JP2007011288A - 光量調整方法、画像記録方法及び装置 - Google Patents

光量調整方法、画像記録方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の光源を用いて画像記録媒体にむらのない所望の画像を高精度に記録することのできる光量調整方法、画像記録方法及び装置を提供する。
【解決手段】テストデータメモリ80から供給されるテストデータに基づき、基板Fにテストパターンを形成してその線幅を測定し、光源制御部89により光源ユニット28a〜28jを調整して露光ヘッド24a〜24j間での線幅変化量を補正した光量を設定するとともに、マスクデータ設定部86において、露光ヘッド24a〜24jを構成するDMDの特定のマイクロミラーをオフ状態に制御するマスクデータを設定し、マスクデータを用いて出力データを補正して所望の画像を基板Fに露光記録する。
【選択図】図9

Description

本発明は、光ビームを出力する独立な光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際の光量調整方法、画像記録方法及び装置に関する。
図27は、プリント配線基板の製造工程の説明図である。蒸着等により銅箔1が被着された基板2が準備され、この銅箔1上に感光材料からなるフォトレジスト3が加熱圧着(ラミネート)される。次いで、露光装置によりフォトレジスト3が配線パターンに応じて露光された後、現像液により現像処理され、露光されていないフォトレジスト3が除去される。フォトレジスト3が除去されることで露出した銅箔1は、エッチング液によってエッチング処理され、その後、残存するフォトレジスト3が剥離液によって剥離される。この結果、基板2上に所望の配線パターンからなる銅箔1が残存形成されたプリント配線基板が製造される。
ここで、フォトレジスト3に配線パターンを露光記録することのできる装置として、複数の光源から出力される光ビームを画像データに従い変調して感光材料に導くようにした画像記録装置が知られている。このような画像記録装置では、各光源から出力される光ビームの光量が異なると、感光材料に記録される画像にむらが生じてしまうため、受光素子を用いて各光源毎に光ビームの光量を検出して調整を行う。
しかしながら、受光素子は、一般に受光する光の波長に対する感度が異なるため、各光源から出力される光ビームの波長が異なると、光量の検出値も異なってしまい、正しい調整を行うことができなくなってしまう。そこで、光源から出力される光ビームの光量を波長に応じて補正して検出するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特公平7−117447号公報
ところで、一般に、画像が記録される感光材料自体も、照射される光ビームの波長に対する感度が異なっているため、受光素子の波長依存性を考慮して各光ビームの光量を調整したとしても、必ずしもむらのない画像を記録できる保証が得られる訳ではない。また、ビーム径や光学系によるピント状態等が各光ビーム毎に異なっていると、同一の光量で画像を露光した場合であっても、記録される画像にむらが生じてしまう。
本発明は、複数の光源を用いて画像記録媒体にむらのない所望の画像を高精度に記録することのできる光量調整方法、画像記録方法及び装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、各光源から出力される光ビームの光量のローカリティを補正して所望の画像を高精度に記録することのできる光量調整方法、画像記録方法及び装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、画像記録媒体の処理に起因するむらを補正して所望の画像を高精度に記録することのできる光量調整方法、画像記録方法及び装置を提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は、画像記録媒体の感度特性に起因するむらを補正して所望の画像を高精度に記録することのできる光量調整方法、画像記録方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の画像記録方法は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、
テストデータに基づいて前記各露光ヘッドを制御し、前記画像記録媒体にテストパターンを記録するステップと、
前記画像記録媒体に記録された前記テストパターンの記録状態を前記各露光ヘッド毎に測定するステップと、
前記光ビームの光量変化量に対する前記記録状態の状態変化量の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を同一にするべく、前記光ビームの光量を補正するステップと、
前記各露光ヘッドを前記画像データに従って制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録するステップと、
からなることを特徴とする。
本発明の光量調整方法は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際、
テストデータに基づいて前記各露光ヘッドを制御し、前記画像記録媒体にテストパターンを記録するステップと、
前記画像記録媒体に記録された前記テストパターンの記録状態を前記各露光ヘッド毎に測定するステップと、
前記光ビームの光量変化量に対する前記記録状態の状態変化量の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される前記記録状態を同一にするべく、前記光ビームの光量を調整するステップと、
からなることを特徴とする。
本発明の画像記録装置は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置において、
前記画像記録媒体にテストパターンを記録するためのテストデータを記憶するテストデータ記憶手段と、
前記光ビームの光量変化量に対する前記テストパターンの前記画像記録媒体における記録状態の状態変化量との関係を記憶する関係記憶手段と、
前記関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を同一にするべく、前記光ビームの光量を補正する光量補正手段と、
前記画像データに従って前記各露光ヘッドを制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録する露光ヘッド制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の画像記録方法は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、
前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームの波長に対する前記画像記録媒体の感度特性に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正するステップと、
前記各露光ヘッドを前記画像データに従って制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録するステップと、
からなることを特徴とする。
本発明の光量調整方法は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際、
前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームの波長に対する前記画像記録媒体の感度特性に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を調整することを特徴とする。
本発明の画像記録装置は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置において、
前記光ビームの波長に対する前記画像記録媒体の感度特性を記憶する感度特性記憶手段と、
前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームの波長に対する前記感度特性に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正する光量補正手段と、
前記画像データに従って前記各露光ヘッドを制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録する露光ヘッド制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の画像記録方法は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、
前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームのビーム径を前記各露光ヘッド毎に取得するステップと、
前記光ビームのビーム径に対する前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正するステップと、
前記各露光ヘッドを前記画像データに従って制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録するステップと、
からなることを特徴とする。
本発明の光量調整方法は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際、
前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームのビーム径を前記各露光ヘッド毎に取得するステップと、
前記光ビームのビーム径に対する前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を調整することを特徴とする。
本発明の画像記録装置は、光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置において、
前記光ビームのビーム径に対する前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態の関係を記憶する関係記憶手段と、
前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームのビーム径を前記各露光ヘッド毎に取得し、前記関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正する光量補正手段と、
前記画像データに従って前記各露光ヘッドを制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録する露光ヘッド制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の光量調整方法、画像記録方法及び装置では、複数の光源から出力された光ビームをテストデータに従い制御することで画像記録媒体にテストパターンを記録し、そのテストパターンの画像特性が一定となるように、各光源から出力される光ビームの光量を補正することにより、光ビームの波長等に影響されることなく、画像むらのない所望の画像を高精度に記録することができる。
図1は、本発明の光量調整方法、画像記録方法及び装置が適用される実施形態であるプリント配線基板等の露光処理を行う露光装置10を示す。露光装置10は、複数の脚部12によって支持された変形の極めて小さい定盤14を備え、この定盤14上には、2本のガイドレール16を介して露光ステージ18が矢印方向に往復移動可能に設置される。露光ステージ18には、感光材料が塗布された矩形状の基板F(画像記録媒体)が吸着保持される。
定盤14の中央部には、ガイドレール16を跨ぐようにして門型のコラム20が設置される。このコラム20の一方の側部には、露光ステージ18に対する基板Fの装着位置を検出するCCDカメラ22a及び22bが固定され、コラム20の他方の側部には、基板Fに対して画像を露光記録する複数の露光ヘッド24a〜24jが位置決め保持されたスキャナ26が固定される。露光ヘッド24a〜24jは、基板Fの走査方向(露光ステージ18の移動方向)と直交する方向に2列で千鳥状に配列される。CCDカメラ22a、22bには、ロッドレンズ62a、62bを介してストロボ64a、64bが装着される。ストロボ64a、64bは、基板Fを感光することのない赤外光からなる照明光をCCDカメラ22a、22bの撮像域に照射する。
また、定盤14の端部には、露光ステージ18の移動方向と直交する方向に延在するガイドテーブル66が装着されており、このガイドテーブル66には、露光ヘッド24a〜24jから出力されたレーザビームLの光量を検出するフォトセンサ68が矢印x方向に移動可能に配設される。
図2は、各露光ヘッド24a〜24jの構成を示す。露光ヘッド24a〜24jには、例えば、各光源ユニット28a〜28jを構成する独立な半導体レーザ(光源)から出力されたレーザビームLが合波され光ファイバ30を介して導入される。レーザビームLが導入された光ファイバ30の出射端には、ロッドレンズ32、反射ミラー34及びデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)36が順に配列される。
DMD36(空間光変調素子)は、図3に示すように、SRAMセル(メモリセル)38の上に格子状に配列された多数のマイクロミラー40(空間光変調要素)を揺動可能な状態で配置したものであり、各マイクロミラー40の表面には、アルミニウム等の反射率の高い材料が蒸着されている。SRAMセルにDMDコントローラ42から描画データに従ったデジタル信号が書き込まれると、その信号に応じて各マイクロミラー40が所定方向に傾斜し、その傾斜状態に従ってレーザビームLのオンオフ状態が実現される。
オンオフ状態が制御されたDMD36によって反射されたレーザビームLの射出方向には、拡大光学系である第1結像光学レンズ44、46、DMD36の各マイクロミラー40に対応して多数のレンズを配設したマイクロレンズアレー48、ズーム光学系である第2結像光学レンズ50、52が順に配列される。なお、マイクロレンズアレー48の前後には、迷光を除去するとともに、レーザビームLを所定の径に調整するためのマイクロアパーチャアレー54、56が配設される。
露光ヘッド24a〜24jを構成するDMD36は、図4及び図5に示すように、高い解像度を実現すべく、露光ヘッド24a〜24jの移動方向に対して所定角度傾斜した状態に設定される。すなわち、DMD36を基板Fの走査方向(矢印y方向)に対して傾斜させることで、DMD36を構成するマイクロミラー40の配列方向に対する間隔mよりも基板Fの走査方向と直交する方向(矢印x方向)の間隔Δxを狭くし、解像度を高く設定することができる。
なお、図5では、走査方向(矢印y方向)の同一の走査線57上に複数のマイクロミラー40が配置されており、基板Fには、これらの複数のマイクロミラー40によって略同一位置に導かれたレーザビームLにより画像が多重露光される。これにより、マイクロミラー40間の光量のむらが平均化される。また、各露光ヘッド24a〜24jによる露光エリア58a〜58jは、露光ヘッド24a〜24j間の継ぎ目が生じることのないよう、矢印x方向に重畳するように設定される。
ここで、各光源ユニット28a〜28jより出力され、各露光ヘッド24a〜24jから基板Fに導かれるレーザビームLの光量Ea(x)〜Ej(x)は、例えば、図6に示すように、調整前の状態では、光源ユニット28a〜28j毎に異なっている。また、各露光ヘッド24a〜24jのDMD36を構成する各マイクロミラー40を介して基板Fに導かれるレーザビームLの光量も、露光ヘッド24a〜24jの配列方向である矢印x方向に各DMD36の反射率、光学系等に起因するローカリティを有している。このような光量むらがある状態において、図7に示すように、複数のマイクロミラー40により反射された合成光量の少ないレーザビームLを用いて基板Fに画像を露光記録した場合と、合成光量の多いレーザビームLを用いて基板Fに画像を露光記録した場合とでは、基板Fに塗布された感光材料が所定の状態に感光する閾値をthとして、記録される画像の矢印x方向の幅W1、W2が異なる不具合が生じてしまう。また、図27に示すように、露光された基板Fに対して、さらに、現像処理、エッチング処理、剥離処理の各処理を行う場合、レーザビームLの光量むらの影響に加えて、レジストのラミネートむら、現像処理むら、エッチング処理むら、剥離処理むら等に起因する画像の幅の変動が発生する。
そこで、本実施形態では、上記の各変動要因を考慮して、各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を補正するとともに、基板Fに1画素を形成するために用いるマイクロミラー40の枚数をマスクデータを用いて設定することにより、図8に示すように、基板Fの最終的な剥離処理まで考慮して形成される画像の矢印x方向の幅W1を位置によらず一定となるように制御する。
図9は、このような制御を行うための機能を有した露光装置10の制御回路ブロック図である。
露光装置10は、基板Fに露光記録される画像データを入力する画像データ入力部70と、入力された二次元の画像データを記憶するフレームメモリ72と、フレームメモリ72に記憶された画像データを露光ヘッド24a〜24jを構成するDMD36のマイクロミラー40のサイズ及び配置に応じた高解像度に変換する解像度変換部74と、解像度の変換された画像データを各マイクロミラー40に割り当てて出力データとする出力データ演算部76と、出力データをマスクデータに従って補正する出力データ補正部78(第2光量補正手段)と、補正された出力データに従ってDMD36を制御するDMDコントローラ42(露光ヘッド制御手段)と、DMDコントローラ42によって制御されたDMD36を用いて、基板Fに所望の画像を露光記録する露光ヘッド24a〜24jとを備える。
解像度変換部74には、テストデータを記憶するテストデータメモリ80(テストデータ記憶手段)が接続される。テストデータは、基板Fに一定の線幅及びスペース幅を繰り返すテストパターンを露光記録し、そのテストパターンに基づいてマスクデータを作成するためのデータである。
出力データ補正部78には、マスクデータを記憶するマスクデータメモリ82が接続される。マスクデータは、常時オフ状態とするマイクロミラー40を指定することで各露光ヘッド24a〜24jによる画像のローカリティを補正するデータであり、マスクデータ設定部86において設定される。露光装置10は、フォトセンサ68によって検出したレーザビームLの光量に基づき、光量ローカリティデータを算出する光量ローカリティデータ算出部88を有する。光量ローカリティデータ算出部88によって算出された光量ローカリティデータは、マスクデータ設定部86に供給される。
マスクデータ設定部86は、光量/線幅テーブルメモリ87(記録状態/光量記憶手段)に記憶された、テストパターンの線幅変化量(記録状態)と線幅変化量に対するレーザビームLの光量変化量との関係を示すテーブルを用いて、マスクデータを設定する。また、光源制御部89(光量補正手段)は、光量/線幅テーブルメモリ87に記憶された関係を用いて、各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を補正する。
本実施形態の露光装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、図10に示すフローチャートに基づき、レーザビームLの光量を補正して基板Fに所望の画像を露光記録する手順を説明する。
先ず、露光ステージ18を移動させて露光ヘッド24a〜24jの下部にフォトセンサ68を配置した後、露光ヘッド24a〜24jを駆動する(ステップS1)。この場合、DMDコントローラ42は、DMD36を構成する全てのマイクロミラー40がレーザビームLをフォトセンサ68に導くオン状態に設定する。
フォトセンサ68は、図1に示す矢印x方向に移動しながら露光ヘッド24a〜24jから出力されたレーザビームLの光量を測定し、光量ローカリティデータ算出部88に供給する(ステップS2)。光量ローカリティデータ算出部88は、フォトセンサ68によって測定された光量に基づき、矢印x方向の各位置xでのレーザビームLの光量ローカリティデータを算出し、マスクデータ設定部86に供給する(ステップS3)。
マスクデータ設定部86は、供給された光量ローカリティデータに基づき、基板Fの各位置xでのレーザビームLの光量Ea(x)〜Ej(x)を一定にするための初期マスクデータを作成し、マスクデータメモリ82に記憶させる(ステップS4)。なお、初期マスクデータは、例えば、図6に示す光量Ea(x)〜Ej(x)のローカリティがなくなるよう、基板Fの各位置xに画像の1画素を形成する複数のマイクロミラー40の中の何枚かを、光量ローカリティデータに従ってオフ状態に制御するデータとして設定される。図5では、初期マスクデータによってオフ状態に設定したマイクロミラー40を黒丸で例示している。
初期マスクデータを設定した後、露光ステージ18を移動させて露光ヘッド24a〜24jの下部に基板Fを配置し、テストデータに基づいて露光ヘッド24a〜24jを駆動する(ステップS5)。
解像度変換部74は、テストデータメモリ80からテストデータを読み込み、DMD36を構成する各マイクロミラー40に対応する解像度に変換した後、そのテストデータを出力データ演算部76に供給する。出力データ演算部76は、テストデータを各マイクロミラー40のオンオフ信号であるテスト出力データとして出力データ補正部78に供給する。出力データ補正部78は、マスクデータメモリ82から供給される初期マスクデータの位置に対応するマイクロミラー40のテスト出力データを強制的にオフ状態とした後、DMDコントローラ42に出力する。
DMDコントローラ42は、DMD36を構成する各マイクロミラー40を、初期マスクデータによって補正されたテスト出力データに従ってオンオフ制御することにより、光源ユニット28a〜28jからのレーザビームLを基板Fに照射し、テストパターンを露光記録する(ステップS6)。なお、このテストパターンは、初期マスクデータによって補正されたテスト出力データに従って形成されているため、各露光ヘッド24a〜24jから基板Fに照射されるレーザビームLの光量ローカリティの影響が排除されたパターンとなる。 テストパターンが露光記録された基板Fは、現像処理、エッチング処理及びレジストの剥離処理が行われ、テストパターンが残存した基板Fが生成される(ステップS7)。このテストパターンは、例えば、図11に示すように、矢印x方向の各位置xに線幅Wa(x)〜Wj(x)で形成される多数の矩形状のテストパターン90であり、ローカリティのない理想状態では、線幅Wa(x)〜Wj(x)及びスペース幅が位置xによらず一定となるテスト出力データに基づいて描画されている。
この場合、各光源ユニット28a〜28jから出力されて基板Fに照射さるレーザビームLは、通常、波長、ビーム径、ピント状態等が異なっているため、初期マスクデータによって光量ローカリティが調整されていても、基板Fに塗布された感光材料の波長に依存した感光特性の相違や、現像処理等の位置xによるむらに起因して、テストパターン90の線幅Wa(x)〜Wj(x)又はスペース幅が一定とならない場合がある。
そこで、基板Fに形成されたテストパターン90の線幅Wa(x)〜Wj(x)を露光ヘッド24a〜24j毎に測定する(ステップS8)。その測定結果に基づき、光源制御部89は、図12に示すように、各露光ヘッド24a〜24jにより形成される線幅Wa(x)〜Wj(x)の最小値Wmin(a)〜Wmin(j)を、最小値Wmin(a)〜Wmin(j)の中の最小となる線幅Wminに修正する光量補正量ΔEa〜ΔEjを光源ユニット28a〜28j毎に算出する(ステップS9)。
図13は、基板Fに照射されるレーザビームLの光量変化量ΔEと、それに伴う線幅変化量ΔWとの関係M1、M2を例示する。関係M1、M2は、例えば、基板Fに塗布された感光材料の種類に対応しており、予め実験等によって求め、光量/線幅テーブルメモリ87に記憶されている。光源制御部89は、感光材料の種類に応じた関係M1又はM2を光量/線幅テーブルメモリ87から選択し、各線幅Wa(x)〜Wj(x)の各最小値Wmin(a)〜Wmin(j)を線幅Wminに修正する各線幅変化量ΔWを得ることのできる光量変化量ΔEを、光量補正量ΔEa〜ΔEjとして算出する。光源制御部89は、算出した光量補正量ΔEa〜ΔEjに従って各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を調整する(ステップS10)。
一方、マスクデータ設定部86は、各露光ヘッド24a〜24jを構成する各DMD36の光量のローカリティに起因して異なっている線幅Wa(x)〜Wj(x)を各最小値Wmin(a)〜Wmin(j)に補正する光量補正量ΔMa(x)〜ΔMj(x)(図12参照)を光量/線幅テーブルメモリ87を用いて算出し、光量補正量ΔMa(x)〜ΔMj(x)に基づき、ステップS4で設定された初期マスクデータを調整してマスクデータを設定する(ステップS11)。マスクデータは、基板Fの各位置xに画像の1画素を形成する複数のマイクロミラー40の中でオフ状態に制御するマイクロミラー40を、光量補正量ΔMa(x)〜ΔMj(x)に従って決定するデータとして設定される。設定されたマスクデータは、初期マスクデータに代えてマスクデータメモリ82に記憶される。
なお、マスクデータは、例えば、初期マスクデータを用いて出力データを補正したときの光量Ea(x)〜Ej(x)(図6参照)に対する光量補正量ΔMa(x)〜ΔMj(x)の割合と、1画素を形成する複数のマイクロミラー40の枚数Nとを用いて、オフ状態に制御するマイクロミラー40の枚数nを、
n=N・ΔMk(x)/Ek(x) (k:a〜j)
とし、N枚中のn枚のマイクロミラー40をオフ状態とするように設定すればよい。
以上のようにしてマスクデータを設定した後、基板Fに対する所望の配線パターンの露光記録処理を行う(ステップS12)。
そこで、画像データ入力部70から所望の配線パターンに係る画像データが入力される。入力された画像データは、フレームメモリ72に記憶された後、解像度変換部74に供給され、DMD36の解像度に応じた解像度に変換され、出力データ演算部76に供給される。出力データ演算部76は、解像度の変換された画像データからDMD36を構成するマイクロミラー40のオンオフ信号である出力データを演算し、この出力データを出力データ補正部78に供給する。
出力データ補正部78は、マスクデータメモリ82からステップS11で設定されたマスクデータを読み出し、出力データとして設定されている各マイクロミラー40のオンオフ状態を前記マスクデータによって補正し、補正された出力データをDMDコントローラ42に供給する。DMDコントローラ42は、補正された出力データに基づいてDMD36を駆動し、各マイクロミラー40をオンオフ制御する。
一方、光源ユニット28a〜28jは、光源制御部89によって調整された光量からなるレーザビームLを光ファイバ30を介して各露光ヘッド24a〜24jに導入する。レーザビームLは、ロッドレンズ32から反射ミラー34を介してDMD36に入射する。DMD36を構成する各マイクロミラー40により所望の方向に選択的に反射されたレーザビームLは、第1結像光学レンズ44、46によって拡大された後、マイクロアパーチャアレー54、マイクロレンズアレー48及びマイクロアパーチャアレー56を介して所定の径に調整され、次いで、第2結像光学レンズ50、52により所定の倍率に調整されて基板Fに導かれる。露光ステージ18は、定盤14に沿って移動し、基板Fには、露光ステージ18の移動方向と直交する方向に配列される複数の露光ヘッド24a〜24jにより所望の配線パターンが露光記録される。
配線パターンが露光記録された基板Fは、露光装置10から取り外された後、現像処理、エッチング処理、剥離処理が施される。この場合、基板Fに照射されるレーザビームLの光量は、剥離処理までの最終処理工程を考慮して調整されているため、所望の線幅を有する高精度な配線パターンを得ることができる。
なお、上述した実施形態では、図11に示すテストパターン90を基板Fに露光記録し、その線幅Wa(x)〜Wj(x)を測定してレーザビームLの光量補正量及びマスクデータを求めているが、テストパターン90のスペース幅を測定して光量補正量及びマスクデータを求めてもよい。また、各線幅Wa(x)〜Wj(x)又は各スペース幅を高精度に測定することが困難な場合には、テストパターン90の各位置xを中心とした小領域の濃度を測定し、その濃度分布に基づいてマスクデータを求めるようにしてもよい。
また、テストパターン90を基板Fに露光記録する代わりに、図14に示すように、所定の網%からなる網点パターン91を基板Fに露光記録し、その網%又は濃度を測定してマスクデータを求めるようにしてもよい。
さらに、テストデータとして、図15に示すn(n=1、2、…)ステップのグレースケールデータ92をテストデータメモリ80に設定し、このグレースケールデータ92を用いて、基板Fの矢印y方向に段階的に光量が増加するグレースケールパターンを露光記録した後、現像処理、エッチング処理及び剥離処理を行い、次いで、図16に示すように、基板Fに残存する銅箔パターン94の範囲を測定し、銅箔パターン94の各位置xにおけるグレースケールデータ92の対応するステップの段数n(x)を求め、その段数n(x)に基づいてマスクデータを求めるようにしてもよい。
なお、上述した実施形態では、露光処理、現像処理、エッチング処理及び剥離処理を行い、最終的に得られたテストパターンを測定することによりマスクデータを求めるようにしているが、露光処理後のレジストパターンとしてテストデータを測定してマスクデータを求めるようにしてもよい。
また、テストパターン90に代えて、異なる2方向に配列される各テストパターンの線幅又はスペース幅を測定してマスクデータを求めるようにしてもよい。例えば、図17に示すように、基板Fの各位置xに、走査方向(矢印y方向)に並行するテストパターン96aと、走査方向と直交する方向(矢印x方向)に並行するテストパターン96bとを一組として描画し、これらのテストパターン96a、96bの線幅の平均値等に基づいて光量補正量を算出し、マスクデータを求めてもよい。このように、異なる2方向に配列されるテストパターンを用いることにより、テストパターンの方向に依存する線幅変動要因の影響を排除することができる。
なお、線幅変動要因の1つとして、走査方向とそれに直交する方向とでテストパターンのエッジ部分の描画のされ方が異なることが考えられる。すなわち、図18に示すように、基板Fの走査方向(矢印y方向)のエッジ部分98aは、レーザビームLの1つ又は複数のビームスポットが基板Fの移動方向である矢印y方向に移動して描画されるのに対して、図19に示すように、矢印x方向のエッジ部分98bは、基板Fに対して移動しないレーザビームLの複数のビームスポットによって描画される。従って、このようなエッジ部分98a、98bの描画のされ方の違いにより、線幅に差異が生じる可能性がある。また、ビームスポット形状が真円でない場合においても同様に、線幅に変動が生じる可能性がある。
テストパターンの配列方向としては、上記の2方向だけではなく、3方向以上の方向としてもよく、また、矢印x、y方向に対して傾斜させたテストパターンを用いることもできる。さらには、テストパターンとして、予め規定された回路パターンを形成し、その回路パターンを測定することで、光量の補正を行うようにしてもよい。
また、基板Fに塗布される感光材料の種類に応じた複数のマスクデータを作成してマスクデータメモリ82に記憶させておき、感光材料の種類に従って対応するマスクデータを選択して光量調整及び出力データの補正を行うようにしてもよい。
すなわち、図20に示すように、基板Fに照射されるレーザビームLの光量変化量ΔEと線幅変化量ΔWとの関係、あるいは、レーザビームLのビーム径変化量と線幅変化量ΔWとの関係は、感光材料A、Bの種類によって異なる場合がある。これらの相違は、感光材料A、Bの階調特性の違いによって生じるものであり、例えば、図21に示すように、同じ条件下でテストパターンを描画した場合であっても、異なる線幅Wとなることがある。なお、図20では、光量変化量ΔEと線幅変化量ΔWとの関係を直線近似で示している。
このような感光材料A、Bの特性の違いによらず同じ線幅のパターンを描画するためには、感光材料A、B毎の光量変化量ΔE−線幅変化量ΔW特性(図20)と、感光材料A、B毎の各位置xでの基準線幅W0(この場合、例えば、線幅Wの最小値とする。)に対する線幅変化量ΔWA、ΔWB(図21)とから、各感光材料A、Bに応じた光量補正量を設定する必要がある。図22は、感光材料A、B毎に設定された光量補正量の一例を示す。
この実施形態では、マスクデータ設定部86において、感光材料A、B毎に求めた光量補正量に基づいて各マスクデータを設定し、マスクデータメモリ82に記憶させる。そして、基板Fに対して所望の配線パターンの露光処理を行う場合には、例えば、オペレータが入力した感光材料の種類に対応するマスクデータをマスクデータメモリ82から読み出し、出力データ演算部76から供給される出力データを当該マスクデータによって補正することにより、感光材料の種類によらず、線幅のばらつきがない高精度な配線パターンを基板Fに露光記録することができる。
なお、基板Fに照射されるレーザビームLの光量変化量ΔEと線幅変化量ΔWとの関係は、感光材料の分光感度特性により波長依存性のある場合があり、同一の感光材料であっても、各露光ヘッド24a〜24jから基板Fに照射されるレーザビームLの波長によって前記関係が異なることがある。図23は、波長λによって分光感度特性Sが異なる2種類の感光材料A、Bの特性を例示したものである。
そこで、例えば、基板Fに照射されるレーザビームLの波長を各露光ヘッド24a〜24j毎に測定し、各波長に対する感光材料毎の前記関係を露光ヘッド24a〜24j毎に求めて光量/線幅テーブルメモリ87に記憶させておく。そして、感光材料に対応する前記関係を露光ヘッド24a〜24j毎に選択してマスクデータを設定し、設定されたマスクデータを用いて所望の配線パターンの露光処理を行う。このようにして露光記録を行うことにより、各露光ヘッド24a〜24jから基板Fに照射されるレーザビームLの波長のばらつきの影響がない高精度な配線パターンを形成することができる。なお、感光材料に応じて、光源制御部89により各露光ヘッド24a〜24jから出力されるレーザビームLの光量を調整してもよい。
また、図24に示すように、レーザビームLの波長λと、その波長λに対する感光材料毎の分光感度特性Sとの関係を予め求め、感度特性データメモリ100(感度特性記憶手段)に記憶させておき、この分光感度特性を用いて各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を調整するようにしてもよい。
すなわち、各露光ヘッド24a〜24jから出力されるレーザビームLの波長λが予め分かっているものとして、基板Fに塗布される感光材料に応じた各露光ヘッド24a〜24jにおける分光感度特性Sを感度特性データメモリ100から読み出す。次いで、例えば、図23に示すように、基準波長λ0に対する感光材料Aの分光感度特性Sを1.0として、各露光ヘッド24a〜24jにおける分光感度特性Sの逆数1/Sを光量補正データとして算出する。なお、基準波長λ0は、この波長λ0からなる基準光量E0のレーザビームLでテストパターン90を記録した場合に所望の線幅が得られる波長とする。そして、光源制御部89は、感光材料に応じた露光ヘッド24a〜24j毎の光量補正データ1/Sに従い、各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を調整する。
例えば、図23に示す分光感度特性からなる感光材料Aが選択されている場合、波長λ1のレーザビームLを出力する光源ユニット28a〜28jに対しては、分光感度特性S1の逆数である光量補正データ1/S1に基づいて、設定されている基準波長λ0の基準光量E0をE0/S1に補正する。また、波長λ2のレーザビームLを出力する光源ユニット28a〜28jに対しては、光量補正データ1/S2に基づいて、設定されている基準光量E0をE0/S2に補正する。
以上のようにして光量が調整された光源ユニット28a〜28jを用いて、選択された感光材料に所望の線幅からなる配線パターンを露光記録することができる。なお、各露光ヘッド24a〜24jから出力されるレーザビームLの光量は、マスクデータを設定して調整することもできる。
一方、基板Fに露光記録される配線パターンの線幅は、図25に示すように、レーザビームLのビーム径の影響を受ける。この関係は、感光材料の感度特性の一つである階調特性によって異なる。例えば、階調特性が変わると、基板Fに記録された配線パターンの濃度や、図27に示すレジスト3の膜厚が変化し、その結果として線幅が変化する。
そこで、図26に示すように、各露光ヘッド24a〜24jから出力されるレーザビームLのビーム径を予め測定し、ビーム径データメモリ102に記憶させておく。また、図25に示すレーザビームLのビーム径と、そのビーム径に対する感光材料毎の線幅との関係を予め求め、ビーム径/線幅テーブルメモリ104(関係記憶手段)に記憶させておき、この関係を用いて各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を調整する。
すなわち、各露光ヘッド24a〜24jから出力されるレーザビームLのビーム径をビーム径データメモリ102から読み出し、次いで、基板Fに塗布される感光材料に応じた各露光ヘッド24a〜24j毎のビーム径に対する線幅をビーム径/線幅テーブルメモリ104から読み出す。そして、線幅を所望の線幅とすべく、各光源ユニット28a〜28jから出力されるレーザビームLの光量を調整する。この結果、選択された感光材料に所望の線幅からなる配線パターンを露光記録することができる。なお、ビーム径データメモリ102に記憶されたビーム径を用いる代わりに、露光ヘッド24a〜24j毎にビーム径を測定するようにしてもよい。また、各露光ヘッド24a〜24jから出力されるレーザビームLの光量は、マスクデータを設定して調整することもできる。
上述した露光装置10は、例えば、多層プリント配線基板(PWB:Printed Wiring Board)の製造工程におけるドライ・フィルム・レジスト(DFR:Dry Film Resist)又は液状レジストの露光、液晶表示装置(LCD)の製造工程におけるカラーフィルタや、ブラックマトリクスの形成、TFTの製造工程におけるDFRの露光、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)の製造工程におけるDFRの露光等の用途に好適に用いることができる。また、印刷分野、写真分野での露光装置にも適用することができる。
本実施形態の露光装置の外観斜視図である。 本実施形態の露光装置における露光ヘッドの概略構成図である。 図2に示す露光ヘッドを構成するDMDの説明図である。 図2に示す露光ヘッドによる露光記録状態の説明図である。 図2に示す露光ヘッドを構成するDMD及びそれに設定されるマスクデータの説明図である。 本実施形態の露光装置における記録位置と光量ローカリティとの関係説明図である。 図6に示す光量ローカリティを補正しない場合において記録された線幅の説明図である。 図6に示す光量ローカリティを補正した場合において記録された線幅の説明図である。 本実施形態の露光装置における制御回路ブロック図である。 本実施形態の露光装置における光量補正処理及び画像露光処理のフローチャートである。 本実施形態の露光装置により基板に露光記録されたテストパターンの説明図である。 図11に示すテストパターンの位置と測定した各露光ヘッド毎の線幅との関係説明図である。 基板に照射されるレーザビームの光量変化量と、それに伴う線幅変化量との関係説明図である。 本実施形態の露光装置により基板に露光記録された網点パターンの説明図である。 テストデータであるグレースケールデータの説明図である。 図15に示すグレースケールデータを用いて基板に形成された銅箔パターンの説明図である。 本実施形態の露光装置により基板に露光記録されたテストパターンの他の構成の説明図である。 基板の走査方向に形成されるエッジ部分の説明図である。 基板の走査方向と直交する方向に形成されるエッジ部分の説明図である。 種類の異なる感光材料における光量変化量と線幅変化量との関係説明図である。 種類の異なる感光材料における基板の位置と線幅との関係説明図である。 種類の異なる感光材料における基板の位置と光量補正量との関係説明図である。 感光材料の分光感度特性の説明図である。 他の実施形態の制御回路ブロック図である。 ビーム径と線幅との関係説明図である。 さらに他の実施形態の制御回路ブロック図である。 プリント配線基板の製造工程の説明図である。
符号の説明
10…露光装置 14…定盤
18…露光ステージ 22a、22b…CCDカメラ
24a〜24j…露光ヘッド 26…スキャナ
28a〜28j…光源ユニット 36…DMD
42…DMDコントローラ 68…フォトセンサ
78…出力データ補正部 80…テストデータメモリ
82…マスクデータメモリ 86…マスクデータ設定部
87…光量/線幅テーブルメモリ 88…光量ローカリティデータ算出部
89…光源制御部 90、96a、96b…テストパターン
92…グレースケールデータ 94…銅箔パターン
F…基板 L…レーザビーム

Claims (41)

  1. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、
    テストデータに基づいて前記各露光ヘッドを制御し、前記画像記録媒体にテストパターンを記録するステップと、
    前記画像記録媒体に記録された前記テストパターンの記録状態を前記各露光ヘッド毎に測定するステップと、
    前記光ビームの光量変化量に対する前記記録状態の状態変化量の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を同一にするべく、前記光ビームの光量を補正するステップと、
    前記各露光ヘッドを前記画像データに従って制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録するステップと、
    からなることを特徴とする画像記録方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    前記関係は、前記画像記録媒体の感度特性に対応して設定されることを特徴とする画像記録方法。
  3. 請求項2記載の方法において、
    前記画像記録媒体は、前記光ビームの波長に応じて感度が異なる分光感度特性を有することを特徴とする画像記録方法。
  4. 請求項1記載の方法において、
    前記テストデータは、所定幅又は所定間隔からなる前記テストパターンを前記画像記録媒体に記録するデータであり、前記記録状態は、前記テストパターンの幅又は間隔であることを特徴とする画像記録方法。
  5. 請求項1記載の方法において、
    前記テストデータは、所定濃度からなる前記テストパターンを前記画像記録媒体に記録するデータであり、前記記録状態は、前記テストパターンの濃度であることを特徴とする画像記録方法。
  6. 請求項1記載の方法において、
    前記各露光ヘッドが有する前記各光源を調整することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録方法。
  7. 請求項1記載の方法において、
    前記各露光ヘッドは、前記光ビームを前記画像データに従って変調して前記画像記録媒体に導く複数の空間光変調要素を有する空間光変調素子を備え、
    前記各露光ヘッドが有する前記各空間光変調素子を構成する特定の前記空間光変調要素をオフ状態に制御することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録方法。
  8. 請求項1記載の方法において、
    前記関係に基づき、前記露光ヘッドによる画像の記録状態を、前記露光ヘッド内の位置によらず一定にするべく、前記光ビームの光量を補正するステップを含むことを特徴とする画像記録方法。
  9. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際、
    テストデータに基づいて前記各露光ヘッドを制御し、前記画像記録媒体にテストパターンを記録するステップと、
    前記画像記録媒体に記録された前記テストパターンの記録状態を前記各露光ヘッド毎に測定するステップと、
    前記光ビームの光量変化量に対する前記記録状態の状態変化量の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される前記記録状態を同一にするべく、前記光ビームの光量を調整するステップと、
    からなることを特徴とする光量調整方法。
  10. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置において、
    前記画像記録媒体にテストパターンを記録するためのテストデータを記憶するテストデータ記憶手段と、
    前記光ビームの光量変化量に対する前記テストパターンの前記画像記録媒体における記録状態の状態変化量との関係を記憶する関係記憶手段と、
    前記関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を同一にするべく、前記光ビームの光量を補正する光量補正手段と、
    前記画像データに従って前記各露光ヘッドを制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録する露光ヘッド制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  11. 請求項10記載の装置において、
    前記関係記憶手段は、前記画像記録媒体の感度特性に応じた前記関係を記憶することを特徴とする画像記録装置。
  12. 請求項10記載の装置において、
    前記画像記録媒体は、前記光ビームの波長に応じて感度が異なる分光感度特性を有することを特徴とする画像記録装置。
  13. 請求項10記載の装置において、
    前記関係記憶手段は、前記光ビームの波長に応じて感度が異なる分光感度特性に従った前記関係を記憶することを特徴とする画像記録装置。
  14. 請求項10記載の装置において、
    前記テストデータは、所定幅又は所定間隔からなる前記テストパターンを前記画像記録媒体に記録するデータであり、前記記録状態は、前記テストパターンの幅又は間隔であることを特徴とする画像記録装置。
  15. 請求項10記載の装置において、
    前記テストデータは、所定濃度からなる前記テストパターンを前記画像記録媒体に記録するデータであり、前記記録状態は、前記テストパターンの濃度であることを特徴とする画像記録装置。
  16. 請求項10記載の装置において、
    前記光量補正手段は、前記各露光ヘッドが有する前記各光源を調整することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録装置。
  17. 請求項10記載の装置において、
    前記各露光ヘッドは、前記光ビームを前記画像データに従って変調して前記画像記録媒体に導く複数の空間光変調要素を有する空間光変調素子を備え、
    前記光量補正手段は、前記各露光ヘッドが有する前記各空間光変調素子を構成する特定の前記空間光変調要素をオフ状態に制御することで、前記光ビームの前記光量を補正することを特徴とする画像記録装置。
  18. 請求項17記載の装置において、
    前記空間光変調素子は、前記光ビームを反射する反射面の角度が前記画像データに従って変更可能な多数のマイクロミラーを二次元的に配列して構成されるマイクロミラーデバイスであることを特徴とする画像記録装置。
  19. 請求項10記載の装置において、
    前記光源は、半導体レーザであることを特徴とする画像記録装置。
  20. 請求項10記載の装置において、
    前記関係に基づき、前記露光ヘッドによる画像の記録状態を、前記露光ヘッド内の位置によらず一定にするべく、前記光ビームの光量を補正する第2光量補正手段を備えることを特徴とする画像記録装置。
  21. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、
    前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームの波長に対する前記画像記録媒体の感度特性に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正するステップと、
    前記各露光ヘッドを前記画像データに従って制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録するステップと、
    からなることを特徴とする画像記録方法。
  22. 請求項21記載の方法において、
    前記画像記録媒体は、前記光ビームの波長に応じて感度が異なる分光感度特性を有することを特徴とする画像記録方法。
  23. 請求項21記載の方法において、
    前記各露光ヘッドが有する前記各光源を調整することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録方法。
  24. 請求項21記載の方法において、
    前記各露光ヘッドは、前記光ビームを前記画像データに従って変調して前記画像記録媒体に導く複数の空間光変調要素を有する空間光変調素子を備え、
    前記各露光ヘッドが有する前記各空間光変調素子を構成する特定の前記空間光変調要素をオフ状態に制御することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録方法。
  25. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際、
    前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームの波長に対する前記画像記録媒体の感度特性に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を調整することを特徴とする光量調整方法。
  26. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置において、
    前記光ビームの波長に対する前記画像記録媒体の感度特性を記憶する感度特性記憶手段と、
    前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームの波長に対する前記感度特性に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正する光量補正手段と、
    前記画像データに従って前記各露光ヘッドを制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録する露光ヘッド制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  27. 請求項26記載の装置において、
    前記感度特性記憶手段は、前記光ビームの波長に応じて感度が異なる分光感度特性を記憶することを特徴とする画像記録装置。
  28. 請求項26記載の装置において、
    前記光量補正手段は、前記各露光ヘッドが有する前記各光源を調整することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録装置。
  29. 請求項26記載の装置において、
    前記各露光ヘッドは、前記光ビームを前記画像データに従って変調して前記画像記録媒体に導く複数の空間光変調要素を有する空間光変調素子を備え、
    前記光量補正手段は、前記各露光ヘッドが有する前記各空間光変調素子を構成する特定の前記空間光変調要素をオフ状態に制御することで、前記光ビームの前記光量を補正することを特徴とする画像記録装置。
  30. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録方法において、
    前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームのビーム径を前記各露光ヘッド毎に取得するステップと、
    前記光ビームのビーム径に対する前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正するステップと、
    前記各露光ヘッドを前記画像データに従って制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録するステップと、
    からなることを特徴とする画像記録方法。
  31. 請求項30記載の方法において、
    前記関係は、前記画像記録媒体の感度特性に対応して設定されることを特徴とする画像記録方法。
  32. 請求項31記載の方法において、
    前記画像記録媒体は、前記光ビームの波長に応じて感度が異なる分光感度特性を有することを特徴とする画像記録方法。
  33. 請求項30記載の方法において、
    前記各露光ヘッドが有する前記各光源を調整することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録方法。
  34. 請求項30記載の方法において、
    前記各露光ヘッドは、前記光ビーム)を前記画像データに従って変調して前記画像記録媒体に導く複数の空間光変調要素を有する空間光変調素子を備え、
    前記各露光ヘッドが有する前記各空間光変調素子を構成する特定の前記空間光変調要素をオフ状態に制御することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録方法。
  35. 請求項30記載の方法において、
    前記関係に基づき、前記露光ヘッドによる画像の記録状態を、前記露光ヘッド内の位置によらず一定にするべく、前記光ビームの光量を補正するステップを含むことを特徴とする画像記録方法。
  36. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する際、
    前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームのビーム径を前記各露光ヘッド毎に取得するステップと、
    前記光ビームのビーム径に対する前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態の関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を調整することを特徴とする光量調整方法。
  37. 光ビームを出力する光源を有し画像記録媒体に沿って配列される複数の露光ヘッドを画像データに応じて制御し、前記画像記録媒体に画像を記録する画像記録装置において、
    前記光ビームのビーム径に対する前記画像記録媒体に記録される画像の記録状態の関係を記憶する関係記憶手段と、
    前記各露光ヘッドから前記画像記録媒体に導かれる前記各光ビームのビーム径を前記各露光ヘッド毎に取得し、前記関係に基づき、前記各露光ヘッドにより前記画像記録媒体に記録される画像の前記記録状態を調整するべく、前記各光ビームの光量を補正する光量補正手段と、
    前記画像データに従って前記各露光ヘッドを制御し、光量の補正された前記各光ビームを用いて前記画像記録媒体に画像を記録する露光ヘッド制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像記録装置。
  38. 請求項37記載の装置において、
    前記関係記憶手段は、前記画像記録媒体の感度特性に対応した前記関係を記憶することを特徴とする画像記録装置。
  39. 請求項37記載の装置において、
    前記光量補正手段は、前記各露光ヘッドが有する前記各光源を調整することで、前記光ビームの光量を補正することを特徴とする画像記録装置。
  40. 請求項37記載の装置において、
    前記各露光ヘッドは、前記光ビームを前記画像データに従って変調して前記画像記録媒体に導く複数の空間光変調要素を有する空間光変調素子を備え、
    前記光量補正手段は、前記各露光ヘッドが有する前記各空間光変調素子を構成する特定の前記空間光変調要素をオフ状態に制御することで、前記光ビームの前記光量を補正することを特徴とする画像記録装置。
  41. 請求項37記載の装置において、
    前記関係に基づき、前記露光ヘッドによる画像の記録状態を、前記露光ヘッド内の位置によらず一定にするべく、前記光ビームの光量を補正する第2光量補正手段を備えることを特徴とする画像記録装置。
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