JP2007017562A - 多チャンネル光スイッチ - Google Patents

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Abstract


【課題】 高い信頼性、小型、低価格な特性を保持したまま、従来よりも低損失で多チャンネル間の切り替えを行う多チャンネル光スイッチを提供すること。
【解決手段】 コイルが巻回されたコ字形磁心と、往復的な回転運動による揺動可能に支持された軟磁性の接極子と、永久磁石とを有する電磁駆動系と、前記接極子上に直接固定された光路変換手段であるガラス板3,103,203とからなる光路変換アクチュエータ1,101,201が設置され、入射側光ファイバ11、出力光ファイバ14〜17、およびそれらの光ファイバに結合するための入射側光学系と出射側光学系が設置され、前記光路変換手段は、互いにほぼ平行で、かつ前記接極子の揺動方向にほぼ平行な2つの反射面を持つ透明体からなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光通信システム等に用いる光部品に関し、特に多数の光路間の切り替えを行うのに好適な多チャンネル光スイッチに関する。
光スイッチには、石英光導波路やニオブ酸リチウム結晶光導波路を使った導波路形光スイッチや光ファイバ、プリズムなどを機械的に移動させるメカニカル方式の光スイッチがある。
導波路形光スイッチは、光導波路上に設置した薄膜ヒーターに電流を流したり、電気光学効果を利用して電極に電圧を加えることで光導波路の一部の屈折率を変化させることによってスイッチングを行う。このため可動部がなく信頼性が高いことが利点であるが、一般的に高価であり損失が大きいという欠点があるため、現在実際に使用されているものはメカニカル方式の光スイッチの方が圧倒的に多い。
メカニカル光スイッチは、導波路形光スイッチに比べると低価格であり損失が小さいが、可動部があるため信頼性が低いという問題がある。また、最近は光通信ネットワークが都市内の様々な領域に張り巡らされ、その信号経路の制御を柔軟に行う機能を実現させるために光スイッチが必要となっており、さらに低価格で信頼性の高い光スイッチが要求されている。
このような目的で下記の特許文献1に従来の電磁継電器の電磁駆動系構造と簡単な光学部品を組み合わせることにより従来のメカニカル方式の光スイッチに比べて信頼性が高く、また安価な小型の光スイッチが報告されている。上記光スイッチは、従来の電磁継電器に光路変換手段を設置し、入出力ポートに入出力光ファイバとの結合用レンズを設置して1×2、または2×1の入出力光ファイバ間の切り替え機能を有するものである。
特開2004−240397号公報
最近の光ネットワークでは、さらに多数の例えば1×8などの信号経路間の制御を行うことが必要となっている。このような用途に上記光スイッチを用いるときは光スイッチを多段に接続して使用されている。しかし、光挿入損失が光スイッチの段数分加算されてしまい、全体の損失が大きくなるので実際には用途が大きく制限されてしまう。上記の状況にあって、本発明の課題は、上記の高い信頼性、小型、低価格な特性を保持したまま、従来よりも低損失で多チャンネル間の切り替えを行う多チャンネル光スイッチを提供することにある。
本発明の光スイッチは、上記課題を解決するため、中間部と2つの側片部を有し、コイルが巻回されたコ字形磁心と、前記側片部の各々に対向可能でかつ揺動可能に支持された軟磁性の接極子と、前記コ字形磁心および前記接極子に磁束を付加するように配置された永久磁石とからなる電磁駆動系と、前記接極子上の上記側片部に対向する端部付近に直接固定された少なくとも1つの光路変換手段とを備える光路変換アクチュエータが複数個設置され、前記光路変換手段の少なくとも1つに光を入射するための少なくとも1つの入射側光ファイバと、前記光路変換手段に光を導くための入射側光学系と、前記光路変換手段により光路変換された光を導くための出射側光学系、少なくとも1つの出力側光ファイバとが設置され、前記接極子における揺動運動は、前記コ字形磁心の各側片部と前記接極子との間の磁気的吸引力により駆動され、前記接極子の中央部付近を支点とする往復的な回転運動による揺動運動であり、前記光路変換手段は、互いにほぼ平行でかつ前記接極子の揺動方向にほぼ平行な2つの反射面を持つ透明体からなり、前記入射側光ファイバと前記出射側光ファイバの少なくとも一方は複数個である構成とする。
また、前記永久磁石の一方の磁極となる一端がコ字形磁心の前記中間部の中央付近に位置して、他方の磁極となる一端が前記接極子の揺動運動の支点の付近になるように配置されてもよい。
また、前記永久磁石は、両端が同極の磁極となり、中央部が他の磁極となる複合的な永久磁石であり、前記コ字形磁心の両端の側片部間に嵌挿してもよい。
また、前記永久磁石のN極またはS極のいずれかが、前記接極子に接触して固定され、前記接極子とともに揺動するようにしてもよい。
また、前記コ字形磁心および永久磁石を一体的に保持する固定側絶縁体基台と、前記接極子を保持する可動側絶縁体とを有し、前記固定側絶縁体基台の一体成形により前記コ字形磁心および永久磁石が固定され、かつ前記コ字形磁心の一部に前記永久磁石を接触させた状態を保持して固定されてもよい。
そして前記接極子における揺動運動に付勢力または減勢力を加えながら前記接極子を支持するヒンジばね部と、前記接極子における揺動運動に連動する可動ばね部とを備えてもよい。
上記構成により、本発明による多チャンネル光スイッチでは、高い信頼性、小型、低価格な特性を保持したまま、従来よりも低損失で多チャンネル間の切り替えを行う多チャンネル光スイッチが得られる。
次に、本発明の実施の形態を図1〜図6に従って説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明による多チャンネル光スイッチの一つの実施の形態である1×4光スイッチを示す平面図である。図2は、本発明に用いる光路変換アクチュエータの一例を示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図である。図3は、本発明に使用する電磁駆動系の構成例1の原理動作を示す図である。
先ず、本発明に用いる光路変換アクチュエータについて説明する。図2において、100は電磁駆動系であり、揺動可能に支持された接極子2、及び該電磁駆動系に含まれるコイルに電流を流すための電極端子4が設置されている。また、上記接極子の一方の端部の上面には入射面51、出射面54および互いに平行な2つの反射面52と53を持つ透明なガラス板3が、それらの反射面が前記接極子2の揺動方向(図2(a)において紙面に垂直な方向)にほぼ平行になり、入出射面51、54への入射角が0±5度以内程度となり、かつ揺動方向に垂直な面内での反射面52、53への光の入射角が45±5度以内程度となるように接着や半田固定などの方法により設置されている。ここで、ガラス板3の入出射面51、54には無反射コーティングが施されている。
次に、上記光路変換アクチュエータに使用する電磁駆動系について説明する。図3において、コイル19が巻回されたコ字形鉄心21の内側中央部に永久磁石22が配置され、両端の側片部21a、21bのそれぞれに揺動運動を行う接極子2の両端部がそれぞれ対向するように配置され、また永久磁石22の一端が前記接極子の揺動運動の支点となるように配置されている。
コイル19の無励磁状態を示す図3(a)では、永久磁石22より生じる磁束φ1によって接極子2が一方の側片部21b側に吸引されている。コイル励磁状態を示す図3(b)においては、励磁によりコ字形鉄心21に生じる磁束φ0が磁束φ1を打ち消し、かつ接極子2の他側片部21aにおける磁束φ2に加算されるため、接極子2は支点Aを中心に揺動して他方(時計回り方向)に反転する。この状態では、コイル19の励磁を断っても図3(c)に示すように、磁束φ2によって接極子2は側片部21a側に吸引状態となる。
さらに、この状態を反転して図3(a)の状態に戻すには、コイルの電流方向を逆にすればよい。本電磁駆動系については、特開昭63−301441号公報に詳細な原理、構造が記載されている。
次に、図2の光路変換アクチュエータの動作を説明する。図2(a)の光路を実線で示した状態および図2(b)は、接極子2のガラス板3が設置された側と反対側の端部がコ字形鉄心に吸着された状態(ON状態と呼ぶ)を示す。この状態において、入射光ビーム55はガラス板3に入出射面51より入射する。ガラス板3に入射した光は、反射面52で反射されて進行し、反射面52と平行な反射面53により再び反射され、入射方向と平行シフトして出射され出射光ビーム56となる。
次に、電極端子4からコイルに電流が印加され接極子2が反対方向に倒れた状態(OFF状態と呼ぶ)では、ガラス板3が下側に移動し、入射側光ビーム55はガラス板3の上方をそのまま直進して通過する。
さらに、元のON状態に戻すには、電極端子4に逆方向の電流を印加すればよい。以上のように電極端子4への電流の印加により光路を切り替えることができる。ここで、ガラス板3の形状、位置及び光ビーム径は、接極子2の移動距離(通常0.3〜0.6mm)を考慮し、ON状態では入射光ビーム55のほとんどのエネルギーがガラス板3中を通過し、OFF状態では光のほとんどのエネルギーがガラス板3の外側を通過するように設定されている。
次に、図1について説明する。図1において、入射光ファイバ11とそれを出射した光を平行な光ビーム12とするためのレンズ13が設置されている。また、それぞれ図2に示したものと同様な光路変換アクチュエータ1,101,201が設置され、それぞれの接極子上にはガラス板3,103,203がそれぞれ設置されている。出力側には、レンズ114,115,116,117をそれぞれ介して出力光ファイバ14,15,16,17が設置されている。
なお、光路変換アクチュエータ1、101,201および入射光ファイバ11、出力光ファイバ14,15,16,17、レンズ114,115,116,117は、図1には省略されている1つの筐体に接着、半田、溶接などにより固定されている。
光路変換アクチュエータ1,101,201の設置角度および位置は、それぞれのガラス板3,103,203の入射面の角度が光ビーム12に対して90度±5度となり、光路変換アクチュエータ1および201がOFFのときは光ビームは直進して出力光ファイバ15に入射し(太線)、光路変換アクチュエータ1がOFF、201がONのときはガラス板203により光路が変換されて出力光ファイバ14に結合し(細線)、光路変換アクチュエータ1がON、101がOFFのときはガラス板3により光路変換されて出力光ファイバ16に結合し(点線)、光路変換アクチュエータ1および101がONのときはガラス板3およびガラス板103の両者によって光路を変換されて出力光ファイバ17に結合する(一点鎖線)ように設定されている。
すなわち、本実施の形態の1×4光スイッチにおいては、光路変換アクチュエータ1,101,201のON、OFF制御により、入射光ファイバ11の光を出力光ファイバ14,15,16,17に切り替えることができる。
本実施の形態においては、光ビーム12の大きさとしてはビーム径150〜400μm程度となるように光ファイバの種類に応じてレンズの焦点距離を設定することができ、また入射側のレンズ13と出射側レンズ114〜117との間の光路長は10〜20mm程度とすることができるので、低損失で入出射の光ファイバ間を結合することができる。すなわち、1×2光スイッチを互いに光ファイバで接続して1×4光スイッチを構成するよりも低損失でかつ小型の1×4光スイッチが得られる。
本実施の形態において使用する図3の構造の電磁駆動系は、従来の電磁継電器に使用されているものと同じ構造、原理であり、既に数年以上に渡り実用されており高い信頼性が確立されている。また安価な製造方法も確立されている。他に使用する光学系部品も従来の光デバイスに汎用されているものであり、本実施の形態の1×4光スイッチは安価に製造することができる。また、ガラス板を直接接極子上に固定しているので小型化がはかれる。
なお、1×3光スイッチを得る場合には、図1の構成から光路変換アクチュエータ101と出力光ファイバ17、レンズ117を除いた構成とすればよい。
図4(a)、図4(b)、図4(c)は、本発明に使用することができる電磁駆動系の構成例2の原理動作を示す図である。図4において、コイル29が巻回されたコ字形鉄心31の両端の側片部間に中央がN極、両端がS極となっている永久磁石32が嵌挿され、両端の側片部31a,31bのそれぞれに揺動運動を行う接極子30の両端部がそれぞれ対向するように配置されている。
また、前記接極子30の中央には、揺動運動の支点となる突起が設けられ、それが永久磁石32の中央に接するように配置されている。コイル29の無励磁状態を示す図4(a)では、永久磁石32より生じる磁束φ1によって接極子30が一方の側片部31b側に吸引されている。コイル励磁状態を示す図4(b)においては、励磁によりコ字形鉄心31に生じる磁束φ0が磁束φ1を打ち消し、かつ接極子30の他側片部31aにおける磁束φ2に加算されるため、接極子30は支点Aを中心に揺動して他方(時計方向)に反転する。この状態では、コイル29の励磁を断っても図4(c)に示すように、磁束φ2によって接極子30は側片部31a側に吸引状態となる。
さらに、この状態を反転して図4(a)の状態に戻すには、コイルの電流方向を逆にすればよい。本電磁駆動系も従来の電磁継電器に使用されているものと同じ構造、原理であり、既に高い信頼性や安価な製造方法も確立されている。本電磁駆動系については特開2000−311568公報に詳細な原理、構造が記載されている。
ここで、図3、図4の電磁駆動系の構造としてコ字形鉄心および永久磁石を一体的に保持する固定側絶縁体基台と、前記接極子を保持する可動側絶縁体とを前記コ字形鉄心の一部に前記永久磁石を接触させた状態を保持して一体成形により形成することにより、永久磁石とコ字形鉄心を接着剤で固定する必要がなくなるため、接着剤の硬化に必要な待機時間が不要になるという利点が生じる。また、一体形成により工程の簡素化が図られ、コ字形鉄心、永久磁石、電気端子間の位置精度を向上させることができる。
また、電磁継電器で用いられているように前記接極子の揺動運動を支持するヒンジばねと前記接極子の揺動運動に連動する可動ばねを設けることにより揺動運動に対して付加的な力が与えられ、切り替え動作するのに必要な消費電力を小さくすることができる。また、可動ばねの端部を電気接点として用いることによる揺動運動の固定された状態をチェックでき、切り替え状態の把握や動作の安定化を図ることができる。
図5(a)、図5(b)、図5(c)は、本発明に使用することができる電磁駆動系の構成例3の原理動作を示す図である。図5において、コイル39が巻回されたコ字形鉄心41の両端の側片部41a,41bのそれぞれに両端が対向するように揺動運動を行う接極子40が配置され、その内側中央部に接極子40側がN極、反対側がS極となる永久磁石42が設置されており、また永久磁石42の中央部が前記接極子の揺動運動の支点となるように配置されている。また、前記永久磁石42の下部中央には揺動運動の支点となる非磁性体の突起が設けられている。
コイル39の無励磁状態を示す図5(a)では、永久磁石42より生じる磁束φ1によって接極子40が一方の側片部41b側に吸引されている。コイル励磁状態を示す図5(b)においては、励磁によりコ字形鉄心41に生じる磁束φ0が磁束φ1を打ち消し、かつ接極子40の他側片部41aにおける磁束φ2に加算されるため、接極子40は支点Aを中心に揺動して他方(時計方向)に反転する。この状態では、コイル39の励磁を断っても図5(c)に示すように、磁束φ2によって接極子40は側片部41a側に吸引状態となる。さらに、この状態を反転して図5(a)の状態に戻すには、コイルの電流方向を逆にすればよい。本電磁駆動系も従来の電磁継電器に使用されているものと同じ構造、原理であり、既に高い信頼性や安価な製造方法も確立されている。
(実施の形態2)
図6は、本発明による多チャンネル光スイッチの第2の実施の形態である1×8光スイッチを示す平面図である。図6において、図1と同様に入射光ファイバ11とそれを出射した光を平行な光ビーム12とするためのレンズ13が設置されている。また、それぞれ図2に示したものと同様な光路変換アクチュエータ1,101〜103,201〜203が設置され、それぞれの接極子上にはガラス板がそれぞれ設置されている。出力側にはレンズをそれぞれ介して8本の出力光ファイバ121〜128が設置されている。
なお、光路変換アクチュエータ1、101〜103、201〜203および入射光ファイバ11、出力光ファイバ121〜128、およびすべてのレンズは、図6には省略されている1つの筐体に接着、半田、溶接などにより固定されている。
光路変換アクチュエータの設置角度および位置は、それぞれのガラス板の入射面の角度が光ビーム12に対して90度±5度となり、光路変換アクチュエータ1および201がOFFのときは光ビーム12は直進して出力光ファイバ124に入射し、光路変換アクチュエータ1がOFF、201,202,203のすべてがONのときは、それぞれのガラス板により光路が順次変換されて出力光ファイバ121に結合するように設定されている。また、その状態より光路変換アクチュエータ203がOFFのときは出力光ファイバ122へ、202がOFFのときは出力光ファイバ123へ順次結合するように設定されている。
一方、光路変換アクチュエータ1がONで光路変換アクチュエータ101〜103のすべてがONのときは、それぞれのガラス板により光路が順次変換されて出力光ファイバ128に結合するように設定されている。さらに、その状態より光路変換アクチュエータ103がOFFのときは出力光ファイバ127へ、102がOFFのときは出力光ファイバ126へ、101がOFFのときは出力光ファイバ125へ順次結合するように設定されている。
すなわち、本実施の形態の1×8光スイッチにおいては、光路変換アクチュエータ1、101〜103、201〜203のON、OFF制御により、入射光ファイバ11の光を出力光ファイバ121〜128に切り替えることができる。
本実施の形態においても1×2光スイッチを互いに光ファイバで接続して1×8光スイッチを構成するよりも低損失で、かつ小型の1×8光スイッチが得られる。
本発明による多チャンネル光スイッチの第1の実施の形態である1×4光スイッチを示す平面図。 本発明に用いる光路変換アクチュエータの一例を示す図。図2(a)は平面図、図2(b)は側面図。 本発明に使用される電磁駆動系の構成例1を示す原理構成図。図3(a)はコイルによる励磁がない場合を示す図、図3(b)はコイルによる励磁状態を示す図、図2(c)はコイルによる励磁がない他の状態を示す図。 本発明に使用される電磁駆動系の構成例2を示す原理構成図。図4(a)はコイルによる励磁がない場合を示す図、図4(b)はコイルによる励磁状態を示す図、図4(c)はコイルによる励磁がない他の状態を示す図。 本発明に使用される電磁駆動系の構成例3を示す原理構成図。図5(a)はコイルによる励磁がない場合を示す図、図5(b)はコイルによる励磁状態を示す図、図5(c)はコイルによる励磁がない他の状態を示す図。 本発明による多チャンネル光スイッチの第2の実施の形態である1×8光スイッチを示す平面図。
符号の説明
1,101,102,201,202 光路変換アクチュエータ
2,30,40 接極子
3,103,203 ガラス板
4 電極端子
11 入射光ファイバ
12 光ビーム
13,114,115,116,117 レンズ
14,15,16,17,121,122,123,124,125,126,127,128 出力光ファイバ
19,29,39 コイル
21,31,41 コ字形鉄心
21a,21b,31a,31b,41a,41b 側片部
22,32,42 永久磁石
43 非磁性体の突起
51 入射面
52,53 反射面
54 出射面
55 入射光ビーム
56 出射光ビーム
100 電磁駆動系
A 支点
φ0,φ1,φ2 磁束

Claims (6)

  1. 中間部と2つの側片部を有し、コイルが巻回されたコ字形磁心と、前記側片部の各々に対向可能で、かつ揺動可能に支持された軟磁性の接極子と、前記コ字形磁心および前記接極子に磁束を付加するように配置された永久磁石とからなる電磁駆動系と、前記接極子上の上記側片部に対向する端部付近に直接固定された少なくとも1つの光路変換手段とを備える光路変換アクチュエータが複数個設置され、入射側光ファイバと前記光路変換手段に光を導くための入射側光学系と、前記光路変換手段により光路変換された光を導くための出射側光学系、出射側光ファイバとが設置され、前記接極子における揺動運動は、前記コ字形磁心の各側片部と前記接極子との間の磁気的吸引力により駆動され、前記接極子の中央部付近を支点とする往復的な回転運動による揺動運動であり、前記光路変換手段は、互いにほぼ平行で、かつ前記接極子の揺動方向にほぼ平行な2つの反射面を持つ透明体からなり、前記入射側光ファイバと前記出射側光ファイバの少なくとも一方は複数個であることを特徴とする多チャンネル光スイッチ。
  2. 前記永久磁石の一方の磁極となる一端がコ字形磁心の前記中間部の中央付近に位置して、他方の磁極となる一端が前記接極子の揺動運動の支点の付近になるように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の多チャンネル光スイッチ。
  3. 前記永久磁石は、両端が同極の磁極となり、中央部が他の磁極となる複合的な永久磁石であり、前記コ字形磁心の両端の側片部間に嵌挿されたことを特徴とする請求項1に記載の多チャンネル光スイッチ。
  4. 前記永久磁石のN極またはS極のいずれかが、前記接極子に接触して固定され、前記接極子とともに揺動することを特徴とする請求項1に記載の多チャンネル光スイッチ。
  5. 前記コ字形磁心および永久磁石を一体的に保持する固定側絶縁体基台と、前記接極子を保持する可動側絶縁体とを有し、前記固定側絶縁体基台の一体成形により前記コ字形磁心および永久磁石が固定され、かつ前記コ字形磁心の一部に前記永久磁石を接触させた状態を保持して固定されたことを特徴とする請求項2または3に記載の多チャンネル光スイッチ。
  6. 前記接極子における揺動運動に付勢力または減勢力を加えながら前記接極子を支持するヒンジばね部と、前記接極子における揺動運動に連動する可動ばね部とを備えたことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の多チャンネル光スイッチ。
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