JP5028882B2 - リーダライタおよびデータ通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線タグと無線通信によりデータを送受するリーダライタおよび該無線タグと該リーダライタとの間で行われるデータ通信方法に関する。
パッシブタイプの無線タグと無線通信可能なリーダライタの通信可能な範囲に存在する複数の無線タグに対して、一括してデータの読み書き等のデータ送受を行う場合、通信可能な一の無線タグとリーダライタの組合せが常に一つとなるようにして、他の無線タグとの衝突回避が図られる(例えば、非特許文献1、2を参照。)。これらの衝突回避技術では、リーダライタによるデータ送受の処理が完了した無線タグに対しては、その完了状態を示すフラグ(以下、「完了フラグ」という。)を一時的に記憶させるようにしている。この完了フラグは、リーダライタからの電力供給が途絶えてもリーダライタ内のキャパシタ等に蓄えられた電力を利用して、2〜5秒程度保持されるように設計されている。
従って、リーダライタは、この完了フラグが保持されている期間においては、リーダライタが処理を完了した無線タグと、まだ処理を施していない無線タグの識別が可能となる。その結果、リーダライタによる複数の無線タグに対するデータ通信を効率的に行うことが可能となる。
ISO/IEC 18000-6 Type B (8.2.5章) ISO/IEC 18000-6 Type C (6.3.2.6-6.3.2.9章)
複数のパッシブタイプの無線タグに対してリーダライタとの間でデータ通信を行う場合、データ送受の精度を向上させるために、一のリーダライタに複数のアンテナを設けて、無線タグに対して複数の異なる方向からデータ送受を試みる。ここで、各々のアンテナにはそれぞれの通信可能範囲があるため、この範囲に存在しない無線タグに対してはデータの送受ができず、更にはリーダライタからの電力供給も行うことができない。
このようにリーダライタから無線タグへの電力供給が行われ得ない状況になると、パッシブタイプである無線タグは、上述した完了フラグの情報を維持することが困難となり、以て、リーダライタによる複数の無線タグ全体の処理に要する時間が、この完了フラグの保持される時間よりも長くなると、リーダライタが処理を完了した無線タグと、まだ処理を施していない無線タグとの識別が困難となる。その結果、無線タグとリーダライタとの間の効率的なデータ通信が阻害される。
また、無線タグの完了フラグが恒常的に保持されるようにすると、リーダライタが無線タグに対して次の異なる処理(データの送受)を行おうとしても、完了フラグの存在によりその無線タグに対して何ら処理を行うことができない。従って、完了フラグは、一定の時間の経過とともに消失するのが好ましいが、上記したようにその消失までの時間が短いと不都合が生じる。そこで、完了フラグの保持時間を延ばすために無線タグに大容量のキャパシタを実装することも考えられるが、無線タグの製造コストが上昇する。
本発明では、上記した問題に鑑み、パッシブタイプの無線タグとの間でデータの送受を行うリーダライタであって、一又は複数の無線タグに対して効率的なデータ通信を可能とするリーダライタ、およびそのリーダライタと無線タグとの間で行われるデータ通信方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記した課題を解決するために、無線タグが有している不揮発性の記憶部に、完了フラグとは異なる、リーダライタによる処理の完了時刻に関する時刻情報を書き込むこととした。そして、この書き込まれた時刻情報に基づいて、リーダライタと無線タグとのデータ通信が制御されることで、その効率化を図ることが可能となる。
詳細には、本発明は、記憶部を有する無線タグとの間で無線通信によりデータを送受するリーダライタであって、一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択部と、前記タグ選択部によって選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受部と、前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する記憶部に書き込む時刻情報書き込み部と、を備え、前記タグ選択部は、以前の前記リーダライタとのデータ通信で書き込まれている時刻情報に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択する。
本発明に係るリーダライタの特徴点は、データ送受部により無線タグに対してデータの送受が行われたとき、該データ送受が完了した旨を意味する従来の完了フラグに代えて、該データ送受が完了した時刻に関連する時刻情報が、時刻情報書き込み部によって記憶部に記憶されている点である。この記憶部は不揮発性であり、従って、無線タグにおいてリーダライタからの電力供給が切れても、この時刻情報は保持される。
そして、リーダライタと無線タグとの間の処理は、各無線タグが有する記憶部内の時刻情報に基づいて、タグ選択部が該処理の対象とする無線タグ(上記の対象無線タグ)を選択した上で行われる。この時刻情報は、上述したようにリーダライタからの電力供給が切れても以前に書き込まれた情報が保持されるため、このタグ選択部による対象無線タグの選択は確実に実行され、以て効率的なリーダライタと無線タグとの間のデータ通信に資することになる。
更に、不揮発性の記憶部に書き込まれる情報は、あくまでも時刻に関連する情報であるため、従来の完了フラグのように、データ送受の完了を無線タグに直接値付けするものではない。従って、その時刻情報が保持され続けても、タグ選択部によって無線タグが常時「データ送受完了」と認識されるというわけではなく、時刻情報に基づいて特定の無線タグを対象無線タグに選択するという弾力的な無線タグの選択が可能となる。
ここで、無線タグの記憶部に書き込まれる時刻情報は、リーダライタ側で管理されている統一的な時刻と関連付けられる情報であるのが好ましい。複数のリーダライタで無線タグに対して処理を行う場合、リーダライタ間での時刻が統一的に管理されることで、時刻情報に基づくより正確な処理が可能となる。時刻情報としては、例えば、年月日時分秒やそれを等価的に表す文字列等であってもよく、更には、この時刻に直接関連しないが処理に関連する情報が、時刻に関連する情報と連結されたような形で加えられてもよい。
また、無線タグの記憶部内の時刻情報は、時刻情報書き込み部による書き込み毎に常に上書きされてもよく、または新しい順に複数の時刻情報が書き込みされ、書き込みの履歴を知ることが可能な状態であってもよい。この場合、タグ選択部は、書き込み履歴に基づいて、対象無線タグを選択することが可能となる。
ここで、上記のリーダライタにおいて、前記無線タグは、前記リーダライタからの電力供給により一時的にデータの記憶が可能となる一時記憶部を更に有し、前記リーダライタは、前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了を示す完了フラ
グを、前記対象無線タグが有する一時記憶部に書き込む完了フラグ書き込み部を更に備え、前記タグ選択部は、前記データ送受の内容に応じて、前記書き込まれている時刻情報と前記書き込まれている完了フラグの何れかに基づいて、前記対象無線タグを選択してもよい。
上記一時記憶部とは、従来の完了フラグが書き込まれるような記憶部であり、そこに記憶される情報は、リーダライタから供給される電力が無線タグ内で消費しきるまで保持され続ける。即ち、上記のリーダライタでは、不揮発性の記憶部に記憶された時刻情報と、一時的な記憶が可能な、換言すると揮発性の一時記憶部に記憶された完了フラグ(従来の完了フラグに相当)の何れかを、データ送受部によって行われるデータ送受の内容に応じて使い分けることで、タグ選択部による対象無線タグの選択が行われる。
対象無線タグの選択に要する時間を考慮すると、通常、完了フラグに基づく選択が選択に要する時間の短縮化という観点から好ましい。しかし、上記のように完了フラグが保持される期間は限られているので、対象無線タグとリーダライタとの間の処理に時間を要する場合には、完了フラグに基づく選択は好ましくない。また、単に以前の処理が終了したか否かの観点以外の観点から対象無線タグを選択するためには、完了フラグに基づく選択では不十分である。尚、タグ選択部による対象無線タグの選択はこれに限られず、データ送受部によるデータ送受の内容毎に、完了フラグと時刻情報のうち適した何れかを利用すればよい。
上述までのリーダライタにおいて、前記タグ選択部は、前記既に書き込まれている時刻情報が、該タグ選択部による選択時より所定時間以上前の情報である無線タグを前記対象無線タグとして選択してもよい。時刻情報に基づいた対象無線タグの選択の一例を示すものである。この場合、データ送受部によるデータ送受が所定時間以上前に終了された無線タグが、次のデータ送受部によるデータ送受の対象となる対象無線タグとして選択されることになる。尚、この所定時間は、データ送受内容等に応じて適宜設定することが可能である。
また、上述までのリーダライタにおいて、前記対象無線タグの選択、前記データ送受および前記時刻情報の書き込みは一の無線タグ毎に行われるようにしてもよい。
ここで、本発明を不揮発性の記憶部を有するパッシブタイプの無線タグとリーダライタとの間で行われる無線通信によるデータ通信方法の側面から捉えることもできる。即ち、本発明は、記憶部を有する無線タグとリーダライタとの間で行われる無線通信によるデータ通信方法であって、一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択ステップと、前記タグ選択ステップにおいて選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受ステップと、前記データ送受ステップにおけるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する記憶部に書き込む時刻情報書き込みステップと、を備え、前記タグ選択ステップは、以前の前記リーダライタとのデータ通信で書き込まれている時刻情報に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択する。
この本発明に係るデータ通信方法によっても、上述したリーダライタの場合と同様に、このタグ選択ステップでの対象無線タグの選択は確実に実行され、以て効率的なリーダライタと無線タグとの間のデータ通信に資することになる。
パッシブタイプの無線タグとの間でデータの送受を行うリーダライタであって、一又は
複数の無線タグに対して効率的なデータ通信を可能とするリーダライタ、およびそのリーダライタと無線タグとの間で行われるデータ通信方法を提供することが可能となる。
ここで本発明に係るRFIDリーダライタ(以下、単に「リーダライタ」という。)およびデータ通信方法の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に述べる実施形態の構成は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
〔装置構成〕
まず、実施例1におけるリーダライタ100の概略的な装置構成について、図1を用いて説明する。図1は、実施例1に係るリーダライタ100の装置構成を示すブロック図である。リーダライタ100は、アンテナ10、マイクロプロセッサ(以降、MPUと表記する)101、局部発振器102、共用器103、送信部110、及び受信部120の各機能部から構成される。そして、送信部110は、更に、符号化部111、AM(Amplitude Modulation)変調部112、フィルタ部113、アップコンバータ部114、アンプ部115を有する。また、受信部120は、復号化部121、AM復調部122、フィルタ部123、ダウンコンバータ部124、アンプ部125を有する。
更に、図2には、リーダライタ100とデータ通信を行う無線タグ200の概略的な装置構成を示す。無線タグ200は、いわゆるパッシブタイプの無線タグであって、アンテナ201、整流器202、復調器203、変調器204、データ処理部205、不揮発性メモリ206、一時メモリ207の各機能部を有する。この不揮発性メモリ206は、無線タグ200の電力が低下してもその記憶内容は保持され、本発明に係る不揮発性の記憶部に相当する。また、一時メモリ207は、無線タグ200の電力低下に伴ってその記憶内容が消失してしまい、データを一時的にのみ記憶可能なメモリであり、本発明に係る一時記憶部に相当する。
ここで、図1に戻って、無線タグ200と実際に通信を行うためのリーダライタ100の各機能部について説明する。符号化部111は、MPU101から渡される送信データ(無線タグへの読み込みコマンド、書き込みコマンド等を含む)を符号化し、符号化された信号をAM変調部112へ渡す。AM変調部112は、符号化された送信信号に対し振幅変調処理を施す。変調された信号は、フィルタ部113に渡される。フィルタ部113は、変調された信号の中から所望の周波数成分を有する信号を抽出する。例えば、ここで抽出される信号の周波数は、MPU101による送信制御により選択された周波数に応じて変えられるようにしてもよい。こうしてフィルタリングされた信号は、アップコンバータ部114へ渡される。
アップコンバータ部114は、フィルタリングされた信号を、局部発振器102からの出力信号と混合させることにより高周波信号へ変換する。高周波信号へ変換された信号は、アンプ部115へ渡される。尚、局部発振器102は、アップコンバータ部114において一定の高周波信号に変換させるために、所定の周波数を発振する。例えば、局部発振器102は、MPU101の制御により選択された所定のチャネルにより送信するため、発振すべき周波数が指定されるようにしてもよい。
アンプ部115は、変換された高周波信号を増幅する。増幅された信号は、共用器103を経由して、無線タグ200に対してアンテナ10から送信される。共用器103は、アンテナ10を送信部110と受信部120とで共用するための機能部である。アンテナ10は、無線タグ200と電波を送受信するために用いられる。アンテナ10から所定の周波数により送信された信号は、無線タグ200で受信される。そして、無線タグ200
は、例えば、受信された電波の反射波に自身が記憶する情報等を乗せて返信する。なお、本実施例では、共用器103を備えることにより、1つのアンテナ10が共用される構成となるが、送信用、受信用の2本のアンテナをリーダライタ100が備えるようにしてもよい。
次に、受信部120を構成する各機能部について説明する。アンプ部125は、アンテナ10で受信され、共用器103を経由して受けた微弱な信号を増幅する。アンプ部125にはローノイズアンプを用い、増幅する信号のノイズを低減させるようにしてもよい。増幅された信号は、ダウンコンバータ部124へ渡される。ダウンコンバータ部124は、増幅された信号を局部発振器102からの出力信号と混合させることにより低周波信号に変換する。変換された信号は、フィルタ部123へ渡される。
フィルタ部123は、変換された信号から所望の周波数成分の信号を抽出する。例えば、ここで抽出される信号の周波数は、MPU101による送信制御により選択された周波数に応じて変えられるようにしてもよい。こうしてフィルタリングされた信号は、AM復調部122へ渡される。AM復調部122は、フィルタリングされた信号を復調処理する。復調された信号は、復号化部121により復号される。復号されたデータは、MPU101に渡される。
次に、図2に従って、リーダライタ100とデータ通信を行う無線タグ200の各機能部について説明する。リーダライタ100から送信された信号はアンテナ201によって受信される。このとき受信された信号は、整流器202と復調器203に渡される。無線タグ200は、パッシブタイプのタグであるため、その内部に電池を持たない。そこで、リーダライタ100から送られてくる電波が整流器202によって整流されて直流となり、これがデータ処理部205や各メモリへの供給電力となる。また、復調器203へ渡されたリーダライタ100からの信号は、復調器203によって復調処理され、その後データ処理部205へ渡される。
データ処理部205は、主にリーダライタ100から送られてくる指示(読み込みコマンドや書き込みコマンド等)に応じて、各種処理を行う。例えば、リーダライタ100からの指示に従い、データ処理部205に電気的に接続されている不揮発性メモリ206や一時メモリ207に対して、データの入出力を行う。尚、一時メモリ207によるデータの保持時間は、整流器202によって生成された供給電力量によって決まる。更に、データ処理部205による処理結果は変調器204に渡され、変調処理されて、アンテナ201を介してリーダライタ100へ送られる。
そして、このリーダライタ100と無線タグ200との間で行われるデータ通信は、主にリーダライタ100側のMPU101によって実行される制御プログラムによって、上述の各機能部が制御されることで、実現される。本発明はこのようなデータ通信制御に関する技術に着目したものであるため、MPU101を除く他の機能部は、無線タグ200との通信を実現し得る構成であれば、これらに限定されるものではない。
MPU101によるリーダライタ100と無線タグ200とのデータ通信は、MPU101内のバッファメモリ109に記憶されている通信用制御プログラムによって実現される。ここで、図1中のMPU101内に示される、制御部104(本発明に係る完了フラグ書き込み部を兼ねる)、タイムスタンプ部(本発明に係る時刻情報書き込み部に相当する)105、コマンド受信部(本発明に係るデータ送受部に相当する)106、コマンド送信部(本発明に係るデータ送受部に相当する)107、タグ選択部(本発明に係るタグ選択部に相当する)108は、MPU101によって実行されるこの通信用制御プログラムの各機能イメージを示している。また、MPU101は、入出力インタフェース(図示
せず)等を経由して、他の制御装置とデータを送受信するようにしてもよい。
ここで、タイムスタンプ部105は、リーダライタ100側で管理されている特定の時刻を、無線タグ200との無線通信を介して、該無線タグ200の不揮発性メモリ206に書き込む処理を行う。書き込まれる時刻に関する情報は、単純に時刻のみを表す情報の他、付加的な情報を付け加えても構わない。コマンド受信部106およびコマンド送信部107は、上述したリーダライタ100側の送信部110および受信部120と、無線タグ200側の復調器203および変調器204とを介した、両者間のデータの送受を行う。タグ選択部108は、リーダライタ100に対して複数の無線タグ200がデータ通信の対象となるとき、特定の無線タグ200に対してデータ送受を行う必要があるため、その特定のタグを、複数のタグの中から選択する。この選択基準は、リーダライタ100と無線タグ200との間で行われるデータ通信での送受内容に応じて、適宜決定する。この点は、具体的には後述する。
そして、制御部104は、これらタイムスタンプ部105、コマンド受信部106、コマンド送信部107、タグ選択部108間の調整をして全体的な制御を行うとともに、無線タグ200への各種コマンドの生成や、無線タグ200の一時メモリ207に対して完了フラグの書き込み処理を行う。この完了フラグとは、一の無線タグ200とリーダライタ100との間での特定の処理(データ通信)が完了したとき、その完了したことを示すフラグである。従って、例えば、リーダライタ100は、複数の無線タグに対して処理を行う必要がある場合には、この完了フラグを基に、処理が未完了である無線タグを索出することも可能となる。
以下、本発明に係るリーダライタ100と複数の無線タグ200との間で行われるデータ通信の処理フローについて、図3から図6に基づいて説明する。この処理は、リーダライタ100によって複数の無線タグ200から一括してデータの読取処理を行うものである。当該処理は、上述した通信用制御プログラムに従って、リーダライタ100側のMPU101が主導的に行うが、このMPU101の処理に呼応するように、無線タグ200側のデータ処理部205も当該処理の一部を行う。このように、当該データ通信の処理は、リーダライタ100側で行われる処理と、無線タグ200側で行われる処理とで構成される。そこで、図3、6には、主にリーダライタ100において行われる処理のフローが示され、図4、5には、主に無線タグ200において行われる処理のフローが示される。以下、各図に示される処理フローの説明を行うが、上述の通りこれらの処理は各々無関係に行われるのではなく、互いに関連した処理である。
図3に示す制御フローを説明する。S301では、リーダライタ100によるデータ通信の対象となる無線タグ(以下、「対象無線タグ」という。)を選択すべく、制御部104で作成された選択コマンドがコマンド送信部107を介して、複数の無線タグ200に対して送信される。この選択コマンドは、対象無線タグを選択するための特定の条件が付されているコマンドであり、その詳細については、図6に従って後述する。S301の処理が終了すると、S302へ進む。
S302では、上記選択コマンドに付された条件に合致する対象無線タグ200からの応答が、コマンド受信部106によって受信される。S302の処理が終了すると、S303へ進む。
S303では、S302で受信された対象無線タグ200からの応答内容が、(1)1タグ応答、(2)衝突、(3)応答なしの何れであるかが判断される。「1タグ応答」とは、1つの対象無線タグ200のみから応答があったことを意味し、この場合リーダライタ100はデータ通信の対象を1つの対象無線タグ200に特定することができるため、
その後当該対象無線タグ200とのデータ通信が行われる。また、「衝突」とは、複数の対象無線タグ200から応答があったことを意味し、この場合リーダライタ100はデータ通信の対象を1つの対象無線タグ200に特定することができないため、このままでは対象無線タグとのデータ通信を行うことはできない。「応答なし」とは、対象無線タグとなる無線タグが存在しないことを意味し、この場合、リーダライタ200と無線タグ200との間の通信状態が何らかの理由で悪くなり無線タグ200からの応答がリーダライタ100に届かない可能性やリーダライタ100からの選択コマンドが無線タグ200に届かない場合と、選択されるべき無線タグ200が存在しない可能性(リーダライタ100との処理が全ての無線タグ200において完了した可能性も含む)等が挙げられる。
複数の無線タグ200に対して選択コマンドを送信すると、対象無線タグ200が複数存在するのが通常であるから、最初は衝突が生じ、リーダライタ100とのデータ通信処理は実行することができない。しかし、この衝突状態は、図5に基づいて後述する衝突回避処理が行われることで解消され、リーダライタ100と各々の対象無線タグ200とのデータ通信が実行されるようになる。
ここで、S303の判断で「1タグ応答」とされると、S304へ進み、制御部104で作成されたデータ読み込みコマンドがコマンド送信部107を介して、応答した対象無線タグ200に対して送信される。このデータ読み込みコマンドは、該対象無線タグ200が有する所定のデータを、リーダライタに渡すように指示するコマンドである。S304の処理が終了すると、S305へ進む。
S305では、S304で送信されたデータ読み込みコマンドに呼応して自己の有する所定のデータを送信する対象無線タグ200からの該所定データを、コマンド受信部105を介して受信する。S305の処理が終了すると、S306へ進む。
S306では、S305でのデータ受信が完了し時点において、その完了時刻に関する時刻情報を、タイムスタンプ部105を介して、対象無線タグ200の有する不揮発性メモリ206に書き込むべく更新指示を出す。この時刻情報は、リーダライタ側で管理されている時刻に基づいて決定されたデータ受信の完了時刻を意味する情報である。例えば、時刻情報として6月30日15時30分10秒50等のように時刻そのものを表す情報が挙げられ、また、この情報にリーダライタ100を識別するID番号等も加えて時刻情報としてもよい。
対象無線タグ200は、工場出荷直後等はその不揮発性メモリ206には何ら時刻情報は書き込まれていないが、この場合は、S306の処理によって新たな時刻情報が書き込まれることになる。一方で、以前にリーダライタ100によって何らかの処理(S306の処理と同様の処理)が行われることで何らかの時刻情報が書き込まれている場合には、その旧時刻情報に上書きをする形で、時刻情報の更新が行われる。S306の処理が終了すると、S307へ進む。
S307では、S305によるデータ受信が完了したことを意味する完了フラグを、制御部104を介して、対象無線タグ200の有する一時メモリ207に書き込むべく入力指示を出す。この完了フラグは、上記時刻情報とことなり、時刻に関する情報は一切含まれず、更にそれが記憶される場所は、対象無線タグ200の電力が維持される限られた期間だけ記憶が可能な一時メモリ207であって、上記時刻情報の記憶情報とは異なる。S307の処理が終了するとS308へ進む。
S308では、S304からS307の一連の処理が終了したことを意味する処理成功コマンドを制御部104で作成し、コマンド送信部107を介して対象無線タグ200に
対して送信される。尚、この処理成功コマンドを受けた無線タグ200側は、後述する衝突回避処理により、リーダライタ100とのデータ通信の新たな相手となる対象無線タグ200を特定する。S308の処理後は、再びS303の処理が行われる。
また、S303の判断で「衝突」とされると、S309へ進み、制御部104で作成された処理コマンドがコマンド送信部107を介して、無線タグ200に対して送信される。この処理失敗コマンドは、リーダライタ100とのデータ通信の相手が特定されていないことを意味するコマンドであり、この処理失敗コマンドを受けた無線タグ200側は、後述する衝突回避処理により、リーダライタ100とのデータ通信の相手となる対象無線タグ200を特定する。S308の処理後は、再びS303の処理が行われる。
また、S303の判断で「応答なし」とされると、S310へ進み、その「応答なし」が連続N回繰り返されているか否かが判定される。この所定回数N回は、適宜決定される値であり、「応答なし」の応答がN回連続して起こると、無線タグ200とリーダライタ100との間の通信障害は無いものとみなし、対象となる全ての無線タグ200とのデータ通信は終了したと扱われる。そこで、S310において「応答なし」が連続N回繰り返されたと判定されるとS311へ進み、全ての無線タグ200に対して初期化コマンドが送信される。この初期化コマンドは制御部104で作成され、コマンド送信部107を介して無線タグ200に対して送信され、これを受けた無線タグ200は、完了フラグ等のリセットが行われる。この後、リーダライタ100側での処理は終了する。
また、S310において「応答なし」が連続N回繰り返されていないと判定されると、S312へ進む。S312では、S308の処理と同様に、処理成功コマンドを無線タグ200に対して送信し、再度無線タグ200からの応答を待つ。その後、再びS303の処理が行われる。これを「応答なし」がN回に至るまで繰り返すことで、リーダライタ100は無線タグ200に対するデータ通信処理が完了したことを検知することができる。
以上が、リーダライタ100側での処理の詳細であり、次に無線タグ200側での処理フローを図4に基づいて説明する。S401では、リーダライタ100からの電波を受けて、無線タグ200が電力供給され待機状態となる。その後S402へ進み、上記S301によって送信された選択コマンドに対応して、無線タグ200が選択されたか否かが判断される。ここで、選択されなかった無線タグ200は、待機状態を保持すべくS401へ戻り、選択された無線タグはS403へ進み、選択状態に至る。この選択状態に至った無線タグ200が上述した対象無線タグ200である。尚、複数の無線タグ200から対象無線タグ200を選択する処理については、図6に基づいて後述する。
選択状態に至った対象無線タグ200は、S404で自己を識別するためのタグIDをリーダライタ100に対して送信する。具体的には、不揮発性メモリに記憶されているタグIDを、データ処理部205が変調器204を介してリーダライタ100に送信する。ここで複数の対象無線タグ200からタグIDが送信されると、リーダライタ100側では上述した「衝突」が生じたと判断される。そこでそのような場合には、S405で後述する衝突回避処理が行われる。そして、対象無線タグ200からの応答が、上述した「1タグ応答」の状態となると、S406で、上記のS304で送信されたデータ読み込みコマンドを受信する。この受信は、復調器203を介してデータ処理部205が行い、該データ処理部205がそのコマンドを認識して、S407で送信要求の対象となっているデータを、変調器204を介してリーダライタ100に送信する。ここで、送信要求の対象となるデータは、対象無線タグ200の不揮発性メモリ206内に記憶されているデータや、その他図示されないセンサ等によって検出されたデータ等である。
そして、S407によるデータ送信が終了するとS408へ進み、そこで上記のS30
6による時刻情報の更新に応じて、上記データ通信が完了した時刻に関連する情報を、データ処理部205がリーダライタ100から受け取り、それを不揮発性メモリ206内に書き込む。その書き込みの詳細については、上述したとおりである。
S408の処理が終了するとS409へ進み、そこで上記のS307による完了フラグの入力に応じて、データ処理部205が完了フラグを一時メモリ207内に書き込む。その書き込みの詳細については、上述したとおりである。
S409の処理が終了するとS410へ進み、データ通信を完了した対象無線タグ200は、上記のS311で送信される初期化コマンドが送信されるまで待機する。この間、リーダライタは、後述する衝突回避処理によって、対象無線タグ200に対して順次データ通信を行い、最終的に全ての対象無線タグ200とのデータ通信が終了すると上記のS311による初期化コマンドが送信されることになる。そして、この初期化コマンドが対象無線タグ200に送信されると、S411で対象無線タグ200において、初期化が実行される。
ここで、図5に基づいて、リーダライタ100とのデータ通信において衝突が生じないように、該データ通信を行う対象無線タグ200の順序を制御するための衝突回避処理のフローについて、図5に基づいて説明する。この衝突回避処理は、対象無線タグ200側で行われる処理である。先ず、S501で、リーダライタ100からの選択コマンドによって対象無線タグ200とされた各々において、パラメータCOUNTの初期値を0に設定される。このパラメータCOUNTは、整数値を取るパラメータであり、各対象無線タグ200の一時メモリ207内に記憶される。S501の処理が終了すると、S502へ進む。
S502では、対象無線タグ200が有するパラメータCOUNTが0か否かが判定される。当然、最初はS501において全ての対象無線タグ200でCOUNTに0が設定されるため、全て肯定判定されるが、後述するS504、S507、S508の処理を経ることで、COUNTの値が0以外の値となり得る。ここで、肯定判定されると、S503へ進み、リーダライタ100から処理失敗コマンドが送信されているか否かが、即ち対象無線タグ200同士の衝突が生じているか否かが判定される。このS503の判定は、対象無線タグ200から送られるタグIDに応じてリーダライタ100が送信するコマンド(上記S304、S308、S309、S311、S312によって送信されるコマンド)に基づくものである。
S503で処理失敗コマンドが送信されていると判定されるとS504へ進み、この時点でCOUNTに0が設定されている対象無線タグ200において、COUNTを0か1の何れかに乱数的に改めて設定する。従って、確率的には、50:50の比率で、COUNTが0に設定される対象無線タグ200とCOUNTが1に設定される対象無線タグとに区別される。その後、S505において、COUNTが0に設定された対象無線タグ200に対しては、再びS503の処理が行われる。一方で、COUNTが1に設定された対象無線タグ200に対しては、S507の処理が行われることになる。S507の処理については、後述する。一方で、S503で処理失敗コマンドが送信されていないと判定されると、対象無線タグ200同士の衝突は生じていないことになり本処理を終了する。
また、S502で、否定判定、即ちCOUNTが0ではないと判定された対象無線タグ200に対しては、S506による判断が行われる。このS506の判断は、対象無線タグ200から送られるタグIDに応じてリーダライタ100が送信するコマンド(上記S304、S308、S309、S311、S312によって送信されるコマンド)に基づくものである。S506で処理失敗コマンドがリーダライタ100から送信されたと判断
されると、S507へ進み、S502でCOUNTが0ではないと判定された対象無線タグ200において、COUNTの値を1だけインクリメントする。その後、再びS502の処理が行われる。また、S506で処理成功コマンドがリーダライタ100から送信されたと判断されると、S508へ進み、S502でCOUNTが0ではないと判定された対象無線タグ200において、COUNTの値を1だけデクリメントする。その後、再びS502の処理が行われる。また、それ以外のコマンドの場合は、再びS506の処理が行われる。
このように、リーダライタ100から送られてくる処理失敗コマンドや処理成功コマンドに応じて、各対象無線タグ200の有するパラメータCOUNTの値を増減させて、結果的に対象無線タグ200を階層化して順番を付していくことで、リーダライタ100とのデータ通信を行う対象無線タグ200同士の衝突を回避することが可能となる。
ここで、図6に基づいて、リーダライタ100による対象無線タグ200の選択に関する処理の説明を行う。この処理は、上記のS301やS402に関連する処理であり、リーダライタ100のMPU101によって行われる処理である。先ず、S601では、上記のS305で行われる対象無線タグ200とのデータ通信の対象となるその送受内容の確認がされる。具体的には、全ての対象無線タグ200とのデータ通信に要する時間が、その送受内容に基づいて見積もられる。例えば、一の対象無線タグ200からリーダライタ100に送信するデータが複数ある場合にはそのデータ数に応じてデータ通信に要する時間を長く見積もったり、特定の種類のデータを送受する場合は、標準的な種類のデータの送受より数倍の時間を要するように見積もったりする。S601の処理が終了すると、S602へ進む。
S602では、S601で見積もられたデータ通信に要する時間(以下、「見積もり時間」という。)に基づいて、対象無線タグ200の選択方法が決定される。具体的には、見積もり時間が基準時間以上であるときは、無線タグ200の有する不揮発性メモリ206に記憶されている時刻情報に基づいた対象無線タグ200の選択を行うべく、S603の処理が行なわれる。一方で、見積もり時間は基準時間未満であるときは、無線タグ200の有する一時メモリ207に記憶されている完了フラグに基づいて対象無線タグ200の選択を行うべく、S604の処理が行なわれる。このように見積もり時間に応じて、対象無線タグ200の選択方法を決定する利点は、比較的短時間で終了するデータ通信に関しては完了フラグに基づく選択を行うことで、対象無線タグ200の選択に要する時間を可及的に短くでき、データ通信が比較的長時間となる場合には時刻情報に基づく選択を行うことで、完了フラグの保持期間を越える時間を要してもデータ通信をより確実に実行することが可能となる点である。
S603では、時刻情報を基準とした選択コマンドが制御部104によって作成され、上記のS301に示すように、無線タグ200に対して送信される。具体的には、例えば、以前の無線タグとの処理が時間T1だけ前に行われていた場合、現在の時刻から時間T1の分だけ前の時刻情報が、不揮発性メモリ206に記憶されている無線タグを対象無線タグ200として選択する選択コマンドが送信される。これにより選択された対象選択コマンド200が図4に示すS403以降の処理の対象となる。
S604では、完了フラグを基準とした選択コマンドが制御部104によって作成され、上記のS301に示すように、無線タグ200に対して送信される。具体的には、例えば、リーダライタ100との処理が未完了となっている、即ち完了フラグが立っていない無線タグを対象無線タグ200として選択する選択コマンドが送信される。これにより選択された対象選択コマンド200が図4に示すS403以降の処理の対象となる。
上記の対象無線タグ200の選択に関する処理では、データ通信に要する時間(見積もり時間)に基づいて、時刻情報に基づくか又は完了フラグに基づくかの選択条件を決定したが、選択条件の決定方法はこれだけに限られない。例えば、特定の時刻情報を持つ無線タグに対して何らかのデータ通信を行う必要性がある場合には、S601におけるデータ送受の内容確認に従って、S602で、時刻情報に基づく対象無線タグの選択が行われるようにすればよい。
上述までの図3から図6に示す無線タグ200とリーダライタ100との間のデータ通信においては、無線タグ200の有する不揮発性メモリ206に記憶された時刻情報に基づいた対象無線タグ200の選択が行われるとともに、リーダライタとの処理が完了すると逐次その完了時刻に関連する時刻情報がその不揮発性メモリ206に書き込まれる。このようにすることで、パッシブタイプである無線タグ200とリーダライタ100との間で、完了フラグの保持時間に影響されず、データの送受を行うことが可能となる。
<その他>
更に、本実施の形態は以下の発明を開示する。各項に開示される発明は、必要に応じて可能な限り組合せることができる。
(付記1) 不揮発性の記憶部を有するパッシブタイプの無線タグとの間で無線通信によりデータを送受するリーダライタであって、
一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択部と、
前記タグ選択部によって選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受部と、
前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する不揮発性の記憶部に書き込む時刻情報書き込み部と、を備え、
前記タグ選択部は、以前の前記リーダライタとのデータ通信で前記時刻情報書き込み部によって既に書き込まれている時刻情報に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択するリーダライタ。
(付記2) 前記パッシブタイプの無線タグは、前記リーダライタからの電力供給により一時的にデータの記憶が可能となる一時記憶部を更に有し、
前記リーダライタは、
前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了を示す完了フラグを、前記対象無線タグが有する一時記憶部に書き込む完了フラグ書き込み部を更に備え、
前記タグ選択部は、前記データ送受部によって実行されるデータ送受の内容に応じて、前記時刻情報書き込み部によって既に書き込まれている時刻情報と前記完了フラグ書き込み部によって既に書き込まれている完了フラグの何れかに基づいて、前記対象無線タグを選択する付記1に記載のリーダライタ。
(付記3) 前記タグ選択部は、前記データ送受部によって実行されるデータ送受の内容に応じて、該データ送受に要する時間を見積もり、その見積もり時間が所定時間以上である場合は、前記時刻情報書き込み部によって既に書き込まれている時刻情報に基づいて前記対象無線タグを選択し、該見積もり時間が所定時間未満である場合は、前記完了フラグ書き込み部によって既に書き込まれている完了フラグに基づいて前記対象無線タグを選択する付記2に記載のリーダライタ。
(付記4) 前記タグ選択部は、前記時刻情報書き込み部によって既に書き込まれている時刻情報が、該タグ選択部による選択時より所定時間以上前の情報である無線タグを前記対象無線タグとして選択する付記1又は付記2に記載のリーダライタ。
(付記5) 前記タグ選択部による対象無線タグの選択、前記データ送受部によるデータ送受および前記時刻情報書き込み部による時刻情報の書き込みは一の無線タグ毎に順次行われる付記1又は付記2に記載のリーダライタ。
(付記6) 前記時刻情報書き込み部は、以前に前記リーダライタと行われた複数回のデータ通信におけるデータ送受に関する時刻情報を、前記不揮発性の記憶部に書き込み、
前記タグ選択部は、前記時刻情報書き込み部によって書き込まれた複数の時刻情報の履歴に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択する付記1又は付記2に記載のリーダライタ。
(付記7) 不揮発性の記憶部を有するパッシブタイプの無線タグとリーダライタとの間で行われる無線通信によるデータ通信方法であって、
一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択ステップと、
前記タグ選択ステップにおいて選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受ステップと、
前記データ送受ステップにおけるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する不揮発性の記憶部に書き込む時刻情報書き込みステップと、を備え、
前記タグ選択ステップは、以前の前記リーダライタとのデータ通信で時刻情報書き込みステップにおいて既に書き込まれている時刻情報に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択するデータ通信方法。
(付記8) 前記パッシブタイプの無線タグは、前記リーダライタからの電力供給により一時的にデータの記憶が可能となる一時記憶部を更に有し、
前記データ送受ステップにおけるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了を示す完了フラグを、前記対象無線タグが有する一時記憶部に書き込む完了フラグ書き込みステップを更に備え、
前記タグ選択ステップは、前記データ送受ステップで実行されるデータ送受の内容に応じて、前記時刻情報書き込みステップで既に書き込まれている時刻情報と前記完了フラグ書き込みステップで既に書き込まれている完了フラグの何れかに基づいて、前記対象無線タグを選択する付記7に記載のデータ通信方法。
(付記9) 前記タグ選択ステップは、前記データ送受ステップで実行されるデータ送受の内容に応じて、該データ送受に要する時間を見積もり、その見積もり時間が所定時間以上である場合は、前記時刻情報書き込みステップで既に書き込まれている時刻情報に基づいて前記対象無線タグを選択し、該見積もり時間が所定時間未満である場合は、前記完了フラグ書き込みステップで既に書き込まれている完了フラグに基づいて前記対象無線タグを選択する付記8に記載のデータ通信方法。
(付記10) 前記タグ選択ステップは、前記時刻情報書き込みステップで既に書き込まれている時刻情報が、該タグ選択ステップでの選択時より所定時間以上前の情報である無線タグを前記対象無線タグとして選択する付記7又は付記8に記載のデータ通信方法。
(付記11) 前記タグ選択ステップでの対象無線タグの選択、前記データ送受ステップでのデータ送受および前記時刻情報書き込みステップでの時刻情報の書き込みは一の無線タグ毎に順次行われる付記7又は付記8に記載のデータ通信方法。
(付記12) 前記時刻情報書き込みステップは、以前に前記リーダライタと行われた複数回のデータ通信におけるデータ送受に関する時刻情報を、前記不揮発性の記憶部に書き込み、
前記タグ選択ステップは、前記時刻情報書き込みステップにおいて書き込まれた複数の時刻情報の履歴に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択する付記7又は付記8に記載のデータ通信方法。
本発明の実施例に係るリーダライタの概略構成を示す図である。 本発明の実施例に係る無線タグの概略構成を示す図である。 本発明の実施例に係るリーダライタで実行される複数の無線タグに対して一括でデータの送受を行うための処理のフローを示す図である。 本発明の実施例に係るリーダライタとデータ通信を行う無線タグで行われる、該リーダライタとデータの送受を行うための処理のフローを示す図である。 本発明の実施例に係るリーダライタとデータ通信を行う無線タグにおいて、無線タグ同士の衝突を回避するための処理のフローを示す図である。 本発明の実施例に係るリーダライタで実行される、データ通信の対象となる対象無線タグを選択する処理のフローを示す図である。
符号の説明
10・・・・アンテナ
100・・・・リーダライタ
101・・・・MPU
200・・・・無線タグ(対象無線タグ)
201・・・・アンテナ
206・・・・不揮発性メモリ
206・・・・一時メモリ

Claims (6)

  1. 記憶部を有する無線タグとの間で無線通信によりデータを送受するリーダライタであって、
    一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択部と、
    前記タグ選択部によって選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受部と、
    前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する記憶部に書き込む時刻情報書き込み部と、を備え、
    前記タグ選択部は、以前の前記リーダライタとのデータ通信で書き込まれている時刻情報に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択するリーダライタ。
  2. ーダライタからの電力供給により一時的にデータの記憶が可能となる一時記憶部と記憶部とを有する無線タグとの間で無線通信によりデータを送受するリーダライタであって、
    一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択部と、
    前記タグ選択部によって選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受部と、
    前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する記憶部に書き込む時刻情報書き込み部と、
    前記データ送受部によるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了を示す完了フラグを、前記対象無線タグが有する一時記憶部に書き込む完了フラグ書き込み部と、を備え、
    前記タグ選択部は、前記データ送受の内容に応じて、以前の前記リーダライタとのデータ通信で書き込まれている時刻情報と前記書き込まれている完了フラグの何れかに基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択するリーダライタ。
  3. 前記タグ選択部は、前記既に書き込まれている時刻情報が、該タグ選択部による選択時
    より所定時間以上前の情報である無線タグを前記対象無線タグとして選択する請求項1又は請求項2に記載のリーダライタ。
  4. 前記対象無線タグの選択、前記データ送受および前記時刻情報の書き込みは一の無線タグ毎に行われる請求項1から請求項3の何れかに記載のリーダライタ。
  5. 記憶部を有する無線タグとリーダライタとの間で行われる無線通信によるデータ通信方法であって、
    一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択ステップと、
    前記タグ選択ステップにおいて選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受ステップと、
    前記データ送受ステップにおけるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する記憶部に書き込む時刻情報書き込みステップと、を備え、
    前記タグ選択ステップは、以前の前記リーダライタとのデータ通信で書き込まれている時刻情報に基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択するデータ通信方法。
  6. リーダライタからの電力供給により一時的にデータの記憶が可能となる一時記憶部と記憶部とを有する無線タグとリーダライタとの間で行われる無線通信によるデータ通信方法であって、
    一又は複数の無線タグの中から前記リーダライタとの無線通信を行う対象無線タグを選択するタグ選択ステップと、
    前記タグ選択ステップにおいて選択された前記対象無線タグと前記リーダライタとの間でデータ送受を実行するデータ送受ステップと、
    前記データ送受ステップにおけるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了時刻に関連する時刻情報を、前記対象無線タグが有する記憶部に書き込む時刻情報書き込みステップと、
    前記データ送受ステップにおけるデータ送受の完了時に、該データ送受の完了を示す完了フラグを、前記対象無線タグが有する一時記憶部に書き込む完了フラグ書き込みステップと、を備え、
    前記タグ選択ステップは、前記データ送受の内容に応じて、以前の前記リーダライタとのデータ通信で書き込まれている時刻情報と前記書き込まれている完了フラグの何れかに基づいて、前記一又は複数の無線タグの中から前記対象無線タグを選択するデータ通信方法。
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