JP3929050B2 - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及び無線通信プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及び無線通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線タグ通信機能を備えた近距離無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及び無線通信プログラムに関する。
無線により、記憶した情報を非接触で情報を読み出す手段としてRFID(Radio Frequency Identification:無線周波数識別)システムがある。このシステムでは様々な物体に、その物体に関する情報を記憶させた小型の無線タグと呼ぶデバイスを装着する。この無線タグから記憶した情報を読み出すことにより、これを装着した物体の位置確認などの管理が可能となるものである。
一方、Bluetooth(TM)と呼ばれる近距離無線通信に適した無線通信手段がある。Bluetooth機能を搭載した通信端末も10メートル程度の比較的近距離の通信を目的としたものだが、従来のRFIDシステムで規定する無線通信手段とは互換がなく無線タグに記憶した情報を読み出すことはできなかった。
Bluetoothのような周波数ホッピングを行う通信装置で、リーダ装置が機器探索のために行った送信を確認した後、一定時間後に記憶した情報を送信することで両方の通信を実現する非接触方式ICタグが提案されている(特許文献1を参照)。
特開2003−110458公報
1台の通信装置でRFIDシステムに用いる無線タグとの通信方式とBluetoothのような近距離無線通信方式を実現しようとすると、図11に示すように近距離無線部1102と無線タグ部1103の2つの通信部を必要とする。通信部を複数備えるとすると当然として製造コストが増加してしまう上に通信装置の筐体も大きくならざるを得ない。
また特許文献1に開示されたような非接触方式ICタグを利用した通信装置では、周波数ホッピングの間隔のみを送信タイミングとしているため、近距離通信方式としての通信を効果的によく行うことができない場合がある。
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、近距離無線通信方式の通信効率を落とすことなく、かつ1つの近距離無線通信方式の通信部により無線タグとの通信も可能とする無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及び無線通信プログラムを提供する。
本発明にかかる無線通信装置とすれば、
「近距離無線通信する無線通信装置であって、受信した情報を処理する第1の通信処理手段と、通信を希望する他の無線通信装置の存在を探索するために、複数の無線チャネルのそれぞれについて、前記近距離無線通信に予め定められたインクワイアリ信号を送信するインクワイアリ送信手段と、前記他の無線通信装置から送信された、前記インクワイアリ信号に対する応答を受信するインクワイアリ応答受信手段と、前記応答に含まれる情報から、該応答を発信した無線通信装置が引き続き前記近距離無線通信による通信を行うもの
かどうかを判断する通信判断手段と、前記通信判断手段により引き続き前記近距離無線通信を行うと判断したときは、該応答を前記近距離無線通信を行うものとして処理する第1の通信処理手段と、それ以外のときは前記近距離無線通信とは別の通信として処理する第2の通信処理手段とを備えることを特徴とする無線通信装置」が提供される。
また本発明にかかる無線通信システムとすれば、
「他の無線通信装置と近距離無線通信し、かつ無線タグとも通信可能な無線通信装置を含む無線通信システムであって、前記無線タグは、前記近距離無線通信に定められた、前記無線通信装置が他の無線通信装置の存在を探索するためのインクワイアリ送信を受信する受信手段と、前記インクワイアリ送信に対する前記近距離無線通信に定められた応答を送信する送信手段と、前記受信手段が前記インクワイアリ送信を受信したときに、前記送信手段に前記応答を送信させる制御手段とを備え、前記無線通信装置は、受信した情報を処理する第1の通信処理手段と、通信を希望する他の無線通信装置の存在を探索するために、複数の無線チャネルのそれぞれについて、前記インクワイアリ信号を送信するインクワイアリ送信手段と、前記無線タグを含む他の無線通信装置から送信された、前記インクワイアリ信号に対する応答を受信するインクワイアリ応答受信手段と、前記応答に含まれる情報から、該応答を発信した他の無線通信装置が引き続き前記近距離無線通信による通信を行うものかどうかを判断する通信判断手段と、前記通信判断手段により引き続き前記近距離無線通信を行うと判断したときは、該応答を前記近距離通信を行うものとして処理する第1の通信処理手段と、それ以外のときは前記近距離無線通信とは別の通信として処理する第2の通信処理手段とを備えることを特徴とする無線通信システム」が提供される。
さらに上記無線通信システムを実現する無線通信方法と、無線通信装置を実現する無線通信プログラムが提供される。
本発明、近距離無線通信方式の通信効率を落とすことなく、かつ1つの近距離無線通信方式の通信部により無線タグとの通信も可能とする無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法及び無線通信プログラムが提供できる。
図1に本実施形態における通信システムの一例を示す。図1には通信装置101、通信装置101と近距離無線通信可能な他の通信装置102、無線タグ103が示されている。
通信装置101は、近距離無線通信と無線タグとの通信が可能な通信装置である。より具体的には、本実施形態における近距離無線通信とはBluetoothの通信規格に準拠したものである。
通信装置102は、通信装置101と近距離無線通信が可能な通信装置である。通信装置101とは近距離無線通信を利用して自由なデータのやり取りが行える。
無線タグ103は、RFIDシステムに用いられる無線タグであって、予め内部に記憶したデータの無線による送信が可能なデバイスである。無線タグ103は、通信装置101から近距離無線通信に利用される周波数の電波を受信すると、近距離無線通信の規定に従った応答をする。このとき送信すべきデータが所定の長さ以上となる場合は、複数回に渡って送信する機能を有する。形状は装着される物体の特性や無線タグの利用環境などを考慮して決められるべきもので、特定の形状に限られるものではない。
図2は、本実施形態に係る無線通信装置101のブロック構成の一例を示す図である。
図2には、アンテナ201、RF処理部202、ベースバンド処理部203及びホスト処理部206が示されている。
アンテナ201は、無線通信装置102のような他の無線通信装置からの電波と、無線タグ103のような無線タグからの電波の両方を受信可能なアンテナである。
RF処理部202は、アンテナ201から入射した無線信号の処理を行う機能を有する。
ベースバンド処理部203は、RF処理部202で処理された無線信号をもとにホスト処理部206で処理が可能な信号を抽出する機能を有する。
無線タグが発信した無線信号と近距離無線通信方式の無線信号とを、一組の上記アンテナ201、RF処理部202及びベースバンド処理部203処理できるようにするため、本実施形態では少なくとも両者で使用する処理可能な周波数域に重なりを持たせている。
ベースバンド処理部203は、RF処理部203から受け取った情報をデータの形に処理し、その情報が近距離無線通信方式で得られたものか、それとも無線タグより得られた情報かを判断する。判断後、近距離無線通信方式で得られた情報は信号線204に、無線タグより得られた情報は信号線205に振り分ける。
ホスト処理部206は、ベースバンド処理部203から受け取った情報にしたがって予め定められた処理を行う。たとえば、信号線204を通じて受け取った情報は無線通信装置101内で実行したアプリケーションが処理するし、信号線205から受け取った情報は無線タグ103の情報を処理するアプリケーションで処理する。
次に近距離無線通信方式の通信方法の一例を説明する。
図3に、近距離無線通信による、他の無線通信装置探索のために行うインクワイアリ(Inquiry)処理についての応答シーケンスの一例を示す。図3には、インクワイアリを発信する側(Master)と、それに応答する側(Slave)との応答関係が表されている。インクワイアリを発信するフェーズであるTx301と、応答を受信するフェーズRx302とが定義される。近距離無線通信の場合、この時間間隔Tx301およびRx302のそれぞれをスロットと呼び、これを単位として通信する。Bluetoothであれば、1スロットが625μ秒幅と定義されている。
以降、Bluetoothを例に説明する。MasterはTx301の1スロットの間に、インクワイアリ303a、304aの二つの信号を発信している。つまりさらに1スロットを2分割したハーフスロット(312.5μ秒幅)を単位としてインクワイアリ処理を行っている。1つのハーフスロットの間に、ある1つの周波数について、この周波数を使用する無線通信装置があるかどうかを探索するためのインクワイアリ信号を発する。ここでいう周波数は、チャネルと呼ばれる。よって1スロットの間に、2つのチャネルについて無線通信装置の存在についての探索が可能である。
インクワイアリ303a、304aに対する、存在を通知するSlaveの応答は、ハーフスロットの対応するスロットで行わねばならない。たとえばインクワイアリ303aに対してはスロットRx302の前半のハーフスロットで受信するインクワイアリ応答303bであり、インクワイアリ304aに対しては後半のハーフスロットで受信するインクワイアリ応答304bである。Masterが、あるハーフスロットでf(k)で表されるチャネルでインクワイアリ305を発信したとする。Slaveは、このチャネルf(k)のインクワイアリ305を307で受信し、このインクワイアリに応答すべく、1スロット分、つ
まり625μ秒後にインクワイアリ応答308を送信する。するとMasterはこのインクワイアリ応答をインクワイアリ応答309として、さきのTxスロットの次に行われるRxスロットの前半のハーフスロットで受信する。上記の一連の通信を通じて、Masterが行ったチャネルf(k)についてのSlave探索が終了する。
図3であるチャネルについて前半のハーフスロットで発信したMasterのインクワイアリに、Slaveがインクワイアリ応答する例を示したが、図4は後半のハーフスロットで送信したインクワイアリにインクワイアリ応答するときの例を示したものである。図3の前半のハーフスロットにおけるインクワイアリ305に応答するときのインクワイアリ応答308と同様に、インクワイアリ401とインクワイアリ応答403は625μ秒の後に送信される様子を表している。Bluetoothのように、複数のチャネルを通信チャネルとして使用するような周波数ホッピングをする通信方式では、上記チャネルごとのインクワイアリを、使用する全チャネルに対して繰り返し行っている。チャネルの数は、具体的には32種類のチャネルを選定し、一度のインクワイアリ処理にはそのうちのさらに16種類を選択して通信チャネルとして使用する。16種類のチャネルは、選定した32種類のチャネルの中からあるルールにしたがって適宜入れ替えが行われる。
所定の周波数を受信したときに記憶した情報を送信する無線タグの通信手順を、近距離無線通信装置が行う他の無線通信装置探索、チャネル設定のためのインクワイアリの手順に準じて行えば、両者の通信方法を1の通信部で共存させることが可能となる。
このとき共存させるための最低条件は、無線タグが通信に使用する周波数は、近距離無線通信装置が選定した32種類のチャネルの周波数のいずれかと一致している必要がある。また所定のチャネルのインクワイアリを受信したときは、1スロットと同じ時間経過後に記憶情報を含む応答ができなければならないという条件がある。
次に図5に、本実施形態における無線通信システムが使用する、インクワイアリに対するインクワイアリ応答メッセージの一例を示す。図5は、Bluetoothに規定されたFHS(Frequency Hop Synchronization)パケットの一例である。FHSパケットは全体として144ビットの長さを持つ。このうちパリティビットフィールド501、LAPフィールド502、未定義フィールド503およびインクワイアリ処理時のチャネル設定に用いるデータを格納するデータ域504からなる。それぞれのフィールドは、34ビット、24ビット、2ビットが予約されており、残りの84ビットがデータ域として利用可能である。
図6に、本実施形態における無線タグが送信するFHSパケットの一例を示す。パケット601は無線タグID送信パケットの1つめであり、パケット602はそれに続く2つめのパケットを示している。無線タグIDはデータ域に格納されるが、通常84ビット以上の情報量を持つため1つのFHSパケットには格納できない。本実施形態では、無線通信装置101の処理を容易にするため、無線タグIDの長さを示す32ビットのID番号長情報を無線タグIDの先頭に付加する。ID番号長はオクテット単位、もしくはビット単位の長さが好ましい。そして1つめの無線タグID送信パケットであるパケット601の84ビットからID番号長のビット数を差し引いた52ビット分に、無線タグIDの一部を格納し、残りの無線タグID情報は2つめのパケット602のデータ域に格納する。残ったフィールドには所定の値を埋めて(Padding)FHSパケット長である144ビット長になるようにする。このように近距離通信方式で定義されたFHSパケットのデータ域に格納できない情報を次のFHSパケットで送信するようにすれば、通信に必要な情報を伝送することができる。さらにLAPフィールド24ビットに無線タグIDの下位24ビットを格納するようにすれば、このFHSパケットを受信した無線通信装置101がいずれの無線タグから送信されたものかを識別できるようになる。
無線タグID送信の次に続くパケットのデータ域には、無線タグが記憶する情報を格納する。この場合も無線タグIDの送信と同様に、送信すべき情報をすべて送るためこの情報を複数のFHSパケットのデータ域に分割して、分割したデータ域を格納したFHSパケットであるパケット603、604、605を送信する。無線タグ103は送信すべき情報を1度送信し終えた後は、何度も同じ情報の送信を繰り返さないように一定時間無線通信装置101のインクワイアリには応答しないようにしたほうが良い(スキャン動作の中断)。このようにすると、無線タグ103が不用意にデータの送信を繰り返すことを防止でき、無線通信装置101が他の無線通信装置102と行う近距離無線通信の妨げになることを防ぐことができる。
図7に、本願実施形態における無線通信システムのFHSパケットの送受信の一例を示す。無線通信装置101がインクワイアリ701を送信すると、このチャネルを使用する無線タグ103が信号703として受信する。これを受信した無線タグ103は、625μ秒後にインクワイアリ応答703を送信する。すると無線通信装置101はこれをインクワイアリ応答704として受信する。このときのインクワイアリ応答704が、図6に示したFHSパケットの1つめであるパケット601に当たる。
Bluetoothの場合、1回のインクワイアリ処理において16種類のチャネルについてインクワイアリを送信する。このため1回のインクワイアリ処理を完了するためには625μ秒×2×16チャネル÷2=10ミリ秒を要する。つまり周波数ホッピング方式の場合、次にインクワイアリ701と同じチャネルのインクワイアリを送受信するには10ミリ秒の間隔が必要となる。図7では10ミリ秒後に無線通信装置101から送信されたインクワイアリ705と、これに答えて2つめのFHSパケットであるパケット602を送信する無線タグ103のインクワイアリ応答707、および708が示されている。このことから図6のような無線タグが記憶する情報の送受信にはパケット601〜605までの5パケットを要するから、10ミリ秒×5=50ミリ秒で1回の送信すべきデータを送信できる。
このとき、Bluetoothの規定では2.56秒ごとに、インクワイアリを実行する際の16種類のチャネルの一部を変更するようになっている。これはトレインスイッチと呼ばれる。無線通信装置101が無線タグ103と記憶情報の通信を継続しているときにトレインスイッチが起こり、すでに通信に用いられているチャネルがインクワイアリ対象から外されたとする。するとこのチャネルのインクワイアリが送信されなくなるため、以降のトレインスイッチによって再びこのチャネルがインクワイアリ対象とならない限り無線タグ103の保存データの読み出しが完了しない。よって、無線タグ103の読み出しが始まったらトレインスイッチを実行しないか、あるいは無線タグ103との通信にすでに使用しているチャネルをインクワイアリ対象から変更しないようにしても良い。
さらに、この1回の送信すべきデータの送信に要する時間を短縮するため、図8に示すような無線通信システムとしても良い。
図8には、本実施形態における無線通信システムのFHSパケットの送受信の別の例を示す。図7に示した無線通信システムとの相違は、無線通信装置101がインクワイアリ801を送信し、無線タグ103からのインクワイアリ応答804を受信すると、無線通信装置101は次のスロットの該当するハーフスロットをインクワイアリ801と同じチャネルについてのインクワイアリ805を送信することである。無線通信装置101は無線タグ103とのFHSパケットによる一連の送受信処理を終了するまで、これと同一のチャネルについて繰り返しインクワイアリを送信する。このようにすると10ミリ秒後の次のFHSパケットによる送信を待つことなく、625μ秒×2=1250μ秒ごとに送信すべきデータを格納したFHSパケットを送信することができる。無線タグ103の送信すべき
情報の送受信が完了すると、通常の周波数ホッピングのインクワイアリ動作に戻る。
図9は本実施形態における無線通信装置101の処理フローの一例を示す図である。
まずインクワイアリに対する無線タグ103からのインクワイアリ応答としてのFHSパケットを受信する(ステップ901)。以降の処理を容易にするため、受信したFHSパケットは他の無線通信装置102からのものか、無線タグ103からのものかが判断できた方が良い。しかしながら、どちらも近距離無線通信方式に規定されたFHSパケットに準拠しているため、このパケットを見ただけではどちらのFHSパケットかの判断はできない。そこで本実施形態の無線通信システムでは、図5に示したFHSパケット内の未定義フィールド503をその判断のために利用する。Bluetoothの規定ではこのフィールドは「00」とする旨規定されている。本実施形態の無線通信システムでは、この未定義フィールドを「00」以外、たとえば「10」あるいは「11」として送受信する。「10」としたときには無線タグ103の無線タグIDの送信パケット、「11」であれば記憶データの送信パケットを示すこととする。
次のステップでは上記の取り決めにしたがって、未定義フィールド503の内容が「00」かどうかを判断する(ステップ902)。「00」だったときは近距離無線通信方式のインクワイアリ応答と判断して通常のインクワイアリ処理を行う(ステップ904)。一方、「00」以外のときは無線タグ103からのデータ送信と判断し、無線タグIDの識別やデータ読み出しなどの無線タグ情報としての処理を行う(ステップ903)。処理後の情報はそれぞれ信号線204または205を通じてベースバンド処理部203から出力され、ホスト処理部206でしかるべき処理がなされる。
図10は、本実施形態における無線通信装置101の、図9で示した処理フローとは別の例を示した図である。図9で示した処理フローとの相違点は、ステップ902では未定義フィールドの値に基づいて判断していたものを、ステップ1001のようにインクワイアリ応答がFHSパケットであるかどうかを判断するようにした点である。インクワイアリ応答がBluetoothに規定されたFHSパケット以外のパケット種別を持つものであれば、無線タグが送信した無線タグ情報として処理することとなる。FHSパケット以外のパケット種別とは、たとえばDM1パケット、DM3パケット、DM5パケット、DH1パケット、DH3パケット、DH5パケットといったものが考えられる。このように構成すると、無線タグが送信するインクワイアリ応答をFHSパケットとは異なるフォーマットとすることが可能となる。無線タグからの1回のインクワイアリ応答で送信できる情報量に、より自由度を持たせることができるため、無線タグに記憶したデータの読み出しに適したフォーマットとすればさらに効率の改善が図れる。
上記のように構成すると、同時に行っている近距離無線通信の効率を低下させることなく無線タグの記憶情報を読み出すことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態における無線通信システムの一例を示す図である。 本実施形態における無線通信装置のブロック図の一例を示す図である。 近距離無線通信によるインクワイアリ処理についての応答シーケンスの一例を示す図である。 近距離無線通信によるインクワイアリ処理についての応答シーケンスの一例を示す図である。 本実施形態における無線通信システムのインクワイアリ応答メッセージの一例を示す図である。 本実施形態における無線タグが送信するFHSパケットの一例を示す図である。 本実施形態における無線通信システムのFHSパケットの送受信の一例を示す図である。 本実施形態における無線通信システムのFHSパケットの送受信の一例を示す図である。 本実施形態における無線通信装置の処理フローの一例を示す図である。 本実施形態における無線通信装置の別の処理フローの一例を示す図である。 従来の無線通信装置のブロック図の一例を示す図である。
符号の説明
101:無線通信装置
102:他の無線通信装置
103:無線タグ
201:アンテナ
202:RF処理部
203:ベースバンド処理部
204、205:信号線
206:ホスト処理部

Claims (24)

  1. 近距離無線通信する無線通信装置であって、
    通信を希望する他の無線通信装置の存在を探索するために、複数の無線チャネルのそれ
    ぞれについて、前記近距離無線通信に予め定められたインクワイアリ信号を送信するイン
    クワイアリ送信手段と、
    前記他の無線通信装置から送信された、前記インクワイアリ信号に対する応答を受信す
    るインクワイアリ応答受信手段と、
    前記応答に含まれる情報から、該応答を発信した無線通信装置が引き続き前記近距離無
    線通信による通信を行うものかどうかを判断する通信判断手段と、
    前記通信判断手段により引き続き前記近距離無線通信を行うと判断したときは、該応答
    を前記近距離無線通信を行うものとして処理する第1の通信処理手段と、
    それ以外のときは、前記近距離無線通信とは別の通信として処理する第2の通信処理手
    段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでない場合、前記第2の通信処理手段は、前
    記応答に含まれる情報から受信すべき受信データを取得することを特徴とする請求項1に
    記載の無線通信装置。
  3. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでなく、前記応答から受信すべきデータが1
    つの応答に収まらないと判断した場合には、前記第2の通信処理手段は以降受信する複数
    の応答に分割された情報を用いて前記受信データを取得することを特徴とする請求項2に
    記載の無線通信装置。
  4. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでない場合、前記インクワイアリ送信手段は
    、前記複数の応答を取得し終えるまで、前記応答に対応するインクワイアリ信号と同じ無
    線チャネルについてのインクワイアリ信号を送信し続けることを特徴とする請求項3に記
    載の無線通信装置。
  5. 前記近距離無線通信はBluetooth(R)に規定された通信であり、前記別の通信はRFIDシステ
    ムに用いる無線タグを扱う通信であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記応答はBluetoothに規定されたFHSパケットであり、前記通信判断手段は該応答のFH
    Sパケット上に定義された未定義フィールドに記載の値に基づいて、引き続き前記近距離
    無線通信を行うかどうかを判断することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記通信判断手段は、前記応答がBluetoothに規定されたFHSパケットかどうかを判断す
    ることで、引き続き前記近距離無線通信を行うかどうかを判断することを特徴とする請求
    項5に記載の無線通信装置。
  8. 他の無線通信装置と近距離無線通信し、かつ無線タグとも通信可能な無線通信装置を含
    む無線通信システムであって、
    前記無線タグは、
    前記近距離無線通信に定められた、前記無線通信装置が他の無線通信装置の存在を探索
    するために送信したインクワイアリ送信を受信する受信手段と、
    前記インクワイアリ送信に対する前記近距離無線通信に定められた応答を送信する送信
    手段と、
    前記受信手段が前記インクワイアリ送信を受信したときに、前記送信手段に前記応答を
    送信させる制御手段とを備え、
    前記無線通信装置は、
    通信を希望する他の無線通信装置の存在を探索するために、複数の無線チャネルのそれ
    ぞれについて、前記インクワイアリ信号を送信するインクワイアリ送信手段と、
    前記無線タグを含む他の無線通信装置から送信された、前記インクワイアリ信号に対す
    る応答を受信するインクワイアリ応答受信手段と、
    前記応答に含まれる情報から、該応答を発信した他の無線通信装置が引き続き前記近距
    離無線通信による通信を行うものかどうかを判断する通信判断手段と、
    前記通信判断手段により引き続き前記近距離無線通信を行うと判断したときは、該応答
    を前記近距離無線通信を行うものと処理する第1の通信処理手段と、
    それ以外のときは前記近距離無線通信とは別の通信として処理する第2の通信処理手段

    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  9. 前記送信手段は、前記無線タグに予め記憶した情報を含む前記応答を送信し、
    前記応答が前記近距離無線通信を行うものでない場合、前記第2の通信処理手段は、前
    記応答に含まれる情報から受信すべき受信データを取得することを特徴とする請求項8に
    記載の無線通信システム。
  10. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでなく、前記情報の情報量が1つの応答に収
    まらない場合には、
    前記制御手段は、前記情報を前記応答に格納可能に分割し該分割した情報を含む応答を
    、分割したすべての情報を送信し終えるまで、前記受信手段が前記インクワイアリ信号を
    受信するたびに前記送信手段に繰り返し送信させ、
    前記第2の通信処理手段は、該複数の応答に含まれる分割した情報を用いて前記情報を取
    得することを特徴とする請求項9に記載の無線通信システム。
  11. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでない場合、前記インクワイアリ送信手段は
    、前記分割した情報を含む複数の応答を取得し終えるまで、前記応答に対応するインクワ
    イアリ信号と同じ無線チャネルについてのインクワイアリ信号を送信し続けることを特徴
    とする請求項10に記載の無線通信システム。
  12. 前記近距離無線通信はBluetoothに規定された通信であり、前記別の通信はRFIDシステ
    ムに用いる無線タグを扱う通信であることを特徴とする請求項8に記載の無線通信システ
    ム。
  13. 前記応答はBluetoothに規定されたFHSパケットであり、前記通信判断手段は該応答のFH
    Sパケット上に定義された未定義フィールドに記載の値に基づいて、引き続き前記近距離
    無線通信を行うかどうかを判断することを特徴とする請求項12に記載の無線通信システ
    ム。
  14. 前記通信判断手段は、前記応答がBluetoothに規定されたFHSパケットかどうかを判断す
    ることで、引き続き前記近距離無線通信を行うかどうかを判断することを特徴とする請求
    項12に記載の無線通信システム。
  15. 他の無線通信装置と近距離無線通信し、かつ無線タグとも通信可能な無線通信装置を含
    む無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記無線タグは、
    前記近距離無線通信に定められた、前記無線通信装置が他の無線通信装置の存在を探索
    するために送信したインクワイアリ送信を受信すると、
    前記インクワイアリ送信に対する前記近距離無線通信に定められた応答を送信し、
    前記無線通信装置は、
    通信を希望する他の無線通信装置の存在を探索するために、複数の無線チャネルのそれ
    ぞれについて、前記インクワイアリ信号を送信し、
    前記無線タグを含む他の無線通信装置から送信された、前記インクワイアリ信号に対す
    る応答を受信すると、
    前記応答に含まれる情報から、該応答を発信した他の無線通信装置が引き続き前記近距
    離無線通信による通信を行うものかどうかを判断し、
    前記近距離無線通信を継続しないと判断したときは、該応答を前記近距離無線通信とは
    別の通信として処理することを特徴とする無線通信方法。
  16. 前記近距離無線通信はBluetoothに規定された通信であり、前記別の通信はRFIDシステ
    ムに用いる無線タグを扱う通信であることを特徴とする請求項15に記載の無線通信方法
  17. 前記応答はBluetoothに規定されたFHSパケットであり、該応答のFHSパケット上に定義
    された未定義フィールドに記載の値に基づいて、引き続き前記近距離無線通信を行うかど
    うかを判断することを特徴とする請求項16に記載の無線通信方法。
  18. 近距離無線通信する無線通信装置の無線通信プログラムであって、
    通信を希望する他の無線通信装置の存在を探索するために、複数の無線チャネルのそれ
    ぞれについて、前記近距離無線通信に予め定められたインクワイアリ信号を送信するステ
    ップと、
    前記他の無線通信装置から送信された、前記インクワイアリ信号に対する応答を受信す
    るステップと、
    前記応答に含まれる情報から、該応答を発信した無線通信装置が引き続き前記近距離無
    線通信による通信を行うものかどうかを判断するステップと、
    前記近距離無線通信を継続しないと判断したときは、該応答を前記近距離無線通信とは
    別の通信として処理するステップと
    を有することを特徴とする無線通信プログラム。
  19. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでない場合、前記別の通信として処理するス
    テップは、前記応答に含まれる情報から受信すべき受信データを取得するステップをさら
    に有することを特徴とする請求項18に記載の無線通信プログラム。
  20. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでなく、前記応答から受信すべきデータが1
    つの応答に収まらないと判断した場合には、前記受信すべき受信データを取得するステッ
    プは以降受信する複数の応答に分割された情報を用いて前記受信データを取得するステッ
    プをさらに有することを特徴とする請求項19に記載の無線通信プログラム。
  21. 前記応答が前記近距離無線通信を行うものでない場合、前記インクワイアリ信号を送信
    するステップは、前記複数の応答を取得し終えるまで、前記応答に対応するインクワイア
    リ信号と同じ無線チャネルについてのインクワイアリ信号を送信し続けることを特徴とす
    る請求項20に記載の無線通信プログラム。
  22. 前記近距離無線通信はBluetoothに規定された通信であり、前記別の通信はRFIDシステ
    ムに用いる無線タグを扱う通信であることを特徴とする請求項18に記載の無線通信プロ
    グラム。
  23. 前記応答はBluetoothに規定されたFHSパケットであり、前記判断するステップは該応答
    のFHSパケット上に定義された未定義フィールドに記載の値に基づいて、引き続き前記近
    距離無線通信を行うかどうかを判断することを特徴とする請求項22に記載の無線通信プ
    ログラム。
  24. 前記判断するステップでは、前記応答がBluetoothに規定されたFHSパケットかどうかを
    判断することで、引き続き前記近距離無線通信を行うかどうかを判断することを特徴とす
    る請求項22に記載の無線通信プログラム。
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