JP2007004313A - 撮像装置、この装置の処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

撮像装置、この装置の処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 効率良く高速に画像データから顔部を検出する。
【解決手段】 モニタリングモード探索方向指示部330は、顔検出結果RAM110に保持されている前フレームまたは数フレーム前の画像データにおける顔部の検出結果に含まれる探索方向などに基づいて顔検出における画像データの探索方向を指示選択部350に供給する。また、キャプチャモード探索方向指示部340は、予め設定された顔検出における画像データの探索方向を指示選択部350に供給する。操作部111から画像データを記録すべき旨の信号が出力された場合は、指示選択部350は、キャプチャモード探索方向指示部340から供給される探索方向を顔検出制御部250に伝え、上記信号が出力されない場合は、モニタリングモード探索方向指示部330から供給される探索方向を顔検出制御部250に伝える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像データに含まれる顔部を検出する撮像装置に関し、特に操作状態に応じて顔部の検出方法を変える撮像装置、および、これらにおける処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
近年、デジタルスチルカメラは、本来の静止画のみならず動画をも撮像可能なものが急速に普及している。これらのデジタルスチルカメラは高性能化してきており、特に検出・認識系技術が注目されてきている。この検出・認識系技術の代表的なものが顔検出技術である。
ところで、デジタルスチルカメラにおいて、被写体を撮像する際には、デジタルスチルカメラをいろいろな向きに傾けて撮像することが多い。横長のデジタルスチルカメラを、例えば、「90度」回転させて撮像することはよく行われている。このようなデジタルスチルカメラの回転は、時計方向を正方向とすると、「0度」回転、「+90度」回転、「−90度」回転、「180度」回転が想定される。従来、このデジタルスチルカメラの回転に関する情報について、例えば、「+90度」回転のように回転の向きについての情報を入力して、その入力された回転の向きに基づいて撮像された画像データにおいて顔部の検出をする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、画像データから検出された顔部が複数ある場合にその顔部の数をカウントして写真の焼き増しに利用する技術も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−62565号公報(図1) 特開平9−281605号公報(図1)
しかしながら、上述の回転の向きについての情報を入力してその入力された回転の向きに基づいて撮像された画像データにおいて顔部の検出をする技術では、予め回転の向きを入力する必要があり、操作が煩雑である。このような操作を行うことなく画像データから顔部を検出するには「0度」回転、「+90度」回転、「−90度」回転、「180度」回転して撮像された全ての場合を考慮して全ての回転の向きから画像データの顔部を探索することが考えられるが、多くの時間を要することになるため現実的ではない。一方、顔検出において画像データの探索を行う際に「0度」回転、「+90度」回転、「−90度」回転、「180度」回転して撮像された全ての場合を考慮せずに、例えば「0度」回転、「+90度」回転のみを行うというようにすれば高速な顔検出を行うことは可能であるが、顔部を検出できない場合も増加して検出率が低下するおそれがある。
また、画像データから顔部を検出する際に得られる情報を画像データの画像付随情報として画像データと関連付けて記録することができれば、既に記録された画像データを様々な観点から検索することが可能になる。
そこで、本発明は、効率良く高速に画像データから顔部を検出する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、画像データを少なくとも1つの方向から探索して上記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と、上記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示するキャプチャモード探索方向指示手段と、上記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示手段とを具備することを特徴とする撮像装置である。これにより、画像データの記録時と画像データを記録しない時とで画像データから顔部を検出する際の探索方向を変化させるという作用をもたらす。すなわち、キャプチャモードとモニタリングモードでは、顔検出における重要性が異なるが、それを反映させた画像データの処理を行うことが可能となる。
また、この第1の側面において、当該撮像装置は、上記画像データを記録すべき旨の操作を受けた場合には上記キャプチャモードを選択する信号を供給し上記操作を受けない場合には上記モニタリングモードを選択する信号を供給する操作手段をさらに具備することを特徴とするものである。これにより、画像データを記録すべき旨の操作によってキャプチャモードとモニタリングモードとを選択させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、当該撮像装置は、上記キャプチャモードにおける上記画像データの探索方向を設定するキャプチャモード方向設定手段をさらに具備することを特徴とするものである。これにより、キャプチャモードにおける探索方向を設定させるという作用をもたらす。すなわち、キャプチャモードにおける探索方向にユーザーの意思を反映させることが可能となる。
また、この第1の側面において、上記モニタリングモード探索方向指示手段は、上記顔検出手段において過去に検出された上記顔部の探索方向に基づいて上記モニタリングモードにおける上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示することを特徴とするものである。これにより、モニタリングモードにおける探索方向を合理的に選択させて顔検出を行わせるという作用をもたらす。すなわち、全ての方向から画像データを探索することなく、高速な顔検出が可能となる。
また、当該撮像装置は、上記顔検出手段において上記顔部が検出された探索方向の頻度を判断する探索方向頻度判断手段をさらに具備し、上記モニタリングモード探索方向指示手段は、上記頻度に基づいて上記モニタリングモードにおける上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示することを特徴とするものである。これにより、ユーザーが撮像する際の癖(行動パターン)に合わせてモニタリングモードにおける顔検出を行わせるという作用をもたらす。
また、上記モニタリングモード探索方向指示手段は、上記顔検出手段において前回検出された顔部の探索方向に基づいて上記モニタリングモードにおける上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示することを特徴とするものである。これにより、効率良く高速に画像データからモニタリングモードにおける顔検出を行わせるという作用をもたらす。
また、当該撮像装置は、上記顔検出手段において上記画像データを少なくとも2つの方向から探索して上記顔部としての確度を算出して上記確度が最大になる探索方向を判断する最大確度判断手段をさらに具備し、上記モニタリングモード探索方向指示手段は、上記モニタリングモードにおける上記画像データの探索方向として上記確度が最大になる探索方向を上記顔検出手段に対して指示することを特徴とするものである。これにより、効率良く高速に画像データからモニタリングモードにおける顔検出を行わせるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、当該撮像装置は、当該撮像装置における重力方向からの傾きを検出する傾き検出手段をさらに具備し、モニタリングモード探索方向指示手段は、上記傾きに基づいて上記モニタリングモードにおける上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示することを特徴とするものである。これにより、実際の撮像装置の傾きに基づいてモニタリングモードにおける顔検出を行わせるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、当該撮像装置は、上記モニタリングモードにおける上記画像データの探索方向を設定するモニタリングモード方向設定手段をさらに具備することを特徴とするものである。これにより、モニタリングモードにおける探索方向をユーザーに設定させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記顔検出手段は、上記画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」方向、「+90度」方向、「−90度」方向、「180度」方向の少なくとも一方向から探索を行うことを特徴とするものである。これにより、4種類の角度方向のみで顔検出を行わせるという作用をもたらす。
また、上記顔検出手段は、上記画像データにおいて上記「0度」方向、上記「+90度」方向、上記「−90度」方向、上記「180度」方向に対して上記顔部の傾きが「+45度」乃至「−45度」の範囲内において上記顔部を検出することを特徴とするものである。これにより、4種類の角度方向を探索するのみで「360度」方向全てを考慮した顔検出をさせるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、当該撮像装置は、上記顔検出手段において検出された顔部の数を含む検出結果を画像付随情報として上記画像データと関連付けて記録させる記録制御手段をさらに具備するものである。これにより、画像データの画像付随情報に画像データから検出された顔部の数を含めさせるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、画像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、上記画像データを少なくとも1つの方向から探索して上記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と、上記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示するキャプチャモード探索方向指示手段と、上記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示手段と、上記画像データを記録すべき旨の操作を受けた場合には上記キャプチャモードを選択する信号を供給し上記操作を受けない場合には上記モニタリングモードを選択する信号を供給する操作手段とを具備することを特徴とする撮像装置である。これにより、画像データの記録時と画像データを記録しない時とで画像データから顔部を検出する際の探索方向を変化させるという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、画像データを少なくとも1つの方向から探索して上記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と上記画像データを記録すべき旨の操作を行う操作手段とを備える撮像装置において以下の手順を実行する処理方法または以下の手順をコンピュータに実行させるプログラムであって、上記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて上記画像データの上記顔検出手段に対して探索方向を指示するキャプチャモード探索方向指示手順と、上記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて上記画像データの探索方向を上記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示手順と、上記操作を受けた場合には上記キャプチャモードに移行させ上記操作を受けない場合には上記モニタリングモードを継続させるモード移行手順とを具備することを特徴とする処理方法またはこれらの手順をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、画像データの記録時と画像データを記録しない時とで画像データから顔部を検出する際の探索方向を変化させるという作用をもたらす。
本発明によれば、効率良く高速に画像データから顔部を検出させるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における撮像装置100の構成の一例を示す図である。撮像装置100は、撮像部10と、重力方向センサ103と、撮像制御部105と、画像圧縮伸張部106と、画像RAM(Random Access Memory)107と、顔検出部108と、画像表示部109と、顔検出結果RAM110と、操作部111とを備える。
撮像部10は、レンズ群101と、イメージセンサ102と、画像信号処理部104とを備える。レンズ群101は、撮像しようとする被写体を撮像素子に結像させるなどの役割を果たすものである。イメージセンサ102は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により構成され、その結像面に、レンズ群101を通じた像が結像される。このイメージセンサ102は、シャッター操作に応じて撮像制御部105から供給される画像取り込みタイミング信号を受けて、結像面に結像されている被写体像を撮像信号に変換し、画像信号処理部104に供給する。
重力方向センサ103は、例えばジャイロセンサにより構成され、撮像装置100の重力方向からの傾きを検出するものである。画像信号処理部104は、撮像制御部105からの制御信号に基づいて撮像信号についてのガンマ補正やAGC(Auto Gain Control)などの処理を行うとともに、撮像信号をデジタル信号としての画像信号に変換する処理も行う。また、画像信号処理部104は、撮像制御部105からの制御信号に基づき、画像信号に対してホワイトバランス制御などをさらに行う。撮像制御部105は、撮像装置100全体の処理を司るものであり、画像信号などの記録制御および再生制御などを行うものである。
画像圧縮伸張部106は、画像信号処理部104から供給された画像信号などを符号化し多重化して圧縮データに変換する符号化機能を有する。一方、画像圧縮伸張部106は、圧縮データから画像信号を復号する復号機能を有する。画像RAM107は、画像データバス112を通じて供給される画像データを保持するものである。図1における撮像装置100においては、画像信号は、各ブロック間で直接受け渡しが行われてもよいし、画像RAM107を経由して各ブロック間で間接的に受け渡しが行われるようにしてもよい。
顔検出部108は、画像データにおける顔部を検出するものである。顔検出部108における出力には、画像データにおける顔部の探索方向や画像データにおける顔部の位置、画像データにおける顔部の面積、顔の向いている方向、顔の傾き、検出された顔部の数などが含まれる。顔検出部108における出力を利用するとオートフォーカス、オートホワイトバランスおよびオート露出などのカメラ制御が容易になり、常に最適な画像データをユーザーに提供することができる。
顔検出部108における出力は、撮像制御部105を通じて顔検出結果RAM110や記録媒体113に供給される。なお、記録媒体113は、例えばフラッシュメモリをカード型にパッケージしたメモリカードなどにより構成される。また、図1においては、記録媒体113は、外部メモリとして図示されているが、これに限るものでなく内部にハードディスクを設けてこれを記録媒体とする構成でもよい。
画像表示部109は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、画像信号処理部104から供給された画像データを表示させるものである。また、画像RAM107を経由して、画像データを画像表示部109に供給させるように構成してもよい。
操作部111には、ズーム調整キー、露出調整のためのキー、シャッターキー、動画撮影用キー、画像表示部109における表示調整キーなどの複数のキーが設けられている。操作部111は、これら複数のキーそれぞれに対応する操作信号を撮像制御部105に伝える。撮像制御部105は、操作部111においていずれのキーが操作されたかを判別し、その判別結果に応じた制御処理を行う。
本発明の実施の形態における撮像装置100においては、操作部111中のシャッターキーが押下されない場合、レンズ群101で捕らえた画像データは記録媒体113に記録されず画像表示部109においてリアルタイムにそのまま表示される。この動作状態を以下では、モニタリングモードと呼ぶこととする。一方、操作部111中のシャッターキーが押下された場合は、レンズ群101で捕らえた画像データは記録媒体113に記録されることとなる。この動作状態を以下では、キャプチャモードと呼ぶこととする。
図2は、本発明の実施の形態における顔検出部108の構成の一例を示す図である。顔検出部108は、拡大縮小処理部210と、前処理部220と、顔検出画像保持部230と、顔探索部240と、顔検出制御部250とを備える。
拡大縮小処理部210は、画像RAM107から供給された画像データを所定の大きさの画像データに変換するものである。すなわち、画像RAM107から供給された画像データが予め設定された所定の大きさよりも大きい場合は、拡大縮小処理部210は画像RAM107から供給された画像データを縮小する処理を行い、一方、画像RAM107から供給された画像データが予め設定された所定の大きさよりも小さい場合は、拡大縮小処理部210は画像RAM107から供給された画像データを拡大する処理を行う。なお、拡大縮小処理部210は、その他、画像信号処理部104または画像圧縮伸張部106から供給される画像データも所定の大きさの画像データに変換する処理を行う。
前処理部220は、拡大縮小処理部210で縮小処理または拡大処理された画像データに対して所定の処理を行うものである。所定の処理は、例えば画像データの顔部を所定の輝度範囲に正規化するための輝度変換処理や、顔部中の目、鼻、眉および口などの部分を確実に抽出するための輪郭強調処理などが想定される。上記処理までを行うと画像データから顔部を検出するための画像データの前処理が終了する。前処理部220は、上記処理を行った画像データを顔検出画像保持部230に供給する。顔検出画像保持部230は、前処理部220から供給された画像データを保持する。
顔探索部240は、顔検出画像保持部230に保持された画像データの一部を切り出して、予め保持されている平均的な顔のテンプレート画像に基づいてその画像データから顔部を探索する。この際、例えば時計方向を正方向とした場合に、画像データを「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向のそれぞれから顔部を探索する。なお、撮像装置100を「180度」回転させて被写体を撮像する頻度は少ないと想定されるため、「180度」方向については探索処理を省略してもよい。この顔探索部240の出力は、撮像制御部105に供給される。
顔検出制御部250は、撮像制御部105から供給された情報に従って拡大縮小処理部210と、前処理部220と、顔検出画像保持部230と、顔探索部240とを制御する。具体的には、顔検出制御部250は、拡大縮小処理部210に対して例えば画像データの拡大率または縮小率を供給する。また、顔検出制御部250は、前処理部220に対しては例えば輝度変換処理や輪郭強調処理などに対して必要なパラメータを供給する。また、顔検出制御部250は、顔検出画像メモリに対して例えばメモリアドレスを供給する。
また、顔検出制御部250は、顔探索部240に対して例えば画像データの探索方向などを供給する。本発明の実施の形態における撮像装置100では、モニタリングモードの場合とキャプチャモードの場合において顔検出部108での画像データの探索方向が異なる。この点について、以下に説明する。
図3は、本発明の実施の形態における顔探索部240の機能構成の一例を示す図である。顔探索部240は、方向制御部241と、画像切出し部242と、顔テンプレート照合部243と、顔抽出部244とを備える。
方向制御部241は、顔検出制御部250から指示された画像データの探索方向に基づいて画像切出し部242と、顔テンプレート照合部243と、顔抽出部244とにおける処理を制御するものである。画像切出し部242は、顔検出画像保持部230に保持された画像データの一部を切出した切出し画像を顔テンプレート照合部243に供給する。具体的には、画像切出し部242は、方向制御部241からの指示を受けて顔検出画像保持部230に保持された画像データの一部を切出す。方向制御部241は、1枚の切出し画像における一連の処理が終了すると、画像切出し部242に対して前回の切出し画像から所定画素(例えば、2ピクセル)ずらした切出し画像を顔テンプレート照合部243に供給するよう画像切出し部242に指示する。以上の処理を繰り返し行う。
顔テンプレート照合部243は、画像切出し部242から供給された切出し画像を自身が保持する平均的な顔のテンプレート画像データと照合して顔部を探索するものである。探索した結果、切出し画像が平均的な顔のテンプレート画像と照合すれば、切出し画像中には顔部が存在するものと判断される。ここでの探索は、顔検出制御部250からの指示に従って行われる。顔テンプレート照合部243は、顔部が存在すると判断した探索方向を顔抽出部244に伝える。なお、撮像装置100の傾きは0度、+90度、−90度および180度になるとは限らないが、後述するように0度、+90度、−90度および180度それぞれの角度から顔部の傾きが±45度の範囲にあれば顔部の探索は可能である。
顔抽出部244は、顔テンプレート照合部243において画像データに顔部が存在すると判断された場合に画像データにおける顔部の具体的な位置などを抽出するものである。顔抽出部244における出力には、顔テンプレート照合部243において画像データにおける顔部の探索方向や画像データにおける顔部の位置、顔部の数などが含まれる。顔抽出部244における出力は、撮像制御部105に供給される。
図4は、本発明の実施の形態における撮像制御部105の機能構成の一例を示す図である。撮像制御部105は、探索方向頻度判断部311と、最大確度判断部312と、モニタリングモード方向設定部313と、方向補正部314と、方向情報選択部315と、キャプチャモード方向設定部316と、処理指示部320と、モニタリングモード探索方向指示部330と、キャプチャモード探索方向指示部340と、指示選択部350と、記録制御部360とを備える。
探索方向頻度判断部311は、顔検出結果RAM110に保持されている顔検出部108から供給される画像データにおける顔部についての検出結果を監視して顔部が検出された頻度が最も高い探索方向を判断するものである。この判断結果は、頻度選択部331へ供給される。最大確度判断部312は、例えば本発明の実施の形態における撮像装置100の電源投入後に、最初に顔部の検出が行われた探索方向のうち最も顔部の存在する確度が高い探索方向はいずれであるかを判断する。この探索方向頻度判断部311による判断結果は、最大確度方向選択部332に供給される。
モニタリングモード方向設定部313は、操作部111を介してユーザーにモニタリングモードにおける画像データを探索する方向を設定させるものである。方向補正部314は、重力方向センサ103から供給された撮像装置100の傾きが画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向のいずれに対応するものかを判断するものである。後述するように0度、+90度、−90度および180度それぞれの角度から±45度の範囲にあれば顔部の探索は可能であるため、例えば、撮像装置の傾きが重力方向に対して20度の場合は画像データに対して0度回転させた方向に対応すると判断される。また、撮像装置の傾きが重力方向に対して+80度の場合は+90度回転させた方向に対応すると判断される。
方向情報選択部315は、モニタリングモード方向設定部313、方向補正部314および記録制御部360から供給された探索方向のうちいずれかを設定方向選択部333に供給するものである。この選択は、処理指示部320からの指示に基づいて行われる。
キャプチャモード方向設定部316は、操作部111を通じてユーザーにキャプチャモードにおける画像データを探索する方向を設定させるものである。キャプチャモードは、撮像している画像データを静止画データとして記録するモードであるから、画像データからの顔部の検出率は高いものであることが要求される。一方、「0度」、「+90度」、「−90度」および「180度」それぞれの角度から画像データを探索したのでは処理に時間を要する。そこで、このキャプチャモード方向設定部316によって探索方向を限定することにより処理の高速化を図ることができる。
上記説明した探索方向頻度判断部311、最大確度判断部312、モニタリングモード方向設定部313、方向補正部314、方向情報選択部315およびキャプチャモード方向設定部316のいずれの機能を用いるかは、操作部111から設定する。機能が操作部111から設定されると、その設定された機能の情報が処理指示部320に供給される。処理指示部320は、設定された機能から供給された探索方向を選択すべき旨の指示を方向情報選択部315および処理選択部334に供給する。
モニタリングモード探索方向指示部330は、モニタリングモードにおける画像データの探索方向の指示を顔探索部240に対して行うものであり、頻度選択部331と、最大確度方向選択部332と、設定方向選択部333と、処理選択部334とを備える。頻度選択部331は、探索方向頻度判断部311から供給された顔部の検出された頻度の最も高い探索方向に基づいて顔探索部240における画像データの探索方向を選択して処理選択部334に供給するものである。過去における顔部が検出された探索方向の頻度に基づいて次の探索方向を決定することによって、ユーザーの癖(行動パターン)を考慮した探索方向を選択することができる。
また、最大確度方向選択部332は、最大確度判断部312から供給された顔部の確度の最も高い探索方向に基づいてその探索方向を選択して処理選択部334に供給するものである。顔部の確度の最も高い探索方向に基づいてその探索方向を選択することによって無駄な探索方向を省いて次回における探索方向を決定でき、高速な顔検出処理が可能となる。
また、設定方向選択部333は、方向情報選択部315から供給された探索方向に基づいて画像データの探索方向を選択して処理選択部334に供給するものである。処理選択部334は、処理指示部320からの指示に基づいて頻度選択部331、最大確度方向選択部332および設定方向選択部333から供給される探索方向のうちいずれか一つを指示選択部350に供給するものである。
モニタリングモードにおいては、上記の機能を用いて顔検出における画像データの無駄な探索方向を省くことによって高速な顔検出が可能となる。そして、高速な顔検出の実現によって顔検出によって得られる結果をオートフォーカス、オートホワイトバランス、オート露出などの制御に高速にフィードバックできる。
キャプチャモード探索方向指示部340は、キャプチャモードにおける画像データの探索方向の指示を行うものである。このキャプチャモードにおける画像データの探索方向は、上述のようにキャプチャモード方向設定部316から供給される。なお、キャプチャモードにおける画像データの探索方向は、画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向の全ての探索方向または上記探索方向から「180度」回転させた方向を除いた探索方向が想定される。キャプチャモードにおいては画像データを記録するため、顔検出率を高いものにすることが望ましいからである。
指示選択部350は、操作部111から画像データの記録を要求する旨の要求信号、例えばシャッターキーに対応する信号が供給された場合に、キャプチャモード探索方向指示部340における指示を選択して顔検出制御部250に供給するものである。一方、指示選択部350は、シャッターキーに対応する信号が供給されない場合にはモニタリングモード探索方向指示部330における指示を顔検出制御部250に供給する。すなわち、操作部111から画像データの記録を要求する旨の要求信号が指示選択部350に供給される状態ではキャプチャモードになり、要求信号が供給されない状態ではモニタリングモードになる。
記録制御部360は、顔探索部240からの出力に含まれる探索方向を方向情報選択部315および顔検出結果RAM110に供給する。また、記録制御部360は、操作部111から画像データの記録を要求する旨の要求信号が供給されると、それに対応する顔探索部240からの出力を、例えばメタデータのような画像付随情報として記録媒体113へ供給する。供給された画像付随情報は、画像データと関連付けて記録される。顔探索部240からの出力には画像データに含まれる顔部の数も含まれているが、顔部の数を画像データの画像付随情報として画像データと関連付けて記録することによって、顔部の数に基づいてその数に合致する顔部が含まれた画像データを検索することが可能になる。
図5は、画像データと平均的な顔のテンプレートを照合して顔部を探索する方向について示す図である。図5(a)は、画像データ401に対して「0度」方向の平均的な顔のテンプレート402を示す図である。この場合は、画像データ401に対して平均的な顔のテンプレート402を図5(a)の矢印方向を探索方向として画像データ401と平均的な顔のテンプレート402とを照合する。画像データ401中の顔部は、平均的な顔のテンプレート402と顔の方向が一致しているため、顔部は検出される。
図5(b)は、画像データ403に対して時計方向を正方向として、「+90度」方向の平均的な顔のテンプレート404を示す図である。この場合は、画像データ403に対して平均的な顔のテンプレート404を図5(b)の矢印方向を探索方向として画像データ403と平均的な顔のテンプレート404とを照合する。画像データ403中の顔部は、平均的な顔のテンプレート404と顔の方向が時計方向を正方向として、「+90度」ずれているため、顔部は検出されない。
図5(c)は、画像データ405に対して時計方向を正方向として、「−90度」方向の平均的な顔のテンプレート406を示す図である。この場合は、画像データ405に対して平均的な顔のテンプレート406を図5(c)の矢印方向を探索方向として画像データ405と平均的な顔のテンプレート406とを照合する。画像データ405中の顔部は、平均的な顔のテンプレート406と顔の方向が時計方向を正方向として、「−90度」ずれているため、顔部は検出されない。
図5(d)は、画像データ407に対して「180度」方向の平均的な顔のテンプレート408を示す図である。この場合は、画像データ407に対して平均的な顔のテンプレート408を図5(d)の矢印方向を探索方向として画像データ407と平均的な顔のテンプレート408とを照合する。画像データ407中の顔部は、平均的な顔のテンプレート408と顔の方向が「180度」ずれているため、顔部は検出されない。
図6は、4種類の探索方向と傾いた顔の検出動作との組み合わせによる「360度」方向の顔検出を示す図である。図6(a)は、探索方向として画像データに対して「0度」回転させた方向を示す図である。中心にある顔部と比べて時計方向を正方向とする「+45度」乃至「−45度」傾いた2つの顔部がある。中心にある顔部と比べて「+45度」乃至「−45度」の範囲の傾きを有する顔部は、画像データに対して「0度」回転させた方向からの探索で検出可能である。
図6(b)は、探索方向として画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向を示す図である。図6(c)は、探索方向として画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向を示す図である。図6(d)は、探索方向として画像データに対して「180度」回転させた方向を示す図である。これらも図6(a)の場合と同様に、「+45度」乃至「−45度」の範囲の傾きを有する顔部は、それぞれの方向から探索することにより検出可能である。このため、画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向からの探索によって「360度」方向探索可能になり、顔部の位置がどのようになっていても全て検出できることになる。
このように顔部が傾いた場合の顔部の検出方向について以下に説明する。まず、顔の画像データの傾きを求めることによって顔画像の傾きを補正する。これにより、画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向からの探索によって「360度」方向探索可能になる。具体的には、顔の画像データを所定の角度だけ回転させる。その回転させた回転画像データの顔部における顔の中心線を決定し、その時の中心線の確からしさの度合を算出する。その他の所定の角度においても上記と同様の処理を行い、それぞれの中心線の確からしさの度合を算出する。中心線の確からしさの度合を監視し、最も中心線の確からしさの度合の高い角度を検出する。その角度が顔部の傾きとして決定される。顔部の傾きが分かれば、その傾きの角度を考慮して画像データを回転させることによって画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向のいずれかの方向からも探索可能になる。
次に本発明の実施の形態における動作について図面を参照して説明する。
図7は、本発明の実施の形態における撮像装置100において画像データを探索する際の流れを示す図である。撮像装置100において撮像中の画像データを記録するためにシャッターが押下されるとキャプチャモードになり、押下されないとモニタリングモードになる(S911)。キャプチャモードにおいては、撮像された画像データから顔検出部108によって顔部が探索される。撮像された画像データから顔部を探索する際は、予め保持された平均的な顔のテンプレート画像データと、撮像された後に拡大縮小処理部210および前処理部220において図2で説明した所定の処理を施された画像データ(以下、「撮像処理画像データ」と呼ぶ。)とを照合する。
上記照合に際して、まず、画像データに対して「0度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S912)。次に、画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S913)。次に、画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S914)。次に、画像データに対して「180度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S915)。ステップS912乃至ステップS915までの処理の結果は、画像データを高画質化する処理に反映される。なお、ステップS912乃至ステップS915における処理中、ステップS915における処理は「180度」方向の処理であり、「180度」方向から顔部が検出される頻度は低いため、ステップS915における処理は省略できる。これにより、高速な顔検出が可能となる。
一方、モニタリングモードにおいては、顔部の探索について予めユーザーによって設定された処理によってその手順が異なる(S916)。画像データから顔部を探索する処理の一つ目は、画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向から顔部を探索して、そのうち一番顔部が存在する確度が高い探索方向を次回の顔部の探索方向とする最大確度処理である(S917)。画像データから顔部を探索する処理の二つ目は、顔検出部108からの出力に含まれる画像データの探索方向を所定時間監視して、その探索方向の頻度が最大のものを次回における顔部の探索方向とする頻度処理である(S918)。画像データから顔部を探索する処理の三つ目は、予めユーザーが設定した探索方向を探索方向とする設定方向処理である(S919)。ステップS917乃至ステップS919のいずれかの処理の結果は、オートフォーカス、オートホワイトバランス、オート露出などの制御に反映される。
なお、設定方向処理においては、予めユーザーが設定した探索方向のみならず、重力方向センサ103および方向補正部314によって決定された探索方向および前フレームにおいて顔部が検出された探索方向を用いることも可能である。
図8は、本発明の実施の形態における最大確度処理の流れを示す図である。最大確度処理においては、最初に画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向から顔部を探索する必要がある。これを一回目の探索と呼ぶ。まず、この一回目の探索が行われたか否かが判断される(S931)。
一回目の探索がまだ行われていないと判断されると、まず、画像データに対して「0度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S932)。次に、画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S933)。次に、画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S934)。次に、画像データに対して「180度」回転した方向から平均的な顔のテンプレート画像データと撮像処理画像データとを照合して顔部を探索する(S935)。なお、ステップS932乃至ステップS935における処理中ステップS935における処理は「180度」方向の処理であり、「180度」方向から顔部が検出される頻度は低いため、ステップS935における処理は省略可能である。これにより、高速な顔検出を可能とする。
一回目の探索が既に行われていたと判断されると、一回目の探索結果に基づいて一回目の探索において顔部の存在する確度が一番高い探索方向が、画像データに対して「0度」回転させた方向であるか否かが判断される(S936)。一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して「0度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S937)。その他の探索方向の処理は行われない。
一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向ではないと判断されると、次に一回目の探索結果に基づいて一番顔部が存在する確度が高い探索方向が、画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向であるか否かが判断される(S938)。一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S939)。その他の探索方向の処理は行われない。
一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向ではないと判断されると、次に一回目の探索結果に基づいて一番顔部が存在する確度が高い探索方向が、画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向であるか否かが判断される(S940)。一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S941)。その他の探索方向の処理は行われない。
一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向ではないと判断されると、次に一回目の探索結果に基づいて一番顔部が存在する確度が高い探索方向が、画像データに対して「180度」回転させた方向であるか否かが判断される(S942)。一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して「180度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して「180度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S943)。その他の探索方向の処理は行われない。
一回目の探索において一番顔部が存在する確度が高い探索方向が画像データに対して「180度」回転させた方向ではないと判断されると、結果として、画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向のいずれからも顔部が検出されなかったことになる。したがって、次回も一回目の探索を再度行うことになる。すなわち、ステップS932乃至ステップS935までの処理を行う。
なお、重力方向センサ103によって撮像装置100の傾きの変化が検出された場合には、ステップS931において1回目の探索が行われたと判断された後であっても再度1回目の探索を行い、一番顔部が存在する確度が高い探索方向を判断する処理を行うようにしてもよい。
図9は、本発明の実施の形態における頻度処理の流れを示す図である。頻度処理においては、まず、頻度が最大の探索方向が決定しているか否かが判断される(S951)。頻度が最大の探索方向が決定していない場合は、図7で説明したキャプチャモードの際の顔部の探索と同様に画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」回転させた方向、「+90度」回転させた方向、「−90度」回転させた方向、「180度」回転させた方向のそれぞれから顔部の探索が行われる(ステップS952乃至ステップS955)。頻度が最大の探索方向が決定するまでステップS952乃至ステップS955の処理が繰り返される。
頻度が最大の探索方向が決定した場合は、次に頻度が最大の探索方向が回転させた方向であるか否かが判断される(S956)。頻度が最大の探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して「0度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S957)。その他の探索方向の処理は行われない。
頻度が最大の探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向ではないと判断されると、次に、頻度が最大の探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向か否かが判断される(S958)。頻度が最大の探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S959)。その他の探索方向の処理は行われない。
頻度が最大の探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向ではないと判断されると、次に、頻度が最大の探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向か否かが判断される(S960)。頻度が最大の探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向からのみ顔部の探索が行われる(S961)。その他の探索方向の処理は行われない。
頻度が最大の探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向ではないと判断されると、頻度が最大の探索方向が画像データに対して「180度」回転させた方向となるため、画像データに対して「180度」回転させた方向から顔部の探索が行われる(S962)。
図10は、本発明の実施の形態における設定方向処理の流れを示す図である。まず予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向であるか否かが判断される(S971)。予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して「0度」回転させた方向から顔部の探索が行われる(S972)。
予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して「0度」回転させた方向ではないと判断されるかまたはステップS972の処理が終了すると、次に予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向であるか否かが判断される(S973)。予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向から顔部の探索が行われる(S974)。
予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「+90度」回転させた方向ではないと判断されるかまたはステップS974の処理が終了すると、次に予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向であるか否かが判断される(S975)。予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向から顔部の探索が行われる(S976)。
予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して時計方向を正方向として、「−90度」回転させた方向ではないと判断されるかまたはステップS976の処理が終了すると、次に予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して「180度」回転させた方向であるか否かが判断される(S977)。予めユーザーが設定した探索方向が画像データに対して「180度」回転させた方向であると判断されると、画像データに対して「180度」回転させた方向から顔部の探索が行われる(S978)。
なお、上述のように設定方向処理においては、予めユーザーが設定した探索方向のみならず、重力方向センサ103および方向補正部314によって決定された探索方向および前フレームにおいて顔部が検出された探索方向を用いることも可能である。このため、上述の説明中「予めユーザーが設定した探索方向」を「重力方向センサ103および方向補正部314によって決定された探索方向」または「前フレームにおいて顔部が検出された探索方向」と読み替えることによって重力方向センサ103および方向補正部314によって決定された探索方向、前フレームにおいて顔部が検出された探索方向それぞれについても同様の処理で顔部の探索が行われる。
このように、本発明の実施の形態によれば、モニタリングモードにおいては、高速な顔検出処理を実現でき、顔検出処理の結果に基づくオートフォーカス、オートホワイトバランス、オート露出などの制御に高速にフィードバックできる。一方、キャプチャモードにおいては、高い顔検出率を維持した顔検出を行うことによって記録された画像データを高画質化する処理を確実に行えることを可能とする。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、顔検出手段は、例えば、顔検出部108に対応する。また、キャプチャモード探索方向指示手段は、例えばキャプチャモード探索方向指示部340に対応する。また、モニタリングモード探索方向指示手段は、例えば、モニタリングモード探索方向指示部330に対応する。
また、請求項2において、操作手段は、例えば操作部111に対応する。
また、請求項3において、キャプチャモード方向設定手段は、例えば、キャプチャモード方向設定部316に対応する。
また、請求項5において、探索方向頻度判断手段は、例えば、探索方向頻度判断部311に対応する。
また、請求項7において、最大確度判断手段は、例えば、最大確度判断部312に対応する。
また、請求項8において、傾き検出手段は、例えば、重力方向センサ103に対応する。
また、請求項9において、モニタリングモード方向設定手段は、例えば、モニタリングモード方向設定部313に対応する。
また、請求項12において、記録制御手段は、例えば、記録制御部360に対応する。
また、請求項13において、撮像手段は、例えば、撮像部10に対応する。また、顔検出手段は、例えば、顔検出部108に対応する。また、キャプチャモード探索方向指示手段は、例えば、キャプチャモード探索方向指示部340に対応する。また、モニタリングモード探索方向指示手段は、例えば、モニタリングモード探索方向指示部330に対応する。また、操作手段は、例えば、操作部111に対応する。
また、請求項14において、キャプチャモード探索方向指示手順は、例えば、ステップS912乃至ステップS915に対応する。また、モニタリングモード探索方向指示手順は、例えば、ステップS916乃至ステップS919に対応する。また、モード移行手順は、例えば、ステップS911に対応する。
また、請求項15において、キャプチャモード探索方向指示ステップは、例えば、ステップS912乃至ステップS915に対応する。また、モニタリングモード探索方向指示ステップは、例えば、ステップS916乃至ステップS919に対応する。また、モード移行ステップは、例えば、ステップS911に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の実施の形態における撮像装置100の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における顔検出部108の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における顔探索部240の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における撮像制御部105の機能構成の一例を示す図である。 画像データと平均的な顔のテンプレートを照合して顔部を探索する方向について示す図である。 4種類の探索方向と傾いた顔の検出動作との組み合わせによる「360度」の顔検出を示す図である。 本発明の実施の形態における撮像装置100において画像データを探索する際の流れを示す図である。 本発明の実施の形態における最大確度処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態における頻度処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態における設定方向処理の流れを示す図である。
符号の説明
10 撮像部
100 撮像装置
101 レンズ群
102 イメージセンサ
103 重力方向センサ
104 画像信号処理部
105 撮像制御部
106 画像圧縮伸張部
107 画像RAM
108 顔検出部
109 画像表示部
110 顔検出結果RAM
111 操作部
112 画像データバス
113 記録媒体
210 拡大縮小処理部
220 前処理部
230 顔検出画像保持部
240 顔探索部
241 方向制御部
242 画像切出し部
243 顔テンプレート照合部
244 顔抽出部
250 顔検出制御部
311 探索方向頻度判断部
312 最大確度判断部
313 モニタリングモード方向設定部
314 方向補正部
315 方向情報選択部
316 キャプチャモード方向設定部
320 処理指示部
330 モニタリングモード探索方向指示部
331 頻度選択部
332 最大確度方向選択部
333 設定方向選択部
334 処理選択部
340 キャプチャモード探索方向指示部
350 指示選択部
360 記録制御部

Claims (15)

  1. 画像データを少なくとも1つの方向から探索して前記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と、
    前記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するキャプチャモード探索方向指示手段と、
    前記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像データを記録すべき旨の操作を受けた場合には前記キャプチャモードを選択する信号を供給し前記操作を受けない場合には前記モニタリングモードを選択する信号を供給する操作手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記キャプチャモードにおける前記画像データの探索方向を設定するキャプチャモード方向設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記モニタリングモード探索方向指示手段は、前記顔検出手段において過去に検出された前記顔部の探索方向に基づいて前記モニタリングモードにおける前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記顔検出手段において前記顔部が検出された探索方向の頻度を判断する探索方向頻度判断手段をさらに具備し、
    前記モニタリングモード探索方向指示手段は、前記頻度に基づいて前記モニタリングモードにおける前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記モニタリングモード探索方向指示手段は、前記顔検出手段において前回検出された顔部の探索方向に基づいて前記モニタリングモードにおける前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 前記顔検出手段において前記画像データを少なくとも2つの方向から探索して前記顔部としての確度を算出して前記確度が最大になる探索方向を判断する最大確度判断手段をさらに具備し、
    前記モニタリングモード探索方向指示手段は、前記モニタリングモードにおける前記画像データの探索方向として前記確度が最大になる探索方向を前記顔検出手段に対して指示することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  8. 当該撮像装置における重力方向からの傾きを検出する傾き検出手段をさらに具備し、
    モニタリングモード探索方向指示手段は、前記傾きに基づいて前記モニタリングモードにおける前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  9. 前記モニタリングモードにおける前記画像データの探索方向を設定するモニタリングモード方向設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  10. 前記顔検出手段は、前記画像データに対して時計方向を正方向として、「0度」方向、「+90度」方向、「−90度」方向、「180度」方向の少なくとも一方向から探索を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  11. 前記顔検出手段は、前記画像データにおいて前記「0度」方向、前記「+90度」方向、前記「−90度」方向、前記「180度」方向に対して前記顔部の傾きが「+45度」乃至「−45度」の範囲内において前記顔部を検出することを特徴とする請求項10記載の撮像装置。
  12. 前記顔検出手段において検出された顔部の数を含む検出結果を画像付随情報として前記画像データと関連付けて記録させる記録制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  13. 画像を撮像して画像データを生成する撮像手段と、
    前記画像データを少なくとも1つの方向から探索して前記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と、
    前記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するキャプチャモード探索方向指示手段と、
    前記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示手段と、
    前記画像データを記録すべき旨の操作を受けた場合には前記キャプチャモードを選択する信号を供給し前記操作を受けない場合には前記モニタリングモードを選択する信号を供給する操作手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  14. 画像データを少なくとも1つの方向から探索して前記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と前記画像データを記録すべき旨の操作を行う操作手段とを備える撮像装置における処理方法であって、
    前記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて前記画像データの前記顔検出手段に対して探索方向を指示するキャプチャモード探索方向指示手順と、
    前記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示手順と、
    前記操作を受けた場合には前記キャプチャモードに移行させ前記操作を受けない場合には前記モニタリングモードを継続させるモード移行手順と
    を具備することを特徴とする処理方法。
  15. 画像データを少なくとも1つの方向から探索して前記画像データにおける顔部を検出する顔検出手段と前記画像データを記録すべき旨の操作を行う操作手段とを備える撮像装置に、
    前記画像データを記録するモードであるキャプチャモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するキャプチャモード探索方向指示ステップと、
    前記画像データを表示させるモードであるモニタリングモードにおいて前記画像データの探索方向を前記顔検出手段に対して指示するモニタリングモード探索方向指示ステップと、
    前記操作を受けた場合には前記キャプチャモードに移行させ前記操作を受けない場合には前記モニタリングモードを継続させるモード移行ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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