JP2007007479A - パチンコ遊技機における端球処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】景品交換できない端球の有無と個数をパチンコ遊技機に表示し、遊技者に端球が生じる事による不利益な状況を与えない端球処理装置を提供すること。
【解決手段】 球貸操作部31の操作により球貸数(A)と、賞球払出機構部106より払出される賞球数(B)を加算し、打球発射装置150により発射される打球数(C)を減算して現球保有数(E)を算出し、更に景品交換の最小単位数で除算して端球数を算出する。この端数の有無と個数は端球表示ランプ24と度数表示部35に表示される。この端球をリセットする場合はリセットスイッチ31aを操作する。遊技終了の場合は精算スイッチ35aを操作すればプリペイドカードのデータに端球数が加算され更新記録された状態で返却される。
【選択図】図9

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関し、更に詳しくは、遊技者が遊技を終えて景品交換や換金を行う際に端数としての無駄球が生じないようにした端数処理機能を備えたパチンコ遊技機に関するものである。
遊技者は遊技球を保有したまま遊技を終了するときには、その保有球を景品交換所に持っていって、そこで遊技球数を計数して貰う。そしてその計数された個数に応じて景品等と交換するものであるが、その時に遊技者の保有球数と景品類の交換比率(最小単位球個数)をもって計算した結果、景品に交換できない端数が生じることが当然におこる。そしてこの様な端数の生じた遊技球は遊技者へ払い戻され、遊技者はその端球を用いて元の遊技機か他の遊技機に戻って端球を使い切って帰るということが一般に行われている。
しかしながら、これでは遊技者は早く帰りたいのに端球数を打ち尽くすまで帰れないし、又、計数のために一旦遊技を終了して遊技機を離れることにより希望の遊技機が空いていなければ興趣が損なわれる。更に端球が生じた場合に景品と交換できないということから遊技者に不利益を与えることにもつながるという問題があった。
一方、下記特許文献1にて開示されたパチンコ遊技機は、弾発発射可能な遊技球数を該遊技機に表示する球数表示部と、遊技によって遊技者が得た遊技球の等価価値をコイン枚数に換算して個数表示するコイン数表示部が設けられ、遊技球を購入した時の個数から打球発射装置により遊技盤面に向けて発射された遊技球の個数を減算処理し、又、遊技盤面の入賞口への入賞があれば、その払出される賞球の個数を加算処理し、前面板に設けられたコイン表示部に表示されるものである。
しかしながら、下記特許文献1に開示された遊技機では、遊技者が得た遊技球の等価価値を計算した結果、その等価価値をコイン枚数で換算し表示するに留まり、遊技を終えて景品等と交換する際に生じる端球の処理が遊技機においてできるようにしたものでない。
特開平4−357982号
本発明の解決しようとする課題は、遊技者が遊技球を購入し、遊技を楽しんだ後に保有する球を景品等と交換する際に端数が生じないように、景品交換比率との関係で生じる端球の有無或いは個数を遊技機に表示することができるパチンコ遊技機及び、その端球処理装置を提供することにある。これにより遊技者が端球を無駄にすることなく最後まで遊技を楽しむことができるようにするものである。
この課題を解決するために、本発明に係るパチンコ遊技機における端球処理装置は、プリペイドカード或いは現金により貸出される遊技球の個数を計数する貸球数計数手段と、球受け皿より遊技盤面に向けて発射される遊技球の個数を計数する打球数計数手段と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞に伴い前記球受け皿に払出される賞品球の個数を計数する球払出数計数手段と、前記貸球数計数手段と打球数計数手段と球払出数計数手段とにより計数された遊技球の個数に基づいて現在球受け皿に残っている遊技球の個数を演算により求める現在球保有数演算手段と、前記現在球保有数演算手段により求められた球受け皿の保有球数を景品交換若しくは換金時の最小単位の遊技球数で除算した端数の遊技球数を演算により求める端数演算手段と、前記端数演算手段により求められた遊技球の端数を表示する端数表示手段とを備えることを要旨とするものである。
上記構成を有する請求項1に記載の端球処理装置によれば、遊技者がプリぺイドカード或いは現金により遊技球を購入した時に、そのプリペイドカード或いは現金により貸し出される遊技球の個数が貸球数計数手段により計数され、又、遊戯中に球受け皿より遊技盤面に向けて発射される遊技球の個数は、打球数計数手段により計数され、更に遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞に伴い前記球受け皿に払出される賞品球の個数は球払出数計数手段により計数される。そしてこれらの貸球数計数手段、打球数計数手段或いは球払出数計数手段により計数された遊技球の個数に基づいて、現在球受け皿に残っている遊技球の個数が現在保有球数演算手段により求められ、その求められた球受け皿の保有球数を景品交換若しくは換金時の最小単位の遊技球数で除算した端数の遊技球数が端数演算手段により求められる。そしてこの端数演算手段により求められた遊技球の端数が端数表示手段によりパチンコ遊技機に表示される。
この場合にプリペイドカード式のパチンコ遊技機の場合、請求項2に記載の発明のように球貸操作部からの操作信号に基づいて貸球数が計数されるようにするか、或いは請求項3に記載の発明のように、貸球操作部からの操作信号に基づいて動作する賞球払出機構部より払出される貸球数が該賞球払出機構部に設けられる検出センサからの検出信号に基づいて計数されるようにするとよい。
又、現金機により遊技球を購入するパチンコ遊技機の場合、請求項4に記載の発明のように前記球受け皿に投入された遊技球の総重量を計数し、その総重量を遊技球1個の重さで除算することにより計数されるようにするのがよい。又この場合に請求項5に記載の発明のように、前記貸球数計数手段を遊技開始の初期のみ一定時間作動させる限時手段が更に設けられていることが望ましい。遊技開始時点で球受け皿上に遊技球が予め何個か存在し、これに現金機で購入した遊技球を投入したときに、限時手段による一定時間が経過した後に全体の球数が計数される。これにより、球受け皿への投入球数と予めあった賞球とを区別しないで計数されることになる。
又、請求項6に記載の発明のように、端球処理スイッチの操作により表示手段に表示される端球数を零にリセットする端球数リセット手段が設けられておれば、その端球処理スイッチの操作によって端球数がいつでも零にリセットされる。
更に請求項7に記載の発明のように、精算スイッチの操作により表示手段に表示される端球数をプリペイドカードに記録される持球数データに加算し書き換えさせるカード書き換え手段を備えておれば、遊技終了時に精算スイッチを操作することにより、端球数が持球数データに加算してプリペイドカードに記録される。そして遊技者は端数の遊技球を無駄に使いきってしまう不利益がなくなる。
又、請求項8に記載の発明のように、前記端球数リセット手段の操作により、遊技盤面に向けて遊技球を発射させる打球発射装置を停止させる発射装置停止手段を備えておれば、遊技者が端球を処理する際に操作するリセット手段を操作することによって、打球発射装置の作動が停止され景品交換時に端球の生じない保有球数で遊技が終了する。
更に請求項9に記載の端球処理装置は、遊技球を貯留する下球受け皿に設けられる球抜き口に該球抜き口より抜落とされる遊技球を検出する抜き球検出手段を設けると共に、該抜き球検出手段により検出された遊技球の個数を計数する抜き球個数計数手段と、該抜き球個数計数手段により計数された抜き球の個数を景品交換若しくは換金時の最小単位の遊技球数で除算した端数の遊技球数を演算により求める端数演算手段と、該端数演算手段により求められた遊技球の端数を表示する端数表示手段とを備えることを要旨とするものである。
これによれば、下球受け皿の球抜き口から抜け落とされる遊技球が抜き球検出手段によって検出されると共に、その個数は抜き球個数計数手段に計数される。計数された個数は端数演算手段によって景品との交換比率を持って除算し、算出された端数が端球表示手段に表示される。従ってこの場合にも遊技者は端数の生じない保有球数で景品交換等を行うことができる。
又、この場合にも請求項10に記載の発明のように、精算スイッチの操作により表示手段に表示される端球数をプリペイドカードに記録される持球数データに加算し書き換えさせるカード書換手段を備えるようにすれば、遊技者が遊技終了に際して精算スイッチを操作することにより表示手段に表示されていた端球数が持球数データに加算されてプリペイドカードに記録される。
更に請求項11に記載の発明のように 端球数リセット手段の操作により遊技盤面に向けて遊技球を発射させる打球発射装置を停止させる発射装置停止手段を備えるようにすれば、端球数リセット手段によってリセット操作することにより、打球発射装置が停止して端数の生じない状態で遊技が終了する。
本発明の端球処理装置によれば、遊技者に貸出した球貸数と遊技者が発射した打球数、更には賞球払出数から現球保有数を演算に求め、更に景品交換等の最小単位の球数を基に端数演算して、その端数表示するようにしたものである。従って遊技者は端球の有無及びその個数が随時把握でき、遊技を継続するか終了するか等の目安を付けやすい。又、遊技を終了する場合にリセットスイッチの操作により端数が残らないように遊技を終了できたり、或いは端数をプリペイドカードに保有球数の更新書換えができるようにすれば、遊技者の利益が計られ、安心して遊技に集中でき、興趣を損うことなく遊技を楽しむことができる。尚、この端球数の演算処理には既存の遊技機に使用される機構部が設けられたセンサや制御回路基板からの信号或いはデータに基づいて行うことができることから、既に用いられている遊技機にも対応することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施例に係るパチンコ遊技機の正面図を示したものである。パチンコ遊技機10は、遊技機前面部のベースとなる遊技機枠11を備え、その遊技機枠11の額縁状に形成された開口内周縁には金枠12が嵌められると共に、その金枠12には遊技盤13の前面を覆うガラス扉14が開閉可能に設けられる。
そしてガラス扉14の下方位置には、打球発射装置に供給される遊技球を貯留するための上受け皿15が取り付けられ、その下方には賞品球の排出時に上受け皿15から溢れた球を貯留するための下受け皿16が設けられている。尚、上受け皿15に設けられる球抜きボタン17の操作により上受け皿15内の遊技球が下受け皿16に向けて抜き落とされ、この下球受け皿16に貯留した遊技球を遊技機外部に排出する場合は、下球受け皿16の前面部に設けられた球抜きスライドボタン18を操作して球抜き口18aを開口し、遊技球を抜き落とす。この球抜き口18aには抜球検知センサ18bが設けられ、この抜球検知センサ18bにより球抜きされた個数が検出される。
前記遊技機枠11の下方に位置する下受け皿16の図中右側位置には、遊技球を遊技盤13面に向けて弾発発射する発射レバー20が設けられ、この発射レバー20には遊技球を一球毎に発射する為の単発スイッチ21が備えられる。この発射レバー20は、回動操作する量に応じて遊技球を遊技盤13面に向けて弾発発射する程度が調整されると共に、所定回動位置の検出により発射電源が投入されるようになっている。
前記遊技機枠11の上辺縁から図中右側辺縁には、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾り22が設けられ、この枠トップ飾り22の内部には枠飾りランプ23,23…が設けられる。その右端には現保有球数を景品交換比率を持って計数した際に生じる端球の有無を表示する端球表示ランプ24、そして前記ガラス扉14開閉用の鍵穴25の周囲を飾る鍵飾りランプ26が設けられている。
パチンコ遊技機10の一側には、プリペイドカードによる玉貸機(以下「プリペイドカードユニット」と称する)30が遊技機各1台づつに設置される。このプリペイドカードユニット30の設置に対応して遊技機10の前記上受け皿15にはプリペイドカードによる遊技球の貸出し操作を行う球貸操作部31が設けられ、この球貸操作部31には現保有球数を景品交換比率で計数した際に生じた端球数を「0」にするリセットスイッチ31aが設けられる。尚、このリセットスイッチを操作すると遊技球を遊技盤13面上へ発射する打球発射装置も停止する。
又、前記球貸操作部31はプリペイドカードによる球貸出しを操作する球貸出しボタン32、その球貸出しの可能状態を示す球貸出しボタンランプ33、プリペイドカードを排出させるカード返却ボタン34が備えられる。更に、プリペイドカードの残高表示及びエラー表示、そして計数した遊技球の端数表示を行う度数表示部35が備えられる。ここで表示された端数は精算スイッチ35aを操作することによってプリペイドカードに記録される持ち球数データに加算され、プリペイドカードの持ち球数記録データが書き換えられる。
プリペイドカードの使用に際しては、プリペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表示ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイドカードを挿入し、金額設定ボタン38を操作することにより貸出し金額(100円、200円、300円、500円等)を選択する。そして前記上受け皿15に備えられる球貸操作部31の球貸出しボタン32を操作することにより、予め選択された金額の遊技球が貸出される。
前記遊技機枠11の前面に設けられる遊技盤13は、遊技板に装着された金属製の内レール40、打球発射位置より弾発発射された遊技球を盤面に向けて誘導する為の外レール41、遊技盤13面上に発射された遊技球が跳ね返り作用により再び発射レールや打球発射位置に戻ることを防止するファール止42、弾発発射された遊技球を遊技盤13面の下方に落下させる返しゴム43等によりその周囲が構成され、その内側に遊技領域が形成される。
図2は遊技盤13面の詳細を示したものである。遊技盤13面の遊技領域の中央部には特別図柄表示装置50が設けられ、その中央部に特別図柄表示部(中図柄表示部50a、左図柄表示部50b、右図柄表示部50c)が設けられる。特別図柄表示装置50の直下位置には、普通電動役物である第1種始動入賞口51が設けられ、更にその下方位置に通常は閉じている第1種特別電動役物である大入賞口52と、該大入賞口52が開口された時に入賞可能となる特定領域入賞口53とを備える。
この特定領域入賞口53の左右には、普通入賞口である左落し入賞口54、右落し入賞口55が設けられ、遊技球の入賞に応じて所定数の賞球が払い出される。更に前記特別図柄表示装置50の上部に設けられた天入賞口60、左袖入賞口61及び右袖入賞口62が備えられ、これらの入賞口に遊技球が入賞すると各入賞口毎に設定された個数の賞球が遊技者に払い出されるようになっている。
又、前記特別図柄表示装置50の左側には、遊技球が通過可能なゲート63が備えられ遊技球が通過する毎に7セグデジタルで表示される普通図柄表示装置64の普通図柄が変動を開始する。このゲート63を通過した遊技球はカウントされ、普通図柄用記憶表示LED65において最大4個まで記憶され、ランプの点灯によってその記憶数が表示される。又、弾発発射された遊技球の落下方向を無作為に変更させたり遊技球の流下速度及び方向を変化させる風車70及びランプ風車71、袖下飾り72、通過口73等が設けられている。
遊技盤13面上に弾発発射された遊技球は、遊技領域内を転動しながら落下し、上記入賞口の何れかに入賞するか、どの入賞口にも入らなかった遊技球は遊技域最下部に開口された排出口74から遊技盤13外へ排出される。尚、前記ゲート63は、遊技球が通過したときに賞球(例えば6個)が払い出されるようにしてもよい。
又、遊技盤13面上には各種ランプが付設されている。そのうちの1つ、遊技盤13の左右にはサイドランプ80が設けられ、遊技機への電源投入と同時に点灯滅を開始する。この各種ランプ類は前記風車70及びランプ風車71、左右袖入賞口61,62等の各入賞口並びに遊技盤13面上及び、その周囲にも付設され遊技の演出効果を高めるために点灯滅を行う。
更に遊技盤13の遊技領域の外側上部には、賞球の払い出し動作を行う際に点灯滅を行う球払出しLED81、遊技機10の裏側に設けられた賞球タンクやタンクレール上の遊技球が所定量以下になったとき点灯滅し、その旨を表示する球切れLED82が備えられている。又、前記特別図柄表示装置50の両側には、特別図柄用記憶表示LED83が設けられ、特別図柄表示装置50の変動回数を最大4回まで記憶しランプの点灯を持って表示する。
遊技者によって弾発発射された遊技球が遊技盤13面上に設けられた左右落し入賞口54、55、左右袖入賞口61,62及び天入賞口63等の普通入賞口に入賞すると、入賞口毎に設定された個数の賞球が払い出される。但しゲート63を通過すると普通図柄表示装置64が変動を開始し、一定時間変動した後に停止して図柄を表示する。このゲート63を通過した遊技球の個数は最大4個までカウントされ、普通図柄用記憶表示LED65に点灯表示される。ここで普通図柄表示装置64に表示された図柄が「当たり」図柄であった場合、第1種始動入賞口51が開口し、この開口中に遊技球が入賞すると特別図柄表示装置50が変動を開始する。但し表示された図柄が「外れ」図柄であった場合は、特別図柄表示装置50は変動しない。
前記特別図柄表示装置50(50a、50b、50c)は一定時間変動した後停止し、ここで表示された図柄が全て同じ図柄、いわゆる「大当たり」であった場合は大入賞口52が一定時間開口する。そして、この大入賞口52が開口中に遊技球を入賞することによって多数の賞球を得ることができる。更に大入賞口52に設けられた特定領域入賞口53に遊技球が入賞すると、大入賞口52が連続して開口する(いわゆる「連チャン」動作)。この連続開口は最大回数が設定され、最大連続開口回数が終了するか、若しくは特定領域入賞口53に遊技球が入賞しなかった場合は大入賞口52も閉口し「大当たり」動作も終了する。
図3はパチンコ遊技機の裏面図を示したものである。遊技機10の裏面に設けられる機構板100の上方位置には遊技場の島から供給される遊技球を一時的に貯留する賞球タンク102が設けられると共に、この賞球タンク102に連接されてタンクレール104が設けられる。更にこのタンクレール104の下端部分には、遊技球の入賞に応じて賞球を払い出す賞球払出機構部106が連接されている。
前記タンクレール104には、賞球タンク102及びタンクレール104上にある遊技球の補給状態によって作動する補給スイッチ108が設けられ、更に賞球払出機構部106の直前において賞球の欠乏を検出し、該機構部106の空動作を防止する空切り防止スイッチ110が設けられる。又、該機構部106によって払い出された賞球が遊技機10内部で充満した場合、これを検出する満タンスイッチ112、遊技機10内部で充満した遊技球によって係動され、前記満タンスイッチ112を押動する満タンストッパ114等も備えられている。
前記機構板100には、遊技盤13面上に設けられる各入賞口に遊技球が入賞した場合、この入賞球を一球毎に球切りして検出するセーフ球払出機構部116が設けられる。ここでセーフ球払出機構部116に検出された入賞球は、その後機外へ排出される。尚、遊技機10の遊技盤13の裏面は中央カバー118によって覆われており、この中央カバー118の内部には遊技状況を制御指示する各種の制御基板等が設けられている。
例えば、遊技者が使用するプリペイドカードに係る情報を遊技機10の外部で処理するプリペイドカードユニット30と遊技機本体とを接続するCR外部接続端子基板120、遊技盤13面上に設けられた各入賞口毎に設定された個数の賞球を前記賞球払出機構部106から払い出させるCR賞球払出制御基板122、該制御基板122とプリペイドカードユニット30及び球貸し操作基板、度数表示基板(図1の球貸操作部31に収納されている)との間に設けられ、プリペイドカードの情報と球貸操作部31への球貸し要求の操作信号、球貸し状態を表示する度数表示情報、更に球貸し情報に基づいてCR賞球払出制御部を制御する情報の授受を行うカードインターフェイス基板124が設けられている。
又、前記CR外部接続端子基板120、CR賞球払出制御基板122、カードインターフェイス基板124の相互間においてカードデータ処理に係わる信号を中継するCR中継基板126及び主基板130等がこの機構板100に取付けられている。そしてこれらの各基板は機構板100に組み付けられた後、コネクタ配線を用いて互いに脱着可能に接続されている。尚、遊技機10の外部に設けられたプリペイドカードユニット30と遊技機10本体間の情報の入出力は、カードインターフェイス接続部132を介して行われる。
前記CR賞球払出制御基板122は、賞球の不足欠乏及び供給・排出状態における異常を検出し、賞球の払い出し動作停止と表示動作を合わせて行う。ここではCR賞球払出制御基板122及び賞球払出機構部106等の賞球払出制御機構における遊技球の不足、球詰まり、回路操作異常、ソフトエラー等の異常が発生した場合に、その旨を表示するエラー表示部134、あるいはエラー状態が解除された場合にエラー表示部134を初期状態にリセットするエラー表示リセットボタン136が設けられている。
また前記主基板130には、特定図柄表示装置50において発生する「当たり」の出現状態(確率)を3個のLEDにて表示する設定表示LED138、前記「当たり」の出現確率を所定条件の発生を契機に切替え可能に設定する為の確率モード設定スイッチ140が設けられている。
遊技機10で発生した情報は、機構板100の上部片隅に設けられる外部接続端子122を介して遊技機外部に設けられる遊技場管理装置へ出力される。それにより、特別図柄表示装置50の表示図柄及び入賞装置の始動回数、所定図柄の確定により発生する「大当たり」の発生回数、遊技者に特別な利益状態を継続させる継続情報、当該パチンコ遊技機における「当たり」の出現確率、不正検出信号等の各種情報がこの外部接続端子122を介して入出力されることになる。
更に機構板100の裏面下方隅寄り位置には、前記上受け皿15に供給された遊技球を遊技盤13面上に向けて弾発発射する打球発射装置150が備えられている。この打球発射装置150は打球発射モータ152の他、発射装置制御回路、打球槌、弾発力調整手段等により構成される。タッチ感度調整ボリューム154は、遊技者が発射レバー20及び単発スイッチ21への接触を検出して打球発射モータ152の電源を投入するタッチスイッチ回路の検出感度を調整する為に設けられ、又、遊技球発射調整ダイヤル156は、遊技球を弾発発射する際の弾発力、飛走距離を調整設定する為に設けられている。
又、打球発射装置150に近接して発射装置制御基板158が設けられ、これには打球発射モータ152の駆動制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれている。該打球発射モータ152の駆動制御回路ではモータの回転速度、トルク、特に1分間に発射する打球間隔、速度等が設定されている。
更にこの打球発射装置158の発射装置制御回路には、リセットスイッチ31aからの信号が逢ったときに打球発射モータ152の駆動を停止させる制御回路も組み込まれている。尚、このパチンコ遊技機10は電源プラグ160を介してAC100V電源に接続されている。また前記外部接続端子122より引き出されたリード線162は、コネクタ164及び電源プラグ166を介してAC24V電源に接続されている。
図4は、遊技機10の裏面に設けられる賞球払出機構部106及びセーフ球払出機構部116における遊技球の流路を示したものである。機構板100の上部には、賞球タンク102及びタンクレール104から供給される遊技球の流路に賞球払出樋200と球抜き樋202が分岐して設けられる。該賞球払出樋200の下流位置には賞球払出機構部106が設けられ、その下部に設けられる開放下端口204から流下した賞球は、クッションローラ206を介して賞球保留部208に一時的に保留される。
ここで保留された賞球は球出口210より上球受け皿15へ払い出されるが、上球受け皿15が満杯の時は、充満した賞球が賞球保留部208の側板212を乗り越え、側方溢れ出し路214へ転出した後、賞球通路樋体216を介して下球受け皿16へ払い出される。
図5は、セーフ球払出機構部116の詳細な断面構造を示している。このセーフ球払出機構部116は、機構板100に取付られる取付基板251にセーフ球排出樋250が一体的に設けられる。該セーフ球排出樋250には切欠開口部252が設けられ、その下方部には連続して流下する入賞球の球切りを行うテコ部材254が設けられ、更に該テコ部材254を間欠的に揺動するセーフ球排出ソレノイド256が連繋される。入賞球は該排出ソレノイド256のプランジャの進退動に伴ってテコ部材254が揺動し、それによって1個ずつ球が通過していく。又、セーフ球排出樋250には入賞球を1個ずつ検出するセーフ球検出スイッチ(集合入賞球検出手段)258が設けられ、該検出スイッチ258で検出された信号はCR賞球払出制御基板122へ送信される。
図6は賞球払出機構部106の正面図を示し、図7はその分解斜視図を示している。賞球払出機構部106の本体枠300は、賞球払出樋200から流下してきた遊技球が通過する球通路301を有し、その本体枠300に賞球モータ302がビス止めされて固定される。賞球モータ302の側面にはコネクタ304を接続する接続部306が設けられ、下部には球通路301を通過した遊技球を開放下端口204へ誘導するスクリュ体308が設けられる。前記本体枠300の下部には本体枠300を固定しスクリュ体308の軸受けとなるケース軸受310が設けられ、このケース軸受310の左右側面には遊技球の通過を検知するフォトセンサ312が設けられる。該ケース軸受310の外枠はケース軸受カバー314で覆われ、ケース軸受310を介して本体枠300にビス止めされる。
この賞球払出機構部106は、賞球モータ302の駆動に伴ってスクリュ体308が回転駆動する。この駆動によって該機構部106の上部に接続されている賞球払出樋200を流下してきた遊技球は、球通路301から該機構部106内部へと導入される。ここで球通路301からスクリュ体308へ誘導されてきた遊技球は、フォトセンサ312にその通過個数が検出されると同時に払い出し個数が計数される。それにより所定個数の遊技球が賞球として開放下端口204からクッションローラ206を介して賞球保留部208へ払い出される。又、この賞球払出機構部106では、球貸操作部31からの操作信号によっても所定個数の貸球が払出される。そしてその払出される貸球もフォトセンサにより検知され、その個数がカウントされる。
図8は、遊技盤13の裏面に設けられる入賞球の流出経路を示したものである。図示される様に天入賞口63及び左袖入賞口61、左落し入賞口54に入賞した入賞球は、傾斜板状のセーフ球集合路(セーフ球集合板)350上に落下し、その傾斜下端位置に設けられるセーフ球誘導路(セーフ球誘導板)352を介して前述のセーフ球払出機構部116へ誘導される。又、第1種始動入賞口51及び大入賞口52、特定領域入賞口53、右袖入賞口62、右落し入賞口55に入賞した入賞球は直接セーフ球誘導路352上に落下し、セーフ球払出機構部116へ誘導されるようになっている。
そして前記第1種始動入賞口51に入った入賞球の流出経路には、その入賞を検知する第1種始動用検出スイッチ354が設けられる。又、前記大入賞口52に入った入賞球の流出経路には、該大入賞口52への入賞球数をカウントするカウント用スイッチ358が設けられ、更に前記特定領域入賞口53に入った入賞球の流出経路には、その入賞を検知する特定領域入賞検出用スイッチ360が設けられている。尚、前記ゲート63を通過する遊技球の通過経路には、遊技球がゲート63を通過したことを検知するゲート用スイッチ362が設けられている。
前記第1種始動用検出スイッチ354の検出信号により、第1種始動入賞口51に遊技球が入賞したことが検知されると、前述したように特別図柄表示装置50の変動し「大当たり」が発生すると、大入賞口52が開口する。この大入賞口52の開口中に前記カウント用スイッチ358からの検出信号により所定個数の入賞(この実施例では10個)があったことが検知されると、大入賞口52は閉じられる。
更に大入賞口52の開口中に、前記特定領域入賞検出用スイッチ360により特定領域入賞口53に入賞があったことが検知されれば、上記大入賞口52の開口が繰り返される。又、ゲート用スイッチ362から検出信号があれば、前述したように普通図柄表示装置64が駆動されることになる。そして、この大入賞口52の開閉動作は大入賞口用ソレノイド364によって動作される。
一方、前記左右袖入賞口61、62の各入賞口に入った入賞球の流路には、特定入賞検出スイッチ(特定入賞球検出手段)366、368が設けられ、これらの検出スイッチ366、368からの検知信号に基づいて賞球払出機構部106から所定個数(例えば15個)の賞球が払い出される。又、前記第1種始動入賞口51に設けられる第1種始動用検出スイッチ364の検出信号によっても同様に賞球払出機構部106より所定数(例えば10個)の賞球が払い出されるようになっている。
更に、前記大入賞口52に設けられるカウント用スイッチ358、特定領域入賞口53に設けられる特定領域入賞検出用スイッチ360から検出信号があった場合もセーフ球払出機構部116から所定数の賞球(例えば10個)が払い出される。尚、前記左右落し入賞口54、55に入った入賞球の流路にはその入賞を検出するスイッチは設けられていないが、セーフ球払出機構部116に設けられるセーフ球検出スイッチ252によりトータルの入賞個数がカウントされるので、その個数差分だけの賞球が普通入賞口への入賞として払い出される。
図9は、プリペイドカード式遊技機の端球数の検出方法を示したものである。(a)はその処理手順をブロック図で示し、(b)は現球保有数演算処理における計算方法及び端数算出方法、(c)はその計算例を示している。このブロック図は、遊技者の使用するプリペイドカードに記載された持ち球数データに基づき、所定個数の貸し球を購入する場合を示している。尚、この貸し球は遊技者の球貸し操作によるものである。遊技開始に際して遊技者が借りた貸球数(A)は、貸球数計数手段として賞球払出機構部106から遊技球が貸出される際に該払出機構部106に設けられたフォトセンサ312によって検出される検出信号に基づいて計数される。尚、この貸球数の計数には球貸操作部31の球貸し出しボタン32の操作金額に対応した操作信号を用いても良い。
次に賞球払出球数(B)は、入賞によって得た賞球は賞球払出機構部106から払出されることから、前記貸球数(A)の計数方法と同様にフォトセンサ312によって検出される検出信号を用いて計数する。但し、賞球は遊技球が入賞口に入賞する毎に得られることから、遊技終了までに得た賞球を一回毎に加算し随時更新していく。この貸球数(A)と賞球払出球数(B)が現球保有数(E)を増加させる加算分となる。
そして上球受け皿15から遊技盤13面上に発射される打球数(C)を発射装置制御基板158によって制御される1分間の打球発射間隔等のデータを用いて計数し、更に下球受け皿16の球抜き口18aに設けられたセンサに検出された球抜き数(D)が計数される。これらの計数された値を用いて現球保有数(E)を計算する。現球保有数(E)を計数する現球保有数演算手段は(b)に示すように、前記フォトセンサ312からの検知信号によって計数された貸球数(A)と賞球払出球数(B)の加算値から打球数(C)を減算し、更に球抜き数(D)を減算する。そして、この計数された現球保有数(E)から端数を計算する。これには、該現球保有数(E)を景品交換比率(F)で除算する方法が用いられる。得られた計算値(G)のうち、余り値(H)が景品交換できない端球数として求められる。尚、交換比率とは遊技球数何個で最低単価の景品1個と交換できるかをいう。
上記現球保有数演算処理及び端数演算処理による計算例を(c)に示す。遊技者が購入した貸球数(A)が20個、入賞によって得た賞球払出球数(B)が20個、このうち発射した打球数(C)が15個であった場合、貸球数(A)と賞球払出数(B)の加算値から打球数(C)を減算すると25個となり、この値から球抜きした10個を減算した15個が現球保有数(E)である。この現球保有数15個を交換比率(F)である4で割るとその計算値(G)は3、余り(H)は3となる。これによりこの計算例においては、遊技球は3個が景品交換が不可能な端球数となる。端数の有無は端球表示ランプ24の点灯により遊技者へ知らされ、その個数が度数表示部35に表示される。そして端球処理として端球をリセットする場合は、リセットスイッチ31aを操作することによって表示が「0」になり、打球発射装置150も停止する。
図10は、現金式遊技機の端球数の検出方法を示している。(a)はその処理手順をブロック図で示し、(b)は現球保有数演算処理における計算方法及び端数算出方法を示している。現金式遊技機における端球数の計数は、図9に示したプリペイドカード式遊技機の端球数の検出方法と同じである。よって図10(a)の説明は割愛し、現球保有数計算方法と計算例は図9(b)(c)を参照するものとする。現金式遊技機の場合、現金を球貸し機に投入して購入した遊技球を上球受け皿15に投入して遊技を行うことから、貸球数の計数は上球受け皿15に投入した遊技球の総重量を差動トランスを用いて検出することにより行われる。ここで検出された遊技球総重量Wtを遊技球1個当たりの重量Woで除算することによって遊技球個数(N)を計数する。
この差動トランスを用いた貸球数計数処理は、遊技開始時には上下球受け皿15、16には遊技球が投入されていないことを前提にしている。しかし、もし球受け皿(特に上球受け皿15)に遊技球が残っていることを想定すれば、遊技開始の初期にのみ一定時間作動するタイマー限時手段を設け、このタイマー作動時間経過後にトータルの遊技球個数を計数するようにしても良い。尚、上下球受け皿15、16の荷重検出値が「0」であり、更に発射レバー20及び単発スイッチ21が操作されていない状態から操作状態に変化した時点でタイマーが作動するように設定すればよい。以上の方法をもって計数された貸球数(A)を用いて現球保有数(E)を計算し、端球個数(E)を計算する。
図11は本実施例における端球処理装置の手順を示したフローチャートである。尚、プリペイドカード式遊技機と現金式遊技機では貸球数の計数方法が異なる為、プリペイドカード式遊技機であれば図9に示した計数を行い(S10「YES」、S11)、現金式遊技機であれば図10に示した計数を行う(S10「NO」、S12)。この計数によって端球が生じていれば端球表示ランプ24が点灯すると共に度数表示部35にその個数が表示される(S13「YES」、S14)。尚、端球が算出されていなければ端球表示ランプ24は点灯せず、度数表示部35には「0」が表示される(S13「NO」)。このランプ24の点灯及び消灯は、遊技継続中に生じる端球の有無が変動する毎に点灯及び消灯も変動する(S15「YES」、S16)。但し、遊技終了時点で遊技終了スイッチ(図示せず)を押すことにより、端球の演算処理が行われ、その結果が表示されるようにしても良い。
そして遊技を終了する際、若しくは端球を処理する場合(S15「NO」)は、端球がある(S17「YES」)ことが表示されていれば、この端球を用いて遊技を行うか否かを判断する。端球を用いて遊技を行う場合は精算スイッチ35aを操作する(S18「YES」、S19)。これにより打球発射装置150は端球のみを打球し、打球が終了すれば停止する。又、遊技が終了する際に端球が生じていない(S17「NO」)若しくは端球が生じていても遊技をしない場合(S18「NO」)は、リセットスイッチ31aを操作し(S20)、プリペイドカード式遊技機であればプリペイドカードに記録される持球数データに加算され返却された後(S21)、遊技は終了(S22)する。現金式遊技機であれば、そのまま遊技は終了する(S22)。
ここで遊技盤13面上へ弾発発射した端球が入賞口へ入賞すると(S23「YES」)、入賞口に応じた個数の賞球が払い出され、この賞球の払い出しによって再度端球が生じた場合は前記処理を繰り返す。入賞することなく端球を打ち尽くした場合(S23「NO」)は遊技は終了する(S22)。
この様に遊技開始から終了までの間、常時端球の有無と個数が表示され、その計算方法も遊技者が操作することなく自動的に計算・更新することから、遊技者はこれらの操作に気を取られることなく遊技に集中できるし、遊技終了の目安にもなる。また遊技球の等価価値を計算し、その端球数を算出する方法には、プリペイドカード式遊技機の場合は従来遊技機に用いられている各機構部からの検知信号を用いることから、大きな改造等を要しない。現金式遊技機の場合は、上球受け皿を差動トランスを設けた受け皿に交換する必要があるが、その他に関してはプリペイドカード式遊技機と同様に大きな改造等を必要としない。
本発明は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、本実施例においては端球の有無表示を遊技盤上部に設けられたランプの点灯滅で表示するが、このランプの設置個所、点灯方法及び端球個数の表示方法、更に景品交換比率を用いた等価価値の計数方法やそれに用いるデータ、表示する内容は適宜変更可能であり、それによって遊技者によって不利益感を与えない公正な遊技機が提供できる。
本発明の実施の形態におけるパチンコ遊技機の外観図である。 本遊技機における遊技盤正面図である。 図1に示した遊技機の裏面図である。 図3に示した賞球払出機構部及びセーフ球払出機構部における遊技球の流路である。 図4に示したセーフ球払出機構部の詳細図である。 図3に示した賞球払出機構部の正面図である。 その分解斜視図である。 図2に示した裏面図における入賞球の流出経路である。 本実施例におけるプリペイドカード式遊技機の端球数検出手順を示したブロック図と、その計算方法及び端数算出方法並びに計算例である。 本実施例における現金式遊技機の端球数検出手順を示したブロック図と、その計算方法及び端数算出方法である。 図9及び図10に示した端球処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
15 上球受け皿
16 下球受け皿
18a 球抜き口
18b 抜球検知センサ
24 端球表示ランプ
31 球貸操作部
31a リセットスイッチ
35 度数表示部(端数表示手段)
35a 精算スイッチ
106 賞球払出機構部
116 セーフ球払出機構部
150 打球発射装置
312 フォトセンサ(貸球数計数手段、球払出数計数手段)

Claims (11)

  1. プリペイドカード或いは現金により貸出される遊技球の個数を計数する貸球数計数手段と、球受け皿より遊技盤面に向けて発射される遊技球の個数を計数する打球数計数手段と、遊技盤面の入賞口への遊技球の入賞に伴い前記球受け皿に払出される賞品球の個数を計数する球払出数計数手段と、前記貸球数計数手段と打球数計数手段と球払出数計数手段とにより計数された遊技球の個数に基づいて現在球受け皿に残っている遊技球の個数を演算により求める現在球保有数演算手段と、前記現在球保有数演算手段により求められた球受け皿の保有球数を景品交換若しくは換金時の最小単位の遊技球数で除算した端数の遊技球数を演算により求める端数演算手段と、前記端数演算手段により求められた遊技球の端数を表示する端数表示手段とを備えることを特徴とする端球処理装置。
  2. 前記貸球数計数手段は、プリペイドカード式のパチンコ遊技機の場合、球貸操作部からの操作信号に基づいて貸球数が計数されるものであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  3. 前記貸球数計数手段は、プリペイドカード式のパチンコ遊技機の場合、貸球操作部からの操作信号に基づいて動作する、賞球払出機構部より払出される貸球数が該賞球払出機構部に設けられる検出センサからの検出信号に基づいて計数されるものであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  4. 前記貸球数計数手段は、現金機により遊技球を購入するパチンコ遊技機の場合、前記球受け皿に投入された遊技球の総重量を計数し、その総重量を遊技球1個の重さで除算することにより計数されるものであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  5. 前記貸球数計数手段を遊技開始の初期のみ一定時間作動させる限時手段が更に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  6. 更に端球処理スイッチの操作により前記表示手段に表示される端球数を零にリセットする端球数リセット手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  7. 更に精算スイッチの操作により前記表示手段に表示される端球数をプリペイドカードに記録される持球数データに加算し書換えさせるカード書換え手段を備えることを特徴とする請求項1、2、3又は6に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  8. 更に前記端球数リセット手段の操作により遊技盤面に向けて遊技球を発射させる打球発射装置を停止させる発射装置停止手段を備えることを特徴とする請求項6及び7に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  9. 遊技球を貯留する下球受け皿に設けられる球抜き口に該球抜き口より抜落とされる遊技球を検出する抜き球検出手段を設けると共に、該抜き球検出手段により検出された遊技球の個数を計数する抜き球個数計数手段と、該抜き球個数計数手段により計数された抜き球の個数を景品交換若しくは換金時の最小単位の遊技球数で除算した端数の遊技球数を演算により求める端数演算手段と、該端数演算手段により求められた遊技球の端数を表示する端数表示手段とを備えることを特徴とするパチンコ遊技機における端球処理装置。
  10. 更に精算スイッチの操作により前記表示手段に表示される端球数をプリペイドカードに記録される持球数データに加算し書換えるカード書換え手段を備えることを特徴とする請求項9に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
  11. 更に前記端球数リセット手段の操作により遊技盤面に向けて遊技球を発射させる打球発射装置を停止させる発射装置停止手段を備えることを特徴とする請求項9又は10に記載のパチンコ遊技機における端球処理装置。
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