JP2007009480A - アスファルト屋根下葺き材とこれに使用する表面仕上げ材。 - Google Patents

アスファルト屋根下葺き材とこれに使用する表面仕上げ材。 Download PDF

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Abstract

【課題】瓦葺きにおける縦桟を不要とする雨水流路を有し、優れた防滑性能、効果的なアスファルト滲み防止性能、および、表面に消えにくく褪色の少ない美しい色彩および/叉は模様面を形成した屋根下葺き材を実現する。
【解決手段】 アスファルト層とその上面に張設される表面仕上げ材と、アスファルトルーフィングの裏面に貼付した被覆材とを具え、前記表面仕上げ材は雨水流路を有するとともにアスファルト層の基材機能をも有する芯材と、この芯材を被覆する樹脂膜と、この樹脂膜上に貼着した防滑手段とからなり、前記芯材および/又は樹脂膜には色彩および/又は模様からなる装飾部を形成し、前記防滑手段は不織布で構成した屋根下葺き材を提供して上記課題を解決する。

【選択図】 図1

Description

本願発明は、通気または通水のための雨水流路を有し、特に瓦屋根に係る下地材として防滑性に優れた屋根下葺き材とこれを構成する表面材に関するものである。
図4は、従来、一般的な瓦葺構造を示す斜視図である。 図において、1は、屋根下地に帖設された下葺き材、2は屋根の勾配方向に複数固着された縦桟、3は瓦を係止するために前記縦桟2と直交して設けられた瓦桟、4は瓦である。
図示のように、瓦桟3と縦桟2の間には間隙が形成されるため、屋根からの漏水、結露等は矢符方向に流下してしまうので、瓦桟3、縦桟2等を腐食させる恐れはない。
しかしながら、前記従来の瓦葺構造にあっては、多数の縦桟2を付設する必要があるため、コストが増大するばかりか工期も長くなるという不都合が生じる。
このため、特開2002−146977号等において、図4に示すような雨水流路を有
する下葺き材が提案されている。
すなわち、図において、11は屋根下葺き材であり、シ−ト状に形成されたこの屋根下葺き材11は、有機天然繊維を主原料とする原紙または不織布等の基材にアスファルトを含浸させてなる芯層部12と、この芯層部12の両面に貼着形成した保護層としての改質アスファルト層13、13と、改質アスファルト層13の両表面に鉱物質粉粒を撒着して形成した表層14、14からなり、一方の表層14上には、互いに連通する雨水流路15、15が多数形成されている。
前記雨水流路15は表層14による底部と立ち上がり部により構成され、前記立ち上がり部は表層14上に多数点在する滴状部16、16により構成されている。これら滴状部16、16は、表層部14に適宜樹脂材を熱溶着させて形成する。瓦桟(横桟)をこの屋根下葺き材11に張設した場合、雨水は瓦桟(横桟)の下側の雨水流路15を流下することになり、従来のような縦桟は不要である。 しかしながら、滴状部16は鉱物質粉粒を撒着して形成した表層14上に形成されるため時として剥落することがあり、この結果雨水流路が阻害されることがある。 また、滴状部16の形成は滑り止め効果も目的としているが、樹脂材でありかつ剥落することもありその効果は充分とは言い難い。
ところで、屋根下葺き材としては、従来図5に示す構成を有するものが長く使用されてきた。 図において、21は屋根下葺き材であり、シ−ト状に形成されたこの屋根下葺き材21は、有機天然繊維を主原料とする原紙または不織布等の基材にアスファルトを含浸させてなる基材部22と、この基材部22の両面に貼着形成したアスファルト層23、23と、アスファル層23の両表面に鉱物質粉粒を撒着して形成した仕上げ面24、24からなっている。仕上げ面24,24はアスファルト層23のべた付きを防止しかつ施工時の防滑性を確保するものである。 しかしながら、このような仕上げ面24ではアスファルトの滲み出しを効果的に防止できず、依然としてべた付きが残り、取り扱いに注意を要し、特に施工現場でこの上を作業者が歩行したような場合、他の施工箇所を汚さないために、その都度足元を精拭する必要があるなど煩瑣な作業となっていた。
一方、時代の進展とともに作業環境の向上が要求されるようになり、この一環として作業現場の美的外観への留意を求められるようになっている。この点、上記従来の屋根下葺き材はその表面は暗色系となっていて、表面にはアスファルトの油分が滲み出して素材自体に美的要素は全く考慮されておらず、屋根下葺き材を張設して瓦その他の屋根材を敷設する間、下地部分は暗鬱な雰囲気に包まれ、施工現場全体としても清潔感に欠け、暗い、汚い、危ないといった負のイメージを増幅していたのが実情である。
このための解決策として、従来図6(作成中のもの2)に示す屋根下葺き材が提案されている。 図において、31はは屋根下葺き材であり、シ−ト状に形成されたこの屋根下葺き材31は、有機天然繊維を主原料とする原紙または不織布等の基材にアスファルトを含浸させてなる基材部32と、この基材部32の両面に貼着形成したアスファルト層33、33と、アスファル層23の表側一面に鉱物質粉粒を撒着して形成した仕上げ面34と、表側他面に張着した不織布35からなっている。 そして、この屋根下葺き材31の表面すなわち、鉱物質粉粒により形成される仕上げ面34の上面には着色部36が印刷等により形成されている。 このため、屋根下地にこの下葺き材を張設した場合、上記従来のような問題は是正されるようなった。しかしながら、着色部36は鉱物質粉粒面に形成されるから、鮮やかさに欠け、また、剥落しやすいという問題がある。これらはアスファルトが軟化すると著しくなり、また軟化によりアスファルトの油分が滲み出すと着色部の色彩が褪色してしまうことがある。

なお、上記に関連する屋根下葺き材等に関しては以下の文献において開示されている。

特許第2741655号公報 実用新案登録第1330020号公報 実開平3−11730号公報
本願発明は、瓦葺きにおける縦桟を不要とする雨水流路を有し、優れた防滑能、効果的なアスファルト滲み防止性能、および、表面に消えにくく褪色の少ない美しい色彩および/叉は模様面を形成した環境適合性を有する屋根下葺き材とこれに用いる仕上げ材を提供して、上記従来の問題点を解決しようとするものである。
本願発明は、アスファルト層とその上面に張設した表面仕上げ材と、アスファルト層の裏面に貼付した被覆材とを具え、前記表面仕上げ材は雨水流路を有する芯材と、この芯材を被覆する樹脂膜と、この樹脂膜上に貼着した防滑手段とからなる屋根下葺き材を提供して、上記従来の課題を解決しようとするものである。
また、上記の屋根下葺き材において、前記芯材および/又は樹脂膜には色彩および/又は模様からなる装飾部を形成して、構成することがある。
さらに、上記の屋根下葺き材において、前記防滑手段は不織布で構成することがある。
またさらに、上記の屋根下葺き材において、前記芯材は紙材からなり、この紙材へのエンボス加工による多数の凹凸により雨水流路を構成することがある。
さらに、上記の屋根下葺き材において、芯材を構成する前記紙材には耐水処理材を付加して構成することがある。
また、上記の屋根下葺き材において、表面仕上げ材の芯材を被覆する樹脂膜は紙材にコーティングしたポリエチレンとさらにこの上に積層したポリエチレンフィルムとで構成するとともに、アスファルトルーフィングの裏面に貼付した被覆材は不織布で構成することがある。
そして本願発明は、アスファルトルーフィングのいずれか一面に張設して、滑り止め機能、アスファルト滲み防止機能、色彩および/又は模様からなる装飾機能を付与する表面仕上げ材であって、雨水流路を有する芯材と、この芯材を被覆する樹脂膜と、この樹脂膜上に貼着した防滑手段を具えた表面仕上げ材を提供して上記課題を解決しようとするものである。
上記の表面仕上げ材において、前記防滑手段は不織布で構成することがある。
上記の表面仕上げ材において、前記芯材は紙材からなり、この紙材へのエンボス加工による多数の凹凸により雨水流路を構成することがある。
また、上記の表面仕上げ材において、芯材を構成する前記紙材には耐水処理材を付加して構成することがある。
本願発明は上記構成により、以下のような効果を奏する。
(イ) 瓦葺きにおいて横桟(瓦桟)の下側に雨水流路が形成されるから従来のような縦桟が不要となる。
(ロ) 優れた防滑性能、効果的なアスファルト滲み防止性能が期待でき、表面においてべた付きが発生せず、施工時に歩行しても汚れを他に移す心配がないので施工効率が格段に向上する。
(ハ) 屋根下葺き材の表面に多彩な色彩および/叉は模様面を鮮やかな態様で形成でき、しかも従来のように染み出たアスファルト油分に汚染されたり、鉱物砂などの剥落とともに簡単に消失してしまうことがないので、時代にマッチした施工環境の改善に資すること大きく広い意味での環境適合性を有している。
本願発明において、表面仕上げ材の芯材は、エンボス加工等による半円状突起の形態を安定して保持できる素材であれば良いから種々の材で構成しえるが、コスト、加工性、印刷適応性の見地から紙材が好ましい。 また、芯材に形成する雨水流路も多数の並立する突条による溝など、種々の形態が可能であるが紙材へのエンボス加工による多数の突起によりその間に形成するのが好ましい。 このような加工による突起は剥落することがなく雨水流路の維持機能はもちろん、防滑性能の向上に資する。 また、芯材には、屋根材から回り込む雨水等に対処するために耐水処理剤を含有させる。さらに、芯材表面には各種の彩色を施しあるいは所定の模様等を印刷することができる。
芯材の表面に張設する樹脂膜は、芯材表面に形成した樹脂コーティング、さらにこの上に貼付する樹脂フィルムの二重構造が好ましい。そして、樹脂膜の表面には防滑手段としての不織布を貼り付ける。防滑性能は、この防滑手段と芯材に形成した多数の突起との相乗効果によりさらに向上する。 本願発明の開発過程で、当初は、紙製の芯材へのエンボス加工により多数の突起を形成し、この上にPEコーティングしたものを試作したが、防滑性能が充分でなく、瓦から回り込んだ雨水が芯材に到達し染み込む現象がみられ、防滑性能も充分ではなかった。 そこで、防滑剤をPEコーティングに加えたが結果は前例と大同小異であった。 表面仕上げ材を、芯材、樹脂膜、不織布の順に積層構成することにより前記の問題をクリアーした。
以下、本願発明の1実施例を説明する。 図1は、本願発明の1実施例に係る屋根下葺き材の断面図である。屋根下葺き材41は、アスファルト層43とその上面に張設した表面仕上げ材42と、アスファルト層43の裏面に貼付した被覆材44とを具えて構成されている。
前記表面仕上げ材42は後述の雨水流路46を有する芯材42cと、この芯材42cを被覆する樹脂膜42bと、この樹脂膜上に貼着した防滑手段42aとを具えている。 外実施例において、前記芯材42cは紙材からなり、この紙材へのエンボス加工による多数の半球形状の突起45が形成されていて、それら突起45間に多数の雨水流路46が縦横に連通して構成されている。 また、防滑手段42aは不織布で構成されている。
この実施例に係るアスファルト層43は内部に従来の基材部を有せず、前記芯材42cを基材部としても機能させているが、このアスファルト層43は、一般のアスファルトルーフィングと同様に、原紙あるいは不織布等の基材にアスファルトを含浸させてなる基材部と、この基材部の両面に形成したアスファルト層とからるものを使用しても良いが、この場合基材機能部が2重になり、剛性が過大になる惧れもある。
そして、このアスファルト層43(アスファルトルーフィング43)の裏面(図で下側)は被覆材44としての不織布が貼付されている。
前記表面仕上げ材42における芯材42cを被覆する樹脂膜42bは、紙製芯材42c表面に施したPEコーティングとこの上に貼付したPEフィルムにより形成されている。
この樹脂膜は、瓦等の屋根材から回り込んだ雨水が紙製芯材42cに染みるのを防止するためであるが、さらに紙製芯材42cには耐水処理剤を添加して雨水等の浸透保持を回避できるようにしてある。
図2は、上記実施例に係る屋根下葺き材41と瓦桟(横桟)との関連構成を示す一部断面図である。 図において、48は屋根下地で、この上に、前記表面仕上げ材42、アスファルト層43、被覆材44からなる屋根下葺き材41が張設されている。47は表面仕上げ材42上に設置された瓦桟(横桟)で、この瓦桟(横桟)47の下側には芯材42cの突起45間に形成される多数の雨水流路46が位置している。 したがって、前記瓦桟(横桟)47を所望の位置に設置するだけで必要な雨水流路が存在することになるので、従来のような縦桟は不要である。
図3は、この実施例に係る屋根下葺き材41を屋根下地部に敷設して瓦桟47を設置した状態の一部切欠平面図である。 なお、屋根下葺き材41の上面には前述の突起45が多数存在して雨水流路46を形成しているが不明瞭になるため図示は省略する。
表面仕上げ材42の上面には図示のような柄模様が印刷されていて、施工現場で屋根下葺き材41を屋根下地部に展張されるにしたがい模様が全面的に展開し、施工現場の雰囲気はこれまでとは一変して明るく、清潔で、健康的なものとなり、現場の近隣環境との調和がとれ真の環境適合性を実現し、作業環境の向上により施工効率も向上する。
この実施例では、模様を描画したが、模様ではなく所望の色彩を印刷しても良い。また、模様、着色等は芯材ではなく、樹脂膜にも展開可能であり、芯材、樹脂膜の双方にも可能である。 このように、着色、模様等は芯材、樹脂膜等に形成されるので、従来のように容易に消失してしまうようなことがない。
本願発明に係る屋根下葺き材は、上述したようにアスファルト層を上記のような構成になる表面仕上げ材と被覆材とでその両面を被覆した状態にあるから、従来のアスファルト下葺き材のようにアスファルト分の染み出ることなく、べた付きを完全に防止でき、したがって施工時に作業者が歩行しても、従来のようにべた付きによる汚染を他に移行させてしまうような惧れもなく、このような懸案による作業効率の低下はない。
本願発明に係る屋根下葺き材は又は表面仕上げ材は防滑性に優れている。すなわち、表面には不織布が貼付されており、これと芯材の表面の多数の突起との相乗効果によりその防滑性能は従来のものに比べて格段に向上している。
次に、上記実施例に係る屋根下葺き材と図(2番目のもの)に係る従来の下葺き材との性能を評価して、その結果を比較した。

性能評価試験
引張試験: JIS6022に準ずる
引裂試験: JIS6013に準ずる
低温折り曲げ試験: 試験体を設定温度の低温恒温槽に6時間静置し、速やかに取り出して試験を行う。直径5mmの鋼棒に80度/2secで試験体を巻きつけ、亀裂の入らない限界温度を摂氏5度間隔で測定する。
釘穴シーリング試験:JASS12 屋根工事の止水性評価に準じる。(釘種類:丸釘、水頭:30mm)
通水試験: 試験体を5寸勾配でタッカーで止め、横桟木を施工し、上方より水を通して通水性を確認する。
防滑性: 試験体を5寸勾配に施工し、乾燥時、湿潤時の表面の防滑性を確認する。
べた付き・ズレ確認:摂氏60・80度恒温槽に2時間静置後、足で捻りべた付き、ズレを確認する。
波打ち・広げ確認: 製造から1ヶ月経過後の試験体を1本広げ、波打ち、外観確認を行う。
評価結果
本願実施例 従来例
引張強さ 長手 73 78
(N/cm) 幅 42 54
伸び率 長手 3.2 2.1
(%) 幅 5.7 4.1
引裂強さ 長手 22 5.4
(N) 幅 23 7.2
低温折り曲げ試験 摂氏−10度合格 摂氏5度合格
釘穴シーリング性 0/10 0/10
通水性 良 不可
防滑性 乾燥時 優 良
湿潤時 優 可
べた付き・ズレ確認 優 不可
波打ち・広げ確認 良 良
総合評価 優 可
上記の比較試験から、本願発明に係る屋根下葺き材は、従来例に比較して総合的に優るが、特に防滑性、べた付き防止の点で優れているのが判明する。
本願発明の1実施例に係る屋根下葺き材の断面図である。 図1に示す屋根下葺き材と瓦桟(横桟)との関連構成を示す一部断面図である。 図2における瓦桟(横桟)の一部切欠平面図である。 雨水流路を有する下葺き材の従来例を示す斜視図である。 雨水流路を有しない下葺き材の従来例を示す断面図である。 図5に示す下葺き材表面に着色、模様等の装飾部を設けた従来例の断面図である。
符号の説明
41........屋根下葺き材41
42........表面仕上げ材
42a.......防滑手段
42c.......芯材
42b.......樹脂膜
43........アスファルト層
44........被覆材
45........突起
46........雨水流路

Claims (10)

  1. アスファルト層とその上面に張設した表面仕上げ材と、前記アスファルト層の裏面に貼付した被覆材とを具え、前記表面仕上げ材は雨水流路を有するとともにアスファルト層の基材機能も有する芯材と、この芯材を被覆する樹脂膜と、この樹脂膜上に貼着した防滑手段とからなることを特徴とする屋根下葺き材。
  2. 請求項1記載の屋根下葺き材において、前記芯材および/又は樹脂膜には色彩および/又は模様からなる装飾部を形成したことを特徴とする屋根下葺き材。
  3. 請求項2記載の屋根下葺き材において、前記防滑手段は不織布で構成したことを特徴とする屋根下葺き材。
  4. 請求項3記載の屋根下葺き材において、前記芯材は紙材からなり、この紙材へのエンボス加工による多数の突起により雨水流路を構成したことを特徴とする屋根下葺き材。
  5. 請求項4記載の屋根下葺き材において、芯材を構成する前記紙材には耐水処理材を付加したことを特徴とする屋根下葺き材。
  6. 請求項5記載の屋根下葺き材において、表面仕上げ材の芯材を被覆する樹脂膜は紙材にコーティングしたポリエチレンとさらにこの上に積層したポリエチレンフィルムとで構成するとともに、アスファルト層の裏面に貼付した被覆材は不織布で構成したことを特徴とする屋根下葺き材。
  7. アスファルト層のいずれか一面に張設して、滑り止め機能、アスファルト滲み防止機能、色彩および/又は模様からなる装飾機能を付与する表面仕上げ材であって、雨水流路を有する芯材と、この芯材を被覆する樹脂膜と、この樹脂膜上に貼着した防滑手段とを具えてなる表面仕上げ材。
  8. 請求項7記載の表面仕上げ材において、前記防滑手段は不織布で構成したことを特徴とする表面仕上げ材。
  9. 請求項8記載の表面仕上げ材において、前記芯材は紙材からなり、この紙材へのエンボス加工による多数の凹凸により雨水流路を構成したことを特徴とする表面仕上げ材。
  10. 請求項9記載の表面仕上げ材において、芯材を構成する前記紙材には耐水処理材を付加したことを特徴とする表面仕上げ材。
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