JPH06159392A - 電磁クラッチ付回転機の回転検出装置 - Google Patents

電磁クラッチ付回転機の回転検出装置

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JPH06159392A
JPH06159392A JP4311716A JP31171692A JPH06159392A JP H06159392 A JPH06159392 A JP H06159392A JP 4311716 A JP4311716 A JP 4311716A JP 31171692 A JP31171692 A JP 31171692A JP H06159392 A JPH06159392 A JP H06159392A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic force
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electromagnetic coil
rotor
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JP4311716A
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English (en)
Inventor
Akio Matsuoka
彰夫 松岡
Toshihiro Hayashi
敏弘 林
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転機側に加工を施すことなく、電磁コイル
の漏れ磁束を利用して電磁クラッチの通電時の回転機の
回転状態を検出する。 【構成】 電磁コイル6、ステータ5をボス部13へ固
定する支持部材11に磁気センサ26を設ける。電磁コ
イル6のON時に生じる漏れ磁束により、転がり軸受16
の内輪18を介する漏れ磁束磁路27を形成する。この
漏れ磁束磁路27は、インナーハブ22から磁力を内輪
18へ案内する第1磁力案内部材29と、内輪18から
磁力を磁気センサ26を介して支持部材11に案内する
第2磁力案内部材30とを、電磁クラッチ1に設けてな
る。第1磁力案内部材29は突起31を備え、インナー
ハブ22が回転することにより、第2サークリップ20
の突出部28と突起31との距離が変化して漏れ磁束磁
路27の磁気空隙Aが変化し、磁気センサ26によって
冷媒圧縮機2の回転を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転動力の断続を行う
電磁クラッチの異常を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用冷凍サイクルの冷媒圧縮
機に使用される電磁クラッチに、冷媒圧縮機のロックを
検出するための冷媒圧縮機の回転検出装置を備えた構造
が考案されている。この回転検出装置は、電磁クラッチ
の通電時に、冷媒圧縮機の回転速度を検出し、電磁クラ
ッチの通電時に冷媒圧縮機の回転が停止している場合に
冷媒圧縮機のロックを検出するものである。冷媒圧縮機
の回転を検出する手段としては、特開昭59−2312
26号公報に開示された技術が知られている。この技術
は、電磁コイルの通電時に生じる漏れ磁束によって、冷
媒圧縮機の回転軸を通るバイパス磁路を形成するととも
に、このバイパス磁路の影響を受ける磁気センサを設け
る。このバイパス磁路は、回転軸を覆うボス部を貫通す
る磁性材を備え、この磁性材と、回転軸の形状変化(キ
ー溝)によるエアギャップ変化によって、バイパス磁路
の磁力を変化させ、その変化によって生じる磁気センサ
の出力変化によって、冷媒圧縮機の回転を検出するもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記公報に
開示された技術では、ボス部に磁性材を貫通させる必要
があるため、ボス部の強度が低下する不具合を有すると
ともに、ボス部に磁性材を貫通させるための加工が必要
となり、追加加工により回転検出のためのコストが高く
なる不具合を有していた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、回転機側に加工を加えることなく、
漏れ磁束を利用して電磁クラッチの通電時の回転機の回
転状態を検出することのできる電磁クラッチの提供にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁クラッチ付
回転機の回転検出装置は、次の技術的手段を採用した。
電磁クラッチ付回転機の回転検出装置は、回転機の回転
軸を覆うハウジングのボス部の外周上に転がり軸受を介
して回転自在に支持されて回転駆動される磁性体材料よ
りなるロータ、このロータに所定間隙を介して配置さ
れ、前記ロータに摩擦係合可能な磁性体材料よりなるア
ーマチュア、このアーマチュアに結合され、このアーマ
チュアが前記ロータに摩擦係合することにより前記ロー
タの回転動力を受けて回転し、前記回転軸に動力の伝達
を行う磁性体材料よりなる回転従動体、通電状態で磁力
を発生して前記ロータと前記アーマチュアとを係合する
電磁コイル、この電磁コイルを保持する磁性体材料より
なるステータ、および前記ハウジングに固定され、前記
ステータを介して前記電磁コイルを支持する支持部材を
有する電磁クラッチとを備える。前記転がり軸受の内輪
および前記ハウジングの少なくとも一方は、磁性体材料
により構成される。前記回転従動体は、この回転従動体
と一体に回転する磁性体材料よりなる第1磁力案内部材
を備え、この第1磁力案内部材の先端側が、前記内輪も
しくは前記ボス部に対向し、前記回転従動体の回転に伴
って前記第1磁力案内部材と前記内輪もしくは前記ボス
部との間の磁気空隙が変化するように構成される。ま
た、前記ハウジングは、磁性体材料よりなる第2磁力案
内部材を備え、この第2磁力案内部材は、前記内輪もし
くは前記ハウジングと、前記ステータとの間の磁力案内
を行うように構成される。さらに、前記磁気空隙の変化
によって生じる磁束変化を検出する磁気センサを備え、
この磁気センサによって前記回転機の回転を検出する。
【0006】
【発明の作用】電磁コイルが通電されると、電磁コイル
の発生する磁力によって、ロータとアーマチュアとが係
合し、ロータの回転動力が回転従動体へ伝わり、回転従
動体を介して回転機の回転軸を回転駆動する。電磁コイ
ルが通電を受ける際、電磁コイルの生じる磁束の漏れに
よって、第1磁力案内部材、前記内輪もしくは前記ボス
部、第2磁力案内部材を通る磁路が形成される。この漏
れ磁束による磁路は、回転従動体の回転に応じて磁路中
の磁気空隙が変化するため、この磁気空隙変化によって
磁気センサの出力が変化する。そして、磁気センサの出
力変化に応じて、回転機の回転を検出する。
【0007】
【発明の効果】本発明の電磁クラッチ付回転機の回転検
出装置は、従来技術で示したように、回転機に加工を加
えることなく、電磁コイルの漏れ磁束によって磁路を形
成するため、ボス部の強度の低下を招くことなく、かつ
低いコストによって、回転機の回転を検出することがで
きる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の電磁クラッチ付回転機の回転
検出装置を、図に示す一実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図4は本発明の実施例を示
すもので、図1は電磁クラッチの断面図、図2は電磁ク
ラッチ付回転機の回転検出装置の概略図を示す。本実施
例の電磁クラッチ1は、車両用冷凍サイクルの冷媒圧縮
機2(回転機の一例)に装着されて、必要に応じてエン
ジン3の回転トルクを冷媒圧縮機2の回転軸4に伝達す
るものである。電磁クラッチ1は、ステータ5内に収容
された電磁コイル6と、エンジン3によって回転駆動さ
れるロータ7と、電磁コイル6の発生する磁力によって
ロータ7に被着するアーマチュア8と、このアーマチュ
ア8と一体に回転して冷媒圧縮機2の回転軸4に回転動
力を伝えるハブアッシー9(本発明の回転従動体)とか
らなる。
【0009】電磁コイル6は、絶縁皮膜を施した導線を
巻いたもので、鉄などの磁性体製で断面コ字形のステー
タ5内に収容され、エポキシ等の樹脂部材10によって
ステータ5内にモールド固定されている。なお、ステー
タ5は、リング状の支持部材11に固定され、この支持
部材11(鉄などの磁性体製)が冷媒圧縮機2のハウジ
ング12(アルミニウム製)のボス部13の基部に第1
サークリップ14で固定されることによって、ステータ
5が冷媒圧縮機2に固定される。
【0010】ロータ7は、周囲にベルト15aが掛け渡
されるプーリ15を有し、ベルト15aを介して伝達さ
れたエンジン3の回転動力によって回転する。ロータ7
は、鉄などの磁性体製で、ステータ5を収容する断面コ
字形を呈し、軸方向の一端面が平滑な摩擦面として設け
られている。また、ロータ7は、摩擦面の内周寄りおよ
び外周寄りに、電磁コイル6の通電時に発生する磁路を
迂回させるための長孔7aがほぼ全周に亘って設けられ
ている。ロータ7は、その内周に転がり軸受16を備え
る。この転がり軸受16は、冷媒圧縮機2の回転軸4を
覆うハウジング12のボス部13の周囲で、ロータ7を
回転自在に支持するもので、鉄などの磁性体製の外輪1
7、内輪18、および2列に配された複数の球19より
構成される。外輪17はロータ7の内周に固定されたも
ので、内輪18はボス部13の外周に装着され、第2サ
ークリップ20によってボス部13に固定されたもので
ある。
【0011】アーマチュア8は、ロータ7の摩擦面に所
定間隙を隔てて対向配置されるもので、鉄などの磁性体
よりなるリング状を呈する。このアーマチュア8は、ロ
ータ7の摩擦面と対向する面が平滑な摩擦面として設け
られている。また、アーマチュア8は、摩擦面の中間部
分に、電磁コイル6の通電時に発生する磁路を迂回させ
るための長孔8aがほぼ全周に亘って設けられている。
【0012】ハブアッシー9は、アーマチュア8に固定
されたアウターハブ21と、冷媒圧縮機2の回転軸4に
固定されるインナーハブ22と、アウターハブ21とイ
ンナーハブ22を連結するクッションゴム23とから構
成されている。アウターハブ21は、断面L字形の環状
を呈し、円板部分がアーマチュア8と複数のリベット2
4で固定されている。インナーハブ22は、冷媒圧縮機
2の回転軸4にスプライン嵌合されて、回転軸4と一体
に回転する。クッションゴム23は、アウターハブ21
の内周面とインナーハブ22の外周面とに接着固定さ
れ、電磁コイル6の通電停止時にロータ7の摩擦面とア
ーマチュア8の摩擦面との間の間隙を所定間隙(例えば
0.5mm)に保つように設定されている。また、クッシ
ョンゴム23は、弾性変形してアーマチュア8がロータ
7に被着するのを可能にし、電磁コイル6の通電が停止
した際にクッションゴム23の復元力によって、アーマ
チュア8を当初の位置に復帰させるものである。
【0013】電磁クラッチ1の電磁コイル6は、制御回
路25によって通電制御される。本実施例の制御回路2
5は、冷媒圧縮機2のロックを検出し、ロックを検出し
た際に電磁コイル6の通電を停止する保護機能を果たす
ものである。制御回路25による電磁コイル6の通電制
御は、エアコンスイッチ(図示しない)に連動して作動
し、常時電磁コイル6を通電する、周期的に電磁コイル
6を通電する、あるいは車内の温度と設定温度との差に
応じて電磁コイル6を通電するなど、周知な技術によっ
て制御されるものである。なお、制御回路25は、リレ
ー25aを制御することによって、電磁コイル6の通電
を制御している。
【0014】一方、電磁クラッチ1には、制御回路25
によって冷媒圧縮機2のロックを検出するべく、冷媒圧
縮機2の回転を検出する回転検出手段が設けられてい
る。この回転検出手段は、磁気を検出する磁気センサ2
6と、冷媒圧縮機2の回転に応じて磁気センサ26を通
る磁束を変化させる磁力変化手段とからなる。磁気セン
サ26は、例えば径の小さなコイルで、図3に示すよう
に、支持部材11に固定され、その信号の取出線は電磁
コイル6のターミナルと同時に樹脂モールドされ、絶縁
固定されている。また、磁気変化手段は、電磁コイル6
の通電時に生じる漏れ磁束によって、回転従動体を構成
するインナーハブ22、転がり軸受16の内輪18、支
持部材11を通る漏れ磁束磁路27(図1の一点鎖線参
照)を形成するもので、この漏れ磁束磁路27を形成す
るために、回転従動体を構成するインナーハブ22に
は、アーマチュア8を介してインナーハブ22の受ける
磁束を、第2サークリップ20両端の外周に向かって突
出する突出部28(図4参照)を介して内輪18に案内
するためのリング状の第1磁力案内部材29が溶接等に
よって固定されている。また、漏れ磁束磁路27を形成
するために、ボス部13の周囲には、内輪18に伝達さ
れた磁束を支持部材11に案内するリング状のリング体
30が、内輪18とボス部13とに挟まれた状態で固定
されている。なお、この支持部材11とリング体30と
は、ステータ5と内輪18との間で磁力の案内を行う本
発明の第2磁力案内部材である。そして、第1磁力案内
部材29の端部は、第2サークリップ20に対向して設
けられるとともに、第1磁力案内部材29の端部には、
回転従動体を構成するインナーハブ22の回転に応じ
て、第2サークリップ20の突出部28との磁気空隙A
を変化させる突起31(図4参照)が、1つまたは複数
設けられている。これによって、冷媒圧縮機2の回転に
応じて漏れ磁束磁路27の磁束が変化する。
【0015】なお、制御回路25の保護機能は、電磁コ
イル6に通電指示を与える状態で、磁気センサ26で検
出される冷媒圧縮機2の回転速度が低い時、あるいはエ
ンジン3の回転速度比に比較して磁気センサ26で検出
される冷媒圧縮機2の回転速度比が小さいときなどに、
冷媒圧縮機2にロックが発生したと判断し、電磁クラッ
チ1の通電をOFF して、電磁クラッチ1の発熱、および
その発熱による不具合(例えば、変形、焼付など)を防
ぐものである。なお、冷媒圧縮機2のロックを検出した
際に、車両計器盤部に設けた表示装置を作動させて乗員
に保護機能が作動している旨(冷媒圧縮機2のロック状
態)を表示するように設けても良い。
【0016】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を説明する。エアコンスイッチがONされ、制御回路25
が電磁クラッチ1を通電する信号を出力し、電磁コイル
6が通電されて冷媒圧縮機2が回転する場合は、冷媒圧
縮機2の回転軸4に連結されているインナーハブ22が
回転しており、インナーハブ22に固定された第1磁力
案内部材29が回転する。この第1磁力案内部材29が
回転することにより、第1磁力案内部材29に設けられ
た突起31が回転し、突起31の回転によって、突起3
1と第2サークリップ20の突出部28との距離が接近
した際に、電磁コイル6の漏れ磁束によって漏れ磁束磁
路27の磁気空隙Aが最小になり、漏れ磁束磁路27の
磁束が急激に大きくなる。この磁力の変化を磁気センサ
26が検出するため、この磁気センサ26の出力変化に
よって、制御回路25は冷媒圧縮機2の回転を検出する
ことができる。そして、冷媒圧縮機2が回転する場合
は、正常な状態であるため、電磁コイル6への通電を続
行する。エアコンスイッチがONされ、制御回路25が電
磁クラッチ1を通電する信号を出力し、電磁コイル6が
通電されても、冷媒圧縮機2が回転しない場合は、冷媒
圧縮機2の回転軸4に連結されているインナーハブ22
の回転が停止しており、インナーハブ22に固定された
第1磁力案内部材29の回転も停止している。このた
め、第1磁力案内部材29に設けられた突起31も回転
を停止する。これによって、電磁コイル6の漏れ磁束に
よって形成される漏れ磁束磁路27の磁気空隙Aは変化
せず、磁気センサ26の出力は変化しない。このよう
に、電磁コイル6が通電されても、磁気センサ26の出
力が変化しないことにより、制御回路25は冷媒圧縮機
2が回転していないことを検出し、電磁コイル6への通
電を停止する。
【0017】〔実施例の効果〕電磁コイル6の通電時に
生じる漏れ磁束によって形成する漏れ磁束磁路27は、
アーマチュア8に伝えられた磁力を、インナーハブ2
2、第1磁力案内部材29、第2サークリップ20、内
輪18、リング体30、支持部材11を介してステータ
5に伝えるもので、従来のように、ボス部13に磁性体
を貫通させる加工を施す必要がなく、既存の電磁クラッ
チの一部を変更する簡単な構成で本発明を実施できる。
このため、ボス部13の強度の低下を招くことなく、か
つ低いコストによって、冷媒圧縮機2のロックを検出す
ることができる。
【0018】〔変形例〕上記の実施例では、磁気センサ
の一例としてコイルを例に示したが、磁気抵抗素子やホ
ール素子など、他の磁気センサを用いても良い。転がり
軸受の一例としてボールベアリングを例に示したが、ロ
ーラベアリングなどの他の転がり軸受にも適用可能なも
のである。また、リング体30と支持部材11とによっ
て、第2磁力案内部材を構成した例を示したが、リング
体30の外周をステータ5の近傍まで延長できる場合
は、このリング体30のみで第2磁力案内部材が構成さ
れるので、支持部材11を磁性体材料で作らなくても良
い。また、ハウジング12を鉄などの磁性体材料で形成
する場合は、支持部材11を磁性体材料で作れば支持部
材11のみで第2磁力案内部材が構成されるので、リン
グ体30を廃止できる。本発明を冷媒圧縮機の動力の断
続を行う電磁クラッチに適用した例を示したが、スーパ
ーチャージャ等、回転動力の断続を行う他の電磁クラッ
チに適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁クラッチの断面図である。
【図2】電磁クラッチ付回転機の回転検出装置の概略図
である。
【図3】支持部材の正面図である。
【図4】第2サークリップが取りつけられたボス部の正
面図である。
【符号の説明】
1 電磁クラッチ 2 冷媒圧縮機(回転機) 4 回転軸 5 ステータ 6 電磁コイル 7 ロータ 8 アーマチュア 11 支持部材(第2磁路案内部材) 13 ボス部 16 転がり軸受 18 内輪 22 インナーハブ(回転従動体) 26 磁気センサ 27 漏れ磁束磁路 29 第1磁力案内部材 30 リング体(第2磁力案内部材) A 磁気空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機の回転軸を覆うハウジングのボス
    部の外周上に転がり軸受を介して回転自在に支持されて
    回転駆動される磁性体材料よりなるロータ、このロータ
    に所定間隙を介して配置され、前記ロータに摩擦係合可
    能な磁性体材料よりなるアーマチュア、このアーマチュ
    アに結合され、このアーマチュアが前記ロータに摩擦係
    合することにより前記ロータの回転動力を受けて回転
    し、前記回転軸に動力の伝達を行う磁性体材料よりなる
    回転従動体、通電状態で磁力を発生して前記ロータと前
    記アーマチュアとを係合する電磁コイル、この電磁コイ
    ルを保持する磁性体材料よりなるステータ、および前記
    ハウジングに固定され、前記ステータを介して前記電磁
    コイルを支持する支持部材を有する電磁クラッチとを備
    えた回転機の回転検出装置において、 前記転がり軸受の内輪および前記ハウジングの少なくと
    も一方は、磁性体材料により構成され、 前記回転従動体は、この回転従動体と一体に回転する磁
    性体材料よりなる第1磁力案内部材を備え、この第1磁
    力案内部材の先端側が、前記内輪もしくは前記ボス部に
    対向し、前記回転従動体の回転に伴って前記第1磁力案
    内部材と前記内輪もしくは前記ボス部との間の磁気空隙
    が変化するように構成されており、 また、前記ハウジングは、磁性体材料よりなる第2磁力
    案内部材を備え、この第2磁力案内部材は、前記内輪も
    しくは前記ハウジングと、前記ステータとの間の磁力案
    内を行うように構成されており、 さらに、前記磁気空隙の変化によって生じる磁束変化を
    検出する磁気センサを備え、この磁気センサによって前
    記回転機の回転を検出するようにした電磁クラッチ付回
    転機の回転検出装置。
JP4311716A 1992-11-20 1992-11-20 電磁クラッチ付回転機の回転検出装置 Pending JPH06159392A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10103114A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Mazda Motor Corp 回転数検出装置および該装置を使用したバルブタイミング検出装置
JP2010174944A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Gkn Driveline Japan Ltd 動力伝達装置
JP2010242509A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Toyota Motor Corp ウォーターポンプの故障診断装置

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