JP2007006114A - 光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源と、光電変換センサと、減光フィルタとを備えたスキャナに対して光源光量調整する際、光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と光軸上に配置された減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から基準フィルムと減光フィルタとの間の変換係数を算定し、基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記変換係数に基づいて減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換し、この変換された目標値に減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを合わせる。
【選択図】 図8
Description
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
図2に示すように、照明光学系20を下部に内蔵するとともに撮像光学系30と光電変換部40を上部に内蔵する筐体10によりスキャナ1の外観が構築されており、筐体10の中央部に形成されている凹部の下面にフィルムキャリアユニット50が装着されるベース面10aが形成されている。
して第1光軸L1に沿って上方に送られ、B光源21cから第2光軸L2に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に、第2ミラー23bで反射して第3光軸L3と合流し、R光源21aから第3光軸L3に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に第2ミラー23bを透過するものとなり、このように第3光軸L3に沿って送られる赤色成分の光ビームと、青色成分の光ビームとは第1ミラー23aで反射され、第1光軸L1に沿って上方に送られる結果、この第1光軸L1ではR・G・Bの各光ビームが合流した白色の光ビームが送られ、ディフューザ25で拡散され、スキャンゲート52に導かれる。
この第1関係係数の算定に必要な光電変換部40による測光作業の信頼性を確保するため、このスキャナ1における光量値と測光値の関係曲線のリニアリティ補正テーブルを作成する(#01)。このリニアリティ補正テーブルを作成する目的は以下の通りである。
NDフィルタ24や基準フィルムのすぬけ部を光ビームが通過する際にそれらの減光率が大きい場合(例えば10分の1)、そのようなNDフィルタ24や基準フィルムの光軸への挿入はCCDセンサ41に達する光ビームの光量を大きく減少させる。つまり、NDフィルタ24や基準フィルムが光軸に存在しているときにCCDセンサ41に達する光ビームの光量とNDフィルタ24や基準フィルムが光軸に存在しているいないときにCCDセンサ41に達する光ビームの光量が大幅に異なる場合、図7(a)に示すように、それぞれの光量値と測光値がとる領域が光電変換特性曲線(光量値と測光値の関係曲線)が直線性が維持されていない領域となる。光電変換特性曲線が非直線性の領域においては光量値と測光値の正確な調整ができなくなるので、この問題を避けるため。本発明では、CCDセンサ41の蓄積時間を変更して、NDフィルタ24や基準フィルムを光軸に挿入した際の見かけ上の光量値を増加させ、結果的に図7(b)で示すように、光量値と測光値が光電変換特性曲線の直線性を維持している領域に入るようにしている。一例として、ここでは基準フィルムなしに較べ基準フィルム有りでは、蓄積時間を8倍に設定することにしている。これにより、NDフィルタ24や基準フィルムの有り無しにかかわらず、その光量値と測光値は光電変換特性曲線の直線性を維持している領域で取り扱われる。さらに、光量値と測光値の調整作業をより簡単にするため、図7(c)で示すように、利用する光電変換特性曲線の直線性部分の傾きを1とする補正も同時に行い、このような補正のために必要な補正係数が求められ、この補正係数がリニアリティ補正テーブルとして格納される。
Kr=R1/(R2/8)、
Kg=G1/(G2/8)、
Kb=B1/(B2/8)、ここで8は蓄積時間倍率。
この第1関係係数の算定は基準のスキャナを用いて行われ、ここで求められた第1関係係数は各スキャナ1の第1関係係数格納部71aに格納される。これは、第1関係係数は実質的にバラツキを無視できる基準フィルムの減光率に関するものであるからである。
Lr=R3/(R4/8)、
Lg=G3/(G4/8)、
Lb=B3/(B4/8)、ここで8は蓄積時間倍率。
この第2関係係数は、NDフィルタ(減光フィルタ)24の減光率に関するものであるから、この第2関係係数と、第1関係係数格納部71aに格納されている第1関係係数から、R・G・B毎の変換係数:αr、αg、αbが次のように算定される(#70)。
αr=Kr/Lr、
αg=Kg/Lg、
αb=Kb/Lb。
この変換係数は、基準フィルムとNDフィルタ(減光フィルタ)24の減光率の比を表しているので、基準フィルムに設定されている読取信号レベル(測光値)の目標値にこの変換係数を乗じることにより基準フィルムとNDフィルタ(減光フィルタ)24のための目標値が得られる(#80)。
21:光源
24:NDフィルタ(減光フィルタ)
60:コントローラ
63:スキャニング制御部
70:光源光量調整モジュール
71:変換係数算定手段
71a:第1関係係数格納部
71b:第2関係係数算定部
71c:変換係数算定部
72:光量調整部
Claims (5)
- 読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整方法において、
前記光ビームの光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と前記光ビームの光軸上に配置された前記減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から前記基準フィルムと前記減光フィルタとの間の変換係数を算定し、
前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記変換係数に基づいて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換し、
この変換された目標値を用いて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整することを特徴とする光源光量調整方法。 - 前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納し、
前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと前記減光フィルタを介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定し、
前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定することを特徴とする請求項1に記載の光源光量調整方法。 - 前記直接読取信号レベルと基準読取信号レベルの測定又は前記直接読取信号レベルと減光読取信号レベルの測定が、前記光電変換センサの蓄積時間を変更することにより前記光源の光量と読取信号レベルとの関係が直線性を保持する領域で行われることを特徴とする請求項2に記載の光源光量調整方法。
- 読取対象物に対して光ビームを照射する光源と、前記読取対象物を透過又は反射した光ビームを光電変換して読取信号を取得する光電変換センサと、前記光ビームの光軸上に出退自在に設けられた減光フィルタとを備えたスキャナのための光源光量調整モジュールにおいて、
前記光ビームの光軸上に配置された基準フィルムによる読取信号レベルに対する前もって求められている影響と前記光ビームの光軸上に配置された前記減光フィルタによる読取信号レベルに対するその都度の影響から前記基準フィルムと前記減光フィルタとの間の変換係数を算定する変換係数算定手段と、
前記変換係数に基づいて前記基準フィルムを読取対象物とした際の予め規定されている読取信号の目標値を前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号の目標値に変換する目標値決定部と、
前記目標値決定部で変換された目標値を用いて前記減光フィルタを読取対象物とした際の読取信号のレベルを調整する光量調整部と、
が備えられていることを特徴とする光源光量調整モジュール。 - 前記変換係数算定手段に、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと基準フィルムを介して受光して得られた基準読取信号レベルとの関係を第1関係係数として格納する第1関係係数格納部と、前記光ビームを直接前記光源から受光して得られた直接読取信号レベルと前記減光フィルタを介して受光して得られた減光読取信号レベルとの関係を第2関係係数として算定する第2関係係数算定部と、前記第1関係係数と前記第2関係係数との関係から前記変換係数を算定する変換係数算定部とが含まれていることを特徴とする請求項4に記載の光源光量調整モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005183547A JP2007006114A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | 光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005183547A JP2007006114A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | 光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007006114A true JP2007006114A (ja) | 2007-01-11 |
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ID=37691290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005183547A Pending JP2007006114A (ja) | 2005-06-23 | 2005-06-23 | 光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007006114A (ja) |
-
2005
- 2005-06-23 JP JP2005183547A patent/JP2007006114A/ja active Pending
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