JP2007024257A - 電磁クラッチ付回転機 - Google Patents

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三起夫 松田
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Yasuo Tabuchi
泰生 田渕
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Abstract

【課題】 、回転機40の回転状態を検出する回転検出機構において、小型・低コストで高い検出精度を得る。
【解決手段】 電磁クラッチ1中で発生させる磁束の一部が洩れ、回転軸48を介して電磁クラッチ1とハウジング43との間に形成される洩れ磁束経路Φ´と、洩れ磁束経路Φ´に配設されて通過する洩れ磁束量を検出するホールIC22aと、洩れ磁束経路Φ´の一部を成して回転軸48で回転される洩れ磁束可変部52と、ホールIC22aで検出される洩れ磁束の変動から回転機40の回転状態を検出するECU20とで構成した。
これによれば、検出のための加工が不要であり、従来のコイルを利用した検出器と比べて小型となる。また、ノイズの影響を受けないことから磁石などの他磁性体を配置する必要もなく、低コストで高い検出精度を得ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、原動機から電磁クラッチを介して回転力の伝達を受ける圧縮機などの電磁クラッチ付回転機に関するものであり、特に、回転機のロック検出のための回転検出機構に関するものである。
車両において、空調システムや冷凍システムの構成機器としてコンプレッサーがある。このコンプレッサーは、エンジンの回転動力をベルトにて伝達して動力源としている。このため、コンプレッサーに故障が生じてコンプレッサーがロックした場合、ベルトがコンプレッサーのプーリー部で滑り、その熱により最悪の場合はベルトが切れ、他の機器にエンジン回転が伝達できないこととなる。
このため、コンプレッサーのロック状態を検知する手段がコンプレッサーには設けられている。このロック検出手段は、電磁クラッチの通電時にコンプレッサーの回転が検出されない場合、コンプレッサーがロック状態と判断するものである。このコンプレッサーの回転を検出する手段として、下記特許文献に開示された技術が知られている。
特許文献1の技術は、励磁コイルの通電時に生じる洩れ磁束によって、コンプレッサーの回転軸を通るバイパス磁路を形成すると共に、このバイパス磁路の影響を受ける磁気センサーを設ける。このバイパス磁路は、回転軸を覆うボス部を貫通する磁性材を備え、この磁性材と回転軸の形状変化(キー溝)によるエアギャップ変化によって、バイパス磁路の磁力を変化させ、その変化によって生じる磁気センサーの出力変化によって、コンプレッサーの回転を検出するものである。
また、特許文献2の技術は、電磁クラッチからの漏れ磁束を回転軸、回転軸と共動する可動部材および機体を結合する締結具に順次導通せしめて循環磁気回路を形成し、可動部材の周期運動を介して締結具との間に磁束変化を生じさせるとともに、上記磁気回路中の機外部分に取り付けた検出器により該磁束変化を検出し、その検出結果に基づいて圧縮機の回転数を検知するように構成したものである。
特開昭59−231226号公報 特開平6−299960号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ボス部に磁性材を貫通させる必要があるため、ボス部の強度低下や加工費の増大、および磁気センサーそのもののコスト増大を招くという問題点がある。また、上記特許文献2の技術は、コンプレッサーに加工は要らないものの、コイルを利用した検出器であるため、コイルと締結具とがアンテナとなってノイズの影響を受け易いという問題点がある。
また、検出電圧を大きくしようとするとコイルの巻き数を増やしたり、磁石などの他磁性体を配置する必要があり、検出器が大きくなったり、コストが増大したりする問題点がある。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、回転機の回転状態を検出する回転検出機構において、小型、低コストで高い検出精度を得ることのできる電磁クラッチ付回転機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項12に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、原動機(30)から電磁クラッチ(1)を介してその回転軸(48)に回転力を受ける回転機(40)であり、
電磁クラッチ(1)中で発生させる磁束の一部が洩れ、回転軸(48)を介して電磁クラッチ(1)と回転機(40)のハウジング(43)との間に形成される洩れ磁束経路(Φ´)と、
洩れ磁束経路(Φ´)に配設されて通過する洩れ磁束量を検出するホールIC(22a)と、
洩れ磁束経路(Φ´)の一部を成して回転軸(48)で回転される洩れ磁束可変部(52)と、
ホールIC(22a)で検出される洩れ磁束の変動から回転機(40)の回転状態を検出する回転検出手段(20)とにより構成されることを特徴としている。
これは、回転機(40)の回転状態を、電磁クラッチ(1)とハウジング(43)との間に設けたホールIC(22a)で洩れ磁束の変化を検出して検知するようにしたものである。この請求項1に記載の発明によれば、検出のための加工が不要であり、従来のコイルを利用した検出器と比べて小型となる。また、ノイズの影響を受けないことから磁石などの他磁性体を配置する必要もなく、低コストで高い検出精度を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電磁クラッチ付回転機において、電磁クラッチ(1)とハウジング(43)との間で洩れ磁束経路(Φ´)を形成するものとして、ハウジング(43)を固定する締結螺子部(63)を利用したことを特徴としている。この請求項2に記載の発明によれば、電磁クラッチ(1)とハウジング(43)との間に、洩れ磁束経路(Φ´)部を形成する必要がなくなるため、コストを抑えることができる。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の電磁クラッチ付回転機において、ホールIC(22a)を樹脂部(22b)でモールドしてキャップ状とし、締結螺子部(63)に被せた後、電磁クラッチ(1)で押さえて保持させたことを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、センサー用の保持部品が不要なことより、コストを抑えることができる。また、外部の環境や衝撃などからホールIC(22a)を保護することができる。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機において、ホールIC(22a)と電磁クラッチ(1)との間に磁性体(22c)を配設したことを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、微弱な洩れ磁束の変化であっても検出精度を高めることができる。
また、請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の電磁クラッチ付回転機において、ホールIC(22a)と磁性体(22c)とを樹脂部(22b)でモールドして一体としたことを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、ホールIC(22a)と磁性体(22c)との位置関係が安定して検出精度を安定させることができる。また、複数部品が一体となって取り扱い容易となることから製造コストを抑えることができる。
また、請求項6に記載の発明では、請求項4または請求項5に記載の電磁クラッチ付回転機において、磁性体(22c)として、電磁クラッチ(1)を構成する磁性体プレート(3b)を利用したことを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、検出精度向上部材と保持部材とを兼ねたうえ、部品点数を低減できることよりコストを抑えることができる。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機において、ホールIC(22a)の電源を、電磁クラッチ(1)の電源と共有したことを特徴としている。この請求項7に記載の発明によれば、回転検出手段(20)でもある制御手段(20)との間に取り回す電線の本数を低減できることよりコストを抑えることができる。
また、請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の電磁クラッチ付回転機において、ホールIC(22a)と電磁クラッチ(1)の電源線とを接続したものを樹脂部(22b)でモールドして一体としたことを特徴としている。この請求項8に記載の発明によれば、複数部品が一体となって取り扱い容易となることから製造コストを抑えることができる。
また、請求項9に記載の発明では、請求項8に記載の電磁クラッチ付回転機において、ホールIC(22a)と電磁クラッチ(1)の電源線とをモールドして一体とした樹脂部(22b)を、さらに電磁クラッチ(1)の励磁コイル(4)部分の樹脂部材(3a)にて電磁クラッチ(1)と一体としたことを特徴としている。この請求項9に記載の発明によれば、電磁クラッチ(1)の組み付けによってホールIC(22a)の組み付けも兼ねられることからより取り扱い容易となり、製造コストを抑えることができる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項1ないし請求項9のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機において、回転検出手段(20)は、回転軸(48)が回転すべき条件において、ホールIC(22a)からの信号電圧に所定の脈動が生じない場合、ロック状態と判断して電磁クラッチ(1)の電源を遮断することを特徴としている。この請求項10に記載の発明によれば、当検出値を回転検出機構としても利用することができるうえ、従来の回転数検出手段と同様に、検出される信号変化が回転数に対応しているか否かでロック検出機構としても利用することができる。
また、請求項11に記載の発明では、請求項1ないし請求項10のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機において、回転機(40)は圧縮機であることを特徴としている。この請求項11に記載の発明によれば、電磁クラッチ付圧縮機のロック検出機構に用いて好適である。
また、請求項12に記載の発明では、請求項11に記載の電磁クラッチ付回転機において、洩れ磁束可変部(52)として、斜版型可変容量圧縮機のラグプレート(52)を利用したことを特徴としている。これは、本発明がラグプレート(52)を利用して締結螺子部(63)との間に距離変化を設けることにより、洩れ磁束可変部(52)が容易に形成できることによる。この請求項12に記載の発明によってもコストを抑えることができる。ちなみに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態(請求項1〜3、10〜12に対応)について、添付の図1ないし図5を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態における車両用冷凍サイクルのコンプレッサー(圧縮機)40の回転に関するシステム模式図であり、図2は、本発明の第1実施形態における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との断面図である。まず、電磁クラッチ1の構造について図2を主に用いて説明する。電磁クラッチ1は、例えば、コンプレッサー40などの回転機に装着され、必要に応じて原動機としてのエンジン30(図1参照)の回転トルクをコンプレッサー40の回転軸48に伝達するものである。
電磁クラッチ1は、励磁手段であり閉磁路形成手段を成すステーター3と、その中に収容された励磁コイル4と、エンジン40によって回転駆動される入力回転体であり閉磁路形成手段を成すローター2と、励磁コイル4の発生する磁力によってローター2に被着する出力回転体であり閉磁路形成手段を成すアーマチャー5と、このアーマチャー5と一体に回転してコンプレッサー40の回転軸48に回転力を伝えるハブアッシー6とからなる。
励磁コイル4は、絶縁皮膜を施した銅線を巻いたもので、鉄などの磁性体製で断面コ字形のステーター3内に収容され、エポキシなどの樹脂部材3aによってステーター3内にモールド固定されている。尚、ステーター3は鉄などの磁性体製でリング状の磁性体プレートとしてのクラッチ底板3bに固定され、このクラッチ底板3bがコンプレッサー40のフロントハウジング(本発明で言うハウジング)43のボス部基部に第1サークリップ7で固定されることにより、ステーター3がコンプレッサー40に固定されている。
ローター2は、周囲にベルト31が掛け渡される(図1参照)プーリー部を有し、ベルト31を介して伝達されたエンジン30の回転動力によって回転する。ローター2は鉄などの磁性体製で、ステーター3を収容する断面コ字形を呈し、軸方向の前側面が平滑な摩擦面Mとして設けられている。また、ローター2は、摩擦面Mの内周寄り、および外周寄りに、励磁コイル4の通電時に発生する磁路を迂回させるための長孔2aがほぼ全周にわたって設けられている。
またローター2は、その内周に転がり軸受け8を備える。この転がり軸受け8は、コンプレッサー40の回転軸48を覆うフロントハウジング43のボス部の周囲で、ローター2を回転自在に支持するものである。転がり軸受け8の外輪はローター2の内周に固定されており、転がり軸受け8の内輪はフロントハウジング43のボス部の外周に装着され、第2サークリップ9によってボス部に固定されている。
アーマチャー5は、ローター2の摩擦面Mに所定間隙を隔てて対向配置されるもので、鉄などの磁性体より成ってリング状を呈する。このアーマチャー5は、ローター2の摩擦面Mと対向する面が同様の摩擦面Mとして設けられている。また、アーマチャー5は、摩擦面Mの中間部分に、励磁コイル4の通電時に発生する磁路を迂回させるための長孔5aがほぼ全周にわたって設けられている。
ハブアッシー6は、アーマチャー5に固定されたアウターハブ6aと、コンプレッサー40の回転軸48に固定されるインナーハブ6bと、アウターハブ6aとインナーハブ6bとを連結するクッションゴム6cとから構成される。アウターハブ6aは断面L字形の環状を呈し、円板部分がアーマチャー5と複数のリベットLによって固定されている。インナーハブ6bは、コンプレッサー40の回転軸48とスプライン嵌合されて回転軸48と一体に回転する。
クッションゴム6cは、アウターハブ6aの内周面とインナーハブ6bの外周面とに接着固定され、励磁コイル4の通電停止時にローター2の摩擦面Mとアーマチャー5の摩擦面Mとの間の間隙を所定間隙に保つように設定されている。また、クッションゴム6cは、弾性変形してアーマチャー5がローター2に被着するのを可能にし、励磁コイル4の通電が停止した際は、クッションゴム6cの復元力によってアーマチャー5を当初の位置に復帰させるものである。
電磁クラッチ1の制御手段であるECU20(図1参照)により、励磁コイル4は通電制御される。また、本発明の回転検出手段でありロック検出手段でもあるECU20は、後述するホールセンサー22を通過する洩れ磁束の変化を検知しており、その洩れ磁束の変化からコンプレッサー40のロックを検出した際には励磁コイル4の通電を停止する保護機能を果たすものである。尚、ECU20はリレー21を制御することによって、励磁コイル4の通電を制御している。
次に、コンプレッサー40の構造について図2を用いて説明する。本実施形態のコンプレッサー40は、斜板式の可変容量コンプレッサーである。図2中の41は、複数のシリンダボア41aを並設したシリンダブロックであり、このシリンダブロック41の前側端は、内部にクランク室42を形成したフロントハウジング43によって閉塞され、後側端は吸入室44および吐出室45を区画したリヤハウジング46によりバルブプレート47を介して閉塞されている。
48は、フロントハウジング43およびシリンダブロック41に、それぞれラジアル軸受49・50を介して回転可能に支持された回転軸であり、フロントハウジング43側の延出部にはシャフトシール(軸封装置)51が配設されている。そして、この回転軸48が先のプーリー2およびベルト31を介してエンジン30に連結され、そのエンジン30によって回転される。
また、複数のシリンダボア41aは、上記回転軸48の軸線と平行な軸線上に位置するようにシリンダブロック41の両端部間に同一円周上で所定間隔おきに貫通形成され、それらの内部にはピストン56が往復動可能に収容されている。本発明の洩れ磁束可変部となるラグプレート52は、クランク室42内において、回転軸48と一体回転可能に止着されている。そして、ラグプレート52にはヒンジ機構の一部を成すアーム52aが突設され、その先端にヒンジ機構の一部を成す長孔52bが形成されている。
また、略円板状を成す斜板54は、回転軸48上に傾斜角変位および軸方向摺動可能に嵌挿され、その一端面にはヒンジ機構の一部を成す係合ピン53が設けられ、先の長孔52bにこの係合ピン53を揺動自在に係入することにより、斜板54がラグプレート52に対して傾斜角θの変位可能にヒンジ連結されている。さらに、この斜板54の外周には、半球状からなる一対のシュー55が係合され、このシュー55を介してシリンダボア41a内に収容されたピストン56に連結されている。
57はコイルバネであり、回転軸48上においてコイルバネ57がラグプレート52と斜板54との間に設けられている。また58は、回転駆動系に作用する前方への軸推力を一括して受承するスラスト軸受であり、フロントハウジング43の内側壁、およびこれに対向するラグプレート52の双方に設けられたスラスト座面間に挟持されている。
そして、エンジン30によって回転軸48が回転されるとき、ラグプレート52およびヒンジ機構を介して斜板54が傾斜状態で回転され、各ピストン56がシリンダボア41a内において往復動される。なお、図中に示す傾斜角θが小さくなると、ピストン56の往復動のストロークが小さくなることで吐出容量を小さくできる。
なお59は、吸入室44とシリンダボア41aを連通する吸入ポートであり、60は、シリンダボア41aと吐出室45とを連通する吐出ポートである。61は、吐出室45からシリンダボア41aへ逆流することを防止する吐出弁である。62は、クランク室42と吸入室44および吐出室45との連通状態を調整することにより、クランク室42内の圧力を制御する制御弁である。
次に、本実施形態での発明の要部を説明する。上記のような電磁クラッチ1およびコンプレッサー40において、本実施形態では、電磁クラッチ1とフロントハウジング43との間にホールIC22aを設け、ここを通過する洩れ磁束の変化を検出してコンプレッサー40の回転状態を検知するようにしている。
ホールIC22aは、磁気センサーであるホール素子と、増幅・判別などの信号処理回路をワンチップ化したものであり、ホールセンサーとも呼ばれている。磁気検知により、非接触で回転数や位置などの計測ができることから、従来、車速センサーやクランク角センサーとして応用されている。なお、本実施形態のようなエンジンルームでは、環境温度が120℃以上と高いため、高温動作可能なICが使われている。
このような高温動作ICとして、Siと比べ磁気感度が高く、高温環境下における素子分離性能の優れたGaAs化合物半導体によるホールICがあり、現在では−50℃〜150℃の温度範囲において、200Gauss以内の磁界強度でスイッチング動作するGaAsホールICがある。磁気検出部であるGaAsホール素子は広いダイナミックレンジにおいて線形性が良好なため、アナログ磁気センサーとしても応用できるものである。
図3は、図2の部分断面図であり、主磁束経路Φと洩れ磁束経路Φ´とを示している。励磁コイル4で発生した磁束は、ステーター3→ローター2→被着したアーマチャー5→ローター2→ステーター3と、閉磁路の主磁束経路Φを形成している。また、励磁コイル4で発生した磁束の一部は、ステーター2→ローター2→アーマチャー5→ハブアッシー6→回転軸48→ラグプレート52→スルーボルト63→ステーター2と、1つの洩れ磁束経路Φ´を形成している。
そして、本発明は上述のようなホールIC22aを、洩れ磁束経路Φ´に配置したものである。より具体的には、ホールIC22aをポリエステルなどの樹脂材でモールドしてセンサーホルダー部(樹脂部)22bを形成し、全体でホールセンサー22としている。
また、センサーホルダー部22bはキャップ状に形成しており、ハウジング同士を締結する締結螺子部としてのスルーボルト63上に被せ、その上面を電磁クラッチ1のクラッチ底板3bで押さえることで保持している。これは、電磁クラッチ1とフロントハウジング43との間で洩れ磁束経路Φ´を形成する部位として、スルーボルト63を利用したものである。
図4は、図2中のA−A断面図であり、(a)はラグプレート52とスルーボルト63との間の隙間小の状態を示し、(b)は隙間大の状態を示している。このように、回転軸48の回転状況により、ホールIC22aを設けたスルーボルト63に洩れ磁束の変化が生じるよう、ラグプレート52の外形にはスルーボルト63との間の隙間が小さくなる部分と大きくなる部分とを形成している。
そして図5は、本発明の第1実施形態における洩れ磁束での回転検出方法を説明するグラフである。ラグプレート52を上記のようにすることにより、正常時は(a)に示すように、回転数に応じた電圧の脈動が得られることとなる。また、ロックなどの異常時は(b)に示すように、閾値に対して高い電圧Va、もしくは低い電圧Vbで一定となって脈動が得られないこととなる。
次に、本実施形態での特徴を説明する。まず、エンジン30から電磁クラッチ1を介してその回転軸48に回転力を受ける回転機40であり、電磁クラッチ1中で発生させる磁束の一部が洩れ、回転軸48を介して電磁クラッチ1と回転機40のハウジング43との間に形成される洩れ磁束経路Φ´と、洩れ磁束経路Φ´に配設され、通過する洩れ磁束量を検出するホールIC22aと、洩れ磁束経路Φ´の一部を成し、回転軸48で回転される洩れ磁束可変部52と、ホールIC22aで検出される洩れ磁束の変動から回転機40の回転状態を検出するECU20とにより構成されている。
これは、回転機40の回転状態を、電磁クラッチ1とハウジング43との間に設けたホールIC22aで洩れ磁束の変化を検出して検知するようにしたものである。これによれば、検出のための加工が不要であり、従来のコイルを利用した検出器と比べて小型となる。また、ノイズの影響を受けないことから磁石などの他磁性体を配置する必要もなく、低コストで高い検出精度を得ることができる。
また、電磁クラッチ1とハウジング43との間で洩れ磁束経路Φ´を形成するものとして、ハウジング43を固定するスルーボルト63を利用している。これによれば、電磁クラッチ1とハウジング43との間に、洩れ磁束経路Φ´部を形成する必要がなくなるため、コストを抑えることができる。
また、ホールIC22aをセンサーホルダー部22bでモールドしてキャップ状とし、スルーボルト63に被せた後、電磁クラッチ1で押さえて保持させている。これによれば、センサー用の保持部品が不要なことより、コストを抑えることができる。また、外部の環境や衝撃などからホールIC22aを保護することができる。
また、ECU20は、回転軸48が回転すべき条件において、ホールIC22aからの信号電圧に所定の脈動が生じない場合、ロック状態と判断して電磁クラッチ1の電源を遮断してベルト31の破損などを防止するようにしている。これによれば、当検出値を回転検出機構としても利用することができるうえ、従来の回転数検出手段と同様に、検出される信号変化が回転数に対応しているか否かでロック検出機構としても利用することができる。
また、回転機40はコンプレッサーである。これによれば、電磁クラッチ付コンプレッサーのロック検出機構に用いて好適である。また、洩れ磁束可変部52として、斜版型可変容量コンプレッサーのラグプレート52を利用している。これは、本発明がラグプレート52を利用してスルーボルト63との間に距離変化を設けることにより、洩れ磁束可変部52が容易に形成できることによる。これによってもコストを抑えることができる。
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態(請求項4、5に対応)における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との部分断面図である。上述した第1実施形態と異なる特徴点として、ホールIC22aと電磁クラッチ1との間に磁性体としての鉄片22cを配設している。これによれば、微弱な洩れ磁束の変化であっても検出精度を高めることができる。
また、ホールIC22aと鉄片22cとをセンサーホルダー部22bでモールドして一体としている。これによれば、ホールIC22aと鉄片22cとの位置関係が安定して検出精度を安定させることができる。また、複数部品が一体となって取り扱い容易となることから製造コストを抑えることができる。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態(請求項6に対応)における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との部分断面図である。上述した各実施形態と異なる特徴点として、磁性体22cとして、電磁クラッチ1を構成するクラッチ底板3bの一部を曲げて利用したものである。これによれば、検出精度向上部材と保持部材とを兼ねたうえ、部品点数を低減できることよりコストを抑えることができる。
(第4実施形態)
図8は、本機における電気回路図であり、(a)は通常の接続方法を示し、(b)は本発明の第4実施形態(請求項7に対応)における接続方法を示す。ホールIC22aには電圧を発生させるための電源が必要であり、通常は、ホールIC22aの全ての電源線・信号線を回転検出手段でもあるECU20に接続する。しかし、本実施形態の特徴点として、ホールIC22aの電源を、電磁クラッチ1へコイル電源を供給するためにバッテリBからリレー21を介して導入される線と共有している。これによれば、ECU20との間に取り回す電線の本数を低減できることよりコストを抑えることができる。
(第5実施形態)
図9は、本発明の第5実施形態(請求項8、9に対応)における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との部分断面図であり、図10は図9中のB−B断面図である。上述した各実施形態と異なる特徴点として、ホールIC22aと電磁クラッチ1の電源線とを接続したものをセンサーホルダー22bでモールドして一体としている。これによれば、複数部品が一体となって取り扱い容易となることから製造コストを抑えることができる。
また、そのホールIC22aと電磁クラッチ1の電源線とをモールドして一体としたセンサーホルダー22bを、さらに電磁クラッチ1の励磁コイル4部分の樹脂部材3aにて電磁クラッチ1と一体としている。これによれば、電磁クラッチ1の組み付けによってホールIC22aの組み付けも兼ねられることからより取り扱い容易となり、製造コストを抑えることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ホールIC22aの出力に脈動が無いことでコンプレッサー40のロック状態を検知しているが、ホールIC22aの出力と比較電圧とを使ってパルス信号として取り出し、ECU20内でエンジン回転数などと回転数を比較して、コンプレッサー40のロック状態を検知するようにしても良い。
本発明の実施形態における車両用冷凍サイクルのコンプレッサー40の回転に関するシステム模式図である。 本発明の第1実施形態における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との断面図である。 図2の部分断面図であり、主磁束経路Φと洩れ磁束経路Φ´とを示す。 図2中のA−A断面図であり、(a)はラグプレート52とスルーボルト63との間の隙間小の状態を示し、(b)は隙間大の状態を示す。 本発明の第1実施形態における洩れ磁束での回転検出方法を説明するグラフであり、(a)は正常時を示し、(b)は異常時を示す。 本発明の第2実施形態における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との部分断面図である。 本発明の第3実施形態における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との部分断面図である。 本機における電気回路図であり、(a)は通常の接続方法を示し、(b)は本発明の第4実施形態における接続方法を示す。 本発明の第5実施形態における電磁クラッチ1とコンプレッサー40との部分断面図である。 図9中のB−B断面図である。
符号の説明
1…電磁クラッチ
3a…樹脂部材
3b…クラッチ底板(磁性体プレート)
4…励磁コイル
20…ECU(回転検出手段、制御手段)
22a…ホールIC
22b…センサーホルダー(樹脂部)
22c…鉄片(磁性体)
30…エンジン(原動機)
40…コンプレッサー(回転機、圧縮機)
43…フロントハウジング(ハウジング)
48…回転軸
52…ラグプレート(洩れ磁束可変部)
63…スルーボルト(締結螺子部)
Φ´…洩れ磁束経路

Claims (12)

  1. 原動機(30)から電磁クラッチ(1)を介してその回転軸(48)に回転力を受ける回転機(40)であり、
    前記電磁クラッチ(1)中で発生させる磁束の一部が洩れ、前記回転軸(48)を介して前記電磁クラッチ(1)と前記回転機(40)のハウジング(43)との間に形成される洩れ磁束経路(Φ´)と、
    前記洩れ磁束経路(Φ´)に配設されて通過する洩れ磁束量を検出するホールIC(22a)と、
    前記洩れ磁束経路(Φ´)の一部を成して前記回転軸(48)で回転される洩れ磁束可変部(52)と、
    前記ホールIC(22a)で検出される洩れ磁束の変動から前記回転機(40)の回転状態を検出する回転検出手段(20)とにより構成されることを特徴とする電磁クラッチ付回転機。
  2. 前記電磁クラッチ(1)と前記ハウジング(43)との間で前記洩れ磁束経路(Φ´)を形成するものとして、前記ハウジング(43)を固定する締結螺子部(63)を利用したことを特徴とする請求項1に記載の電磁クラッチ付回転機。
  3. 前記ホールIC(22a)を樹脂部(22b)でモールドしてキャップ状とし、前記締結螺子部(63)に被せた後、前記電磁クラッチ(1)で押さえて保持させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁クラッチ付回転機。
  4. 前記ホールIC(22a)と前記電磁クラッチ(1)との間に磁性体(22c)を配設したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機。
  5. 前記ホールIC(22a)と前記磁性体(22c)とを前記樹脂部(22b)でモールドして一体としたことを特徴とする請求項4に記載の電磁クラッチ付回転機。
  6. 前記磁性体(22c)として、前記電磁クラッチ(1)を構成する磁性体プレート(3b)を利用したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電磁クラッチ付回転機。
  7. 前記ホールIC(22a)の電源を、前記電磁クラッチ(1)の電源と共有したことを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機。
  8. 前記ホールIC(22a)と前記電磁クラッチ(1)の電源線とを接続したものを前記樹脂部(22b)でモールドして一体としたことを特徴とする請求項7に記載の電磁クラッチ付回転機。
  9. 前記ホールIC(22a)と前記電磁クラッチ(1)の電源線とをモールドして一体とした前記樹脂部(22b)を、さらに前記電磁クラッチ(1)の励磁コイル(4)部分の樹脂部材(3a)にて前記電磁クラッチ(1)と一体としたことを特徴とする請求項8に記載の電磁クラッチ付回転機。
  10. 前記回転検出手段(20)は、前記回転軸(48)が回転すべき条件において、前記ホールIC(22a)からの信号電圧に所定の脈動が生じない場合、ロック状態と判断して電磁クラッチ(1)の電源を遮断することを特徴とする請求項1ないし請求項9のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機。
  11. 前記回転機(40)は圧縮機であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のうちいずれか1項に記載の電磁クラッチ付回転機。
  12. 前記洩れ磁束可変部(52)として、斜版型可変容量圧縮機のラグプレート(52)を利用したことを特徴とする請求項11に記載の電磁クラッチ付回転機。
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