JP2008090405A - 無線通信メモリic、リーダライタ及び無線通信メモリicとリーダライタとの通信方法 - Google Patents

無線通信メモリic、リーダライタ及び無線通信メモリicとリーダライタとの通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】RFIDタグのメモリ仕様などの多種多様化により、RFIDタグの仕様データを取得し、その仕様データを元にリーダライタが効率良く制御を行う手段が必要である。
【解決手段】仕様データを生成しリーダライタに返信するRFIDタグと、RFIDタグから仕様データを受信し、第1の仕様データの時は第1の制御方法で、第2の仕様データの時は第2の制御方法で制御するリーダライタから構成されるRFIDタグシステムである。
【選択図】図4

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)タグに代表されるような無線通信メモリICとリーダライタとの間の通信技術に関する。
RFIDタグを例にとって説明すると、RFIDタグは、使用する周波数によって具体的特性は異なるが、一般に数m以上の通信距離を持ち、且つ数十枚以上を同時に認識することが可能である。RFIDタグは、複数の記憶領域を持っており、格納する情報の内容によりそれらの記憶領域が使い分けられている。例えば、RFIDタグを識別するための識別番号を格納する領域や、利用者が自由に情報を格納できる領域などがある。現在のRFIDタグの記憶領域のサイズは、数百ビットから数Kビット程度であるが、今後のRFIDタグの普及と利用の増加に伴い、このメモリサイズは増加し、また、記憶領域の種類が増えるなど、様々な仕様のRFIDタグが混在するようになると予想される。
一方、(非特許文献1)には、リーダライタが、RFIDタグ全体のメモリサイズと全体のメモリブロック数、RFIDタグがアクティブ型かパッシブ型かを識別する情報などを取得する方法が開示されている。
ISO/IEC FDIS 18000−6Information technology − Radio−frequency identification for item management −Part6:Parameters for air interface communications at 860 MHz to 960 MHz
様々な仕様のRFIDタグとの間で通信を行う場合、リーダライタは、通信相手となるRFIDタグの仕様を知らないと、効率良く通信することができない。例えば、RFIDタグが持つ記憶領域の種類やサイズがわからなければ、リーダライタは、存在しない記憶領域へのアクセスを行ってしまうことにもなる。このような場合、大抵は、RFIDタグから何らかのエラー通知が返ってくるので、リーダライタは、その通知に従って、正しい操作を行ったり、又は操作を断念したりできる。しかし、操作が完了するまでに多くの時間がかかってしまうことになる。
一般に、RFIDタグは、その移動中に識別されることもあり、このような場合は、限られた時間内に通信を完了させなくてはならず、また、通信状態も不安定なことが多い。そのため、通信時に行われる操作は、余計な時間がかからないように効率的に行われることが望まれる。
従って、本発明の目的は、リーダライタが、効率よく、様々な仕様のRFIDタグと通信できるようにすることである。
本発明の一つの態様に従う無線通信メモリICは、所定の複数の記憶領域のうちの一以上を備えることができ、無線により、外部通信装置と通信を行う無線通信メモリICにおいて、信号を載せた電波の送受信を行うためのアンテナと、前記アンテナを介して、前記外部通信装置との間で前記信号が表すコマンド及びデータの送受信を行う通信制御部と、前記受信したコマンドに基づく処理を行う制御部と、前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとをそれぞれ示すデータを格納する記憶部とを備え、前記制御部は、前記外部通信装置から仕様問合せコマンドを受信した時に、前記記憶部から前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとをそれぞれ示すデータを読出し、前記読み出したデータを含んだ仕様データを生成し、前記仕様データを含む応答データを生成し、前記応答データを前記外部通信装置へ送信する。
好適な実施態様では、前記記憶部は、さらに、前記複数の記憶領域についてのブロック数とブロックサイズとをそれぞれ示すデータを格納し、前記制御部は、前記外部通信装置から前記仕様問合せコマンドを受信した時に、前記記憶部から前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとブロック数とブロックサイズとをそれぞれ示すデータを読出し、前記読み出したデータを含んだ仕様データを生成し、前記仕様データを含む応答データを生成し、前記応答データを前記外部通信装置へ送信してもよい。
好適な実施態様では、前記記憶部は、さらに、前記無線通信メモリICについてのバージョン、通信プロトコルの仕様、日付、通信距離、Killパスワードの有効無効、若しくはAccessパスワードの有効無効、又は前記複数の記憶領域についてのLockの状態を示すデータを格納し、前記制御部は、前記外部通信装置から前記仕様問合せコマンドを受信した時に、前記記憶部から前記複数の記憶領域についての存在有無、若しくは領域サイズ、又は前記無線通信メモリICについてのバージョン、通信プロトコルの仕様、日付、通信距離、Killパスワードの有効無効、若しくはAccessパスワードの有効無効、又は前記複数の記憶領域についてのLockの状態を示すデータを読出し、前記読み出したデータを含んだ仕様データを生成し、前記仕様データを含む応答データを生成し、前記応答データを前記外部通信装置へ送信してもよい。
好適な実施態様では、前記制御部は、前記外部通信装置と無線通信を行う中での通信プロトコルの状態を管理するとともに、前記外部通信装置から前記仕様問い合わせコマンドを受信した時に、前記通信プロトコルの状態に応じて前記応答データに含まれる前記仕様データの内容を変更してもよい。
また、本発明の一つの態様に従うリーダライタは、複数の記憶領域を持つ無線通信メモリICと通信を行うリーダライタであって、信号を載せた電波の送受信を行うためのリーダライタアンテナと、前記リーダライタアンテナを介して、前記無線通信メモリICとの間で前記信号が表すコマンド及びデータの送受信を行う送受信部と、前記無線通信メモリICへのコマンドを前記送受信部へ送信し、前記無線通信メモリICからのデータを前記送受信部から受信するリーダライタ制御部とを備え、前記リーダライタ制御部は、前記仕様問合せコマンドを送信し、そして、前記仕様データを含む前記応答データを受信した場合、前記応答データに含まれる前記仕様データを解析し、前記仕様データの解析結果に基づいて前記無線通信メモリICに対する後の操作を切替える。
好適な実施態様では、前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとして前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとをそれぞれ示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、前記複数の記憶領域のうち存在しているものに対して、その領域サイズを超えない範囲でアクセスする操作を行ってもよい。
好適な実施態様では、前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとして前記複数の記憶領域についてのブロック数とブロックサイズとをそれぞれ示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、得られたブロック数とブロックサイズから計算された領域サイズを超えない範囲で前記記憶領域へアクセスする操作を行ってもよい。
好適な実施態様では、前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとして通信プロトコルの仕様に関するデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、得られた通信プロトコルの仕様に合うような通信方法を選択し、前記無線通信メモリICと通信してもよい。
好適な実施態様では、前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとしてKillパスワードの有効無効を示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、Killパスワードが無効の時は、前記無線通信メモリICに対してKillパスワードが有効となる操作を行った後、Killを実行する操作を行ってもよい。
好適な実施態様では、前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとしてAccessパスワード有効無効を示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、Accessパスワードが有効の時は、前記記憶領域にアクセスするための操作を行った後、前記記憶領域に対して読込み、書き換え、Kill、及びLockのうち少なくともいずれか1つの操作を行い、また、Accessパスワードが無効の場合は、アクセスするための操作を行わずに、前記記憶領域に対して読込み、書き換え、Kill、及びLockのうち少なくともいずれか1つの操作を行ってもよい。
本発明により、リーダライタが、効率よく、様々な仕様のRFIDタグと通信できるようになる。
以下、RFIDタグに適用された本発明に係る無線通信メモリICの第一の実施形態について、図面を参照しながら説明していく。
図1は、本実施形態に係るRFIDタグ100の内部構成を示したブロック図である。
RFIDタグ100は、外部のリーダライタ110と電波の送受信を行うアンテナ101と、アンテナ101から受信した電波を整流する整流部102と、整流して得た電圧を検出し、各部に電源を供給する電源部103と、電波に載せられて受信した信号の復調を行い、また電波に載せて送信する信号の変調を行う通信制御部104と、RFIDタグ100がリーダライタ110と無線通信を行う際に用いるパラメータの初期化や受信した信号が表すコマンド及びデータに基づいた処理を行う制御部105と、RFIDタグ100を識別するための識別番号(以下、「ID」)やRFIDタグ100の仕様に関する種々の情報(後述する)を記憶する記憶部106とを備える。制御部105は、また、記憶部106に設けられた複数の記憶領域ごとにアクセスの制御を行う。また、制御部105は、リーダライタ110への応答に際して送信するデータ(以下、「応答データ」)を生成する。さらに、制御部105は、リーダライタ110と無線通信を行う中での通信プロトコルの状態(以下、「動作状態」)を管理する。
図2は、本実施形態に係るRFIDタグ100とリーダライタ110との通信の様子を示した図である。リーダライタ110は、リーダライタ本体111と、リーダライタアンテナ112とを備える。リーダライタ110は、電波を送信することによりRFIDタグ100に対してコマンド及びデータの送信と電力の供給とを行い、電波を受信することによりRFIDタグ100から応答データを受信する。
図3は、本実施形態に係るリーダライタ110の内部構成を示した図である。リーダライタ110は、リーダライタ本体111と、RFIDタグ100との間で電波の送受信を行うリーダライタアンテナ112とを備える。リーダライタ本体111は、リーダライタアンテナ112を用いてRFIDタグ100へコマンド及びデータを送信したり、RFIDタグ100から応答データを受信したりする送受信部113と、コマンド及びデータの送信時の変調や応答データを受信した時の復調を行う通信制御部114と、受信した応答データの解析やリーダライタ110全体の制御を行う制御部115と、パーソナルコンピュータなどの外部通信装置との間でコマンド及びデータなどの通信を行うためのホストインタフェース116と、各部に電源を供給するための電源部117とを備える。通信制御部114は、また、複数の通信方法に対応することができ、通信するRFIDタグ100の仕様に合わせて通信方法を切替えることができる。RFIDタグ100へ送信するコマンドの一例として、RFIDタグ100のIDやその他記憶部106に格納された情報を読取る時に利用するリードコマンド、RFIDタグ100の記憶部106に格納された情報を書き換える時に利用するライトコマンド、RFIDタグ100の記憶部106に格納された情報を書換え不可にする時に利用するLockコマンド、RFIDタグ100を永久に使用できないようにする時に利用するKillコマンド、通信距離を設定するためのAttenuateコマンド、RFIDタグ100から情報を取得する時に利用するGet System Informationコマンドなどがある。
本実施形態に係るRFIDタグ100は、リーダライタ110から受信したGet System Informationコマンドに対して、RFIDタグ100の仕様に関する種々のデータ(以下、「仕様データ」)を含んだ応答データをリーダライタ110へ送信するものである。すなわち、Get System Informationコマンドが、仕様問合せコマンドに相当する。これにより、仕様データを含んだ応答データを受信したリーダライタ110は、通信しているRFIDタグ100に関する種々の仕様、例えば、記憶領域の種類や数、それぞれの記憶領域のブロック数等を知ることができるので、その仕様に合うようにRFIDタグ100への操作を切替えることができるようになる。以下、仕様データについて、具体的に説明する。
図4は、RFIDタグ100がGet System Informationコマンドに対してリーダライタ110へ送信する応答データ212の構造を示した図である。情報要素名211は、応答データ212に含まれる各情報要素の名称を示す。レングス200は、各情報要素のデータサイズを示し、定義201は、各情報要素の意味を示す。Header202は、ヘッダ情報であり、応答データ212が仕様データを含んでいることを示す。Header以降には、Length203からCRC210までの情報が含まれる。Length203は、応答データ212全体からHeader202とLength203を除いたサイズを示す。RN209は、リーダライタ110とRFIDタグ100が通信を行う時に使用するハンドル値を示す。CRC16は、リーダライタ110とRFIDタグ100が確実に通信を行うために使用するチェックサム値を示す。
応答データ212は、符号204〜208で示したような仕様データを含む。InfoFlags204は、以下に示すような種々の記憶領域の有無を示す。InfoFlags204については図5にて詳細に説明する。Reserved205は、パスワードなどの情報が格納されている「Reserved」と呼ばれる記憶領域のサイズを示す。UII206は、IDなどの情報が格納されている「UII」と呼ばれる記憶領域のサイズを示す。TID207は、RFIDタグ100固有のIDが格納されている「TID」と呼ばれる記憶領域のサイズを示す。USER208は、ユーザが自由に読み書きできる情報が格納されている「USER」と呼ばれる記憶領域のサイズを示す。この例では、仕様データとして、4つの記憶領域(「Reserved」、「UII」、「TID」、「USER」)に関する記憶領域の有無及びそのサイズを含めたが、記憶領域の種類や数はこれに限定されるものではない。すなわち、これら以外の記憶領域が存在する場合は、InfoFlags204を拡張し、また、新たな情報要素を追加することにより、その記憶領域についての記憶領域の有無及びそのサイズをも、仕様データとして含ませることができる。また各項目のレングスの値は、RFIDタグのメモリサイズ等の仕様に合わせれば良く、サイズの指定もワードでもバイトでもビットでも良い。
図5は、InfoFlags204の値の意味について示した図である。全体で16ビットあり、各ビット毎にその値(Value213)と、Value213が0または1の時の説明214を示している。ここでは、1〜16までの各ビットをそれぞれB(1〜16)と表記し、かっこ内の数字により、対応するビットの番号を表すこととする。1ビット目のB(1)215は、記憶領域「Reserved」の有無を示す。B(1)215が0の時は、記憶領域「Reserved」がないことを示す。また、B(1)215が1の時は、記憶領域「Reserved」があることを示す。B(2)216は、記憶領域「UII」の有無を示す。Value213が0の時は対応する記憶領域がないことを示し、Value213が1の時は対応する記憶領域があることを示しているのは、B(1)215の場合と同様である。B(3)217は、記憶領域「TID」の有無を示す。Value213が示す値の意味214は、上記と同様である。B(4)218は、記憶領域「USER」の有無を示す。この場合も、Value213が示す値の意味214は、上記と同様である。B(5)〜B(16)219は、この情報を拡張するための予約ビットである。すなわち、本例では、4つの記憶領域(「Reserved」,「UII」、「TID」、「USER」)ついてその領域の有無を示したが、他の記憶領域がある場合、B(5)〜B(16)219に追加する。本例では、16ビットとしているが、使用する記憶領域や情報数により、サイズが変わっても良い。
RFIDタグ100は、以上説明した仕様データを、予め記憶部106に格納しておき、応答データの生成時に記憶部106から取得することができる。また、予め記憶部106に格納しておかなくても、RFIDタグ100は、応答データの生成時に、記憶領域のサイズ等の必要な情報を収集することにより、仕様データを取得することもできる。
図6は、リーダライタ110がRFIDタグ100から仕様データを取得するときの基本的な処理手順について示した図である。まず、リーダライタ110は、RFIDタグ100と無線通信を行う際に用いるパラメータの初期化を行い(S300)、リーダライタアンテナ112の電波出力をONにする(S301)。次に、リーダライタ110は、Get System InformationコマンドをRFIDタグ100に対して送信する(S302)。RFIDタグ100からGet System Informationコマンドに対する応答データを受信すると、リーダライタ110は、受信した応答データから仕様データを取出す(S303)。そして、リーダライタ110は、仕様データを参照しながら、RFIDタグ100の仕様に合うように種々のコマンドを送信して、RFIDタグ100を操作する(S304)。全ての処理が終わったら、リーダライタ110は、リーダライタアンテナ112の電波出力をOFFにする(S305)。S304での具体的な処理例と使用する仕様データについては、後で説明する。
図7は、Get System Informationコマンドを受信した時のRFIDタグ100の処理を示した図である。まず、RFIDタグ100は、リーダライタ110からの電波を受けて給電することにより動作を開始する(S310)。次に、RFIDタグ100は、リーダライタ110と無線通信を行う際に用いるパラメータの初期化を行う(S311)。Get System Informationコマンドを受信したら、RFIDタグ100は、記憶部106より仕様データを取得する(S313)。その後、記憶部106より取得した仕様データに基づいて応答データが生成され(S314)、生成された応答データは、リーダライタ110に送信される(S315)。
図8は、応答データ212の具体例を示した図である。Header202には01h(hは16進であることを示す。)、Length203には0Ah、InfoFlagsにはF000h、Reservedには10h、UIIには0Ch,TIDには04h、USERには60h、RNには0000h、CRCには0000hが、それぞれ格納されている。
図9は、図8のInfoFlags204がF000hの場合のこの情報の示す意味を詳しく説明した図である。InfoFlags204はF000hであり、2進数に直すと、1111000000000000である。よって、B(1)215とB(2)216とB(3)217とB(4)218のValue213は、全て1となり、4つの記憶領域(「Reseved」、「UII」、「TID」、「USER」)は全て存在することになる。またB(5)〜B(16)は、特に利用されておらず、Value213は0となっている。
以下、図8に示した応答データを受信した場合を例にして、リーダライタ110が、RFIDタグ100から受信した仕様データを参照してRFIDタグ100への操作を切替える方法について具体的に説明する。
図10は、図8に示した応答データ212を受信したリーダライタ110がRFIDタグ100の記憶領域「UII」に格納されている全ての情報を読取る場合の処理手順について示した図である。S300からS303まで及びS305は、図6の処理手順と同じであるため説明を省略する。応答データを受信したリーダライタ110は、応答データに含まれる仕様データを解析する(S320)。すなわち、まず、応答データにInfoFlags204とUII206とが含まれていること、及びInfoFlags204には、記憶領域「UII」に関する存在有無の情報が含まれていることが確認される。そして、リーダライタ110は、InfoFlags204における記憶領域「UII」に関する値(ここでは、B(2)216のValue213)に基づいてRFIDタグ100への操作を切替える(S321)。B(2)216のValue213が1の場合(S321:YES)は、RFIDタグ100には記憶領域「UII」が存在することを意味するので、リーダライタ110は、応答データ212のUII206を参照して、記憶領域「UII」のサイズを取得する(S322)。そして、リーダライタ110は、記憶領域「UII」及びS322で取得した記憶領域「UII」のサイズを指定して、RFIDタグ100に対してリードコマンドを送信する(S323)。その後、リーダライタ110は、指定したサイズ分、即ち記憶領域「UII」に格納されている全ての情報をRFIDタグ100から受信して(S324)、記憶領域「UII」に対するリードの操作が完了する。この例では、UII206の値が0Chであるため、リーダライタ110は、0Ch分のデータを取得することになる。一方、B(2)216のValue213が0の場合は、RFIDタグ100には記憶領域「UII」が存在しないことを意味するため、リーダライタ110は、読取りの操作を行わない。
このように、リーダライタ110は、仕様データを参照することにより、前もって、読取りを行おうとする記憶領域の有無を知ることができるので、その記憶領域が存在する場合にだけ読取りを実施できるようになる。これにより、余計な操作を省くことができる。上述したように、移動中のRFIDタグ100を識別する場合は、限られた時間内に通信を完了させなくてはならず、また、通信状態も不安定なことが多い。そのため、正常に通信を完了させるためには、余計な操作を省くことは重要なこととなる。また、RFIDタグ100によっては、存在しない記憶領域へアクセスされたことにより、多くの時間を要する例外的な処理が必要となったり、さらには、そのこと自体で問題を生じる場合もある。上記の処理手順により、記憶領域の有無を予め取得しておけば、存在しない記憶領域へアクセスすることもなくなり、このような問題の発生を防止することができる。
また、記憶領域のサイズを超えた情報の読取り操作が行われた場合には、例外的な処理が発生することになるが、記憶領域のサイズを利用して読取り操作を行うことにより、このような例外的な処理の発生も防止できるようになる。
この例では、ある記憶領域に格納されている全ての情報を読取る例を示したが、書換えでも良く、指定サイズ分記憶領域にアクセスするコマンドであれば良い。また、ある記憶領域に格納されている全ての情報を読み取らなくても良く、ある記憶領域のサイズを取得し、そのサイズ以内で必要な分だけ読取るという使い方でも良い。
以下、RFIDタグに適用された本発明に係る無線通信メモリICの第二の実施形態について説明する。尚、第二の実施形態に係るRFIDタグ100及びリーダライタ110の基本的構成は、第一の実施形態において示したものと同様であるので説明を省略する。
図11は、第二の実施形態に係るRFIDタグ100がリーダライタ110へ送信する応答データ410の構造を示した図である。応答データ410は、第一の実施形態において示した応答データ212に、符号403〜409で示された仕様データを加えたものになっている。
第一の実施形態において示した応答データ212に付されたものと同一の符号については、説明を省略する。Reserved Size403は、記憶領域「Reserved」のサイズを示す。UII Block Size404は、記憶領域「UII」の1ブロックのサイズを示す。UII Block Number405は、記憶領域「UII」に存在するブロック数を示す。TID Block Size406は、記憶領域「TID」の1ブロックのサイズを示す。TID Block Number407は、記憶領域「TID」に存在するブロック数を示す。USER Block Size408は、記憶領域「USER」の1ブロックのサイズを示す。USER Block Number409は、記憶領域「USER」に存在するブロック数を示す。この例では、仕様データとして、4つの記憶領域(「Reserved」、「UII」、「TID」、「USER」)に関する1ブロックのサイズとブロック数を含めたが、上述したように、記憶領域の種類や数はこれに限定されるものではない。また、これらの仕様データを、RFIDタグ100の記憶部106に格納しておいても良いし、応答データの生成時に収集しても良いことは、上述したとおりである。
図12は、図11に示した応答データ410を受信したリーダライタ110がRFIDタグ100の記憶領域「USER」に格納されている全ての情報を書き換えるる時の処理手順について示した図である。S300からS320まで及びS305は、図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S325において、リーダライタ110は、応答データ410のUser Block Size408とUSER Block Number409とを参照して、記憶領域「USER」の1ブロックのサイズとブロック数とを取得する。そして、リーダライタ110は、S325で取得した1ブロックのサイズとブロック数とを乗算することにより、記憶領域「USER」のサイズを計算する。その後、リーダライタ110は、得られた記憶領域「USER」のサイズを指定して、RFIDタグ100に対してライトコマンドを送信する(S326)。これにより、RFIDタグ100は、記憶領域「USER」のサイズ全体について書き換えを行うことになる。
このように、リーダライタ110は、仕様データとして、RFIDタグ100の記憶領域に関する1ブロックのサイズとブロック数とを取得することにより、その記憶領域のサイズを得ることができる。従って、記憶領域のサイズを超えた情報の書き換え操作を防止して、効率よく書き換えを行うことができるようになる。
この例では、記憶領域「USER」の1ブロックのサイズが10hで、ブロック数が06hであるため、10h×06h分のデータを書き換えることになる。この例では、1ブロックのサイズとブロック数を取得し、ある記憶領域に格納されている全ての情報を書き換える例を示したが、読取りでも良く、指定ブロック分または、指定サイズ分だけ記憶部106にアクセスするコマンドであれば良い。また、ある記憶領域に格納されている全ての情報を書き換えなくても良く、ある記憶領域の1ブロックのサイズとブロック数を取得し、計算されたその記憶領域の全体のサイズ以内で必要な分だけ書き換えても良い。
以下、RFIDタグに適用された本発明に係る無線通信メモリICの第三の実施形態について説明する。尚、第三の実施形態に係るRFIDタグ100及びリーダライタ110の基本的構成も、第一の実施形態において示したものと同様であるので説明を省略する。
図13は、第三の実施形態に係るRFIDタグ100がリーダライタ110へ送信する応答データ411の構造を示した図である。応答データ411は、第一の実施形態において示した応答データ212に、符号413〜420で示された仕様データを加えたものになっている。
第一の実施形態において示した応答データ212に付されたものと同一の符号については、説明を省略する。Version413は、RFIDタグ100のバージョン情報を示す。バージョン情報は、RFIDタグ100の生産時の型番情報や製品番号などの情報である。Protocol414は、通信プロトコルの仕様に関する情報であり、RFIDタグ100が採用する通信プロトコルの種別やバージョン等を特定できるものである。Date415は、RFIDタグ100が生産または出荷された日付や最初に使用された日付を示す。日付の形式はなんでも良く、時間情報が付加されたものであっても良い。この例では生産された製造日とされているが、これ以外の日付であっても良い。Attenuate416は、通信距離の現在の設定値を示す。上述したように、Attenuateコマンドは通信距離を設定するためのコマンドであり、これにより設定された値に応じてRFIDタグ100とリーダライタ110の通信距離が変更される。この値には、複数のレベルを予め定義して、そのレベルの値を設定しても良いし、距離を設定しても良い。Kill pwd417は、RFIDタグ100にKillパスワードが設定されているかどうかを示す。この値が0の時は、Killパスワードが設定されておらず、1の時は設定されていることを示す。Killパスワードは、RFIDタグ100を使用不可にするためのKillコマンドを実行する時に使用する。すなわち、Killパスワードが設定されている場合は、Killコマンドの実行に際して、Killパスワードの入力が必要とされる。一方、Killパスワードが設定されていない場合は、Killパスワードを入力することなしにKillコマンドが実行される。Access pwd418は、RFIDタグ100にAccessパスワードが設定されているかどうかを示す。この値が0の時は、Accessパスワードが設定されておらず、1の時は設定されていることを示す。Accessパスワードは、RFIDタグ100の記憶領域にアクセスする場合、すなわち、リードコマンド、ライトコマンド、Killコマンド、Lockコマンドなどを実行する場合に使用する。従って、これらのコマンドの実行に際しては、Accessパスワードが設定されている場合は、Accessパスワードの入力が必要とされ、Accessパスワードが設定されていない場合は、Accessパスワードの入力は必要とされない。LockFlag419は、各記憶領域がLockされているか否か、すなわち、読込みや書き換えが制限されているか否かを示す。
図14は、LockFlag419の値の意味ついて示した図である。Lockについては、読込みができなくなるリードロックと、書き換えができなくなるライトロックなどがあるが、今回の例では、読込みと書き換えとが両方できなくなる状態をLockとしている。リードロックとライトロックとをそれぞれ別々の情報として管理することもできる。Bits420は、LockFlag419の値をビット列で表現したときのビットの番号を示し、記憶領域421は、Lockされているか否かの対象となる記憶領域を示し、値422は具体的な例を示す。Lock423は、その記憶領域がLockされているかどうかを示す。0はLockされていない状態、1はLockされている状態をそれぞれ示す。Perma424は、その記憶領域にかかっているLockが永久的なものであるかどうかを示す。0なら永久的でなく、Lockをはずすことができる。1なら永久的であるため、Lockをはずすことはできない。
図15は、図14のLock423とPerma424を組合せた時の記憶領域のLockに関する状態(以下、「Lock状態」)を示した図である。Lock423が0で、Perma424が0の時は、その記憶領域は、Lockがかかっていないためアクセスすることができ、またLockをかけることができる。Lock423が0で、Perma424が1の時は、その記憶領域は、Lockがかかっていないためアクセスすることができるが、Lockをかけることができない。すなわち、永久unLock状態となる。Lock423が1で、Perma424が0の時は、その記憶領域にアクセスすることができないが、Lockをはずすことができる。Lock423が1で、Perma424が1の時は、その記憶領域にアクセスすることができず、さらにLockをはずすこともできない。すなわち永久Lock状態となる。
このように、本実施形態に係るRFIDタグ100は、仕様データとしてバージョン情報を含んだ応答データ411を送信する。上述したように、バージョン情報は、RFIDタグ100の生産時の型番情報や製品番号などの情報である。一般に、RFIDタグ100には、様々な種類の製品があり、これらはそれぞれ、記憶領域の数やサイズ等の仕様が異なる。従って、RFIDタグ100が応答データに含める仕様データの内容やその格納形式(以下、「仕様データのフォーマット」)も、その製品によって異なってくる。
一方、リーダライタ110は、様々な種類のRFIDタグ100と通信しなければならず、従って、受信した応答データの仕様データのフォーマットも様々なものとなる。そのため、リーダライタ110は、このバージョン情報に対応させる形で、仕様データのフォーマットを予め保持しておく。これにより、リーダライタ110は、バージョン情報を参照して、受信した応答データの仕様データのフォーマットを知ることができるようになる。
図16は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、RFIDタグ100のバージョン情報を取得することにより、応答データの仕様データのフォーマットを取得し、リーダライタ110がその仕様データのフォーマットにあわせて、仕様データを解析する処理手順を示した図である。S300からS303まで及びS305は図6の処理手順と同じであるため説明を省略する。S330において、リーダライタ110は、応答データ414のVersion413を参照して、RFIDタグ100のバージョン情報を取得する。ここで、様々な種類の応答データを受信するリーダライタ110が確実にVersion413を参照できるようにするため、Version413の格納位置を、あらゆる種類のRFIDタグ100で共通化しておくことが望ましい。その後、リーダライタ110は、Version413より、仕様データのフォーマットを取得し、そのフォーマットに従って、他の仕様データを解析する(S331)。その後、取得した仕様データの値に従って様々な処理、例えば、図10で説明したような書込み処理などが行われる(S332)。
図17は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、RFIDタグ100の通信プロトコルの仕様に関する情報を取得することにより、リーダライタ110がその情報にあわせて、RFID100と正しく通信をする処理手順について示した図である。S300からS320まで及びS305は図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S335において、リーダライタ110は、応答データ411のProtocol414を参照して、RFIDタグ100の通信プロトコルの仕様に関する情報を取得する(S335)。リーダライタ110は、Protocol110の示す値から通信プロトコルの種別やバージョンが特定できるような対応表を予め設けておき、この対応表を参照することにより、Protocol110の値から通信プロトコルの仕様を取得することができる。その後、リーダライタ110は、RFIDタグ100の通信プロトコルの仕様に合わせて、RFIDタグ100と通信を行う(S336)。
異なる通信プロトコルの持つRFIDタグ100が混在していた場合、そのRFIDタグ100の通信プロトコルの仕様に関する情報がないとリーダライタ110は、RFIDタグ100と正しく通信することができない。そこで、上述した処理が行われることにより、事前にRFIDタグ100の通信プロトコルに関する情報を取得することができ、リーダライタ110がその情報にあわせて、RFIDタグ100と正しく通信をすることができるようになる。
尚、Version413の値から通信プロトコルの仕様を取得するようにしてもよい。
図18は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、RFIDタグ100の製造日を取得し、指定した製造日よりも古いものを検出する処理手順について示した図である。S300からS320まで及びS305は、図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S340において、Date415の値が判別される。判別において、Date415の値が示す日時が特定の日時、例では2004年1月1日と比較される。ここで、Date415の値が示す日時が、2004年1月1日よりも前の場合は(S340:YES)、特定の日時よりも古いRFIDタグ100と判定されるので、リーダライタ110は、特定の日時よりも古いRFIDタグ100を検出したというエラー通知を、リーダライタ110と接続している外部装置のアプリケーションなどに行う(S341)。または、古いRFIDタグ100に対して読込みしたり、書き換えをしたり、Killしたりするなどのエラー処理を行う。一方、Date415の値が示す日時が、2004年1月1日よりも後の場合は(S340:NO)、特定の日時よりも新しいRFIDタグ100と判定されるので、特別なエラー処理は行われない。この例では、Date415の値の日付を、特定の日時より新しいか古いかで判別し、古い場合はエラー処理を行ったが、エラー処理に限られるものではない。すなわち、得られた日時情報に基づいて、RFIDタグ100への操作を様々に切替えることができるようになる。
このように、Date415に製造日を格納しておくことにより、リーダライタ110は、RFIDタグ100の製造日を取得し、指定した製造日よりも古いものを検出することができるようになる。
図19は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、Attenuate416の値によって制御を変更する処理手順を示した図である。S300からS320まで及びS305は、図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S345において、Attenuate416の値が取得される。その後、リーダライタ110は、Attenuate416の値に合わせて、リーダライタ110またはリーダライタ110と接続している外部装置上のアプリケーションの制御を変更したりする(S346)。
例えば、Attenuate416の値が50cmであれば、リーダライタ110は、RFIDタグ100とリーダライタ110の通信距離が50cm以内であることが分かる。このように、Attenuate416の値を取得することにより、リーダライタ110は、通信時のRFIDタグ100とリーダライタ110の通信距離を知ることができるので、その制御を変更したり、リーダライタ110と接続している外部装置のアプリケーションなどで通信距離の情報を表示させたり、アプリケーションの制御を変更したりすることができるようになる。
図20は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、Kill pwd417の値によって制御を変更する処理手順について示した図である。S300からS320まで及びS305は、図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S350において、Kill pwd417の値が判定される。もしKill pwd417の値が1の場合は(S350:YES)、Killパスワードが設定されているので、リーダライタ110は、事前に設定したKillパスワードとともに、Killコマンドを送信する(S351)。一方、Kill pwd417の値が0の場合は(S350:NO)、Killパスワードが設定されていないので、リーダライタ110は、任意のKillパスワードを指定して、RFID100に対してKillパスワードを設定するコマンドを送信する(S352)。その後、リーダライタ110は、S352で設定したKillパスワードと共に、Killコマンドを送信する(S353)。
このように、Kill pwd417の値を取得することにより、リーダライタ110は、RFIDタグ100にKillパスワードが設定されているか否かを知ることができる。これにより、リーダライタ110は、Killパスワードが設定されていない時に、Killパスワードを事前に設定してから、Killコマンドを実行できるようになる。
図21は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、Access pwd418の値によって制御を変更する処理手順について示した図である。S300からS320まで及びS305は図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S355において、Access pwd418の値が判定される。もしAccess pwd418の値が1の場合は(S355:YES)、Accessパスワードが設定されているので、リーダライタ110は、事前に設定したAccessパスワードと共に、Accessコマンドを実行する(S356)。ここで、Accessコマンドとは、RFIDタグ100に対してAccessパスワードを入力して、RFIDタグ100の記憶領域にアクセスできるようにするためのコマンドである。一方、Access pwd418の値が0の場合は(S355:NO)、Accessパスワードが設定されていないので、Accessコマンドが実行される必要はない。その後、リーダライタ110は、RFIDタグ100に対し、記憶領域へのアクセス、すなわち、リードコマンド、ライトコマンド、Killコマンド、Lockコマンド等の実行を行う(S357)。
このように、Access pwd418の値を取得することにより、リーダライタ110は、RFIDタグ100にAccessパスワードが設定されているか否かを知ることができる。これにより、リーダライタ110は、Accessパスワードが設定されている時に、Accessコマンドを実行してAccessパスワードを入力してからRFIDタグ100の記憶領域にアクセスすることができるようになる。また、逆に、Accessパスワードが設定されていない時には、リーダライタ110は、Accessコマンドを実行せずにRFIDタグ100の記憶領域にアクセスすることができるようになる。
図22は、図13に示した応答データ411を受信したリーダライタ110が、LockFlag419の値によって制御を変更する処理手順について示した図である。S300からS320まで及びS305は図10の処理手順と同じであるため説明を省略する。S360及びS363において、LockFlag419におけるLock423とPerma424の値が判定される。Lock423の値が1、Perma424の値が0の時(S360:YES)、即ちLockがかかった状態の時は、リーダライタ110は、Lockをはずす処理を実行した後(S361)、記憶領域へのアクセスを行う(S362)。また、Lock423の値が0、Perma424の値が0の時(S360:NOかつS363:NO)、即ちLockがかかっていない状態の時は、リーダライタ110は、Lockをはずす処理を実行することなく、記憶領域へのアクセスを行う(S362)。一方、Lock423の値が1、Perma424の値が1の時(S360:NOかつS363:YES)、即ち永久Lock状態の時は、リーダライタ110は、RFIDタグ100の記憶領域にアクセスすることができないため、処理を行わない。ここで、Lockをはずすことができない、または記憶領域にアクセスすることができない旨をリーダライタ110に接続されている外部装置のアプリケーションに通知して、アプリケーションに表示させても良い。
このように、LockFlag419の値を取得することにより、リーダライタ110は、RFIDタグ100の記憶領域のLock状態を知ることができる。これにより、リーダライタ110は、アクセスしようとする記憶領域のLock状態に応じて処理を切替えることができるようになる。例えば、アクセスしようとする記憶領域がLockされており、かつそのLockをはずすことができるものである場合には、事前にLockをはずしてからその記憶領域にアクセスする。また、Lockされていない場合は、Lockをはずす処理を行うことなく、その記憶領域にアクセスする。さらに、永久のLockがなされている場合は、その記憶領域へのアクセスは行わない。
以下、RFIDタグに適用された本発明に係る無線通信メモリICの第四の実施形態について説明する。尚、第四の実施形態に係るRFIDタグ100及びリーダライタ110の基本的構成も、第一の実施形態において示したものと同様であるので説明を省略する。
図23は、リーダライタ110から受信したコマンドに対するRFIDタグ100の動作状態の変化を示した概略図である。S500の状態では、RFID100がリーダライタ110より電波を受け、給電を行いS501のReady状態へ進む。ステップS501のReady状態では、リーダライタ110からのコマンド待つ。Ready状態で、QueryコマンドまたはQueryRepコマンドを受けると、ステップS503のReply状態へ進む。ステップS503のReply状態では、リーダライタ110からのコマンドを待つ。Reply状態で、ACKまたはReq_RNコマンドを受けると、RFIDタグ100は、リーダライタ110にIDを返送し、ステップS505のOpen状態へ進む。ステップS505のOpen状態では、リーダライタ110からのコマンドを待つ。Open状態で、Accessコマンドを受けると、ステップS507のSecured状態へ進む。ステップS507のSecured状態では、リーダライタ110からのコマンドを待つ。Secured状態で、リードコマンド、ライトコマンド、Killコマンド,Lockコマンドを実行することができる。RFIDタグ100は、Open状態及びSecured状態において、Get System Informationコマンドを受信する。
第四の実施形態に係るRFIDタグ100は、Open状態にあるときとSecured状態にあるときとで、リーダライタ110へ送信する応答データの仕様データのフォーマットを切替える。
図24は、RFIDタグ100が、Secured状態においてGet System Informaionコマンドを受けたときに、リーダライタ110へ送信する応答データ(A)601を示した図である。すなわち、この場合は、図13に示した応答データ410と同じ構造の応答データが送信される。
図25は、RFIDタグ100が、Open状態時においてGet System Informationコマンドを受けたときに、リーダライタ110へ送信する応答データ(B)602を示した図である。応答データ(B)602の構造は、応答データ(A)601の一部の情報要素、すなわち、Date414とAttenuate415とKill pwd416とRFU419とを削除したものとなっている。Open状態は、パスワードを必要としない状態であり、Secured状態と比べてセキュリティが低い。そのため、上記のようなセキュリティに関連する情報要素は、リーダライタ110に参照されることはなく、応答データ(B)602に含まれていない。
図26は、本実施形態に係るRFIDタグ100がGet System Informationコマンドを受信した時の処理を示した図である。S310からS313までは図7の処理手順と同じであるため説明を省略する。S700において、現在のRFIDタグ100の動作状態が判定される。RFIDタグ100で現在の動作状態を取得するためには、現在の動作状態を制御部105で保持しておくことが望ましい。また直前まで受信したコマンドやそれに関する情報を保持しておき、その情報から現在の動作状態を推測しても良い。現在のRFIDタグ100の動作状態がSecured状態だったら(S700:YES)、RFIDタグ100は、応答データ(A)を生成し、リーダライタ110へ送信する(S315)。一方、現在のRFIDタグ100の動作状態がSecured状態でない、すなわち、Open状態だったら(S700:NO)、RFIDタグ100は、応答データ(B)を生成し、リーダライタ100へ送信する(S315)。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
第一の実施形態に係るRFIDタグの内部構成を示したブロック図である。 第一実施形態に係るRFIDタグとリーダライタとの通信の様子を示した図である。 第一の実施形態に係るリーダライタの内部構成を示したブロック図である。 第一の実施形態に係るRFIDタグがリーダライタへ送信する応答データの構造を示した図である。 InfoFlagsの値の意味について示した図である。 リーダライタがRFIDタグから仕様データを取得するときの処理手順を示した図である。 Get System Informationコマンドを受信した時のRFIDタグの処理手順を示した図である。 第一の実施形態に係るRFIDタグがリーダライタへ送信する応答データの具体例を示した図である。 InfoFlagsの具体例を示した図である。 記憶領域「UII」のサイズを取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 第二の実施形態に係るRFIDタグがリーダライタへ送信する応答データの構造を示した図である。 記憶領域「USER」のブロックサイズとブロック数を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 第三の実施形態に係るRFIDタグがリーダライタへ送信する応答データの構造示した図である。 LockFlagの値の意味について示した図である。 LockとPermaを組合せた時の記憶領域のLock状態を示した図である。 Versionの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 Protocolの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 Dataの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 Attenuateの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 Kill pwdの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 Access pwdの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 LockとPermaの値を取得した時のリーダライタの処理手順を示した図である。 RFIDタグの動作状態について示した図である。 RFIDタグがSecured状態にある時にリーダライタへ送信する応答データを示した図である。 RFIDタグがOpen状態にある時にリーダライタへ送信する応答データを示した図である。 第四の実施形態に係るRFIDタグがGet System Informationコマンドを受信した時の処理手順を示した図である。
符号の説明
100 RFIDタグ、101 アンテナ、102 整流部、103 電源部、104 通信制御部、105 制御部、106 記憶部、110 リーダライタ、111 リーダライタ本体、112 リーダライタアンテナ、113 送受信部、114 通信制御部、115 制御部、116 ホストインタフェース、117 電源部

Claims (11)

  1. 所定の複数の記憶領域のうちの一以上を備えることができ、無線により、外部通信装置と通信を行う無線通信メモリICにおいて、
    信号を載せた電波の送受信を行うためのアンテナと、
    前記アンテナを介して、前記外部通信装置との間で前記信号が表すコマンド及びデータの送受信を行う通信制御部と、
    前記受信したコマンドに基づく処理を行う制御部と、
    前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとをそれぞれ示すデータを格納する記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記外部通信装置から仕様問合せコマンドを受信した時に、前記記憶部から前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとをそれぞれ示すデータを読出し、前記読み出したデータを含んだ仕様データを生成し、前記仕様データを含む応答データを生成し、前記応答データを前記外部通信装置へ送信することを特徴とする無線通信メモリIC。
  2. 請求項1記載の無線通信メモリICにおいて、
    前記記憶部は、さらに、前記複数の記憶領域についてのブロック数とブロックサイズとをそれぞれ示すデータを格納し、
    前記制御部は、前記外部通信装置から前記仕様問合せコマンドを受信した時に、前記記憶部から前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとブロック数とブロックサイズとをそれぞれ示すデータを読出し、前記読み出したデータを含んだ仕様データを生成し、前記仕様データを含む応答データを生成し、前記応答データを前記外部通信装置へ送信することを特徴とする無線通信メモリIC。
  3. 請求項1記載の無線通信メモリICにおいて、
    前記記憶部は、さらに、前記無線通信メモリICについてのバージョン、通信プロトコルの仕様、日付、通信距離、Killパスワードの有効無効、若しくはAccessパスワードの有効無効、又は前記複数の記憶領域についてのLockの状態を示すデータを格納し、
    前記制御部は、前記外部通信装置から前記仕様問合せコマンドを受信した時に、前記記憶部から前記複数の記憶領域についての存在有無、若しくは領域サイズ、又は前記無線通信メモリICについてのバージョン、通信プロトコルの仕様、日付、通信距離、Killパスワードの有効無効、若しくはAccessパスワードの有効無効、又は前記複数の記憶領域についてのLockの状態を示すデータを読出し、前記読み出したデータを含んだ仕様データを生成し、前記仕様データを含む応答データを生成し、前記応答データを前記外部通信装置へ送信することを特徴とする無線通信メモリIC。
  4. 請求項3記載の無線通信メモリICにおいて、
    前記制御部は、前記外部通信装置と無線通信を行う中での通信プロトコルの状態を管理するとともに、前記外部通信装置から前記仕様問い合わせコマンドを受信した時に、前記通信プロトコルの状態に応じて前記応答データに含まれる前記仕様データの内容を変更することを特徴とする無線通信メモリIC。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項記載の無線通信メモリICと通信を行うリーダライタであって、
    信号を載せた電波の送受信を行うためのリーダライタアンテナと、
    前記リーダライタアンテナを介して、前記無線通信メモリICとの間で前記信号が表すコマンド及びデータの送受信を行う送受信部と、
    前記無線通信メモリICへのコマンドを前記送受信部へ送信し、前記無線通信メモリICからのデータを前記送受信部から受信するリーダライタ制御部とを備え、
    前記リーダライタ制御部は、前記仕様問合せコマンドを送信し、そして、前記仕様データを含む前記応答データを受信した場合、前記応答データに含まれる前記仕様データを解析し、前記仕様データの解析結果に基づいて前記無線通信メモリICに対する後の操作を切替えることを特徴とするリーダライタ。
  6. 請求項5記載のリーダライタにおいて、
    前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとして前記複数の記憶領域についての存在有無と領域サイズとをそれぞれ示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、前記複数の記憶領域のうち存在しているものに対して、その領域サイズを超えない範囲でアクセスする操作を行うことを特徴とするリーダライタ。
  7. 請求項5記載のリーダライタにおいて、
    前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとして前記複数の記憶領域についてのブロック数とブロックサイズとをそれぞれ示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、得られたブロック数とブロックサイズから計算された領域サイズを超えない範囲で前記記憶領域へアクセスする操作を行うことを特徴とするリーダライタ。
  8. 請求項5記載のリーダライタにおいて、
    前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとして通信プロトコルの仕様に関するデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、得られた通信プロトコルの仕様に合うような通信方法を選択し、前記無線通信メモリICと通信することを特徴とするリーダライタ。
  9. 請求項5記載のリーダライタにおいて、
    前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとしてKillパスワードの有効無効を示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、Killパスワードが無効の時は、前記無線通信メモリICに対してKillパスワードが有効となる操作を行った後、Killを実行する操作を行うことを特徴とするリーダライタ。
  10. 請求項5記載のリーダライタにおいて、
    前記リーダライタ制御部は、前記仕様データとしてAccessパスワード有効無効を示すデータが得られた場合に、前記仕様データの解析結果に基づいて、Accessパスワードが有効の時は、前記記憶領域にアクセスするための操作を行った後、前記記憶領域に対して読込み、書き換え、Kill、及びLockのうち少なくともいずれか1つの操作を行い、また、Accessパスワードが無効の場合は、アクセスするための操作を行わずに、前記記憶領域に対して読込み、書き換え、Kill、及びLockのうち少なくともいずれか1つの操作を行うことを特徴とするリーダライタ。
  11. 無線通信メモリICとリーダライタとの通信方法であって、
    前記リーダライタが、前記無線通信メモリICへ仕様問合せコマンドを送信するステップと、
    前記仕様問合せコマンドを受信した無線通信メモリICが、前記リーダライタへ仕様データを含んだ応答データを送信するステップと、
    前記応答データを受信した前記リーダライタが、前記応答データに含まれる前記仕様データを解析するステップと、
    前記リーダライタが、前記応答データに含まれる仕様データの解析結果に基づいて、前記無線通信メモリICに対する後の操作を切替えるステップとを備えることを特徴とする通信方法。
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