JP2007024644A - 原子力プラント構成部材への放射性核種の付着抑制方法及び成膜装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 原子力プラントを構成する金属部材の表面に形成された汚染物を除去する除染工程の終了段階から前記原子力プラントの起動前までの期間に、鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する第2の薬剤と、前記第1と第2の薬剤の混合した処理液のpHを5.5〜9.0に調整する第3の薬剤とを、この順序で混合して前記金属部材の表面に接触させてフェライト皮膜を成膜し、該フェライト皮膜により前記金属部材の表面に放射性核種が付着するのを抑制する。
【選択図】 図1
Description
(1)原子力プラントを構成する金属部材の表面に鉄(II)イオンを吸着させ、前記吸着した鉄(II)イオンを20℃〜200℃において酸化して該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させることを含む、原子力プラント構成部材の放射性核種の付着抑制方法。
(2)鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とを、それぞれ別々に又はそれらを混合した処理液を、原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、20℃〜200℃において該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させることを含む、前記(1)記載の方法。
(3)処理液が、鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pH5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とを、この順に混合して得られるものである、前記(2)記載の方法。
(4)第3の薬剤が原子炉格納容器内で混合されることを特徴とする前記(2)又は(3)記載の方法。
(5)第1の薬剤がギ酸水溶液に金属鉄を溶解させた溶液であることを特徴とする前記(2)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6)第1の薬剤がギ酸鉄(II)を溶解した溶液であることを特徴とする前記(2)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7)第1の薬剤が、電解により金属鉄電極から溶出する鉄(II)イオンを含む溶液であることを特徴とする前記(2)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(8)第2の薬剤が過酸化水素であることを特徴とする前記(2)〜(7)のいずれかに記載の方法。
(9)第3の薬剤がヒドラジンであることを特徴とする前記(2)〜(8)のいずれかに記載の方法。
(10)第1の薬剤中の処理液中における鉄(II)イオン濃度に対する、第2の薬剤中の処理液中における過酸化水素濃度の比が1/4以下であることを特徴とする前記(2)〜(9)のいずれかに記載の方法。
(11)不活性ガスでバブリングされた第1の薬剤及び処理液を用いることを特徴とする前記(2)〜(10)のいずれかに記載の方法。
(12)原子力プラントを構成する金属部材が2系統の配管であって、処理液を2系統の間で交互にフィルアンドドレインすることによって該金属部材の表面へのフェライト皮膜の成膜が行なわれることを特徴とする前記(2)〜(11)のいずれかに記載の方法。
(13)フェライト皮膜の成膜時に処理液に浮遊する粒子状物質をフィルタで除去しながら、フェライト皮膜の成膜が行なわれることを特徴とする前記(2)〜(12)のいずれかに記載の方法。
(14)金属部材の表面に付着している酸化皮膜を含む汚染物を除去してから、前記フェライト皮膜の成膜が行なわれることを特徴とする前記(1)〜(13)のいずれかに記載の方法。
(15)汚染物の除去が、酸化除去と還元除去を繰返し行う化学除染により行われることを特徴とする前記(14)記載の方法。
(16)フェライト皮膜の成膜が、60℃〜100℃において行なわれることを特徴とする前記(1)〜(15)のいずれかに記載の方法。
(17)フェライト皮膜の成膜が、原子力プラントを構成する金属部材の表面に付着している汚染物を除去する除染工程の終了後から原子力プラントの起動までの間に行われることを特徴とする前記(1)〜(16)のいずれかに記載の方法。
(18)フェライト皮膜の成膜部位に自由液面が存在する場合において、気相部を不活性ガスでパージすることを特徴とする前記(1)〜(17)のいずれかに記載の方法。
(19)前記(1)〜(18)のいずれかに記載のフェライト皮膜の成膜後に、使用した薬剤の成分を常温常圧で気体の物質又は水へ分解することを含む前記(1)〜(18)のいずれかに記載の方法。
(20)使用した薬剤の成分を常温常圧で気体の物質又は水へ分解した後に、さらに前記(1)〜(18)のいずれかに記載のフェライト皮膜の成膜を行なうことを含む前記(19)記載の方法。
(21)a)処理液を貯留するサージタンク;と、
b)サージタンク内に貯留された処理液を吸引する循環ポンプ;と、
c)鉄(II)イオンを含む第1の薬剤を貯留する第1の薬液タンク;と、
d)前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤を貯留する第2の薬液タンク;と、
e)pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤を貯留する第3の薬液タンク;と、
f)循環ポンプにより吸引された処理液に第1の薬液タンク、第2の薬液タンク及び第3の薬液タンクからの薬剤を混合し、これを成膜対象の配管系に供給するための供給配管;と、
g)成膜対象の配管系から戻される処理液を前記サージタンクに戻す戻り管;と、
h)処理液の温度を60℃〜100℃に加熱する加熱手段;
とを備えてなり、第3の薬剤の注入位置は原子炉格納容器内に設置されていることを特徴とする原子力プラント構成部材の表面にフェライト膜を成膜するための成膜装置。
(22)処理液中のpH、処理液中の鉄(II)イオン濃度及び処理液の白金電極電位の少なくとも一つ以上を測定できる装置が設置されていることを特徴とする前記(21)記載の成膜装置。
(23)原子力プラントを構成する金属部材の表面に鉄(II)イオンを吸着させ、前記吸着した鉄(II)イオンを20℃〜200℃において酸化し、pHを5.5〜9.0に調整して該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させた原子力プラント構成部材。
(24)鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とを混合した処理液を原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、20℃〜200℃において該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させた前記(23)記載の原子力プラント構成部材。
(25)処理液として、鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pH5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とをこの順に混合して得られるものを用いる前記(24)記載の原子力プラント構成部材。
鉄(II)イオンを含む第1の薬剤としては、鉄(II)イオンを含む化合物又はその水溶液であれば特に限定されるものではなく、例えば、鉄と有機酸又は無機酸との塩の水溶液を用いることができる。特に、有機酸や炭酸は、使用後に二酸化炭素や水に分解することができるため好ましい。有機酸としては、例えば、ギ酸、マロン酸、ジグリコール酸、シュウ酸等を例示することができる。フェライト皮膜の生成量や均一性の観点から、第1の薬剤としてはギ酸鉄(II)の水溶液を用いることが好ましい。図3にギ酸鉄(II)及びジグリコール酸鉄(II)を用いた場合でのそれぞれのフェライト皮膜の生成量を相対値で示す。
第2の薬剤としては、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する作用を有する酸化剤又はその水溶液を用いることができる。
本発明の方法では、前記第1の薬剤及び第2の薬剤を含む処理液(好ましくは、水溶液)を用いるが、この処理液は所定の範囲のpHに調整して用いることが好ましい。そこで、本発明では第3の薬剤としてpH調整剤又はその水溶液を用いる。pH調整剤により処理液のpHは5.5〜9.0に調整される。本発明で用いられるpH調整剤としては特に限定されるものではなく、例えば、ヒドラジン等の有機塩基を用いることができる。
上記第1、第2及び第3の薬剤を用いて原子力プラントの金属構成部材の表面にフェライト膜を形成させる。
a)循環する処理液を貯留するサージタンク;と、
b)サージタンク内に貯留された処理液を吸引する循環ポンプ;と、
c)鉄(II)イオンを含む第1の薬剤を貯留する第1の薬液タンク;と、
d)前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤を貯留する第2の薬液タンク;と、
e)pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤を貯留する第3の薬液タンク;と、
f)第1の薬液タンク、第2の薬液タンク及び第3の薬液タンクからの薬剤と、循環ポンプにより吸引された処理液とを混合し、この処理液を成膜対象の配管系に供給するための供給配管;と、
g)成膜対象の配管系から戻される処理液を前記サージタンクに戻す戻り管;と、
h)処理液の温度を60℃〜100℃に加熱する加熱手段;
とを備えた成膜装置を用いて実施することができる。ここで、好ましくは、第3の薬剤の注入位置は原子炉格納容器内に設置される。
図6に原子力発電プラントの再循環配管に本発明の成膜装置を接続する場合の全体系統構成図を示し、図7にその成膜装置の詳細系統構成図を示す。
本発明方法を実施するに際しては、成膜装置30を処理対象の構成部材を含む配管系に連結する。例えば、図8のように、炉水再循環系の金属部材を処理対象とする場合は、原子炉1が停止されたときに原子炉1と炉水再循環配管22との連結をプラグ28と29で切り離し、炉水再循環配管22から分岐したバルブ12と13を介して成膜装置30を連結する。ここで、図8では図7に示した詳細な成膜装置30の一部を省略している。
次に、本実施形態の場合では、炉水と接する金属部材の表面に形成された放射性核種を取り込んだ酸化皮膜などの汚染物を、成膜装置30を用いて化学的な処理により除染する。なお、本発明の放射性核種の付着抑制方法を実施するに当たって、化学除染を実施することが好ましいが、汚染酸化皮膜が存在せずフェライト皮膜の処理対象である金属部材の表面が露出されていれば行なわなくてもよい。また、化学除染に代えて研磨などのような機械的な除染処理を行なってもよい。
2KMnO4+5C2O4H2+6H+→2K++2Mn2++10CO2+8H2O
(COOH)2+H2O2→2CO2+2H2O
N2H4+2H2O2→N2+4H2O
除染工程終了後、処理液を加熱する。バルブ49を閉じ、バルブ50を開いてフィルタ51への通水を開始する。処理液中に微細な固形物が残留していると、フェライト皮膜の生成処理の際に該固形物表面でも皮膜生成が生じて無駄な薬剤が使用されることになるため、これを防止するためにフィルタ51が使用される。なお、フィルタ51への通水を前記工程S2中に実施すると、高い放射能を含む固形物を捕捉してフィルタの線量率が高くなりすぎる恐れがあるため適切ではない。
フェライト皮膜を形成させるためには、鉄(II)イオンが成膜対象部の表面に吸着させる必要がある。この溶液中の鉄(II)イオンは溶存酸素によって下記式に従って鉄(III)イオンに酸化され、また生じた鉄(III)イオンは下記式に従って水酸化鉄として析出してくる。
4Fe2++O2+2H2O→4Fe3++4OH−
Fe3++3OH−→Fe(OH)3
続いて、処理対象の金属部材表面に吸着した鉄(II)イオンをフェライト化させるため、バルブ42を開いて薬液タンク46に貯留されている酸化剤(例えば、過酸化水素水)を処理液中に添加する。
最後に処理液のpHを5.5〜9.0に調整するため、バルブ38を開けて薬液タンク40からpH調整剤(例えば、ヒドラジン)を処理液中に添加する。第1、第2及び第3の薬剤が全て添加された処理液を処理対象部位に接触させてフェライト皮膜(例えば、マグネタイト皮膜)が形成される。
このようにして、フェライト皮膜の形成が十分であると認めれらる場合には、次の工程S8(廃液処理)へと進む。
フェライト皮膜が形成された後の処理液中には第1の薬剤で使用したギ酸や第3の薬剤で使用したヒドラジン等の物質が残存するので、処理液を廃棄する前に工程S8の廃液処理を実施してそれらを分解・除去しておくことが好ましい。これらの物質をイオン交換樹脂塔60で処理することもできるが、イオン交換樹脂の廃棄物が増えてしまうので、これらの物質は分解装置64で分解処理するのが好ましい。この分解処理により、ギ酸は下記式に従って二酸化炭素と水に、ヒドラジンは窒素と水に分解される。
HCOOH+H2O2→CO2+2H2O
N2H4+2H2O2→N2+4H2O
図10に、2系統の再循環系配管22を有する場合の系統構成図を示す。
成膜装置30は基本的に図8及び図7に示したものと同じであるが、両方の再循環系配管22に処理液を流すことができるように流路を切り替えるためのバルブを追加している点で異なる。
図11に、実施例3の系統構成図を示す。実施例3の実施形態は、実施例1(図7)の実施形態と比較して、装置及び配管の基本的な配置は同じだが、サージタンク31及び第1の薬剤の薬液タンク45に不活性ガス(例えば、窒素)のバブリング装置71を設置した点で異なる。
図12に、実施例4の系統構成図を示す。実施例4の実施形態は、実施例1(図7)の実施形態と比較して、装置及び配管の基本的な配置は同じだが、第1の薬剤の薬液タンク45に代わって、電解槽81が設置されており、電解槽81内で直流電源83から供給される電気で鉄板82(金属鉄電極)から溶解する鉄(II)イオンを利用する点で異なる。鉄(II)イオンを含む処理液は注入ポンプ43でフィルタ51を介して処理液配管35へと導かれる。
図13に、実施例5の系統構成図を示す。実施例5の実施形態は、実施例1(図7)の実施形態と比較して、装置及び配管の基本的な配置は同じだが、フィルタ51の下流側に分岐を設け、その先に鉄(II)イオン濃度測定用クロマトグラムが接続されて処理液中の鉄(II)イオン濃度が測定できるように構成されている点で異なる。
図16に、実施例6の手順をフローチャートにして示す。実施例1では、フェライト皮膜の形成が不十分だった場合に処理液に各薬剤を更に添加してフェライト皮膜形成処理を繰り返しているが、実施例6では、同じ処理液は使用せずに新たな処理液に交換してフェライト皮膜形成処理をする点で異なる。
2・・・主蒸気配管
3・・・タービン
4・・・復水器
5・・・復水ポンプ
6・・・復水浄化装置
7・・・給水ポンプ
8、9・・・給水加熱器
10・・・給水配管
11・・・原子炉格納容器
21・・・再循環ポンプ
22・・・再循環配管
28、29・・・プラグ
30・・・成膜装置
31・・・サージタンク
32、48・・・循環ポンプ
35・・・処理液配管
37・・・エゼクタ
39、43、44・・・注入ポンプ
40、45、46・・・薬液タンク
51・・・フィルタ
53・・・加熱器
58・・・冷却器
60・・・カチオン交換樹脂塔
62・・・混床樹脂塔
64・・・分解装置
81・・・電解槽
82・・・鉄板
83・・・直流電源
84・・・炭酸ガス供給装置
86・・・鉄(II)イオン濃度測定用イオンクロマトグラム
Claims (25)
- 原子力プラントを構成する金属部材の表面に鉄(II)イオンを吸着させ、前記吸着した鉄(II)イオンを20℃〜200℃において酸化して該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させることを含む、原子力プラント構成部材の放射性核種の付着抑制方法。
- 鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とを、それぞれ別々に又はそれらを混合した処理液を、原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、20℃〜200℃において該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させることを含む、請求項1記載の方法。
- 処理液が、鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pH5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とを、この順に混合して得られるものである、請求項2記載の方法。
- 第3の薬剤が原子炉格納容器内で混合されることを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
- 第1の薬剤がギ酸水溶液に金属鉄を溶解させた溶液であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の方法。
- 第1の薬剤がギ酸鉄(II)を溶解した溶液であることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の方法。
- 第1の薬剤が、電解により金属鉄電極から溶出する鉄(II)イオンを含む溶液であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の方法。
- 第2の薬剤が過酸化水素であることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項記載の方法。
- 第3の薬剤がヒドラジンであることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項記載の方法。
- 第1の薬剤中の処理液中における鉄(II)イオン濃度に対する、第2の薬剤中の処理液中における過酸化水素濃度の比が1/4以下であることを特徴とする請求項2〜9のいずれか1項記載の方法。
- 不活性ガスでバブリングされた第1の薬剤及び処理液を用いることを特徴とする請求項2〜10のいずれか1項記載の方法。
- 原子力プラントを構成する金属部材が2系統の配管であって、処理液を2系統の間で交互にフィルアンドドレインすることによって該金属部材の表面へのフェライト皮膜の成膜が行なわれることを特徴とする請求項2〜11のいずれか1項記載の方法。
- フェライト皮膜の成膜時に処理液に浮遊する粒子状物質をフィルタで除去しながら、フェライト皮膜の成膜が行なわれることを特徴とする請求項2〜12のいずれか1項に記載の方法。
- 金属部材の表面に付着している酸化皮膜を含む汚染物を除去してから、前記フェライト皮膜の成膜が行なわれることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の方法。
- 汚染物の除去が、酸化除去と還元除去を繰返し行う化学除染により行われることを特徴とする請求項14記載の方法。
- フェライト皮膜の成膜が、60℃〜100℃において行なわれることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項記載の方法。
- フェライト皮膜の成膜が、原子力プラントを構成する金属部材の表面に付着している汚染物を除去する除染工程の終了後から原子力プラントの起動までの間に行われることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記載の方法。
- フェライト皮膜の成膜部位に自由液面が存在する場合において、気相部を不活性ガスでパージすることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項記載の方法。
- 請求項1〜18のいずれか1項記載のフェライト皮膜の成膜後に、使用した薬剤の成分を常温常圧で気体の物質又は水へ分解することを含む請求項1〜18のいずれか1項記載の方法。
- 使用した薬剤の成分を常温常圧で気体の物質又は水へ分解した後に、さらに請求項1〜18のいずれか1項記載のフェライト皮膜の成膜を行なうことを含む請求項19記載の方法。
- a)処理液を貯留するサージタンク;と、
b)サージタンク内に貯留された処理液を吸引する循環ポンプ;と、
c)鉄(II)イオンを含む第1の薬剤を貯留する第1の薬液タンク;と、
d)前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤を貯留する第2の薬液タンク;と、
e)pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤を貯留する第3の薬液タンク;と、
f)循環ポンプにより吸引された処理液に第1の薬液タンク、第2の薬液タンク及び第3の薬液タンクからの薬剤を混合し、これを成膜対象の配管系に供給するための供給配管;と、
g)成膜対象の配管系から戻される処理液を前記サージタンクに戻す戻り管;と、
h)処理液の温度を60℃〜100℃に加熱する加熱手段;
とを備えてなり、第3の薬剤の注入位置は原子炉格納容器内に設置されていることを特徴とする原子力プラント構成部材の表面にフェライト膜を成膜するための成膜装置。 - 処理液中のpH、処理液中の鉄(II)イオン濃度及び処理液の白金電極電位の少なくとも一つ以上を測定できる装置が設置されていることを特徴とする請求項21記載の成膜装置。
- 原子力プラントを構成する金属部材の表面に鉄(II)イオンを吸着させ、前記吸着した鉄(II)イオンを20℃〜200℃において酸化し、pHを5.5〜9.0に調整して該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させた原子力プラント構成部材。
- 鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pHを5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とを混合した処理液を原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、20℃〜200℃において該金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜させた請求項23記載の原子力プラント構成部材。
- 処理液として、鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化するための第2の薬剤と、pH5.5〜9.0に調整するための第3の薬剤とをこの順に混合して得られるものを用いる請求項24記載の原子力プラント構成部材。
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