JP2007019105A - 電子回路基板の配線補修用積層材および電子回路基板の配線補修方法並びに配線補修装置 - Google Patents

電子回路基板の配線補修用積層材および電子回路基板の配線補修方法並びに配線補修装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子回路基板上に形成された複雑で細い配線の断線を容易に補修することができる、配線補修材と、この配線補修材を用いた配線補修方法及び配線補修装置。
【解決手段】基材2と基材2に積層した熱溶融層3と熱溶融層3に積層した微粒金属層4からなる配線補修用積層材1の微粒金属層4を電子回路の断線部分に当接して後、
前記断線部分の上方の配線補修用積層材1にレーザ光を照射して、熱溶融層3にレーザ光を吸収させることによって、
基材2から熱溶融層3及び微粒金属層4を溶融離脱させて、熱溶融層3と微粒金属層4を前記断線部分に転写させた後、
前記断線部分に転写させた熱溶融層3にレーザ光を照射して該熱溶融層を熱分解することによって除去してから、微粒金属層4にレーザ光を照射することによって、微粒金属を融解し焼成することを特徴とする配線補修方法
【選択図】図6

Description

本発明は集積回路や液晶表示装置等の電子回路基板上に形成された配線の断線等を補修するために使用する配線補修用積層材およびそれを使用した配線補修方法並びに配線補修装置に関するものである。
従来、集積回路や液晶表示装置等の電子回路基板の配線補修方法として、電子回路基板の配線の断線部分に、金属錯体や有機金属化合物を揮発性を有する有機溶媒に溶かし込んだ溶液または金属粒子を前記有機溶媒に分散させた溶液を塗布したのち、その塗布した部分にレーザ光を照射して、金属薄膜を前記断線部分に析出させて、前記金属薄膜によって前記断線部分の両端側の配線同士を接続し、導通させる方法がとられている。(例えば、特許文献1)
また、前記断線部分に微小金属箔を配置し、該断線部分の両端側の配線と該微小金属箔片の重なり部分にレーザ光を照射し、該重なり部分を溶融して接続し、導通させる方法がとられている。(例えば特許文献2)
特開平8−203898 特開2002−328398
前記、従来方法(前者)では、前記溶液をインクジェットやディスペンサを用いて前記断線部分に塗布するため、インクジェットのノズルやディスペンサ出口における、溶液中の溶媒の乾燥によって、前記ノズル部での詰まりや、吐出不良が生じる問題があり、また、基板上で前記溶液が拡散してしまい細線の描画が困難になる場合がある。また、従来方法(後者)では、前記微小金属箔片を使用するため、複雑な配線の断線部分の修正が困難であるなどの問題がある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、電子回路基板上に形成された複雑で細い配線の断線を容易に補修することができる、配線補修材と、この配線補修材を用いた配線補修方法及び配線補修装置を提供するものである。
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
即ち、請求項1に係る電子回路基板の配線補修用積層材は、基材と熱溶融層と微粒金属層からなることを特徴としている。
請求項2に係る電子回路基板の配線補修用積層材は、請求項1に係る電子回路基板の配線補修用積層材において、前記熱溶融層の溶融温度が前記基材の耐熱温度より低いことを特徴としている。
請求項3に係る電子回路基板の配線補修方法は、基材と熱溶融層と微粒金属層からなる配線補修用積層材の前記微粒金属層を電子回路の断線部分に押圧して後、前記断線部分の上方の配線補修用積層材にレーザ光を照射して、前記熱溶融層にレーザ光を吸収させることによって、前記基材から前記熱溶融層及び前記微粒金属層を溶融離脱させて、該熱溶融層と微粒金属層を前記断線部分に転写させた後、前記基材から離脱した熱溶融層にレーザ光を照射して該熱溶融層を熱分解することによって除去してから、前記微粒金属層にレーザ光を照射することによって、微粒金属を融解し焼成することを特徴としている。
請求項4に係る電子回路基板の配線補修装置は、基材と熱溶融層と微粒金属層からなる配線補修用積層材の前記微粒金属層を電子回路の断線部分に押圧して後、前記断線部分の上方の配線補修用積層材にレーザ光を照射して、前記熱溶融層にレーザ光を吸収させてことによって、前記基材から前記熱溶融層及び前記微粒金属層を溶融離脱させて、該熱溶融層と微粒金属層を前記断線部分に転写させた後、前記基材から離脱した熱溶融層にレーザ光を照射して該熱溶融層を熱分解することによって除去してから、前記微粒金属層にレーザ光を照射することによって、微粒金属を融解し焼成することを特徴としている。
本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る発明では、前記基材と熱溶融層と微粒金属層からなる配線補修用積層材であるため、インクジェットやディスペンサを用いた方式のように目詰まりや、吐出不良等の問題を生じないという優れた効果を有する。
請求項2に係る発明では、前記熱溶融層の溶融温度が前記基材の耐熱温度より低いため、前記配線補修用積層材に照射されたレーザ光が前記熱溶融層に吸収され、該熱溶融層が溶融し、前記レーザ光が照射された部分の前記熱溶融層が前記基材から離脱し、前記熱溶融層と微粒金属層が前記断線部分に転写されるという顕著な効果を有する。
請求項3および請求項4に係る発明では、前記断線部分に当接された前記該当する箇所にレーザ光を照射して、前記熱溶融層及び前記微粒金属層にレーザ光を吸収させることによって、前記基材から前記熱溶融層を溶融させて、前記微粒金属層を前記配線補修用積層材の断線部分に溶着、焼成するため、複雑な配線の補修でも、該複雑な配線に沿ってレーザ光を走査することによって容易に補修ができるという顕著な効果を有する。
以下、添付の図面に基づいて本発明の一実施の形態に係る配線補修用積層材および配線補修用積層材を用いた配線補修方法ならびに配線補修装置について説明する。
まず、図1は本発明に係る配線補修用積層材1の一実施例の断面を示すものである。
この配線補修用積層材1は耐熱性を有する基材2と、熱溶融層3と、微粒金属層4から構成されており、基材2、熱溶融層3、微粒金属層4の順で積層されている。
基材2はレーザ光が透過し易く、耐熱性(望ましくは400℃以上)のあるものであり、熱溶融層3は描画に使用するレーザ光の波長の光を吸収する色素を分散したワックスまたは樹脂であって、溶融温度が基材2の耐熱温度および微粒金属層の焼成温度より低いものである。
そして、微粒金属層4は貴金属の粒径が数ナノメートルないし数十ナノメートルの微粒金属と分散材を揮発性の溶剤に溶かし込んだ後、前記熱溶融層3に塗布し、前記揮発性の溶剤を揮発させることによって前記熱溶融層3表面に形成したものであって、前記貴金属は金、銀、パラジュウム、アルミニウムなどである。
次に図2ないし図4は本発明に係る配線補修用積層材1を用いた電子回路基板の配線補修方法を実施するため装置の一実施例を示す概念図である。図2において、電子回路基板の配線補修装置5は、集積回路や液晶表示装置等の電子回路基板であって被補修箇所を有する電子回路基板(以下、単に「ワーク」という)6を載置してXY方向に移動可能にするテーブルユニット7と、光学系ユニット8と、配線補修ユニット9と、これらを制御する制御ユニット10を備えている。
テーブルユニット7はワーク6を載置保持する載置台7A、テーブル7B、テーブル駆動装置7Cを備えており、テーブル駆動装置7Cによって光学系ユニット8及び配線補修ユニット9が載置台7Aと相対的に移動可能になっている。
光学系ユニット8は、ワーク6に対向する対物レンズ11と、対物レンズ11の光軸Lと同軸に配置されたハーフミラー12Aと、結像レンズ13と、ハーフミラー12Bと、可変スリット14と、開閉スイッチ(図示せず)が内蔵されているレーザ照射器15とを備えている。
そして、ハーフミラー12Bによって光軸Lから分岐された光軸L1の光軸上には偏向用ミラー12Cが配置され、偏向用ミラー12Cによって光軸L1から偏向された光軸L2上には撮影手段としてのCCDカメラ16が配置されている。
CCDカメラ16は表示器12に電気的に接続しており、CCDカメラ16によって取込まれた画像が表示器12に表示できるようになっている。
また、可変スリット14は図3に示すように、スリット板14A、14B、14C、14Dを有し、これらスリット板14A、14B、14C、14Dは、制御ユニット10の制御器10Aに電気的に接続されたスリット駆動手段(図示せず)によって図3の矢印(イ)方向に独立して移動可能になっている他、開口部14Eの中心を回転中心として可変スリット14全体が旋回(図3の矢印ホ)できるようになっている。
そして、可変スリット14のスリット駆動手段を作動させることによって、後述の第1のレーザ照射器15からワーク6に照射するレーザ光の形状および位置が調整できるようになっている。
また、前記ハーフミラー12Aによって光軸Lから分岐された光軸L3上には光軸L3の一部を分岐するハーフミラー12Dが設けられており、ハーフミラー12Dによって光軸L3から分岐された光軸L4の光軸上には照明手段15Aが配置されており、照明手段15Aによって前記光軸Lとワーク6との交点を含む所定の領域に光を照射できるようになっている。
そして、前記ハーフミラー12Dを透過した光軸L3上には後述の配線補修ユニット9によって微粒金属が転写されたワーク6の断線部分の該前記微粒金属を加熱して焼成させるためのレーザ光を照射する第2のレーザ光照射器15Bが設けられており、第2のレーザ光照射器15Bには開閉用シャッター(図示せず)が内蔵されている。
配線補修ユニット9は、テープ状にした配線補修用積層材(以下、単に「修正テープ」という)1を前記断線部分に供給する修正テープリール9Aと、修正テープ1をワーク6の断線部分に押圧または離脱(図4の矢印ハの方向)するための修正テープ押圧手段9C及び押圧ロッド9Gと、使用後の修正テープ1を図4の矢印ニの方向に巻き取る巻取りリール9Bと、巻取りリール9Bを駆動するための巻取りリール駆動用モータ9Fを備えている他、これら修正テープリール9Aと巻取りリール9Bと巻取りリール駆動用モータ9Fと修正テープの押圧手段9Cとが取り付けられたベース9Eと、ベース9Eをテープ1の送り方向に交差する方向(図4の矢印ハの方向)に移動させるためのベース進退手段9Dを備えている。
そして、修正テープ1の使用時を除き、配線補修ユニット9は、進退手段9Dによって修正テープ1が光軸のL1と交差しない位置(進退手段9Dの図示しない原点位置)に退避しており、押圧ロッド9Gは修正テープ押圧手段9Cの原点位置(図示せず)に退避している。
制御ユニット10の制御器10Aには外部入力装置10B、テーブル駆動装置7C、前記第1のレーザ照射器15の開閉スイッチ、前記スリット駆動装置、前記第2のレーザ光照射器15Bの開閉用シャッターが電気的に接続されている他、配線補修ユニット9の修正テープ押圧手段9C、巻き取りリール駆動用モータ9Fと進退手段9Dとが電気的に接続している。
そして、外部入力装置10Bによって制御ユニット10を介して、可変スリット14の旋回および開口部14Eの形状および中心位置の設定が自由に行えるようになっている他、テーブル駆動装置7C、前記第1のレーザ照射器15の開閉スイッチ、前記スリット駆動装置、前記第2のレーザ照射器15Bの開閉用シャッター、修正テープ押圧手段9C、巻き取りリール駆動用モータ9F、進退手段9Dが手動によっても作動させることができるようになっている。
次に図1〜図6を参照して、本発明に係る配線補修用積層材1を用いた前記配線補修装置5による電子回路基板等の配線補修方法の作用について説明する。
図5は本発明に係る配線補修用積層材1を用いた電子回路基板の配線補修方法の工程を示すものである。
ワーク6を載置台7Aに載置した後、テーブル駆動装置7Cによって、ワーク6の被補修箇所をレーザ光軸Lの直下に移動させる。(ステップ1)
その後、当該被補修箇所をCCDカメラ16によって撮影し、その画像を表示器17に表示する。(ステップ2)
前記被補修箇所の形状(断線部の線幅、断線の長さ)の画像に合わせて、外部入力装置10Bを用いてスリット駆動装置させて、スリット板14A〜14Dをその被補修箇所の断線箇所の形状(線の幅、断線長さ、回転角)に合わせる(ステップ3)。
その際、スリットの開口部14Eの形状(長さ)が、前記被補修箇所の断線の長さより若干長めになるようにスリット板14A〜14Dを調整することによって、前記微粒金属層を溶融焼成した際に、前記断線部分をより確実に電気的に導通状態にできる。
次に、進退手段9Dを作動させて、配線補修ユニット9をレーザ光軸L側に前進させた後、修正テープ押圧手段9Cを作動させて、押圧ロッド9Gで図6(a)に示すように修正テープ1を前記ワーク6の被補修箇所に押圧する。(ステップ4)
その後、第1のレーザ照射器15の開閉スイッチを開にして、図6(b)のように修正テープ1の所定の箇所に所定の時間、レーザ光を照射し、熱溶融層3を溶融して、熱溶融層3と微粒金属層4を一体的に基材2から離脱させ、図6(c)のように前記被補修箇所に転写させた後、第1のレーザ照射器15の開閉スイッチを閉じる。(ステップ5)
その後、修正テープ押圧手段9Cを修正テープ押圧手段9Cの原点位置に復帰させ、押圧ロッド9G下端をZ軸方向に上昇させることにより、図6(c)に示すごとく修正テープ1をワーク6の表面からZ軸方向上側に離脱させてから、進退手段9Dを進退手段9Dの原点に復帰させる。(ステップ6)
つぎに、第2のレーザ照射器15Bの開閉スイッチを開にして、図6(d)に示すごとく、前記被補修箇所に転写された熱溶融層3にレーザ光を照射する。(ステップ7)
その際、熱溶融層3はレーザ光を吸収してレーザ光が熱に変換されるため、熱溶融層3が熱分解し容易に除去できる(図6(e))。
熱溶融層3が熱分解し除去した後に、更に微粒金属層4に第2のレーザ照射器15Bからのレーザ光を照射することによって微粒金属層4の微粒金属を溶融焼成する。(ステップ8)
この場合、レーザ光が照射された微粒金属層の微粒金属粒径は数ナノメートルから数十ナノメートルであるため、融点降下によって、ワーク6の耐熱温度以下の約400℃前後で溶融して金属化し、前記被補修箇所に焼成できる。(図6(e))
その後、その他の補修箇所があれば、上記工程を繰り返し、全ての補修箇所の補修をおこなった後に補修を終了する(図6(e))。(ステップ9)
このように、本発明の実施の形態によれば、前記基材と熱溶融層と微粒金属層からなる修正テープ1をワーク6の前記被補修箇所に押圧した状態で、被補修箇所の形状に合わせて整形されたレーザ光を照射するため、補修に必要な部分のみの熱溶融層3が溶融、熱分解し、微粒金属層4が必要な箇所のみに転写焼成できる。
上記実施の形態では、第1のレーザ照射器15からのレーザ光をスリット14で整形しているが、ワーク6の被修正箇所の形状に合わせてレーザ光を走査することによっても上記実施の形態と同様な作用効果が得られることはいうまでもなく、より複雑な被修正箇所の形状に合わせた補修が可能である。
具体的には、上記レーザ光の走査方法は、いわゆるガルバノミラーを用いた方法や二次元のマトリックス状に配置された微小ミラーの角度を任意に変更可能な機器を用いてレーザ光を走査する方法である。
また、上記実施の形態では、第1のレーザ照射器15と第2のレーザ照射器15Bの2種類のレーザ光を使い分けているが、第1のレーザ照射器15に多波長切替可能なものを用いれば、第1のレーザ照射器15のみでも同様な作用効果が得られることは言うまでもない。
本発明の配線補修用積層材の断面を示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係る配線補修方法を実施するための配線補修装置を示す概念図である。 スリットの動作を示す概念図である。 図2の配線補修ユニットを示す概念図である。 図2の装置における配線補修方法の工程を示す図である。 図2の装置における配線補修方法の工程における補修用積層材が被補修箇所に転写、焼成される状態を示す説明図であり、うち(a)は断線部分に押圧装置9C,9Gで修正用テープをワークの被修正箇所に押圧した状態を示す概念図、(b)は前記修正用テープにレーザ照射して熱溶融層を溶解し熱溶融層と微粒金属層をワークに転写した状態を示す概念図、(c)は修正用テープをワーク被修正箇所から剥離した状態を示す概念図、(d)は熱溶融層にレーザ光を照射して熱溶融層を熱分解する状況を示す概念図、(e)は微粒金属層にレーザ光を照射して微粒金属を溶融焼成する状況を示す概念図である。
符号の説明
1配線補修用積層材
2基材
3熱溶融層
4微粒金属層
5電子回路基板の配線補修装置
6ワーク
7テーブルユニット
8光学系ユニット
9配線補修ユニット
10制御ユニット
11対物レンズ
12表示器
12Aハーフミラー
12Bハーフミラー
12Cミラー
12Dハーフミラー
13結像レンズ
14スリット
15第1のレーザ照射器
15A照明手段
15B第2のレーザ照射器
16CCDカメラ

Claims (4)

  1. 基材と熱溶融層と微粒金属層からなる配線補修用積層材。
  2. 前記熱溶融層の溶融温度が、前記基材の耐熱温度より低いことを特徴とする請求項1に記載の積層材。
  3. 基材と熱溶融層と微粒金属層からなる配線補修用積層材の前記微粒金属層を電子回路の断線部分に押圧して後、
    前記断線部分の上方の配線補修用積層材にレーザ光を照射して、前記熱溶融層にレーザ光を吸収させてことによって、
    前記基材から前記熱溶融層及び前記微粒金属層を溶融離脱させて、該熱溶融層と微粒金属層を前記断線部分に転写させた後、
    前記基材から離脱した熱溶融層にレーザ光を照射して該熱溶融層を熱分解することによって除去してから、前記微粒金属層にレーザ光を照射することによって、微粒金属を融解し焼成することを特徴とする配線補修方法。
  4. 基材と熱溶融層と微粒金属層からなる配線補修用積層材の前記微粒金属層を電子回路の断線部分に押圧して後、
    前記断線部分の上方の配線補修用積層材にレーザ光を照射して、前記熱溶融層にレーザ光を吸収させることによって、
    前記基材から前記熱溶融層及び前記微粒金属層を溶融離脱させて、該熱溶融層と微粒金属層を前記断線部分に転写させた後、
    前記基材から離脱した熱溶融層にレーザ光を照射して該熱溶融層を熱分解することによって除去してから、前記微粒金属層にレーザ光を照射することによって、微粒金属を融解し焼成することを特徴とする配線補修装置。
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