JP2005328279A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画撮影中に装置が回転された場合にも、良好な向きで画像を再生可能とする。
【解決手段】 撮影した動画像データを動画像データファイルとして記録媒体に記録する撮像装置において、撮像手段と、前記撮像装置の天地位置に関する回転情報を検出する回転情報検出手段と、回転情報検出手段によって取得した回転情報を、前記撮像手段から出力された動画像データと関連付けして前記記録媒体に記録する記録手段と、前記回転情報検出手段により検出された回転情報の変化に応じて前記記録手段により記録する動画像データのファイルを分割する制御手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は記録装置に関し、特には動画像データを記録する装置に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなど動画像や静止画像のデジタル画像データを記録する機器の普及が進んでおり、デジタルカメラを搭載した携帯端末の普及も進んできている。
デジタルカメラでは記録媒体として小型メモリカードが広く利用されており、静止画像データだけでなく動画像データも記録できるものも数多く登場している。またデジタルビデオカメラでは、記録媒体としてテープだけでなく小型メモリカードや光磁気ディスクのようなランダムアクセス可能な記録媒体を使用するものが登場している。
このようなランダムアクセス可能な記録媒体を使用するカメラでは、画像データをファイルの形式で保存する構成となる。また動画を記録する場合は、連続した一回の撮影で、ひとつのファイルを作成する構成となる。
画像データを作成する際には、撮影状態や撮影日時などの付加情報を画像データに付加して記録するのが一般的であり、特に動画を記録する際には、時間によって変化する撮影情報などの付加情報はフレーム毎に記録するようになっている。
ところで、これらのカメラを通常状態より90°傾けて撮影した場合には、画像データ自身も横向きに記録されることになる。こういった場合に、再生表示時に回転して表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、図5の(a)は、動画像データを通常の向きで撮影した場合の動画像データの各フレームをあらわした図である。横軸が時間の経過を示す。この場合は、動画像データファイルも通常の向きに記録されることになり、再生表示時にそのまま表示すればよいので特に問題ない。
一方、図5の(b)は、カメラを右に90°回転して動画像データを撮影した場合に記録される動画像データの各フレームを表した図である。この場合は、動画像データファイルは左に90°回転した状態で記録される。そのため、再生表示時に上下関係を正しくするためには、画像データを右90°回転して表示する必要がある。
一般的に、パソコンなど自由なサイズで画像の表示が可能な機器で再生表示する場合は、図6の(a)のように、単純に右に90°回転して縦長の画像として表示する。
また、テレビ画面のように画像の表示領域が決まっている機器で再生表示する場合は、右に90°回転したあとで表示サイズを調節する処理を行い、図6の(b)のように左右に黒帯を付けた状態で表示するのが一般的である。
特開平10−210349号公報
従来のような画像データをファイルとして保存する画像撮影装置では、動画像を記録する際には、連続した一回の撮影ではひとつのファイルを作成する構成となる。そのため、撮影している途中でカメラを回転した場合には、ひとつのファイルの中に向きの違う動画像データが含まれてしまうことになる。このような動画像データファイルを再生表示した場合に、再生表示の途中で画像が横向きに表示されるなど、うまく対応できないという問題が生じていた。
例えば図7は、最初は通常の向きで動画を撮影しており、撮影の途中でカメラを右に90°回転して撮影を続けた場合に記録される動画像データの各フレームを示した図である。カメラを回転した時間を、時間Aとする。図7を見てわかるように、動画像データは、時間Aで人物の向きが変わって記録される。
この図7の動画像データを再生表示した場合には、時間Aまでは問題なく表示されるが、時間A以降は画像が横向きで表示されてしまうという問題があった。
本発明は前述の如き問題を解決し、動画撮影中に装置が回転された場合にも、良好な向きで画像を再生可能とすることを目的とする。
本発明においては、撮影した動画像データを動画像データファイルとして記録媒体に記録する撮像装置において、撮像手段と、前記撮像装置の天地位置に関する回転情報を検出する回転情報検出手段と、回転情報検出手段によって取得した回転情報を、前記撮像手段から出力された動画像データと関連付けして前記記録媒体に記録する記録手段と、前記回転情報検出手段により検出された回転情報の変化に応じて前記記録手段により記録する動画像データのファイルを分割する制御手段とを備える。
本発明によれば、装置の回転情報を動画像データと関連付けして記録するだけでなく、撮影の途中で回転して撮影を続けたような場合には、回転したところでファイルが分割されるので、ファイル毎に向きの決まったファイルが作成されることになり、動画像データファイルの再生中に画像の向きが変わるという不具合は起こらなくなる。
以下、本発明にかかる一実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態では、動画像データファイルを記録する画像記録装置において、カメラの向きが変わった時点で動画像データファイルを分割する例を示す。
本実施形態の画像記録装置の内部構成および動作について説明する。図1は、画像記録装置の構成を示すブロック図である。
図1において、10は被写体の光学像を電気信号に変換するカメラ部である。20は、音声を電気信号に変換するマイクである。30は、アナログ−デジタル変換器である。40は、デジタル画像データを圧縮符号化する(例えば、動画像データの場合はMotionJPEG形式)機能を有するエンコーダである。50は、動画像データファイルを作成する画像データファイル作成部である。60は、時刻を計時する内部時計である。70は、カメラの天地位置に関する回転情報を検出する回転情報検出部である。90は、ランダムアクセス可能な記録媒体であり、画像データなどのデジタルデータをファイルとして記録する。100は、操作パネルやリモコンなどからなる操作部である。110は、本装置の全般的な動作の制御を行う制御部であり、マイクロコンピュータを有する。120は、圧縮符号化されたデジタルデータを復号する機能を持つデコーダである。130は、デジタル−アナログ変換器である。140は、表示部であるモニタである。150は、音を出力するためのスピーカである。
カメラ10は、被写体の光学像を電気信号に変換し、その電気信号をA/D変換器30に供給する。また同様に、マイク20は音声を電気信号に変換し、その電気信号をA/D変換機30に供給する。
A/D変換器30は、カメラ10とマイク20から受け取った電気信号をデジタル化し、デジタル画像データとデジタル音声データを、エンコーダ40とD/A変換器110に送る。
回転情報検出部70は、カメラの向きに関する回転情報を90°単位で検出する。つまりカメラを通常の状態で使用する場合は0°となり、右に90°回転して使用する場合は90°ととして検出される。左90°回転して使用する場合は、270°して検出し、カメラをさかさまにして使用する場合は、180°として検出する。なお、傾きが90°単位でぴったりそろっていない場合は、傾き具合によって、より近い角度として検出される。
回転情報検出部70は、検出した回転情報を、エンコーダ40と画像データファイル作成部50に送信する。
なお、ここでは90°単位での検出としたが、もっと細かい単位で検出するような構成でも良いことは言うまでもない。
エンコーダ40は、制御部110から記録指示命令を受け取ると、デジタル化された画像データと音声データのデータ量を圧縮する処理を行う。ここで、画像データの圧縮方法は一般的な方法で行う。例えば、動画の場合はMotionJPEG方式で圧縮する。
またエンコーダ40は、内部時計60から日時情報を、回転情報検出部70から回転情報を受け取り、画像データを圧縮する際にそれらのデータを各フレームの付加情報として圧縮画像データに付加する処理も行う。
日時情報と回転情報は各フレームデータの付加情報として画像データ自身に埋め込む構成としたが、画像データとは別のファイルに保存するような構成でも良い。
画像データファイル作成部50は、エンコーダから圧縮データを受け取り、そのデータを記録媒体90に動画像データファイルとして記録する処理を行う。
また、画像データファイル作成部50は、画像データのフレーム毎に回転情報検出部70から回転情報を取得し、もし回転情報が変化した場合は、回転情報が変化したところで動画像データファイルを分割する処理も行う。
動画像データファイルの分割処理は、回転情報が変化したところから別の動画像データファイルとして記録する処理を行う。またことのとき、一回の撮影で自動分割したことが後でわかるように、動画像データファイルのファイル名に連番をつけて保存する。例えば、Movie003と言うファイル名で動画像データを保存していた場合は、分割した次のファイルはMovie003_2というファイル名とする。Movie003_2を保存中に、また回転情報が変化した場合は、Movie003_3というファイル名で保存するといったように、ファイル名の最後に連番を付けていくことで、各ファイルの関連がわかるようにしておく。
例えば図7と同じ状況で本実施例の画像記録装置を使って撮影した場合は、図8のような結果となる。図7では時間Aでカメラを横にした場合に、そのまま横向きに記録される結果となっている。しかし本実施例の画像記録装置を使用した場合は、図8で示すように、時間Aまでの動画像データファイル(Movie003.avi)と、時間A以降の動画像データファイル(Movie003_2.avi)と2つのファイルが作成されることになる。
ここではファイル名を連番にする構成としたが、ファイルの関連情報をファイルのヘッダに記録しておくなどの構成でも良い。
操作部100は、ユーザが画像データの記録などの操作を行うことができ、それらの操作に応じて制御部110に操作指示命令を送る。
制御部110は装置全体の動作を制御する制御部であり、また操作部100からの指示を受信してエンコーダ40やデコーダ120などの制御処理も行う。また制御部110は、操作部100から記録指示命令を受け取ると、記録指示命令エンコーダ30に送る。
デコーダ120は、記録媒体90から画像データ取得し、そのデータをデコードしてD/A変換器130にわたす。
D/A変換器130は、デコーダ120やA/D変換器30から受け取った画像データと音声データをアナログ変換し、モニタ140とスピーカ150に送って再生表示する。
ここで、特に画像撮影時の回転情報の変化による画像データの保存処理について、フローチャート図2を用いて説明する。この部分の処理は、主に図1の画像データ記録部50が行う処理である。基本的には、フレーム毎の処理のループとなる。
ステップS110では、回転情報の取得を行う。これは、図1の回転情報検出部70から回転情報を取得する処理である。
ステップS120では、回転情報に変化があったかどうかの判断を行う。この判断は、前フレーム処理時に取得した回転情報と今取得した回転情報を比較して、変化があったかどうかの判断である。
もし回転情報に変化があった場合には、処理をステップS130に移す。回転情報に変化がなかった場合には、処理をステップS150に移す。
ステップS130は、回転情報に変化があった場合に移ってくる処理である。ステップS130では、回転情報が変化する前までの動画像データファイル保存の終了処理を行う。また必要に応じて、動画像データファイルとして破綻しないように、ヘッダやフッタの付加情報などを正しく記録する処理を行う。このステップS130の処理によって、回転情報が変化する直前までの動画像データファイルが作成され、結果的にカメラが回転したところでファイルが分割されることになる。
ステップS140は、回転情報が変化したところから新しい動画像データファイルとして記録しはじめる処理を行う。ステップS130で作成した動画像データファイルのファイル名をもとに、連番のファイル名をつけたファイルを作成する。
ステップS150は、動画像データのフレームデータをファイルに追加記録する処理である。
ステップS160は、撮影を終了するかどうかの判断である。もしユーザが、図1の操作部100を使って撮影の終了指示をした場合には、画像データの保存処理を終了する。撮影を続行する場合には、処理をステップS110に移動して、画像の保存処理を引き続き行う。
上記のような構成とすることによって、画像の回転情報を動画像データファイルのフレーム毎に記録することができるようになるので、動画像データファイルの再生時に、回転情報を元に自動的に画像の向きを判断して表示することが可能となる。
また、画像撮影中の回転情報の変化で動画像データファイルを分割するように処理するので、一つの動画像データファイルでは常に回転情報が一定となる。これはつまり、途中で回転するような動画像データファイルは作成されないことになり、動画像データの再生の途中で画像の向きが変わってしまうという問題が解消できる。
また、回転情報の変化によって分割した動画像データファイルは、連番付のファイル名で保存されるので、自動的にファイルが分割されたのかどうかを後で判断することも可能となる。
次に、第二の実施形態を説明する。
本形態では、動画像データファイルを記録する画像記録装置において、カメラの向きが変わってからある一定の閾時間以上の間カメラが同じ向きだった場合に、動画像データファイルを分割する例を示す。ただしファイルを分割する位置は、カメラの向きが変わった時点である。
本実施例の画像記録装置の内部構成および動作について説明する。図3は、本実施例の画像記録装置の構成を示すブロック図である。
図3において、310は被写体の光学像を電気信号に変換するカメラ部である。320は、音声を電気信号に変換するステレオマイクである。330は、アナログ−デジタル変換器である。340は、デジタル画像データを圧縮符号化する(例えば、動画像データの場合はMotionJPEG形式)機能を有するエンコーダである。350は、動画像データファイルを作成する画像データファイル作成部である。355は、内部メモリである。360は、時刻を計時する内部時計である。370は、カメラの天地位置に関する回転情報を検出する回転情報検出部である。390は、ランダムアクセス可能な記録媒体であり、画像データなどのデジタルデータをファイルとして記録する。400は、操作パネルやリモコンなどからなる操作部である。410は、本装置の全般的な動作の制御を行う制御部であり、マイクロコンピュータを有する。420は、圧縮符号化されたデジタルデータを復号する機能を持つデコーダである。430は、デジタル−アナログ変換器である。440は、表示部であるモニタである。450は、音を出力するためのスピーカである。
図3において、310、320、330、360、370、390、420、430、440、450は、それぞれ実施例1で説明した図1の10、20、30、60、70、90、120、130、140、150と同様であるので、説明を省略する。
エンコーダ340は、制御部410から記録指示命令を受け取ると、デジタル化された画像データと音声データのデータ量を圧縮する処理を行う。ここで、画像データの圧縮方法は一般的な方法で行う。例えば、動画の場合はMotionJPEG方式で圧縮する。
またエンコーダ340は、内部時計360から日時情報を、回転情報検出部370から回転情報を受け取り、画像データを圧縮する際にそれらのデータを各フレームの付加情報として圧縮画像データに付加する処理も行う。
さらにエンコーダ340は音声データの圧縮処理を行う際に、取得した回転情報が90°または270°であった場合には、音声データをモノラルに変換してから圧縮する処理を行う。これはカメラが縦向きの場合に音声データをステレオで記録してしまうと、動画像データの再生時に音の方向性が合わなくなるからである。
ここでは自動的に音声データをモノラルとして処理する構成としたが、自動的に音声データをモノラルにするかどうかをユーザが選択できるような構成でも良い。
画像データファイル作成部350は、エンコーダから圧縮データを受け取り、そのデータを記録媒体390に動画像データファイルとして記録する処理を行う。
また画像データファイル作成部350は、画像データのフレーム毎に回転情報検出部370から回転情報を取得し、制御部410から閾時間を取得する。ここでは、閾時間を1秒とする。画像の撮影中に、もし回転情報が変化した場合は回転情報が変化した時点からの時間を計測し、回転情報の変化後に閾時間(つまり1秒)を越えて回転情報が変わらなかった場合に、回転情報が変化したところでファイルを分割する処理を行う。ここで画像撮影中に回転情報が変化した場合に、画像を分割する必要があるかどうか判断するためには最大で閾時間(1秒)かかるので、分割する必要があるかどうかがはっきりしない間は、画像データ記録部350はメモリ355に画像データをバッファリングしておく。その後、分割する必要があるかどうか判断できた時点で、記録媒体390に改めて記録する処理を行う。
ここで動画像データファイルの分割は、実施例一の場合と同様に、一回の撮影で自動分割したことが後でわかるように動画像データファイルのファイル名に連番をつけて保存する。
操作部400は、ユーザが画像データの記録などの操作を行うことができ、それらの操作に応じて制御部110に操作指示命令を送る。また、ユーザは操作部400を使用することで、閾時間の設定を行うことができる。設定した閾時間は、制御部410に保持される。本実施例では、閾時間の初期値を1秒とする。
ここで、特に画像撮影時の回転情報の変化による画像データの保存処理について、フローチャート図4を用いて説明する。この処理は、主に図3の画像データ記録部350が行う処理である。基本的には、フレーム毎の処理のループとなる。
ステップS310では、回転情報の取得を行う。これは、図3の回転情報検出部370から回転情報を取得する処理である。
ステップS320では、回転情報に変化があったかどうかの判断を行う。この判断は、前フレーム処理時に取得した回転情報と今取得した回転情報を比較して、変化があったかどうかの判断である。
もし回転情報に変化があった場合には、処理をステップS330に移す。回転情報に変化がなかった場合には、処理をステップS390に移す。
ステップS330は、回転情報に変化があった場合に移ってくる処理である。ステップS330では、回転情報が変化してからの時間を計測中かどうかの判断を行う。なお最初にこのステップに来た場合は、時間の計測は行われていない状態である。
もし時間の計測中であった場合には、ステップS340に処理を移す。時間の計測中でない場合には、ステップS360に処理を移す。
ステップS340、ステップS350での処理は、カメラを回転した後で、閾時間以内にまた回転した場合に移ってくる処理である。この場合はファイルを分割する必要がないので、メモリに保持していた画像データを記録媒体の画像データファイルに追加記録する処理を行う。
ステップS340は、回転情報が変化してからの時間を計測中の場合に移ってくる。ステップS340は、図3のメモリ355に保持していた画像データを読み込む処理を行う。
ステップS350は、ステップS340で読み込んだ画像データを図3の記録媒体390の画像データファイルに追加記録する処理を行う。
ステップS360は、回転情報が変化してからの時間計測を開始するためのステップである。すでに計測中であった場合には、時間をリセットしてから時間計測を開始する。
ステップS370は、回転情報が変化してから閾時間以内での処理である。ここではまだ画像データを分割するかどうか決定できていないので、回転情報が変化してからの画像データを図3の記録媒体390に保存するのではなく、図3のメモリ355に保持しておく処理を行う。
ステップS380は、撮影を終了するかどうかの判断である。もしユーザが、図3の操作部400を使って撮影の終了指示をした場合には、保存終了処理であるステップS 460に移動する。撮影を続行する場合にはステップS310に移動して、画像の保存処理を引き続き行う。
ステップS390は、回転情報に変化がなかったときに移ってくるステップである。ステップS390では、回転情報が変化してからの時間を計測中かどうかの判断を行う。
もし時間の計測中であった場合には、ステップS400に処理を移す。時間の計測中でない場合には、ステップS450に処理を移す。
ステップS400は、回転情報に変化がなく、且つ、時間の計測中であった場合に移ってくるステップである。ステップS400では、計測中である時間が閾時間を越えたかどうかの判断を行う。
もし計測時間が閾時間を超えていた場合は、ステップS410に処理を移す。閾時間を超えていなかった場合には、処理をステップS370に移す。
ステップS410からステップS440の処理は、回転情報の変化後、閾時間以上の間カメラが回転しなかった場合に移ってくる。ここで、動画像データを分割する処理を行う。ただし、分割する位置は、回転情報の変化したところで分割することに注意する。
ステップS410は、回転情報が変化する前までの動画像データファイル保存の終了処理を行う。また必要に応じて、動画像データファイルとして破綻しないように、ヘッダやフッタの付加情報などを正しく記録する処理を行う。このステップS410の処理によって、回転情報が変化する直前までの動画像データファイルが作成され、結果的にカメラが回転したところでファイルが分割されることになる。
ステップS420は、時間の計測を終了する処理を行う。
ステップS430は、図3のメモリ355に保持している動画像データを読み込む処理を行う。
ステップS440は、ステップS430で読み込んだ画像データを新しい動画像データファイルとして記録しはじめる処理を行う。これはつまり、回転情報が変化したところからの動画像データファイルの記録をはじめることになる。この時、ステップS410で作成した動画像データファイルのファイル名をもとに、連番のファイル名をつけたファイルを作成する。
ステップS450は、回転情報の変化がなく、且つ、時間の計測中でない場合に移ってくるステップである。ここでは、通常の動画像データ記録処理を行う。つまりステップS450は、動画像データのフレームデータをファイルに追加記録する処理を行う。
ステップS460〜ステップS490は、画像撮影の終了処理である。
ステップS460は、ユーザが撮影の終了指示を出したときに移ってくるステップである。ステップS460では、回転情報が変化してからの時間を計測中かどうかの判断を行う。
もし時間の計測中であった場合には、ステップS470に処理を移す。時間の計測中でない場合には、画像データファイル作成処理を終了する。
ステップS470は、撮影終了指示が出されたときに、時間の計測中であった場合に移ってくるステップである。ステップS470は、図3のメモリ355に保持している画像データを読み込む処理を行う。
ステップS480は、ステップS470で読み込んだ画像データを、図3の記録媒体390に動画像データファイルとして追加記録する処理を行う。ここでは計測した時間が閾時間を越えていることはないのでファイルの分割処理は行わない。ステップS490は、時間の計測を終了するステップである。
上記のような構成とすることによって、回転情報の変化後にある一定時間以上経過した場合にのみ動画像データファイルを分割するようなる。この処理によって、ユーザが意識的にカメラをぐるぐると回しながら撮影した場合には、カメラの向きが変わる毎に動画像データファイルが分離されるということがなくなり、実施例一と比べてもより利便性が高い。
また、回転情報の変化によって分割した動画像データファイルは、連番付のファイル名で保存されるので、自動的にファイルが分割されたのかどうかを後で判断することも可能となる。
また、カメラを縦向きにして撮影を行った場合には、音声データはモノラルで記録するので、音声と画像の向きが一致しないという状態が発生しなくなる。
第一の実施の形態にかかる画像記録装置を説明するブロック図である。 第一の実施の形態にかかる画像データファイル記録に関するフロー図である。 第二の実施の形態にかかる画像記録装置を説明するブロック図である。 第二の実施の形態にかかる画像データファイル記録に関するフロー図である。 撮影した画像の向きを説明するための図である。 画像の再生表示を説明するための図である。 従来の画像記録装置で撮影した画像の向きを説明するための図である。 本発明で撮影した場合に作成される画像データファイルを説明する図である。

Claims (13)

  1. 撮影した動画像データを動画像データファイルとして記録媒体に記録する撮像装置において、
    撮像手段と、
    前記撮像装置の天地位置に関する回転情報を検出する回転情報検出手段と、
    回転情報検出手段によって取得した回転情報を、前記撮像手段から出力された動画像データと関連付けして前記記録媒体に記録する記録手段と、
    前記回転情報検出手段により検出された回転情報の変化に応じて前記記録手段により記録する動画像データのファイルを分割する制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記回転情報検出手段は、通常状態の回転角度を0°として、少なくとも0°、90°、180°、270°を検出することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記回転情報が変化してから閾値以上同じ状態であった場合に、前記動画像データのファイルを分割することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 前記閾値を任意に設定する閾値設定手段を備えることを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 前記回転情報を前記動画像データファイルに付加して記録することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  6. 前記回転情報を前記動画像データの各フレームに付加して記録することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  7. 前記回転情報を前記動画像データファイルとは別の管理ファイルに記録することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  8. 前記制御手段によるファイル分割処理を行うか否かを任意に設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  9. 前記制御手段は、前記動画像データの撮影開始の指示から撮影停止の指示までの間に、前記分割されて記録された複数の前記動画像ファイルに対して、これら複数の動画像ファイルの関連性を示す付加情報を各動画像ファイルに付加して記録するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  10. 分割される直前の前記動画像ファイルのファイル名を前記付加情報として記録することを特徴とする請求項9記載の記録装置。
  11. 前記制御手段は、前記分割した複数のファイルに対して連続した値を持つファイル名を付加して記録するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項10記載の記録装置。
  12. 前記記録手段は更に、前記動画像データの撮影中に入力された音声データも前記記録媒体に記録し、前記制御手段は、前記回転情報の変化に応じて、前記音声データの記録モードを変更することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  13. 前記制御手段は、前記回転情報から取得された回転角度が、90°または270°の場合に、前記音声データをモノラルモードで記録するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項12記載の記録装置。
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