JP2007027194A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デバイス特性のばらつきが抑制された半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体装置は、半導体基板10と、半導体基板10上に形成された複数のMOSトランジスタと、MOSトランジスタに応力(F2)を発生させるSiN膜4とを備える。半導体基板10上には、MOSトランジスタのサイズが相対的に小さいメモリセルアレイ部と、該MOSトランジスタのサイズが相対的に大きい周辺回路部とが形成される。デバイス特性をコントロールする観点から、メモリセルアレイ部におけるSiN膜4の配置等が適宜調整される。たとえば、SRAMメモリセルにおけるドライバ/アクセス/ロードトランジスタ上に各々異なるSiN膜4が形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、PMOS(P−Channel Metal Oxide Semiconductor)およびNMOS(N−Channel MOS)を有する半導体装置に関する。
MOSトランジスタを有する半導体装置においては、トランジスタの性能を向上させる観点から、ライナー膜やコンタクト層間膜によってMOSトランジスタに歪みストレスを与えることが従来から行なわれている。PMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタ(以下、単にPMOSおよびNMOSと称する場合がある。)の結合回路を含むCMOS(Complementary MOS)デバイスにおいては、PMOS/NMOSにおけるキャリヤである正孔/電子の移動度を向上させるため、PMOSには圧縮応力を与え、NMOSには引張応力を与えることが従来から行なわれている。
特開2004−128185号公報
低電圧動作を行なう微細セル(たとえば0.18μmルール以降の微細なデザインルールを用いるSRAMメモリセル)においては、デバイスの特性をより詳細にコントロールしたいという要請がある。これに対し、歪みストレスを与える応力印加膜の配置などを調整することが有効であると考えられる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、デバイス特性のばらつきが抑制された半導体装置を提供することにある。
本発明に係る半導体装置は、1つの局面では、半導体基板と、半導体基板上に形成された複数のMOSトランジスタと、MOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜とを備える。半導体基板上には、MOSトランジスタのサイズが相対的に小さい第1部分と、該MOSトランジスタのサイズが相対的に大きい第2部分とが形成される。一例として、応力印加膜は、第1部分上に形成された上層膜と、第2部分上に形成された他の上層膜とを含み、上層膜は他の上層膜と比較して小さな応力を発生させる。他の例として、応力印加膜は、第2部分上にのみ選択的に設けられる。
本発明に係る半導体装置は、他の局面では、メモリセルアレイ部と、メモリセルアレイ部の周辺に設けられた周辺回路部とを備える。メモリセルアレイ部は、第1NMOSトランジスタおよび第1PMOSトランジスタを有し、周辺回路部は、第1NMOSトランジスタおよび第1PMOSトランジスタよりもサイズの大きい第2NMOSトランジスタおよび第2PMOSトランジスタを有する。第1と第2NMOSトランジスタおよび第1と第2PMOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜が形成される。一例として、応力印加膜は、第1と第2NMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、第1と第2PMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含む。ここで、第1応力印加膜は引張応力を発生させ、第2応力印加膜は圧縮応力を発生させる。他の例として、応力印加膜は、第1と第2NMOSトランジスタ上および第1PMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、第2PMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含む。ここで、第1応力印加膜は引張応力を発生させ、第2応力印加膜は圧縮応力を発生させる。さらに他の例として、応力印加膜は、第2NMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、第1NMOSトランジスタ上および第1と第2PMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含む。ここで、第1応力印加膜は引張応力を発生させ、第2応力印加膜は圧縮応力を発生させる。
本発明に係る半導体装置は、さらに他の局面では、メモリセルアレイ部を備える。メモリセルアレイ部は、第1導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ドライバMOSトランジスタおよび第1と第2アクセスMOSトランジスタと、第2導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ロードMOSトランジスタと、第1と第2ドライバMOSトランジスタ、第1と第2ロードMOSトランジスタおよび第1と第2アクセスMOSトランジスタに引張応力または圧縮応力を発生させる応力印加膜とを有する。一例として、応力印加膜は、第1と第2ドライバMOSトランジスタ上および第1と第2ロードMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、第1と第2アクセスMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含む。ここで、第1応力印加膜は引張応力および圧縮応力のうち一方の応力を生じさせ、第2応力印加膜は上記一方の応力と反対方向の応力を生じさせる。他の例として、応力印加膜は、第1と第2ドライバMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、第1と第2アクセスMOSトランジスタ上および第1と第2ロードMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含む。ここで、第1応力印加膜は引張応力および圧縮応力のうち一方の応力を生じさせ、第2応力印加膜は上記一方の応力と反対方向の応力を生じさせる。さらに他の例として、応力印加膜は、第1と第2ドライバMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、第1と第2ロードMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜と、第1と第2アクセスMOSトランジスタ上に形成された第3応力印加膜とを含む。ここで、第1から第3応力印加膜は、向きまたは大きさがそれぞれ異なる応力を生じさせる。
本発明によれば、CMOSデバイスにおいて、複数の応力印加膜を使い分けることでデバイスの特性をコントロールすることができる。
以下に、本発明に基づく半導体装置の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置の構成を模式的に示した図である。図1を参照して、本実施の形態に係る半導体装置100は、「第1部分」としてのメモリセルアレイ部110と、「第2部分」としての周辺回路部120(ロジック回路部)とを備える。メモリセルアレイ部110は、メモリセル1を有する。メモリセル1は、NMOSトランジスタ110NおよびPMOSトランジスタ110Pを有する。NMOSトランジスタ110Nは、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2と、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4とを含む。また、PMOSトランジスタ110Pは、第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2を含む。すなわち、メモリセル1は、6つのMOSトランジスタを含むフルCMOS−SRAM(Static Random Access Memory)セルである。周辺回路部120は、NMOSトランジスタ120NおよびPMOSトランジスタ120Pを有する。NMOSトランジスタ110NおよびPMOSトランジスタ110Pのゲート長は相対的に小さく(たとえば、0.18μm以下程度)、NMOSトランジスタ120NおよびPMOSトランジスタ120Pのゲート長は相対的に大きい(たとえば、0.8μm程度)。
図2は、半導体装置100に含まれるMOSトランジスタ(NMOSトランジスタ110N,120NおよびPMOSトランジスタ110P,120P)を示した断面図である。図2を参照して、分離領域7が形成された半導体基板10上にゲート絶縁膜3Bを介してゲート電極3が形成されている。ゲート電極3の側壁上にはサイドウォール絶縁膜3Aが形成されている。半導体基板10におけるゲート電極3の両側には、活性領域2が形成されている。以上の構成により、MOSトランジスタが構成される。そして、活性領域2上からゲート電極3上に亘って、SiN膜4が形成されている。SiN膜4は、ここでは、コンタクトホール形成時のエッチングストッパとして利用される「ライナー膜」である。そして、SiN膜4は、NMOSトランジスタ110N,120NおよびPMOSトランジスタ110P,120Pに引張応力または圧縮応力を与える「応力印加膜」として機能する。図2に示す例では、SiN膜4に引張応力F1が生じ、MOSトランジスタに圧縮応力F2が生じている。すなわち、図2に示す例では、SiN膜4は、MOSトランジスタに圧縮応力を生じさせている。
図3は、半導体装置100におけるメモリセルアレイ部110のレイアウトを示した図である。また、図4は、図3に示すメモリセル1の等価回路図である。
図3を参照して、上記SRAMのワード線は、矢印WL方向に延在し、該SRAMのビット線は、ワード線に直交する方向(矢印BL方向)に延在する。ここで、メモリセル1は、ビット線の延在方向よりもワード線の延在方向に長い。図1から図3においては、P型(第1導電型)のPウェル(P−well)領域(第1ウェル領域)、N型(第2導電型)のNウェル(N−well)領域(第2ウェル領域)およびP型(第1導電型)のPウェル領域(第3ウェル領域)がワード線の延在方向(矢印WL方向)に並んで設けられている。
上記の第1ウェル領域に、NMOSトランジスタである第1ドライバMOSトランジスタDN1と、第1アクセスMOSトランジスタAN3とが形成される。そして、第2ウェル領域に、PMOSトランジスタである第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2が形成される。さらに、第3ウェル領域に、NMOSトランジスタである第2ドライバMOSトランジスタDN2と、第2アクセスMOSトランジスタAN4とが形成される。
Pウェル領域は、選択的にリンなどのN型不純物が注入された活性領域2Nを有し、Nウェル領域は、選択的にボロン等のP型不純物が注入された活性領域2Pを有する。
図3において、複数の活性領域2の間には分離領域7(図2参照)が形成されている。
第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2、および、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4は、ソース/ドレインとなる領域を含む活性領域2Nと、ポリシリコン配線であるゲート電極3とにより形成される。第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2は、ソース/ドレインとなる領域を含む活性領域2Pと、ポリシリコン配線であるゲート電極3とにより形成される。
複数のゲート電極3は、図3に示すように、同じ方向に延在する。すなわち、複数のゲート電極3は、ワード線が延在する方向(矢印WL方向)であって、Pウェル領域とNウェル領域とが並ぶ方向に延在する。
活性領域2およびゲート電極3を覆うように、図示しない層間絶縁膜が形成されており、該層間絶縁膜に活性領域2およびゲート電極3に達するコンタクト部が形成される。このコンタクト部内にたとえばタングステン、銅、アルミニウムなどを含む導電層を埋め込んでダマシン配線が形成される。この埋め込み配線を介して、第1ドライバMOSトランジスタDN1および第1アクセスMOSトランジスタAN3のソース/ドレインと、第1ロードMOSトランジスタLP1のドレインと、第2ドライバMOSトランジスタDN2および第2ロードMOSトランジスタLP2のゲート電極とが接続される。この端子(埋め込み配線)が、図4に示す等価回路図の記憶ノードNAに対応する。
同様に、第2ドライバMOSトランジスタDN2および第2アクセスMOSトランジスタAN4のソース/ドレインと、第2ロードMOSトランジスタLP2のドレインとは、他の埋め込み配線を介して、第1ドライバMOSトランジスタDN1および第1ロードMOSトランジスタLP1のゲート電極に接続される。この端子(他の埋め込み配線)が図4に示す等価回路図の記憶ノードNBに対応する。
図4に示すように、メモリセル1は、第1と第2インバータと、2つのアクセスMOSトランジスタAN3,AN4とを有する。ここで、第1インバータは、第1ドライバMOSトランジスタDN1と第1ロードMOSトランジスタLP1とを含む。そして、第2インバータは、第2ドライバMOSトランジスタDN2と第2ロードMOSトランジスタLP2とを含む。
第1インバータと第2インバータは互いの入力と出力とを接続したフリップフロップを形成し、フリップフロップの第1の記憶ノードNAに第1アクセスMOSトランジスタAN3のソース/ドレイン(活性領域)が接続され、フリップフロップの第2の記憶ノードNBに第2アクセスMOSトランジスタAN4のソース/ドレイン(活性領域)が接続される。
記憶ノードNAは、第1アクセスMOSトランジスタAN3を介してビット線BL1に接続され、記憶ノードNBは、第2アクセスMOSトランジスタAN4を介してビット線BL2に接続される。さらに第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4のゲート電極はワード線WLに接続され、第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2のソースは電源線VDDに接続され、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2のソースは接地線に接続されている。
一般に、MOSトランジスタに応力を与えて歪みを発生させることで、電子や正孔の移動度が変化することが知られている。MOSトランジスタに応力を生じさせるために、上記のSiN膜4が用いられる。本実施の形態に係る半導体装置100のメモリセルアレイ部110においては、以下に述べるように、SiN膜4の配置が適宜変更される。また、半導体装置100の周辺回路部120においては、典型的には、NMOSトランジスタ120N上に該トランジスタに引張応力を生じさせる「第1SiN膜」が形成され、PMOSトランジスタ120P上に該トランジスタに圧縮応力を生じさせる「第2SiN膜」が形成される。
図5は、メモリセルアレイ部110上に形成される応力印加膜のレイアウトの一例を示した図である。また、図6は、図5におけるVI−VI断面図である。図5,図6に示す例では、メモリセルアレイ部110において、SiN膜4は、Pウェル上に形成され、NMOSトランジスタ(第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2および第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4)に引張応力を生じさせる第1SiN膜4Aと、Nウェル上に形成され、PMOSトランジスタ(第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2)に圧縮応力を生じさせる第2SiN膜4Bとを含む。なお、図5において、第2SiN膜4Bは図示されておらず、第1SiN膜4Aが形成されていない部分に第2SiN膜4Bが形成される。一般に、NMOSトランジスタに引張応力を生じさせ、PMOSトランジスタに圧縮応力を生じさせることで、該トランジスタにおけるキャリヤ(電子または正孔)の移動度が顕著に向上する。したがって、上記のようなSiN膜を設けることで、メモリセルアレイ部110および周辺回路部120において、電子および正孔の移動度を向上させることができる。
第1と第2SiN膜4A,4Bとしては、たとえば、減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって成膜されるSiN膜、(プロセスの低温化が可能な)プラズマCVD法によって成膜されるSiN膜、ALD(Atomic Layer Deposition)法によって成膜されるSiN膜などが用いられる。減圧CVD法によるSiN膜としては、たとえば、SiH2Cl2ガスを使用したDCS(DiChloroSiline)−SiNや、Si22Cl4ガスを使用したHCD(HexoChloroDisiline)−SiNや、枚葉式窒化膜装置においてSiH4/NH3などのガスを使用して形成されたSiNなどが用いられる。プラズマCVD法によるSiN膜としては、たとえば、SiH4/NH3などのガスを使用して形成されたP−SiNなどが用いられる。
第1と第2SiN膜4A,4Bの膜応力の向き(引張/圧縮)および大きさについては、上記の膜を使い分けることによりコントロールすることが可能である。MOSトランジスタに引張応力を生じさせる第1SiN膜4Aとしては、たとえば、HCD−SiNや枚葉式窒化膜装置によるSiNが用いられ、MOSトランジスタに圧縮応力を生じさせる第2SiN膜4Bとしては、たとえば、プラズマCVD法によるP−SiNなどが用いられる。一般に、SiN膜中の窒素含有率を高くすると、膜応力は大きくなる。HCD−SiNや枚葉式窒化膜装置によるSiNに関しては、窒化ガスの組成比を高くしたり、成膜温度を高くしたりすることで、応力は大きくなる。プラズマCVD法によるP−SiNに関しては、プラズマ処理時に併用される高周波電圧および低周波電圧のうち、低周波電圧を上げることで、膜応力は圧縮側(MOSトランジスタに圧縮応力を生じさせる側)に大きくなる。なお、上記低周波電圧を下げることで、MOSトランジスタに引張応力を生じさせるP−SiNを形成することも可能である。すなわち、成膜条件を調整することで、所望の膜応力を実現することが可能である。
図7は、メモリセルアレイ部110上に形成される応力印加膜のレイアウトの他の例を示した図である。図7に示す例では、MOSトランジスタに引張応力を生じさせる第1SiN膜4Aがメモリセルアレイ部110の全面に形成されている。この場合、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタの双方に引張応力が生じる。したがって、上記のようなSiN膜4を設けることで、周辺回路部120においては電子および正孔の移動度が向上する一方で、メモリセルアレイ部110においては以下のような現象が生じる。すなわち、NMOSトランジスタである第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2および第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4に関しては、キャリヤである電子の移動度が向上する。一方、PMOSトランジスタである第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2に関しては、キャリヤである正孔の移動度は若干低下し、ソース−ドレイン間に流れる電流(Ids)が小さくなる。この結果、Idsのばらつき(ΔIds)の絶対値が小さくなる。低電圧動作を行なうSRAMメモリセルにおいては、SiN膜4の歪みばらつきに起因した特性のばらつきが問題になる場合があるが、図7に示す例によれば、SRAMメモリセルにおけるロードトランジスタの特性のばらつき(ΔIds)を抑制することができる。
上記のようにSiN膜4によってトランジスタのIdsを抑えることにより、活性領域2の幅を拡大してもドライバ/アクセス/ロードトランジスタのバランスを保つことが可能である。活性領域の幅を大きく形成することにより、デバイスの特性のばらつきがさらに抑制される。さらに、図7に示す例によれば、ロードトランジスタのIdsが抑制されるため、書き込みマージンが増大する。
なお、図7に示される第1SiN膜4Aに代えて、メモリセルアレイ部110の全域に亘って、第2SiN膜4Bが形成されてもよい。この場合、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタの双方に圧縮応力が生じる。したがって、PMOSトランジスタである第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2に関しては、キャリヤである正孔の移動度が向上する。一方、NMOSトランジスタである第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2および第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4に関しては、キャリヤである電子の移動度は若干低下し、Idsが小さくなる。この結果、ΔIdsの絶対値が小さくなる。すなわち、SRAMメモリセルにおけるドライバトランジスタおよびアクセストランジスタの特性のばらつき(ΔIds)を抑制することができる。
図8は、メモリセルアレイ部110上に形成される応力印加膜のレイアウトのさらに他の例を示した図である。また、図9は、図8におけるIX−IX断面図である。図8,図9に示す例では、メモリセルアレイ部110において、SiN膜4は、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上に形成され、該トランジスタに引張応力を生じさせる第1SiN膜4Aと、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上および第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2上に形成され、該トランジスタに圧縮応力を生じさせる第2SiN膜4Bとを含む。なお、図8において、第2SiN膜4Bは図示されておらず、第1SiN膜4Aが形成されていない部分に第2SiN膜4Bが形成される。
この場合、周辺回路部120においては電子および正孔の移動度が向上する一方で、メモリセルアレイ部110においては以下のような現象が生じる。すなわち、NMOSトランジスタである第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2に関しては、キャリヤである電子の移動度が向上し、PMOSトランジスタである第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2に関しては、キャリヤである正孔の移動度が向上する。一方、NMOSトランジスタである第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4に関しては、キャリヤである電子の移動度は若干低下し、Idsが小さくなる。この結果、ΔIdsの絶対値が小さくなる。すなわち、図8,図9に示す例によれば、SRAMメモリセルにおけるアクセストランジスタの特性のばらつき(ΔIds)を抑制することができる。
さらに、図8,図9に示す例では、アクセストランジスタのIdsに対するドライバトランジスタのIdsの比が高くなる。一般に、SRAMメモリセルにおいては、アクセストランジスタの電流駆動力に対するドライバトランジスタの電流駆動力の比が小さくなると、ビット線接続時に「L」レベルの記憶ノードの電位が上昇しやすくなり、スタティックノイズマージンが小さくなるため、データ保持安定性が低下する。すなわち、メモリセルの保持データが破壊され、誤動作の原因となる。この電流駆動力の比は、一般にβ比と呼ばれ、通常は、スタティックノイズマージンを確保するためにβ比を3〜4程度に設定する。すなわち、ドライバトランジスタの電流駆動力をアクセストランジスタの電流駆動力よりも高く設定する必要がある。これに対し、図8,図9に示す例では、ドライバトランジスタ上に第1SiN膜4Aを形成し、アクセストランジスタ上に第2SiN膜4Bを形成することで、上記β比を向上させることが可能である。
図10は、メモリセルアレイ部110上に形成される応力印加膜のレイアウトのさらに他の例を示した図である。図10に示す例では、メモリセルアレイ部110において、SiN膜4は、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上および第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2上に形成され、該トランジスタに引張応力を生じさせる第1SiN膜4Aと、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上に形成され、該トランジスタに圧縮応力を生じさせる第2SiN膜4Bとを含む。なお、図10において、第2SiN膜4Bは図示されておらず、第1SiN膜4Aが形成されていない部分に第2SiN膜4Bが形成される。
この場合、周辺回路部120においては電子および正孔の移動度が向上する一方で、メモリセルアレイ部110においては以下のような現象が生じる。すなわち、NMOSトランジスタである第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2に関しては、キャリヤである電子の移動度が向上する。一方、NMOSトランジスタである第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4に関しては、キャリヤである電子の移動度は若干低下し、Idsが小さくなる。この結果、ΔIdsの絶対値が小さくなる。また、PMOSトランジスタである第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2に関しては、キャリヤである正孔の移動度が若干低下し、Idsが小さくなる。この結果、ΔIdsの絶対値が小さくなる。すなわち、図10に示す例によれば、SRAMメモリセルにおけるアクセストランジスタおよびロードトランジスタの特性のばらつき(ΔIds)を抑制することができる。また、図10に示す例では、アクセストランジスタのIdsに対するドライバトランジスタのIdsの比が高くなる。この結果、β比が向上する。さらに、図10の例では、ロードトランジスタのIdsが抑制されることによって、書き込みマージンが増大する。
図11は、メモリセルアレイ部110上に形成される応力印加膜のレイアウトのさらに他の例を示した図である。図11に示す例では、メモリセルアレイ部110において、SiN膜4は、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上に形成され、該トランジスタに引張応力を生じさせる第1SiN膜4Aと、第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2上に形成され、該トランジスタに圧縮応力を生じさせる第2SiN膜4Bと、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上に形成され、該トランジスタに圧縮応力を生じさせる第3SiN膜4Cとを含む。なお、図10において、第2SiN膜4Bは図示されておらず、第1SiN膜4Aおよび第3SiN膜4Cが形成されていない部分に第2SiN膜4Bが形成される。
ここで、第1から第3SiN膜4A,4B,4Cがドライバ/ロード/アクセストランジスタに生じさせる応力の向き(引張側/圧縮側)および大きさは、それぞれ異なる。すなわち、第1から第3SiN膜4A,4B,4Cは、それぞれ異なる膜質を有するSiN膜である。このようにすることで、メモリセルアレイ部110におけるドライバ/ロード/アクセストランジスタに生じる応力をより自在にコントロールすることが可能になる。結果として、デバイスの特性変動を最小化することが可能になる。
図12は、メモリセルアレイ部110の変形例のレイアウトを示した図である。図12を参照して、本変形例においては、活性領域2Nの幅(W)が全体に亘ってほぼ一定である。図3〜図11に示す例では、上述したβ比を向上させる観点から、活性領域2NにおけるドライバMOSトランジスタDN1,DN2を構成する部分の幅(W2:図3参照)が、アクセスMOSトランジスタAN3,AN4を構成する部分の幅(W1:図3参照)よりも広くなるように活性領域2Nが形成されている。これに対し、本実施の形態に係る半導体装置によれば、上述したように複数種のSiN膜を使い分けることで、β比を向上させることが可能である(たとえば図8〜図10)。これにより、図12に示すように、ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上の幅と、アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上の幅とが等しくなるように活性領域2Nを形成することができる。活性領域2Nの幅を一定にすることで、活性領域2Nの形状を安定させることができるので、デバイスの特性のばらつきを抑制することができる。
上述したSRAMにおいて、ドライバ/ロード/アクセストランジスタが形成される半導体基板10は、典型的には、シリコン基板である。そして、ドライバ/ロード/アクセストランジスタのチャネル方向は、(110)方向であってもよいし、(100)方向であってもよい。
(110)方向とは、シリコンの劈開方向に沿う方向である。(110)方向にチャネルを形成した場合には、電子の移動度が比較的高くなる。また、シリコンの劈開方向とチャネル方向とが一致するので、ウエハの作製が容易である。一方、(100)方向とは、(110)方向に対して45°回転した方向である。(100)方向にチャネルを形成した場合には、(110)方向にチャネルを形成した場合と比較して、正孔の移動度が向上する。
なお、上述した各例においては、メモリセルアレイ部110と周辺回路部120とにおいて同じSiN膜4A,4Bを用いる場合について説明したが、メモリセルアレイ部110と周辺回路部120とに異なるSiN膜4を形成し、メモリセルアレイ部110上のSiN膜4(上層膜)が、周辺回路部120上のSiN膜4(他の上層膜)と比較して小さな応力を発生させるようにしてもよい。この場合、周辺回路部120の全域に亘って同一のSiN膜4を形成してもよい。また、SiN膜4を周辺回路部120上にのみ選択的に設けてもよい。このようにすることで、周辺回路部120においては、MOSトランジスタのキャリヤの移動度を顕著に向上させながら、メモリセルアレイ部110においては、歪みばらつきに起因するデバイス特性のばらつきを抑制することができる。
次に、シリコン基板上に複数種のSiN膜を形成する工程について、図13〜図23を用いて説明する。
図13を参照して、半導体基板10上にゲート絶縁膜(図13〜図23においては図示せず)を介してゲート電極3が形成され、ゲート電極3の側壁上にサイドウォール絶縁膜3Aが形成される。半導体基板10におけるゲート電極3の両側には、活性領域2が設けられる。
図14を参照して、活性領域2上からゲート電極3上に第1SiN膜4Aが堆積される。その後、図15に示すように、第1SiN膜4A上にレジスト8が塗布される。そして、露光、現像工程を経て、図16に示すように、レジスト8がパターニングされる。さらに、図17に示すように、レジスト8をマスクとして第1SiN膜4Aにエッチングが施される。その後、図18に示すように、レジスト8が除去される。
図19を参照して、活性領域2上からゲート電極3上および第1SiN膜4A上に第2SiN膜4Bが堆積される。その後、図20に示すように、第2SiN膜4B上にレジスト9が塗布される。そして、露光、現像工程を経て、図21に示すように、レジスト9がパターニングされる。さらに、図22に示すように、レジスト9をマスクとして第2SiN膜4Bにエッチングが施される。その後、図23に示すように、レジスト9が除去される。以上の工程により、シリコン基板10上に第1と第2SiN膜4A,4Bが形成される。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係る半導体装置100は、半導体基板10と、半導体基板10上に形成された複数のMOSトランジスタと、MOSトランジスタに応力を発生させる「応力印加膜」としてのSiN膜4とを備える。半導体基板10上には、MOSトランジスタのサイズが相対的に小さい「第1部分」としてのメモリセルアレイ部110と、該MOSトランジスタのサイズが相対的に大きい「第2部分」としての周辺回路部120とが形成される。
メモリセルアレイ部110は、「第1NMOSトランジスタ」としてのNMOSトランジスタ110Nおよび「第1PMOSトランジスタ」としてのPMOSトランジスタ110Pを有し、周辺回路部120は、NMOSトランジスタ110NおよびPMOSトランジスタ110Pよりもサイズの大きい「第2NMOSトランジスタ」としてのNMOSトランジスタ120Nおよび「第2PMOSトランジスタ」としてのPMOSトランジスタ120Pを有する。SiN膜4は、MOSトランジスタに引張応力を生じさせる第1SiN膜4A(第1応力印加膜)と、MOSトランジスタに圧縮応力を生じさせる第2SiN膜4B(第2応力印加膜)とを含む。すなわち、第1と第2SiN膜4A,4Bは、互いに逆向きの応力をMOSトランジスタに発生させる。
図5,図6に示す例では、メモリセルアレイ部110および周辺回路部120において、Pウェル上に第1SiN膜4Aが形成され、Nウェル上に第2SiN膜4Bが形成されている。すなわち、図5,図6の例では、SiN膜4は、NMOSトランジスタ110N,120N上に形成された第1SiN膜4Aと、PMOSトランジスタ110P,120P上に形成された第2SiN膜4Bとを含む。図7に示す例では、周辺回路部120においては、NMOSトランジスタ120N上に第1SiN膜4Aが形成され、PMOSトランジスタ120P上に第2SiN膜4Bが形成されるのに対し、メモリセルアレイ部110においては、その全域に亘ってSiN膜4Aが形成されている。すなわち、図7の例では、SiN膜4は、NMOSトランジスタ110N,120N上およびPMOSトランジスタ110P上に形成された第1SiN膜4Aと、PMOSトランジスタ120P上に形成された第2SiN膜4Bとを含む。
メモリセルアレイ部110は、Pウェル上に形成された第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2および第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4と、Nウェル上に形成された第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2とを有する。図8,図9に示す例では、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上に第1SiN膜4Aが形成され、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上および第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2上に第2SiN膜4Bが形成されている。図10に示す例では、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上および第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2上に第1SiN膜4Aが形成され、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上に第2SiN膜4Bが形成されている。図11に示す例では、SiN膜4は、第1と第2ドライバMOSトランジスタDN1,DN2上に形成された「第1応力印加膜」としての第1SiN膜4Aと、第1と第2ロードMOSトランジスタLP1,LP2上に形成された「第2応力印加膜」としての第2SiN膜4Bと、第1と第2アクセスMOSトランジスタAN3,AN4上に形成された「第3応力印加膜」としての第3SiN膜4Cとを含む。ここで、第1から第3SiN膜4A,4B,4Cは、向きまたは大きさがそれぞれ異なる応力をMOSトランジスタに生じさせる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述した各例の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置の構成を模式的に示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置に含まれるMOSトランジスタを示した断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部のレイアウトを示した図である。 図3に示すメモリセルの等価回路図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部上に形成される応力印加膜のレイアウトの一例を示した図である。 図5におけるVI−VI断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部上に形成される応力印加膜のレイアウトの他の例を示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部上に形成される応力印加膜のレイアウトのさらに他の例を示した図である。 図8におけるIX−IX断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部上に形成される応力印加膜のレイアウトのさらに他の例を示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部上に形成される応力印加膜のレイアウトのさらに他の例を示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係る半導体装置におけるメモリセルアレイ部の変形例のレイアウトを示した図である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その1)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その2)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その3)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その4)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その5)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その6)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その7)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その8)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その9)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その10)である。 複数種の応力印加膜を形成するステップを説明する図(その11)である。
符号の説明
1 メモリセル、2,2N,2P 活性領域、3 ゲート電極、3A サイドウォール絶縁膜、3B ゲート絶縁膜、4 SiN膜、4A 第1SiN膜、4B 第2SiN膜、4C 第3SiN膜、7 分離領域、8,9 レジスト、10 半導体基板、100 半導体装置、110 メモリセルアレイ部、120 周辺回路部、110N,120N NMOSトランジスタ、110P,120P PMOSトランジスタ、DN1 第1ドライバMOSトランジスタ、DN2 第2ドライバMOSトランジスタ、AN3 第1アクセスMOSトランジスタ、AN4 第2アクセスMOSトランジスタ、LP1 第1ロードMOSトランジスタ、LP2 第2ロードMOSトランジスタ。

Claims (11)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された複数のMOSトランジスタと、
    前記MOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜とを備え、
    前記半導体基板上には、前記MOSトランジスタのサイズが相対的に小さい第1部分と、該MOSトランジスタのサイズが相対的に大きい第2部分とが形成され、
    前記応力印加膜は、前記第1部分上に形成された上層膜と、前記第2部分上に形成された他の上層膜とを含み、
    前記上層膜は前記他の上層膜と比較して小さな応力を発生させる、半導体装置。
  2. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成された複数のMOSトランジスタと、
    前記MOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜とを備え、
    前記半導体基板上には、前記MOSトランジスタのサイズが相対的に小さい第1部分と、該MOSトランジスタのサイズが相対的に大きい第2部分とが形成され、
    前記応力印加膜は、前記第2部分上にのみ選択的に設けられた、半導体装置。
  3. メモリセルアレイ部と、
    前記メモリセルアレイ部の周辺に設けられた周辺回路部とを備え、
    前記メモリセルアレイ部は、第1NMOSトランジスタおよび第1PMOSトランジスタを有し、
    前記周辺回路部は、前記第1NMOSトランジスタおよび前記第1PMOSトランジスタよりもサイズの大きい第2NMOSトランジスタおよび第2PMOSトランジスタを有し、
    前記第1と第2NMOSトランジスタおよび前記第1と第2PMOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜が形成され、
    前記応力印加膜は、前記第1と第2NMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、前記第1と第2PMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含み、
    前記第1応力印加膜は引張応力を発生させ、前記第2応力印加膜は圧縮応力を発生させる、半導体装置。
  4. メモリセルアレイ部と、
    前記メモリセルアレイ部の周辺に設けられた周辺回路部とを備え、
    前記メモリセルアレイ部は、第1NMOSトランジスタおよび第1PMOSトランジスタを有し、
    前記周辺回路部は、前記第1NMOSトランジスタおよび前記第1PMOSトランジスタよりもサイズの大きい第2NMOSトランジスタおよび第2PMOSトランジスタを有し、
    前記第1と第2NMOSトランジスタおよび前記第1と第2PMOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜が形成され、
    前記応力印加膜は、前記第1と第2NMOSトランジスタ上および前記第1PMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、前記第2PMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含み、
    前記第1応力印加膜は引張応力を発生させ、前記第2応力印加膜は圧縮応力を発生させる、半導体装置。
  5. メモリセルアレイ部と、
    前記メモリセルアレイ部の周辺に設けられた周辺回路部とを備え、
    前記メモリセルアレイ部は、第1NMOSトランジスタおよび第1PMOSトランジスタを有し、
    前記周辺回路部は、前記第1NMOSトランジスタおよび前記第1PMOSトランジスタよりもサイズの大きい第2NMOSトランジスタおよび第2PMOSトランジスタを有し、
    前記第1と第2NMOSトランジスタおよび前記第1と第2PMOSトランジスタに応力を発生させる応力印加膜が形成され、
    前記応力印加膜は、前記第2NMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、前記第1NMOSトランジスタ上および前記第1と第2PMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含み、
    前記第1応力印加膜は引張応力を発生させ、前記第2応力印加膜は圧縮応力を発生させる、半導体装置。
  6. 前記第1NMOSトランジスタおよび前記第1PMOSトランジスタはシリコン基板上に形成され、そのチャネル方向が(110)方向である、請求項3から請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記第1NMOSトランジスタおよび前記第1PMOSトランジスタはシリコン基板上に形成され、そのチャネル方向が(100)方向である、請求項3から請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  8. メモリセルアレイ部を備え、
    前記メモリセルアレイ部は、
    第1導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ドライバMOSトランジスタおよび第1と第2アクセスMOSトランジスタと、
    第2導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ロードMOSトランジスタと、
    前記第1と第2ドライバMOSトランジスタ、前記第1と第2ロードMOSトランジスタおよび前記第1と第2アクセスMOSトランジスタに引張応力または圧縮応力を発生させる応力印加膜とを有し、
    前記応力印加膜は、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタ上および前記第1と第2ロードMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、前記第1と第2アクセスMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含み、
    前記第1応力印加膜は引張応力および圧縮応力のうち一方の応力を生じさせ、前記第2応力印加膜は前記一方の応力と反対方向の応力を生じさせる、半導体装置。
  9. メモリセルアレイ部を備え、
    前記メモリセルアレイ部は、
    第1導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ドライバMOSトランジスタおよび第1と第2アクセスMOSトランジスタと、
    第2導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ロードMOSトランジスタと、
    前記第1と第2ドライバMOSトランジスタ、前記第1と第2ロードMOSトランジスタおよび前記第1と第2アクセスMOSトランジスタに引張応力または圧縮応力を発生させる応力印加膜とを有し、
    前記応力印加膜は、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、前記第1と第2アクセスMOSトランジスタ上および前記第1と第2ロードMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜とを含み、
    前記第1応力印加膜は引張応力および圧縮応力のうち一方の応力を生じさせ、前記第2応力印加膜は前記一方の応力と反対方向の応力を生じさせる、半導体装置。
  10. メモリセルアレイ部を備え、
    前記メモリセルアレイ部は、
    第1導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ドライバMOSトランジスタおよび第1と第2アクセスMOSトランジスタと、
    第2導電型のウェル領域上に形成された第1と第2ロードMOSトランジスタと、
    前記第1と第2ドライバMOSトランジスタ、前記第1と第2ロードMOSトランジスタおよび前記第1と第2アクセスMOSトランジスタに引張応力または圧縮応力を発生させる応力印加膜とを有し、
    前記応力印加膜は、前記第1と第2ドライバMOSトランジスタ上に形成された第1応力印加膜と、前記第1と第2ロードMOSトランジスタ上に形成された第2応力印加膜と、前記第1と第2アクセスMOSトランジスタ上に形成された第3応力印加膜とを含み、
    前記第1から第3応力印加膜は、向きまたは大きさがそれぞれ異なる応力を生じさせる、半導体装置。
  11. 前記第1ドライバMOSトランジスタおよび前記第1アクセスMOSトランジスタのソース/ドレインは、前記第1導電型のウェル領域上に形成された共通の活性領域に形成され、
    前記活性領域は、前記第1ドライバMOSトランジスタ上および前記第1アクセスMOSトランジスタ上で等しい幅を有する、請求項8から請求項10のいずれかに記載の半導体装置。
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