JP2007006354A - 画像読取装置および画像読取装置調整プログラム - Google Patents
画像読取装置および画像読取装置調整プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007006354A JP2007006354A JP2005186683A JP2005186683A JP2007006354A JP 2007006354 A JP2007006354 A JP 2007006354A JP 2005186683 A JP2005186683 A JP 2005186683A JP 2005186683 A JP2005186683 A JP 2005186683A JP 2007006354 A JP2007006354 A JP 2007006354A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- correction data
- frequency component
- processing unit
- image reading
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【解決手段】光源部と光電変換部と分解処理部と補正処理部とを備えている。光源部は、フィルムに対して光線を照射する。光電変換部は、フィルムに照射された光線を検出する。分解処理部は、第1補正用データD2を所定の周波数成分ごとに分解してそれぞれの第2補正用データを生成する。補正処理部は、分解処理部によって生成された第2補正用データに含まれる少なくとも1つの周波数成分に対応する第2補正用データの補正を行って第3補正用データを生成する。合成処理部は、第3補正用データと、中周波成分に対応する第3補正用データD6と、第2補正用データD5との合成を行って第4補正用データD8を生成する。
【選択図】図7
Description
例えば、NDフィルタを使ったセットアップについて特許文献1の例を挙げると、NDフィルタを走査して取得した補正用データでは、NDフィルタと実際に走査するフィルム等の間に発生する光拡散特性の違い等に起因するむらを調整できないなど、補正用データに基づいて調整をしても、全てのむらを適正に補正することができない可能性があった。
ここで、第1補正用データを分解して生成される第2補正用データには、分解する周波数成分によってそれぞれに異なるむらが含まれる。例えば、第1補正用データを高周波成分と中周波成分と低周波成分に分解して第2補正用データを生成する場合、中周波成分に対応する第2補正用データには、減光材と実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いにより形状が変化するむらが含まれる。
そこで、本発明の画像読取装置では、セットアップ用として取得された第1補正用データを、所定の周波数成分ごとに分解してそれぞれの第2補正用データを生成する。そして、少なくとも1つの周波数成分に対応する第2補正用データの補正を行って第3補正用データを生成する。さらに、これらの第3補正用データと、補正されなかった第2補正用データを合成して第4補正用データを生成する。
この結果、それぞれの周波数成分に対応して現れる各種むらを適正に補正することができるようになり、高品質な画像を提供することができる。
第2の発明に係る画像読取装置は、第1の発明に係る画像読取装置であって、セットアップは、均一な光透過レベルを有する減光材を用いて行われ、分解処理部は、所定の周波数に応じて高周波成分と、中周波成分と、低周波成分と、に分解してそれぞれの第2補正用データを生成する。補正処理部は、中周波成分に対応する第2補正用データについて補正を行って第3補正用データを生成する。
ここで、第1補正用データを所定の周波数成分ごとに分解して生成される中周波成分に対応する第2補正用データには、減光材と実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いにより形状が変化するむらが含まれる。
これにより、例えば、減光材を利用したセットアップ調整において、減光材と実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いにより形状が変化するむらを効果的に軽減することができる。
ここでは、分解処理部が、第1補正用データを所定の周波数に従って高周波成分と中周波成分と低周波成分との3つの周波数成分に分解し、補正処理部が、高周波成分に対応する第2補正用データを補正する。
これにより、例えば、光電変換部に含まれるCCDのショットノイズや光源装置に含まれるLED個々のチップによるむらを効果的に軽減することができる。
ここでは、分解処理部が、第1補正用データを所定の周波数に従って高周波成分と中周波成分と低周波成分との3つの周波数成分に分解し、補正処理部が、低周波成分に対応する第2補正用データを補正する。
これにより、例えば、有効エリアにおけるCCD全画素域についてのむらを効果的に軽減することが可能となる。
第5の発明に係る画像読取装置は、第1から第4の発明のいずれか1つに係る画像読取装置であって、第4補正用データに基づいてセットアップを行うための補正係数を算出するパラメータ算出処理部と、をさらに備えている。
ここで、第4補正用データは、それぞれの周波数成分に分解された第2補正用データに対応するむらをそれぞれ適正に補正した第3補正用データを合成して生成されている。このため、第4補正用データから算出される補正係数は、従来の補正係数と比べ、スキャニング画像を適正に補正することが可能となる。なお、従来の補正係数は、第1補正用データから算出していた。
第6の発明に係る画像読取装置は、第1から第5の発明のいずれか1つに係る画像読取装置であって、分解処理部は、平滑化フィルタを用いて処理する。
例えば、第1補正用データに対して、画素数が異なる複数の平滑化フィルタをそれぞれ用いることで、所定の周波成分をそれぞれ抽出することができる。
これにより、第1補正用データを効率的に所定の周波成分ごとに分解することができる。
この結果、それぞれの周波数成分に対応して現れる各種むらを適正に補正することができるようになり、高品質な画像を提供することができる。
第8の発明に係る画像読取装置調整プログラムは、第7の発明に係る画像読取装置調整プログラムであって、第1のステップが、所定の周波数に応じて高周波成分と、中周波成分と、低周波成分と、に分解して第2補正用データを生成するとともに、第2のステップが、中周波成分に対応する第2補正用データについて補正を行って第3補正用データを生成する。
ここで、第1補正用データを所定の周波数成分ごとに分解して生成される中周波成分に対応する第2補正用データには、減光材と実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いにより形状が変化するむらが含まれる。
第2の発明に係る画像読取装置によれば、例えば、減光材を利用したセットアップ調整において、減光材と実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いにより形状が変化するむらを効果的に軽減することができる。
第4の発明に係る画像読取装置によれば、例えば、有効エリアにおけるCCD全画素域についてのむらを効果的に軽減することができる。
第6の発明に係る画像読取装置によれば、第1補正用データを効率的に所定の周波成分ごとに分解することができる。
第8の発明に係る画像読取装置調整プログラムによれば、減光材を利用したセットアップ調整において、減光材と実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いにより形状が変化するむらを効果的に軽減することができる。
[フィルムスキャナ1全体の構成]
本実施形態に係るフィルムスキャナ1は、図1に示すように、フィルムを搬送しながらスキャニングする装置である。フィルムスキャナ1は、筐体10、ベース面10a、照明光学部20、撮像光学部30、光電変換部40、フィルムキャリアユニット50、制御部60(図2参照)を備えている。フィルムスキャナ1は、筐体10によって外観が形成されており、筐体10の内部には下方から照明光学部20、撮像光学部30、光電変換部40の順番に配置されている。そして、フィルムキャリアユニット50が装着されるベース面10aが、筐体10の中央部に形成されている凹部の下面に配置されている。
光電変換部40は、図2、図4に示すように、撮像光学部30によって導かれた光線から赤色成分(以下Rと略称する)・緑色成分(以下Gと略称する)・青色成分(以下Bと略称する)の各色を検出する。光電変換部40は、R・CCDセンサ41aと、G・CCDセンサ41bと、B・CCDセンサ41cとを有している。R・CCDセンサ41aの撮像面にはフィルム2を透過した光の主に赤色成分のみを通過させるカラーフィルタが、G・CCDセンサ41bの撮像面にはフィルム2を透過した光の主に緑色成分のみを通過させるカラーフィルタが、B・CCDセンサ41cの撮像面にはフィルム2を透過した光の主に青色成分のみを通過させるカラーフィルタが設けられており、それぞれ、透過光のうちの青色成分、赤色成分、緑色成分のみを光電変換する。
光源部21は、図2、図4に示すように、主に赤色成分の光線を放射するLED素子列が主走査方向に直線状に配列されたR光源部21aと、主に緑色成分の光線を放射するLED素子列が主走査方向に直線状に配列されたG光源部21bと、主に青色成分の光線を放射するLED素子列が主走査方向に直線状に配列されたB光源部21cとを上壁部11の内部に有している。
ミラー23は、図2、図4に示すように、これらの平行化レンズ22を介して送り出された光線を合流させるダイクロイック型のミラーとして第1ミラー23aと第2ミラー23bが取り付けられている。そして、これらの位置関係は、G光源部21bからの光線を上方に送る縦向き姿勢の第1光軸L1上に平行化レンズ22と第1ミラー23aとが配置され、B光源部21cからの光線を上方に送る縦向き姿勢の第2光軸L2上に平行化レンズ22と第2ミラー23bとが配置され、R光源部21aからの光線を水平方向に送る横向き姿勢の第3光軸L3上に平行化レンズ22と第1・第2ミラー23a・23bとが位置するようになっている。
なお、第1ミラー23aは、図2〜図4に示すように、G光源部21bに用いられている緑色のLEDからの波長(520〜560nm)の光線を透過し、これ以外の光線を反射する。また、第2ミラー23bは、R光源部21aに用いられている赤色のLEDからの波長(620〜750nm)の光線を透過し、B光源部21cに用いられている青色のLEDからの波長(400〜480nm)の光線を反射する。このように、光源部21a〜21cが配置された照明光学部20において、G光源部21bから第1光軸L1に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に、第1ミラー23aを透過して第1光軸L1に沿って上方に送られる。そして、B光源部21cから第2光軸L2に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に、第2ミラー23bで反射して第3光軸L3と合流する。そして、R光源部21aから第3光軸L3に沿って送り出される光線は、平行化レンズ22で平行光線化した後に第2ミラー23bを透過する。
[制御部60の説明]
制御部60は、図5に示すように、照明光学部20、撮像光学部30、光電変換部40、フィルムキャリアユニット50の制御を行うためのものであり、CPU63を含んで構成されている。なお、制御部60は、筐体10(図1参照)内に含まれてもよいし、外部装置としてフィルムスキャナ1に接続されているものであってもよい。照明光学部20、撮像光学部30、光電変換部40、フィルムキャリアユニット50が、制御部60によって制御される主な内容は以下のとおりである。
補正処理部102は、分解処理部101において生成されたそれぞれ第2補正用データについて、高周波成分と中周波成分とに対応する第2補正用データに対して、それぞれ異なる補正処理を行って高周波成分と中周波成分に対応する第3補正用データを生成する。
パラメータ算出処理部104は、合成処理部103において生成した第4補正用データに対して、光量を均一化するような補正を行うための補正係数を算出する。
<フィルムスキャナ1による画像の調整手順>
本実施形態のフィルムスキャナ1では、図7に示すフローチャートに従って画像の調整が行われる。また、図7のフローチャートに含まれる各ステップにおいて抽出、補正されるデータのサンプルを図8に示す。なお、図8に示すデータのサンプルD2〜D8は、取得された補正データの一部分を拡大して表したものである。よって、サンプルD2は、サンプルD1の一部分を、サンプルD8は、サンプルD9の一部分を拡大させたものである。以下に示す各ステップの説明では、補正の効果を明示的に示すために、拡大図であるD2〜D8を用いることとする。
まず、補正処理部102は、高周波成分に対応する第2補正用データD3に対して、差分差が一定のレベルになるように変形処理を行って第3補正用データB(図示せず)を生成する。この結果、第2補正用データD3は、わずかに弱められるように変形される。次に、補正処理部102は、中周波成分に対応する第2補正用データD4に対して、ネガやポジフィルム透過光における同じ画素位置の凹凸に形状に近づけるような変形処理を行って第3補正用データD6を生成する。なお、本実施形態において、低周波成分に対応する第2補正用データD5に対する補正は、ステップS2では行わない。
ステップS5においては、ステップS4において算出された補正パラメータをスキャニングされた画像に反映させ、画像の調整を行う。
本実施形態のフィルムスキャナ1では、以上のような流れで各種処理を行うことで、各種むらを適正に補正することが可能な補正係数を算出し、この補正係数を基に取得した画像の調整を行うことができる。
(1)
本実施形態のフィルムスキャナ1では、光源部21と光電変換部40と分解処理部101と補正処理部102とを備えている。光源部21は、フィルム2に対して光線を照射する。光電変換部40は、フィルム2に照射された光線を検出する。分解処理部101は、セットアップを行う際に、光電変換部40において検出された光量に基づき第1補正用データD2を生成し、この第1補正用データD2を所定の周波数成分ごとに分解してそれぞれの第2補正用データを生成する。補正処理部102は、分解処理部101によって生成された第2補正用データに含まれる少なくとも1つの周波数成分に対応する第2補正用データの補正を行って第3補正用データを生成する。合成処理部103は、補正処理部102において生成された高周波成分に対応する第3補正用データ(図示せず)と、中周波成分に対応する第3補正用データD6と、補正処理部102において処理されなかった低周波成分に対応する第2補正用データD5との合成を行って第4補正用データD8を生成する。
NDフィルタと実際にスキャニングするフィルムとの光拡散特性の違いが考慮されておらず、適正に補正されずにむらが残る可能性があった。
(2)
本実施形態のフィルムスキャナ1においては、分解処理部101が、第1補正用データD2を所定の周波数に従って高周波成分と中周波成分と低周波成分との3つに分解してそれぞれの第2補正用データD3〜D5を生成し、中周波成分に対応する第2補正用データD4を補正する。そして、補正処理部102が、中周波成分に対応する第2補正用データD4を補正して中周波成分に対応する第3補正用データD6を生成する。
そこで、本実施形態のフィルムスキャナ1では、第1補正用データD2を所定の周波数に従って高周波成分と中周波成分と低周波成分との3つに分解してそれぞれの第2補正用データD3〜D5を生成し、その中で中周波成分に対応する第2補正用データD4を補正する。
なお、本実施形態では、補正処理部102において、高周波成分に対応する第2補正用データD3の補正も行っている。
(3)
本実施形態のフィルムスキャナ1では、第1補正用データD2を所定の周波数に従って高周波成分と中周波成分と低周波成分との3つの周波数成分に分解し、高周波成分に対応する第2補正用データD3を補正する。
これにより、光電変換部40に含まれるCCDセンサ41a〜41cのショットノイズや光源部21に含まれるLED21a〜21cのチップによるむらを効果的に軽減することができる。
本実施形態のフィルムスキャナ1では、パラメータ算出処理部104が、第4補正用データD8を基にスキャニング画像を調整するための補正係数を算出する。
ここで、第4補正用データD8は、それぞれの周波数成分に分解された第2補正用データD3〜D5に対応するむらをそれぞれ適正に補正した第3補正用データ(図示せず)を合成して生成されている。このため、第4補正用データD8から算出される補正係数は、従来の補正係数と比べ、スキャニング画像を適正に補正することが可能となる。なお、従来の補正係数は、第1補正用データD2から算出していた。
(5)
本実施形態のフィルムスキャナ1では、分解処理部101が、第1補正用データD2を所定の周波数成分ごとに分解するために、画素数が異なる複数の平滑化フィルタを用いて処理する。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、ステップS2において、高周波成分、中周波成分に対応する第2補正用データD3、D4ついて補正する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
それぞれの成分に対応する第2補正用データのうち、少なくとも1つ以上の第2補正用データの補正を行えばよい。
上記実施形態では、第1補正用データD2を所定の周波数に従って高周波成分と中周波成分と低周波成分との3つの周波数成分に分解し、高周波成分に対応する第2補正用データD3と中周波成分に対応する第2補正用データD4を補正する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
ここで、第1補正用データD2を分解して生成される低周波成分に対応する第2補正用データD5には、有効エリアにおけるCCD全画素域に起因するむらが含まれる。
これにより、有効エリアにおけるCCD全画素域についてのむらを効果的に軽減することが可能となる。
上記実施形態では、ステップS1において、画素数が50、100、200の平滑化フィルタを用いて、それぞれ高周波成分、中周波成分、低周波成分の第2補正用データ(D4〜D6)の3成分に分解した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
さらに、平滑化フィルタの画素数についても、上記3種に限定されたものではなく、例えば、100、200、300のフィルタを用いて、それぞれ高周波成分、中周波成分、低周波成分の第2補正用データに分解してもよい。
上記実施形態では、第1補正用データD2を取得する際に、光電変換部40に含まれるCCDセンサ41a〜41cに過大な光量が入り込まないようにNDフィルタ24を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、シェーディング補正板など、均一な光透過レベルを有した材質であれば、CCDセンサ41a〜41cに過大な光量が入り込まないようにする減光材として使用することが可能である。
(E)
上記実施形態では、ステップS2において、各周波成分に対応する第2補正用データに分解するために平滑化フィルタを用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
(F)
上記実施形態では、照明光学部20から放射される光線が、NDフィルタ24を透過する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
(G)
上記実施形態では、本発明をフィルムスキャナ1に対して適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
2 フィルム
10 筐体
11 上壁部
12 側壁部
13 底壁部
14 作動プレート
15 揺動アーム
16 電気モータ
20 照明光学部
21 光源部(光源装置)
21a 赤色光源部
21b 緑色光源部
21c 青色光源部
22 平行化レンズ
23 ミラー
23a 第1ミラー
23b 第2ミラー
24 NDフィルタ(減光材)
25 ディフューザ
30 撮像光学部
31 ズームレンズ
32 絞り
40 光電変換部(光検出部)
41a 赤色CCDセンサ
41b 緑色CCDセンサ
41c 青色CCDセンサ
42 センサ駆動回路
50 フィルムキャリアユニット
51 ケース
52 スキャンゲート
53 搬送ローラ
54 集光レンズ
60 制御部
61 メモリ
63 CPU
101 分解処理部
102 補正処理部
103 合成処理部
104 パラメータ算出処理部
D1 第1補正用データ
D2 第1補正用データ
D3 高周波成分に対応する第2補正用データ
D4 中周波成分に対応する第2補正用データ
D5 低周波成分に対応する第2補正用データ
D6 中周波成分に対応する第3補正用データ
D7 第4補正用データ
D8 第4補正用データ
D9 第4補正用データ
Claims (8)
- フィルムに対して光線を照射する光源装置と、
前記フィルムに照射された光線を検出する光検出部と、
セットアップを行う際に、前記光検出部において検出された光量に基づき第1補正用データを生成し、前記第1補正用データを所定の周波数成分ごとに分解して第2補正用データを生成する分解処理部と、
前記分解処理部によって生成された前記第2補正用データに含まれる少なくとも1つの周波数成分に対応する前記第2補正用データの補正を行って第3補正用データを生成する補正処理部と、
前記補正処理部において調整されなかった前記第2補正用データと、前記第3補正用データと、を合成し、第4補正用データを生成する合成処理部と、
を備えている画像読取装置。 - 前記セットアップは、均一な光透過レベルを有する減光材を用いて行われ、
前記分解処理部は、所定の周波数に応じて高周波成分と、中周波成分と、低周波成分と、に分解してそれぞれの前記第2補正用データを生成し、
前記補正処理部は、前記中周波成分に対応する前記第2補正用データについて補正を行って前記第3補正用データを生成する、
請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記補正処理部は、前記高周波成分に対応する前記第2補正用データについて補正を行って前記第3補正用データを生成する、
請求項1または2に記載の画像読取装置。 - 前記補正処理部は、前記低周波成分に対応する前記第2補正用データについて補正を行って前記第3補正用データを生成する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記第4補正用データに基づいてセットアップを行うための補正係数を算出するパラメータ算出処理部をさらに備えた、
請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - 前記分解処理部は、平滑化フィルタを用いて処理する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の画像読取装置。 - フィルムに対して照射された光の透過光を検出して画像情報を取得する画像読取装置の画像読取装置調整プログラムであって、
画像読取装置のセットアップを行う際に、検出される光量に基づき生成される第1補正用データを、所定の周波数成分ごとに分解して第2補正用データを生成する第1のステップと、
前記第2補正用データに含まれる少なくとも1つの周波数成分の補正を行って第3補正用データを生成する第2のステップと、
前記第2ステップにおいて調整されなかった前記第2補正用データと、前記第3補正用データと、を合成し、第4補正用データを生成する第3のステップと、
を備えた画像読取装置の調整をコンピュータに実行させる画像読取装置調整プログラム。 - 前記第1のステップにおいて、所定の周波数に応じて高周波成分と、中周波成分と、低周波成分と、に分解して前記第2補正用データを生成するとともに、
前記第2のステップにおいて、前記中周波成分に対応する前記第2補正用データについて補正を行って前記第3補正用データを生成する、
請求項7に記載の画像読取装置調整プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005186683A JP2007006354A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 画像読取装置および画像読取装置調整プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005186683A JP2007006354A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 画像読取装置および画像読取装置調整プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007006354A true JP2007006354A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37691492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005186683A Pending JP2007006354A (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 画像読取装置および画像読取装置調整プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007006354A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010193386A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Nikon Corp | カメラ |
JP2012070993A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Fujifilm Corp | 内視鏡システム |
JP2013098674A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法 |
-
2005
- 2005-06-27 JP JP2005186683A patent/JP2007006354A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010193386A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Nikon Corp | カメラ |
JP2012070993A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Fujifilm Corp | 内視鏡システム |
JP2013098674A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101141345B1 (ko) | 3차원 형상 계측 장치, 3차원 형상 계측 방법, 3차원 형상 계측 프로그램, 및 기록 매체 | |
US20040175033A1 (en) | Image processing system | |
JP2009510959A (ja) | 単色光源により画像センサをスペクトル統合校正するための方法 | |
JP2007006354A (ja) | 画像読取装置および画像読取装置調整プログラム | |
US6972877B1 (en) | Image reading apparatus | |
US7218421B2 (en) | Image reading device | |
TW200821763A (en) | Pattern drawing apparatus | |
JP4596239B2 (ja) | スキャナのための光源光量調整方法と光源光量調整プログラムと光源光量調整システム | |
US11509776B2 (en) | Apparatus and method for detecting foreign substance based on a difference in reading level of reflected light in a first wavelength range and a second wavelength range | |
JP2001111795A (ja) | 画像読取装置 | |
US20030081211A1 (en) | Light source device and image reading apparatus | |
JP4385292B2 (ja) | カラー画像データの補正方法とこの方法を実施する補正システム | |
US20030142208A1 (en) | Image reading apparatus | |
JP4399722B2 (ja) | 減光フィルタを備えたスキャナのための光源調整方法 | |
JP2018207138A (ja) | スキャナーおよびスキャンデータの生産方法 | |
JP2007036964A (ja) | 画像読取装置の調整方法及び調整モジュール | |
JP3757911B2 (ja) | フィルムスキャナ | |
US20040156080A1 (en) | Method for determining an optimum gain response in a spatial frequency response correction for a projection system | |
JP3492548B2 (ja) | 画像入力装置及び画像入力方法 | |
JP2001045225A (ja) | 画像読取装置 | |
JP2007006114A (ja) | 光源光量調整方法及び光源光量調整モジュール | |
JP2007036431A (ja) | フィルムスキャナ | |
JP4363160B2 (ja) | 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 | |
JP2006121598A (ja) | フィルムスキャナ及びフィルムスキャナのシェーディング補正方法 | |
JP2005084741A (ja) | 画像認識装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |