JP2007003593A - 外壁材の色見本シート - Google Patents

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Yasuhiro Nakama
康博 中間
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Abstract

【課題】携帯性に優れ且つ壁材の仕上がり感を需要者が把握しやすい、外壁材の見本を提供すること。
【解決手段】横幅Wが600〜2000[mm]で、縦幅Lが600〜2000[mm]で外壁材の塗料を塗布した表面の壁材層と、前記壁材層の基材となるベース層とから構成され、前記ベース層は、スパンボンド法により形成される長繊維不織布からなり、該不織布の繊維の直径がφ10〜20[μm]、目付量が40〜60[g/m]、厚みが0.18〜0.30[mm]であることを特徴とする色見本シートとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外壁材の色や模様等の仕上がり感を施工前に把握するための、外壁材の色見本シートに関するものである。
従来、一般的な外壁材色見本としては、(1)3cm角程度の各種塗装紙を色サンプルとして、切り張り編集した色見本帳(2)上記色サンプルを画像印刷して掲載した色見本帳(3)現場確認用として、30cm角程度の紙または板材に塗装したサンプル材等であり、その他住宅等の建物の壁材を決定する際には、様々な壁材の状態が写真等により記載されているカタログ等を需要者が確認し、その中から1つを選択することにより行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−328480
しかしながら、前述のような見本は携帯性に優れ、様々な壁材を記載することができるが、記載されている各見本は実際のものと比較すると非常に小さいため、実際に建物の壁材にした後の仕上がり感をつかむことは非常に困難であった。
そこで本発明の目的は、携帯性に優れ且つ壁材の仕上がり感を需要者が把握しやすい、外壁材の見本を提供することである。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、(1)横幅Wが600〜2000[mm]で、縦幅Lが600〜2000[mm]で外壁材の塗料を塗布した表面の壁材層と、前記壁材層の基材となるベース層とから構成され、前記ベース層は、スパンボンド法により形成される長繊維不織布からなり、該不織布の繊維の直径がφ10〜20[μm]目付量が40〜60[g/m]、厚みが0.18〜0.30[mm]であることを特徴とする色見本シートであり、
(2)前記壁材層の塗料の塗布量は、300〜2000[g/m]であることを特徴とする(1)記載の色見本シートである。
以上のように、上述のような不織布を用いることで、確実に壁材の塗料を保持しつつ、十分な可撓性を有する色見本シートができる。このように、可撓性を有する不織布をベース層として使用しているため、色見本シートを丸めて収納することができ、携帯性に優れるものとなる。例えば、採用する候補色が3色・4色となるような場合であっても、3枚・4枚のシートを重ね合わせてから丸め、収納することができる。また、実際の壁材の塗料を塗布することで、仕上がり感を把握しやすい。これにより、携帯性に優れ且つ壁材の仕上がり感を需要者が把握しやすい、壁材の見本を提供することができる。
本発明の一つの実施形態を、図を用いて説明する。説明にあたっては、色見本シート1の構成、色見本シート1の使用時の状態、色見本シート1の非使用時の状態、色見本シート1の製造方法の順で説明する。
(色見本シート1の構成)
図1を用いて、色見本シート1の構成を説明する。
図1に示すように、色見本シート1は、不織布で形成されたベース層10が裏面に形成され、ベース層10上に壁材が吹き付けられた壁材層20が表面に形成される。
色見本シート1の大きさは、横幅Wが600〜2000[mm]、好ましくは900〜1000[mm]程度で、縦幅Lが600〜2000[mm]、好ましくは900〜1500[mm]程度である。
ベース層10は、スパンボンド法によって形成された、ポリエステル又はポリプロピレン又はナイロン長繊維不織布であり、色見本シート1の表面側で壁材の塗料を保持する。
ベース層10の強度(コシ)は、次の条件に合うように設定することが必要である。まず、ベース層10の表面に壁材の塗料を塗布した状態での耐久性が必要である。次に、壁材の塗料が乗りやすいように構成する必要がある。更に、色見本シート1を丸めて収納できるように、適度に撓む必要がある。
この条件を満たすように、本実施形態においては、ベース層10は、直径がφ10〜20[μm]の繊維を吹き付けて構成し、目付量は40〜60[g/m]であり、厚みは0.18〜0.30[mm]となるように構成している。また、ベース層10は、壁材の塗料が乗りやすいように、表面に凹凸が形成されるエンボス加工によって模様を施している。
壁材層20は、壁材の塗料をベース層10上に吹き付けるまたはローラー塗りすることで構成される。塗料の塗布量は、仕上げ模様のパターンにもよるが、概ね300〜2000[g/m]が好ましい。また、壁材の塗料はベース層10の表面に形成された凹凸形状の中に入り込むため、確実に保持される。
(色見本シート1の使用時の状態)
図2を用いて、色見本シート1の使用時の状態を説明する。図2に示すように、色見本シート1の使用時には、使用者は、まず色見本シート1を広げる。そして、ベース層10側を外壁につけ、壁材層20が表面になるように保持する。
ここで、色見本シート1の大きさは、横幅Wが600〜2000[mm]、縦幅Lが600〜2000[mm]程度であり、表面積を大きく構成している。ここで、もし色見本シートの表面積が小さく、後方の建物の壁材と大きく異なる色の場合、遠くから見ると建物の壁材の色が勝って目の錯覚を起こすおそれがある。この場合、色見本シートにより想像した仕上がり感と、実際に施工した仕上がり感が異なってしまうおそれがある。
また、色見本シート1の壁材層20は実際に壁材に用いる塗料にて構成されている。このため、壁材の色のみならず、壁材の模様をも正確に再現することができる。
このように、実際の壁材の塗料にて構成された大きな色見本シート1を建物の前に広げることによって、壁材の塗料と建物との関係をより正確に把握することができ、壁材の仕上がり感を施工前に確実に把握することができる。
尚、色見本シート1を建物の壁に一時的に保持する方法としては、図2のように人が色見本シート1の上部両端を把持してもよいが、ベース層10の裏面に、建物に対して仮留めができるような両面テープを付帯してもよい。両面テープを付帯する構成とすれば、人の手を借りなくとも建物に対して色見本シート1を保持することができ、建物から遠ざかって色見本シート1と建物の関係を見る(例えば、2階の窓周りの壁に仮留めした状態で、地上より遠めに仕上がり感を確認するなど)ことができる。このため、全体の仕上がり感をより正確に把握することができる。
(色見本シート1の非使用時の状態)
図3を用いて、色見本シート1の非使用時の状態を説明する。図3に示すように、色見本シート1の非使用時には、色見本シート1は丸めることで小さくすることができる。そして、専用の収納ケース2に収納して携帯することができる。このため、複数の色見本シート1を丸めて一緒に収納ケース2に入れておくことで、様々な色見本シート1を携帯することができる。
ここで、収納ケース2をプラスチック等の軽量の樹脂で構成することで、より携帯性に優れるものとなる。色見本シート1は、ベース層10を不織布で構成しているため、可撓性があり、衝撃にも強い。この結果、収納ケース2自体には強度はそれほど必要がなく、軽量の材質で収納ケース2を構成することができる。
このように、色見本シート1を丸めて収納させて携帯可能にすることで、携帯性に優れると同時に、より多くの色見本を比較検討することができ、より嗜好に合った壁材を選択することができる。
(色見本シート1の製造方法)
色見本シート1の製造方法を説明する。本実施形態においては、スパンボンド法によって形成された不織布に、壁材の塗料をベース層となる不織布10に壁材層20を塗布して形成し、色見本シート1を製造する。
尚、不織布のエンボス形状としては、一般的な連続模様のいかなる模様を用いることもできるが、マイナス柄や織り目柄が好ましい。
また、塗布は通常の壁材を形成する工程と同様に塗布する。これにより、色見本シート1の壁材層20に、壁材と同様の仕上がり感を持たせることができる。
色見本シート1のベース層10をポリエステル長繊維不織布にて構成し、直径がφ15[μm]目付量は50[g/m]とした。不織布のエンボス形状としては、マイナス柄で厚みを0.28[mm]とした。壁材層20の塗料の塗布量は、1000[g/m]としてローラー塗りすることで色見本シート1を作成した。また、色見本シート1の大きさは横幅Wを900[mm]、縦幅Lを1000[mm]とした。この場合、耐久性、携帯性に優れる色見本シート1となった。また、この場合、壁材の仕上がり感を十分に把握することができた。
色見本シート1のベース層10をポリエステル長繊維不織布にて構成し、直径がφ15[μm]目付量は50[g/m]とした。不織布のエンボス形状としては、織り目柄で厚みを0.20[mm]とした。壁材層20の塗料の塗布量は、1000[g/m]としてローラー塗りすることで色見本シート1を作成した。また、色見本シート1の大きさは横幅Wを900[mm]、縦幅Lを1000[mm]とした。この場合、耐久性、携帯性に優れる色見本シート1となった。また、この場合、壁材の仕上がり感を十分に把握することができた。
本発明は、様々な建物の壁材として使用することができる。
色見本シート1の構成を示す図。 色見本シート1の使用時の状態を示す図。 色見本シート1の非使用時の状態を示す図。
符号の説明
L…縦幅、W…横幅、1…色見本シート、2…収納ケース、10…ベース層、20…壁材層

Claims (2)

  1. 横幅Wが600〜2000[mm]で、縦幅Lが600〜2000[mm]で外壁材の塗料を塗布した表面の壁材層と、前記壁材層の基材となるベース層とから構成され、
    前記ベース層は、スパンボンド法により形成される長繊維不織布からなり、該不織布の繊維の直径がφ10〜20[μm]、目付量が40〜60[g/m]、厚みが0.18〜0.30[mm]であることを特徴とする色見本シート。
  2. 前記壁材層の塗料の塗布量は、300〜2000[g/m]であることを特徴とする請求項1に記載の色見本シート。



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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265587A (ja) * 2008-04-30 2009-11-12 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 色見本貼り図面

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001001482A (ja) * 1995-01-27 2001-01-09 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 表装材の製造方法、打放し調仕上り感のある表装材
JP2002095361A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Asahi Kasei Corp 遮光性シート

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