JP4443319B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機に関し、特に機内に封入されて循環する遊技球を使用して遊技を行う封入式の遊技機に関するものである。
封入式の遊技機では、パチンコ遊技機内に所定数の遊技球が封入されて貯留されており、この封入された遊技球(封入球)が循環して使用されるようになっている。
具体的には、機内に封入された遊技球は、遊技者のハンドル操作によって発射位置に送られる。発射位置に送られた遊技球は発射装置により弾発され、レールに案内されて遊技盤の遊技領域に送り込まれる。遊技領域に送り込まれた遊技球は、障害釘に弾かれながら盤面を流下する。そして、盤面を流下する最中に入賞口に入賞すると、遊技者に賞球が支払われる(払い出される)。一方、盤面を流下して最終的に入賞口に入賞しなかったならば、アウト口に流入する。
入賞口に入賞した遊技球およびアウト口に流入した遊技球は、回収されて払出口から貯留皿に集められ、その後再び元の発射位置に戻される。そして、発射位置に戻された封入球は、再度、発射装置によって弾発される。
このような封入式の遊技機が記載された文献として、たとえば特開2000−218019号公報や特開2003−190588号公報がある。
ここで、特開2000−218019号公報では、貯留皿にカバーをすることによって遊技球が遊技者から隔離されている。また、特開2003−190588号公報では、貯留皿の左側に設けられた払出口から賞球が払い出されるようになっている。
特開2000−218019号公報 特開2003−190588号公報
封入式遊技機では、遊技球払出式の通常のパチンコ遊技機の一部を改造することにより作製されることがよく行われている。
ここで、通常のパチンコ遊技機には貯留皿(上皿)と下皿とを連通する遊技球の流路を開閉するシャッタが設けられ、シャッタレバーを操作することにより常時は閉位置にあるシャッタを移動させて当該流路を開放し、貯留皿の遊技球を下皿に導いている。
したがって、通常のパチンコ機を封入式遊技機に用いる場合、シャッタレバーを固定しなければ、封入された遊技球が機外に取り出されてしまい、遊技に支障を来すことが考えられる。
これを防止するためにはシャッタレバーを取り外したり、固定部材を新たに設けてシャッタレバーを動かなくすることが考えられるが、これでは作業工程が増加して、製造が煩雑になってしまう。
そこで、本発明は、遊技球を貯留皿から下皿へと導くシャッタを操作するシャッタレバーを作業工程の増加を招くことなく固定することのできる封入式の遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、機内に封入されて循環する遊技球を使用して遊技を行う遊技機であって、遊技領域を流下する遊技球を回収する遊技球回収口と、遊技球回収口から回収された遊技球を一時的に貯留するとともに遊技球を発射位置に案内する球通路が形成された貯留皿と、貯留皿の下方に設置された下皿と、貯留皿と下皿とを連通する遊技球の流路を開閉するシャッタを移動させるシャッタレバーと、球通路を覆うとともにシャッタが流路を閉鎖する位置におけるシャッタレバーと嵌合してこれを当該位置に固定する嵌合孔が形成された皿カバーと、を有することを特徴とする。
これによれば、貯留皿の球通路を覆っている皿カバーでシャッタレバーを固定しているので、新たな固定部材は不要になることから、作業工程の増加を招くことなくシャッタレバーを固定することが可能になる。
したがって、通常のパチンコ遊技機を簡単に封入式遊技機に利用することができる。
本発明の好ましい形態において、皿カバーおよび貯留皿の一方には少なくとも1つの位置決め孔が、他方には当該位置決め孔と嵌合する位置決め突起が形成されていることを特徴とする。
これによれば、位置決め孔と位置決め突起とが嵌合することにより皿カバーが貯留皿に位置決め固定されるので、貯留皿に対する皿カバーの組み付け精度が向上するとともに、皿カバーの取り外しがより困難になる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、貯留皿の球通路を覆っている皿カバーでシャッタレバーを固定しているので、新たな固定部材は不要になることから、作業工程の増加を招くことなくシャッタレバーを固定することが可能になる。
これにより、通常のパチンコ遊技機を簡単に封入式遊技機に利用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施の形態である遊技機を示す斜視図、図2は図1の遊技機のブロック図、図3は図1の遊技機を構成する貯留皿を示す図、図4は図3の貯留皿を示す分解図である。
図1において、遊技機10は、単島としての遊技台11と、この遊技台11に取り付けられたパチンコ遊技機(以下、「遊技機本体」という。)12とが一体化されたものである。遊技台11は、遊技機本体12の遊技盤13の遊技領域13aが遊技者の目の高さに位置するように遊技機本体12を支持している。そして、このような遊技台11における遊技機本体12の真下位置には、遊技台11の前方へ延出した載置台14が設けられ、遊技機本体の真上位置には、遊技者に対して所定の情報を報知する表示パネル15が設けられている。
遊技機本体12には所定数の遊技球が封入されて貯留されており、この封入された遊技球を循環させて遊技を行うようになっている。
この遊技機本体12には、前述した遊技盤13が装着された枠体がヒンジを介して遊技台11に回動可能に取り付けられている。遊技盤13の前面には、この遊技盤13を視認可能に被うガラス扉16が開閉可能に設けられ、ガラス扉16の下側には、皿ユニット17が同じく開閉可能に取り付けられている。
遊技盤13においてレール18で区画され、打ち込まれた遊技球が流下する領域である遊技領域13a上には、多数の遊技くぎや風車などの障害物(図示せず)、始動口19a、一般入賞口19b、大入賞口19cなどの入賞口19が適宜配置され、さらに、遊技領域13aの下部には、これらの入賞口19に入賞しなかった遊技球が流入するアウト口20が配置されている。そして、入賞口19およびアウト口20で、遊技領域13aを流下する遊技球を回収する遊技球回収口が構成される。
また、遊技領域13aには、特別図柄表示部21が設けられている。この特別図柄表示部21は、複数(例えば、3つ)の識別情報画像である図柄の表示態様が変化するもので、始動口19aに遊技球が入賞したのを契機として図柄の始動および停止が行われる。そして、停止時における図柄の組み合わせが予め設定された特定の図柄の組み合わせとなった場合に、大入賞口19cが所定のパターンに従った開放状態となる遊技者に有利な特別遊技状態に移行する。
遊技盤13の下方には、前述のように皿ユニット17が配置されている。皿ユニット17には、払い出された遊技球および遊技領域13aに打ち込まれる遊技球が一時的に貯留される貯留皿22が設けられている。なお、貯留皿22の下方には下皿23が設けられているが、封入式遊技機である本実施の形態において、この下皿23には遊技球は貯留されない。したがって、本来であれば貯留皿22と下皿23とを連通する遊技球の流路を開放して貯留皿22に貯留された遊技球を下皿23に落とし込むために突設されたシャッタレバー25は固定されており、操作できないようになっている。
なお、シャッタレバー25の固定構造の詳細については、後述する。
皿ユニット17の右側には、レール18を通って遊技盤13の遊技領域13aへ遊技球を打ち込む際に操作されるハンドル24が設けられている。このハンドル24を回動することにより発射装置(図示せず)が動作し、発射位置に送り込まれた遊技球が弾発的に発射される。なお、発射装置は、払出・発射制御回路の制御により槌を所定速度で揺動させ、発射位置(貯留皿22から発射装置へ通じる案内路の終端)にある遊技球を槌の先端で打って遊技盤13上へ打ち出すものである。
遊技機本体12の一側端(図示する場合においては、向かって右側)には、遊技者が投入した金額などに相当する数量の遊技球を貸し出す球貸機(遊技媒体貸出手段)30が設けられている。
この球貸機30は、その正面に、クレジット数表示部31、クレジット精算ボタン32、クレジット転送ボタン33、メダル数表示部34、および赤外線送信部35などが設けられている。
ここで、クレジット数表示部31は、3桁の7セグメントLED(発光ダイオード)からなり、機械内部に現在クレジットされているコインの枚数(コインのクレジットデータの数)を表示する。また、メダル数表示部34も、3桁の7セグメントLED(発光ダイオード)からなり、機械内部に現在クレジットされているメダル数を表示する。
クレジット転送ボタン33は、クレジットされているコイン(硬貨)やメダル等のクレジットデータを遊技機本体12に転送するボタンであり、このボタンを押下することによって転送が行われる。なお、転送は例えば以下のように行われる。
クレジット転送ボタン33が押下されると、CPUがクレジットされているデータを確認する。その結果、コインがクレジットされていた場合は、そのコインのクレジットデータが遊技機本体12に転送される。これにより、遊技機本体12はそのクレジットデータを受け取り、これを遊技球数データに換算する。例えば、クレジットされているコインが100円玉である場合、100円につき遊技球120個の価値があるとすると、120個分の遊技球データに換算される。このとき、クレジット数表示部31には、「1」減算した数が表示される。
一方、確認の結果、メダルがクレジットされていた場合は、そのメダルのクレジットデータが遊技機本体12に転送される。これにより、遊技機本体12はそのクレジットデータを受け取り、これを遊技球数データに換算する。例えば、クレジットされているメダル1枚につき遊技球7個の価値があるとすると、7個分の遊技球データに換算される。このとき、メダル数表示部34には、「1」減算した数が表示される。
なお、本実施の形態では、クレジット転送ボタン33を1回押下するにつき、1つのクレジットデータが遊技機本体12に転送されるが、これに限らず、1回の押下で全てのクレジットデータを遊技機本体12に転送するようにしてもよい。
また、クレジット転送ボタン33の押下時に、コインおよびメダルの双方がクレジットされていた場合、本実施の形態では、コインのクレジットデータを優先的に遊技機本体12に転送しているが、逆に、メダルのクレジットデータを優先的に転送するようにしてもよい。
クレジット精算ボタン32は、クレジットされているコインおよびクレジットされているメダルの払い出しを行うボタンであり、このボタンを押下することによって上記の払い出しが行われる。なお、クレジットされているコインは、メダルに換算されてメダル払出口36より払い出される。
例えば、クレジットされているコインが100円玉2枚である場合、100円につきメダル17枚相当の価値があるため、クレジット精算ボタン32を押下することによって、合計34枚のメダルがメダル払出口36より払い出される。
一方、メダルは、クレジットされている枚数分そのままがメダル払出口36より払い出される。例えば、クレジットされているメダルが6枚である場合、クレジット精算ボタン32を押下することによって、6枚のメダルがメダル払出口36より払い出される。
このような払い出しが終了すると、クレジット数表示部31およびメダル数表示部34には、クレジットの残高が0である旨が表示される。
また、メダル数表示部34の下方には、遊技者が遊技媒体であるメダルを投入するためのメダル投入口37、メダル投入口37に投入したメダルを返却するために遊技者が操作するメダル返却レバー37a、規定外のメダルが投入された場合や遊技者がメダル返却レバー37aを操作した場合にメダルを返却するメダル返却口37bが設けられている。
また、メダル返却口37bの下方には、100円玉などのコインを投入するためのコイン投入口38、コイン投入口38に投入したコインを返却するために遊技者が操作するコイン返却レバー38a、規定外のコインが投入された場合や遊技者がコイン返却レバー38aを操作した場合にコインを返却するコイン返却口38bが設けられている。
なお、本実施の形態では、100円玉を規定のコインとしており、100円玉以外のコインがコイン投入口38に投入された場合は規定外とみなしているが、これに限らず他のコインを規定のコインとみなすように設定してもよい。
メダル数表示部34とメダル投入口37との間には、赤外線送信部35が設けられている。
この赤外線送信部35では遊技終了後の遊技データ(獲得メダル数)が送信可能になっており、例えば携帯電話で所定のサイトにアクセスして遊技データを受信することにより、当該サイトに遊技者の獲得メダル数が登録される。そして、多数の遊技者が同様の登録を行うことによって、所定期間(例えば1日、1週間)における獲得メダル数の全国順位がランキング表示され、これによって遊技の興趣が一層高められる配慮がなされている。
このような遊技機10における遊技機本体12の制御系の回路構成を図2に示す。
遊技機本体12の制御系は、主制御回路40と、この主制御回路40に接続される副制御回路50を有している。
このような制御系は主制御回路40を主な構成要素とし、遊技盤13の裏面に搭載されている。
主制御回路20には、予め設定されたプログラムに従って遊技機本体12の遊技動作を行うメインCPU(超小型演算処理装置)41、異常時に各種設定を初期値に戻す初期リセット回路42、メインCPU41が動作する上で必要な各種データを記憶するメインRAM43、メインCPU41が遊技機本体12の遊技動作を処理制御するためのプログラム、乱数抽選によって大当り判定をする際に参照される大当り判定テーブル、演出を抽選する際に参照される演出グループ選択テーブル等の各種確率テーブルを格納しているメインROM44が実装されている。
ここで、メインCPU41は、始動口19aへ遊技球が入賞して始動入賞が発生すると大当り判定を行う大当り判定処理、特別図柄表示部21に変動表示される特別図柄および背景画の演出表示の決定処理、普通図柄表示部(図示せず)に表示される内容の決定処理を行っている。さらにメインCPU41は、遊技状態が特定遊技状態に移行されると、大入賞口19cの扉を開閉するように大入賞口SOL(ソレノイド)60を制御する大入賞口SOL制御手段を構成している。
主制御回路40のI/Oポート46には、大入賞口19cに具備されている特定領域(Vゾーン)を通過した遊技球の数を計数するためのV・カウントSW(スイッチ)61と、大入賞口19cに具備されている一般領域を通過した遊技球の数を計数するためのカウントSW62と、一般入賞口19bに遊技球が入賞したことを検出する一般入賞口SW63と、始動ゲート(図示せず)の内側に設けられて遊技球が通過するのを検知する通過ゲートSW64と、始動口19aに遊技球が入賞したことを検出する始動入賞口SW65と、始動口19aの普通電動役物を開閉する始動口SOL66と、大入賞口19cの扉を開閉する大入賞口SOL60と、大入賞口19cに入球した遊技球を特定領域と一般領域とに振り分けるシーソーを駆動するシーソーSOL67と、メインRAM44に記憶されている各種データを消去するためのバックアップクリアSW68が接続されている。
上記各SW61〜65が遊技球を検知すると、その検知信号は主制御回路40のメインCPU41に入力され、入力される検知信号に応じて、メインCPU41は上記各SOL60,66,67をそれぞれ駆動制御する。また、副制御回路50および払出・発射制御回路70に対して、主制御回路40からコマンド出力ポート45を介して制御指令が送信される。これにより、副制御回路50や払出・発射制御回路70によって、LCD(画像表示装置)80、スピーカ81、ランプ・LED82、さらには払出装置71および発射装置72の動作が制御される。
副制御回路50には、サブCPU51、ワークRAM52、プログラムROM53が実装されている。
サブCPU51は、コマンド入力ポート54を介して主制御回路40から受信した制御指令を解釈し、その解釈結果に従って画像制御回路55、音声制御回路56、ランプ制御回路57の制御を行う。
プログラムROM53には、サブCPU51が、主制御回路40から出力される画像制御指令信号に基づいて画像制御回路55を処理制御するための制御プログラム、主制御回路40から出力される音発生指令信号に基づき音声制御回路56を処理制御するための制御プログラム、および主制御回路40から出力されるランプ制御指令信号に基づきランプ制御回路57を処理制御するための制御プログラムなどが記憶格納されている。
ワークRAM52は、サブCPU51が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となる。
画像制御回路55にはLCD80が接続されている。画像制御回路55は、サブCPU51の制御に基づいて、LCD80の特別図柄表示部21に対して大当り判定の結果に対応する特別図柄および背景画を変動表示させるなどの画像表示制御処理を行う。また、画像制御回路55およびLCD80は、特別図柄の変動表示時の演出表示態様によって当該遊技におけるリーチ演出発生の有無または発生するリーチ演出の種類または大当り発生の信頼度を報知する報知手段を構成している。
音声制御回路56にはスピーカ81が接続されている。音声制御回路56は、サブCPU51の制御に基づき音信号を生成し、スピーカ81は、入力したこの音信号に基づいて音を発生する。
ランプ制御回路57にはランプ・LED82が接続されている。ランプ制御回路57は、サブCPU51の制御に基づき光信号を生成する。そして、ランプ・LED82は、入力したこの光信号に基づいて点灯表示等を行う。
払出・発射制御回路70には、払出装置71および発射装置72が接続されている。そして、払出・発射制御回路70は、ハンドル24の回動操作に応じて発射装置を駆動制御して遊技球を発射させ、また主制御回路40からの払出指示に従って遊技者にメダルを払い出す。
次に、皿ユニット17について、図3および図4を用いて説明する。
前述のように、シャッタレバー25は固定されており、よって、貯留皿22と下皿23とを連通する遊技球の流路を開閉するシャッタを動かすことはできない。これにより、貯留皿22に貯留された遊技球を下皿23に落とし込み、封入された遊技球を機外に取り出すことができないようになっている。
すなわち、図示するように、貯留皿22には、球通路22aを覆うとともにシャッタが貯留皿22から下皿23に至る遊技球の流路を閉鎖する位置におけるシャッタレバー25と嵌合してこれを当該位置に固定する嵌合孔27aが形成された皿カバー27が取り付けられている。
皿カバー27の4箇所には位置決め孔27bが形成され、貯留皿22には、これらの位置決め孔27bと対応した4箇所の位置決め突起22bが形成されており、位置決め孔27bが位置決め突起22bに嵌合している。
このように、本実施の形態によれば、貯留皿22の球通路22aを覆っている皿カバー27でシャッタレバー25を固定しているので、新たな固定部材は不要になる。これにより、作業工程の増加を招くことなくシャッタレバー25を容易に固定することが可能になる。
また、皿カバー27の位置決め孔27bが貯留皿22の位置決め突起22bに嵌合することで皿カバー27が貯留皿22に位置決め固定されている。これにより、貯留皿22に対する皿カバー27の組み付け精度が向上するとともに、皿カバー27の取り外しがより困難になる。
なお、本実施の形態では皿カバー27に位置決め孔27bが形成され、貯留皿22に位置決め突起22bが形成されているが、逆に皿カバー27に位置決め突起を形成し、貯留皿22にこれと嵌合する位置決め孔を形成してもよい。
また、図示する場合には、位置決め孔および位置決め突起はそれぞれ4箇所に形成されているが、少なくとも1箇所であれば足りる。すなわち、複数箇所であれば皿カバー27は貯留皿22に位置決め固定されるのはもちろんであるが、相互に嵌合する位置決め孔および位置決め突起はそれぞれ1つずつであっても、皿カバー27の嵌合孔27aがシャッタレバー25に嵌合しているので、これにより皿カバー27が貯留皿22に位置決め固定されるからである。
以上の説明においては、本発明を遊技機本体にパチンコ遊技機を適用した場合が説明されているが、本発明での遊技機本体はパチンコ遊技機に限定されるものではなく、たとえばスマートボールや雀球など遊技媒体として遊技球が用いられる様々な遊技機本体を適用することが可能である。
本発明の一実施の形態である遊技機を示す斜視図である。 図1の遊技機のブロック図である。 図1の遊技機を構成する貯留皿を示す図である。 図3の貯留皿を示す分解図である。
符号の説明
10 遊技機
11 遊技台
12 遊技機本体
13 遊技盤
13a 遊技領域
14 載置台
15 表示パネル
16 ガラス扉
17 皿ユニット
18 レール
19 入賞口(遊技球回収口)
19a 始動口
19b 一般入賞口
19c 大入賞口
20 アウト口(遊技球回収口)
22 貯留皿
22a 球通路
22b 位置決め突起
23 下皿
24 ハンドル
25 シャッタレバー
27 皿カバー
27a 嵌合孔
27b 位置決め孔
30 球貸機
31 クレジット数表示部
32 クレジット精算ボタン
33 クレジット転送ボタン
34 メダル数表示部
35 赤外線送信部
36 メダル払出口
37 メダル投入口
37a メダル返却レバー
37b メダル返却口
38 コイン投入口
38a コイン返却レバー
38b コイン返却口
40 主制御回路
41 メインCPU
42 初期リセット回路
43 メインRAM
44 メインROM
45 コマンド出力ポート
46 ポート
50 副制御回路
51 サブCPU
52 ワークRAM
53 プログラムROM
54 コマンド入力ポート
55 画像制御回路
56 音声制御回路
57 ランプ制御回路
60 大入賞口SOL
61 V・カウントSW
62 カウントSW
63 一般入賞口SW
64 通過ゲートSW
65 始動入賞口SW
66 始動口SOL
67 シーソーSOL
68 バックアップクリアSW
70 発射制御回路
71 払出装置
72 発射装置
80 LCD
81 スピーカ
82 ランプ・LED

Claims (2)

  1. 機内に封入されて循環する遊技球を使用して遊技を行う遊技機であって、
    前記遊技領域を流下する遊技球を回収する遊技球回収口と、
    前記遊技球回収口から回収された遊技球を一時的に貯留するとともに遊技球を発射位置に案内する球通路が形成された貯留皿と、
    前記貯留皿の下方に設置された下皿と、
    前記貯留皿と前記下皿とを連通する遊技球の流路を開閉するシャッタを移動させるシャッタレバーと、
    前記貯留皿に取り付けられ、前記球通路を覆うとともに前記シャッタが前記流路を閉鎖する位置における前記シャッタレバーと嵌合してこれを当該位置に固定する嵌合孔が形成された皿カバーと、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記皿カバーおよび前記貯留皿の一方には少なくとも1つの位置決め孔が、他方には当該位置決め孔と嵌合する位置決め突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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