JP2007006114A - 光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール - Google Patents

光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】基準フィルムなしの減光フィルタだけを用いた日々の光源光量調整で、同一の読取対象物を読み取って各スキャナが取得する読取信号レベルが一定する技術を提供する。
【解決手段】光源と、光電変換センサと、減光フィルタとを備えたスキャナに対して光源光量調整する際、光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と光軸上に配置された減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から基準フィルムと減光フィルタとの間の変換係数を算定し、基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記変換係数に基づいて減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換し、この変換された目標値に減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを合わせる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整方法及び光源光量調整モジュールに関する。
一般的にスキャナは、光ビームを読取対象物に照射し、その透過光量や反射光量をCCD等で光電変換して画像データとしての読取信号を取得するように構成されているが、それぞれのスキャナには製造時点の個体差や各部品の経時的変化により、同一の読取対象物を読み取ってもスキャナ毎に読取信号レベル(出力レベル)が異なるという問題が生じる。この問題を解決するために、基準ネガフィルム(基準フィルム)を用いてスキャナの出力をある一定値(目標値)になるようにゲイン調整した状態から、基準ネガフィルムの代わりにセットアップフィルタ(NDフィルタ等の光学フィルタからなる)を挿入して、この時のスキャナの出力をマスターデータ(基準値)として採取しておき、このマスターデータとセットアップ時の測光におけるスキャナの出力とを比較してスキャナの出力を調整するという方法が知られている。(例えば、特許文献1参照。)
つまり、スキャナで写真フィルム(一般的にはネガフィルム)を読み取る場合、光源からの光ビームが写真フィルム(以下単にフィルムと略称する)を透過すると、その光量が10分の1近くも減光されると言われており、このためフィルムをスキャンして得られた読取信号をある一定レベル(例えば1400)にするためには、フィルムがない状態での光源光量をその10倍近く(例えば14000)に調整しなければならないことになるが、一般に分解能が12ビットしかないCCD等の光電変換センサで光電変換するとすれば、フィルムを照射する光源光量を直接測定(光電変換)することは困難である。このため、光ビームの光軸上に減光フィルタを介在させながら、その光源光量を測定して、光源光量調整を行うことになる。しかしながら、減光フィルタの減光率は製造ロットによって無視できない程度にばらつくため、そのような減光フィルタを用いて光源光量調整を行った場合、スキャナ毎に個体差が生じることになり、同一の読取対象物を読み取ってもスキャナ毎に読取信号レベルが異なってしまう。
減光フィルタに較べて基準フィルムにおける減光率の個体差は無視できる程度であるが、基準フィルムは環境による経年変化が大きいため、基準フィルムを各スキャナに添付するとともにこの添付された基準フィルムを用いて光源光量調整を行うには、厳密に保持された環境下で基準フィルムを保管しなければならない。このような厳密に保持された環境下での基準フィルムの保管はユーザレベルでは非実用的である。
特開2000−278486号公報(段落番号0006、図3)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、基準フィルムを各スキャナに添付することなしに、減光フィルタだけを用いた日々の光源光量調整だけで、同一の読取対象物を読み取って各スキャナが取得する読取信号レベルが一定する技術を提供することである。
上記課題を解決するため、読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整方法において、本発明では、前記光ビームの光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と前記光ビームの光軸上に配置された前記減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から前記基準フィルムと前記減光フィルタとの間の変換係数を算定し、前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記変換係数に基づいて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換し、この変換された目標値を用いて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整することを特徴としている。
この方法では、光軸上に基準フィルムを配置することによる読取信号レベルへの影響を前もって求めておき、この影響と日常の光源光量調整時にその都度求められる減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響とから、前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換するための変換係数を算定し、この変換係数を用いて変換された目標値を用いて減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整する。つまり、照射光ビームの測定光量に及ぼす基準フィルムの影響、例えば光量低下率が予め求められているならば、この影響と照射光ビームの測定光量に及ぼす減光フィルタの影響とから、スキャナ毎に搭載されている減光フィルタのそれぞれの測定光量に及ぼす影響(例えば光量低下率)が求められるので、これら両者の影響から基準フィルム使用時の読取信号の目標値を減光フィルタ使用時の読取信号の目標値に変換するための変換係数が得られる。これにより、各スキャナに組み込まれている減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを減光フィルタ用に変換された目標値を用いて調整するだけで各スキャナに組み込まれている減光フィルタの個体差から独立した光源光量調整が可能となり、同一の読取対象物に対して各スキャナが取得する読取信号レベルが一定することになる。
照射光ビームの測定光量に及ぼす基準フィルムの影響や照射光ビームの測定光量に及ぼす減光フィルタの影響を具体的に求める手法の1つとして、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納しておき、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと前記減光フィルタを介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定し、前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定する。より具体的に説明するならば、基準フィルムを光軸に挿入することによる光量低下率と、減光フィルタを光軸に挿入することによる光量低下率とから、基準フィルムと減光フィルタの測定光量に対する影響度合いの違いが求まるので、これを利用して、スキャナ毎に、予め設定されている基準フィルム装填時の読取信号レベルの目標値を減光フィルタ装填時の読取信号レベルの目標値に正確に変換することができる。基準フィルムのための目標値は、よく知られているように、写真プリント目的のスキャナの場合写真プリンタメーカにおいて実験的及び経験的な手法で算定されている。
冒頭部で述べたように、光軸上に実質的に何も存在しない状態での読取信号レベル(測光値)と光軸上に基準フィルムや減光フィルタを介在させた状態での読取信号レベル(測光値)との差は10倍程度にもなり、その間の全領域においては光量値と読取信号レベル(測光値)との関係は直線性を示していない。このため、実質的に直線性を示す光電変換センサの蓄積時間を8:1程度に設定するとともに、その光量値と読取信号レベル(測光値)との関係領域を直線性を保持できる領域に移行することで、光電変換センサの直線性領域を利用した正確な光源光量調整が可能となる。さらに、利用する直線性を保持できる領域における光量値と読取信号レベル(測光値)との一次関係の傾きが1となるように補正することは、演算の簡単化の観点から好ましいことである。
さらに、本発明では、上述した、読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整方法を実施する光源光量調整モジュールも権利の対象としており、そのような光源光量調整モジュールは、前記光ビームの光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と前記光ビームの光軸上に配置された前記減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から前記基準フィルムと前記減光フィルタとの間の変換係数を算定する変換係数算定手段と、前記変換係数に基づいて前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換する目標値決定部と、前記目標値決定部で変換された目標値を用いて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整する光量調整部とを備えている。当然ながら、このような光源光量調整モジュールも上述した光源光量調整方法で述べたすべての作用効果を得ることができ、さらに上述した好適な実施形態を組み込むことも可能である。例えば、好適な実施形態の1つでは、前記変換係数算定手段に、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納する第1関係係数格納部と、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと前記減光フィルタを介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定する第2関係係数算定部と、前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定する変換係数算定部とが含まれている。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
図1に、本発明による光源光量調整技術が採用されたスキャナシステムの一例が模式的に示されている。このシステムはフィルムスキャナとして構成されているスキャナ1とこのスキャナ1によって取得された読取信号(輝度データ)を処理するコントローラ60から構成されており、コントローラ60にはハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築された光源光量調整モジュール70が組み込まれている。この光源光量調整モジュール70に関しては後で詳しく説明される。
スキャナ1は、主な構成要素として、照明光学系20、撮像光学系30、ラインCCDセンサを用いた光電変換部40、フィルム2に対する光の照射範囲を決定するとともにフィルム2を光電変換部40によるスキャニングのために副走査方向に搬送するフィルムキャリヤユニット50を備えている。このフィルムキャリアユニット50は、135フィルムやIX240フィルム(APSフィルム)やブローニフィルムなどのフィルムの種類毎に用意されており、この実施形態では135フィルム用のフィルムキャリアユニット50が装着されているとする。
照明光学系20は、光源部21と光源部21からの光ビームを調整する平行化レンズ22、ミラー23、NDフィルタ24、ディフューザ25などから構成されている。光源部21は、主に赤色成分(以下単にRと略称する)の光ビームを放射するLED素子列からなるR光源21aと、主に緑色成分(以下単にGと略称する)の光ビームを放射するLED素子列からなるG光源21bと、主に青色成分(以下単にBと略称する)の光ビームを放射するLED素子列からなるB光源21cを備えている。フィルム2からの透過光ビームを処理する撮像光学系30は、ズームレンズユニット31とこの撮像光学系30を通過して光電変換部40に入射する光ビームの光量を制限する絞り32から構成されているが、必要に応じて投射光の方向を変える方向変換光学系が追加される。
撮像光学系30によって導かれた光ビームを光電変換する光電変換部40は、R・G・Bの各色を検出するために割り当てられた、R光電変換センサ41a、G光電変換センサ41b、B光電変換センサ41cを備えており(色成分別に特に区別する必要がない場合には単に光電変換センサ41となる)、この実施形態では各光電変換センサ41は多数(例えば5000個)のCCD素子が主走査方向、つまりフィルム2の幅方向に配列されるラインアレイ型のCCDセンサであり、センサ駆動回路42により主走査時に電荷蓄積動作や電荷蓄積時間の制御が行われる。このため、以後光電変換センサはCCDセンサと言い換えることにする。
R・CCDセンサ41aの撮像面にはフィルム2を透過した光の主に赤色成分のみを通過させるカラーフィルタが、G・CCDセンサ41bの撮像面にはフィルム2を透過した光の主に緑色成分のみを通過させるカラーフィルタが、B・CCDセンサ41cの撮像面にはフィルム2を透過した光の主に青色成分のみを通過させるカラーフィルタが設けられており、それぞれ、透過光のうちの赤色成分、緑色成分、青色成分のみを光電変換する。それぞれのCCDセンサ41から出力される各画素信号はサンプルホールドされ各画素信号が連続した画像信号となり、この各画素信号は所定のビット数(例えば12ビット)のデジタル信号に変換される。このようにデジタル信号化された画像信号はカラー画像データ(R・G・B輝度データ)としてコントローラ60に送り込まれる。
このコントローラ60には写真プリント装置80が接続されており、コントローラ60内で処理されたカラー画像データに基づいて生成されたプリントデータによってレーザ露光プリントエンジンやインクジェットプリントエンジンが駆動されることでフィルム2の撮影画像コマに対応する写真プリントが出力される。
次に、スキャナ1の具体的な構造を図2〜4を用いて説明する。
図2に示すように、照明光学系20を下部に内蔵するとともに撮像光学系30と光電変換部40を上部に内蔵する筐体10によりスキャナ1の外観が構築されており、筐体10の中央部に形成されている凹部の下面にフィルムキャリアユニット50が装着されるベース面10aが形成されている。
フィルムキャリアユニット50は、フィルム搬送方向を横断する方向(主走査方向)に延びているスリット状のスキャンゲート52が形成されたケース51を備えるとともに、そのケース51内に、写真フィルム2をフィルム搬送方向(副走査方向)に往復搬送するための複数の圧着型の搬送ローラ53と、ベース面10aに対向している集光レンズ54とを備えている。
照明光学系20は、樹脂成形品で成る上壁部11と、アルミニウム合金で成る側壁部12と、同じくアルミニウム合金で成る底壁部13とでケース状に形成されている。前記上壁部11の内部には、基板にチップ状の多数の赤色の発光ダイオードを主走査方向に直線状に配列して構成されたR光源21aと、基板にチップ状の多数の緑色の発光ダイオードを主走査方向に直線状に配列して構成されたG光源21bと、基板にチップ状の多数の青色の発光ダイオードを主走査方向に直線状に配列して構成されたB光源21cとが取り付けられている。夫々の発光ダイオードアレイLEDに対応する位置に夫々の発光ダイオードアレイからの光線を平行光線化するように夫々の発光ダイオード1に焦点位置を設定した平行化レンズ22が取り付けられ、これらの平行化レンズ22を介して送り出された光ビームを合流させるダイクロイック型のミラー23として第1ミラー23aと第2ミラー23bが用意されている。
G光源21bからの光ビームを上方に送る縦向き姿勢の第1光軸L1上に平行化レンズ22と第1ミラー23aとが配置され、B光源21cからの光ビームを上方に送る縦向き姿勢の第2光軸L2上に平行化レンズ22と第2ミラー23bとが配置され、R光源21aからの光ビームを水平方向に送る横向き姿勢の第3光軸L3上に平行化レンズ22と前記第1・第2ミラー23a、23bとが位置するようになっている。また、第1光軸L1の延長上で上壁11部の壁面の近傍位置には光線を拡散させて光量の分布を平均化させるディフューザ25が配置されている。つまり、第1、第2、第3光軸L1、L2、L3は、各色の光源21の形成方向(主走査方向)での中央位置で、かつ、基板に垂直となる仮想直線として設定されたものであり、第1光軸L1の延長上方にフィルムキャリアユニット50の集光レンズ54とスキャンゲート52が位置し、第2光軸L2は第2ミラー23bにおいて第3光軸L3と合流する位置となっている。
図3に示すように、第1光軸L1に沿って上方に送り出される光線の光量を低減する減光フィルタとしてのNDフィルタ24がフィルムキャリアユニット50の集光レンズ54と向き合うように第1光軸L1上に選択的に位置決め可能に設けられている。このため、NDフィルタ24を支持する作動プレート14と、この作動プレート14に往復作動力を揺動アーム15を介して伝える駆動部としての電気モータ16が配置されている。このNDフィルタ24を図3に示す如く照明光学系20の光路中(第1光軸L1中)の減光位置にセットすることにより、照明光学系20から送り出される光線の光量を大きく減じ、このNDフィルタ24を光路外の待避位置に待避させることにより、照明光学系20からの光ビーム全てを送り出せる。本発明による光源光量調整作業時などでは、CCDセンサに過大な光量が入り込まないようにNDフィルタ24が光路中にセットされる。
なお、図3では、フィルム2がスキャンゲート52の近傍位置に存在する状態を示しており、この状態ではNDフィルタ24が待避位置に設定されるべきものであるが、NDフィルタ24よって光量を制限する状態を理解しやすくするため、同図では、NDフィルタ24を減光位置にセットした状態を示している。
前記第1ミラー23aはG光源21bに用いられている緑色の発光ダイオードからの波長(520〜560nm)の光線を透過し、これ以外の光線を反射する性能のものであり、前記第2ミラー23bはR光源21aに用いられている赤色の発光ダイオードからの波長(620〜750nm)の光線を透過し、B光源21cに用いられている青色の発光ダイオードからの波長(400〜480nm)の光線を反射する特性のものを使用している。
このような照明光学系20のレイアウトから、G光源21bから第1光軸L1に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に、第1ミラー23aを透過
して第1光軸L1に沿って上方に送られ、B光源21cから第2光軸L2に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に、第2ミラー23bで反射して第3光軸L3と合流し、R光源21aから第3光軸L3に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に第2ミラー23bを透過するものとなり、このように第3光軸L3に沿って送られる赤色成分の光ビームと、青色成分の光ビームとは第1ミラー23aで反射され、第1光軸L1に沿って上方に送られる結果、この第1光軸L1ではR・G・Bの各光ビームが合流した白色の光ビームが送られ、ディフューザ25で拡散され、スキャンゲート52に導かれる。
このスキャナ1でスキャニングを行う際には、取り込む画像の画素数に基づいてズームレンズ31による拡大率(主走査方向での画素数)を設定し、取り込む画像の画素数に基づいて搬送速度(副走査方向での画素数)を設定した後に、フィルムキャリアユニット50にフィルム2をセットし、フィルム2に対して照明光学系20からの光ビームを照射する状態で、搬送ローラ53の駆動でフィルム2を設定された速度で搬送し、この搬送速度と同期したタイミングで光電変換部40の各CCDセンサ41において主走査方向に沿うライン状に画像を取り込み、画像データ(輝度データ)として取得され、コントローラ60に送り込まれる。送り込まれた画像データ、つまりR画像データとG画像データとB画像データに対しては、前処理を経て種々の画像処理が施される。
コントローラ60は、CPUを中核部材として、種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図5に示すように、本発明に特に関するものとして、スキャナ1から送られてくる読取信号としての画像データをメモリ61に展開する画像入力部62と、スキャナ1に対する光源光量調整を行う光源光量調整手段70と、フィルムキャリアユニット50の搬送ローラ53の制御や光電変換部40の駆動制御を含むスキャナ1のスキャニング動作を制御するスキャニング制御部63と、メモリに展開された画像データに対して種々の画像処理を施す画像処理部64と、最終的に得られた撮影画像のための画像データを写真プリント装置80に対するプリントデータに変換生成するプリントデータ生成部65などが挙げられる。
光源光量調整手段70は、原理的には、前もって求められている基準となっているスキャナ1のフィルムキャリアユニット50に装填された基準フィルムによる読取信号レベルに対する影響と、個々のスキャナ1における減光フィルタとしてのNDフィルタ24による読取信号レベルに対する影響から基準フィルムと減光フィルタとの間の変換係数を算定し、基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値をこの変換係数に基づいてNDフィルタ24を読取対象物とした際の、つまりNDフィルタ24を減光位置にセットした際の読取信号の目標値に変換し、この変換された目標値にNDフィルタ24を介在させた際の読取信号のレベルを合わせるべく光源光量調整を行うことを目的としている。この目的のため、光源光量調整手段70は、前記変換係数を算定する変換係数算定手段71と、NDフィルタ24を介在させて得られた読取信号(画像データ)と変換係数によって変換された目標値を用いて光源部21の光量を調整する光量調整部72を備えている。
変換係数算定手段71には、光源部21からの光ビームを直接受光して得られた読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納する第1関係係数格納部71aと、調整対象のスキャナ1の光源部21からの光ビームを直接受光して得られた直接読取信号レベルとNDフィルタ24を介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定する第2関係係数算定部71bと、前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定する変換係数算定部71cとが含まれている
第1関係係数は、一般的にはスキャナ1のメーカサイドで算定されたものを各スキャナ1に付随している光学光量調整モジュール71の第1関係係数格納部71aに格納されるものであり、具体的には、基準フィルムを読取対象物とした際の読取信号の目標値とともに出荷されるスキャナ1の光学光量調整モジュール71に実装されるプログラム中に記録される形態をとることが多い。第2関係係数は、スキャナ1毎に行われる日常の光源光量調整作業時に、付属している減光フィルタとしてのNDフィルタ24を用いた測光を通じて毎回算定されるものである。この毎回算定される第2関係係数と第1関係係数格納部71aから読み出された第1関係係数から算定される変換係数を用いて、調整対象のスキャナ1のNDフィルタ24を用いて得られる読取信号レベルの目標値が決定され、光源光量調整が行われる。
まず、第1関係係数の算定ルーチンを図6に示すフローチャートを用いて説明する。
この第1関係係数の算定に必要な光電変換部40による測光作業の信頼性を確保するため、このスキャナ1における光量値と測光値の関係曲線のリニアリティ補正テーブルを作成する(#01)。このリニアリティ補正テーブルを作成する目的は以下の通りである。
NDフィルタ24や基準フィルムのすぬけ部を光ビームが通過する際にそれらの減光率が大きい場合(例えば10分の1)、そのようなNDフィルタ24や基準フィルムの光軸への挿入はCCDセンサ41に達する光ビームの光量を大きく減少させる。つまり、NDフィルタ24や基準フィルムが光軸に存在しているときにCCDセンサ41に達する光ビームの光量とNDフィルタ24や基準フィルムが光軸に存在しているいないときにCCDセンサ41に達する光ビームの光量が大幅に異なる場合、図7(a)に示すように、それぞれの光量値と測光値がとる領域が光電変換特性曲線(光量値と測光値の関係曲線)が直線性が維持されていない領域となる。光電変換特性曲線が非直線性の領域においては光量値と測光値の正確な調整ができなくなるので、この問題を避けるため。本発明では、CCDセンサ41の蓄積時間を変更して、NDフィルタ24や基準フィルムを光軸に挿入した際の見かけ上の光量値を増加させ、結果的に図7(b)で示すように、光量値と測光値が光電変換特性曲線の直線性を維持している領域に入るようにしている。一例として、ここでは基準フィルムなしに較べ基準フィルム有りでは、蓄積時間を8倍に設定することにしている。これにより、NDフィルタ24や基準フィルムの有り無しにかかわらず、その光量値と測光値は光電変換特性曲線の直線性を維持している領域で取り扱われる。さらに、光量値と測光値の調整作業をより簡単にするため、図7(c)で示すように、利用する光電変換特性曲線の直線性部分の傾きを1とする補正も同時に行い、このような補正のために必要な補正係数が求められ、この補正係数がリニアリティ補正テーブルとして格納される。
次に、基準フィルムなし測光の初期設定を行う(#02)。この初期設定では、CCDセンサ41の蓄積時間を1倍とし、NDフィルタ24は退避位置に設定され、光源部21への駆動電流はその測光値が前述した直線性を保持している領域に入るように前もって設定されている基本値に設定される。この初期設定が完了すると、基準フィルムなし測光が行われ、取得された読取信号(画像データ)の平均値が素光源測定平均値として算出される(#03)。続いて、基準フィルム有り測光の初期設定を行う(#04)。ここでは、基準フィルムとしては規格化された条件を満たしたネガフィルムが用いられている。この初期設定では、上述した光電変換特性の直線性の問題を解消するため、CCDセンサ41の蓄積時間を8倍とし、フィルムキャリアユニット50には基準フィルムが装填される。この初期設定が完了すると、基準フィルム有り測光が行われ、取得された読取信号(画像データ)の平均値が基準フィルム測定平均値として算出される(#05)。次いで、素光源測定平均値と基準フィルム測定平均値とから第1関係係数が算定される(#06)。この第1関係係数の算定は、R・G・B毎に行われる。R・G・B毎に算出された素光源測定平均値をR1、G1、B1とし、基準フィルム測定平均値をR2、G2、B2とすると、R・G・Bそれぞれの第1関係係数:Kr、Kg、Kbが次のように求めることができる;
Kr=R1/(R2/8)、
Kg=G1/(G2/8)、
Kb=B1/(B2/8)、ここで8は蓄積時間倍率。
この第1関係係数の算定は基準のスキャナを用いて行われ、ここで求められた第1関係係数は各スキャナ1の第1関係係数格納部71aに格納される。これは、第1関係係数は実質的にバラツキを無視できる基準フィルムの減光率に関するものであるからである。
スキャナ1毎に行われる日常の光源光量調整ルーチンを図8に示すフローチャートを用いて説明する。第1関係係数が第1関係係数格納部71aに格納されているので、もはやここでは、基準フィルムは使用する必要はない。まず、光源光量調整の対象となっているスキャナ1における光量値と測光値の関係曲線のリニアリティ補正テーブルを作成する(#10)。このリニアリティ補正テーブルの作成にともなって実行される諸作業はステップ#01に述べたものと同様である。続いて、NDフィルタ(減光フィルタ)なし測光の初期設定を行う(#20)。この初期設定では、CCDセンサ41の蓄積時間を1倍とし、NDフィルタ24は退避位置に設定され、光源部21への駆動電流はその測光値が前述した直線性を保持している領域に入るように前もって設定されている基本値に設定される。この初期設定が完了すると、減光フィルタなし測光が行われ、取得された読取信号(画像データ)の平均値が素光源測定平均値として算出される(#30)。続いて、減光フィルタ有り測光の初期設定を行う(#40)。この初期設定では、CCDセンサ41の蓄積時間を8倍とし、NDフィルタ24は減光位置に設定される。この初期設定が完了すると、減光フィルタ有り測光が行われ、取得された読取信号(画像データ)の平均値が減光フィルタ測定平均値として算出される(#50)。次いで、ステップ#30で算出された素光源測定平均値と減光フィルタ測定平均値とから第2関係係数が算定される(#60)。この第2関係係数の算定も、R・G・B毎に行われる。R・G・B毎に算出された素光源測定平均値をR3、G3、B3とし、減光フィルタ測定平均値をR4、G4、B4とすると、R・G・Bそれぞれの第2関係係数:Lr、Lg、Lbが次のように求めることができる;
Lr=R3/(R4/8)、
Lg=G3/(G4/8)、
Lb=B3/(B4/8)、ここで8は蓄積時間倍率。
この第2関係係数は、NDフィルタ(減光フィルタ)24の減光率に関するものであるから、この第2関係係数と、第1関係係数格納部71aに格納されている第1関係係数から、R・G・B毎の変換係数:αr、αg、αbが次のように算定される(#70)。
αr=Kr/Lr、
αg=Kg/Lg、
αb=Kb/Lb。
この変換係数は、基準フィルムとNDフィルタ(減光フィルタ)24の減光率の比を表しているので、基準フィルムに設定されている読取信号レベル(測光値)の目標値にこの変換係数を乗じることにより基準フィルムとNDフィルタ(減光フィルタ)24のための目標値が得られる(#80)。
続いて、NDフィルタ24を挿入して取得された読取信号の最大値が上述したようにして得られたNDフィルタ(減光フィルタ)24のための目標値に一致するように光源光量調整が行われる(#90)。これにより光源光量のレベル調整は完了するが、後の処理として、CCDセンサ41の各素子の読取信号レベルが一様となるようにシェーディング補正が行われる(#100)。
上述した実施形態の説明では、減光フィルタとしてNDフィルタ24を取り上げたが、その他の光ビームの透過を制限する種々の部品を減光フィルタとして用いることが可能であり、本発明では、減光フィルタの種類をNDフィルタに限定していない。
上述した実施形態の説明では、スキャナとしてR・G・Bタイプのフィルムスキャナを採用していたが、少なくとも光の三原色のそれぞれに適応した分光感度を有する複数の光源と複数の光電変換センサからなる全てのスキャナ及び単色のスキャナに本発明は適用可能である。また、スキャナとしてラインCCDセンサを用いたものを取り上げたが、エリアCCDセンサを用いてもよいし、光電変換センサとしてCCD以外のタイプ、例えばCMOSセンサを用いてもよい。
本発明による光源光量調整技術を採用したスキャナシステムの一例を模式的に示す模式図 図1によるスキャナシステムに用いられたスキャナの外観を示す斜視図 スキャナの照明光学系を示す断面図 スキャナの内部要素を説明するための説明図 システムに用いられたコントローラ内に構築された本発明に関係する機能要素を説明する機能ブロック図 本発明による光源光量調整に用いられる第1関係係数を算定するルーチンを示すフローチャート 光量値と測光値の関係を示すグラフ スキャナ毎の光源光量調整ルーチンを示すフローチャート
符号の説明
1:フィルムスキャナ(スキャナ)
21:光源
24:NDフィルタ(減光フィルタ)
60:コントローラ
63:スキャニング制御部
70:光源光量調整モジュール
71:変換係数算定手段
71a:第1関係係数格納部
71b:第2関係係数算定部
71c:変換係数算定部
72:光量調整部

Claims (5)

  1. 読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整方法において、
    前記光ビームの光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と前記光ビームの光軸上に配置された前記減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から前記基準フィルムと前記減光フィルタとの間の変換係数を算定し、
    前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記変換係数に基づいて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換し、
    この変換された目標値を用いて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整することを特徴とする光源光量調整方法。
  2. 前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納し、
    前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと前記減光フィルタを介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定し、
    前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定することを特徴とする請求項1に記載の光源光量調整方法。
  3. 前記直接読取信号レベルと基準読取信号レベルの測定又は前記直接読取信号レベルと減光読取信号レベルの測定が、前記光電変換センサの蓄積時間を変更することにより前記光源の光量と読取信号レベルとの関係が直線性を保持する領域で行われることを特徴とする請求項2に記載の光源光量調整方法。
  4. 読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整モジュールにおいて、
    前記光ビームの光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と前記光ビームの光軸上に配置された前記減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から前記基準フィルムと前記減光フィルタとの間の変換係数を算定する変換係数算定手段と、
    前記変換係数に基づいて前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換する目標値決定部と、
    前記目標値決定部で変換された目標値を用いて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整する光量調整部と、
    が備えられていることを特徴とする光源光量調整モジュール。
  5. 前記変換係数算定手段に、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納する第1関係係数格納部と、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと前記減光フィルタを介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定する第2関係係数算定部と、前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定する変換係数算定部とが含まれていることを特徴とする請求項4に記載の光源光量調整モジュール。
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