JP2007018698A - ディスク装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録データが外乱による影響で記録、或いは再生できないのか、その他の影響で記録、或いは再生できないかを判断し、有効な処理を行うことで、システムの安定度が高いディスク装置を提供すること。
【解決手段】 外乱検出手段の出力により、光学ヘッドのフォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な記録、或いは再生が行われない状態になった原因が振動や衝撃などの外乱によるものか、ディスク状記録媒体における傷等の欠陥によるものかを判定し、それに応じた動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクなどのディスク状記録媒体を用いるディスク装置およびその制御方法に係り、特に、動画及び静止画を記録する撮影装置などに搭載するのに好適な、ディスク装置およびその制御方法に関するものである。
ディスク状記録媒体よりディジタル信号を再生するディスク再生装置として、例えば、コンパクトディスク(CD)からディジタル音声データを再生するCDプレーヤーがある。このCDプレーヤーにおいては、あらかじめディスクに形成されたピットとランドの反射率の違いを、光学ヘッドを用いて読み取ることにより、再生信号を得ている。
このCDプレーヤーのように、ディスクよリ光学的手段を用いて信号を再生するディスク再生装置においては、テープ状記録媒体を使った再生装置などに比較して、ランダムアクセスなど操作性が向上しており、また、記録媒体とヘッドとが非接触であるため、記録媒体の劣化が無く、信頼性も非常に高いものとなっている。
しかしながら、このようなディスク再生装置においては、特に可搬性を有する場合など、振動や衝撃などの外乱により、ディスクから信号を読み出す再生光学ヘッドのフォーカスやトラッキング等が乱れ、記録されているデータを正常に読み出せず、正常に再生できない(例えば、CDプレーヤーであれば音声が途切れるなど)という問題が生じやすかった。このような問題は、書替え可能なディスク装置、すなわち、ディスク記録装置においても同様に発生し、ディスク記録装置においては、振動や衝撃などの外乱により、記録光学ヘッドのフォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な記録が行われないという問題が生じた。
これらの問題を解決するために、従来は機械的な防振構造を用い、記録または再生光学ヘッドヘの振動や衝撃などの外乱を抑える手法がとられていた。また、電気回路によりこれを解決するものとしては、例えば、記録または再生信号が記録データである場合、特許文献1に記載されている手法などがあった。
特開平3−80782号公報
上記した従来技術のうち、特許文献1に記載されている技術では、メモリを用いて、記録時には、記録信号である記録データを一旦メモリに書き込んだ後、メモリから読み出してディスクヘ記録する。その際、書き込み時の転送速度より読み出し時の転送速度を早くし、外乱が発生してディスクに正常にデータを記録ができないときには、データをメモリに随時蓄積していき、外乱が治まりディスクへの記録が可能になった後、データをディスクに記録する。
また、再生時には、ディスクから得られた再生信号である記録データを一旦メモリに書き込んだ後、メモリから読み出す。その際、書き込み時の転送速度を読み出し時の転送速度より早くし、外乱が発生してディスクから正常に再生ができないときには、メモリに蓄積されているデータを随時読み出していくことによリ、記録信号及び再生信号に対する外乱の影響を少なくし、信頼性を向上するようにしていた。
ところで、記録、或いは再生時に光学ヘッドがフォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な記録、或いは再生が行われない原因としては、前述した振動や衝撃などの外乱によるものが考えられる他、ディスク状記録媒体における傷等の欠陥によるものが考えられる。しかしながら、このような欠陥による場合には、光学ヘッドは永久に正常な記録、或いは再生をすることが出来ないと共に、メモリに書き込まれるデータ量がメモリの容量を超えてしまうという問題がある。特に、上記記録データが、例えばムービーなどの画像データ、或いは音声データのように連続したデータの場合には、画面が途切れる、或いは音が途切れる等の問題が生じる。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消し、記録データが外乱による影響で記録、或いは再生できないのか、その他の影響で記録、或いは再生できないかを判断し、有効な処理を行うディスク装置及びその制御方法を提供することにより、操作性が良く、システムの安定度が高く、結果的に信頼性の高いディスク装置及びその制御方法を実現することにある。
上記目的を達成するために本発明では、以下の構成を採用した。
ディスクに光ビームを照射する光学ヘッドと、光学ヘッドによりディスクにデータを記録する記録手段と、ディスク上の記録位置を検出する記録位置検出手段と、外乱を検出する外乱検出手段と、前記各手段の動作を制御するシステム制御手段とを有し、システム制御手段は、記録位置検出手段が記録位置の異常を検出した場合、記録動作を停止し、外乱検出手段の出力に基づいて記録位置の異常を検出した原因を判定し、判定結果に基づいて、記録動作の停止後に再開する記録の動作及び/又は記録の位置を変える。外乱検出手段としては、外部からの振動や衝撃等の外乱を検出する例えば加速度センサ等を用いる。
また、さらに光学ヘッドを制御してディスク上の記録位置を制御する記録位置制御手段を設け、システム制御手段は、記録位置検出手段が記録位置の異常を検出した場合、記録動作を停止する前に、記録位置制御手段を制御して光学ヘッドからの光ビームを異常が検出された異常検出位置よりも以前に記録した位置に戻し、記録手段を制御して少なくとも1回以上異常検出位置に記録を行い、なお異常検出位置への記録が不可能であるときは、記録手段による記録動作を停止する。
上記異常の原因の判断と、記録位置を変える構成は、例えば、外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上であるかどうかを判断し、外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上である場合には、記録の停止後に再開する記録の位置を異常検出位置とし、外乱検出手段の出力がしきい値未満である場合には、記録の停止後に再開する記録の位置を異常検出位置とは異なる位置となるように記録位置制御手段を制御する。外乱検出手段が加速度センサの場合は、しきい値は例えば加速度である。
以上の構成は、ディスクにデータを記録するディスク装置の構成であるが、ディスク上のデータを再生するディスク装置についても、上記記録手段、記録位置検出手段及び記録位置制御手段に代えて、再生手段、再生位置検出手段及び再生位置制御手段を用いることにより上記目的が達成できる。また、記録と再生の両方を行うことができる記録再生手段、記録再生位置検出手段及び記録再生位置制御手段を用いてもよい。
さらに、ディスク上の記録位置または再生位置の異常が検出され、その原因が判断できた場合、その内容に応じてユーザにその異常の内容を通知する通知手段を設ける。
以上説明したように、本発明によれば、記録または再生位置の異常を検出した場合にも、データの記録または再生が外乱による影響でできないのか、またはその他の影響でできないのかを判断し、その判断結果に応じた有効な処理を行うことができるため、操作性が良く、システムの安定度が高く、結果的に信頼性の高いディスク装置及びその制御方法を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るディスク装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、撮影手段1は、撮影光学系2やCCD(撮像素子)3やA/D変換器4などからなり、被写体像を撮影光学系2によってCCD3上に結像させ、CCD3により画像信号を得て、これをA/D変換器4によってディジタル化して出力する。画像信号処理手段5は、撮影手段1からの画像信号を画像データに変換処理し、音声情報信号入力手段であるマイクロフォン14からの音声情報信号をも処理するようになっている。また、再生時には、画像信号処理手段5は、後記記録再生信号処理手段6からの画像データを表示出力用の画像情報信号に変換処理するようになっており、さらに、この画像信号処理手段5は、後記記録再生信号処理手段6からの音声データを音声出力用の音声情報信号に変換処理するようになっている。
記録再生信号処理手段6は、画像信号処理手段5からの画像データ(音声データを含む)を、ディスク状記録媒体9へ記録するための記録フォーマットにしたがった記録データに変換するため、あるいは、ディスク状記録媒体9から再生された記録データを画像データ(音声データを含む)に変換処理するため、エンコード/デコード処理、変調/復調処理、ECC付加/誤り訂正処理などの処理を行う。メモリ7は上記記録データを一時記憶する。
記録再生手段8は、レーザ源(レーザダイオード)や光学系や光検出器等よりなる光学ヘッド10によって、上記メモリ7に記憶された上記記録データを上記光ディスク9へ記録し、また、光学ヘッド10によって、光ディスク9から再生された上記記録データを上記メモリ7に一時記憶させる。ディスク状記録媒体9は図示せぬスピンドルモータによって回転駆動される(光ディスク)。
ここで、光ディスク9への記録および/又は再生方法を、図5を用いて説明する。
前記光学ヘッド10は所定のパワーの光ビームを出力する発光素子(半導体レーザ)16、光ディスクからの反射光を検出する受光素子(フォトダイオード)17、ハーフミラー、コリメータレンズ、対物レンズ、及び対物レンズをディスク面に垂直の方向、半径方向に駆動することにより光ビームのフォーカス及びトラック位置を制御するアクチエータ18を有し、記録データは、この光学ヘッド10により記録媒体9であるディスクに記録される。記録または再生位置制御手段11では光記録に必要なサーボ制御、例えば、光学ヘッド10のアクチェータ18を制御するフォーカスやトラッキング制御、SNPモータ19を制御するディスクの回転制御、アドレス位置を制御するシーク制御等を行う。記録または再生位置検出手段12は光学ヘッドのフォーカスやトラッキング等のはずれを検出するフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、或いは、記録媒体上のアドレス信号等により、上記光ディスク9における記録または再生位置を検出する。また、外乱検出手段13は、ここでは加速度センサであり、装置或いは光学ヘッドが受ける振動や衝撃などの外乱を検出する。
画像表示手段15は例えばLCD等よりなる。再生時には、光学ヘッド10で読み取られた光ディスク9上のデータ(レーザ光で照射された光ディスクからの反射光を、反射光量差として光学ヘッド10の光検出器で読み取ったデータ)が、記録再生手段8を経て、再生された記録データとしてメモリ7に一旦蓄積された後、記録再生信号処理手段6で元の画像データに変換され、画像信号処理手段5を経て、この画像表示手段15に表示される。
システム制御手段21は、装置全体の統括制御を司る制御マイコンよりなり、上述した装置の各部の制御や、全体の統括管理を行う。
次に、本実施形態における、光学ヘッドのフォーカスやトラッキング等が乱れ、光ディスクに対し正常な記録、或いは再生が行われない状態になったときの処理の手法を、図2のフロー図を用いて説明する。
上記外乱検出手段13には、例えば加速度センサを用いる。加速度センサの検出情報によって外乱の量を推定できるため、光学ヘッド10のフォーカスやトラッキング等が乱れ、光ディスク9に対し正常な記録、或いは再生が行われない状態になった原因が、外乱によるものか、欠陥によるものかについての判定は、加速度センサを用いることによって容易に行うことができる。そこで、システム制御手段16は、記録および/又は再生位置検出手段12により、記録または再生位置の異常が検出された場合、例えば光学ヘッド10のフォーカスやトラッキング等が乱れ、光ディスク9に対し正常な記録、或いは再生が行われない状態になったことを検出した場合(サーボ外れが発生した場合)等には、加速度センサ(外乱検出手段13)からの出力に基づいて、次に示す処理を行う。
まず、記録の場合について述べる。
(1)記録時に上記サーボはずれが発生した場合、具体的にはステップS1で、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号のレベルからサーボが外れていると判断した場合には、フォーカスやトラッキング等が乱れる直前の光学ヘッドのトラック位置(正常記録位置)に光学ヘッドを戻す動作をし、ステップS2でリトライ回数をリセットした後、ステップS3の再度記録動作を行う記録リトライ動作を指示する。
(2)ステップS4で加速度センサの出力を読み込む。ステップS5で加速度センサからの出力として、ディスク装置あるいは光学ヘッド10に所定量以上(しきい値)の加速度、即ち、外乱が検出された場合においては、フォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な記録が行われない状態になった原因は明らかに振動や衝撃などの外乱によるものであると判定できるため、記録リトライ動作を少なくとも1回以上行う(ステップS6)。加速度センサの出力はシステム制御手段21が監視する。ただし、システム制御手段21は処理の関係上、常に加速度センサを監視するわけに行かない。従って、たとえば加速度センサが振動により正弦波的に変動していた場合、振動によりフォーカスやトラッキング等が乱れていてもシステム制御手段がたまたま加速度センサの出力を読みに行ったタイミングで加速度センサの値が小さかった場合、振動を正確に判断できない場合がある。そこで、加速度センサ出力値には、加速度センサからの検出信号出力が有るレベル以上になった場合に保持するような保持手段を設ける。システム制御手段は保持された情報を元に振動レベルを判断し、保持手段の値をクリアした後、振動レベルに応じたステップS9の耐震制御処理を行う。
(3)ステップS9の耐震制御処理は以下の通りである。外乱が明らかに続き、記録リトライ動作でも記録不能が続く場合には、外乱により記録が正常に動作していないことをユーザに知らせると共に、記録リトライ動作を一旦停止する。この間、撮像素子からの画像データは、途切れなくメモリに蓄積する。加速度センサの出力から外乱が少なくなったと判断した場合には、再度フォーカスやトラッキング等が乱れる直前の光学ヘッドのトラック位置(正常記録位置)に光学ヘッドを戻す動作をし、記録動作を開始する。この場合、前記メモリに蓄積されたデータを順次記録する。上記外乱が続き、メモリに蓄積されていく画像データ量が予め決められたメモリ内の蓄積容量を越えた場合には、超えた部分の画像データを破棄しておく。(記録時耐震制御処理)
(4)ステップ5の処理に於いて、加速度センサからの出力として、所定量以下の加速度、即ち、外乱が検出されなかった場合には、フォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な記録が行われない状態になった原因は振動や衝撃などの外乱ではないと判断出来るが、まずは記録リトライ動作を少なくとも1回以上行う(ステップS6のリトライ確認処理)。
(5)前記動作を行った後においても引き続き加速度センサからの出力が所定量以下の加速度で、且つフォーカスやトラッキング等が乱れている場合(ステップS1及びステップS8の処理)には、フォーカスやトラッキング等が乱れる原因がディスク状記録媒体における傷等の欠陥によるものであると判定でき、その欠陥のある部分は記録が不可能な領域であると言えるため、ステップS10のディスクエラー処理を行う。具体的には、記録不能が生じたトラック位置に隣接する次のトラック位置に光学ヘッドを移動させる動作を行い、次のトラック位置から記録を開始する。この間、撮像素子からの画像データは、途切れなくメモリに蓄積し、光学ヘッドの記録準備が出来次第、前記メモリに蓄積された画像データを順次記録する。また、この場合には、一連の記録動作が終了した時点において、光学ヘッドを介して、ディスク状記録媒体に設けられているディスク管理情報エリアに、記録不可能領域の位置等を示す情報を書き込む。(記録時ディスクエラー処理)ディスク状記録媒体の場合、その欠陥が傷等の場合、トラック間隔に比べ傷の大きさの方が数十、或いは数百倍大きい可能性がある。このとき上記リトライをしながら隣接のトラック位置に移動して記録を試みる動作を続けた場合、非常に時間が掛かる。そこで、ある程度連続にフォーカスやトラッキング等が乱れ、加速度センサの出力からその原因がディスク欠陥であると判断された場合には、数十トラック移動させて上記動作を行うとよい。
次に再生時について述べる。
(1)再生時に上記サーボはずれが発生した場合には、フォーカスやトラッキング等が乱れる直前の光学ヘッドのトラック位置(正常記録位置)に光学ヘッドを戻す動作をし、再度再生動作を行う再生リトライ動作を指示する(ステップS1、S2、S3)。
(2)加速度センサの出力を読み込む(ステップS4)。加速度センサからの出力として、ディスク装置あるいは光学ヘッド10に所定量以上の加速度、即ち、外乱が検出された場合においては、フォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な再生が行われない状態になった原因は明らかに振動や衝撃などの外乱によるものであると判定できるため、再生リトライ動作を少なくとも1回以上行う(ステップS5、S6)。
(3)外乱が明らかに続く場合には、外乱により再生が正常に動作していないことをユーザに知らせると共に、再生のリトライ動作を一旦停止する。よって、再生の画像データは、メモリに蓄積されたデータが再生された後は再生を一旦停止する。加速度センサの出力から外乱が少なくなったと判断した場合には、再度フォーカスやトラッキング等が乱れる直前の光学ヘッドのトラック位置(正常再生位置)に光学ヘッドを戻す動作をし、再生動作を開始する。上記外乱が続いた場合には再生動作を終了する。(再生時耐震制御処理:ステップS9)
(4)加速度センサからの出力として、所定量以下の加速度、即ち、外乱が検出されなかった場合には、フォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な再生が行われない状態になった原因は振動や衝撃などの外乱ではないと判断でき、再生リトライ動作を少なくとも1回以上行う(ステップS1、S8)。
(5)前記動作を行った後においても引き続き加速度センサからの出力が所定量以下の加速度、即ち、外乱が検出されなかった場合には、フォーカスやトラッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な再生が行われない状態になった原因は振動や衝撃などの外乱ではないと判断でき、フォーカスやトラッキング等が乱れる直前の光学ヘッドのトラック位置(正常再生位置)に光学ヘッドを戻す動作をし、再度再生動作を行う(再生リトライ動作)。この動作を数回行った後においても引き続き加速度センサからの出力が所定量以下の加速度で、且つフォーカスやトラッキング等が乱れている場合には、フォーカスやトラッキング等が乱れる原因がディスク状記録媒体における傷等の欠陥によるものであると判定でき、その欠陥のある部分は再生が不可能な領域であると言えるため、再生不能が生じたトラック位置に隣接する次のトラック位置に光学ヘッドを移動させる動作を行い、前記トラック位置から再生を開始する。この間、再生画像データは、メモリに先読みして予め蓄積しているデータを表示手段に表示する。光学ヘッドの再生準備が出来次第、前記メモリにデータを蓄積し、蓄積されたデータを表示手段より表示する。また、この場合には、一連の再生動作が終了した時点において、光学ヘッドを介して、ディスク状記録媒体に設けられているディスク管理情報エリアに、再生不可能領域の位置等を示す情報を書き込む。(再生時ディスクエラー処理:ステップS10)
図3は、本発明の記録及び再生の動作を示す図である。図3の1は記録不能の原因が振動等の外乱による場合の記録動作を示す。画像データAからDまでの情報をディスク状記録媒体に記録した後振動により画像データEを記録出来ずにリトライ動作が生じている。その後振動が治まった後に画像データEから順に記録媒体上5より記録が開始される。再生は、記録媒体上の情報順番に再生される。この方法では振動が生じた後でもディスク上には画像データを連続的に記録出来るので、再生への影響がない。ただ、リトライ動作時、振動時のメモリ容量のみが必要になる。図3の2は記録不能の原因がディスク上に存在する傷等の欠陥の場合における記録動作を示す。画像データAからDまでの情報をディスク状記録媒体に記録した後ディスク位置5上の欠陥により画像データEを記録出来ずにリトライ動作が生じている。その後欠陥であることを判断した後ディスク上の位置5を飛ばしてディスク上位置6より画像データEを順に記録が開始される。再生は、記録媒体上の情報順番に再生され、5の位置はディスク管理情報よりあらかじめ飛ばす位置であることを認識し、5は飛ばして再生される。この方法では、ディスク上の欠陥上に画像データを記録しないので、データ信頼性が向上する。
また、再生時もディスク欠陥の位置があらかじめ分かり、再生時は欠陥位置を飛ばして再生するだけなので、再生への影響も少ない。図3の3は記録不能の原因がディスク上に存在する傷等の欠陥の場合であるが、欠陥上にも画像データを記録する場合の記録動作を示す。画像データAからDまでの情報をディスク状記録媒体に記録した後ディスク位置5上の欠陥により画像データEを記録出来ずにリトライ動作が生じている。その後欠陥であることを判断した後ディスク上の位置5に画像データEを記録、或いは記録したものとして引き続きディスク上位置6より画像データFを順に記録が開始される。再生は、記録媒体上の情報順番に再生され、5の位置は画像データEをエラーとして再生される。この方法では、例えディスク欠陥があっても画像データをディスク状記録媒体のアドレス上にたとえエラーでも連続に記録することになるので、前記メモリに蓄積する画像データ量を少なくできるのでメモリ容量が少なくてすむ。さらに、ディスク欠陥をいちいちディスク管理情報エリアに記録不可能領域の位置等を示す情報を書き込むことはしないので、システム設計が容易になる。また、画像データでは、例えエラーが生じても、その部分の画像が一瞬乱れる程度なのでユーザも分からない場合が多く、気にならない。
図4は本発明の図3に示すシステムフローに於いて、サーボ外れが生じた原因が判断できた場合、その内容に応じてユーザにその異常の内容を通知する方法を示したものである。サーボが外れた原因が振動と判断できた場合には、ユーザーに画像表示手段15より例えば「振動していますので、記録できません」等の文字表示、或いは図柄で表示する。或いはLED(Light Emitting Diode)等の表示手段20に表示させ、ユーザに警告する。ユーザはその表示に応じて例えば振動の原因を除去し記録或いは再生を継続させる。サーボが外れた原因がディスク欠陥と判断できた場合には、ユーザーに画像表示手段15より例えば「ディスクが汚れていますのでクリーニングしてください」等の文字表示、或いは図柄で表示する。或いはLED等の表示手段20に表示させ、ユーザに警告する。ユーザはその表示に応じて例えばディスククリーニングするか、ディスク交換する。
本発明の1実施例を示す図で、ディスク装置システム構成を示す図である。 本発明の1実施例のシステムフローを示す図である。 本発明の1実施例の記録及び再生動作を示す図である。 本発明の1実施例におけるディスク装置の表示部を示す図である。 本発明の1実施例のディスク装置システム構成詳細図である。
符号の説明
1・・撮影手段 2・・撮影光学系 3・・撮像素子部 4・・A/D変換器 5・・画像信号処理手段 6・・記録再生信号処理手段 7・・メモリ 8・・記録再生手段 9・・記録媒体 10・・光学ヘッド 11・・記録及び/または再生位置制御手段 12・・記録及び/または再生位置検出手段 13・・外乱検出手段 14・・マイクロホン 15・・画像表示手段 16・・発光素子(半導体レーザ) 17・・受光素子(フォトダイオード) 18・・アクチェータ 19・・SPNモータ 20・・表示手段 21・・システム制御手段

Claims (17)

  1. ディスクに光ビームを照射する光学ヘッドと、当該光学ヘッドによりディスクにデータを記録する記録手段と、前記ディスク上の記録位置を検出する記録位置検出手段と、外乱を検出する外乱検出手段と、前記各手段の動作を制御するシステム制御手段とを有し、
    前記システム制御手段は、前記記録位置検出手段が記録位置の異常を検出した場合、記録動作を停止し、前記外乱検出手段の出力に基づいて前記記録位置の異常を検出した原因を判定し、当該判定結果に基づいて、当該記録動作の停止後に再開する記録の動作及び/又は記録の位置を変えることを特徴とするディスク装置。
  2. 請求項1に記載のディスク装置において、さらに、前記光学ヘッドを制御して前記ディスク上の記録位置を制御する記録位置制御手段を有し、
    前記システム制御手段は、前記記録位置検出手段が記録位置の異常を検出した場合、前記記録動作を停止する前に、前記記録位置制御手段を制御して前記光学ヘッドからの前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に記録した位置に戻し、前記記録手段を制御して少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録を行い、なお前記異常検出位置への記録が不可能であるときは、前記記録手段による記録動作を停止することを特徴とするディスク装置。
  3. ディスクに光ビームを照射する光学ヘッドと、当該光学ヘッドによりディスクにデータを記録する記録手段と、前記ディスク上の記録位置を検出する記録位置検出手段と、前記光学ヘッドを制御して前記ディスク上の記録位置を制御する記録位置制御手段と、前記記録位置検出手段が記録位置の異常を検出した場合、前記記録位置制御手段を制御して前記光学ヘッドからの前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に記録した位置に戻し、前記記録手段を制御して少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録を行い、なお前記異常検出位置への記録が不可能であるときは、前記記録手段による記録を停止するように制御するシステム制御手段と、外乱を検出する外乱検出手段を有し、
    前記システム制御手段は、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上であるかどうかを判断し、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上である場合には、前記記録の停止後に再開する記録の位置を前記異常検出位置とし、前記外乱検出手段の出力が前記しきい値未満である場合には、前記記録の停止後に再開する記録の位置を前記異常検出位置とは異なる位置となるように前記記録位置制御手段を制御することを特徴とするディスク装置。
  4. 請求項1乃至3に記載のディスク装置において、記録するデータを一時記憶するメモリを有し、前記記録の停止後、記録を再開するまでのデータを記録しておくことを特徴とするディスク装置。
  5. 請求項4に記載のディスク装置において、前記記録を再開する場合は、前記メモリに記録された、前記記録の停止がされたデータから記録することを特徴とするディスク装置。
  6. 請求項3に記載のディスク装置において、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値未満であり、記録の異常の原因がディスクの欠陥である場合、ディスク上の欠陥を有する領域にもデータを記録することを特徴とするディスク装置。
  7. 請求項1乃至6に記載のディスク装置において、さらに、ユーザに記録の異常が生じたことを通知する通知手段を有することを特徴とするディスク装置。
  8. 請求項7に記載のディスク装置において、前記通知手段は、前記記録の異常が外乱によるものかディスクの欠陥によるものかを通知することを特徴とするディスク装置。
  9. ディスクに光ビームを照射する光学ヘッドと、当該光学ヘッドの出力からデータを再生する再生手段と、前記ディスク上の再生位置を検出する再生位置検出手段と、外乱を検出する外乱検出手段と、前記各手段の動作を制御するシステム制御手段とを有し、
    前記システム制御手段は、前記再生位置検出手段が再生位置の異常を検出した場合、再生動作を停止し、前記外乱検出手段の出力に基づいて前記再生位置の異常を検出した原因を判定し、当該判定結果に基づいて、前記再生動作の停止後に再開する再生の動作及び/又は再生の位置を変えることを特徴とするディスク装置。
  10. 請求項9に記載のディスク装置において、さらに、前記光学ヘッドを制御して前記ディスク上の再生位置を制御する再生位置制御手段を有し、
    前記システム制御手段は、前記再生位置検出手段が再生位置の異常を検出した場合、前記再生動作を停止する前に、前記再生位置制御手段を制御して前記光学ヘッドからの前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に再生した位置に戻し、前記再生手段を制御して少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録されたデータの再生を行い、なお前記異常検出位置に記録されたデータの再生が不可能であるときは、前記再生手段による再生動作を停止することを特徴とするディスク装置。
  11. ディスクに光ビームを照射してその反射光を得る光学ヘッドと、当該光学ヘッドの出力からデータを再生する再生手段と、前記ディスク上の再生位置を検出する再生位置検出手段と、前記光学ヘッドを制御して前記ディスク上の再生位置を制御する再生位置制御手段と、前記再生位置検出手段が再生位置の異常を検出した場合、前記再生位置制御手段により前記光学ヘッドを制御して前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に再生した位置に戻し、少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録されたデータの再生を行い、なお前記異常検出位置に記録されたデータの再生が不可能であるときは、前記再生手段による再生を停止するように制御するシステム制御手段と、外乱を検出する外乱検出手段を有し、
    前記システム制御手段は、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上であるかどうかを判断し、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上である場合には、前記再生の停止後に再開する再生の位置を前記異常検出位置とし、前記外乱検出手段の出力が前記しきい値未満である場合には、前記再生の停止後に再開する再生の位置を前記異常検出位置とは異なる位置となるように前記再生位置制御手段を制御することを特徴とするディスク装置。
  12. ディスクに光ビームを照射してデータを記録するディスク装置の制御方法において、ディスク上の記録位置の異常を検出した場合、記録動作を停止し、外乱を検出する外乱検出手段の出力に基づいて前記記録位置の異常を検出した原因を判定し、当該判定結果に基づいて、前記記録動作の停止後に再開する記録の動作及び/又は記録の位置を変えることを特徴とするディスク装置の制御方法。
  13. 請求項12に記載のディスク装置の制御方法において、前記ディスク上の記録位置の異常を検出した場合、前記記録動作を停止する前に、前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に記録した位置に戻し、少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録を行い、なお前記異常検出位置への記録が不可能であるときは、記録動作を停止することを特徴とするディスク装置の制御方法。
  14. ディスクに光ビームを照射してデータを記録するディスク装置の制御方法において、ディスク上の記録位置の異常を検出した場合、前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に記録した位置に戻し、少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録を行い、なお前記異常検出位置への記録が不可能であるときは、記録動作を停止し、前記ディスク装置に外部から加えられる外乱を検出する外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上であるかどうかを判断し、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上である場合には、前記記録の停止後に再開する記録の位置を前記異常検出位置とし、前記外乱検出手段の出力が前記しきい値未満である場合には、前記記録の停止後に再開する記録の位置を前記異常検出位置とは異なる位置とすることを特徴とするディスク装置の制御方法。
  15. ディスクに光ビームを照射して前記ディスク上のデータを再生するディスク装置の制御方法において、ディスク上の再生位置の異常を検出した場合、再生動作を停止し、外乱を検出する外乱検出手段の出力に基づいて前記再生位置の異常を検出した原因を判定し、当該判定結果に基づいて、前記再生動作の停止後に再開する再生の動作及び/又は再生の位置を変えることを特徴とするディスク装置の制御方法。
  16. 請求項15に記載のディスク装置の制御方法において、前記ディスク上の再生位置の異常を検出した場合、前記再生動作を停止する前に、前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に再生した位置に戻し、少なくとも1回以上前記異常検出位置に記録されたデータの再生を行い、なお前記異常検出位置に記録されたデータの再生が不可能であるときは、再生動作を停止することを特徴とするディスク装置の制御方法。
  17. ディスクに光ビームを照射して前記ディスク上のデータを再生するディスク装置の制御方法において、ディスク上の再生位置の異常を検出した場合、前記光ビームを前記異常が検出された異常検出位置よりも以前に再生した位置に戻し、少なくとも1回以上前記異常検出位置の再生を行い、なお前記異常検出位置の再生が不可能であるときは、再生動作を停止し、前記ディスク装置に外部から加えられる外乱を検出する外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上であるかどうかを判断し、前記外乱検出手段の出力が所定のしきい値以上である場合には、前記再生の停止後に再開する再生の位置を前記異常検出位置とし、前記外乱検出手段の出力が前記しきい値未満である場合には、前記再生の停止後に再開する再生の位置を前記異常検出位置とは異なる位置とすることを特徴とするディスク装置の制御方法。
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