JP2001111795A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001111795A
JP2001111795A JP2000207357A JP2000207357A JP2001111795A JP 2001111795 A JP2001111795 A JP 2001111795A JP 2000207357 A JP2000207357 A JP 2000207357A JP 2000207357 A JP2000207357 A JP 2000207357A JP 2001111795 A JP2001111795 A JP 2001111795A
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light
image
emitting diode
image reading
light source
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Application number
JP2000207357A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Konagaya
達也 小長谷
Yoichi Nakamura
洋一 中村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図ると共に高画質に画像読取ができ
る画像読取装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 エリアCCDスキャナ14は、R、G、
Bおよび赤外光を発するLED素子がそれぞれ複数配置
されたLED64である。順次、LED素子を発光させ
ることによって、各波長の光によって写真フィルム22
のコマ画像が読み取られる。この際、写真フィルム22
の傷や塵の影響を受けた画素を赤外光によって検出し、
当該画素をR、G、Bの画像データ上で補間などによっ
て補う。これによって、高画質な画像読取ができる。し
かも、光源としてハロゲンランプでなくLED64が採
用されているため、発熱量が小さく、コンパクトで、し
かもカットフィルタ等が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】原稿を透過した光によって原
稿の画像情報を精度良く読み取る画像読取装置に関し、
非可視光を用いることによって画像情報を一層精度良く
読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、写真フィルム等の原稿に記録
されたコマ画像をCCD等の読取センサによって光電的
に読み取り、該読み取りによって得られたデジタル画像
データに対し拡大縮小や各種補正等の画像処理を実行
し、画像処理済のデジタル画像データに基づき変調した
レーザ光により記録材料へ画像を形成する技術が知られ
ている。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読取条件でコ
マ画像を再度読み取っている(いわゆるファインスキャ
ン)。
【0004】上記画像読取系において、光源には、従
来、焼付露光等に多用されているハロゲンランプが用い
られていたが、赤外線をフィルタで除去した光線を色三
原色(R、G、B)の色毎に感応するように、それぞれ
フィルタが取りつけられたCCDで原稿の画像読取が行
われている。この際、原稿に付着した塵や傷等による画
像読取への影響を低減させるべく、光源からの光を拡散
して原稿に照射している。
【0005】さらに、一層の高画質な画像読取を行うた
めに、原稿に赤外線を照射して透過光をCCDなどで読
み取ることにより、原稿に付着した塵埃や傷等による不
適正画素を検出し、光三原色で検出された読取画像デー
タを修正する画像読取装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような画像読取
装置において、光源として従来からハロゲンランプなど
が使用されている。ハロゲンランプは、発熱量が大き
く、スペースを大きく取るという不都合があった。また
赤外線カットフィルタや調光フィルタが必要であるなど
部品点数が増加する不都合もあった。
【0007】本発明は、上記不都合を解決するために、
小型化が図れると共に、高画質に画像を読み取ることが
できる画像読取装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像読取用可視光と不適正画素検出用非可視光を用
いて原稿に記録された画像を読み取り、不適正画素の画
像データを修正する画像読取装置であって、前記画像読
取用可視光と、不適正画素検出用非可視光を発する、発
光ダイオードからなる光源と、前記画像を透過又は反射
した光が入射されることによって、当該画像を読み取る
エリアセンサと、前記エリアセンサで非可視光によって
読み込んだ非可視光画像データに基づいて不適正画素を
検出し、可視光によって読み込んだ可視光画像データの
不適正画素を修正する画像処理部と、を備えることを特
徴とする。
【0009】請求項1に記載の発明の作用について説明
する。
【0010】光源から画像読取用可視光を原稿に照射す
ることによって、原稿を透過又は反射した可視光がエリ
アセンサに入射し、画像の可視画像データが読み取られ
る。続いて、光源から不適正画素検出用非可視光を原稿
に照射することによって、非可視光が原稿の画像を透過
又は反射してエリアセンサに入射し、画像の非可視画像
データが読み取られる。
【0011】ここで、非可視光領域波長では、原稿の画
像情報に対しては出力が変化しないが、原稿に傷等があ
るときには、光の散乱によって出力が変化する。一方、
可視光領域波長では、原稿の画像を確実に読み取ること
ができるが、原稿上に傷等があるときには、読み取った
画像情報の中に光の散乱成分が含まれ、識別できなくな
る。
【0012】そこで、画像処理部において、非可視画像
データの出力変化から画像における不適正画素を検出
し、同一画像に対する可視画像データについて不適正画
素を補間等の方法によって修正する。このように、画像
読取用の可視光以外に不適正画素検出用の非可視光を原
稿に照射することによって、不適正画素を精度良く検出
し、不適正画素について可視光画像データを修正するこ
とにより高画質な画像読取を行うことができる。
【0013】また、画像読取はエリアセンサを用いて行
うため、高速に処理することができる。
【0014】さらに、光源は発光ダイオードからなるた
め、ハロゲンランプなどと比較して小型化されると共
に、可視光あるいは非可視光のみを透過させるフィルタ
等が不要となり、部品点数が削減され、コストダウンと
なる。さらに、発光ダイオードは、発熱量が小さく、画
像読取に与える影響がない。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記光源は、可視光を発する発光ダイ
オード素子と、非可視光を発する発光ダイオード素子が
それぞれアレイ状に配置されたことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明の作用について説明
する。
【0017】可視光を発する発光ダイオード素子と、非
可視光を発する発光ダイオード素子をそれぞれアレイ状
に配置することによって、同一のコマ画像に異なる光を
照射して画像読取と不適正画素を検出することができ
る。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
発明において、前記光源は、可視光領域3波長と、非可
視光領域1波長を含む少なくとも4波長以上の各波長の
発光ダイオード素子を同じパターンで面状に配置したこ
とを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の発明の作用について説明
する。
【0020】可視光領域三波長は、例えば、原稿の画像
をフルカラー画像として読み取るための3原色であり、
非可視光領域波長は、赤外光あるいは紫外光である。こ
れらの光を発する各波長の発光ダイオード素子は、それ
ぞれ同じパターンで面状に配置されるため、それぞれの
照度ムラが同様に抑制される。
【0021】請求項4に記載の発明は、前記請求項2ま
たは3記載の発明において、前記光源は、異なる波長で
発光する複数種類の発光ダイオード素子を縦横に配置し
たものであって、少なくとも縦横いずれか一方の方向に
前記複数種類の発光ダイオード素子を交互に配置し、前
記一方の方向と他方の方向における隣接する発光ダイオ
ード素子間の間隔の比を1:(発光ダイオード素子の種
類数)とすることを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の発明の作用について説明
する。
【0023】一方の方向、例えば、縦方向に異なる波長
で発光する複数種類の発光ダイオード素子を交互に配置
し、横方向(他方の方向)の隣接する発光ダイオード素
子間の間隔が縦方向の隣接する発光ダイオード素子間の
間隔の複数倍(発光ダイオード素子の種類数倍)として
配置している。したがって、各波長で発光する発光ダイ
オード素子の縦横配置間隔が均一(1:1)となり、各
波長の光によるエリアセンサにおける照度ムラが抑制さ
れる。
【0024】請求項5に記載の発明は、前記請求項3ま
たは4記載の発明において、前記光源は、可視光領域3
波長と非可視光領域1波長とを含む少なくとも4波長以
上の波長でそれぞれ発光する場合、それぞれの波長の光
分布が均一となるように発光ダイオード素子を配置した
ことを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の発明の作用について説明
する。
【0026】このように配列することによって、それぞ
れの波長の発光ダイオード素子から発せられる特定波長
の光のエリアセンサにおける照度ムラが抑制される。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記光源は、中央部よりも周辺部に密に配
置された複数の発光ダイオード素子からなることを特徴
とする。
【0028】請求項6記載の発明の作用について説明す
る。
【0029】光源として複数の発光ダイオード素子を均
一に配置した場合には、光源から原稿に照射される光は
中央部と比較して周辺部の光量が少なくなる。そこで、
光源を構成する発光ダイオード素子を中央部よりも周辺
部に密に配置することによって、原稿に対する照度ムラ
を抑制できる。
【0030】請求項7記載の発明は、請求項1又は6記
載の発明において、前記光源は、可視光を発する複数の
発光ダイオード素子と非可視光を発する複数の発光ダイ
オード素子とからなり、所定面積当りに配置された発光
ダイオード素子のうち非可視光を発する発光ダイオード
素子が占める割合を中央部から周辺部に向かって増大さ
せたことを特徴とする。
【0031】請求項7記載の発明の作用について説明す
る。
【0032】非可視光は可視光に較べて拡散度が小さい
ため、周辺部と中央部の光差が可視光と比べて大きい。
そこで、所定面積当りに配置される発光ダイオード素子
のうち非可視光を発光する発光ダイオード素子の占める
割合を周辺部に行くほど高めることによって、非可視光
の周辺部と中央部との光量差を抑制することができる。
【0033】請求項8記載の発明は、請求項1〜7のい
ずれか1項記載の発明において、前記光源と前記原稿の
間に光源からの光を内部の反射面で反射させ原稿に照射
するミラーボックスを備え、光源からの光が入射するミ
ラーボックスの入射口の周辺部よりも中央部の拡散度を
高くする拡散手段を前記入射口に設けたことを特徴とす
る。
【0034】請求項8記載の作用について説明する。
【0035】ミラーボックスの入射口に周辺部よりも中
央部の拡散度を高くする拡散手段を設けたため、ミラー
ボックスに入射する光のうち、周辺部よりも光量が大き
い中央部の光が最も拡散され、原稿に対する照度ムラが
抑制される。
【0036】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のい
ずれか1項記載の発明において、前記光源と前記原稿の
間に光源からの光を内部の反射面で反射させ原稿に照射
するミラーボックスを備え、光を原稿に射出するミラー
ボックスの射出口の周辺部よりも中央部の拡散度を高く
する拡散手段を前記射出口に設けたことを特徴とする。
【0037】請求項9記載の作用について説明する。
【0038】ミラーボックスの射出口に周辺部よりも中
央部の拡散度を高くする拡散手段を設けたため、ミラー
ボックスから原稿に射出するする光のうち、周辺部より
も光量が大きい中央部の光が最も拡散され、原稿に対す
る照度ムラが抑制される。
【0039】請求項10記載の発明は、請求項8または
9記載の発明において、前記拡散手段は、前記入射口ま
たは射出口の中央部のみに配置された拡散部材であるこ
とを特徴とする。
【0040】請求項10記載の作用について説明する。
【0041】ミラーボックスの入射口または射出口の中
央部のみに拡散部材を配置しているため、ミラーボック
スに入射する光、またはミラーボックスから射出する光
のうち、周辺部よりも光量の高い中央部の光のみが拡散
され、原稿に対する照度ムラが抑制される。
【0042】請求項11記載の発明は、請求項8または
9記載の発明において、前記拡散手段は、前記入射口ま
たは射出口に配置され中央部が周辺部よりも肉厚な拡散
部材であることを特徴とする。
【0043】請求項11記載の作用について説明する。
【0044】ミラーボックスの入射口または射出口に中
央部が周辺部よりも肉厚な拡散部材が配置されているた
め、ミラーボックスに入射する光、またはミラーボック
スから原稿に射出する光のうち、最も光量の高い中央部
の光が最も拡散され、原稿に対する照度ムラが抑制され
る。
【0045】請求項12記載の発明は、請求項1〜7の
いずれか1項記載の発明において、前記光源と前記原稿
の間に光源からの光を内部の反射面で反射させ原稿に照
射するミラーボックスを備え、光源からの光が入射する
ミラーボックスの入射口または光を原稿に射出するミラ
ーボックスの射出口の中央部のみにNDフィルタが配置
されたことを特徴とする。
【0046】請求項12記載の作用について説明する。
【0047】ミラーボックスの入射口または射出口の中
央部のみにNDフィルタを設けているため、ミラーボッ
クスに入射する光、またはミラーボックスから原稿に射
出する光のうち周辺部よりも光量の高い中央部の光の透
過光量が低減され、原稿に対する照度ムラが抑制され
る。
【0048】請求項13記載の発明は、請求項1〜12
のいずれか1項記載の発明において、前記光源と前記原
稿の間に光源からの光を内部の反射面で反射させ原稿に
照射するミラーボックスを備え、前記反射面が拡散部材
から形成されていることを特徴とする。
【0049】請求項13記載の作用について説明する。
【0050】ミラーボックス内部の反射面を拡散部材で
形成したため、ミラーボックス内部における光の拡散度
が増大し、原稿に対する照度ムラが抑制される。
【0051】請求項14に記載の発明は、前記請求項1
〜13のいずれか1項に記載の発明において、エリアセ
ンサを構成する撮像素子の蓄積時間を制御することによ
って、エリアセンサが受光する光の光量を制御すること
を特徴とする。
【0052】請求項14に記載の発明の作用について説
明する。
【0053】ファインスキャン時において、撮像素子の
蓄積時間を制御することによって、各波長の光における
光量の過不足を補正することができる。例えば、ブルー
の光量不足を蓄積時間の増加によって補うことができ
る。
【0054】請求項15に記載の発明は、前記請求項1
〜14のいずれか1項に記載の発明において、前記発光
ダイオードの駆動出力を制御することによって、エリア
センサが受光する光の光量を制御することを特徴とす
る。
【0055】請求項15に記載の発明の作用について説
明する。
【0056】ファインスキャン時において、発光ダイオ
ードの駆動出力を制御することによって、各波長の光に
おける光量の過不足を補正することができる。例えば、
ブルーの光量が不足している場合には、エリアセンサの
蓄積時間の増加ではなく、発光ダイオードの駆動出力
(例えば、電流)を増加させることによって、光量を増
加させて対応することができる。すなわち、画像読取時
間を増加させることなく、光量不足を補うことができ
る。
【0057】請求項16に記載の発明は、前記請求項1
〜15のいずれか1項に記載の発明において、光源から
発せられる波長の異なる光に対応した各シェーディング
補正値を予め記憶し、各波長毎に読み取られた画像デー
タを前記シェーディング補正値によって補正する補正手
段を備えることを特徴とする。
【0058】請求項16に記載の発明の作用について説
明する。
【0059】予め設定されたシェーディング補正値によ
って読み取られた画像データを補正することによって、
シェーディング補正を行うことができる。
【0060】請求項17に記載の発明は、前記請求項1
〜16のいずれか1項に記載の発明において、前記原稿
の無い状態で画像を読み取り、その画像データに基づい
て各発光ダイオード素子の出力を個別に制御することに
よって、シェーディング補正を行うことを特徴とする。
【0061】請求項17に記載の発明の作用について説
明する。
【0062】原稿無しの状態で画像読取を行って得た画
像データ(照度ムラ)に基づいて各発光ダイオード素子
の出力をそれぞれ個別に制御することによって、実質的
に点光源の集まりである光源の各点光源の光量を制御で
きることなり、照度ムラを補正することができる(シェ
ーディング補正を行うことができる)。
【0063】請求項18に記載の発明は、前記請求項1
〜17のいずれか1項に記載の発明において、前記原稿
と前記光源の間に光量を検出する光電変換手段を備え、
光電変換手段の出力に基づいて前記発光ダイオードの出
力を制御して一定に保つことを特徴とする。
【0064】請求項18に記載の発明の作用について説
明する。
【0065】発光ダイオードから発する各波長の光の光
量に基づいてフィードバック制御することによって、発
光ダイオード素子の点灯時に発生する輝度の変動を抑制
することができる。
【0066】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本発明の第1
実施形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成
が示されている。
【0067】図1に示すように、このディジタルラボシ
ステム10は、エリアCCDスキャナ14、画像処理部
16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を
含んで構成されており、エリアCCDスキャナ14と画
像処理部16は、図2に示す入力部26として一体化さ
れており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20
は、図2に示す出力部28として一体化されている。
【0068】エリアCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。エリ
アCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
エリアCCD30で読取り、A/D変換器32において
A/D変換した後、画像データを画像処理部16へ出力
する。
【0069】なお、本実施の形態では、135サイズの
写真フィルム22を適用した場合のディジタルラボシス
テム10として説明する。
【0070】画像処理部16は、エリアCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラットベット型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記録された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等(以下、これらをファ
イル画像データと総称する)を外部から入力することも
可能なように構成されている。
【0071】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部46、ハイパ
ートーン処理部48、ハイパーシャープネス処理部50
等の各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像デー
タとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像
処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファ
イルとして外部へ出力する(例えばFD、MO、CD等
の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処
理機器へ送信する等)ことも可能とされている。
【0072】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。
これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0073】(エリアCCDスキャナの構成)次にエリ
アCCDスキャナ14の構成について説明する。図3に
はエリアCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。
【0074】この光学系は、光源である発光ダイオード
(以下、LEDという)64を備えている。LED64
は、基板66上に赤色、緑色、青色、赤外(以下、それ
ぞれR、G、B、IRという場合がある)の光を発する
LED素子64R、64G、64B、64IR(図4、
図5では説明の便宜のために、単にR、G、B、IRと
記載している)をそれぞれ複数、アレイ状に配置してい
る。したがって、各LED素子64R、64G、64
B、64IRを単独で点灯することによって、赤色、緑
色、青色、赤外の光を写真フィルムに照射することがで
きる。
【0075】LED素子64R、64G、64B、64
IRは、図4(A)に示すように、縦横にモザイク状に
配置されている。すなわち、一列ずれるごとにLED素
子64R、64G、64B、64IRの位置が一個ずつ
ずれていく。縦の列の間隔をLとすると、横の列の間隔
4L、すなわち、縦横比が1:4に配置してある。この
ように配置することによって、各色の光のムラが抑制さ
れる。
【0076】なお、配列としては、各色のLED素子6
4R、64G、64B、64IRがそれぞれ一列ずつ配
列しても良いし(図4(B)参照)、図4(A)、
(B)と同一の配列で縦と横の列の間隔が等しい配列
(縦横とも間隔M)(図5(A)(B)参照)であって
も良いが、図4(A)に示す配列が最も光のムラを抑制
する。
【0077】LED64と写真フィルム22の間には、
光を拡散させる拡散板68、内面で光を反射させながら
写真フィルム22に導く拡散ボックス70、拡散ボック
ス70から射出された光を写真フィルム22のコマ画像
に集光するフレネルレンズ72が配設されている。した
がって、LED素子64R、64G、64B、64IR
から発せられた各色の光は、拡散によってムラを抑制さ
れてコマ画像に照射されることになる。
【0078】写真フィルム22は、図示しないフィルム
キャリアによって搬送され、所定位置で停止し、コマ画
像を読み取られると画像コマピッチ分搬送される。
【0079】写真フィルム22を挟んでLED64と反
対側には、写真フィルム22を透過した光を結像させる
レンズユニット74、シャッター76、及び結像位置に
設けられたエリアCCD30が順に配置されている。
【0080】エリアCCD30は、モノクロのイメージ
センサであり、LED素子64R、64G、64B、6
4IRを各色別に順次発光させることによって、各色の
画像読取を行う。
【0081】ところで、拡散ボックス70の内部には、
導光管78が配設されており、光電変換素子80に拡散
ボックス70内部の光を導く。これによってLED64
の光量が光電変換素子80で検出され、光電変換素子8
0の出力に基づいて、LED出力制御回路82が点灯直
後の輝度の変動を抑制するように、LED素子64R、
64G、64B、64IRの出力制御する。
【0082】また、LED64の近傍には、ファン84
が配設されており、周囲温度がLED64に影響するこ
とを防止するために、ファン84を駆動して冷却し、L
ED64が所定の温度範囲内に調整可能に構成されてい
る。
【0083】以下に、第1実施形態の作用について説明
する。
【0084】先ず、シェーディング補正データを求め
る。フィルムキャリアに写真フィルム22を装填してな
い状態で、LED64から写真フィルム22に各色の光
を照射する。すなわち、LED素子64R、64G、6
4B、64IRを順次点灯し、各色についてコマ画像情
報をエリアCCD30で読み込む。この結果、各色に対
するシェーディング補正値が設定され、画像メモリ44
内に記憶される。
【0085】次に、オペレータがフィルムキャリア78
に写真フィルム22を挿入し、画像処理部16のキーボ
ード16Kによりコマ画像読取開始を指示すると、フィ
ルムキャリア78では、写真フィルム22の画像コマピ
ッチで停止する間欠搬送により、プレスキャンが実行さ
れる。
【0086】一旦停止した写真フィルム22に対してシ
ェーディング補正値の設定時と同様にしてR、G、B、
IRの画像データを読み取る。また、エリアCCDスキ
ャナ14によって、コマ画像のみならず、写真フィルム
の22の画像記録領域外の各種データを含めて、読み取
っていく。なお、読み取った画像は、モニタ16Mに表
示される。
【0087】次に、各コマ画像のプレスキャンの結果に
基づいてファインスキャン時の読取条件(各色毎のLE
D素子64R、64G、64B、64IRの出力、各色
毎のエリアCCD30の蓄積時間)を各コマ画像毎に設
定する。
【0088】そして、全コマ画像に対するファインスキ
ャン時の読取条件設定が終了すると、写真フィルム22
をプレスキャンとは逆方向に間欠搬送し、各コマ画像の
ファインスキャンを実行する。
【0089】一旦停止した写真フィルム22に対して先
ず、プレスキャン時と同様にしてR、G、B、IRの各
画像データを読み取る。この際、導光管78から光電変
換素子80を介して拡散ボックス70内の光量を検出
し、LED出力制御回路82によってLED素子64
R、64G、64B、64IRの出力(電流、電圧な
ど)が制御される。したがって、各LED素子64R、
64G、64B、64IRの点灯直後の輝度の変動を抑
制することができ、画像読取を良好に行うことができ
る。
【0090】また、ファン84によって冷却して周囲温
度がLED素子64R、64G、64B、64IRに影
響を与えることを阻止する。
【0091】このとき、写真フィルム22は、プレスキ
ャン時とは逆方向に搬送されているため、最終コマから
1コマ目まで順にファインスキャンが実行されていく。
また、プレスキャン時に、画像の状態(例えば、撮影画
像アスペクト比、アンダー、ノーマル、オーバー、スー
パーオーバー等の撮影状態やストロボ撮影の有無等)を
認識しているため、適正な読取条件で読み取ることがで
きる。
【0092】以上のようにして読み取られたRGB画像
データおよびIR画像データは、画像メモリ44に記憶
されているそれぞれのシェーディング補正値によってシ
ェーディング補正される。
【0093】さらに、画像処理部16においてシェーデ
ィング補正されたIR画像データにおいて出力が閾値を
下回っている画素を、コマ画像における傷や塵埃の付着
がある画素(不適正画素)として検出し、RGB画像デ
ータの当該画素を補間などによって補正する。この結
果、画像読取において写真フィルム22についた傷や塵
の影響を回避することができる。
【0094】このように、本実施形態では、光源として
LED64を用いているため、ハロゲンランプと比較し
て小型化でき、カットフィルタや調光フィルタが不要と
なるため、構造が簡略化され、コストダウンになる。
【0095】LED64がLED素子64R、64G、
64B、64IRを混在させて配置しているため、実質
的に同一光源から各色の光を写真フィルム22の画像コ
マに順次照射でき、エリアCCD30で画像読取を行え
るため、読取時間が大幅に短縮することができる。
【0096】また、各色毎のシェーディング補正値によ
って画像データを補正することによって各色毎にシェー
ディング補正することができる。さらに、拡散ボックス
70内の光量を導光管78を介して光電変換素子80で
検出し、LED出力制御回路82にフィードバックする
ことによって、LED素子64R、64G、64B、6
4IRの出力を制御して点灯時の輝度の変動を抑制する
ことができる。
【0097】なお、本実施の形態では、写真フィルム2
2のように透過フィルムを対象としたが、反射原稿の読
取りにも適用可能である。
【0098】ところで、本実施形態では、シェーディン
グ補正として画像データを補正したが、以下のように補
正することもできる。
【0099】すなわち、写真フィルム22が装填されて
ない状態で、LED64から各色の光が順次照射され、
エリアCCD30が読み取る。エリアCCD30が読み
取った画像データによって各色の照度ムラが検出され
る。このデータをLED出力制御回路82にフィードバ
ックすることによって、各LED素子64R、64G、
64B、64IRが個別に出力制御され、照度ムラが抑
制される。すなわち、実質的に点光源となる各LED素
子64R、64G、64B、64IRが個別に出力制御
されることによって、各色の照度ムラを抑制することが
できる(シェーディング補正することができる)。
【0100】次に、本発明に係る第2実施形態のディジ
タルラボシステムについて説明する。第1実施形態と同
様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説
明を省略する。本実施形態では、エリアCCDスキャナ
14の部分のみが異なるので、そこのみを説明する。
【0101】本実施形態では、LED64におけるLE
D素子64R、64G、64B、64IRの配置を工夫
することによって、写真フィルム22の画像コマに対す
る照度ムラの一層の低減を図ったものである。
【0102】すなわち、第1実施形態のLED64は、
LED素子64R、64G、64B、64IRを全面に
均等に配置することによって照度ムラの抑制を図ってい
るが、このような配置でも周辺部よりも中央部の光量が
大きくなる(図7参照)。
【0103】そこで、本実施形態のLED64は、図8
に示すように、LED素子64R、64G、64B、6
4IRを中央部よりも周辺部に密に配置した。この結
果、LED素子64R、64G、64B、64IRの設
置密度が周辺部において最も高くなるため、LED64
による照度ムラが抑制され、画像読取の精度が一層向上
する。
【0104】また、図7に示すように、IRにおける周
辺部と中央部の光量差はR、G、Bと比較して大きい。
そこで、所定面積当りに配置されるLED素子64R、
64G、64B、64IRのうちLED素子64IRの
占める割合を中央部に向かって周辺部に向かって増大さ
せることによって、R、G、Bと比較して大きいIRの
中央部と周辺部間の光量差を解消することもできる。
【0105】続いて、本発明に係る第3実施形態のディ
ジタルラボシステムについて説明する。第1実施形態と
同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な
説明を省略する。本実施形態では、エリアCCDスキャ
ナ14の部分のみが異なるので、該当部分のみを説明す
る。
【0106】本実施形態は、光源ではなく拡散度を調整
することによって照度ムラの解消を図ったものである。
【0107】具体的には、図9に示すように、拡散ボッ
クス70の入射口70Aの中央部にのみ拡散部材100
を配置したものである。
【0108】このように構成することによって、LED
64から拡散ボックス70の入射口70Aに到達した光
のうち光量の大きい中央部の光のみを拡散し、写真フィ
ルム22の画像コマに対する照度ムラを抑制するもので
ある。
【0109】なお、入射口70Aの中央部に拡散部材1
00に換えてNDフィルタを配置して中央部を透過する
光の光量を低減することによっても、同様の機能を達成
することができる。
【0110】また、図10に示すように、拡散ボックス
70の入射口70Aに中央部102Aが周辺部102B
よりも肉厚な拡散部材102を配置することによっても
同様の作用が達成できる。
【0111】さらに、図11に示すように、拡散ボック
ス70の入射口70Aには、厚さが均一な拡散部材10
4を配置し、中央部108Aが周辺部108Bよりも肉
厚な拡散部材108を射出口106に配置することによ
って同様の機能を達成することができる。
【0112】なお、以上の例で入射口70Aに適用する
例として説明したものは、射出口70Bで適用すること
が可能であるし、入射口70Aと射出口70Bに組み合
わせて適用することもできる。
【0113】さらにまた、拡散ボックス70の内壁70
Cを拡散部材で形成することによって、拡散ボックス7
0の内部での拡散度が向上し、原稿に対する照度ムラを
一層抑制することができる。
【0114】次に、本発明に係る第4実施形態のディジ
タルラボシステムについて説明する。第1実施形態と同
様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説
明を省略する。本実施形態では、エリアCCDスキャナ
14の部分のみが異なるので、そこのみを説明する。
【0115】LED64の各LED素子64R、64
G、64B、64IRには、魚眼レンズ86が取りつけ
られており、平行光束として写真フィルム22側に照射
される。拡散板68で拡散され、ムラを抑制された光
は、フレネルレンズ72を介して写真フィルム22の画
像コマに照射される構成である。すなわち、拡散光学と
していた第1実施形態に対して本実施形態は集光光源と
している。
【0116】このように構成されたエリアCCDスキャ
ナ14では、第1実施形態と同様にして、プレスキャ
ン、ファインスキャンを行う。すなわち、赤外線画像デ
ータおよびRGB画像データを第1実施形態と同様にし
て得られたシェーディング補正値によって補正後、赤外
線画像データに基づいて不適正画素を検出し、可視画像
データにおける不適正画素を修正することによって、傷
や塵の影響を回避した画像読取を行うことができる。
【0117】なお、エリアCCD30の受光光量の制御
についても、エリアCCD30の画像データに基づいて
出力を制御してLED素子64R、64G、64B、6
4IRの光量を制御しても良いし、エリアCCD30の
撮像素子の蓄積時間を制御して受光する光量を制御して
も良い。
【0118】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像読取
装置は、非可視光によって不適正画素を検出し、可視画
像データにおける不適正画素を修正することによって、
原稿の傷や塵埃が画像読取へ影響することを回避できる
という優れた効果を有する。
【0119】この際、光源としてLEDを用いるため、
ハロゲンランプを用いる場合に比べて消費電力が小さ
く、発熱量が小さい、さらには、カットフィルタや調光
フィルタが不要となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るディジタルラボシ
ステムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】エリアCCDスキャナの光学系の概略構成を示
す側面図である。
【図4】(A)、(B)は発光ダイオードにおける発光
ダイオード素子の配列例である。
【図5】(A)、(B)は発光ダイオードにおける発光
ダイオード素子の配列例である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るエリアCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図7】均一に発光ダイオード素子を配置した場合の光
量分布を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る発光ダイオードに
おける発光ダイオード素子の配列例である。
【図9】本発明の第3実施形態に係るエリアCCDスキ
ャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係るエリアCCDス
キャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係るエリアCCDス
キャナの光学系の概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 エリアCCDスキャナ 22 写真フィルム(原稿) 30 エリアCCD(エリアセンサ) 64 発光ダイオード(光源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA05 AB04 BA01 BB04 BC04 BC09 BC12 CA19 CB05 DA04 DA06 5C072 AA01 BA08 BA19 CA05 CA07 CA12 CA14 DA04 DA16 EA08 FB25 QA11 UA20 VA03 5C077 LL02 LL13 LL19 MM03 MM30 MP08 PP06 PP08 PP32 PP54 PQ22 RR11 RR19 SS03 TT09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取用可視光と不適正画素検出用非
    可視光を用いて原稿に記録された画像を読み取り、不適
    正画素の画像データを修正する画像読取装置であって、 前記画像読取用可視光と、不適正画素検出用非可視光を
    発する、発光ダイオードからなる光源と、 前記画像を透過又は反射した光が入射されることによっ
    て、当該画像を読み取るエリアセンサと、 前記エリアセンサで非可視光によって読み込んだ非可視
    光画像データに基づいて不適正画素を検出し、可視光に
    よって読み込んだ可視光画像データの不適正画素を修正
    する画像処理部と、 を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記光源は、可視光を発する発光ダイオ
    ード素子と、非可視光を発する発光ダイオード素子がそ
    れぞれアレイ状に配置されたことを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は、可視光領域3波長と非可視
    光領域1波長とを含む少なくとも4波長以上の各波長の
    発光ダイオード素子を同じパターンで面状に配置したこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記光源は、異なる波長で発光する複数
    種類の発光ダイオード素子を縦横に配置したものであっ
    て、 少なくとも縦横いずれか一方の方向に前記複数種類の発
    光ダイオード素子を交互に配置し、前記一方の方向と他
    方の方向における隣接する発光ダイオード素子間の間隔
    の比を1:(発光ダイオード素子の種類数)とすること
    を特徴とする請求項2または3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記光源は、可視光領域3波長と非可視
    光領域1波長とを含む少なくとも4波長以上の波長でそ
    れぞれ発光する場合、それぞれの波長の光の光分布が均
    一となるように発光ダイオード素子を配置したことを特
    徴とする請求項3または4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記光源は、中央部よりも周辺部に密に
    配置された複数の発光ダイオード素子からなることを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記光源は、可視光を発する複数の発光
    ダイオード素子と非可視光を発する複数の発光ダイオー
    ド素子とからなり、所定面積当りに配置された発光ダイ
    オード素子のうち非可視光を発する発光ダイオード素子
    が占める割合を中央部から周辺部に向かって増大させた
    ことを特徴とする請求項1または6記載の画像読取装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光源と前記原稿の間に光源からの光
    を内部の反射面で反射させ原稿に照射するミラーボック
    スを備え、光源からの光が入射するミラーボックスの入
    射口の周辺部よりも中央部の拡散度を高くする拡散手段
    を前記入射口に設けたことを特徴とする請求項1〜7の
    いずれか1項記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記光源と前記原稿の間に光源からの光
    を内部の反射面で反射させ原稿に照射するミラーボック
    スを備え、光を原稿に射出するミラーボックスの射出口
    の周辺部よりも中央部の拡散度を高くする拡散手段を前
    記射出口に設けたことを特徴とする請求項1〜8のいず
    れか1項記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記拡散手段は、前記入射口または射
    出口の中央部のみに配置された拡散部材であることを特
    徴とする請求項8又は9記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記拡散手段は、前記入射口または射
    出口に配置され中央部が周辺部よりも肉厚な拡散部材で
    あることを特徴とする請求項8又は9記載の画像読取装
    置。
  12. 【請求項12】 前記光源と前記原稿の間に光源からの
    光を内部の反射面で反射させ原稿に照射するミラーボッ
    クスを備え、光源からの光が入射するミラーボックスの
    入射口または光を原稿に射出するミラーボックスの射出
    口の中央部のみにNDフィルタが配置されたことを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか1項記載の画像読取装
    置。
  13. 【請求項13】 前記光源と前記原稿の間に光源からの
    光を内部の反射面で反射させ原稿に照射するミラーボッ
    クスを備え、前記反射面が拡散部材から形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の
    画像読取装置。
  14. 【請求項14】 エリアセンサを構成する撮像素子の蓄
    積時間を制御することによって、エリアセンサが受光す
    る光の光量を制御することを特徴とする請求項1〜13
    のいずれか1項記載の画像読取装置。
  15. 【請求項15】 前記発光ダイオードの駆動出力を制御
    することによって、エリアセンサが受光する光の光量を
    制御することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1
    項記載の画像読取装置。
  16. 【請求項16】 光源から発せられる波長の異なる光に
    対応した各シェーディング補正値を予め記憶し、各波長
    毎に読み取られた画像データを前記シェーディング補正
    値によって補正する補正手段を備えることを特徴とする
    請求項1〜15のいずれか1項記載の画像読取装置。
  17. 【請求項17】 前記原稿の無い状態で画像を読み取
    り、エリアセンサの出力値に基づいて各発光ダイオード
    素子の出力を個別に制御することによって、シェーディ
    ング補正を行うことを特徴とする請求項1〜16のいず
    れか1項記載の画像読取装置。
  18. 【請求項18】 前記原稿と前記光源の間に光量を検出
    する光電変換手段を備え、光電変換手段の出力に基づい
    て前記発光ダイオードの出力を制御して一定に保つこと
    を特徴とする請求項1〜17のいずれか1項記載の画像
    読取装置。
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