JP2006055486A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルの貯留およびメダルの払出しを行うホッパへのメダルの補給が容易な遊技機を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、パチンコ遊技機本体12が取り付けられた遊技台11と、遊技台11の上面に設けられたメダル補給口312と、メダル補給口312を開閉可能に取り付けられたメダル補給扉311と、遊技台11におけるメダル補給口312の下方に配置され、バケット115および当該バケット115に貯留されたメダルの払出を行う第1払出口60を備えたホッパ40aと、メダル補給扉311を開放してメダル補給口312に投入されたメダルを自重落下させ、これをバケット115に導く蛇腹管310とを有しているので、バケット115へのメダルの補給を容易に行うことができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、遊技機に関し、特にメダルの貯留およびメダルの払出を行うホッパにメダルを補給する技術に関するものである。
従来、スロットマシンを単独島において使用する場合、メダルを循環して利用するシステムが提供されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−76496号公報
このような従来の技術において、遊技者が多数のメダルを持ち出す際には、メタルの補給が必要となる。そして、メダルの補給は引出しを引き出して行われるが、補給に手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、メダルの貯留およびメダルの払出しを行うホッパへのメダルの補給が容易な遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、遊技機本体(パチンコ遊技機本体12)が取り付けられた遊技台(遊技台11)と、遊技台の上面に設けられた補給口(メダル補給口312)と、補給口を開閉可能に取り付けられた補給扉(メダル補給扉311)と、遊技台における補給口の下方に配置され、メダル貯留部(バケット115)および当該メダル貯留部に貯留されたメダルの払出を行うメダル払出部(第1払出口60)を備えたホッパ(ホッパ40a)と、補給扉を開放して補給口に投入されたメダルを自重落下させ、これをメダル貯留部に導く誘導通路(蛇腹管310)とを有することを特徴とする。
これにより、メダル貯留部へのメダルの補給を容易に行うことができる。
補給扉の内面には、メダル貯留部の内部を視認可能な鏡(鏡311a)が備えられていることを特徴とする。
これにより、メダル貯留部のメダル貯留状態(貯留具合)を、鏡を通して容易に確認することができるので、予めメダルの補給量を調整でき、メダル貯留部へのメダルの補給を容易に行うことができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、補給口に投入されたメダルを自重落下させてメダル貯留部に導く誘導通路を有しているので、メダル貯留部へのメダルの補給を容易に行うことができる。
また、本発明によれば、補給扉の内面には、メダル貯留部の内部を視認可能な鏡が備えられているので、メダル貯留部のメダル貯留状態を、鏡を通して容易に確認することができる。そのため、予めメダルの補給量を調整でき、メダル貯留部へのメダルの補給を容易に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1において、遊技機10は、メダル貸出機12aが備えられた筐体である遊技台11と、この遊技台11に取り付けられたパチンコ遊技機(以下、「遊技機本体」という)12とが一体化されたものであり、これにより単島を構成している。遊技台11は、遊技機本体12の遊技盤13の遊技領域13aが遊技者の目の高さに位置するように遊技機本体12を支持している。そして、このような遊技台11における遊技機本体12の真下位置には、遊技台11の前方へ延出した載置台14が設けられ、遊技機本体の真上位置には、遊技者に対して所定の情報を報知する表示パネル15が設けられている。
遊技機本体12には所定数の遊技球が封入されて貯留されており、この封入された遊技球を循環させて遊技を行うようになっている。
この遊技機本体12には、前述した遊技盤13が装着された枠体がヒンジを介して遊技台11に回動可能に取り付けられている。遊技盤13の前面には、この遊技盤13を視認可能に被うガラス扉16が開閉可能に取り付けられ、ガラス扉16の下側には、皿ユニット17が同じく開閉可能に取り付けられている。さらに、ガラス扉16の上部には、左右一対のスピーカ25が配設されている。
遊技盤13においてレール18で区画され、打ち込まれた遊技球が流下する領域である遊技領域13a上には、多数の遊技くぎや風車などの障害物(図示せず)、始動入賞口19a、一般入賞口19b、開閉可能な扉、遊技球を受け入れる口(継続入賞口(図示せず)や普通入賞口(図示せず)など)および揺動可能なシーソ(図示せず)を有する大入賞口19cなどの入賞口19や通過ゲート(図示せず)が適宜配置され、さらに、遊技領域13aの下部には、これらの入賞口19に入賞しなかった遊技球が流入するアウト口20が配置されている。そして、入賞口19およびアウト口20で、遊技領域13aを流下する遊技球を回収する遊技球回収口が構成される。
ここで、一般入賞口19bや大入賞口19c等に入賞すると、賞球データに所定数(例えば、一般入賞口19bへの入賞であれば「7」、大入賞口19cへの入賞であれば「14」など)が加算される。なお、賞球データの初期値は「0」である。加算されたその賞球データは、メインCPU201によって、メダルのクレジットデータに換算されて(例えば、賞球データ「7」につき、メダルのクレジットデータ「1」に換算されるとすると、賞球データが「7」であった場合は、賞球データは「0」となり、メダルのクレジットデータには「1」が加算される。このとき、メダル数表示部34には、加算後にメダルのクレジットデータの示す値が表示される)メインRAM203に記憶される。
また、遊技領域13aには、画像表示装置54(図2)の一部を構成する特別図柄表示部21が設けられている。この特別図柄表示部21は、複数(例えば、3つ)の識別情報画像である図柄の表示態様が変化するもので、始動入賞口19aに遊技球が入賞したのを契機として図柄の始動および停止が行われる。そして、停止時における図柄の組み合わせが予め設定された特定の図柄の組み合わせとなった場合に、大入賞口19cが所定のパターンに従った開放状態となる遊技者に有利な特別遊技状態に移行する。
さらに、遊技領域13aには、普通図柄の変動表示を行う普通図柄表示部(図示せず)が設けられている。
遊技盤13の下方には、前述のように皿ユニット17が配置されている。皿ユニット17には、払い出された遊技球および遊技領域13aに打ち込まれる遊技球が一時的に貯留される貯留皿22が設けられている。なお、貯留皿22の下方には下皿23が設けられているが、封入式遊技機である本実施の形態において、この下皿23には遊技球は貯留されない。
皿ユニット17の右側には、レール18を通って遊技盤13の遊技領域13aへ遊技球を打ち込む際に操作されるハンドル24が設けられている。このハンドル24を回動することにより発射装置90(図2)が動作し、発射位置に送り込まれた遊技球が弾発的に発射される。なお、発射装置90は、発射ソレノイド(図示せず)の制御により槌を所定速度で揺動させ、発射位置(貯留皿22から発射装置90へ通じる球通路の終端)にある遊技球を槌の先端で打って遊技盤13上へ打ち出すものである。
遊技機本体12の一方端(図示する場合においては、向かって右側)には、遊技者が投入した金額などに相当する数量の遊技球を貸し出すメダル貸出機12aが設けられている。
このメダル貸出機12aは、その正面に、クレジット数表示部31、クレジット精算ボタン32、クレジット転送ボタン33、メダル数表示部34、および赤外線送受信部35などが設けられている。
ここで、クレジット数表示部31は、3桁の7セグメントLED(発光ダイオード)からなり、パチンコ遊技機本体12に現在クレジットされているコインの枚数(コインのクレジットデータが示す数。なお、コインのクレジットデータの初期値は「0」である。)を表示する。また、メダル数表示部34も、3桁の7セグメントLED(発光ダイオード)からなり、パチンコ遊技機本体12に現在クレジットされているメダル数(メダルのクレジットデータが示す数。なお、メダルのクレジットデータの初期値は「0」である。)を表示する。
クレジット転送ボタン33は、クレジットされているコイン(硬貨)やメダル等のクレジットデータを後述の遊技球データに換算するボタンであり、このボタンを押下することによってその換算が行われる。なお、その換算は例えば以下のように行われる。
クレジット転送ボタン33が押下されると、メダル貸出機12aの台基板30にクレジット転送信号が送信される。そして、そのクレジット転送信号は、台基板30によりパチンコ遊技機本体12の主制御回路200に転送される。主制御回路200のメインCPU201は、台基板30から受信したクレジット転送信号に基いてクレジットされているデータを確認する。その結果、コインがクレジットされていた場合は、コインのクレジットデータを遊技球データに換算する処理を行う。例えば、100円につき遊技球120個の価値があるとすると、コインのクレジットデータから「1」を減算し、遊技球データに「120」を加算する。なお、加算された遊技球データは、メインRAM203の発射可能遊技球数記憶領域に記憶される。
このとき、クレジット数表示部31には、「1」減算した数が表示される。
一方、確認の結果、メダルがクレジットされていた場合は、メダルのクレジットデータを遊技球データに換算する処理を行う。例えば、メダル1枚につき遊技球7個の価値があるとすると、メダルのクレジットデータから「1」を減算し、遊技球データに「7」を加算する。なお、加算された遊技球データは、メインRAM203の発射可能遊技球数記憶領域に記憶される。
このとき、メダル数表示部34には、「1」減算した数が表示される。
なお、本実施の形態では、クレジット転送ボタン33を1回押下するにつき、100円玉1枚分またはメダル1枚分のクレジットデータが遊技球データに換算されるが、これに限らず、1回の押下で全てのクレジットデータを遊技球データに換算するようにしてもよい。
また、クレジット転送ボタン33の押下時に、コインおよびメダルの双方がクレジットされていた場合、本実施の形態では、コインのクレジットデータを優先的に遊技球データに換算しているが、逆に、メダルのクレジットデータを優先的に遊技球データに換算するようにしてもよい。
ここで、遊技球データは、ハンドル24の操作により遊技領域13aに発射可能な遊技球数を示すデータである。例えば、遊技球データが「120」であれば、120個の遊技球を遊技領域13aへ発射可能である。
クレジット精算ボタン32は、クレジットされているコインおよびクレジットされているメダルの払出を行うボタンであり、このボタンを押下することによって、主制御回路200がクレジット精算処理を行うため、上記の払出が行われる。なお、クレジットされているコインは、メダルに換算されてメダル払出口36aより払い出される。
例えば、クレジットされているコインが100円玉2枚である場合、100円につきメダル17枚相当の価値があるため、クレジット精算ボタン32を押下することによって、合計34枚のメダルがメダル払出口36aより払い出される。
一方、メダルは、クレジットされている枚数分そのままがメダル払出口36aより払い出される。例えば、クレジットされているメダルが6枚である場合、クレジット精算ボタン32を押下することによって、6枚のメダルがメダル払出口36aより払い出される。
このような払出が終了すると、クレジット数表示部31およびメダル数表示部34には、クレジットの残高が0である旨が表示される。
また、メダル数表示部34の下方には、遊技者が遊技媒体であるメダルを投入するためのメダル投入口37、メダル投入口37に投入したメダルを返却するために遊技者が操作するメダル返却レバー37a、規定外のメダルが投入された場合や遊技者がメダル返却レバー37aを操作した場合にメダルを返却するメダル返却口37b、100円玉などのコインを投入するためのコイン投入口38、コイン投入口38に投入したコインを返却するために遊技者が操作するコイン返却レバー38a、規定外のコインが投入された場合や遊技者がコイン返却レバー38aを操作した場合にコインを返却するコイン返却口38b、後述のホッパ40aから払い出されるメダルを排出するメダル払出口36aおよびメダル払出口36aから排出されるメダルを溜めるメダル受け部36を備えるメダル補給パネル80が設けられている。
なお、本実施の形態では、100円玉を規定のコインとしており、100円玉以外のコインがコイン投入口38に投入された場合は規定外とみなしているが、これに限らず他のコインを規定のコインとみなすように設定してもよい。
メダル数表示部34とメダル補給パネル80との間には、赤外線送受信部35が設けられている。
この赤外線送受信部35では遊技終了後の遊技データ(獲得メダル数)が送信可能になっており、例えば携帯端末(以下、「携帯電話」という)39で遊技データを受信して所定のサイトにアクセスすると、当該サイトに遊技者の獲得メダル数が登録される。そして、多数の遊技者が同様の登録を行うことによって、所定期間(例えば1日、1週間)における獲得メダル数の全国順位がランキング表示され、これによって遊技の興趣が一層高められる配慮がなされている。
また、コイン投入口38に投入されたコインは、後述する投入コインセンサ(図示せず)によって検知される。
この投入コインセンサによって検知されると、コイン投入検知信号が、台基板30に送信される。次にその信号は、台基板30から主制御回路200に転送される。その転送を受けた主制御回路200は、コインのクレジットデータに「1」を加算し、そのデータをメインRAM203に記憶する。これにより、コインがクレジットされたこととなる。
また、メダル投入口37に投入されたメダルは、後述する投入メダルセンサ(図示せず)によって検知される。
この投入メダルセンサによって検知されると、メダル投入検知信号が、台基板30に送信され、次にその信号は、台基板30から主制御回路200に転送される。その転送を受けた主制御回路200は、メダルのクレジットデータに「1」を加算し、そのデータをメインRAM203に記憶する。これにより、メダルがクレジットされたこととなる。
また、遊技台11の上面には、メダルを投入可能なメダル補給口312が設けられており、当該メダル補給口312は後述するメダル補給扉311によって閉じられている。なお、このメダル補給扉311を開放すると、メダル補給口312にメダルを投入することが可能となる。
次に、図1の点線が示すホッパ40a、コイン貯留箱41および蛇腹管310の説明を行う。
メダル補給口312の下方には、メダルの貯留、払出しを行うホッパ40aが配置されている。
このホッパ40aは、メダル投入口37に投入されたメダルおよびメダル補給口312に投入されたメダルを貯留することが可能なメダル貯留部(以下、「バケット」という)115(図2)を備えている。例えば、メダル投入口37に投入されたメダルは、投入メダルセンサによって検出された後、ホッパ誘導通路(図示せず)を通過して、このホッパ40aのバケット115に貯留される。一方、メダル補給口312に投入されたメダルは、自重落下によって後述する蛇腹管310を通過して、このホッパ40aのバケット115に貯留される。
さらに、ホッパ40aの正面には、メダル払出部を構成する第1払出口60が設けられている。ホッパ40a内に貯留されたメダルは、この第1払出口60から払出される。
また、メダル払出口36aの裏側には、この第1払出口60から払出されたメダルを受け容れる第2払出口(図示せず)が設けられている。第1払出口60から払出されたメダルは、第2払出口に受け容れられ、払出通路(図示せず)を通過して、メダル払出口36aより排出され、メダル受け部36に溜められる。
さらに、ホッパ40aの下方にはコインを貯留するコイン貯留箱41が備えられている。コイン投入口38に投入されたコインは、投入コインセンサによって検出された後、貯留通路(図示せず)を通過して、このコイン貯留箱41に貯留される。
図2は図1に示した遊技機の制御系の回路構成を示したブロック図である。
遊技機10のパチンコ遊技機本体12の制御系は、主制御回路200と、この主制御回路200に接続される副制御回路300、発射制御回路70を有している。
この制御系は主制御回路200を主な構成要素とし、遊技盤13の内部に搭載されている。
パチンコ遊技機本体12の主制御回路200には、メダル貸出機12aの制御系である台基板30がI/Oポート205を介して接続されている。
また、パチンコ遊技機本体12のメインCPU201には、I/Oポート205を介してホッパ駆動回路41aおよび払出完了信号回路43が接続されている。
主制御回路200には、予め設定されたプログラムに従って遊技機10の遊技動作を行うメインCPU(超小型演算処理装置)201、異常時に各種設定を初期値に戻す初期リセット回路204、メインCPU201が動作する上で必要な各種データを記憶するメインRAM203、メインCPU201が遊技機10の遊技動作を処理制御するためのプログラム、乱数抽選によって大当り判定をする際に参照される大当り判定テーブル、演出を抽選する際に参照される各種確率テーブルを格納しているメインROM202が実装されている。
ここで、メインCPU201は、始動入賞口19aへ遊技球が入賞して始動入賞が発生すると大当り判定を行う大当り判定処理、特別図柄表示部21に変動表示される特別図柄の演出表示の決定処理、普通図柄表示部に表示される内容の決定処理を行っている。
さらにメインCPU201は、遊技状態が特定遊技状態に移行されると、大入賞口19cの扉を開閉するように大入賞口SOL72Sを制御する大入賞口SOL制御手段を構成している。
主制御回路200のI/Oポート205には、通過ゲートの内側に設けられ、遊技球が通過するのを検知する通過ゲートSW19Saや、始動入賞口19aに入賞した遊技球を検知する始動入賞口SW19aaが接続されている。また、大入賞口19c内の継続入賞口に設けられ、入賞した遊技球を検知するV・カウントSW19Sd、大入賞口19c内の普通入賞口に設けられ、入賞した遊技球を検知するカウントSW19Se、一般入賞口19bへ入賞した遊技球を検知する一般入賞球センサ19S、メインRAM203に記憶されている遊技情報(大当り情報など)を消去するバックアップクリアSW74Sが接続されている。また、ハンドル24の操作によって発射装置90から発射される遊技球を検知する発射球センサ52S、および発射されたものの遊技盤13の盤面まで到達せずにレール18を戻ってきた遊技球を検知する戻り球センサ(図示せず)が接続されている。さらに、このI/Oポート205には、アクチュエータとして、遊技球受入口を拡張する始動口SOL(ソレノイド)71S、大入賞口19cの扉を開閉する大入賞口SOL72S、大入賞口19c内のシーソを駆動するシーソSOL73S等が接続されている。
上記各センサが遊技球を検知すると、その検知信号は主制御回路200のメインCPU201に入力され、入力される検知信号に応じて、メインCPU201は上記各アクチュエータ71S、72S、73S、74Sをそれぞれ駆動制御する。また、副制御回路300や発射制御回路70に対して、それぞれ主制御回路200のコマンド出力ポート206から制御指令が送信され、副制御回路300や発射制御回路70によって画像表示装置54や、スピーカ25、ランプ・LED39a、発射装置90などの動作が制御される。
なお、メインCPU201は、前述の発射球センサ52Sが1個の遊技球を検知する度に発射可能遊技球数記憶領域に記憶されている遊技球データから「1」減算すると共に、前述の戻り球センサが1個の遊技球を検知する度に遊技球データに「1」を加算する発射遊技球計数手段を有している。
例えば、遊技球データが「140」である場合に、発射球センサ52Sが20個の遊技球を検知し、戻り球センサが4個の遊技球を検知したときは、上記遊技球データは「124」となる。
メインCPU201は、遊技球データが「0」から「1」以上となった場合に、発射制御回路70に対して打ち出し開始信号を送信する発射制御手段を有している。
さらに、この発射制御手段は、発射可能遊技球数記憶領域に記憶されている遊技球データの残数を監視し、その遊技球データが「0」となった場合に、発射制御回路70に対して、打ち出し開始信号の送信を停止する機能を有している。
副制御回路300には、サブCPU301、ワークRAM303、プログラムROM302が実装されている。サブCPU301は、コマンド入力ポート304を介して主制御回路200から受信した制御指令を解釈し、その解釈結果に従って画像制御回路305,音声制御回路306,ランプ制御回路307等の制御を行う。プログラムROM302には、サブCPU301が、主制御回路200から出力される画像制御指令信号に基づいて画像制御回路305を処理制御するための制御プログラム、主制御回路200から出力される音発生指令信号に基づき音声制御回路306を処理制御するための制御プログラムおよび主制御回路200から出力されるランプ制御指令信号に基づきランプ制御回路307を処理制御するための制御プログラムなどが記憶格納されている。ワークRAM303は、サブCPU301が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となる。
画像制御回路305には、画像表示装置54が接続されている。画像制御回路305は、サブCPU301の制御に基づいて、画像表示装置54に対し、大当り判定の結果に対応する特別図柄および背景画を変動表示させるなどの画像表示制御処理を行う。また、画像制御回路305および画像表示装置54は、特別図柄の変動表示時の演出表示態様によって当該遊技におけるリーチ演出発生の有無または発生するリーチ演出の種類または大当り発生の信頼度を報知する報知手段を構成している。
音声制御回路306にはスピーカ25が接続されている。音声制御回路306は、サブCPU301の制御に基づき、音信号を生成する。スピーカ25は、入力したこの音信号に基づいて音を発生する。
ランプ制御回路307にはランプ・LED39aが接続されている。ランプ制御回路307は、サブCPU301の制御に基づき、信号を生成する。ランプ・LED39aは、入力したこの信号に基づいて遊技機10の各所に備え付けられているランプやLEDなどの点灯表示等を行う。
発射制御回路70には、発射装置90が接続されている。発射制御回路70は、メインCPU201から打ち出し開始信号を受信している間、ハンドル24の回動操作に応じて発射ソレノイドを駆動制御する。これによって発射装置90から遊技球を発射させる。
また、ハンドル24には遊技球の発射を停止するストップボタン(図示せず)が設けられている。
メダル貸出機12aの台基板30には、赤外線送受信部35が実装されている。
ここで、赤外線送受信部35は、携帯電話39等の通信可能な端末からの信号等の受信およびその端末へのデータ等の送信等を行う。
そして、台基板30には、クレジット数表示部31、メダル数表示部34、クレジット転送ボタン33、クレジット精算ボタン32、設定変更ボタン50(図2)などが接続されている。
また台基板30は、パチンコ遊技機本体12の主制御回路200に接続され、クレジット転送ボタン33、クレジット精算ボタン32、設定変更ボタン50などから受信した信号を主制御回路200に送信する動作や、主制御回路200から受けた制御指令を基に、クレジット数表示部31やメダル数表示部34の表示を制御する動作などを行う。
設定変更ボタン50は、大当り確率(大当り判定時に大当りと判定する確率。例えば、1/200から1/600の間で変更可)、確変突入率(例えば、1/1.5から1/5の間で変更可)、確変継続率(例えば、1/1.5から1/5の間で変更可)などの各種の確率を変更可能なボタンである。例えば、設定変更ボタン50を押下しながら遊技機10の電源を立ち上げると、遊技機10は、設定変更が可能なモードとなる。そのときに、各種の操作をすることで上記確率を変更する設定を行うことができる。
また、メダル貸出機12aのホッパ部40には、ホッパ40a、メダル検出部40Sa,40Sbが実装されている。そして、ホッパ40aが、パチンコ遊技機本体12のホッパ駆動回路41aに、メダル検出部40Sa,40Sbが、パチンコ遊技機本体12の払出完了信号回路43にそれぞれ接続されている。
なお、パチンコ遊技機本体12のメインCPU201は、メダル払出信号を生成すると、ホッパ駆動回路41a等を介してホッパ40aを駆動制御することによって、その信号が示す数のメダルの払出をホッパ40aに行わせる。
次に、図3〜図7を参照してホッパ40aの構成について説明する。
図3は、ホッパ40aの外観を示す斜視図である。図3に示すように、ホッパ40aは、回転円板111(図4)などを有する本体部113と、基盤110と、本体部113の上部に取り付けられ、多量のメダルを貯留するバケット115とから構成されている。ここで、バケット115は本体部113に取付ねじ(図示せず)等を介して着脱可能に取り付けられている。また、図中の符号114は、メダルを示している。
また、基盤110の上部には円筒状に突起している本体部受け皿110aが設けられており、この本体部受け皿110aに本体部113を嵌合することが可能となっている。
さらに、ホッパ40aの正面には、前述した第1払出口60が設けられている。
次に、ホッパ40aの構造について図4を用いて説明する。
図4は、本体部113の内部を分解した状態を示す斜視図である。
本体部113には、短形状の金属板からなる支持板120が傾斜して取り付けられている。支持板120の下面側には、減速機構を備えたモータ121が取り付けられる。
減速機構の出力軸にはヘッド121aが固定されている。このヘッド121aは支持板120に形成した軸孔120aにより位置決めされており、先端には取付ねじ122を介して回転円板111が固定される。また、支持板120のメダル受け面には、ゴミ排出用の孔120bや、後で説明する固定ローラ123の突出孔120c、可動ローラ124の突出孔120d、メダルセンサ用のセンサ窓120e、遮蔽部材120gを配置するための段差部120fなどが形成されている。
遮蔽部材120gは、両端に設けた軸を支点として、段差部120fの両側壁の間に回動自在に取り付けられる(段差部120fの両側壁に設けた軸孔に軸が回転可能に嵌込まれている)。遮蔽部材120gの裏面側に、軸を支点とするカモメスプリング120i,120hの一端が係止され、遮蔽部材120gは支持板120の上面から突出した状態に保たれる。
また、回転円板111の下側には、メダルよりも少し大きい径からなる円形開口125が形成されている。この円形開口125は回転円盤111の円周方向に同一ピッチで8個設けられている。尚、これらの個数は回転円板111の大きさに応じて適宜増減してもよい。円形開口125の上部周縁は、上方に向かうにしたがい次第に拡開するように形成されており、メダルが円形開口125内に入り易くなっている。
回転円板111の下側には、スラスト軸受135が設けられる。スラスト軸受135は回転円板111の裏側に形成された取付溝に嵌め込まれ、回転円板111と支持板120との間に配置される。このスラスト軸受135でバケット115内のメダルの荷重を受けており、これにより回転円板111がバケット115の底部で円滑に回転することができる。
また、回転円板111の下側にはメダル送出ガイド板130が取付ねじ131を介して固定されている。メダル送出ガイド板130は、金属製で爪車状に形成されており、回転円板111の円形開口125に対応した数の8個のガイド爪132を備えている。ガイド爪132は、内側に配置されるメダル保持ガイド面132aと、外側に配置されるメダル送出ガイド面132bとから構成されている。
メダル保持ガイド面132aは、回転円板111の円形開口125に沿う円弧状に形成されている。メダル送出ガイド面132bはメダル保持ガイド面132aの内側端部に連続し、隣接するガイド爪132のメダル保持ガイド面132aの外側端部に鋭角に接するように、外側に膨らんだ円弧状に形成されている。したがって、円形開口125を通って支持板120に支持されたメダルはメダル保持ガイド面132aで保持され、回転円板111の回転に伴い、メダル送出ガイド面132bにより、回転円板111の中心軸から離れる方向に送りだされる。
また、支持板120には、メダルの板厚よりも僅かに厚い板厚を有する外側ガイド板140と、これの上に被せられるカバー112とが取り付けられる。外側ガイド板140は、短形の金属板から構成されており、その中央部に回転円板111の外径よりも少し小さい円弧状のメダルガイド面141が形成されている。このメダル排出開口142には、固定ローラ123、可動ローラ124用の切欠き143,144が形成されている。また、メダル排出開口142の上部を覆う支持板120とカバー112とで隙間が形成されるようになっており、この隙間が第1払出口60に接続されている。
ここで、メダルガイド面141は、第1ガイド面141aと第2ガイド面141bとに分けられている。第1ガイド面141aは、回転円板111の中心軸を中心として回転円板111の外径よりも曲率半径が僅かに小さい円弧で形成されている。また、第2ガイド面141bは、第1ガイド面141aと同じ曲率半径で形成されており、回転円板111の中心軸からメダル排出開口142側に僅かに偏心した位置を中心とした円弧で形成されている。このように第2ガイド面141bの曲率半径の中心をメダル排出開口142側に少しずらしているため、メダルの払出の際に少しずつメダルがメダル排出開口142側に寄っていき、メダルの払出を円滑に行うことができる。
また、支持板120には、ローラ取付ブラケット150が取り付けられる。ローラ取付ブラケット150により、固定ローラ123、可動ローラ124は、支持板120からメダル1枚分の厚み分だけ突出するように取り付けられる。固定ローラ123はローラ取付ブラケット150に回動自在に取り付けられており、外側ガイド板140の第2ガイド面141bの延長方向に、ローラ円周面が位置するように、メダル排出開口142に位置決めされている。可動ローラ124は、円周面にゴムからなる弾性体124aが取り付けられており、アーム151の先端に回動自在に取り付けられている。尚、弾性体124aはゴムに限らず、合成樹脂などを用いてもよい。
また、アーム151はローラ取付ブラケット150に取付軸150aを回転中心として揺動自在に取り付けられており、切欠き150b内で可動ローラ124を、排出口を閉じる位置(後述する図5の一点鎖線で示す位置)と、排出口を開放する位置(後述する図5の実線で示す位置)との間で変位させる。また、アーム151には引張りコイルバネ152が取り付けられており、この引っ張りコイルバネ152は可動ローラ124を閉じる位置方向に付勢している。可動ローラ124が閉じる位置では、回転円板111の外周縁部に可動ローラ124が位置するようにセットされる。
また、第1払出口60のメダルを検出するためにメダル検出部40Sa,40Sbがカバー112の凹部112aに取り付けられている。また、カバー112および支持板120には、メダル検出部40Sa,40Sbに対応する位置にセンサ窓112bが形成されている。メダル検出部40Sa,40Sbは、反射型ホトセンサが用いられる。メダル検出部40Sa,40Sbは、メダル検出部40Sa,40Sbを通過したメダルを検出する。また、カバー112の凹部112aには、メダル検出部40Sa,40Sbを覆う遮光蓋166が取り付けられている。尚、メダル検出部40Sa,40Sbは反射型ホトセンサに限らず、投受光型のホトセンサなどを用いてもよい。
次に、ホッパ40aの動作について説明する。図5はメダル払出し時のメダル送出ガイド板130と外側ガイド板140とによるメダルの移動状態を示す図である。
バケット115(図3)には多量のメダルが貯留されている。パチンコ遊技機本体12のメインCPU201は、メダルの払出しを行うことを決定すると、ホッパ駆動回路41aに対して払出指令信号を出力し、ホッパ駆動回路41aを介してモータ121を駆動させる。モータ121は回転円板111を図5において時計回りの方向(以下、「正回転方向」という)に回転させる。これによりバケット115内に貯留されたメダルは揺り動かされ、回転円板111の円形開口125から支持板120に落ち込む。支持板120に落ち込んだメダルは、回転円板111とともに回転するメダル送出ガイド板130に押されながら、外側ガイド板140のガイド面141に接して、支持板120の面上をメダル排出開口142側に移動する。
また、支持板120は傾斜しているため、回転円板111の中心軸よりも上側に送られてきたメダルは自重で落下し、メダル送出ガイド板130のメダル保持ガイド面132aで保持されることになる。また、回転円板111の中心軸よりも下側にあるメダルは、自重で外側ガイド板140のガイド面141に接した状態になっている。そして、ガイド面141の内、第2ガイド面141bに接しているメダルは、メダル送出ガイド板130のメダル送出ガイド面132bによりメダル排出開口142側に寄せられるように送られる。
また、回転円板111の回転により、メダルがメダル排出開口142に位置すると、メダルが固定ローラ123に接した状態になる。この状態で、ガイド爪132のメダル送出ガイド面132bの押圧によりメダルは可動ローラ124を開放する位置に変位させて、排出方向に移動する。そして、ガイド爪132の先端がメダルに接する位置に来ると、メダルは可動ローラ124を乗り越えた位置となる。これにより、メダルはガイド爪132からの押し出し作用を受けなくなり、可動ローラ124の引張りコイルばね152の付勢力により、メダル排出方向に勢いよく排出される。
可動ローラ124の閉じる方向の復帰により勢いよく排出されたメダルは、メダル検出部40Sa,40Sbにより検出される。払出完了信号回路43は、メダル検出部40Sa,40Sbによりメダルが検出されるごとにメダル検出信号をメインCPU201に出力する。同様にして、メインCPU201により指定された所定の払出枚数に達するまで、次々とメダルが第1払出口60から払出される。
ここで、メダル検出部40Sa,40Sbがメダルを検出している状態(メダルがメダル検出部40Sa,40Sbの位置に存在している場合)であれば、メダル通過スイッチ(図示せず)がオンの状態にあり、メダルを検出していない状態であればオフの状態にある。なお、払出完了信号回路43は、メダル検出部40Sa,40Sbがメダルを検出している状態であれば、メダル検出信号の出力を継続する。
また、1枚のメダルがメダル検出部40Sa,40Sbの位置を通過するまでには、一定時間を要する。そこで、メダル検出信号が出力されている時間(メダルの通過検出スイッチがオンである時間)が特別時間(例えば、2.23ms〜3.35ms)より短い場合には、CPU31は、そのメダル検出信号をノイズであると判定し、メダルの払出しが行われていないものと判断するようにしている。
払出完了信号回路43は、メダル検出部40Sa,40Sbによるメダルの検出回数を計数し、計数値(即ち、ホッパ40aから払出されたメダルの枚数)がメインCPU201により指定された枚数データに達した場合、メダル払出完了を検知するための払出完了信号をメインCPU201に出力する。メインCPU201は、払出枚数に達したと判別すると、ホッパ駆動回路41aに払出停止指令信号を出力し、ホッパ駆動回路41aを介してモータ121の駆動を停止させる。このとき、モータ121の駆動は瞬時に停止する。尚、本実施の形態のホッパ40aは、1秒間に10枚(0.1秒間に1枚)のメダルを払出すことが可能となるようにモータ121の駆動が制御される。
図6および図7は、図5のV−V線に沿った断面図(メダル払出部の断面図)である。
図6は、メダルが払出されてない状態の断面図である。遮蔽部材120gは、カモメスプリング120i(120h)により、一端がカバー112の裏面側に当接するように付勢されている。このように遮蔽部材120gが付勢され、第1払出口60が遮蔽されている状態では、第1払出口60を通ってホッパ40a内に物を挿入することはできない。したがって、メダル払出口36aから針金やピアノ線をホッパ40a内に差込み、不正にメダルを取得する行為(いわゆる「ゴト行為」)を防止することができる。
図7は、メダルが払出されている状態の断面図である。メダルがメダル排出方向に勢いよく排出され、遮蔽部材120gの位置に到達し、遮蔽部材120gが引っ込んでいる。このため、メダルは、第1払出口60から払出される。したがって、ホッパ40aに対する不正行為を防止しつつ、メダルの払出を実現することができる。なお、カモメスプリング120i(120h)の付勢力は、遮蔽部材120gがメダルに押されて引っ込むような力に定められている。
次に、図8を用いて、メダル補給扉311および蛇腹管310の説明を行う。
図8は、本発明の一実施の形態に係るメダル補給扉および蛇腹管の外観を示す斜視図である。
メダル補給扉311は、遊技台11の上面に設けられたメダル補給口312を、ヒンジ(図示せず)を介して開閉可能に取り付けられている。
なお、本実施の形態のメダル補給扉311がメダル補給口312を閉じているときには、メダル補給扉311を施錠しておき、メダル補給扉311を開放するときのみ開錠するようにしてもよい。
またメダル補給扉311の内面には、バケット115の内部を視認可能な鏡311aが備えられており、メダル補給扉311は、当該鏡311aを遊技台11の正面方向に向けて開放されるようになっている。
例えば、図9および図10に示すように、メダル補給扉311を所定の角度で開放し、当該メダル補給扉311の内面に備えられた鏡311aを、遊技台11の正面方向から覗くことにより、後述する蛇腹管310を通してバケット115の内部を視認することができる(ここで、図9および図10の符号320はメダル補給者の目を示している。)。
そのためメダル補給者は、バケット115内のメダルの貯留具合を、当該鏡311aを覗くことによって容易に確認することができる。
また、図8に示すように、ホッパ40aの上方には、蛇腹管310が備えられている。
当該蛇腹管310は、下端がバケット115内に僅かに入り込んでおり、上端はメダル補給口312まで延びている。そして、蛇腹管310は、メダル補給口312に投入されたメダルを自重落下させ、これをバケット115に導く役割を果たしている。
例えば、図11に示すように、メダル補給者がメダル補給扉311を開放し、メダル容器350に蓄えられているメダル114をメダル補給口312に投入すると、当該メダル114は自重で落下し、バケット115に貯留される。
なお、メダル補給口312にメダルを投入するときは、メダル容器350を使わずに手で投入してもよいし、他の方法で投入してもよい。
また、本実施の形態では、メダルをバケット115に導く誘導通路として蛇腹管310を利用していたが、これに限られず、内部が空洞でメダルを自重落下させることが可能な管であればよい。例えば、蛇腹管310の替わりにパイプ等を利用してもよい。
さらに、本実施の形態では、蛇腹管310の口径・長さ・形状等は特に制限していない。例えば、蛇腹管310の口径はメダル補給口312より大きくてもよいし、小さくてもよい。また、蛇腹管310の長さは、メダル補給口312からバケット115内部に入り込む位でもよいし、バケット115に達しない程度の長さであってもよい。また、蛇腹管310の径方向の断面は、本実施の形態のように円形であってもよいし、角形等の他の形状であってもよい。
また、本実施の形態では、鏡311aから蛇腹管310を通してバケット115の内部を視認可能にしていたが、これに限られず、蛇腹管310を通さずにバケット115を視認可能にしてもよい。例えば、蛇腹管310の口径を鏡311aよりも小さくするか、蛇腹管310の位置をずらすことにより隙間を設け、その隙間から直接バケット115を視認可能にしてもよい。
また、本実施の形態では、メダル補給扉311は、鏡311aを遊技台11の正面方向に向けて開放されるようになっているため、メダル補給者は、当該鏡311aを遊技台11の正面方向から覗くことができるが、これに限られず、他の方向から鏡311aを覗けるようにしてもよい。例えば、メダル補給扉311が、鏡311aを遊技台11の側面方向に向けて開放されるようにすることで、当該鏡311aを、遊技台11の側面方向から覗けるようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、メダル補給口312に投入されたメダルを自重落下させ、これをバケット115に導く蛇腹管310を有しているので、バケット115へのメダルの補給を容易に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、メダル補給扉311の内面には、バケット115の内部を視認可能な鏡311aが備えられているので、バケット115のメダルの貯留具合を、鏡311aを通して容易に確認することができる。そのため、予めメダルの補給量を調整でき、バケット115へのメダルの補給を容易に行うことができる。
以上の説明においては、本発明をパチンコ遊技機本体が遊技台に取り付けられた遊技機に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、パチスロ機、雀球、スマートボールあるいはゲームセンターに設置された各種ゲーム機など、種々の遊技機に適用することが可能である。
本発明の一実施の形態に係るパチンコ遊技機本体を取り付けた遊技機を示す斜視図である。 図1に示した遊技機の制御系の回路構成を示したブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るホッパの外観を示す斜視図である。 図3のホッパの本体部の内部を分解した状態を示す斜視図である。 ホッパによってメダルが払出される場合のメダルの移動状態を示す説明図である。 通常時における第1払出口の断面図である。 メダル払出時における第1払出口の断面図である。 本発明の一実施の形態に係るメダル補給扉および蛇腹管の外観を示す斜視図である。 図8のメダル補給扉を開放した場合を示す斜視図である。 バケット内のメダルの貯留具合を確認しているところを側面から見た場合を示す説明図である。 バケット内にメダルを補給しているところを側面から見た場合を示す説明図である。
符号の説明
10 遊技機
11 遊技台
12 パチンコ遊技機本体(遊技機本体)
12a メダル貸出機
13 遊技盤
13a 遊技領域
14 載置台
15 表示パネル
16 ガラス扉
17 皿ユニット
18 レール
19 入賞口
19a 始動入賞口
19aa 始動入賞口SW
19b 一般入賞口
19Sb 一般入賞口SW
19c 大入賞口
19Sd V・カウントSW
19Se カウントSW
19Sa 通過ゲートSW
20 アウト口
21 特別図柄表示部
22 貯留皿
23 下皿
24 ハンドル
25 スピーカ
30 台基板
31 クレジット数表示部
32 クレジット精算ボタン
33 クレジット転送ボタン
34 メダル数表示部
35 赤外線送受信部
36 メダル受け部
36a メダル払出口
37 メダル投入口
37a メダル返却レバー
37b メダル返却口
38 コイン投入口
38a コイン返却レバー
38b コイン返却口
39 携帯端末(携帯電話)
40 ホッパ部
40a ホッパ
40Sa,40Sb メダル検出部
41 コイン貯留箱
41a ホッパ駆動回路
42 ホッパ制御部
43 払出完了信号回路
50 設定変更ボタン
52S 発射球センサ
54 画像表示装置
60 第1払出口(メダル払出部)
70 発射制御回路
71S 始動口SOL
72S 大入賞口SOL
73S シーソSOL
74S バックアップクリアSW
90 発射装置
110 基盤
110a 本体部受け皿
111 回転円板
112 カバー
112a 凹部
113 本体部
114 メダル
115 バケット(メダル貯留部)
116,122,131 取付ねじ
120 支持板
120b ゴミ排出用の孔
120c,120d 突出孔
120e メダルセンサ用のセンサ窓
120f 段差部
120g 遮蔽部材
120i(120h) カモメスプリング
121 モータ
121a ヘッド
123 固定ローラ
124 可動ローラ
125 円形開口
130 メダル送出ガイド板
132 ガイド爪
132a メダル保持ガイド面
132b メダル送出ガイド面
135 スラスト軸受
140 外側ガイド板
141 メダルガイド面
141a 第1ガイド面
141b 第2ガイド面
142 メダル排出開口
143,144 可動ローラ用の切欠き
150 ローラ取付ブラケット
150a 取付軸
150b 切欠き
151 アーム
152 引張りコイルバネ
200 主制御回路
201 メインCPU
202 メインROM
203 メインRAM
204 初期リセット回路
205 I/Oポート
206 コマンド出力ポート
300 副制御回路
301 サブCPU
302 プログラムROM
303 ワークRAM
304 コマンド入力ポート
305 画像制御回路
306 音声制御回路
307 ランプ制御回路
310 蛇腹管(誘導通路)
311 メダル補給扉(補給扉)
311a 鏡
312 メダル補給口(補給口)
320 メダル補給者の目
350 メダル容器

Claims (2)

  1. 遊技機本体が取り付けられた遊技台と、
    前記遊技台の上面に設けられた補給口と、
    前記補給口を開閉可能に取り付けられた補給扉と、
    前記遊技台における前記補給口の下方に配置され、メダル貯留部および当該メダル貯留部に貯留されたメダルの払出を行うメダル払出部を備えたホッパと、
    前記補給扉を開放して前記補給口に投入されたメダルを自重落下させ、これを前記メダル貯留部に導く誘導通路と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記補給扉の内面には、前記メダル貯留部の内部を視認可能な鏡が備えられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。

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