JP2578430Y2 - コネクタにおけるリテーナの取付け構造 - Google Patents

コネクタにおけるリテーナの取付け構造

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JP2578430Y2
JP2578430Y2 JP1993067942U JP6794293U JP2578430Y2 JP 2578430 Y2 JP2578430 Y2 JP 2578430Y2 JP 1993067942 U JP1993067942 U JP 1993067942U JP 6794293 U JP6794293 U JP 6794293U JP 2578430 Y2 JP2578430 Y2 JP 2578430Y2
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Nissan Motor Co Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一定姿勢に取り付けら
れるコネクタの上面に形成したリテーナ取付孔にリテー
ナを嵌入して端子金具の抜止めを行うためのリテーナの
取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャビティ内に端子金具が装着されて一
定姿勢に取り付けられるコネクタにおいて、端子金具を
抜止め状態に保持するためのリテーナを取り付ける手段
としては、図6及び図7に示すものがある。このコネク
タ30は、図示しない相手側コネクタが嵌合されるフー
ド部31を有すると共に、内部に形成した複数のキャビ
ティ32内に図示しない端子金具を装着させるようにし
たものであり、パネル33に形成したコネクタ取付孔3
4にフード部31の先端部を嵌合させることによってキ
ャビティ32が縦方向に並列する姿勢に取り付けられ
る。なお、図6に示す状態では、フード部31には防塵
用のフードカバー34が取外し可能に嵌装されている。
【0003】このようにして取り付けられたコネクタ3
0には、その上面と下面とに開口してキャビティ32内
に連通する2つのリテーナ取付孔35,35が形成され
ており、各リテーナ取付孔35には、キャビティ32内
の正規位置に挿入されている端子金具に係止されるリテ
ーナ36が嵌入される。このリテーナ36が端子金具に
係止することにより端子金具は抜止め状態に保持され
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来のリテー
ナの取付け構造においては、リテーナ取付孔35に嵌入
されたリテーナ36のコネクタ30の外部に露出する面
が、図7に示すように、コネクタ30の外面30aのリ
テーナ取付孔36の孔縁部と面一となっていて、リテー
ナ取付孔35の内面とリテーナ36の外面との間の隙間
Sがそのリテーナ取付孔35の奥から真っ直ぐに延びて
そのままコネクタ30の外面30aに開口する状態とな
っているのである。このため、コネクタ30の上面にお
いては、そのリテーナ取付孔35とここに嵌入したリテ
ーナ36との間の隙間Sを通って水等がリテーナ取付孔
35内に浸入し、キャビティ32内の端子金具を濡らし
て微少ながらもリークしてしまう可能性があった。
【0005】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、コネクタの上面からリテーナ取付孔内に水等
が浸入するのを防止することのできるリテーナの取付け
構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のコネクタにおけ
るリテーナの取付け構造は、上記課題を解決するための
手段として、請求項1に記載のように、キャビティ内に
端子金具が装着されて所定姿勢に取り付けられるコネク
タの上面にキャビティに連通するリテーナ取付孔を形成
し、その取付孔に、端子金具を抜止状態に保持するため
のリテーナを嵌入するリテーナの取付け構造において、
リテーナ取付孔の開口縁をコネクタの上面から筒状に延
設すると共に、リテーナに、リテーナ取付孔の筒状延設
部の開口端面に当接してその取付孔を覆蓋するフランジ
を形成した構成としたところに特徴を有するものであ
る。
【0007】請求項2にかかるコネクタにおけるリテー
ナの取付け構造は、請求項1にかかる考案において、筒
状延設部のうちリテーナ取付孔の孔縁に沿う方向の一部
を他部よりも薄壁状に形成すると共に、フランジの周縁
に、筒状延設部の薄壁部分の外周面に嵌合する屈曲部を
形成したところに特徴を有する。請求項3にかかるコネ
クタにおけるリテーナの取付け構造は、請求項1または
請求項2にかかる考案において、フランジと筒状延設部
の当接部分に、リテーナ取外し用治具が係合される凹状
の治具引掛部を形成した構成としたところに特徴を有す
るものである。
【0008】
【作用】本考案においては、リテーナ取付孔にリテーナ
が嵌入されると、リテーナ取付孔の筒状延設部の開口端
面にリテーナのフランジが当接することによってリテー
ナ取付孔の開口が覆蓋される。この状態において、リテ
ーナ取付孔の真上からリテーナの上面に滴下した水等は
フランジの外面を伝ってコネクタの上面に流れる。しか
も、リテーナ取付孔の開口である筒状延設部はコネクタ
ハウジングの上面から立ち上がっていることから、コネ
クタの上面に流れた水等が筒状延設部を越えてリテーナ
取付孔内側へ流れ込むことはない。
【0009】請求項2にかかる考案においては、リテー
ナが正しい向きで嵌入されたときには、フランジの屈曲
部が筒状延設部の薄壁部分の外周面に嵌合されて、リテ
ーナがリテーナ取付孔の奥まで完全に嵌入される。リテ
ーナが間違った向きで嵌入されたときには、フランジの
屈曲部が筒状延設部の端面に引っ掛かってその外周面に
正しく嵌合しないため、リテーナをリテーナ取付孔内に
完全に嵌入することはできない。請求項3にかかる考案
においては、フランジと筒状延設部との当接部分は、そ
の構造上、横方向に面しており、ここに引掛部を形成し
ても水等が入りにくい。これは、従来のように上方に隙
間が面している構造であるとするとこの引掛部は上方に
面する凹部となってしまうため水がたまりやすいので、
これに比較して防水性が向上する。
【0010】
【考案の効果】上記作用によって説明したように、本考
案は、リテーナ取付孔の開口縁を筒状に延設してコネク
タの上面から立ち上げると共に、その筒状延設部の開口
端面にリテーナのフランジが当接してリテーナ取付孔の
開口を覆蓋するようにしたから、リテーナ取付孔内への
水等の浸入を確実に防止することができる。請求項2に
かかる考案によれば、リテーナが間違った向きで嵌入さ
れたときにはリテーナをリテーナ取付孔内に完全に嵌入
することができないようにしたから、リテーナの誤組み
付けを防止することができる。
【0011】請求項3にかかる考案によれば、横方向に
凹部が形成されているため、上方に面せざるをえない従
来のものに比べて防水性が向上する。
【0012】
【実施例】<実施例1> 以下、本考案を具体化した実施例1を図1乃至図4を参
照して説明する。本実施例のコネクタ1は、直方体状を
なすコネクタハウジング2の前面に長方形断面のフード
部3を突成したものであって、板面を鉛直に向けたパネ
ル4の内側(図3における右側)からその取付孔5に横
向きにしたフード部3の先端を嵌合させ、その上辺の係
合凸部6を取付孔5の上辺の孔縁に係合させると共に、
下辺のロック片7を弾性変形させつつ取付孔5の下辺の
孔縁に係合させることにより、一定の姿勢を保って固定
される。なお、図2,3においてフード部3に嵌装され
ているのは防塵用のフードカバー22である。
【0013】パネル4に固定したコネクタ1のコネクタ
ハウジング2の内部には、その後面(図2における右側
の面)とフード部3の奥端面とに開口する複数のキャビ
ティ8が縦横両方向に整列して形成されている。これら
のキャビティ8内には図示しない雄端子金具が後面側か
ら挿入され、各キャビティ8内に形成したランス9によ
りキャビティ8からの抜け不能状態に保持されるように
なっている。パネル4に固定したコネクタ1のフード部
3には相手側コネクタ10がパネル4の外側(図3にお
ける左側)からフード部3内に嵌入され、ボルト11に
よってコネクタ1から離脱不能に固定される。この相手
側コネクタ10にもキャビティ(図示せず)が形成され
ていて図示しない雌端子金具が挿入され、これらの雌端
子金具は、両コネクタ1,10が嵌合されるのに伴って
上記コネクタ1の雄端子金具と嵌合して電気的に接続さ
れるようになっている。
【0014】コネクタ1には、ランス9と共に二重係止
手段を構成してキャビティ8内の雄端子金具を抜け止め
状態に保持するリテーナ12,21が取り付けられる。
以下、その取付け構造について説明する。コネクタハウ
ジング2には、そのパネル4に固定された状態における
上面に開口して下方向へ穿設した長方形断面のリテーナ
取付孔13と、下面に開口して上方向へ穿設した長方形
断面のリテーナ取付孔14とが、夫々、複数室ずつのキ
ャビティ8を貫通するように形成されている。コネクタ
ハウジング2の上面に開口するリテーナ取付孔13の孔
縁には、その全周に亘ってコネクタハウジング2の上面
から上方へ立ち上がる長方形断面の筒状延設部15が形
成されている。この筒状延設部15の内周面はリテーナ
取付孔13の内周面と連続している。また、筒状延設部
15の互いに平行な前後2辺のうちの前側(図3,4に
おける左側)の辺15aの厚さは後側(図3,4におけ
る右側)の辺15bの厚さよりも薄く形成されている。
リテーナ取付孔13にはリテーナ12が嵌入される。リ
テーナ12には各キャビティ8に対応する複数の嵌通孔
16が前後両面に開口して形成されていると共に、各嵌
通孔16にはキャビティ8に挿入された雄端子金具に係
合される係止部17が形成されている。リテーナ12
は、キャビティ8内に雄端子金具を挿入するのに先立っ
てリテーナ取付孔13に嵌入されて、最終的な本装着位
置に至る手前の仮装着位置に保持される。この状態で雄
端子金具がキャビティ8に挿入され、その後、リテーナ
12が仮装着位置から本装着位置に移動される。これに
より、リテーナ12の係止部17が雄端子金具に係合し
て抜止め状態とする。
【0015】コネクタハウジング2の上面に開口するリ
テーナ取付孔13に嵌入されるリテーナ12には、その
上端の外周から鍔状に延出するフランジ18が全周に亘
って形成されている。このフランジ18は、リテーナ1
2がリテーナ取付孔13の本装着位置に至るまで完全に
嵌入された状態において筒状延設部15の上端面に当接
するようになっている。フランジ18の前側の辺の外縁
には下向きに突出する屈曲部19が形成されている。こ
の屈曲部19は、筒状延設部15の互いに厚さの異なる
上記前後両辺15a,15bのうちの厚さの薄い前側の
辺15aに対応するようになっていて、この前側の辺1
5aの外面に当接するように嵌合する。また、フランジ
18の後側の辺の外縁には、その下面側を切欠すること
によって治具引掛部20が形成されている。この治具引
掛部20は、リテーナ12をリテーナ取付孔13から抜
き取るための図示しないリテーナ取り外し用治具を係合
させるものである。
【0016】なお、コネクタハウジング2の下面に開口
するリテーナ取付孔14には上記の上面側のリテーナ取
付孔13に形成したような筒状延設部は設けられておら
ず、このリテーナ取付孔14に嵌入されるリテーナ21
には上面側のリテーナ12に形成したようなフランジは
設けられていない。したがって、リテーナ取付孔14に
リテーナ21が嵌入された状態においては、リテーナ2
1の下面がコネクタハウジング2の下面と面一になり、
リテーナ取付孔14とリテーナ21との隙間がそのまま
コネクタハウジング2の下面に開口するようになってい
る。次に本実施例の作用について説明する。コネクタハ
ウジング2の上面側のリテーナ取付孔13にリテーナ1
2を嵌入した状態においては、リテーナ12のフランジ
18が筒状延設部15の上端面に全周に亘って当接し、
これによって、リテーナ取付孔13の開口は蓋をされる
ように覆われる。この状態においては、リテーナ取付孔
13とリテーナ12との間の隙間は筒状延設部15の上
端面とフランジ18の下面との間において横方向または
下方向に開口している。従って、リテーナ取付孔13の
真上に滴下した水等は、リテーナ12及びそのフランジ
18の上面に落下してその外周縁から直接、または、筒
状延設部15の外周面を伝ってコネクタハウジング2の
上面に落下することとなり、リテーナ12とリテーナ取
付孔13との間の隙間に浸入することはない。また、リ
テーナ取付孔13の開口である筒状延設部15はコネク
タハウジング2の上面から立ち上がっていることから、
コネクタハウジング2の上面の水等が筒状延設部15を
乗り越えてリテーナ12とリテーナ取付孔13との間に
浸入するという恐れはない。
【0017】このように、本実施例のリテーナ取付け構
造によれば、コネクタハウジング2の上面に開口して設
けたリテーナ取付孔13内に水等が浸入するのを確実に
防止することができる。また、リテーナ12をリテーナ
取付孔13に嵌入する際において、リテーナ12の前後
の向きを逆にして嵌入しようとした場合には、リテーナ
12が本装着位置に至る前にそのフランジ18の屈曲部
19が筒状延設部15の前側の辺15aよりも厚い後側
の辺15bの上端面に当接し、それ以上のリテーナ12
の嵌入が阻止される。このように、リテーナ12の向き
が逆になっているときにはリテーナ12が完全に嵌入さ
れないため、リテーナ12が誤って前後逆向きに嵌入さ
れることに起因して雄端子金具を抜止めできなくなった
りするのが防止される。
【0018】さらに、一旦リテーナ取付孔13に嵌入し
たリテーナ12を取り外すときには、フランジ18の治
具引掛部20に図示しないリテーナ取外し用治具を係合
させることによってリテーナ12の取外しを行う。この
ように、治具を使用することにより、素手でリテーナ1
2を摘むようにする場合に比べてリテーナ12の取外し
を容易に行うことができる。また、このための凹部は水
平方向に閉口しており、水も浸入しにくい。なお、この
治具引掛部は筒状延設部15の上端に形成してもよい。 <実施例2> 以下、本考案を具体化した実施例2を図5を参照して説
明する。コネクタハウジング23の上面に開口させて形
成したリテーナ取付孔24の孔縁には、その全周に亘っ
てコネクタハウジング23の上面から上方へ立ち上がる
長方形断面の筒状延設部25が形成されている。このリ
テーナ取付孔24に嵌入されるリテーナ26には、その
上端の外周から鍔状に延出するフランジ27が全周に亘
って形成されている。さらに、フランジ27の外縁には
下向きに突出する筒状嵌合部28が全周に亘って形成さ
れている。この筒状嵌合部28は、筒状延設部25の外
面に当接するように外嵌される。また、フランジ27の
外周面には、図示しないリテーナ取り外し用治具を係合
させるための治具引掛部29が形成されている。
【0019】次に本実施例の作用について説明する。リ
テーナ取付孔24にリテーナ26を嵌入した状態におい
ては、リテーナ26のフランジ27が筒状延設部25の
上端面に全周に亘って当接すると共に、筒状延設部25
に筒状嵌合部28が外嵌してその先端面をコネクタハウ
ジング23の上面に当接させる。この状態においては、
リテーナ取付孔24の開口は蓋をされるように覆われ、
リテーナ取付孔24とリテーナ26との間の隙間は筒状
延設部25の上端面及び外周面に沿って屈曲した経路を
経て筒状嵌合部28の先端面とコネクタハウジング23
の上面との間において横方向に開口している。
【0020】従って、リテーナ取付孔24の真上に滴下
した水等は、リテーナ26及びそのフランジ27の上面
に落下してその外周縁から筒状嵌合部28の外周面を伝
ってコネクタハウジング23の上面に流れることとな
り、リテーナ26とリテーナ取付孔24との隙間に浸入
することはない。また、コネクタハウジング23の上面
の水等がリテーナ取付孔24とリテーナ26との間の屈
曲した経路の隙間を通ってリテーナ取付孔24の内部に
浸入することもない。さらに、一旦リテーナ取付孔24
に嵌入したリテーナ26を取り外すときには、フランジ
27の治具引掛部29に図示しないリテーナ取外し用治
具を係合させることによってリテーナ26の取外しを容
易に行うことができる。
【0021】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば次のように変形して実施することも
可能である。 (イ)上記実施例においては、コネクタがパネルに取り
付けられることによって一定の姿勢に保たれて固定され
る場合について説明したが、本考案は、コネクタがパネ
ル以外の他の部材に固定される場合にも適用することが
可能である。その他、本考案は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のコネクタ及び相手側コネクタの分解
斜視図
【図2】実施例1のコネクタの斜視図
【図3】実施例1のシール構造をあらわす断面図
【図4】実施例1のシール構造の拡大断面図
【図5】実施例2のシール構造の断面図
【図6】従来例のシール構造をあらわす断面図
【図7】従来例のシール構造の拡大断面図
【符号の説明】
12…リテーナ 13…リテーナ取付孔 15…筒状延設部 18…フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/42 H01R 13/52

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ内に端子金具が装着されて一
    定姿勢に取り付けられるコネクタの上面に前記キャビテ
    ィに連通するリテーナ取付孔を形成し、そのリテーナ取
    付孔に、前記端子金具を抜止状態に保持するためのリテ
    ーナを嵌入するリテーナの取付け構造において、 前記リテーナ取付孔の開口縁を前記コネクタの上面から
    筒状に延設すると共に、前記リテーナに、前記リテーナ
    取付孔の筒状延設部の開口端面に当接してそのリテーナ
    取付孔を覆蓋するフランジを形成したことを特徴とする
    コネクタにおけるリテーナの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記筒状延設部のうち前記リテーナ取付
    孔の孔縁に沿う方向の一部を他部よりも薄壁状に形成す
    ると共に、前記フランジの周縁に、前記筒状延設部の薄
    壁部分の外周面に嵌合する屈曲部を形成したことを特徴
    とする請求項1に記載のコネクタにおけるリテーナの取
    付け構造。
  3. 【請求項3】 フランジと筒状延設部の当接部分の外周
    に、リテーナ取外し用治具が係合される凹状の治具引掛
    部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のコネクタにおけるリテーナの取付け構造。
JP1993067942U 1993-11-25 1993-11-25 コネクタにおけるリテーナの取付け構造 Expired - Lifetime JP2578430Y2 (ja)

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