JP2007014943A5 - - Google Patents
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上記の目的を達成するため、本発明は、バスケットに収容したワークを洗浄する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄液を供給すると共に使用後の洗浄液を回収する回収塔と、前記回収塔から受けた洗浄液を蒸留再生する蒸留器と、前記各部を適宜に減圧する減圧機構と、前記バスケットを前記洗浄槽に搬入及び搬出する昇降装置と、装置全体の動作を制御する制御部とを備えて構成され、前記昇降装置には、上下動する可動ベース板と、前記可動ベース板から延設される係止部とが設けられ、前記係止部に保持された前記バスケットを、前記洗浄槽の中に降下させることにより、前記洗浄槽の側壁に突設された駆動軸によって前記バスケットを回転可能な状態にする第一手段と、その後、前記バスケットを残したまま、前記係止部及び前記可動ベース板を更に降下させることで、前記可動ベース板によって前記洗浄槽の上部開口を閉塞状態にする第二手段と、を有することにより、前記回収塔から導入された洗浄液を用いる減圧下での超音波洗浄動作、前記蒸留器から導入された洗浄蒸気を用いる減圧下での蒸気洗浄動作、減圧下での真空乾燥動作を、前記閉塞状態を維持したまま前記洗浄槽において実行可能にした。
本発明は、洗浄槽の密閉蓋を兼ねた、上下動する可動ベース板と、可動ベース板から延設される係止部とを備える昇降装置が特徴的である。ここで、係止部は、可動ベース板の両端から下方に延びているのが好適である。また、好ましくは、一対の係止部は、バスケットを軸方向両側から保持できる構成が良い。この場合、各係止部には、バスケットを保持する際に、バスケットを所定位置に移動させるスライド片が設けられているのが好ましい。具体的には、バスケットの中心軸が、洗浄槽の中心位置に移動する構成が好ましい。
なお、前記洗浄槽の上部には、処理前のバスケットを前記昇降装置に引き渡すと共に、処理後のバスケットを前記昇降装置から受け取るための移送テーブルが設けられ、前記移送テーブルには、前記バスケットの軸方向長さに対応する左右幅を有して、前記バスケットの底部を受け入れる凹部が設けられるのも好適である。
本発明の移送テーブルは、洗浄槽の上部開口を完全に開放する第1状態と、洗浄槽の真上に位置する第2状態とに、スライド移動可能に構成するのが好ましい。この場合、第1状態において人為的にバスケットを受け取り、その後、水平方向に移動して第2状態に移行し、昇降装置にバスケットを自動的に引き渡した後、第1状態に戻るよう移動するのが好適である。また、その後、第1状態で待機し、水平方向に移動して第2状態に移行して、昇降装置からバスケットを自動的に受け取り、第1状態に戻るよう移動するのが好適である。
また、前記バスケットは、多数の開口を有する筒状に形成されて、その軸方向両端には突出部が設けられ、前記突出部の少なくとも一方には、駆動モータの回転力を前記バスケットに伝える伝達部が設けられるのも好適である。
突出部は、円筒形又は円柱形に構成するのが好適である。また、伝達部は、突出部の一部を切欠いて形成するのが好ましい。この場合、駆動モータから板状の駆動軸が突出させるのが好適であり、この板状の駆動軸は、停止状態では、板面が垂直に立つように静止させるのが好適である。
好ましくは、前記洗浄槽の側壁の水平方向の中央位置には、駆動モータによって回転される駆動軸が突出され、前記駆動軸の周りには、前記バスケットの回転を支える支持部材が設けられている。
支持部材は、前記洗浄槽の側壁から突出して自由回転する回転体であるのが好適である。この場合、駆動軸の両側に回転体を設けることで、バスケットを支持し、駆動軸をバスケットの一部に歯合させるのが好ましい。駆動軸を歯合させる具体的態様は、種々考えられるが、バスケットから回転軸を突出させ、回転軸に設けたキー溝と駆動軸とを歯合させるのが効果的である。この場合、駆動軸は板状に形成し、停止状態では、板面が垂直に立つように静止させるのが好適である。
Claims (4)
- バスケットに収容したワークを洗浄する洗浄槽と、前記洗浄槽に洗浄液を供給すると共に使用後の洗浄液を回収する回収塔と、前記回収塔から受けた洗浄液を蒸留再生する蒸留器と、前記各部を適宜に減圧する減圧機構と、前記バスケットを前記洗浄槽に搬入及び搬出する昇降装置と、装置全体の動作を制御する制御部とを備えて構成され、
前記昇降装置には、上下動する可動ベース板と、前記可動ベース板から延設される係止部とが設けられ、
前記係止部に保持された前記バスケットを、前記洗浄槽の中に降下させることにより、前記洗浄槽の側壁に突設された駆動軸によって前記バスケットを回転可能な状態にする第一手段と、
その後、前記バスケットを残したまま、前記係止部及び前記可動ベース板を更に降下させることで、前記可動ベース板によって前記洗浄槽の上部開口を閉塞状態にする第二手段と、を有することにより、
前記回収塔から導入された洗浄液を用いる減圧下での超音波洗浄動作、前記蒸留器から導入された洗浄蒸気を用いる減圧下での蒸気洗浄動作、減圧下での真空乾燥動作を、前記閉塞状態を維持したまま前記洗浄槽において実行可能にしたことを特徴とする洗浄装置。 - 前記洗浄槽の駆動軸の周りには、前記バスケットの回転を支える支持部材が設けられている請求項1に記載の洗浄装置。
- 前記昇降装置の係止部は、可動ベース板の下方の両端部に固定されたスライド片を有し、前記スライド片の急峻な斜辺が、バスケットに設けられた突出板を下方に誘導する傾斜面となっている請求項1又は2に記載の洗浄装置。
- 前記洗浄槽を所定レベルまで減圧することで形成される前記回収塔との圧力差に基づいて、前記回収塔の洗浄液を一気に導入する第三手段と、
前記駆動軸によって前記バスケットを回転させつつ、第三手段で導入された洗浄液によって前記ワークを洗浄する第四手段と、
減圧状態の前記回収塔と大気開放された前記洗浄槽との圧力差に基づいて、前記洗浄液を前記回収塔に回収する第五手段とを更に有する請求項1〜3の何れかに記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005367017A JP4381374B2 (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005367017A JP4381374B2 (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 洗浄装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005196020A Division JP2007319723A (ja) | 2005-07-05 | 2005-07-05 | 洗浄装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007014943A JP2007014943A (ja) | 2007-01-25 |
JP2007014943A5 true JP2007014943A5 (ja) | 2007-06-21 |
JP4381374B2 JP4381374B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=37752548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005367017A Active JP4381374B2 (ja) | 2005-12-20 | 2005-12-20 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4381374B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5945349B2 (ja) * | 2015-04-22 | 2016-07-05 | 株式会社Ihi | 真空洗浄装置 |
-
2005
- 2005-12-20 JP JP2005367017A patent/JP4381374B2/ja active Active
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