JP2007014516A - 鋏 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2007014516A
JP2007014516A JP2005198286A JP2005198286A JP2007014516A JP 2007014516 A JP2007014516 A JP 2007014516A JP 2005198286 A JP2005198286 A JP 2005198286A JP 2005198286 A JP2005198286 A JP 2005198286A JP 2007014516 A JP2007014516 A JP 2007014516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade body
shaft
shaft member
fixed piece
moving blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005198286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4610429B2 (ja
Inventor
Yoshimitsu Nagae
良光 長江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SCISSORS JAPAN KK
Original Assignee
SCISSORS JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SCISSORS JAPAN KK filed Critical SCISSORS JAPAN KK
Priority to JP2005198286A priority Critical patent/JP4610429B2/ja
Publication of JP2007014516A publication Critical patent/JP2007014516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4610429B2 publication Critical patent/JP4610429B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Scissors And Nippers (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な構造で外観がシンプルであり、緊締力が一定で使用しやすい鋏を提供する。
【解決手段】 互いに連通する軸孔24,38が形成された動刃体12と静刃体14が、軸部材16によりX状に交差して回動可能に結合され、軸部材16の一端部には、軸孔24,38の一方の周辺に係止された頭部52を有する。軸部材16の他端部には、軸孔24,38の他方に係止される固定片80を備える。軸部材16に係止されるとともに固定片80に両端が保持された弾性部材であるピン部材86を有する。固定片80が軸孔24,38周辺に係止された状態で、固定片80を弾性的に軸孔24,38周辺に引き付けるとともに、固定片80の係止を解除する方向に対して弾性的に抵抗する当接部である側面81aを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、一対の刃体を弾性的に互いに近づける方向へ付勢している軸構造を備えた鋏に関する。
従来、鋏の基本構成は、一対の刃体が軸部材によってX状に交差して回動可能に結合され、この一対の刃体の交差する部分には、一対の刃体を連通する軸孔が設けられている。刃体の、軸孔から一方の端部までは刃が形成され、反対の端部までは指を通す環状のハンドルが形成されている。ここで、親指を通すハンドルが設けられた刃体は動刃体であり、人差し指を通すハンドルと薬指を載せる突起が一体に設けられた刃体は静刃体である。そして軸孔には、軸部材が挿通され、一対の刃体を回動可能に結合している。
鋏の動刃体と静刃体を結合する軸受構造としては、種々のものが開示されている。例えば特許文献1に開示されている理容鋏の場合は、一対の刃体の交差部に、平型ベアリング体と筒形ベアリング体を設け、この各ベアリング体に枢結螺子を挿通し、緊締ナットとゆるみ止め用の座金により結合したものである。一対の刃体の交差部には、対向凹部が各々形成され、各対向凹部には螺子軸用挿通口が貫通して形成されている。対向凹部の内側には平型ベアリング体が設けられ、各対向凹部に当接可能にベアリング体の球面が突出している。平型ベアリング体には、枢結螺子が貫通される貫通透孔が前述の螺子軸用挿通口に連通して形成されている。一方の刃体の交差部には、外側に外側凹部が形成され、外側凹部には、筒形ベアリング体が設けられている。そして、一対の刃体間に平型ベアリング体を設け、筒形ベアリング体を外側凹部に嵌合し、筒形ベアリング体側から貫通して枢結螺子を挿通する。枢結螺子の突出した端部には、座金を装着して緊締ナットを螺合緊締している。
特開2000−202177号公報
上記従来の技術の場合、一対の刃体は、座金によって互いに近づくほうへ付勢され、その付勢力は緊締ナットの締め具合により調整されている。しかし、緊締ナットの締め具合を同じにすることは困難であり、例えば刃体を分解した後に付勢力が微妙に異なり切断操作に違和感が生じる恐れもあった。組み立ても、緊締ナットを枢結螺子に螺合させるため手間と時間がかかっていた。また、鋏体の表面に座金と緊締ナットが突出しているため、被切断物に接触する等、切断作業のじゃまになっていた。特に、理容鋏等では髪の毛が絡まったりするおそれもあった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で外観がシンプルであり、緊締力が一定で使用しやすい鋏を提供することを目的とする。
本発明は、互いに連通する軸孔が形成された動刃体と静刃体が設けられ、前記動刃体と静刃体は前記軸孔に軸部材が挿通されX状に交差して回動可能に結合されている鋏であって、前記軸部材の一端部に形成され前記動刃体又は前記静刃体のうち一方の前記軸孔周辺に係止される頭部と、前記軸部材の他端部に取り付けられ前記動刃体又は前記静刃体のうち他方の前記軸孔周辺に係止される固定片と、前記軸部材に係止されるとともに前記固定片に両端が保持された弾性部材であるピン部材と、前記固定片が前記軸孔周辺に係止された状態で前記固定片を弾性的に前記軸孔周辺に引き付けるとともに、前記固定片の係止を解除する方向に対して弾性的に抵抗する当接部を備えた鋏である。
さらに、前記軸部材の前記固定片が取り付けられる端部付近には、前記軸部材の側周面から軸中心に向かい前記軸部材の突出方向に対して交差する溝が設けられ、前記固定片は板体であり、前記板体には前記軸部材が嵌合される切欠部と、前記板体の厚み内に形成され前記切欠部を挟んで対向した挿通口が設けられ、前記挿通口には、前記軸部材の前記溝に差し込まれる前記ピン部材が前記切欠部を横切って挿通され、前記ピン部材は前記固定片の前記当接部が前記軸孔周辺に当接した状態で、前記溝に位置する中央付近が軸方向内側に撓ませられ、前記軸部材頭部と前記固定片を互いに近づける方向に引く力を加えるようにした鋏である。
また、前記静刃体または前記動刃体には、前記軸部材の前記溝部側の端部と、前記固定片が収容される固定片用凹部が形成されている。
また、前記動刃体と静刃体の間には、この両者間の摺動抵抗を軽減する鋏体用ベアリング部材が設けられている。前記軸部材と前記動刃体の間には、この両者間の摺動抵抗を軽減する軸用ベアリング部材が設けられている。
本発明の鋏は、動刃体と静刃体が互いに当接する方向に適度な力で緊締され、円滑な切断作用をすることができる。しかも、いつも一定の緊締力が得られ、安定した切断性能を得ることができる。また、簡単な構造で表面が平坦でシンプルであり、使用しやすく組立操作も容易である。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図6はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態は理容用の鋏10についてのものである。鋏10は、動刃体12と静刃体14が軸部材16により枢着されている。
動刃体12のほぼ中心には、静刃体14に軸止される部分である板状の鋏体22が設けられている。鋏体22のほぼ中心には、軸部材16が挿通される軸孔24が設けられている。そして、鋏体22から一方の端部には、細長い柄の先端に親指を通す環部が設けられたハンドル26が設けられている。鋏体22の、ハンドル26と反対側の端部には、鋏身28がハンドル26と反対方向に長く突出して設けられている。鋏身28は長い板状であり、鋏体22の内平面22a側から見て鋏身28の一側縁部には刃34が形成されている。
鋏体22には、静刃体14に擦れ合う内平面22aが形成され、内平面22aには軸孔24を中心として円筒形にくぼんだ第一凹部30が形成されている。鋏体22の、内平面22aと反対側の外側面には、軸孔24の周縁部に段部32が一周して設けられている。
静刃体14のほぼ中心には、動刃体12に軸止される部分である板状の鋏体36が設けられている。鋏体36のほぼ中心には、軸部材16が挿通される軸孔38が設けられている。そして、鋏体36から一方の端部には、細長い柄の先端に中指を通す環部が設けられたハンドル40が設けられている。ハンドル40には、薬指を載せる突起42が設けられ、突起42は柄の延長方向に突出する棒状に形成されている。鋏体36の、ハンドル40と反対側の端部には、鋏身44がハンドル40と反対方向に長く突出して設けられている。鋏身44は長い板状であり、鋏体36の内平面36a側から見て鋏身44の一側縁部には刃50が形成されている。
さらに、鋏体36には、動刃体12に摺れあう内平面36aが形成され、内平面36aには、軸孔38を中心として円筒形にくぼみ第一凹部30と対面する第二凹部46が形成されている。鋏体36の、内平面36aと反対側の外側面には、軸孔38からハンドル14側にかけて固定片用凹部48が形成されている。固定片用凹部48は、軸孔38上を通過する直線部分とハンドル40側へ湾曲する曲線からなる略半円形の凹部である。また、図6に示すように、固定片用凹部48の底部には、後述する固定片80が収容されているときに固定片80を起こすための棒部材が挿通される透孔49が形成されている。
動刃体12と静刃体14の軸孔24,38には、軸部材16が挿通されている。軸部材16は、動刃体12の軸孔24よりも大きい直径を有する頭部52と、頭部52に対して直交する回動軸54が設けられている。回動軸54の長さは、動刃体12と静刃体14を合わせたときの厚みとほぼ等しく、太さは軸孔24よりも細く、軸孔38とほぼ等しい。回動軸54の、頭部52と反対側の端部付近には、回動軸54の側周面から軸中心に向かい、回動軸54の突出方向に対して直角方向に設けられた溝56が形成されている。
軸部材16は、動刃体12の外側、つまり内平面22aの反対側から挿通されている。軸部材16の回動軸54には、動刃体12の外側から入れられる軸用ベアリング部材58が嵌め込まれ、また軸用ベアリング部材58と頭部52の間には、軸用ベアリング58の後述する内筒部60aのみに当接する座金61が設けられている。軸用ベアリング部材58は、軸部材16の回動軸54が挿通される筒状に形成され、筒状の内周部60aと外周部60bから成る。内周部60aと外周部60bの間には、ボール62が回動可能に設けられ、内周部60aと外周部60bが円滑に互いに軸周りに回動する。外周部60bの側周面には、フランジ部63が一周して形成されている。フランジ部63は、動刃体12の段部32に嵌合される直径に形成されている。
動刃体12の鋏体22に形成された第一凹部30には、第一磁石列64が円筒形に設けられ、接着剤等で固定されている。静刃体14の鋏体36に形成された第二凹部46には、第二磁石列68が円筒形に設けられ、同じく接着剤等で固定されている。第一磁石列64と第二磁石列68は、複数の磁石が第一凹部30または第二凹部46の周縁部に沿って環状に一周して設けられている。磁石の極の配列は、静刃体12と動刃体14が、鋏身28,44が重ねられて閉じている状態では、互いに異なる極性の磁石が対面する面積が最大となり、安定して閉じられ、約30°まで開くと最多の同極同士が対面する状態で不安定となり、さらに開いていく再び異なる極同士が対面する組が多くなり、互いに引き合い、安定するものである。
互いに対面する第一磁石列64と第二磁石列68の内側には、鋏体用ベアリング部材70が設けられている。鋏体用ベアリング部材70は、第一磁石列64、第二磁石列68の内側に嵌合され中央に軸部材16が挿通され、環形の保持板72が設けられている。保持板72には、厚み方向に貫通し円周方向に等間隔に、複数の透孔74が形成され、透孔74にはボール76が回転可能に入れられている。ボール76は保持板72の厚みより直径が少し大きく、保持板72の外側に突出して、動刃体12の鋏体22と静刃体14の鋏体36に当接し、円滑に軸部材16を中心に回動させる。鋏体用ベアリング部材70の軸方向長さは、動刃体12の第一凹部30と、静刃体14の第二凹部46の、深さの内側に収容されるものである。また、鋏体用ベアリング部材70の内周面に当接して、収縮チューブ78が設けられている。
静刃体14の固定片用凹部48には、軸部材16の先端に係止される固定片80が設けられている。固定片80は、固定片用凹部48に嵌合される略半円形の板体であり、直線部分の端縁部81のほぼ中心には、軸孔38に連通し軸部材16の回動軸54が嵌合される切欠部82が形成されている。固定片80の厚み方向の中間付近には端縁部81に対して平行に、切欠部82を横切るように練通した挿通口84が形成されている。また、挿通口84には、回動軸54の溝56に差し込まれるピン部材86が、切欠部82を横断して挿通されている。固定片80の側縁部81は、側縁部81に対して交差する断面形状が一定であり、固定片80の一対の側面81aに対して直角な面である端面81bが設けられ、端面81bと側面81aの間の角部分は面取りされて当接面81cが形成されている。
次に、この実施形態の鋏10の組立方法について説明する。まず、動刃体12の第一凹部30に第一磁石列64を接着剤等で固定する。また、静刃体14の第二凹部46に第二磁石列68を接着剤等で固定する。次に予め軸用ベアリング部材58と座金61を取り付けた軸部材16を、動刃体12の外側、つまり段部32が形成された側から軸孔24に挿通する。動刃体12の第一凹部30側に突出した軸部材16の回動軸54に、収縮チューブ78を取り付け、収縮チューブ78の外側面に鋏体用ベアリング部材70を嵌合させる。さらに軸部材16の回動軸54を、静刃体14の第二凹部46側から軸孔38に挿通する。これにより、固定片用凹部48の中に回動軸54の先端が位置する。このとき回動軸54の溝56は、固定片用凹部48の中心側、つまり湾曲した形状の側縁部側に対向させる。
次に、図2に示すように固定片用凹部48の中に、ピン部材86を取り付けた固定片80を、側縁部81の端面81bが底部分に当接するように立設して入れ、回動軸54に移動させて切欠部82に回動軸54を嵌合させ、ピン部材86を回動軸54の溝56に差し込む。このとき、固定片用凹部48の底部には、固定片80の端面81bが当接し、軸部材16の頭部52は、軸用ベアリング部材58から僅かに離間している。
この後、固定片80を固定片用凹部48の中へ倒していくと、図3に示すように、固定片80の端面81bと当接面81cの間の角部が固定片用凹部48の底部分に当接する。ピン部材86の位置から、端面81bと当接面81cの間の角部までの距離は、端面81bまでの距離よりわずかに長いため、ピン部材86の位置が固定片用凹部48の底部分に対して高くなり、ピン部材86の両端部は図面上の上方へ引き上げられ、ピン部材86は弾性変形して溝56に位置する中央付近が下方に凸となる方向に撓む。これにより、ピン部材86に軸方向に引く力が加えられ、動刃体12と静刃体14は互いに当接する方向に適度な力で緊締される。この状態は、弾性的に当接した角部の面積が小さくて不安定であり、いずれかの方向へ移動しようとする中立点となる。なお、このとき軸部材16の頭部52が、座金61を介して軸用ベアリング58の内周部60aに当接する。
さらに固定片80を倒し斜め45°に達すると、図4に示すように当接面81cが固定片用凹部48の底部分に当接する。ピン部材86の位置は図3に示す状態よりもやや低く図2に示す状態よりも高く位置し、そして図3に示す状態よりも安定する。さらに固定片80を倒すと、他方の固定片80の端面81bと当接面81cの間の角部が固定片用凹部48の底部分に当接し再び中立点となり、この中立点を乗り越えて、図5に示すように、固定片80の当接部である側面81aが、固定片用凹部48の底部分に当接し、収容される。このときのピン部材86の位置は図4に示す状態よりもやや低いが、図2に示す状態よりも高く、軸部材16の頭部52が座金61を介して軸用ベアリング58に適度な力で当接し、安定する。この状態でピン部材86は、弾性変形して中央付近の撓みが図3、図4よりも小さいものの弾性力を与える程度に撓んだ状態を維持し、回動軸54に軸方向に引く力を加えている。この力により、動刃体12と静刃体14は互いに当接する方向に適度な力で緊締され、円滑な切断作用をする。
鋏10を分解するときは、固定片用凹部48の底部分に形成された透孔49に、静刃体14の内平面36a側から針体を差し込み、固定片80の側面81aを押し上げる。固定片80を起こして図2に示す状態にすると、回動軸54を引く力がなくなり、これにより、固定片80は容易に回動軸54から分解され、回動軸54を動刃体12と静刃体14から引き抜くことができる。
この実施形態の鋏10によれば、ピン部材86の弾性力を利用して動刃体12と静刃体14は互いに当接する方向に適度な力で緊締され、円滑な切断作用をすることができる。さらに、いつも一定の緊締力が得られ、安定した切断性能を有することができる。回動軸54と、回動軸54に取り付けられた固定片80は、静刃体14の固定片用凹部48に収容されるため、固定片80は静刃体14の側面と面一になり、外観がすっきりとして良好であり、ナット等の突起がないため、髪を切断するときに髪が絡まったりじゃまになることがなく、散髪の作業性が向上する。また軸用ベアリング部材58が軸部材16の頭部52と動刃体12の摩擦発生をなくし、鋏体用ベアリング部材70が動刃体12と静刃体14の摩擦発生をなくすため、回動操作の操作性が向上し、弱い力で切断作業を行い、長時間繰り返しても疲労を抑えることができる。
なお、この発明の鋏は、各部材の形状は自由に選択可能であり、ハンドルの形状も自由に選択可能である。
この発明の一実施形態の鋏の斜視図(a)と、分解斜視図(b)である。 この実施形態の鋏の固定片を立てて軸部材の溝にピン部材を差し込んだ状態を示す部分拡大縦断面図である。 この実施形態の鋏の固定片を倒し始めた状態を示す部分拡大縦断面図である。 この実施形態の鋏の固定片をほぼ45°倒した状態を示す部分拡大縦断面図である。 この実施形態の鋏の固定片を完全に倒した状態を示す部分拡大縦断面図である。 この実施形態の鋏の固定片を完全に倒した状態を示す部分平面図である。
符号の説明
10 鋏
12 動刃体
14 静刃体
16 軸部材
22,36 鋏体
24,38 軸孔
26,44 鋏身
30 第一凹部
46 第二凹部
48 固定片用凹部
52 頭部
58 軸用ベアリング部材
70 鋏体用ベアリング部材
80 固定片
86 ピン部材

Claims (5)

  1. 互いに連通する軸孔が形成された動刃体と静刃体が設けられ、前記動刃体と静刃体は前記軸孔に軸部材が挿通されX状に交差して回動可能に結合されている鋏において、前記軸部材の一端部に形成され前記動刃体又は前記静刃体のうち一方の前記軸孔周辺に係止される頭部と、前記軸部材の他端部に取り付けられ前記動刃体又は前記静刃体のうち他方の前記軸孔周辺に係止される固定片と、前記軸部材に係止されるとともに前記固定片に両端が保持された弾性部材であるピン部材と、前記固定片が前記軸孔周辺に係止された状態で前記固定片を弾性的に前記軸孔周辺に引き付けるとともに、前記固定片の係止を解除する方向に対して弾性的に抵抗する当接部を備えたことを特徴とする鋏。
  2. 前記軸部材の前記固定片が取り付けられる端部付近には、前記軸部材の側周面から軸中心に向かい前記軸部材の突出方向に対して交差する溝が設けられ、前記固定片は板体であり、前記板体には前記軸部材が嵌合される切欠部と、前記板体の厚み内に形成され前記切欠部を挟んで対向した挿通口が設けられ、前記挿通口には、前記軸部材の前記溝に差し込まれる前記ピン部材が前記切欠部を横切って挿通され、前記ピン部材は前記固定片の前記当接部が前記軸孔周辺に当接した状態で、前記溝に位置する中央付近が軸方向内側に撓ませられ、前記軸部材頭部と前記固定片を互いに近づける方向に引く力を加えることを特徴とする請求項1記載の鋏。
  3. 前記静刃体または前記動刃体には、前記軸部材の前記溝部側の端部と、前記固定片が収容される固定片用凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の鋏。
  4. 前記動刃体と静刃体の間には、この両者間の摺動抵抗を軽減する鋏体用ベアリング部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鋏。
  5. 前記軸部材と前記動刃体の間には、この両者間の摺動抵抗を軽減する軸用ベアリング部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鋏。
JP2005198286A 2005-07-07 2005-07-07 Expired - Fee Related JP4610429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005198286A JP4610429B2 (ja) 2005-07-07 2005-07-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005198286A JP4610429B2 (ja) 2005-07-07 2005-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007014516A true JP2007014516A (ja) 2007-01-25
JP4610429B2 JP4610429B2 (ja) 2011-01-12

Family

ID=37752185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005198286A Expired - Fee Related JP4610429B2 (ja) 2005-07-07 2005-07-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4610429B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063164U (ja) * 1983-10-03 1985-05-02 有限会社アコス はさみ
JPS6322872U (ja) * 1986-07-29 1988-02-15
JPH02111390A (ja) * 1988-10-21 1990-04-24 Kaijirushi Hamono Kaihatsu Center:Kk 鋏における開閉中心部の構造
JPH0611670U (ja) * 1991-05-14 1994-02-15 株式会社マテックマツザキ 鋏の枢着ネジ軸
JPH06170065A (ja) * 1992-02-07 1994-06-21 Hikari Prod Japan:Kk 理容・美容用鋏
JPH08131668A (ja) * 1994-11-02 1996-05-28 Naruto:Kk はさみ
JP2000202177A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Shigeru Kogyo:Kk 理容鋏

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063164U (ja) * 1983-10-03 1985-05-02 有限会社アコス はさみ
JPS6322872U (ja) * 1986-07-29 1988-02-15
JPH02111390A (ja) * 1988-10-21 1990-04-24 Kaijirushi Hamono Kaihatsu Center:Kk 鋏における開閉中心部の構造
JPH0611670U (ja) * 1991-05-14 1994-02-15 株式会社マテックマツザキ 鋏の枢着ネジ軸
JPH06170065A (ja) * 1992-02-07 1994-06-21 Hikari Prod Japan:Kk 理容・美容用鋏
JPH08131668A (ja) * 1994-11-02 1996-05-28 Naruto:Kk はさみ
JP2000202177A (ja) * 1999-01-18 2000-07-25 Shigeru Kogyo:Kk 理容鋏

Also Published As

Publication number Publication date
JP4610429B2 (ja) 2011-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8074322B2 (en) Hinge assembly and electronic device using the same
JP4358880B2 (ja) ヒンジ機構
JP3228754U (ja) 支持装置
US20070163401A1 (en) Angle retaining assembly of a hand tool
JP2009014137A (ja) 携帯端末
JP4610429B2 (ja)
JP2010222794A (ja) 蝶番
JP2009113585A (ja) ワイパアーム及び車両用ワイパ
JP6510947B2 (ja) 扉開閉用ハンドル
JP4773132B2 (ja)
TWM483149U (zh) 可單手操作及切換方向之棘輪扳手
JP6322965B2 (ja) 回転操作用つまみ
JP2009014035A (ja) ヒンジ機構
KR102333881B1 (ko) 전동 공구용 나사 홀더
JP2004290305A (ja) ハサミ
JP2010065456A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP6359291B2 (ja) ヒンジ装置
JP2019090436A (ja) 可撓管保持具
JP3213135U (ja) 挟持工具
JP2002181016A (ja) 留め具
JP3144253U (ja) 工具のコネクタ
JP4129469B2 (ja) ガス栓
JP2008295955A (ja) 清掃具の継手構造
JP3121340U (ja) 理容鋏
US20120268873A1 (en) Electronic Device and Holding Device Mounted on the Same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101012

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees