JPWO2007032069A1 - リーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラム - Google Patents

リーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラム Download PDF

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Abstract

RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取るリーダライタが、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信し、送信した情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信することにより、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高める。

Description

本発明は、RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取るリーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラムに関し、特に、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるリーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラムに関する。
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグの商品化が進み、物流の分野などにおいて、RFIDタグが次第に普及し始めてきている。RFIDタグは、IC(Integrated Circuit)タグとも呼ばれ、種々のデータを記憶するとともに、RFIDタグに対するデータの読み込みや書き込みをおこなうリーダライタとの間で電波通信をおこなう。
一般に、RFIDタグが使用される環境において、金属などの電波通信を撹乱する要因が存在する場合には、電波の反射が発生し、電波が強めあったり弱めあったりして、電波強度の高い地点と低い地点とが発生するので、リーダライタが目的とするRFIDタグとの通信ができなくなる可能性があった。
図7は、金属3により電波が反射される様子を示す概念図であり、図8は、電波の反射により撹乱された電波強度分布の一例を示す図である。図7に示すように、アンテナを内蔵したリーダライタ1からRFIDタグ2に対して送信された送信電波は、金属3が存在すると反射される。図7では、金属3が一箇所にだけ存在する場合を示しているが、金属3があちこちに存在する場合には、電波の反射パターンはさらに複雑なものとなる。
そして、送信電波の位相と反射電波の位相とが反対になると、電波強度が周囲よりも低い地点が発生する。図8には、リーダライタ1が、RFIDタグ2と通信することが可能な通信可能範囲(電波強度が通信可能な電波強度レベル以上の範囲)と、電波強度が周囲よりも低い低電波強度点とが示されている。そして、低電波強度点にRFIDタグ2が位置する場合には、その位置が通信可能範囲内であるにもかかわらず、RFIDタグ2に対するデータの読み書きができなくなる可能性がある。
この問題を解決するため、リーダライタのアンテナの向きを変化させることにより電波の強度分布を変化させ、リーダライタが電波強度の低い地点にあるRFIDタグと通信できるようにするRFIDタグ通信方法が提案されている(特許協力条約国際出願PCT/JP2005/6330明細書を参照)。
一方で、近年、パーソナルコンピュータやその周辺機器、あるいは家電製品などの間で無線で通信をおこなうBluetooth(登録商標)無線通信技術が利用されるようになってきている。
このBluetooth無線通信技術では、2.4GHz帯の電波を用いて無線通信をおこなうが、同じ2.4GHz帯の電波を用いる他の機器との間の電波干渉を低減するため、周波数ホッピング方式という技術が採用されている(たとえば、非特許文献1を参照)。
周波数ホッピング方式とは、通信に用いる電波の周波数を非常に短い時間間隔で所定の順に切り替えるものである。この周波数ホッピング方式を用いると、通信機器の数が多い場合でも、通信に使用する電波の周波数が重なる時間を短くすることができ、電波の干渉を低減することができる。
森嶋 健平、前川 宗保、橋本 敏男、松澤 秀訓、「Indoor Navigationシステム −研究開発部の位置情報技術への取組み−」、Technology Report、NTT COMWARE TECHNOLOGY、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社、2003年、Vol.7、p.22−25
しかしながら、上述したRFIDタグ通信方法では、リーダライタのアンテナの向きを変化させるため、アンテナの向きを変化させる機構が必要となり、装置が複雑になるとともに、アンテナが可動式になるため故障が発生しやすくなるという問題があった。
また、上述した周波数ホッピング方式は、主として無線LAN通信やBluetoothを用いて通信をおこなう通信機器が、他の通信機器が用いる通信電波との混信を防止することを課題としたものであり、電波強度が低い位置にあるRFIDタグに記憶された情報をリーダライタが読み取ることができるようにするために用いられるものではなかった。
具体的には、RFIDタグが使用される環境において、金属などの電波通信を撹乱する要因が存在する場合には、上述したように、電波の反射が発生して電波が弱めあい、電波強度の低い地点が発生する可能性があるが、上述した周波数ホッピング方式は、このような場合でもRFIDタグから情報を読み取れるようにするというRFIDタグに係る課題を解決するものではなかった。
RFIDタグは、通常荷物などに取り付けられ、その荷物を特定する情報などを記憶しており、そのような情報を読み取ることにより荷物の管理が行われる。もし、RFIDタグが、図8で説明したような低電波強度点に位置する場合には、そのRFIDタグは検出されず、そのRFIDタグが取り付けられた荷物がないものとして取り扱われる危険性がある。
よって、RFIDタグが低電波強度点に位置してしまうことをいかにして防止し、RFIDタグの読み取り成功率を100%に近づけることができるかがRFIDタグの運用において極めて重要な課題となっている。
特に、荷物が金属部分を有するものである場合や、金属部分を有する環境(金属ラック、金属コンベア、鉄筋コンクリートなど)に荷物が囲まれる場合には、金属がRFIDタグの近くに存在することとなり、その金属により電波通信が撹乱される可能性が高くなるが、このような状況においてもRFIDタグを利用することができるようになれば、RFIDタグの適用範囲をさらに拡大することができ、産業の発展にさらに貢献できる。
このように、可動式のアンテナなどを設置することなく、低電波強度点にあるRFIDタグを効率的に検出できるようにするというRFIDタグの読み取りシステムにおける着想は従来なかったものであり、そのような課題を解決したものはいまだ知られていない。
また、周波数ホッピング方式では、短い時間で周波数を切り替えるが、低電波強度点にあるRFIDタグに記憶された情報を読み取るためには適さない。これは、ある周波数の電波でRFIDタグと通信することができたとしても、所定の時間が経過すればRFIDタグに記憶されたすべての情報の読み取りが完了しているか否かに係らず周波数が切り替えられ、新しい周波数の電波では情報を読み取ることができるか否かは不明であるので、情報の読み取りを効率的におこなうことができないからである。
以上のようなことから、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合に、RFIDタグの読み取り成功率をいかに効率的に高めることができるかがRFIDタグの適用範囲の拡大を図る上で極めて重要な課題となってきている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、可動式のアンテナなどを設置することなく、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるリーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取るリーダライタ装置であって、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信する送信手段と、前記送信手段により送信された情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する受信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記送信手段は、RFIDタグに対して情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報を受信するまでに必要な時間が少なくとも経過した場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記送信手段は、RFIDタグが情報の送信要求を受け付けた場合に送信する情報の受信を開始した後、当該情報の受信が継続中であるか否かを判定し、情報の受信が継続中でない場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記送信手段は、前記RFIDタグに情報の送信要求を送信する場合に、前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる強度の電波を用いて情報の送信要求を送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、異なる周波数および異なる強度の電波を用いてRFIDタグに情報の送信要求を複数回送信し、前記受信手段によりRFIDタグから情報を複数回受信した場合に、受信した情報を併合する情報併合手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読み取り方法であって、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信する送信工程と、前記送信工程により送信された情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する受信工程と、を含んだことを特徴とする。
また、本発明は、RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読み取りプログラムであって、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信する送信手順と、前記送信手順により送信された情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する受信手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取るリーダライタ装置が、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信し、送信した情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信することとしたので、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグに対して情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報を受信するまでに必要な時間が少なくとも経過した場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することとしたので、周波数を変更するタイミングを適切に制御しながら、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグが情報の送信要求を受け付けた場合に送信する情報の受信を開始した後、当該情報の受信が継続中であるか否かを判定し、情報の受信が継続中でない場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することとしたので、周波数を変更するタイミングを適切に制御しながら、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、RFIDタグに情報の送信要求を送信する場合に、前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる強度の電波を用いて情報の送信要求を送信することとしたので、電波の周波数に加えて強度を変化させることにより、RFIDタグの読み取り成功率をさらに効率的に高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、異なる周波数および異なる強度の電波を用いてRFIDタグに情報の送信要求を複数回送信し、RFIDタグから情報を複数回受信した場合に、受信した情報を併合することとしたので、RFIDタグから読み取った情報を効率的に整理して利用することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るリーダライタがおこなう情報読み取り処理の原理について説明する図である。 図2は、電波の周波数を変化させた場合の電波強度分布の変化について説明する図である。 図3は、本実施例に係るリーダライタ10の機能構成を示す図である。 図4は、実施例1に係るリーダライタ10がおこなう情報読み取り処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、電波強度を変化させた場合の電波強度分布の変化について説明する図である。 図6は、実施例2に係るリーダライタ10がおこなう情報読み取り処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、金属3により電波が反射される様子を示す概念図である。 図8は、電波の反射により撹乱された電波強度分布の一例を示す図である。
符号の説明
1,10 リーダライタ
2,6 RFIDタグ
3 金属
5 リーダライタのアンテナ
7 電波の反射面
11 アンテナ
12 電波インターフェース部
13 書き込み・読み込み処理部
14 記憶部
15 インターフェース部
16 電波強度設定処理部
17 周波数設定処理部
以下に、本発明に係るリーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラムの実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本発明に係るリーダライタがおこなう情報読み取り処理の原理について説明する。図1は、本発明に係るリーダライタがおこなう情報読み取り処理の原理について説明する図である。
図1には、リーダライタのアンテナ5と、リーダライタと電波通信をおこなうRFIDタグ6と、金属などの電波の反射面7とが示されている。なお、このRFIDタグは、IC(Integrated Circuit)タグと呼ばれることもある。
電波の反射面7は、リーダライタのアンテナ5とRFIDタグ6とが通信をおこなう場合に用いられる電波を反射するが、リーダライタのアンテナ5と、RFIDタグ6と、電波の反射面7との間の距離関係が所定の関係となる場合には、電波強度が弱くなり、通信ができなくなってしまう。
これを具体的に説明すると、図1に示すように、リーダライタのアンテナ5と電波の反射面7との間の距離をL1、電波の反射面7とRFIDタグ6との間の距離をL2、リーダライタのアンテナ5とRFIDタグ6との間の距離をL3とすると、リーダライタのアンテナ5から送信され、RFIDタグ6に直接到達する直接波と、電波の反射面7により反射されてRFIDタグ6に到達する反射波との間の電波の位相差は以下のようになる。
(位相差)
={(L1+L2−L3)/(電波の波長)}×360°+(反射回数)×180°
...(式1)
なお、図1の例では、反射回数は1回である。
上記位相差が180°の奇数倍となる位置にRFIDタグ6がある場合には、直接波と反射波とが干渉し、電波の山と谷とが丁度重なってしまうので、電波強度が弱くなり、リーダライタはRFIDタグ6を検出できなくなる。
そこで、本発明では、通信に用いる電波の波長(周波数)を変化させ、位相差を180°の奇数倍から十分離れた値となるようにする。これにより、L1+L2−L3の値が0でない限り、リーダライタはRFIDタグ6を検出できるようになる。
ただし、電波の波長(周波数)を変化させると、それまでに検出できていたRFIDタグが検出できなくなる可能性があるため、それまでにRFIDタグから読み取った情報と電波の波長(周波数)を変化させることによりRFIDタグから読み取った情報とを併合する処理をおこなう。上記原理は、電波の経路と反射面とが複数ある場合(マルチパス反射)にも同様に当てはまるものである。
つぎに、電波の周波数を変化させた場合の電波強度分布の変化について説明する。図2は、電波の周波数を変化させた場合の電波強度分布の変化について説明する図である。
RFIDタグから情報を読み取る情報読み取り処理においては、リーダライタは、RFIDタグに対して、RFIDタグが記憶している情報を送信するよう要求する情報送信要求を所定の強度および周波数の電波を用いて送信する。
そして、リーダライタは、RFIDタグが情報の送信要求を受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する。ここで、リーダライタが受信する情報は、リーダライタにより送信された電波の強度が、図6で説明した通信可能電波強度レベル以上である位置にあるRFIDタグから送信されたものである。
一方、リーダライタは、電波の強度が通信可能電波強度レベル未満である位置にあるRFIDタグに記憶された情報は読み取ることができない。そのため、リーダライタは、異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を複数回送信し、電波強度分布を変化させてRFIDタグから情報を読み取る処理をおこなう。
ここで、無線通信における通信距離と電波の周波数との間の関係は、以下の式2および式3により表される。
(通信距離)
={(送信出力)×(受信ゲイン)×(電波の波長)2
/(4π)2/(受信側の消費電力)}1/2 ...(式2)
(電波の波長)
=(光速)/(電波の周波数) ...(式3)
これらの式から、電波の周波数を変化させることにより、通信距離を変化させることができることがわかる。すなわち、電波の周波数を変化させることにより、リーダライタから所定の距離にある電波の強度レベルを変化させることができる。
以上のことから、電波の周波数を変化させることにより、図1で説明したように、直接波と反射波との位相差を変化させ、また、図2で説明したように、電波の強度分布を変化させることにより、低電波強度点における電波強度を通信可能電波強度レベル以上にすることができ、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるようになる。
つぎに、本実施例に係るリーダライタの機能構成について説明する。図3は、本実施例に係るリーダライタ10の機能構成を示す図である。図3に示すように、このリーダライタ10は、アンテナ11、電波インターフェース部12、書き込み・読み込み処理部13、記憶部14、インターフェース部15、電波強度設定処理部16、周波数設定処理部17を有する。
電波インターフェース部12は、アンテナ11を介して電波をRFIDタグに送信し、また、RFIDタグにより送信された電波をアンテナ11を介して受信する処理部である。また、この電波インターフェース部12は、電波をRFIDタグに送信した後、所定の時間が経過したか否かを調べる。
この時間は、RFIDタグに情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報の受信が完了するまでに必要な時間以上に設定された時間である。電波インターフェース部12は、この時間ごとに周波数を変化させてRFIDタグに情報の送信要求を送信する。
書き込み・読み込み処理部13は、インターフェース部15を介して、ホストコンピュータ(図示せず)から書き込みまたは読み込みにかかる要求を受付けた場合に、RFIDタグに対するデータの書き込みまたは読み込みをおこなう処理部である。
また、書き込み・読み込み処理部13は、周波数を変化させてRFIDタグから情報を複数回読み取った場合に、読み取った情報を併合し、併合した情報をインターフェース部15を介してホストコンピュータに出力する。
情報を併合する際には、書き込み・読み込み処理部13は、RFIDタグから読み取ったRFIDタグのID(Identification)番号などの情報を基にして重複する情報があるか否かを判定し、重複する情報がある場合には、そのうちの1つの情報のみを採用する処理をおこなう。
記憶部14は、メモリなどの記憶デバイスである。この記憶部14は、インターフェース部15を介して書き込み・読み込み処理部13がホストコンピュータから受信したデータ、あるいは、電波インターフェース部12を介して書き込み・読み込み処理部13がRFIDタグから受信したデータなどを記憶する。インターフェース部15は、ホストコンピュータとの間で通信をおこなうネットワークインターフェースである。
電波強度設定処理部16は、RFIDタグに情報を送信する際に用いる電波の強度を設定する処理部である。周波数強度設定部17は、RFIDタグに情報を送信する際に用いる電波の周波数(波長)を設定する処理部である。具体的には、周波数設定処理部17は、所定の時間ごとにランダムに電波の周波数を選択する。
この時間は、RFIDタグに情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報の受信が完了するまでに必要な時間以上に設定される。なお、ここでは、周波数強度設定部17は、周波数をランダムに変化させることとしているが、周波数は正弦的に変化させてもよいし、段階的に変化させてもよい。
つぎに、本実施例1に係るリーダライタ10がおこなう情報読み取り処理の処理手順について説明する。図4は、実施例1に係るリーダライタ10がおこなう情報読み取り処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、リーダライタ10の周波数設定処理部17は、電波の周波数をランダムに選択する(ステップS101)。そして、電波インターフェース部12は、周波数設定処理部17により選択された周波数を有する電波を用いてRFIDタグに情報送信要求を送信する(ステップS102)。
その後、電波インターフェース部12は、RFIDタグから情報を受信し(ステップS103)、情報送信要求の送信処理が終了であるか否かを調べる(ステップS104)。情報送信要求の送信処理が終了であるか否かは、あらかじめ設定された時間が経過したか否かを調べることにより判定される。
情報送信要求の送信処理が終了でない場合には(ステップS104,No)、電波インターフェース部12は、所定の時間が経過したか否かを調べる(ステップS105)。この時間は、リーダライタ10がRFIDタグに情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報の受信が完了するまでに必要な時間以上(たとえば、100m秒など)に設定される。
所定の時間が経過していない場合には(ステップS105,No)、電波インターフェース部12は、再度所定の時間が経過するまで待機する。所定の時間が経過した場合には(ステップS105,Yes)、ステップS101に移行して、それ以降の処理を継続する。
ステップS104において、情報送信要求の送信処理が終了である場合には(ステップS104,Yes)、書き込み・読み込み処理部13は、RFIDタグから受信した情報を併合し(ステップS106)、併合した情報を、インターフェース部15を介してホストコンピュータに出力し(ステップS107)、この情報読み取り処理を終了する。
つぎに、本実施例1に係る情報読み取り処理の効果を検証した実験結果について示すこととする。まず、第1の実験では、2.45GHz帯の周波数を利用して電波通信をおこなうリーダライタおよびRFIDタグを用いて実験をおこなった。
具体的には、2.40GHz(波長12.5cm)から2.50GHz(波長12.0cm)までの周波数を14のチャネルに分割し、14のチャネルのうちの1つのチャネルを100m秒ごとにランダムに選択した。
この場合には、周波数を変更しない場合に比べて、2cmから3cm程度の範囲で発生した低電波強度点に位置するRFIDタグの読み取り成功率を高めることができることが確認された。
また、第2の実験では、UHF(Ultra High Frequency)帯の周波数を利用して電波通信をおこなうリーダライタおよびRFIDタグを用いて実験をおこなった。
具体的には、902MHz(波長33.3cm)から928MHz(波長32.3cm)までの周波数を30のチャネルに分割し、30のチャネルを100m秒ごとに段階的に選択した。
この場合には、周波数を変更しない場合に比べて、5cmから10cm程度の範囲で発生した低電波強度点に位置するRFIDタグの読み取り成功率を高めることができることが確認された。
上述してきたように、本実施例1では、RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取るリーダライタ10の電波インターフェース部12が、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信し、送信した情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信することとしたので、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができる。
また、本実施例1では、電波インターフェース部12が、RFIDタグに対して情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報を受信するまでに必要な時間が少なくとも経過した場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することとしたので、周波数を変更するタイミングを適切に制御しながら、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができる。
ところで、上記実施例1では、送信する電波の周波数を変化させながらRFIDタグから情報を読み取ることとしたが、さらに送信する電波の電波強度を変化させて情報の読み取り処理をおこなうこととしてもよい。そこで、本実施例2では、周波数と電波強度とを変化させて情報の読み取り処理をおこなう場合について説明する。
図5は、電波強度を変化させた場合の電波強度分布の変化について説明する図である。図5に示すように、リーダライタ10により送信された電波の強度が通信可能電波強度レベル未満となる位置にRFIDタグがある場合には、RFIDタグに記憶された情報は読み取ることができない。
しかしながら、リーダライタ10がRFIDタグに送信する電波の強度を変化させると、電波強度の空間的な分布が変わることにより低電波強度点における電波強度を通信可能電波強度レベル以上にすることができ、RFIDタグに記憶された情報が読み取れるようになる。
また、式2からも、送信電波の電波強度(送信出力)を変化させることにより、通信距離が変化することがわかる。すなわち、電波強度を変化させることにより、リーダライタから所定の距離にある電波の強度レベルを変化させることができる。
このように、送信電波の強度を変化させることによっても、低電波強度点における電波強度を通信可能電波強度レベル以上にすることができ、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができるようになる。
そのため、ここでは図1および図2で説明したようにリーダライタの電波の周波数を変化させるのに加えて、電波の強度を変化させることによりRFIDタグの読み取り成功率をさらに高めるようにリーダライタ10を構成している。
実施例2においては、図3に示した電波インターフェース部12は、RFIDタグからの情報の受信が継続中であるか否かを調べる。そして、電波インターフェース部12は、情報の受信が継続中でない場合に、電波の強度や周波数を変化させてRFIDタグに情報の送信要求を送信する。
ただし、電波インターフェース部12は、実施例1で説明したように、電波の強度や周波数を所定の時間ごとに変化させることとしてもよい。この時間は、RFIDタグに情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報の受信が完了するまでに必要な時間以上に設定される。
また、実施例2では、図3に示した電波強度設定処理部16は、RFIDタグに情報送信要求を送信する際に用いられる電波の強度を段階的に変化させる。ただし、電波強度設定処理部16は、電波の強度をランダムに変化させてもよいし、正弦的に変化させることとしてもよい。
また、図3に示した周波数設定処理部17は、電波強度設定処理部16が電波強度を変化させる情報の読み取り処理が終了した後、RFIDタグに情報送信要求を送信する際に用いられる電波の周波数を段階的に変化させる。ただし、周波数設定処理部17は、周波数をランダムに変化させてもよいし、正弦的に変化させることとしてもよい。
つぎに、本実施例2に係るリーダライタ10がおこなう情報読み取り処理の処理手順について説明する。図6は、実施例2に係るリーダライタ10がおこなう情報読み取り処理の処理手順を示すフローチャートである。
まず、リーダライタ10の電波インターフェース部12は、所定の周波数および電波強度でRFIDタグに対してRFIDタグに記憶された情報を送信するよう要求する情報送信要求を送信する(ステップS201)。
そして、電波インターフェース部12は、RFIDタグから情報を受信し(ステップS202)、情報の受信処理が継続中であるか否かを調べる(ステップS203)。情報の受信処理が継続中である場合には(ステップS203,Yes)、ステップS202に移行して、情報の受信処理を続行する。
情報の受信処理が継続中でない場合には(ステップS203,No)、電波強度設定処理部16は、段階的に設定する電波強度に未設定の電波強度が残っているか否かを調べる(ステップS204)。
未設定の電波強度が残っている場合には(ステップS204,Yes)、電波強度設定処理部16は、電波強度を変更する(ステップS205)。そして、電波インターフェース部12は、変更された電波強度でRFIDタグに情報送信要求を送信し(ステップS206)、ステップS202に移行してそれ以後の処理を継続する。
未設定の電波強度が残っていない場合には(ステップS204,No)、周波数設定処理部17は、RFIDタグに情報送信要求を送信するのに用いる電波の周波数を変更する(ステップS207)。
そして、電波インターフェース部12は、変更された周波数および所定の電波強度を有する電波を用いてRFIDタグに情報送信要求を送信し(ステップS208)、その情報送信要求に応じてRFIDタグにより送信された情報を受信する(ステップS209)。
その後、電波インターフェース部12は、RFIDタグから情報を受信する処理が継続中であるか否かを調べる(ステップS210)。情報の受信処理が継続中である場合には(ステップS210,Yes)、ステップS209に移行して、情報の受信処理を続行する。
情報の受信処理が継続中でない場合には(ステップS210,No)、周波数設定処理部17は、段階的に設定する周波数に未設定の周波数が残っているか否かを調べる(ステップS211)。未設定の周波数が残っている場合には(ステップS210,Yes)、ステップS204に移行して、それ以後の処理が継続される。
未設定の周波数が残っていない場合には(ステップS211,No)、書き込み・読み込み処理部13は、RFIDタグから受信した情報を併合し(ステップS212)、併合した情報を、インターフェース部15を介してホストコンピュータに出力し(ステップS213)、この情報読み取り処理を終了する。
なお、ここでは、電波強度を変化させる情報の読み取り処理を最初におこない、そのつぎに周波数を変化させる情報の読み取り処理をおこなう場合について説明したが、この順番は逆であってもかまわない。
つぎに、本実施例2に係る情報読み取り処理の効果を検証した実験結果について示すこととする。ここでは、2.45GHz帯の周波数を利用して電波通信をおこなうリーダライタおよびRFIDタグを用いて実験をおこなった。この実験では、周波数とともに電波強度も変化させ、RFIDタグに記憶された情報の読み取りをおこなっている。
具体的には、2.40GHz(波長12.5cm)から2.50GHz(波長12.0cm)までの周波数を14のチャネルに分割し、14のチャネルのうちの1つを100m秒ごとにランダムに選択した。また、電波強度は、同一チャネル内で2ワットから4ワットの範囲で正弦的に変化させた。
この場合、周波数を変更しない場合に比べて、2cmから3cm程度の範囲で発生した低電波強度点に位置するRFIDタグの読み取り成功率を高めることができることが確認され、さらに、実施例1で説明した第1の実験および第2の実験の場合よりもさらに読み取り成功率を高めることができた。
上述してきたように、本実施例2では、電波インターフェース部12が、RFIDタグに情報の送信要求を送信する場合に、前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる強度の電波を用いて情報の送信要求を送信することとしたので、電波の周波数に加えて強度を変化させることにより、RFIDタグの読み取り成功率をさらに効率的に高めることができる。
また、本実施例2では、電波インターフェース部12が、RFIDタグが情報の送信要求を受け付けた場合に送信する情報の受信を開始した後、当該情報の受信が継続中であるか否かを判定し、情報の受信が継続中でない場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは周波数とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することとしたので、周波数を変更するタイミングを適切に制御しながら、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることができる。
また、本実施例2では、電波インターフェース部12が、異なる周波数および異なる強度の電波を用いてRFIDタグに情報の送信要求を複数回送信し、RFIDタグから情報を複数回受信した場合に、書き込み・読み込み処理部13が、受信した情報を併合することとしたので、RFIDタグから読み取った情報を効率的に整理して利用することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示したリーダライタ10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、リーダライタ10の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、リーダライタ10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
なお、実施例1および実施例2で説明したリーダライタがおこなう情報読み取り方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。
このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係るリーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラムは、金属などの電波通信を撹乱する要素がある場合でも、RFIDタグの読み取り成功率を効率的に高めることが必要なリーダライタ装置、情報読み取り方法および情報読み取りプログラムに有用である。

Claims (7)

  1. RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取るリーダライタ装置であって、
    RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する受信手段と、
    を備えたことを特徴とするリーダライタ装置。
  2. 前記送信手段は、RFIDタグに対して情報の送信要求を送信してからRFIDタグにより送信されるすべての情報を受信するまでに必要な時間が少なくとも経過した場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することを特徴とする請求項1に記載のリーダライタ装置。
  3. 前記送信手段は、RFIDタグが情報の送信要求を受け付けた場合に送信する情報の受信を開始した後、当該情報の受信が継続中であるか否かを判定し、情報の受信が継続中でない場合に、RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信することを特徴とする請求項1に記載のリーダライタ装置。
  4. 前記送信手段は、前記RFIDタグに情報の送信要求を送信する場合に、前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる強度の電波を用いて情報の送信要求を送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載のリーダライタ装置。
  5. 異なる周波数および異なる強度の電波を用いてRFIDタグに情報の送信要求を複数回送信し、前記受信手段によりRFIDタグから情報を複数回受信した場合に、受信した情報を併合する情報併合手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のリーダライタ装置。
  6. RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読み取り方法であって、
    RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信する送信工程と、
    前記送信工程により送信された情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する受信工程と、
    を含んだことを特徴とする情報読み取り方法。
  7. RFIDタグとの間で無線通信をおこなうことによりRFIDタグに記憶された情報を読み取る情報読み取りプログラムであって、
    RFIDタグに対して前回情報の送信要求を送信した場合とは異なる周波数の電波を用いて情報の送信要求を送信する送信手順と、
    前記送信手順により送信された情報の送信要求をRFIDタグが受け付けた場合に当該RFIDタグにより送信される情報を受信する受信手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報読み取りプログラム。
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