信バッファ15内に書換要求が格納されている場合には、この書換要求に基づいて、内部メモリ11の状態データを書換要求により指定された値に書き換える。一方、受信バッファ15内に取得要求が格納されている場合には、制御部12が、この取得要求により指定された状態データを内部メモリ11から読み出し、送信バッファ16に書き込む。プログラマブル表示装置20への送信データは、一旦、送信バッファ16に格納され、順次に表示器I/F14へ送出される。
図3は、図1のプログラマブル表示装置20について詳細な構成例を示したブロック図である。このプログラマブル表示装置20は、デバッグ装置インターフェース(デバッグ装置I/F)21、PLCインターフェース(PLCI/F)22、状態データ受信制御部23、受信データメモリ24、表示制御部25、送信データメモリ26、停止条件記憶部27、画面データ記憶部28、状態データ送信制御部29、内部データメモリ30、表示部31及び操作入力部32からなる。
画面データ記憶部28は、表示制御部25の表示動作を規定する画面データ28aを書き換え可能に記憶する記憶装置である。この画面データ28aは、図示しない情報処理端末上でユーザによって作成され、プログラマブル表示装置20へ転送され、画面データ記憶部28に格納されている。画面データ28aは、互いに切り替え表示される複数のページフレームからなるページセットを規定している。ページフレームとは、表示部31の画面上における表示形式、つまり、画面構成を規定している。ここでは、状態データを表示するための1又は2以上の表示部品が配置された画面が表示部31に表示され、これらの表示部品の種類や配置が各ページフレームごとに規定されているものとする。
内部データメモリ30には、表示制御部25によって生成され、表示制御部25によって参照されるデータが格納されている。
操作入力部32は、ユーザの操作入力に基づいて入力信号を生成する入力装置であり、例えば、表示部31の表示画面上に配置されているタッチパネルセンサーからなる。デバッグ装置I/F21は、デバッグ装置40に接続され、デバッグ装置40との通信を行うインターフェース回路である。
PLCI/F22は、PLC10に接続され、PLC10との通信を行うインターフェース回路である。ここでは、PLCI/F22が、シリアル通信を行うためのインターフェースであり、取得要求や書換要求をシリアルデータとしてPLC10へ送信し、状態データをシリアルデータとしてPLC10から受信する。
受信データメモリ24は、PLCI/F22が受信した状態データ24aを受信データとして書き換え可能に格納する記憶装置であり、受信データメモリ24内の状態データ24aは、PLC10のメモリアドレス(デバイス)に対応づけて保持されている。つまり、受信データメモリ24内の状態データ24aは、PLC10内で保持されている状態データ(デバイス値)のコピーであり、受信データメモリ24は、このコピーを保持する仮想デバイスとなっている。
送信データメモリ26は、PLC10に対して送信される状態データ26aを書き換え可能に記憶する記憶装置である。停止条件記憶部27は、表示制御部25による表示処理の停止条件27aを記憶する記憶装置であり、ここでは、デバッグ装置I/F21を介してデバッグ装置40から入力された停止条件が書き換え可能に格納される。
表示制御部25は、画面データ28aに基づく表示処理を行っている。すなわち、受信データメモリ24を参照し、状態データ24aを表示部31の画面上に表示させている。この表示処理は、表示中のページフレームを構成する各表示部品について順次に実行される。そして、表示中のページフレーム内に配置されている全ての表示部品についての処理が終了すれば、これらの一連の処理が再び繰り返される。つまり、ページフレームを単位として、表示部31の表示は周期的に更新されている。従って、受信データメモリ24内の状態データ24aも、表示制御部25によって上記周期で参照される。この周期を参照周期と呼ぶことにする。
また、表示制御部25は、PLC10に対して送信すべき状態データ26aを送信データメモリ26に書き込む動作を行っている。送信データメモリ26に対する送信データ26aの書き込みは、画面データ28aやユーザによる操作入力に基づいて行われる。
状態データ受信制御部23は、PLC10に対して送信される状態データ24aの取得要求を定期的に生成し、PLCI/F22により受信された状態データを受信データメモリ24に書き込む動作を行っている。取得要求に基づく状態データの書き込みは、表示制御部25による受信データメモリ24内の状態データ24aの読み出しとは非同期で行われている。
具体的には、表示制御部25による受信データメモリ24の参照周期とは異なる周期(以下、更新周期と呼ぶことにする)で取得要求が生成される。例えば、受信データメモリ24の参照周期よりも長い更新周期で取得要求が送信され、この取得要求に基づいてPLC10により送信された状態データにより受信データメモリ24内の状態データが書き換えられる。
状態データ送信制御部29は、表示制御部25によって送信すべきデータとして状態データが送信データメモリ26に書き込まれると、PLC10に対して状態データ26aの書換要求を生成する動作を行っている。この書換要求は、PLCI/F22を介してPLC10へ送信され、当該PLC10からの応答に基づいて送信データメモリ26内に格納されている状態データ26aが送出される。
この様な書換要求によって、PLC10内の状態データが書き換えられた場合、その後の取得要求に基づいて、書き換え後の状態データ26aが送信される。従って、プログラマブル表示装置20から見れば、送信データメモリ26に状態データを書き込んでから、この状態データに対応する受信データメモリ24内の状態データ24aが更新されるまでには、大きなタイムラグが生じることとなる。
表示制御部25では、停止条件27aに基づいて表示処理を停止する制御が行われる。具体的には、停止条件27aが成立すれば、画面表示の更新が停止される。画面データ28aが表示部品を単位としてシーケンシャルに実行される場合であれば、表示部品単位で停止される。この様な表示処理の停止中に、デバッグ装置I/F21を介して、デバッグ装置40から動作再開要求が入力されると、表示制御部25が停止していた表示処理を再開する。
状態データ受信制御部23では、表示制御部25が停止条件に基づいて、表示処理を停止した際、受信データメモリ24に対する状態データの書き込みを停止する制御が行われる。また、表示制御部25による表示処理の再開に従って、状態データの書き込みが再開される。ここでは、状態データ受信制御部23が書き込みを再開すると同時に、PLC10に対する状態データの取得要求を生成するものとする。また、表示制御部25による表示処理が停止されている際、デバッグ装置I/F21を介してデバッグ装置から入力される状態データの書換要求に基づいて、受信データメモリ24内の状態データ24aを書き換える制御が行われる。つまり、表示処理の停止時に、デバッグ装置からの書換要求に基づいて受信データメモリ24内の状態データ24aが書き換えられるので、プログラマブル表示装置20内の状態データ24aを強制的に書き換えることができる。
デバッグ装置I/F21では、デバッグ装置40からのデータ送信要求に基づいて、受信データメモリ24、送信データメモリ26及び内部データメモリ30内のデータが送信される。つまり、デバッグ装置では、受信データメモリ24、送信データメモリ26及び内部データメモリ30内のデータを必要に応じて読み出すことにより、プログラマブル表示装置20の動作状態をリアルタイムにモニターすることができる。
特に、受信データメモリ24に対する状態データの書き込みが停止した後、受信データメモリ24内に格納されている状態データがデバッグ装置へ送信される。また、表示制御部25が停止条件27aの成立時に送信データの書き込みを停止した際、送信データメモリ26内に格納されている送信データ26aがデバッグ装置へ送信される。
図4は、図3のプログラマブル表示装置20において用いられる画面データの一例を示した図である。プログラマブル表示装置20は、通常、ユーザによってカスタマイズされたデータに基づいて表示処理を行うようにプログラムされている。このユーザによってカスタマイズ可能なデータが画面データと呼ばれる。画面データには、画面上に表示させる情報や、PLC10又は入出力装置1を制御するための情報が含まれる。画面データは、通常、機能ごとにまとめて作成される。
例えば、ランプ状の表示を行うために、ランプの形状を特定するデータや、ランプの点灯状態を決定するためのデバイス情報(以下、参照デバイスと呼ぶことにする)を組み合わせ、ランプ部品という機能が提供される。この様な一まとまりの機能が表示部品と呼ばれる。画面データは、この様な1又は2以上の表示部品により構成される。
プログラマブル表示装置20では、画面表示の際、例えば、画面データに配置されている各表示部品が表示部品単位で順次に実行される。この例では、まず、参照デバイス1「R0000」及び参照デバイス2「R0002」を参照するランプ部品「ランプ1」が実行され、次に、参照デバイス1「CR1000」を参照するスイッチ部品「スイッチ1」が実行される。スイッチ部品は、状態データ及び操作入力に応じて表示を異ならせる表示部品である。さらに、参照デバイス1「R1000」及び参照デバイス2「R1001」を参照するランプ部品「ランプ2」が実行された後、参照デバイス1「R0001」を参照するカウンタ部品「カウンタ1」が実行される。カウンタ部品は、状態データとしての数値データを表示する表示部品である。
プログラマブル表示装置20では、受信データメモリ内の状態データ24aが所定の参照周期で参照され、画面表示が更新される。その際、画面表示の更新処理を効率化するという観点から、変更が生じた状態データに関係する表示部品のみを実行するようにすることが望ましい。
この様な画面データに基づく表示処理は、停止条件に基づいて表示部品単位で停止され、表示部品が参照する状態データ(デバイス値という)がデバッグ装置に転送される。また、表示部品ごとのデバイス値は、デバッグ装置からの書き換え要求に基づいて強制的に書き換えることができる。
図5のステップS101〜S107は、図3のプログラマブル表示装置20における表示処理の一例を示したフローチャートである。まず、表示制御部25は、画面データ28aに基づいて実行すべき表示部品を決定し、受信データメモリ24内の状態データ24aを参照する(ステップS101,S102)。このとき、停止条件として、条件成立時に表示部品を実行する前に停止させる設定がされていれば、停止条件の成立により表示処理が停止される(ステップS103)。
一方、停止条件として、条件成立時に表示部品を実行した後に停止させる設定がされていれば、停止条件成立後の部品実行直後に表示処理が停止される(ステップS104,S105)。表示部品の実行後も停止条件が成立していなければ、ステップS101からステップS105の処理手順が繰り返される(ステップS106)。そして、表示対象とするページフレームについて、実行すべき全ての表示部品の実行が終了すると、当該ページフレームの更新は完了し、表示処理の継続中は、ステップS101からステップS106までの処理手順が繰り返される(ステップS107)。
図6のステップS201〜S205は、図3のプログラマブル表示装置20における状態データの更新動作の一例を示したフローチャートである。まず、状態データ受信制御部23は、PLC10との通信が可能であれば、更新対象とするデバイスを指定して状態データの取得要求を生成する(ステップS201,S202)。
次に、PLCI/F22は、PLC10と通信し、取得要求を送信する(ステップS203)。PLC10から状態データが受信されると、受信された状態データは、状態データ受信制御部23へ出力され、受信データメモリ24に書き込まれる(ステップS204,S205)。
図7のステップS301〜S305は、図3のプログラマブル表示装置20における状態データの書き込み動作の一例を示したフローチャートである。まず、状態データ送信制御部29は、PLC10との通信が可能であれば、表示制御部25により送信データメモリ26に状態データが書き込まれると、書き込み対象とするデバイスを指定して状態データの書換要求を生成する(ステップS301〜S303)。
次に、PLCI/F22は、PLC10と通信し、PLC10からの応答に基づいて、送信データメモリ26内の状態データ26aを送信する(ステップS304,S305)。
図8のステップS401〜S405は、図3のプログラマブル表示装置20における停止時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、状態データ受信制御部23は、表示制御部25が停止条件の成立に基づいて表示処理が停止すると、その表示処理の停止に従って、受信データメモリ24への状態データの書き込みを停止する(ステップS401)。
受信データメモリ24に対する状態データの書き込み停止状態は、デバッグ装置40から動作再開要求が受信されるまで継続される(ステップS402)。デバッグ装置I/F21は、状態データ受信制御部23による書き込みの停止中に、デバッグ装置40からデータ送信要求を受信すると、このデータ送信要求に基づいて、受信データメモリ24内の状態データ24aを参照する(ステップS403,S404)。そして、受信データメモリ24内の状態データ24aがデバイス値として送信される(ステップS405)。
図9は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、デバッグ装置40において表示されるモニター画面41の様子が示されている。このモニター画面41は、プログラマブル表示装置20の内部状態を監視するための画面である。この例では、プログラマブル表示装置20から読み出されたデータがデバイスごとに表示されている。
具体的には、プログラマブル表示装置20の受信データメモリ内の状態データが受信データとして表示され、送信データメモリ内の状態データが送信データとして表示されている。また、これらの受信データ及び送信データが変更された日時情報がプログラマブル表示装置20から読み出され、更新日時として表示されている。
この様に、プログラマブル表示装置20の内部状態をリアルタイムに監視することができる。
図10は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、デバッグ装置40における停止条件設定画面42の様子が示されている。この停止条件設定画面42は、プログラマブル表示装置20の表示処理を停止させる停止条件を指定するための入力画面である。この例では、ユーザによる操作入力をトリガとして指定する設定「手動停止」と、状態データや送信データに応じて停止させる設定「デバイストリガ1」及び「デバイストリガ2」とが選択可能となっている。
この例では、手動停止の設定を選択するためのチェックボックス43が上段に配置されている。この手動停止の設定では、デバッグ装置40におけるキー操作により、所望のタイミングで表示処理を停止させることができる。
また、デバイストリガ1の設定を選択するためのチェックボックス44が中段に配置されている。このデバイストリガ1の設定領域には、対象とするデバイスを指定するための入力ボックス44aや、受信データメモリからの読み出しを指定するチェックボックス44b、送信データメモリへの書き込みを指定するチェックボックス44c、プレトリガを指定するチェックボックス44dが配置されている。
デバイストリガ1の設定では、対象デバイスとして指定されたデバイス値の読み出し又は書き込みに基づいて、表示処理が自動的に停止される。プレトリガを指定すると、デバイス値の読み出し又は書き込みが行われる直前に停止させることができる。
また、デバイストリガ2の設定を選択するためのチェックボックス45が下段に配置されている。このデバイストリガ2の設定領域には、対象とするデバイスを指定するための入力ボックス45aや、受信データメモリからの読み出しを指定するチェックボックス45b、送信データメモリへの書き込みを指定するチェックボックス45c、デバイス値を指定する入力ボックス45d、プレトリガを指定するチェックボックス45eが配置されている。
デバイストリガ2の設定では、対象デバイスとして指定されたデバイス値が入力ボックス45dで指定された条件を満たすと、表示処理が自動的に停止される。プレトリガを指定すると、指定条件を満たすデバイス値の読み出し又は書き込みが行われる直前に停止させることができる。停止条件の設定後、送信キー46を操作すると、停止条件として設定された情報がデバッグ装置40からプログラマブル表示装置20へ送信される。
図11(a)及び(b)は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、デバッグ装置40における停止条件設定画面の他の例が示されている。図11(a)には、表示部品単位で停止させる際に対象とする表示部品を表形式で選択させる設定画面51が示され、図11(b)には、画面データの表示形式で選択させる設定画面53が示されている。この設定画面51では、画面データを構成する表示部品が実行順に配置され、各表示部品には、停止条件として指定するための選択ボックス52が設けられている。
停止条件として指定された表示部品が実行されると、当該表示部品の実行直後に表示処理が停止される。ここでは、対象とする表示部品が複数同時に選択可能であるものとする。この例では、表示部品「スイッチ1」が選択されている。
設定画面53では、プログラマブル表示装置20における画面表示と同一形式で画面データが表示され、表示部品54単位で停止させる際に対象とする表示部品54を選択することができる。対象として選択された表示部品は、他の表示部品とは表示色などを異ならせて表示される。
図12は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、停止条件成立時にデバッグ装置40において表示されるブレイク画面71が示されている。ブレイク画面71は、表示部品単位での停止が指定されている場合に、表示処理の停止時にデバッグ装置40において表示される画面である。このブレイク画面71には、停止条件に該当する表示部品72bと、当該表示部品72bの直前に実行された表示部品72aと、停止条件に該当する表示部品72bの直後に実行される表示部品72cが実行順に表示されている。
表示処理の停止時に、停止条件に該当する表示部品と共に、前後の表示部品が表示されるので、画面データにおける不具合箇所の特定が容易となり、デバッグ効率を向上させることができる。
図13(a)及び(b)は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図である。図13(a)には、画面データの編集時に画面データ作成ツールにおいて表示されるエディタ画面81が示され、図13(b)には、対応するプログラマブル表示装置20の表示部31による表示画面31a(表示器画面)が示されている。このエディタ画面81は、画面データの編集画面であり、編集対象として選択されたページフレームが表示されている。
この例では、メインメニューのページが表示され、スイッチ部品82と共に、機能制御部品83が画面内に配置されている。具体的には、スイッチ部品82として、「操作画面」、「装置監視」、「アラーム監視」、「データ保存」が配置されている。また、スイッチ部品82の右側に、機能制御部品83として、「アラーム監視画面切替1」、…、「アラーム監視画面切替4」が配置されている。
機能制御部品83は、デバイス値に応じて制御を行う表示部品であり、ここでは、デバイス値に応じて画面を切り替える画面切替部品が配置されている。アラーム監視画面切替1〜4では、切替条件が異なっている。プログラマブル表示装置20の表示画面31a上には、これらの機能制御部品は表示されず、スイッチ部品31bだけが表示される。エディタ画面81の表示状態において、画面データのデバッグ開始を選択すれば、画面データのデバッグを行うためのデバッグ画面に移行することができる。
図14は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、停止条件設定時におけるデバッグ画面84が示されている。このデバッグ画面84は、画面データのデバッグ時にデバッグ装置40において表示される画面であり、ページフレームに配置されている表示部品に関する情報がウィンドウ85内に一覧表示されている。
具体的には、ページ情報や画面ID、座標情報、部品名、設定内容が表示部品ごとに表示されている。この表示部品の一覧から停止条件とする表示部品を選択すれば、当該表示部品が指定される。この例では、アラーム監視画面切替1及び2にそれぞれ対応付けられている2つの機能制御部品が選択されている。
図15は、図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、ブレイク時におけるデバッグ画面86が示されている。このデバッグ画面86では、停止条件として指定された表示部品の実行直後の画面データが表示され、ウィンドウ87内の一覧中に当該表示部品が選択状態で表示されている。
これにより、プログラマブル表示装置20の運用時において意図しない画面切り替えが発生するような場合であっても、画面切り替えに関係する表示部品を容易に特定することができる。
本実施の形態によれば、画面データ28aに基づく表示処理を停止させた際、受信データメモリ24に対する書き込みも停止するので、受信データメモリ24内の状態データ24aが表示処理の停止後に書き換えられるのを防ぐことができる。従って、表示処理を停止させた際、状態データ24aを適切に読み出すことができるので、リアルタイムに表示処理を解析することができ、不具合が生じた際の原因や不具合箇所の特定を容易化することができる。
また、停止条件の成立時に送信データメモリ26に対する状態データの書き込みが停止した際、送信データメモリ26内の送信データ26aがデバッグ装置40へ送信されるので、表示処理の停止時であってもPLC10に対する送信データとしての状態データを読み出すことができる。また、表示処理の停止時に、デバッグ装置40からの書き換え要求に基づいて受信データメモリ24内の状態データ24aが書き換えられるので、プログラマブル表示装置20内の状態データ24aを強制的に書き換えることができる。
なお、本実施の形態では、表示処理及び更新処理の停止時において、受信データメモリ内の状態データがデバッグ装置からの書換要求に基づいて書き換えられる場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。表示処理の停止に伴う更新処理の停止中以外であっても、デバッグ装置からの書換要求を受信可能とし、受信データメモリ内の状態データを必要に応じて適宜、書き換えられる構成であっても良い。例えば、表示処理が停止中であるか否かに関係なく、デバッグ装置から書換要求が入力されれば、この書換要求に基づいて受信データメモリ内の状態データが書き換えられる。この場合、受信データメモリ内に格納されている状態データのうち、書き換え対象とする状態データが書き換えられるとともに、書き換え後の当該状態データに関する更新処理が停止される。一方、書き換え対象としない状態データについては、更新処理が継続される。また、書換要求に基づいて書き換えられた状態データに関し、デバッグ装置から入力される更新再開要求に基づいて、停止していた更新処理が再開される。
この様な構成によれば、特定のデバイスについてデバイス値を指定して表示動作をモニターすることができるので、不具合が生じた際の原因や不具合箇所の特定をさらに容易化することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、画面データに基づく表示処理を停止条件の成立に従って停止させる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、画面データに基づく表示処理の停止に従って入出力装置を制御するための制御プログラムの動作も停止する場合について説明する。
図16は、本発明の実施の形態2によるプログラマブル表示装置の構成例を示したブロック図である。本実施の形態によるプログラマブル表示装置20aは、図3のプログラマブル表示装置20と比較すれば、PLCユニット33を備えている点で異なる。
PLCユニット33は、プログラマブル表示装置20aに接続された入出力装置に関する処理を行う制御ユニットであり、制御部34及び制御プログラム記憶部35からなる。制御プログラム記憶部35は、画面データ28aに基づく表示処理とは異なる動作を規定する制御プログラム35aを記憶する記憶装置である。制御プログラム35aは、例えば、入出力装置との通信や、入出力装置の動作をコントロールするためのプログラムであり、ラダーエディタなどのプログラム作成ツールを用いて作成され、制御プログラム記憶部35内に書き換え可能に格納される。
制御部34は、制御プログラム35aに基づいて動作し、内部データメモリ30に対して書き込み及び読み出しを行っている。この制御部34は、停止条件27aの成立により表示制御部25による表示処理が停止した際、動作を停止する。このとき、内部データメモリ30内に格納されている内部データがデバッグ装置40へ送信される。
図17は、図16のプログラマブル表示装置において用いられる制御プログラムの一例を示した図である。プログラマブル表示装置20aでは、PLC10の制御プログラム(例えば、ラダープログラム)のように、制御動作を機能として設定することができる。プログラマブル表示装置20a内の制御プログラム35aは、この様な機能を実行するプログラムであり、行単位又は命令語単位で順次に実行される。
この例では、まず、参照デバイス1「DM0000」、参照デバイス2「10」及び参照デバイス3「2」を参照する命令語「A=B+C」が実行され、次に、参照デバイス1「DM1000」及び参照デバイス2「DM2000」を参照する命令語「A=AVE(B)」が実行される。そして、命令語「GOTO LABEL」が実行される。
図18は、図16のプログラマブル表示装置に対して指示される停止条件の設定画面の一例を示した図である。この停止条件の設定画面61では、プログラマブル表示装置20aにおける制御プログラム35aの実行手順が行ごとにテキスト形式で表示されている。この様な制御プログラム35aに基づく動作を行単位又は命令語単位で停止させることができる。
具体的には、行単位で停止させる場合、設定画面61において対象とする行を選択する。対象として選択された行位置は、他の行とは表示色などを異ならせて表示される。この例では、第22行目が選択されている。停止条件として選択指定された行が実行されると、当該行の実行直後に動作が停止される。
なお、実施の形態1及び2では、デバッグ装置40がPLC10に接続されたプログラマブル表示装置20に接続される場合の例について説明したが、他の接続形態であっても良い。図19(a)〜(c)は、デバッグ支援システムにおける構成例を示した図であり、装置間の接続形態における他の例が示されている。図19(a)には、PLC10を介してデバッグ装置40がプログラマブル表示装置20に接続される接続形態が示されている。また、図19(b)には、PLC10と接続する複数のプログラマブル表示装置20がバス50を介してデバッグ装置40に接続される接続形態が示され、図19(c)には、プログラマブル表示装置20と接続する複数のPLC10がバス50を介してデバッグ装置40に接続される接続形態が示されている。
本発明の実施の形態によるプログラマブル表示装置を含むデバッグ支援システムの概略構成の一例を示したブロック図である。 図1のPLC10について詳細な構成例を示したブロック図である。 図1のプログラマブル表示装置20について詳細な構成例を示したブロック図である。 図3のプログラマブル表示装置において用いられる画面データの一例を示した図である。 図3のプログラマブル表示装置における表示処理の一例を示したフローチャートである。 図3のプログラマブル表示装置における状態データの更新動作の一例を示したフローチャートである。 図3のプログラマブル表示装置における状態データの書き込み動作の一例を示したフローチャートである。 図3のプログラマブル表示装置における停止時の動作の一例を示したフローチャートである。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、デバッグ装置40において表示されるモニター画面41の様子が示されている。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、デバッグ装置40における停止条件設定画面42の様子が示されている。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、デバッグ装置40における停止条件設定画面の他の例が示されている。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、停止条件成立時にデバッグ装置40において表示されるブレイク画面71が示されている。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、エディタ画面81及び表示画面31aが示されている。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、停止条件設定時におけるデバッグ画面84が示されている。 図1のデバッグ支援システムにおける動作の一例を示した図であり、ブレイク時におけるデバッグ画面86が示されている。 本発明の実施の形態2によるプログラマブル表示装置の構成例を示したブロック図である。 図16のプログラマブル表示装置において用いられる制御プログラムの一例を示した図である。 図16のプログラマブル表示装置に対して指示される停止条件の設定画面の一例を示した図である。 デバッグ支援システムにおける構成例を示した図であり、装置間の接続形態における他の例が示されている。
符号の説明
1 入出力装置
10 PLC
11 内部メモリ
12 制御部
12a 制御プログラム記憶部
13 入出力装置インターフェース
14 表示器インターフェース
15 受信バッファ
16 送信バッファ
20,20a プログラマブル表示装置
21 デバッグ装置インターフェース
22 PLCインターフェース
23 状態データ受信制御部
24 受信データメモリ
25 表示制御部
26 送信データメモリ
27 停止条件記憶部
28 画面データ記憶部
29 状態データ送信制御部
30 内部データメモリ
31 表示部
32 操作入力部
33 PLCユニット
34 制御部
35 制御プログラム記憶部
40 デバッグ装置
100 デバッグ支援システム



Claims (12)

  1. PLCに接続され、上記PLC内に保持されている状態データに基づいて画面表示が行われるプログラマブル表示装置において、
    上記PLCから受信した状態データを保持する受信データメモリと、
    上記状態データの取得要求を生成し、この取得要求に基づいて上記PLCから送信される状態データを上記受信データメモリへ格納する上記受信データメモリの更新処理を繰り返し行う受信制御手段と、
    ユーザが指定した停止条件を記憶する停止条件記憶手段と、
    上記受信データメモリを参照し、上記受信データメモリ内の状態データに基づく表示処理を行うとともに、上記停止条件に基づいて上記表示処理を停止する表示制御手段と、
    上記受信データメモリ内の状態データをデバッグ装置へ送信するためのデバッグ用通信手段とを備えたことを特徴とするプログラマブル表示装置。
  2. 上記受信制御手段が、上記表示処理の停止時に、上記受信データメモリの更新処理を停止することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示装置。
  3. 上記表示制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される動作再開要求に基づいて上記表示処理を再開し、
    上記受信制御手段が、上記表示処理の再開時に、上記受信データメモリの更新処理を再開することを特徴とする請求項2に記載のプログラマブル表示装置。
  4. 上記表示制御手段によって生成され、上記PLCへ送信される状態データが、格納される送信データメモリを備え、
    上記デバッグ用通信手段が、上記送信データメモリ内の状態データを上記デバッグ装置へ送信可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル表示装置。
  5. 上記表示制御手段によって格納されるとともに、上記表示制御手段によって参照されるデータを保持する内部データメモリを備え、
    上記デバッグ用通信手段が、上記内部データメモリ内の状態データを上記デバッグ装置へ送信可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル表示装置。
  6. 上記表示処理を規定する画面データを記憶する画面データ記憶手段を備え、
    上記表示制御手段が、上記画面データに基づく表示処理を繰り返し、
    上記表示処理及び上記受信データメモリの更新処理が、非同期で実行されることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示装置。
  7. 上記表示制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される動作再開要求に基づいて上記表示処理を再開することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示装置。
  8. 上記受信制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される書換要求に基づいて、上記受信データメモリ内の状態データを書き換えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル表示装置。
  9. 上記受信制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される書換要求に基づいて、上記受信データメモリ内に格納されている状態データのうち、書き換え対象とする状態データを書き換えるとともに、書き換え後の当該状態データに関する更新処理を停止し、書き換え対象としない状態データについては、更新処理を継続することを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラマブル表示装置。
  10. 上記受信制御手段が、上記デバッグ用通信手段を介して、デバッグ装置から入力される更新再開要求に基づいて、停止していた更新処理を再開することを特徴とする請求項9に記載のプログラマブル表示装置。
  11. PLC、上記PLC内の状態データに基づいて表示処理を行うプログラマブル表示装置、及び、上記表示処理を規定する画面データをデバッグするためのデバッグ装置によって構成されるデバッグ支援システムであって、
    上記プログラマブル表示装置が、上記状態データの取得要求を生成し、この取得要求に基づいて上記PLCから送信される状態データを受信データメモリへ格納する受信データメモリの更新処理を繰り返し行う受信制御手段と、上記受信データメモリを参照し、上記受信データメモリ内の状態データに基づく表示処理を行う表示制御手段とを備えたデバッグ支援システムに適用されるデバッグ装置において実行されるデバッグ支援プログラムであって、
    上記プログラマブル表示装置に対し、上記表示処理及び上記更新処理の停止条件を指示する停止条件指示手順と、
    上記受信データメモリ内の状態データを取得する状態データ取得手順と、
    取得した状態データを画面表示する状態データ表示手順とを実行することを特徴とするデバッグ支援プログラム。
  12. PLC、上記PLC内の状態データに基づいて表示処理を行うプログラマブル表示装置、及び、上記表示処理を規定する画面データをデバッグするためのデバッグ装置によって構成されるデバッグ支援システムであって、
    上記プログラマブル表示装置が、上記状態データの取得要求を生成し、この取得要求に基づいて上記PLCから送信される状態データを受信データメモリへ格納する受信データメモリの更新処理を繰り返し行う受信制御手段と、上記受信データメモリを参照し、上記受信データメモリ内の状態データに基づく表示処理を行う表示制御手段とを備えたデバッグ支援システムに適用されるデバッグ装置の制御方法において、
    上記プログラマブル表示装置に対し、上記表示処理及び上記更新処理の停止条件を指示する停止条件指示ステップと、
    上記受信データメモリ内の状態データを取得する状態データ取得ステップと、
    取得した状態データを画面表示する状態データ表示ステップとを備えたことを特徴とするデバッグ装置の制御方法。
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