JP2007017523A - サムネイル表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サムネイル画像表示において、表示画面をスクロールするごとに記録媒体より表示メモリへ読み出し表示しているので、サムネイル画像を表示するのに多くの時間を要していた。
【解決手段】 表示メモリ領域11より大きい仮想表示メモリ領域12にサムネイル画像を準備しておくことで、新たにサムネイル画像を読み出す必要がなく高速なスクロール表示を行うことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラなど、映像データの録画再生機能を有する機器に付随して設置されるサムネイル表示装置に関するものである。
サムネイル画像とは、静止画の場合は画素数を間引いてサイズを縮小した代表画を指し、動画ならば代表的な1シーンを静止画として抜き出し同様にサイズを縮小した代表画のことを言う。サムネイル画像の用途の一例として、複数のサムネイル画像を一画面に表示することで、どのような画像がその記録媒体に含まれているかをオペレーターに効率よく認識させることがある。さらに、装置によっては、オペレーターがサムネイル画像を指定すると、対応する動画やフルサイズの静止画の再生を開始するといった機能を搭載し、利便性を向上するのに大きな効果を得ている。
サムネイル表示に関する第1の従来技術として、サムネイル画像を格納している外部メモリと、表示画面分に相当する仮想メモリに少なくとも1つ以上のサムネイル画像を配置する画像配置制御部と、仮想メモリの画像をディスプレイに表示するための画像表示制御部とで構成されるサムネイル表示装置がある。この第1の従来技術においては、サムネイル表示画面をスクロールさせると、画像配置制御部により外部メモリからサムネイル表示画面の一画面分のサムネイル画像を仮想メモリに配置し、その仮想メモリに置かれたサムネイル画像を画像表示制御部によりディスプレイに表示することで画面が更新される。しかしながら、この第1の従来技術では、次のページの画像を表示するまでに、画像配置制御部が、外部メモリから次の一画面分の画像を読み出していたので多くの時間を要していた。
図5は、従来のサムネイル表示方法を示している。図5において30はディスプレイに表示される画像を一時的に保存している仮想メモリ、31はサムネイル画像を格納する外部メモリ、32と33はディスプレイに表示するためのサムネイル画像である。
画像配置制御部により外部メモリ31から表示画面分のサムネイル画像32が読み出され、表示画面分に相当する仮想メモリ30に配置される。そして仮想メモリ30の画像は、画像表示制御部によりディスプレイに表示される。オペレーターの指示によりサムネイル画像をスクロールさせると、外部メモリ31において、次の一画面分のサムネイル画像33が新たに仮想メモリ30に配置され、画像表示制御部によりディスプレイに表示される。
また、サムネイル表示に関する第2の従来技術として、例えば特許文献1に記載されているような、カーナビゲーションシステムにおいて地図画像などを高速にスクロール表示するための技術が存在する。特許文献1においては、図1と段落0016に示されるように、まず図1の仮想領域に、区分単位のページをさらに細分化したメッシュ単位で、地図データが読み出される。そしてこの仮想領域は表示領域を含み、表示領域の地図データがディスプレイに表示される。ここで仮想領域にメッシュ単位で細分化された地図データをあらかじめ読み出しておき、画面スクロールさせるときには分割したメッシュ単位で地図データを読み出すことで、大きなページ単位ごとに地図データを表示領域に読み込む場合と比べて高速なスクロール表示を可能にしている。
なお、仮想領域への地図データの配置の仕方について特許文献1の図6と段落0028においては、まず表示領域分の地図データを仮想領域に先行して読み出し、その後表示領域以外の仮想領域全体を埋め尽くすような地図データを仮想領域へ転送し、これを繰り返す処理とあるだけで、特許文献1の中では実際地図データを高速バッファメモリにどのように配置するかは明示されていない。
特開平7−295557号公報(図1,6、段落0016,段落0028)
しかしながら、第1の従来技術では、サムネイル画像表示において、表示画面をスクロールするごとに毎回一画面分のサムネイル画像を仮想メモリへ読み出した後、表示を行うため、サムネイル画像を表示するまでに時間がかかるという課題がある。
また、第2の従来技術である地図データなどのスクロール表示装置では、あらかじめ外部メモリに保持されている地図データをメッシュ単位という細かい単位で管理することで、スクロール時のデータ読み出し量を低減し、結果としてスクロール表示を高速化することができるが、例えば、ビデオカメラなど映像データの録画再生機能を有する機器において、同じようにサムネイル画像を第2の従来技術にある地図データのような形で保持するためには、サムネイル表示するすべてのサムネイルデータを表示手段で表示される形式に変換して保持するメモリが新たに必要となる。このメモリとして外部メモリを使用する、もしくは機器内部に専用のバッファメモリを新たに設けるなどの構成が考えられるが、外部メモリを使用する場合、本来、ビデオカメラなどでは外部メモリはオペレーターが映像データなどを記録するための記録媒体であり、これにサムネイル表示用のデータを記録することは,オペレーターが撮影に使用できるメモリ容量を低減させることとなり、オペレーターの利便性の観点から好ましいとはいえない。また、機器内部にすべてのサムネイルデータを保持する専用のバッファメモリを設けた場合、機器のコストや消費電力の増大を招く恐れがある。
また、第2の従来技術における地図データはオペレーターによって改変されることは無いが,ビデオカメラなど映像データの録画再生機能を有する機器では、オペレーターの撮影操作に伴うデータの追加や、不要データの削除操作によるデータの消去が行われることが一般である。そのため、第2の従来技術にある地図データのような形でサムネイル表示用のデータを作成、管理する方法では,このようなデータの追加、消去が発生するとその度にサムネイル表示用のデータを再度作成しなおす必要があり、これは機器の操作性低下の原因となりユーザーの利便性を損なう可能性がある。
さらに、第2の従来技術の仮想メモリへの地図データの配置の方法では、特にビデオカメラなどの組み込み機器ではコスト面から仮想メモリは最小限の容量におさえる必要があり、外部メモリから地図データをメッシュ単位で読み出す場合に配置位置を分散させる必要が生じるので、読み出しや配置に時間を要することとなり、結果としてパフォーマンスが低下し、ユーザーの利便性を損なう可能性がある。しかも、地図データが仮想メモリに分散した状態で配置されていると、画像表示装置が読み出す時に読み出しにかかる時間が増大して、効率が低下する可能性がある。
本発明のサムネイル表示装置では、表示画面分に相当する表示メモリ領域を含み、かつ前記表示メモリ領域よりも大きな仮想表示メモリ領域を含む固定メモリ領域から成る仮想メモリと、前記仮想メモリへ少なくとも1つ以上のサムネイル画像を配置する画像配置制御部と、前記仮想メモリから表示メモリ領域のデータを読み出す画像表示制御部とを具備し、前記画像配置制御部は、あらかじめ前記仮想表示メモリ領域にサムネイル画像を配置し、前記画像表示制御部が表示メモリ領域を移動する時には、前記移動の方向に対応して前記仮想表示メモリ領域にあらかじめサムネイル画像を追加配置することを特徴とする。
この構成により、スクロール表示時に従来技術では画像準備に必要であった時間を短縮して表示できるという作用を達成できる。また、第2の従来技術の課題に対して、サムネイル単位で仮想メモリへ読み出すことで、すべてのサムネイル画像を表示される形式に変換された画像を作る必要がなくなるので、メモリ容量を削減し、機器のコストや消費電力の増大を抑えることができる。また、オペレーターによるデータの追加、消去が発生する場合には、表示画面にあたる範囲の画像のみ仮想メモリへ読み出すだけで済むので、サムネイル表示用のデータを再度作成する必要がなくなり、機器の操作性低下を防ぐことができオペレーターの利便性を損なわない。さらに、デジタルビデオカメラのような機器のサムネイル表示においては、仮想メモリの全画面分のデータをすべて削除し、新たに新規データを読み出だす場面よりも、表示領域の移動に伴い新規データを追加する場面が多いので、仮想メモリへデータの配置においてデータが分散してしまうことがなくなり、データの配置と読み出しの時間を短縮できるという作用を達成できる。
本発明のより好ましいサムネイル表示装置では、前記画像配置制御部は、前記固定メモリ領域をリングバッファとして使用することで、前記表示メモリ領域の移動または前記仮想表示メモリ領域へのサムネイル画像の追加配置において、リングバッファの終端に到達した場合には始端から処理を継続することを特徴とする。
この構成により、仮想メモリをリングバッファとして利用することで、サムネイル数に限ることなくサムネイル表示を続けることができる。
本発明のサムネイル表示装置によれば、事前にサムネイル画像を仮想メモリ領域に読み出しておくことで、スクロール表示時に高速な表示を可能にするという有利な効果を得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態のサムネイル表示装置を示したブロック図である。
図1において、1はサムネイル画像を格納する外部メモリ、2は外部メモリ1からサムネイル画像を読み出し後述の仮想メモリ3上に配置する画像配置制御部、3はサムネイル画像を一時的に保存する仮想メモリで、表示画面に必要となるメモリ領域よりも大きなメモリ領域を保持している。4はマウスやキーボード、スイッチ、ジョイスティック、その他オペレーターからの命令を入力する入力装置、5は入力された命令を取り込み、命令に従い画像配置制御部2や後述の画像表示制御部6に命令を伝える入力制御部、6はサムネイル画像を、表示用に保持している仮想メモリ3から後述のディスプレイ7へ表示する画像表示制御部、7は画像データを実際に表示するディスプレイである。
図2は、仮想メモリ3におけるメモリ領域の構成図を示している。図2において、10は現在ディスプレイ7に表示されている表示メモリ領域、11は、表示メモリ10がディスプレイ7に表示される以前にディスプレイ7に表示されていた表示メモリ領域である。12は表示メモリ領域10、11を含み表示メモリ領域10、11よりも大きな仮想表示メモリ領域である。Pではじまり番号が割り振られたものが示すのは、仮想表示メモリ領域12に配置されたサムネイル画像である。
図3は、サムネイル表示装置のスクロールの説明図を示している。図3において、13は表示メモリ領域の移動に伴い、サムネイルが配置されている配列の行方向に新しくサムネイル画像を準備した新規の仮想サムネイル領域の増分であり、以降新規仮想サムネイル領域と呼ぶ。14は、新規仮想サムネイル領域13と同様に、サムネイルが配置されている配列の列方向に新しくサムネイル画像を準備した新規仮想サムネイル領域である。15は、仮想表示メモリ領域12に、新規仮想サムネイル領域13,14が加わった後の仮想表示メモリ領域である。
図4は、サムネイル表示装置のリングバッファの説明図を示している。図4において、18は図1の仮想メモリ3の物理的に存在する固定メモリ領域、19は固定メモリ領域の列方向終端、20は固定メモリ領域の列方向の始端である。16は、表示メモリ領域の移動に伴いサムネイルが配置されている配列の列方向に新しくサムネイル画像を準備する際、新規仮想サムネイル領域の固定メモリ領域をはみ出た領域で、以降固定メモリ領域外新規仮想サムネイル領域と呼ぶ。固定メモリ領域18にリングバッファを利用し、事前に確保されている固定メモリ領域始端20から固定メモリ領域外新規仮想サムネイル領域16のサムネイルを配置した領域17を、以降固定メモリ領域内新規仮想サムネイル領域と呼ぶことにする。P57´〜P72´は固定メモリ領域外新規仮想サムネイル領域16に配置されたサムネイル画像であり、P57〜P72は固定メモリ領域内新規仮想サムネイル領域17に配置された画像である。
以上のように構成されたサムネイル表示装置について、初めにサムネイル画像を表示し、スクロールするまでの一連の動作を説明する。
オペレーターの操作により、入力装置4からサムネイル表示を指示する入力信号が入力され、ディスプレイ7へのサムネイル画面表示が開始される。例えば、今回は外部メモリ1に100枚のJPEG画像が格納されていて、そのJPEG画像と同一ファイルにサムネイル画像が100枚格納されている場合を考える。図2に示すように、例えば表示メモリ領域11は列方向4枚、行方向3枚の計12枚のサムネイル画像からなる領域であり、また仮想表示メモリ領域12は列方向8枚、行方向8枚の計64枚のサムネイル画像が配置可能な領域であるものとする。画像配置制御部2は、64枚のサムネイル画像を外部メモリ1から読み出して、表示画面と同じ配列で仮想表示メモリ領域12へ配置する。この時、仮想表示メモリ領域12は、表示メモリ領域11を含んでいる。そして、画像表示制御部6は、表示メモリ領域11の計12枚のサムネイル画像をディスプレイ7に表示させて表示動作を完了する。
そして、オペレーターの操作により、入力装置4からサムネイル画面のスクロールを指示する入力信号が入力されると、画像表示制御部6により表示メモリ領域11を仮想表示メモリ領域12の内部で表示メモリ領域10へ移動させて、ディスプレイ7に表示させる。
このように、ディスプレイ7に表示される画像よりも多くのサムネイル画像を事前に画像配置制御部2が仮想メモリ3に配置するため、サムネイル画像をスクロールさせる場合にも、第1の従来技術のように新規でサムネイル画像をその都度読み込む必要がなく、高速なサムネイル表示が可能となる。
また、オペレーターによって不要画像が削除された場合、例えば外部メモリ1に格納されたJPEG画像の削除に伴い、図2のサムネイル画像P45が存在しなくなった場合には、画像配置制御部2は、仮想表示メモリ領域12においてサムネイル画像P46からサムネイル画像P64までの画像を、外部メモリ1から読み出し、同図サムネイル画像P45の位置からサムネイル画像P63の位置へ逐次再配置し、さらにサムネイル画像P64の位置には外部メモリ1に格納されているサムネイル画像P64の次のサムネイル画像を配置する。
さらに、表示メモリ領域を移動するときのサムネイル画像を準備する動作を説明する。
図3において、表示メモリ領域の移動方向が、同図の行方向に移動した場合は、1列分のサムネイル画像が読み込まれる。同様に列方向に移動した場合は、1行分のサムネイル画像が読み込まれる。
画像表示制御部6により、表示メモリ領域11が表示メモリ領域10に移動すると、画像配置制御部2により図の行方向の移動に対しては、列単位で新規仮想サムネイル領域13にサムネイル画像が配置され、図の列方向の移動に対しては行単位に新規仮想サムネイル領域14へサムネイル画像を読み出し配置する。結果として、仮想表示メモリ領域12が仮想表示メモリ領域15に変化する。
このように表示メモリ領域の移動に伴い、事前に仮想表示メモリ領域にサムネイル画像を準備しておくことにより、常に表示メモリ領域よりも大きな仮想表示メモリ領域にサムネイル画像を準備して表示することができるので、サムネイル画面のスクロールする移動量によらず高速なサムネイル表示を続けることができる。
続いて、固定メモリ領域をリングバッファとして利用する動作を説明する。なお、デジタルビデオカメラ機器などのサムネイル画像の配置においては、一方向のサムネイル画像の数を固定し、もう一方向に新規サムネイル画像を追加し仮想表示メモリ領域を一方向に限定して移動することが多いので、今回は図4において仮想表示メモリ領域12の行方向においてサムネイル画像を8枚に固定し、サムネイル画像の新規追加は列方向に限定し、列方向への仮想表示メモリ移動に限定した場合を説明する。
図4において、表示メモリ領域の移動に伴い、サムネイル画像を仮想表示メモリ領域12へ追加する場合、すでに固定メモリ領域終端19に到達しているので、固定メモリ領域18をリングバッファとして利用し、図2の画像配置制御部2は固定メモリ領域始端20から固定メモリ領域内新規仮想サムネイル領域17へサムネイル画像P57〜P72を配置する。また、表示メモリ領域が固定メモリ領域外新規仮想サムネイル領域16のサムネイル画像P57´〜P72´を含む場合には、図1の画像表示制御部6は、固定メモリ領域外新規仮想サムネイル領域16に対応して実際にサムネイル画像が準備された固定メモリ領域以内仮想サムネイル領域17から読み出してディスプレイ7に表示する。このようにして、限られた固定メモリ領域をリングバッファとして利用することで、サムネイル数に限ることなくサムネイル表示を続けることができる。
以上の本実施の形態によれば、サムネイル表示時に、表示画面分のメモリよりも大きな仮想表示メモリ領域を有し、事前に外部メモリ1より仮想メモリ3にサムネイル画像を読み出しておくことで、サムネイル表示を高速で表示することできる。
また、オペレーターが外部メモリ1のJPEG画像の削除などを行った場合でも、仮想表示メモリ領域12上でのサムネイル画像の再配置は、その一部のみで済むため、機器の操作性低下を防止できる。
また、すべてのサムネイルデータを保持するメモリは必要でないため、機器のコストや消費電力を抑えることができる。
また、仮想メモリ3へのサムネイル画像の準備は、画像配列の行もしくは列単位に、必要な画像分のみ読み出し準備することによって、高速にサムネイル表示が可能となる。
なお、表示メモリ領域の移動に伴い、準備される新規仮想サムネイル領域は必ずしも移動距離のみに伴い準備されるものではなく、画像配置制御部2や画像表示制御部6、もしくは外部にデコード装置など設置する場合などはそのすべての装置の性能に最適な配置タイミングと、サムネイル画像を配置する最適な量に伴う場合もあり得ることは当然である。
また、固定メモリ領域をリングバッファとして使用し、表示メモリ領域の移動または仮想表示メモリ領域へのサムネイル画像の追加配置において、リングバッファの終端に到達した場合には始端から処理を継続することで、サムネイル数に限ることなくサムネイル表示を続けることができる。
なお、固定メモリ領域をリングバッファとして使用する説明の中で、行方向のサムネイル数を固定してサムネイル画像を列方向に追加した例をあげたが、列方向に固定して行方向への追加も含まれることは当然である。
なお、本発明の実施の形態においては、表示メモリ領域に配置するサムネイル画像枚数は、表示画面1画面あたり12枚としたがこれに限るものではなく、表示メモリ領域に配置するサムネイル画像の枚数に関わらず本発明が有効であることは言うまでもない。同様に、仮想表示メモリにおいても、例として仮想表示メモリ領域に配置するサムネイル画像枚数は64枚としたがこれに限るものではなく、表示メモリ領域を含み、仮想表示メモリ領域に配置するサムネイル画像の枚数に関わらず本発明が有効であることは言うまでもない。
また、本発明の実施の形態において、外部メモリとはメモリカード、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、ハードディスクなどのいかなる記録媒体であっても本発明が有効であることは言うまでもない。
また、本発明の実施の形態において、表示させるディスプレイ7は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRTなどのいかなる表示媒体であっても本発明が有効であることは言うまでもない。
また、本発明の実施の形態において、サムネイル画像は、外部メモリ1のJPEG画像と同一ファイル内に格納されている例をあげたがこれに限らず、JPEG画像とは別のファイルで外部メモリ1に記録されている場合や、画像配置制御部2の前段にデコード装置が置かれJPEG画像をデコードして新たに作成する場合にも適応される。
また、本発明の実施の形態において、静止画像の圧縮フォーマットとしてJPEGを例であげたが、JPEGフォーマットに限らず、GIFなどのその他画像圧縮フォーマットや、TIFFなどの画像非圧縮フォーマットであっても本発明が有効であることは言うまでもない。
また、本発明の実施の形態において、画像表示制御部6はサムネイル画像を外部メモリ1から読み出す例を上げたが、例えばUSB、IEEE1394バス、その他有線通信手段、無線通信手段などの外部機器との通信によって仮想メモリに画像を配置してもよい。
また、本発明の実施の形態において、画像表示制御部6はサムネイル画像を仮想メモリ3からディスプレイ7へ表示する例を上げたが、例えばUSB、IEEE1394バス、その他有線通信手段、無線通信手段などの通信によって外部機器へ画像を転送表示してもよい。
本発明にかかるサムネイル表示装置は、サムネイル画像を高速にスクロール表示させることが可能となるため、ビデオカメラや、デジタルスチルカメラなど映像データの録画再生機能を有する機器に付随して設置されるサムネイル表示装置の用途に有用である。
本発明の一実施の形態におけるサムネイル表示装置のブロック図 本発明の一実施の形態におけるサムネイル表示装置のメモリ領域の構成図 本発明の一実施の形態におけるサムネイル表示装置のスクロールの説明図 本発明の一実施の形態におけるサムネイル表示装置のリングバッファの説明図 第1の従来技術のサムネイル表示方法の説明図
符号の説明
1 外部メモリ
2 画像配置制御部
3 仮想メモリ
4 入力装置
5 入力制御部
6 画像表示制御部
7 ディスプレイ

Claims (2)

  1. 表示画面分に相当する表示メモリ領域を含み、かつ前記表示メモリ領域よりも大きな仮想表示メモリ領域を含む固定メモリ領域から成る仮想メモリと、前記仮想メモリへ少なくとも1つ以上のサムネイル画像を配置する画像配置制御部と、前記仮想メモリから表示メモリ領域のデータを読み出す画像表示制御部とを具備し、
    前記画像配置制御部は、あらかじめ前記仮想表示メモリ領域にサムネイル画像を配置し、前記画像表示制御部が表示メモリ領域を移動する時には、前記移動の方向に対応して前記仮想表示メモリ領域にあらかじめサムネイル画像を追加配置することを特徴とするサムネイル表示装置。
  2. 前記画像配置制御部は、前記固定メモリ領域をリングバッファとして使用することで、前記表示メモリ領域の移動または前記仮想表示メモリ領域へのサムネイル画像の追加配置において、リングバッファの終端に到達した場合には始端から処理を継続することを特徴とする請求項1に記載のサムネイル表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007140985A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Canon Inc コンテンツ閲覧装置、コンテンツ閲覧方法及びプログラム
JP2013142751A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Canon Inc 表示制御装置、その制御方法及びプログラム

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