JP2007005239A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 導通検査時に雌端子に損傷を与えること等を防止する。
【解決手段】 フロントマスク70は、正規位置よりも差込方向の手前の検査位置で仮保持可能である。この検査位置では、小端子挿入口75Sには、対応する小キャビティ24Sよりも差込方向の後方の小キャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sにおける前縁の一部が臨み、同小端子挿入口75Sが、導通検査用のプローブ80が挿入される検査口に兼用される。同フロントマスク70には、検査位置で仮保持された場合に、差込方向の最前方の小キャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sにおける前縁の一部が臨む専用の検査口82が形成されている。検査口に兼用される小端子挿入口75Sが正方形であるのに対して、専用の検査口82は円形に形成される。
【選択図】 図12

Description

本発明は、導通検査を行う部分の構造に改良を加えたコネクタに関する。
雌コネクタは一般に、雌側のコネクタハウジングに設けられた端子収容部に複数のキャビティが並んで形成され、各キャビティ内に、相手の雄端子のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌端子が収容された構造である。ここで特に多極のコネクタでは、各雌端子が正規のキャビティに収容されているか否かを検査するために、各雌端子に検査プローブを当てるようにしている。具体的には、キャビティの前面に開口されたタブ挿入用の端子挿入口からプローブを挿入し、雌端子の接続部内に差し込んでその接続部内に配された弾性接触片の一部に当てるようになっている。なお、このようなプローブを用いて導通検査を行うものは、例えば特許文献1に記載されている。
特開平11−45761号公報
ところで上記したプローブは、検査用の治具等に装備されてレバー操作により進退駆動されるようになっており、プローブの進入ストロークは決められているのであるが、何らかの都合でプローブが深く入り過ぎたりすると、弾性接触片が過度に撓み変形してへたり等が生じるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、導通検査時に雌端子に損傷を与えること等を防止するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングに設けられた端子収容部には複数のキャビティが並んで形成され、各キャビティ内には、相手の雄端子のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌端子が収容されたコネクタにおいて、前記キャビティの前面壁を構成しかつ前記雄端子のタブが挿入される端子挿入口を前記各キャビティと対応した配列で形成してなるフロントマスクが、前記コネクタハウジングとは別体に設けられ、このフロントマスクが前記端子収容部の前面において前記キャビティの並び方向に沿って差し込まれて、各端子挿入口が対応するキャビティと整合する正規位置に装着されるとともに、前記フロントマスクは、前記正規位置よりも差込方向の手前の検査位置で仮保持可能であって、この検査位置では、前記端子挿入口には、対応するキャビティよりも前記差込方向の後方のキャビティに収容された前記雌端子の前記接続部における前縁の一部が臨み、前記端子挿入口が、導通検査用のプローブが挿入される検査口に兼用可能であり、かつ前記フロントマスクには、前記検査位置で仮保持された場合に、前記差込方向の最前方のキャビティに収容された前記雌端子の前記接続部における前縁の一部が臨む専用の検査口が形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記端子挿入口と前記専用の検査口とは、正面形状を異にして形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記端子挿入口の口縁には、テーパ状の誘い込み面が全周にわたって形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記フロントマスクには、前記正規位置に装着された場合に、相手のコネクタハウジングの嵌合面に設けられた相手の誤組み防止部と凹凸嵌合可能な誤組み防止部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
導通検査は、フロントマスクが検査位置に仮保持された状態で行われ、プローブが、フロントマスクにおける差込方向の最後方の端子挿入口を除いた端子挿入口と、専用の検査口に対して挿入される。検査口となる端子挿入口には、対応するキャビティよりも後方に位置するキャビティに収容された雌端子の接続部の前縁が、また専用の検査口には、最前方のキャビティに収容された雌端子の接続部の前縁がそれぞれ臨んでいて、挿入された各プローブがそれらの雌端子の接続部の前縁に当たることで、各雌端子の導通検査が行われる。フロントマスクが正規位置に差し込まれると、各端子挿入口が対応するキャビティと整合する。
プローブが雌端子の接続部の前縁の一部に当てられるのであるから、プローブが接続部内に進入することが規制され、接続部内に配された弾性接触片等に損傷を与えることが防止される。
<請求項2の発明>
専用の検査口は、端子挿入口とは正面形状が異なることで区別される。したがって外観から、端子挿入口の数すなわち極数を正確に把握できる。
<請求項3の発明>
例えば、端子収容部の前壁に対して端子挿入口を直接に形成する場合は、ランスを形成するための抜き孔を端子挿入口と連通して形成する必要がある。したがって、端子挿入口にはテーパ状の誘い込み面を全周に形成できない。その点本願では、別体のフロントマスクを備えてそこに端子挿入口を設ける構造であるから、フロントマスクに対してランスの抜き孔を形成する必要がなく、せいぜいランス解除用の治具を挿入する治具挿入口を端子挿入口とは離間して形成すれば足りる。したがって端子挿入口の口縁には、その全周にわたってテーパ状の誘い込み面を形成することができ、相手の雄端子のタブを誘い込みつつ、対応する雌端子に対して正確にかつスムーズに嵌合接続させることができる。
<請求項4の発明>
コネクタハウジングはフロントマスクを正規位置に装着した状態で相手のコネクタハウジングと嵌合され、両コネクタハウジングが正規に対応したものであれば、それぞれの誤組み防止部が互いに凹凸嵌合して両コネクタハウジングが正規に嵌合される。両コネクタハウジングが上下等の向きを異にして嵌合されたり、あるいは仕様の異なる相手のコネクタハウジングに嵌合されると、誤組み防止部同士が凹凸嵌合することなく、両コネクタハウジングが嵌合できず、誤組み付けであることが検知される。
両コネクタハウジングが正規に対応したものであっても、フロントマスクが正規位置に装着されていないときは、同じく誤組み防止部同士が凹凸嵌合せず、したがってフロントマスクの装着状態も検知可能である。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図19に基づいて説明する。
本実施形態では、レバー式の防水コネクタを例示しており、図1及び図2に示すように、互いに嵌合される雄側のコネクタハウジング10(以下、雄ハウジング10という)と、雌側のコネクタハウジング20(以下、雌ハウジング20という)とを備えている。なお以下では、各ハウジング10,20において、それぞれ嵌合面側を前面側として説明する。
また本願のコネクタは、大きさが異なる端子金具を同一のコネクタハウジングに収容したハイブリッド形式であるため、端子金具に大小2種類があることに加えて、同端子金具に関連した部位でも大小がある。そこで以下では、各部品、部位について、大小共通に説明する場合は同じ符号を付し、大小区別して説明する場合は、同符号に添え字「L」または「S」を付して区別することとする。
相手側となる雄ハウジング10は機器直結型であって、図3にも示すように、例えば合成樹脂製の機器ケース11の壁面から角筒状をなすフード部12が突設された形状である。フード部12の奥面からは、複数の雄端子13における一端側のタブ14が整列して突出されている。詳細には、フード部12の奥面における正面から見た右側に寄った領域では、大きいサイズの雄端子13L(以下、大雄端子13Lという)のタブ14Lが4段2列にわたり、また中央部から左側に寄った領域では、小サイズの雄端子13S(以下、小雄端子13Sという)のタブ14Sが同じく4段でかつ6列にわたってそれぞれ配列されている。各タブ14は、フード部12の開口縁からほぼ2/3深さの位置まで突出している。
フード部12の奥面からは、上面と下面とに沿うようにして3本ずつのガイドリブ16が形成されている。各ガイドリブ16は、フード部12内のほぼ1/3深さの位置まで突出している。ただし、上側と下側とで、間隔等の配列が異なっている。
フード部12の奥面からは、雌ハウジング20側との誤組み付けを防止するための4本の誤組み防止リブ17が突出して形成されている。誤組み防止リブ17は横長断面の板状に形成され、小雄端子13Sのタブ14Sが配された領域におけるほぼ四隅において、各タブ14Sより少し長い突出長で突出している。
なおフード部12の上下両外面には、幅方向中央部の前端寄りの位置に、一対のフォロワ18が突設されている。
次に、雌ハウジング20について説明する。雌ハウジング20は合成樹脂製であって、図4及び図5にも示すように、後部側が一回り大きくなった段付きのブロック状に形成されており、前部側が端子収容部21であって、上記した雄ハウジング10のフード部12内にほぼ緊密に嵌合可能となっている。一方の後部側の内部には、後面に開口した装着凹部22が形成されている。
端子収容部21の前面には、詳しくは後記するように、前壁を構成するフロントマスク70が装着されるようになっている。
端子収容部21内には、雌端子26を収容する複数のキャビティ24が、前後方向に開口した形態で形成されている。詳細には、図6に示すように、正面から見た左側に寄った領域では、大きいサイズの雌端子26L(以下、大雌端子26Lという)を収容する大キャビティ24Lが、上記した雄ハウジング10に装着された大雄端子13Lのタブ14Lと対応して、4段2列にわたって形成されている。また中央部から右側に寄った領域では、小サイズの雌端子26S(以下、小雌端子26Sという)を収容する小キャビティ24Sが、小雄端子13Sのタブ14Sと対応して4段でかつ6列にわたって形成されている。
大キャビティ24Lは、いずれも底面側にランス25が設けられている。一方、小キャビティ24Sは、上下2段ずつの各組において、互いに向かい合わせの形状で形成され、すなわち各組のうちで上段の小キャビティ24Sは天井側に、下段の小キャビティ24Sは底面側にそれぞれランス25が設けられている。また各組において、上段側の小キャビティ24S列の方が、下段側の小キャビティ24S列に対して、若干右側にずれて形成されている。
大雌端子26Lと小雌端子26Sとは、いずれも弾性接触片27を内部に収容したほぼ角筒形をなす接続部28L,28Sを備え、電線30の端末に固着されるようになっている。なお、小雌端子26Sでは、弾性接触片27が幅方向における正面から見た幅方向の右側に偏って形成され、接続部28の左側縁から、そのスペースを埋めるようにして前面板29が直角曲げされて形成されている。
大キャビティ24Lには大雌端子26Lが後方から挿入され、フロントマスク70で前止まりされるとともに、ランス25で弾性的に係止されて収容される。また小キャビティ24Sには、小雌端子26Sが上下反転したいずれかの姿勢で後方から挿入され、同じくフロントマスク70で前止まりされるとともに、ランス25で弾性的に係止されて収容されるようになっている(図10及び図11参照)。
また、端子収容部21には、図5に示すように、側面に開口されたリテーナ挿入口32からサイドタイプのリテーナ33が装着可能とされ、各雌端子26の接続部28の後縁(あご部)に係止して二重に抜け止めし得るようになっている(図17参照)。
雌ハウジング20の後面に開口された装着凹部22の前側(奥側)には、一括ゴム栓35が装着され、これがリアホルダ40で押さえられて抜け止めされるようになっている。
一括ゴム栓35には、上記した雌端子26を固着した電線30を緊密に挿通する電線挿通孔36が、各キャビティ24と対応した位置ごとに整列して形成されている。なお、図17に示すように、大径と小径の電線30L,30Sに対応して、大径と小径の電線挿通孔36L,36Sが形成されている。
リアホルダ40は合成樹脂製であって、図10にも示すように、装着凹部22の後側にほぼ緊密に嵌り、かつ一括ゴム栓35の後面を押圧可能な厚板状の基部41の回りに、装着凹部22の外壁22Aの外側に嵌合される筒部42が形成された形状となっている。
基部41には、図7に示すように、一括ゴム栓35の電線挿通孔36と対応する位置ごとに、大小の雌端子26L,26Sを電線30L,30Sともども挿通可能な挿通路43L,43Sが貫通して形成されている。
リアホルダ40の筒部42における上下の内壁面には、幅方向の中央部にあり溝45が、その両側にガイド溝46がそれぞれ前後方向を向いて形成される一方、雌ハウジング20における装着凹部22の外壁22Aの上下の面には、あり47とその両側にガイドリブ48が形成されている。また、リアホルダ40の筒部42の左右の面には、図2に示すように、一対の係止枠50が前方に突出した形態で撓み変形可能に設けられており、リアホルダ40の筒部42が、あり47とあり溝45、またガイドリブ48とガイド溝46との嵌合で案内されつつ、雌ハウジング20の装着凹部22の外壁22Aに所定深さ嵌合されると、同外壁22Aの左右の面に突設された係止突部51に係止枠50が弾性的に係止し、抜け止め状態で装着されるようになっている。この係止位置では、リアホルダ40の基部41の前面が一括ゴム栓35の後面の直後に位置し、かつリアホルダ40は、この係止位置から前方への移動可能となっている。
リアホルダ40には、レバー55が装着されるようになっている。レバー55は同じく合成樹脂製であって、操作部56の両端から左右一対の側板57が延出された全体として門型に形成されている。一方、リアホルダ40の筒部42における上下の外面には、回動軸53が対称に立てられており、レバー55は、両側板57に形成された軸受孔58を回動軸53に嵌めることにより、回動可能に支持されるようなっている。
レバー55の両側板57には、所定の湾曲形状をなすカム溝60が、その入口60Aを側板57の外周縁に開口させた形態で形成されている。このカム溝60には、上記した雄ハウジング10に設けられたフォロワ18が嵌合可能とされている。
レバー55は初めに、図1に示すように、カム溝60の入口60Aが前方を向いた初期位置に装着され、係る状態から雌ハウジング20を雄ハウジング10に対して嵌合すると、雄ハウジング10のフォロワ18がカム溝60の入口60Aに臨み、引き続いてレバー55を、同図の時計回り方向に回動すると、フォロワ18がカム溝60に沿って移動しつつ雌ハウジング20が引き寄せられるようになっている。なおレバー55は、両ハウジング10,20の嵌合動作が完了したあと、さらなる回動操作を行うことが可能となっており、これにより、リアホルダ40がさらに前進し、その基部41が一括ゴム栓35を厚さ方向に圧縮するようになっている。すなわち、レバー55の回動ストロークは、雄雌のハウジング10,20の嵌合動作に要するストロークに、一括ゴム栓35の圧縮動作に要するストロークを付加して設定されている。
なお、上記したリアホルダ40の後面には、電線カバー65が装着されるようになっている。電線カバー65は、前面及び右側面が開放されたキャップ状に形成されている。電線カバー65は、詳しい説明は省略するが、両側面に設けられた2枚ずつのロック片66を、リアホルダ40の後面の対応位置に突設されたロック受け部67(図10参照)に弾性的に嵌めることで取り付けられ、リアホルダ40の後面から引き出された各電線30L,30Sは、電線カバー65内で屈曲案内されて、導出口68から側方(図2の下側)へ引き出されるようになっている。
また、端子収容部21の外周面における段差部21Aには、相手の雄ハウジング10との間をシールするためのハウジングシール69が嵌着されている。
さて、雌ハウジング20における端子収容部21の前面には、フロントマスク70が装着されるようになっている。フロントマスク70は合成樹脂製であって、雌ハウジング20とは別体として形成されている。
フロントマスク70は、図8及び図9に示すように、端子収容部21の前面を覆うように配される前板部71と、前板部71の左側縁から後方へ突出する側板部72と、前板部71の上下両端と側板部72の上下両端とに連なりさらに後方へ突出する天板部73と底板部74とから構成されている。
前板部71には、雄ハウジング10における雄端子13のタブ14と対応する位置ごとに、端子挿入口75が形成されている。これらの端子挿入口75は、後記するように、フロントマスク70が正規位置に装着された場合に、対応するキャビティ24と連通可能となっている。したがって、前板部71における正面から見た左側に寄った領域では、大雄端子13Lのタブ14Lを挿入可能な横長の長方形状をなす大きいサイズの端子挿入口75L(以下、大端子挿入口75Lという)が4段2列にわたって形成され、また中央部から右側に寄った領域では、小雄端子13Sのタブ14Sを挿入可能な正方形状の小サイズの端子挿入口75S(以下、小端子挿入口75Sという)が、同じく4段でかつ6列にわたって形成されている。
これらの端子挿入口75は、各段の間隔は一定である。また横列方向では、2個の大端子挿入口75Lが所定間隔を開け、また6個の小端子挿入口75Sが一定ピッチで並び、隣り合う大端子挿入口75Lと小端子挿入口75S列との間も所定間隔を開けて配されている。
各端子挿入口75L,75Sでは、上下及び左右の4口縁において、奥狭まりとなったテーパ状の誘い込み面76が形成されている。
また、前板部71には、各キャビティ24に配されたランス25を強制的に撓み変形させて係止を解除するするための治具を挿入する治具挿入口78が形成されている。大キャビティ24L用としては、大端子挿入口75Lの下部口縁の下側の左端寄りに形成されている。また、小キャビティ24S用としては、上下2段で組をなす小端子挿入口75Sにおいて、上段の小端子挿入口75Sでは、上部口縁の上側の右端寄りに、下段の小端子挿入口75Sでは、下部口縁の下側の左端寄りに、それぞれ治具挿入口78が形成されている。
このように治具挿入口78が、端子挿入口75からは分離して設けられることで、上記したように、各端子挿入口75には、その四方全周にわたって誘い込み面76が形成される。
上記した小端子挿入口75Sのうち、図8における左端の4段の小端子挿入口75Sを除いた残りの小端子挿入口75Sは、導通検査用のプローブ80(図17参照)が前方から挿入される検査口を兼ねている。また、各段における右端の小端子挿入口75Sの右側には、同プローブ80が挿入される専用の検査口82が、小端子挿入口75Sの列と同じピッチで形成されている。この専用の検査口82は、小端子挿入口75Sとは違って円形状に形成されている。ただし、この検査口82の口縁にも、奥狭まりとなったテーパ状の誘い込み面83が全周にわたって形成されている。
なお、大雌端子26L側の検査口としては、左側の大雌端子26L用には、右側の大端子挿入口75Lに付設された治具挿入口78が当てられる。また右側の大雌端子26L用としては、2段目と4段目の大雌端子26Lには、同段の一番左の小端子挿入口75Sに付設された治具挿入口78が当てられ、また1段目と3段目の大雌端子26Lには、後記するリブ挿入溝93の上面左端部に連設された連設口84が当てられるようになっている。
フロントマスク70は、端子収容部21の前面において、正面から見た左側から差し込み装着されるようになっている。そのため、フロントマスク70の天板部73と底板部74との対向面には、図9に示すように、奥行方向のほぼ中間位置に、左右方向に延びたガイドレール85が形成されている一方、端子収容部21の上下両面には、図10に示すように、上記のガイドレール85を挿通案内するガイド溝86が全幅にわたって形成されている。
また、前板部71の裏面の上下両縁には、図5及び図9に示すように、幅方向の中央部において被係止部87が突設されている。この被係止部87は、差込方向の後面側が切り立った係止面87Aで、前面側がテーパ状のガイド面87Bとされている。一方、端子収容部21の前面の上下両縁には、図6に示すように、上記した被係止部87が摺動可能な摺動溝88が、左側縁から幅方向の中央部にわたって切り込み形成されており、この摺動溝88の奥側に寄った位置には、手前側に仮係止突部89が、奥側に本係止突部90が所定間隔を開けて形成されている。
したがってフロントマスク70は、前板部71の裏面を端子収容部21の前面に当て、ガイドレール85をガイド溝86に、また被係止部87を摺動溝88に沿わせつつ差し込まれ、まず被係止部87が仮係止突部89を乗り越えて係止されることで保持される(図11及び図12)。この位置が、フロントマスク70の検査位置となる。さらに差し込まれると、被係止部87が本係止突部90を乗り越えて係止されることで保持される(図14及び図15)。この位置が、フロントマスク70の正規位置となる。
フロントマスク70が検査位置にあるときには、図12及び図13に示すように、検査口となる小端子挿入口75Sには、対応するキャビティ24Sよりもフロントマスク70の差込方向の後方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの前縁の一部が臨むようになっている。また、専用の検査口82には、上記の差込方向の最前方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの前縁の一部が臨むようになっている。
なお、大雌端子26Lについては、接続部28Lの前縁における右下の角部が、検査口となる治具挿入口78または連設口84に臨むようになっている。
また、フロントマスク70が正規位置にあるときには、図15及び図16に示すように、前板部71の各端子挿入口75が対応するキャビティ24の前面開口とが整合し、後記するように、相手の雄端子13のタブ14が端子挿入口75からキャビティ24内に進入可能となっている。
なお、雌ハウジング20を成形する際には端子収容部21の前面にランス25の撓み空間が開口するが、フロントマスク70が正規位置に至ると、係るランス25の撓み空間の前方が前板部71によって閉塞されるから、撓み空間内に異物が進入してランス25が不用意に撓み変形する事態を回避できる。
フロントマスク70の側板部72は、フロントマスク70を検査位置から正規位置へ押し込む際の操作部となるが、正規位置に押し込まれた際には、図14に参照して示すように、同側板部72は端子収容部21の左側面に当接する。なお、側板部72の後端側には、リテーナ挿入口32を逃がす逃がし窓72Aが形成されている。
また、天板部73と底板部74とには、上記した雄ハウジング10のフード部12に設けられたガイドリブ16が進入可能なガイド溝91が、前面から切り込み形成されている。これらのガイド溝91は、フロントマスク70が正規位置に装着されて初めて、ガイドリブ16を導入可能となる。
さらに前板部71には、雄ハウジング10側の誤組み防止リブ17と同じ配列でリブ挿入溝93が形成され、これらのリブ挿入溝93は、フロントマスク70が正規位置に装着されて初めて、誤組み防止リブ17が導入可能であり、また端子収容部21の前面に穿設された受け溝94にも整合可能となっている。なお、左側の上下2つのリブ挿入溝93には、上記したように検査口となる連設口84が形成されている。
また、フロントマスク70は、ハウジングシール69の直前位置に装着され、その抜け止めにも機能するようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、雌ハウジング20の後面の装着凹部22に一括ゴム栓35が装着され、その後方からリアホルダ40が基部41を装着凹部22に嵌入しつつ装着され、基部41が一括ゴム栓35の後面に軽く当たったところで押し込みが停止されるとともに、係止枠50が係止突部51に弾性的に係止して抜け止め状態で装着される。それとともに、端子収容部21の外周の段差部21Aにハウジングシール69が前方から嵌着され、続いて図10に示すように、フロントマスク70がガイド溝86に沿わせつつ、端子収容部21の前面を覆うようにしてスライド装着され、被係止部87が仮係止突部89に係止されることで、検査位置に保持される。またリテーナ33が、リテーナ挿入口32に差し込まれ、雌端子26の挿入が許容される仮係止位置で保持される。
この状態から、電線30の端末に固着された雌端子26が、リアホルダ40の挿通路43に差し込まれ、続いて一括ゴム栓35の電線挿通孔36を弾性的に広げつつ通過して、対応するキャビティ24内に挿入される。このとき一括ゴム栓35は、未だ厚さ方向に圧縮されていなくて、電線挿通孔36が縮径されていないから、比較的低抵抗で挿入できる。雌端子26がフロントマスク70の前板部71に当たるまで挿入されたところで、ランス25によって一次係止され、続いてリテーナ33を本係止位置まで押し込むことにより二重係止される。
雌端子26が上記のように組み込まれたところで、導通検査が行われる。それには、雌ハウジング20が導通検査装置にセットされ、小雌端子26S用として、フロントマスク70に開口された検査口を兼ねた端子挿入口75Sと専用の検査口82に対し、また、大雌端子26L用として、検査口となる治具挿入口78と連設口84に対して、図17に示すように、プローブ80が前方から差し込まれる。
このとき、図12及び図13(A)に示すように、検査口となる1段目と3段目の小端子挿入口75Sには、フロントマスク70の差込方向の後方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの前面板29の一部が臨み、また同段の専用の検査口82には、同差込方向の最前方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの前面板29が臨む。また検査口となる2段目と4段目の小端子挿入口75Sには、同差込方向の後方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sにおける右側の前縁が臨み、また同段の専用の検査口82には、同差込方向の最前方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの右側の前縁が臨む。
また、大雌端子26Lについては、図13(B)に示すように、接続部28Lの前縁における右下の角部が、検査口となる治具挿入口78または連設口84に臨む。
したがってプローブ80は、各検査口に対し、特に小雌端子26S用の検査口75S,82には誘い込み面76,83で誘い込まれつつ正規に進入し、そこに臨んでいる雌端子26の接続部28の前縁に突き当たることで導通検査が行われる。
ここで、雌端子26が対応するキャビティ24に正規に入っていない等の不具合があれば、リテーナ33を仮係止位置に戻したのち、対応するキャビティ24の治具挿入口78から治具を入れてランス25を強制的に撓み変形させることで係止を解除し、電線30を引っ張ることによって、雌端子26を一括ゴム栓35の電線挿通孔36からリアホルダ40の挿通路43を通して引き抜く。このときも、一括ゴム栓35は圧縮されておらず電線挿通孔36が縮径されていないから、比較的低抵抗で引き抜くことができる。
雌端子26を入れ直したら、再度導通検査を行う。
導通検査が終了したら、フロントマスク70が検査位置から正規位置に押し込まれ、被係止部87が本係止突部90に係止されることで正規位置に保持される。フロントマスク70が正規位置に保持された状態では、図15及び図16に示すように、各端子挿入口75が対応するキャビティ24の前面開口と整合し、言い換えると、各端子挿入口75には対応する雌端子26の接続部28の前面開口が整合した状態となる。
一方、リアホルダ40の後面に引き出された電線30がまとめられるとともに、リアホルダ40の後面側に電線カバー65が被着され、電線30が電線カバー65内で屈曲案内されて、導出口68から引き出される。続いてレバー55が、リアホルダ40の外側の嵌められて、図1に示す初期位置に装着される。
以上のように組み付けられた雌ハウジング20が、図1及び図2の矢線に示すように、相手の雄ハウジング10に対して嵌合される。所定量嵌合されると、フロントマスク70のガイド溝91に、相手のフード部12のガイドリブ16が進入するとともに、図18に示すように、レバー55のカム溝60の入口60Aにフォロワ18が進入する。続いて、操作部56を摘んでレバー55を同図の時計回り方向に回動させると、カム溝60とフォロワ18との間のカム作用により、雌ハウジング20が雄ハウジング10に対して引き寄せられる。
雌ハウジング20の引き寄せが始まると、フード部12の奥面から突設された誤組み防止リブ17が、フロントマスク70に形成されたリブ挿入溝93から、端子収容部21の前面の受け溝94にわたって次第に進入し、それとともに、フード部12の奥面から突設された雄端子13のタブ14が、フロントマスク70の対応する端子挿入口75に対して誘い込み面76で誘い込まれつつ正規に挿入され、その後方のキャビティ24に進入して同キャビティ24内に収容されている雌端子26の接続部28内に前方から次第に挿入される。
このとき仮に、雌ハウジング20が上下反対の誤った姿勢で嵌合されると、フード部12側の誤組み防止リブ17が、フロントマスク70のリブ挿入溝93と整合しないために、レバー55の回動操作により雌ハウジング20が引き寄せられて直ぐに、誤組み防止リブ17がフロントマスク70の前板部71の表面に当たり、それ以上のレバー55の回動操作ができない。そのため、雌ハウジング20の嵌合姿勢が誤っていたことが検知される。なお上記以外にも、雌ハウジング20が、正規では無い異仕様の雄ハウジング10に嵌合された場合、あるいはフロントマスク70が正規位置に正確に装着されていない場合にも、これを検知できる。
また、ハウジング10,20同士の誤組み付けや、フロントマスク70の誤装着は、両ハウジング10,20の嵌合のし始めにおいて、フード部12側のガイドリブ16と、フロントマスク70側のガイド溝91とが嵌合するか否かでも検知できる場合があるが、上記した誤組み防止リブ17を利用した検知は、ガイドリブ16を利用して検知できなかった場合の保証になるとも言える。
ハウジング10,20の誤組み等が検知されたら、正規に修正して再度嵌合すればよい。
レバー55の回動が進んで、フォロワ18がカム溝60の終端に至る手前に移動すると、フロントマスク70の前面がフード部12の奥面に当接し、両ハウジング10,20のそれ以上の接近動作が阻止される。この状態では、各雌端子26の接続部28内には相手の雄端子13のタブ14が正規深さで挿入され、両端子13,26が導通可能に接続された状態にある。
さらにレバー55を回動させると、図19に示すように、リアホルダ40が前方に移動され、基部41が一括ゴム栓35の後面を押すことで、一括ゴム栓35が厚さ方向に圧縮され、それに伴い電線挿通孔36が縮径されて、電線30が周方向から緊密に締め付けられ、すなわちより強固にシールされる。レバー55が終端位置まで回動されたら、レバー55の後縁の被ロック部57が、電線カバー65に設けられたレバーロック部96に弾性係止し、レバー55の戻し操作が規制され、かつ両ハウジング10,20の離脱動作が規制される。
以上のように本実施形態によれば、導通検査は、フロントマスク70が検査位置に仮保持された状態で行われ、小雌端子26Sについては、フロントマスク70に開口された小端子挿入口75Sのうちのフロントマスク70の差込方向の最後方の小端子挿入口75Sを除いた小端子挿入口75Sと、専用の検査口82に対してプローブ80が挿入され、それらの小端子挿入口75Sには、対応するキャビティ24Sよりも後方に位置するキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの前縁が、また専用の検査口82には、最前方のキャビティ24Sに収容された小雌端子26Sの接続部28Sの前縁の一部がそれぞれ臨んでいて、挿入された各プローブ80がそれらの小雌端子26Sの接続部28Sの前縁に当たることで、各小雌端子26Sの導通検査が行われる。すなわち、プローブ80が小雌端子26Sの接続部28Sの前縁の一部に当てられるのであるから、プローブ80が接続部28S内に進入することが規制され、接続部28S内に配された弾性接触片27等に損傷を与えることが防止される。
なお、大雌端子26Lについても、プローブ80は接続部28Lの前縁の角部に当てられることで、同様に接続部28L内に進入することが規制される。
また、小雌端子26Sの専用の検査口82は、小端子挿入口75Sとは正面形状が異なることで区別され、したがって外観から、小端子挿入口75Sの数すなわち極数を正確に把握できる。
雌ハウジング20はフロントマスク70を正規位置に装着した状態で相手の雄ハウジング10と嵌合され、両ハウジング10,20が正規に対応したものであれば、誤組み防止リブ17とリブ挿入溝93とが凹凸嵌合して両ハウジング10,20が正規に嵌合される。両ハウジング10,20が上下等の向きを異にして嵌合されたり、あるいは仕様の異なる相手のハウジングに対して嵌合されると、誤組み防止リブ17とリブ挿入溝93とが凹凸嵌合することなく、両ハウジング10,20が嵌合できず、誤組み付けであることが検知される。
両ハウジング10,20が正規に対応したものであっても、フロントマスク70が正規位置に装着されていないときは、同じく誤組み防止リブ17とリブ挿入溝93とが凹凸嵌合せず、したがってフロントマスク70の装着状態も検知可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)小雌端子用の専用の検査口の形状は、上記実施形態に例示した円形に限らず、例えば六角形や三角形等、要は小端子挿入口の正面形状と異なった形状であればよい。
なお、専用の検査口が小端子挿入口と正面形状が異なっていれば、極数を正確に把握する場合に有利であるが、同じ正面形状であってもよく、そのようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)本発明は、同一のコネクタハウジングに対して大きさの異なる端子金具を収容したハイブリッド形式には限らず、単一の大きさの端子金具を収容した通常のコネクタにも同様に適用可能である。例えば上記実施形態において、小雌端子のみが収容される形式であれば、全雌端子について、端子挿入口と専用の検査口のみを利用してプローブによる導通検査を行うことができる。
(3)また、ハイブリッド形式であっても、キャビティ、すなわちフロントマスクに形成される端子挿入口のピッチを適宜に設定すること等により、端子挿入口と専用の検査口のみを利用して導通検査を行うことも可能である。
(4)さらに本発明は、レバーを用いない形式のコネクタや、非防水のコネクタにも同様に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る両ハウジングの嵌合前の底面図 同底面側からの断面図 雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの側面図 フロントマスクとリテーナとの装着動作を示す断面図 雌ハウジングの正面図 リアホルダの正面図 フロントマスクの正面図 図8のIX−IX線断面図 フロントマスクが検査位置に装着された状態の側断面図 同底面側からの断面図 同正面図 (A)小雌端子の導通検査部分を示す部分正面図、(B)大雌端子の導通検査部分を示す部分正面図 フロントマスクが正規位置に装着された状態の底面側からの断面図 同正面図 (A)小雌端子の収容状態を示す部分正面図、(B)大雌端子の収容状態を示す部分正面図 導通検査状態を示す断面図 両ハウジングの嵌合初期状態の底面図 ロックレバーがロックされた状態の底面側からの断面図
符号の説明
10…雄ハウジング(相手のコネクタハウジング)
13S…小雄端子
14S…タブ
17…誤組み防止リブ(誤組み防止部)
20…雌ハウジング(コネクタハウジング)
21…端子収容部
24S…小キャビティ
26S…小雌端子
28S…接続部
29…前面板
70…フロントマスク
75S…小端子挿入口(検査口)
76,83…誘い込み面(テーパ面)
80…プローブ
82…専用の検査口
93…リブ挿入溝(誤組み防止部)

Claims (4)

  1. コネクタハウジングに設けられた端子収容部には複数のキャビティが並んで形成され、各キャビティ内には、相手の雄端子のタブと嵌合接続される筒形の接続部を備えた雌端子が収容されたコネクタにおいて、
    前記キャビティの前面壁を構成しかつ前記雄端子のタブが挿入される端子挿入口を前記各キャビティと対応した配列で形成してなるフロントマスクが、前記コネクタハウジングとは別体に設けられ、このフロントマスクが前記端子収容部の前面において前記キャビティの並び方向に沿って差し込まれて、各端子挿入口が対応するキャビティと整合する正規位置に装着されるとともに、
    前記フロントマスクは、前記正規位置よりも差込方向の手前の検査位置で仮保持可能であって、この検査位置では、前記端子挿入口には、対応するキャビティよりも前記差込方向の後方のキャビティに収容された前記雌端子の前記接続部における前縁の一部が臨み、前記端子挿入口が、導通検査用のプローブが挿入される検査口に兼用可能であり、
    かつ前記フロントマスクには、前記検査位置で仮保持された場合に、前記差込方向の最前方のキャビティに収容された前記雌端子の前記接続部における前縁の一部が臨む専用の検査口が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記端子挿入口と前記専用の検査口とは、正面形状を異にして形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記端子挿入口の口縁には、テーパ状の誘い込み面が全周にわたって形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記フロントマスクには、前記正規位置に装着された場合に、相手のコネクタハウジングの嵌合面に設けられた相手の誤組み防止部と凹凸嵌合可能な誤組み防止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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