JP2007026197A - データ伝送システム,データ取得装置,データ取得方法,データ蓄積装置,データ送信方法,およびそのプログラム - Google Patents

データ伝送システム,データ取得装置,データ取得方法,データ蓄積装置,データ送信方法,およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 不要なデータの保存もしくは取得を制限してデータの処理効率を高める。
【解決手段】 本発明のデータ取得装置110は,データを蓄積しているデータ蓄積装置100に対してデータの無線通信を行う取得通信部214と,必要なデータのデータ種別が予め登録された種別登録部216と,上記取得通信部を介して受信されたデータのデータ種別と,上記種別登録部に登録されているデータ種別とを比較する種別比較部218と,上記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出部220と,上記抽出されたデータを保持する取得保持部222と,を備えることを特徴としている。
【選択図】 図3

Description

本発明は,データ伝送システム,データ取得装置,データ取得方法,データ蓄積装置,データ送信方法,およびそのプログラムにかかり,特に,取得するデータの処理効率を高めることが可能なデータ伝送システム,データ取得装置,データ取得方法,データ蓄積装置,データ送信方法,およびそのプログラムに関する。
今日では,携帯電話等の携帯端末にインターネット等の公衆通信網から様々な情報をダウンロードし,利用するといったことが当然の如く行われている。また,駅等に掲示してある広告用ポスターに埋設されたICタグやICカードに携帯電話等の携帯端末を翳してそのポスターに関連したURL等の情報を入手し,その情報を元に新たな処理を行う技術(例えば,特許文献1)も実施段階にある。
かかるポスターに埋設されたICタグやICカードは,無線通信により非接触式にデータ通信を行うことができ,ポスターの外観を美しく保つことが可能で,メンテナンスのコストを削減できるなどの利点も有している。
上記ポスターに埋設されたICタグやICカードからポスターに関連した情報を取得する場合,従来では,ICタグやICカードに保存されているデータの全てを一旦携帯端末に読み込み,読み込んだ後,携帯端末のアプリケーションの処理が始まる処理手順となっている。
近日では,メモリのデータ記憶容量増大に伴い,ICタグやICカードから取得する情
報量も増える傾向にある。しかし,かかる情報の取得に利用される通信規格は,メモリの記憶容量の様に簡単に変更することができず,情報取得に拘束される時間が長くなる問題が生じている。
特開2001−160105号公報
特に,ポスター(スマートポスター)のICタグやICカードに保存されたデータが,大容量かつ複数のデータ種別を有する場合,携帯端末側の仕様によっては取得する必要がないデータまで自動的に取得されてしまい,そのデータ取得に関する通信速度が遅い場合,データ取得に相当の時間を費やすこととなる。
本発明は,従来のデータ取得に関する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本発明の目的は,不要なデータの保存もしくは取得を制限してデータの処理効率を高めることが可能な,新規かつ改良されたデータ伝送システム,データ取得装置,データ取得方法,データ蓄積装置,データ送信方法,およびそのプログラムを提供することである。
上述したように従来の通信規格においては,そのデータの要・不要に拘わらず,全てのデータを一旦読み込んだ後,そのデータの処理が開始される。本発明は,かかるデータのデータ種別を判断し,不要なデータの保存もしくは取得を回避する。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,データを蓄積しているデータ蓄積装置と,該データ蓄積装置からデータを無線通信によって取得するデータ取得装置とからなるデータ伝送システムであって:上記データ蓄積装置は,データの無線通信を行う蓄積通信部と;データを保持する蓄積保持部と;上記データ取得装置が通信可能範囲内にあるとき,上記蓄積保持部に保持されたデータを,上記蓄積通信部を介して該データ取得装置に送信するデータ送信部と;を備え,上記データ取得装置は,データの無線通信を行う取得通信部と;必要なデータのデータ種別が予め登録された種別登録部と;上記取得通信部を介して受信されたデータのデータ種別と,上記種別登録部に登録されているデータ種別とを比較する種別比較部と;上記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出部と;上記抽出されたデータを保持する取得保持部と;を備えることを特徴とする,データ伝送システムが提供される。
上記データ蓄積装置は,広告用ポスターのICタグやICカードを含み,データ取得装置は,携帯電話等の携帯端末を含んでいる。データ蓄積装置は,データ取得装置が通信可能範囲にあることを検知し,データの送信を開始する。データ取得装置は,このデータを取得しつつ,そのデータの必要性を判断し,不要なデータを除いた新たなデータを生成する。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,データを蓄積しているデータ蓄積装置に対してデータの無線通信を行う取得通信部と;必要なデータのデータ種別が予め登録された種別登録部と;上記取得通信部を介して受信されたデータのデータ種別と,上記種別登録部に登録されているデータ種別とを比較する種別比較部と;上記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出部と;上記抽出されたデータを保持する取得保持部と;を備えることを特徴とする,データ取得装置が提供される。
かかる構成により,受信されたデータのデータ種別から,そのデータが必要なデータであるかどうかを判断でき,必要なデータのみを保存することができる。こうして,後のデータ処理効率を高めることが可能となる。
上記種別比較部においてデータ種別が一致しなかったデータの送信を,上記データ蓄積装置にスキップさせるスキップ指令部をさらに備え,上記データ種別が一致しないデータの通信は行われないとしても良い。
かかる構成により,データ蓄積装置からの不要なデータに関する不要な送信を制限することができ,データ蓄積装置との通信速度が遅い場合においても,短時間に効率よくデータを受信することが可能となる。
上記データは,データ種別によって区別されるサブデータ毎に,データ種別,データ長,データ本体の順に形成され,上記データ抽出部は,上記データ種別が一致しない場合,上記データ長分のデータ本体を除くとしても良い。上記データ種別は,データの属性を示し,データ長は,そのデータ種別に属するデータ本体のバイト長等の長さを示す。かかるデータ長は,将来,データ本体にデータが追加されることを見越してデータ本体より長く設定されても良い。
かかるデータ長の情報を参照する構成により,不要なデータがどこまでなのかを正確に把握することができ,他の無駄な処理を伴うことなく効率よく不要なデータを取り除くことが可能となる。
上記種別登録部は,不要なデータのデータ種別も登録でき,上記データ抽出部は,上記不要なデータのデータ種別が一致するデータのみを抽出しないとしても良い。
上述した種別登録部には,必要なデータ種別を登録することにより,そのデータ種別以外のデータを不要なデータとして削除していた。しかし,未知のデータ種別や将来生成されるデータ種別で必要なものを予め予測して登録することは困難である。従って,当該データ取得装置において不要なデータ種別を登録する上記の構成により,本来必要なデータを不要なデータとして削除することなく,確実に必要なデータを得ることが可能となる。
上記無線通信は,近距離無線規格を用いるとしても良い。データ取得対象であるデータ蓄積装置は,広告用ポスターのように外気に露出されている場合が多く,そのため非接触な無線通信が有効となる。このような非接触な無線通信としては,例えば,近距離無線規格(NFC:Near Field Communication)を利用することができる。かかるNFCは,その利用範囲が10cm程度と狭いので,ハンドアクションにより通信相手を限定する等セキュリティにも優れている。
上記データは,16バイト毎のブロックに分けられるとしても良い。例えば,上記非接触型の無線通信に利用される近距離無線規格(NFC)においては,データの単位が16バイト毎のブロックで構成される。このようにデータを大まかなブロック単位と更に詳細なバイト単位の2段構成にすることにより,不要なデータの始点および終点を迅速かつ容易に指定することが可能となる。
また,コンピュータを,上記データ取得装置として機能させるプログラムも提供される。
さらに,上記データ取得装置を利用して,データを蓄積しているデータ蓄積装置から無線通信によってデータを取得するデータ取得方法であって:必要なデータのデータ種別を予め登録する種別登録ステップと;上記データ蓄積装置からデータを受信するデータ受信ステップと;上記受信されたデータのデータ種別と,上記種別登録ステップで登録されたデータ種別とを比較する種別比較ステップと;上記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出ステップと;上記抽出されたデータを保持する取得保持ステップと;を含むことを特徴とする,データ取得方法も提供される。
上記課題を解決するために,本発明の別の観点によれば,データの無線通信を行う蓄積通信部と;データを保持する蓄積保持部と;当該データ蓄積装置からデータを取得するデータ取得装置が通信可能範囲内にあるとき,上記蓄積保持部に保持されたデータを,上記蓄積通信部を介して該データ取得装置に送信するデータ送信部と;上記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別のデータの送信をスキップさせるスキップ実行部と;を備えることを特徴とする,データ蓄積装置が提供される。
かかるデータ送信部の構成により,データ蓄積装置とデータ取得装置とが通信可能な範囲にあるとき,両者間で認証が行われた後,データ取得装置は,自動的にデータ蓄積装置内に保存されたデータを抜き取ることができる。また,データ取得装置がスキップ指令部を有している場合,かかるスキップ指令部からの指令(スキップ指令)に応じて不要なデータの不要な送信を制限することができ,データ取得装置との通信速度が遅い場合においても,短時間に効率よくデータを受信することが可能となる。
上記データは,データ種別によって区別されるサブデータ毎に,データ種別,データ長,データ本体の順に形成され,上記スキップ実行部は,上記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別に属する,データ長に示された長さ分のデータ本体をスキップさせるとしても良い。上記データ長により,不要なデータがどこまでなのかを正確に把握することができ,他の無駄な処理を伴うことなく効率よく不要なデータをスキップすることが可能となる。
上記無線通信は,近距離無線規格を用いるとしても良い。かかる近距離無線規格(NFC)は,その利用範囲が10cm程度と狭いので,ハンドアクションにより通信相手を限定する等セキュリティにも優れている。
上記データは,16バイト毎のブロックに分けられるとしても良い。データを大まかなブロック単位と更に詳細なバイト単位の2段構成にすることにより,不要なデータの始点および終点を迅速かつ容易に指定することが可能となる。
上記データ蓄積装置は,ICタグであっても良し,ICカードであっても良い。
また,コンピュータを,上記データ蓄積装置として機能させるプログラムも提供される。
さらに,上記データ蓄積装置を利用して,データを予め登録するデータ登録ステップと;データを取得するデータ取得装置が通信可能範囲内にあることを検出する対象検出ステップと;上記対象検出ステップで上記データ取得装置が検出された場合,上記データ登録ステップで登録されたデータを,上記データ取得装置に送信するデータ送信ステップと;上記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別のデータの送信をスキップさせるスキップ実行ステップと;を含むことを特徴とする,データ送信方法も提供される。
また,かかるデータ取得装置とデータ蓄積装置とは,1つの装置で構成することもできる。さらに,データ蓄積装置の蓄積保持部やデータ取得装置の取得保持部はインターネット等を介して別体に設けられるとしても良く,データ取得装置の各構成要素は,別体の装置に分散して設けられるとしても良い。
以上説明したように本発明によれば,不要なデータの保存もしくは取得を制限することによって,通信規格やその通信速度に拘わらずデータの処理効率を高めることができる。また,データ蓄積装置のデータ容量が大きくなったとしても,合わせて通信規格を変更したり,通信速度を上げたりする必要がないので,このような変更に関するコストも低減できる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
例えば,駅等に掲示してある広告用ポスターの内容に関するURLや地図情報を入手しようとした場合,そのポスターに埋設されたICタグやICカードに携帯電話等の携帯端末を翳すといった行為のみで,非接触に情報をダウンロードすることができる。
上記のような非接触な無線通信としては,例えば,近距離無線規格(NFC:Near Field Communication,以下,NFCと言う。)を利用することができる。かかるNFCは,その利用範囲が10cm程度と狭いので,ハンドアクションにより通信相手を限定する等セキュリティにも優れている。また,ICタグやICカードが埋設された広告用ポスターは,外気に露出されている場合が多く,そのため上記非接触な無線通信が有効となる。
(第1の実施形態:データ伝送システム)
図1は,第1の実施形態におけるデータ伝送システムの概略的な構成を示したブロック図である。かかるデータ伝送システムは,データを蓄積しているデータ蓄積装置100と,該データ蓄積装置からデータを無線通信によって取得するデータ取得装置110とを含んで構成される。
上記データ蓄積装置100は,データ取得装置110が通信可能範囲にあることを検知し,データの送信を開始する。データ取得装置110は,このデータを取得し,そのデータを参照したり,付加的な処理により新たなサービスを得たりすることができる。
上記データ蓄積装置100は,例えば,ポスター等の有体物120に設置される。かかる有体物120は,広告,ポスター,掲示板,看板等の公共物を含み,ユーザに何かしらの情報を伝える目的に使用され得る。このような有体物120に設置されたデータ蓄積装置100としてのICタグやICカードは,独立した電源を有さず,他の電子機器から電波による電源供給を受けて動作するとしても良い。
上記データ取得装置110は,上記データ蓄積装置100とは別体に設けられ,ユーザによって移動自在な,携帯電話,PDA(Personal Digital Assistant),モバイルパーソナルコンピュータ,時計,電卓,マウス等により実施される。
ポスター等の有体物120の管理者は,ポスターの設置時またはそれ以前に,データ蓄積装置100としてのICタグに対して,ポスターの内容に関連した情報(URL,概略情報,詳細情報,地図情報,料金,日時等)を書き込む。ユーザは,そのポスターの内容に興味を示すと,ポスターの内容を記録するため,もしくは,新たな情報を得るために,かかるポスターのICタグにデータ取得装置110としての携帯端末を近づけ,簡単な操作によってダウンロードを開始する。
上記ポスターに埋設されたデータ蓄積装置100からポスターに関連した情報を取得する場合,従来では,データ蓄積装置100に保存されているデータの全てを一旦携帯端末に読み込み,読み込んだ後,携帯端末のアプリケーションの処理が始まる処理手順となっていた。しかし,近年では取得すべき情報量が例えば10kbyteを越すなど増大し,それに反して,例えば,212kbpsといった無線通信速度を変更することができないので,情報取得に拘束される時間がどんどん増加する傾向にある。従って,NFCにおいては,データ取得装置110をかかる無線通信の期間ずっとデータ蓄積装置100に翳しておかなくてはならない。
このような通信規格では,データ蓄積装置100が大容量かつ複数のデータ種別を有する場合においても,データ取得装置110の仕様によっては送信する必要がないデータまで自動的に送信してしまい,そのデータ取得に関する通信速度が遅い場合,データ取得に相当の時間を費やすこととなる。
図2は,データ蓄積装置100が保存するデータの構成を説明するための説明図である。図2を参照すると,データが16バイト毎のブロックに分割されている。上述したNFCによると,データの送受信は,上記16バイトのブロック毎に行われる。
例えば,図2の例では,ブロック1〜3にテキストデータが,ブロック4〜8にHTMLデータが,ブロック9〜12に画像データ1が,ブロック13〜16に画像データ2が記憶されている。ここでは,理解を容易にするため,ブロックの区切りとデータ種別の異なるデータの区切りとを合わせているが,かかる場合に限られず,ブロック中にデータ種別の異なるデータの区切りが存在しても良い。
ここで,上記テキストデータは,テキストに対応したデータ取得装置110で利用され,上記HTMLデータ,画像データ1,画像データ2は,HTMLに対応したデータ取得装置110で利用される。
言い換えれば,テキストに対応したデータ取得装置110では,上記テキストデータのみが必要であり,他のHTMLデータ,画像データ1,画像データ2は不要となる。また,HTMLに対応したデータ取得装置110では,上記HTMLデータ,画像データ1,画像データ2が必要なデータで,テキストデータは不要なデータである。
このような従来の通信規格においては,そのデータの要・不要に拘わらず,全てのデータを一旦読み込んだ後,そのデータの処理が開始される。本発明による実施形態では,16バイト毎のデータ受信時にかかるデータのデータ種別を判断し,不要なデータの保存もしくは取得を回避することに特徴を有す。
以下に,データ伝送システムを形成するデータ取得装置110およびデータ蓄積装置100を詳述する。
(第2の実施形態:データ取得装置110)
図3は,第2の実施形態におけるデータ取得装置110の概略的な構成を示したブロック図である。上記データ取得装置110は,アンテナ210と,取得制御部212,取得通信部214と,種別登録部216と,種別比較部218と,データ抽出部220と,取得保持部222と,スキップ指令部224とを含んで構成される。
上記アンテナ210は,少なくとも,上記NFCで無線通信可能な通信帯域を有し,例えば,ループアンテナ形状に形成されるとしても良い。
上記取得制御部212は,中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりデータ取得装置110全体を管理および制御する。
上記取得通信部214は,データ蓄積装置100とデータの無線通信を行う。かかる取得通信部214は,例えば,RF回路,変復調回路,エンコーダ,デコーダ等から形成される。
上記種別登録部216は,データ取得装置110の処理能力的な制限によって必要になるデータ,もしくは,データ取得装置110を所有するユーザが必要とするデータとしてのデータ種別230,例えば「テキストデータ」等が予め登録されている。かかる登録は,データ取得装置110が自己の処理能力を判断して自動的に行われるとしても良いし,データ取得装置110のユーザにより登録されるとしても良い。
また,種別登録部216は,必要なデータのデータ種別を登録する構成とは別に,不要なデータのデータ種別を登録することもできる。必要なデータ種別を種別登録部216に登録して,そのデータ種別以外のデータを不要なデータとして削除する構成では,未知のデータ種別や将来生成されるデータ種別で必要なものを予め予測して登録し,そのデータ種別を削除しないようにすることは困難である。従って,データ取得装置110において不要なデータ種別を登録し,本来必要なデータを不要なデータとして削除することを回避し,確実に必要なデータを得ることが可能となる。
さらに,種別登録部216には,必要なデータと不要なデータのデータ種別の両方が登録されても良い。どちらにも属さないデータ種別が出現した場合,例えば,その都度ユーザがデータ種別を確認して,必要または不要のどちらかのデータ種別に登録し直すこともできる。
上記種別比較部218は,取得通信部214を介して受信されたデータ(サブデータ)のデータ種別と,種別登録部216に登録されているデータ種別とを比較する。かかる構成により,受信されたデータ(サブデータ)のデータ種別から,そのデータ(サブデータ)が必要なデータであるかどうかを判断できる。
上記データ抽出部220は,種別比較部218において,データ種別が一致するデータのみを抽出する。また,種別比較部218に不要なデータのデータ種別が登録されている場合,データ抽出部220は,不要なデータのデータ種別が一致するデータのみを抽出しない。
データ蓄積装置100から受信されるデータは,データ種別によって区別されるサブデータ毎に,データ種別,データ長,データ本体の順に形成される。
図4は,上記データの構成を説明するためのデータ構成図である。図4を参照すると,データ種別として把握できるデータ単位であるサブデータ310,312,314は,それぞれデータ種別,データ長,データ本体の順番で並んでいる。かかるサブデータ310中のデータ種別320は,データの属性,例えば,「テキストデータ」,「HTMLデータ」,「画像データ」,「音声データ」等を示し,データ長322は,そのデータ種別320に属するデータ本体324の長さをバイトで示す。ここでデータ長の占有バイトは最大4バイトとしても良い。
かかるデータ長322は,将来,データ本体324にデータが追加されることを見越して実際のデータ本体324より長く,例えば,データ本体324が20byteであった場合,データ長322を50byteとして,差分の30byteを予約領域として設定しても良い。
データ抽出部220は,種別比較部218でデータ種別が一致しないと判断された場合,データ長322に記載されたバイト分のデータ本体324をスキップする。このように,データ長322の情報を参照する構成により,不要なデータがどこまでなのかを正確に把握することができ,受信したブロック毎にデータ種別が含まれているかどうかを判断する等,他の無駄な処理を伴うことなく,効率よく不要なデータを取り除くことが可能となる。
また,データ蓄積装置100から受信されるデータは,16バイト毎のブロックに分けられるとしても良い。例えば,上記非接触型の無線通信に利用されるNFCにおいては,図2を参照して説明したように,データの単位が16バイト毎のブロックで構成される。このようにデータを大まかなブロック単位と更に詳細なバイト単位の2段構成にすることにより,不要なデータの始点および終点を迅速かつ容易に指定することが可能となる。
上記取得保持部222は,データ抽出部220によって抽出されたデータ232を保持する。このように必要なデータ232のみを保存する構成により,後のデータ処理効率を高めることが可能となる。
データ取得装置110を有するユーザは,自由に当該データ232を読み取り,例えば,読み取ったデータ(コンテンツ)232に含まれるURLから目的場所の地理的位置を把握するなど,さらなる処理を行うことができる。
上記スキップ指令部224は,種別比較部218においてデータ種別が一致しなかったデータの送信を,データ蓄積装置100にスキップさせる。例えば,上記非接触型の無線通信に利用されるNFCにおいては,データは,16バイト単位で通信される。かかる通信の確認時に,不要なデータブロックが発生した場合,スキップ指令部224は,データ蓄積装置100に対してかかる不要なデータブロックの送信を止めさせる旨の指令を送信する。
図5は,データ蓄積装置100における送信のスキップを説明するためのデータ構成図である。図4を参照して説明したように,データ蓄積装置100から送信されるデータは,データ種別として把握できるサブデータ310,312,314に分けられ,それぞれデータ種別320,データ長322,データ本体324の順番で並んでいる。また,上記とは別に,データは,16バイト毎のブロック350に分かれている。従って,種別比較部218は,16バイトのブロックを受信し,既に受信完了しているブロックと繋ぎ合わせて,データ種別等を判断する。
種別比較部218は,データのブロック352までを読み込んで,サブデータ312のデータ種別320と,種別登録部216に登録されたデータ種別230とを比較し,かかるサブデータ312のデータ本体324が必要ないことを把握する。種別比較部218は,さらにブロックを読み込み,ブロック354を読み終えるとデータ長322によって不要なデータ本体324の長さ(バイト長)を把握する。そして,スキップ指令部224は,データ蓄積装置100に,送信を省略すべきブロック数もしくはブロックナンバを送信し,かかるデータ本体324を表すブロックをスキップさせる。
従って,図5に示した矢印356に従って,その間にあるブロックの送信が止められ,次のサブデータ314のデータ種別320を含むブロック358から送信が再開される。
かかる構成により,データ蓄積装置100からの不要なデータに関する不要な送信を制限することができ,データ蓄積装置100との通信速度が遅い場合においても,短時間に効率よくデータを受信することが可能となる。
ここで,データ蓄積装置100が,従来から利用されていたものであり,上記データ種別,データ長,データ本体といったデータ形式を有していなかった場合,種別比較部218は,それを認識して,データを加工せず,単にシーケンスに読み込むとしても良い。
また,コンピュータを,上記データ取得装置として機能させるプログラムやそのプログラムを記憶した記憶媒体も提供される。
(具体的な回路の実施形態)
図6は,第2の実施形態によるデータ取得装置110の概略的な構成を示した回路ブロック図である。ここでは,上述したデータ取得装置110をさらに具体的な回路で表している。
上記データ取得装置110は,ループアンテナ370と,変復調回路372と,CPU374と,ROM376と,RAM378と,表示部380と,入力部382とを含んで構成される。
上記ループアンテナ370は,小さな空間においても受信感度を上げるため複数のループを形成している。こうして,上記NFCの通信帯域を可能にする。
上記変復調回路372は,データ蓄積装置100へ送信するデータをNFCに従って変調し,また,データ蓄積装置100からの変調波をデータに復調する。
上記CPU374は,信号処理を行う半導体集積回路であって,データ取得装置110全体を管理および制御する。上記ROM376は,CPU374に読み込まれたデータ取得装置110を制御するプログラムが予め記憶されている。上記RAM378は,CPU374がデータ取得装置110として機能するための所定データを一時記憶したり,変数を格納したりする場所として利用される。
上記表示部380は,白黒もしくはカラーのディスプレイで表され,データ蓄積装置100から読み取ったデータを表示する。上記入力部382は,キーボード,テンキー等のキー入力部(図示せず)で形成され,表示部380の表示機能を支援し,また,上記データ種別を選択するとき利用される。
(第3の実施形態:データ蓄積装置100)
図7は,第3の実施形態におけるデータ蓄積装置100の概略的な構成を示したブロック図である。上記データ蓄積装置100は,アンテナ410と,蓄積制御部412と,蓄積通信部414と,蓄積保持部416と,データ送信部418と,スキップ実行部420とを含んで構成される。
上記アンテナ410は,少なくとも,NFCで無線通信可能な通信帯域を有し,例えば,ループアンテナ形状に形成されるとしても良い。
上記蓄積制御部412は,中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路によりデータ蓄積装置100全体を管理および制御する。
上記蓄積通信部414は,データ取得装置110とデータの無線通信を行う。かかる蓄積通信部414は,例えば,RF回路,変復調回路,エンコーダ,デコーダ等から形成される。
上記蓄積保持部416は,ユーザが所望する情報を,ユーザが参照可能なデータ形式に変換して保持される。かかるデータを参照することにより,ユーザは,広告用ポスターの内容に関するURLや地図情報を得ることができる。
上記データ送信部418は,データ取得装置110が通信可能範囲内にあるとき,例えば,利用する無線通信方式がNFCであり,データ蓄積装置100とデータ取得装置110との間が約10cm以内であるとき,蓄積保持部416に保持されたデータを,蓄積通信部414を介してデータ取得装置110に送信する。かかるデータ蓄積装置100とデータ取得装置110間の通信は,データ取得装置110が通信可能範囲内にあることを自動的に検知して,両者を認証した後,自動的に開始されるとしても良い。
上記データは,第2の実施形態で説明したように,データ種別によって区別されるサブデータ毎に,データ種別,データ長,データ本体の順に形成される。かかるデータがデータ長情報を有する構成により,不要なデータがどこまでなのかを正確に把握することができ,他の無駄な処理を伴うことなく効率よく不要なデータをスキップすることが可能となる。
上記スキップ実行部420は,データ取得装置110のスキップ指令部224からのスキップ指令に応じて,所定のデータ種別のデータ(データ本体)の送信をスキップさせる。また,スキップ実行部420は,データ取得装置110からの指令に応じて,所定のデータ種別に属する,データ長に示された長さ分のデータ本体をスキップさせるとしても良い。かかるデータのスキップに関しては,第2の実施形態において図5を参照して既に説明しているので,ここでは省略する。
通信対象であるデータ取得装置110がスキップ指令部224を有している場合,かかるスキップ指令部224からの指令に応じて不要なデータの不要な送信を制限することができ,データ取得装置110との通信速度が遅い場合においても,短時間に効率よくデータを受信することが可能となる。
上記データ蓄積装置は,ポスター等に設けられる非接触型のICタグやICカードであっても良い。かかる構成により,あからさまに電子機器が設けられているイメージを廃して,ポスターの外観を美しく保つことが可能となる。さらに,無電源で利用できることから,メンテナンスのコストも削減できる。
また,コンピュータを,上記データ蓄積装置として機能させるプログラムやそのプログラムを記憶した記憶媒体も提供される。
(具体的な回路の実施形態)
図8は,第3の実施形態によるデータ蓄積装置100の概略的な構成を示した回路ブロック図である。ここでは,上述したデータ蓄積装置100をさらに具体的な回路で表している。
上記データ蓄積装置100は,ループアンテナ450と,変復調回路452と,信号処理回路454と,不揮発性メモリ456と,電源生成部458とを含んで構成される。
上記ループアンテナ450は,小さな空間においても受信感度を上げるため複数のループを形成している。こうして,NFCの通信帯域を可能にする。また,利用される通信規格や搬送波の周波数によっては,上記ループアンテナ450を使用しなくても,ICチップ内蔵のアンテナで対応できる。
上記変復調回路452は,データ取得装置110へ送信するデータをNFCに従って変調し,また,データ取得装置110からの変調波をデータに復調する。
上記信号処理回路454は,信号処理を行う半導体集積回路であって,データ蓄積装置100全体を管理および制御する。上記不揮発性メモリ456は,ROMとRAMの両機能を有し,電源がオフしても記憶されている内容が消えない。従って,データ蓄積装置100の管理者がデータを書き換え,その後,電源が供給されない状況になったとしても,そのデータは保持される。
上記電源生成部458は,データ取得装置110と通信が接続されている間,データ取得装置110からの電波を電力に変換し,変復調回路452,信号処理回路454,不揮発性メモリ456に供給する。このように電源生成部458は,限りある電波から各回路に電源を供給しなくてはならないので,各回路は極力低消費電力の素子が利用される。
また,かかるデータ取得装置110とデータ蓄積装置100とは,1つの装置で構成することもできる。さらに,データ蓄積装置100の蓄積保持部416やデータ取得装置110の取得保持部222はインターネット等を介して別体に設けられるとしても良く,データ取得装置110の各構成要素は,別体の装置に分散して設けられるとしても良い。
(第4の実施形態:データ取得方法)
続いて,データ取得装置110を利用して,データ蓄積装置100から無線通信によってデータを取得するデータ取得方法を説明する。
図9は,データ取得方法の流れを示したフローチャートである。
受信されたデータから所定のデータ種別のデータのみを抽出するため,先ず,データ種別の登録が行われる。データ取得装置110は,データ取得装置110の処理能力的な制限によって必要になるデータ,もしくは,データ取得装置110を所有するユーザが必要とするデータとしてのデータ種別を登録するかどうか判断する(S500)。ここで,データ種別の登録が必要と判断された場合,例えば,ユーザがデータ種別の登録を希望した場合,データ種別の登録を行う(S502)。
データ種別として「イベント名」「会場名」「日程」「地図データ」「住所」「電話番号」「FAX番号」が選択でき,そのうち,ユーザが,データ種別「日程」「電話番号」のデータ種別を登録した場合,例えば,コンサート情報が広告されたポスターにデータ取得装置110を翳すことによって,そのコンサートの日程と電話番号のみを取得することが可能となる。
データ蓄積装置100にデータ取得装置110を翳すと,両者間の通信が開始され,そのとき,音,LED,振動等によって通信開始をユーザが知ることができるとしても良い。ここで,受信データの有無が確認され(S510),受信データが有れば,データを受信し(S512),無ければ,当該データ取得方法が終了する。
上記データは,複数のサブデータから構成され,サブデータは,データ種別,データ長,データ本体から形成される。データ取得装置110は,かかるデータ種別およびデータ長が取得されるまで(S514),データ受信ステップ(S512)が繰り返される。
データ種別およびデータ長が取得されると,データ取得装置110は,データ蓄積装置100から受信されたデータのデータ種別(受信データ種別)と,種別登録ステップ(S502)で登録されたデータ種別(登録データ種別)とが比較され(S516),一致すると判断された場合,データ長に続くデータ本体を受信し(S518),さらにその受信された抽出データを取得保持部222に保持する(S520)。また,一致しなかった場合,データ長からスキップ可能なブロック数を計算して,データ蓄積装置100に対してデータ長に続くデータ本体をスキップすべく,スキップ指令を発する(S522)。
次に,上記処理したデータ(サブデータ)が最終データであるかどうか判断され(S524),最終データでなければ,データ受信ステップ(S512)から繰り返され,最終データであれば,当該データ取得方法が終了する。このときデータ取得装置110を有するユーザにデータ取得が終了したことを知らせるために,データ取得装置110またはデータ蓄積装置100のいずれかが音,LED,振動等による合図を発するとしても良い。
(第5の実施形態:データ送信方法)
続いて,データ蓄積装置100を利用して,データ取得装置110に対し無線通信によってデータを送信するデータ送信方法を説明する。
図10は,データ送信方法の流れを示したフローチャートである。
データ蓄積装置100は,データ取得装置110に対してあらゆる情報をデータとして提供する。従って,先ず,このような情報を有するデータの登録が行われる。データ蓄積装置100は,データ蓄積装置100に登録すべきデータがあるかどうか判断する(S600)。ここで,データの登録が必要と判断された場合,データ蓄積装置100の管理者が,例えば,任意のパスワード等を用いてデータの登録を行う(S602)。
次に,データ取得装置110が当該データ蓄積装置100の通信可能範囲内にあるかどうか検出する(S610)。この対象検出ステップ(S610)においてデータ取得装置110が検出された場合,データ登録ステップ(S602)で登録されたデータを,データ取得装置110に送信する準備を始める。データ蓄積装置100の通信可能範囲内にデータ取得装置110が検出されない間は,その検出動作(ポーリング)を継続する。
その後,データ蓄積装置100は,データ取得装置110からのスキップ指令の有無を確認し(S612),スキップ指令が無い限り,そのまま登録されたデータを送信する(S614)。また,データ取得装置110からスキップ指令があると,そこで指示されたブロック分だけデータを跳ばし(S616),次のデータ種別が含まれるブロックから送信を再開する。
次に,上記処理したデータ(サブデータ)が最終データであるかどうか判断され(S618),最終データでなければ,スキップ指令の確認(S612)から繰り返され,最終データであれば,当該データ送信方法が終了する。
かかるデータ取得方法やデータ送信方法によって,不要なデータの保存もしくは取得を制限することができ,通信規格やその通信速度に拘わらずデータの処理効率を高めることができる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば,上述したデータ取得方法やデータ送信方法では,データ取得装置がデータ種別およびデータ長の両方を取得してデータ種別を判断する構成を述べているが,かかる場合に限られず,例えば,データ取得装置がデータ種別のみを判断して,データ蓄積装置にスキップ指令を出し,データ蓄積装置においてデータ長からスキップするデータ本体の長さを把握し,次のデータ種別から送信するとしても良い。
また,上記実施形態では,データ取得装置とデータ蓄積装置との通信を非接触無線通信によって行っているが,かかる場合に限られず,有線または無線で行うとしても良く,接触式または非接触式で行うこともできる。
なお,本明細書のデータ取得方法やデータ送信方法における各ステップは,必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく,並列的あるいは個別に実行される処理(例えば,並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
第1の実施形態におけるデータ伝送システムの概略的な構成を示したブロック図である。 データ蓄積装置が保存するデータの構成を説明するための説明図である。 第2の実施形態におけるデータ取得装置の概略的な構成を示したブロック図である。 データの構成を説明するためのデータ構成図である。 データ蓄積装置における送信のスキップを説明するためのデータ構成図である。 第2の実施形態によるデータ取得装置110の概略的な構成を示した回路ブロック図である。 第3の実施形態におけるデータ蓄積装置の概略的な構成を示したブロック図である。 第3の実施形態によるデータ蓄積装置の概略的な構成を示した回路ブロック図である。 データ取得方法の流れを示したフローチャートである。 データ送信方法の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
100 データ蓄積装置
110 データ取得装置
214 取得通信部
216 種別登録部
218 種別比較部
220 データ抽出部
222 取得保持部
224 スキップ指令部
414 蓄積通信部
416 蓄積保持部
418 データ送信部
420 スキップ実行部

Claims (16)

  1. データを蓄積しているデータ蓄積装置と,該データ蓄積装置からデータを無線通信によって取得するデータ取得装置とからなるデータ伝送システムであって:
    前記データ蓄積装置は,
    データの無線通信を行う蓄積通信部と;
    データを保持する蓄積保持部と;
    前記データ取得装置が通信可能範囲内にあるとき,前記蓄積保持部に保持されたデータを,前記蓄積通信部を介して該データ取得装置に送信するデータ送信部と;
    を備え,
    前記データ取得装置は,
    データの無線通信を行う取得通信部と;
    必要なデータのデータ種別が予め登録された種別登録部と;
    前記取得通信部を介して受信されたデータのデータ種別と,前記種別登録部に登録されているデータ種別とを比較する種別比較部と;
    前記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出部と;
    前記抽出されたデータを保持する取得保持部と;
    を備えることを特徴とする,データ伝送システム。
  2. データを蓄積しているデータ蓄積装置に対してデータの無線通信を行う取得通信部と;
    必要なデータのデータ種別が予め登録された種別登録部と;
    前記取得通信部を介して受信されたデータのデータ種別と,前記種別登録部に登録されているデータ種別とを比較する種別比較部と;
    前記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出部と;
    前記抽出されたデータを保持する取得保持部と;
    を備えることを特徴とする,データ取得装置。
  3. 前記種別比較部においてデータ種別が一致しなかったデータの送信を,前記データ蓄積装置にスキップさせるスキップ指令部をさらに備え,
    前記データ種別が一致しないデータの通信は行われないことを特徴とする,請求項2に記載のデータ取得装置。
  4. 前記データは,データ種別によって区別されるサブデータ毎に,データ種別,データ長,データ本体の順に形成され,
    前記データ抽出部は,前記データ種別が一致しない場合,前記データ長に示された長さ分のデータ本体を除くことを特徴とする,請求項2に記載のデータ取得装置。
  5. 前記種別登録部は,不要なデータのデータ種別も登録でき,
    前記データ抽出部は,前記不要なデータのデータ種別が一致するデータのみを抽出しないことを特徴とする,請求項2に記載のデータ取得装置。
  6. 前記無線通信は,近距離無線規格を用いていることを特徴とする,請求項2に記載のデータ取得装置。
  7. 前記データは,16バイト毎のブロックに分けられることを特徴とする,請求項2に記載のデータ取得装置。
  8. コンピュータを,
    データを蓄積しているデータ蓄積装置に対してデータの無線通信を行う取得通信部と;
    必要なデータのデータ種別が予め登録された種別登録部と;
    前記取得通信部を介して受信されたデータのデータ種別と,前記種別登録部に登録されているデータ種別とを比較する種別比較部と;
    前記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出部と;
    前記抽出されたデータを保持する取得保持部と;
    して機能させることを特徴とする,プログラム。
  9. データを蓄積しているデータ蓄積装置から無線通信によってデータを取得するデータ取得方法であって:
    必要なデータのデータ種別を予め登録する種別登録ステップと;
    前記データ蓄積装置からデータを受信するデータ受信ステップと;
    前記受信されたデータのデータ種別と,前記種別登録ステップで登録されたデータ種別とを比較する種別比較ステップと;
    前記データ種別が一致するデータのみを抽出するデータ抽出ステップと;
    前記抽出されたデータを保持する取得保持ステップと;
    を含むことを特徴とする,データ取得方法。
  10. データの無線通信を行う蓄積通信部と;
    データを保持する蓄積保持部と;
    当該データ蓄積装置からデータを取得するデータ取得装置が通信可能範囲内にあるとき,前記蓄積保持部に保持されたデータを,前記蓄積通信部を介して該データ取得装置に送信するデータ送信部と;
    前記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別のデータの送信をスキップさせるスキップ実行部と;
    を備えることを特徴とする,データ蓄積装置。
  11. 前記データは,データ種別によって区別されるサブデータ毎に,データ種別,データ長,データ本体の順に形成され,
    前記スキップ実行部は,前記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別に属する,データ長に示された長さ分のデータ本体をスキップさせることを特徴とする,請求項10に記載のデータ蓄積装置。
  12. 前記無線通信は,近距離無線規格を用いていることを特徴とする,請求項10に記載のデータ蓄積装置。
  13. 前記データは,16バイト毎のブロックに分けられることを特徴とする,請求項10に記載のデータ蓄積装置。
  14. 前記データ蓄積装置は,ICタグであることを特徴とする,請求項10に記載のデータ蓄積装置。
  15. コンピュータを,
    データの無線通信を行う蓄積通信部と;
    データを保持する蓄積保持部と;
    当該コンピュータからデータを取得するデータ取得装置が通信可能範囲内にあるとき,前記蓄積保持部に保持されたデータを,前記蓄積通信部を介して該データ取得装置に送信するデータ送信部と;
    前記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別のデータの送信をスキップさせるスキップ実行部と;
    して機能させることを特徴とする,プログラム。
  16. データを予め登録するデータ登録ステップと;
    データを取得するデータ取得装置が通信可能範囲内にあることを検出する対象検出ステップと;
    前記対象検出ステップで前記データ取得装置が検出された場合,前記データ登録ステップで登録されたデータを,前記データ取得装置に送信するデータ送信ステップと;
    前記データ取得装置からの指令に応じて,所定のデータ種別のデータの送信をスキップさせるスキップ実行ステップと;
    を含むことを特徴とする,データ送信方法。
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