JP2006526883A - バイア構造の高周波性能を最適化する方法 - Google Patents

バイア構造の高周波性能を最適化する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006526883A
JP2006526883A JP2004569398A JP2004569398A JP2006526883A JP 2006526883 A JP2006526883 A JP 2006526883A JP 2004569398 A JP2004569398 A JP 2004569398A JP 2004569398 A JP2004569398 A JP 2004569398A JP 2006526883 A JP2006526883 A JP 2006526883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
section
via structure
optimizing
equivalent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004569398A
Other languages
English (en)
Inventor
ギジン,フランツ
パノス,ウィリアム
クハンドカル,マハムド
Original Assignee
サンミナエスシーアイ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンミナエスシーアイ コーポレイション filed Critical サンミナエスシーアイ コーポレイション
Publication of JP2006526883A publication Critical patent/JP2006526883A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/20Frequency-selective devices, e.g. filters
    • H01P1/201Filters for transverse electromagnetic waves
    • H01P1/203Strip line filters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0005Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/36Circuit design at the analogue level
    • G06F30/367Design verification, e.g. using simulation, simulation program with integrated circuit emphasis [SPICE], direct methods or relaxation methods
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/023Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference using auxiliary mounted passive components or auxiliary substances
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0237High frequency adaptations
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/115Via connections; Lands around holes or via connections
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2203/00Indexing scheme relating to apparatus or processes for manufacturing printed circuits covered by H05K3/00
    • H05K2203/16Inspection; Monitoring; Aligning
    • H05K2203/163Monitoring a manufacturing process

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

プリント回路基板(PCB)またはバックプレーンの高周波信号完全性性能を高めるための方法が提供される。方法は、PCBまたはバックプレーン内の単バイアまたはバイアの集合体の物理的寸法及び形状を最適化するための反復プロセスにともなう主要な経費因子としてのSパラメータの使用を含むことができる。そのようなプロセスは、等価な、ランプ直列アドミッタンス及びインピーダンスとしての、さらにまた、二次特性の最適化、例えば、部分回路の抵抗値の最大化及び/または部分回路の容量の最小化のために、基本的回路解析を実施することができるRLGC部分回路としての、バイアコンポーネントの表現を含む。反復プロセスは、二次特性が最適化されるような、バイアコンポーネントの物理的寸法及び形状の変更を含む。

Description

本発明は、全般的には、高周波で動作する様々な電子コンポーネントにおいて高められた信号完全性を保証する方法に関する。特に、本発明はそのようなコンポーネントにおけるバイア構造を最適化する方法に関する。さらに詳しくは、本発明はプリント回路基板及びバックプレーンの高周波性能を高めるためにバイア構造を最適化する方法に関する。
コンピュータ、携帯電話及びネットワークシステムを含む、今日のエレクトロニクス製品は高まり続けるデータ伝送レートで動作する。データ伝送レートが高くなると、受動相互接続の、抵抗、誘電吸収、放射損失、クロストーク及び構造共振が、相互接続を通って伝搬する信号の品質をかなり劣化させ得る。アナログ信号、無線周波数信号及びデジタル信号を減衰させ、歪ませる、主要な回路素子の1つはバイアである。バイア信号劣化は周波数/データレートに依存する。
バイアスタブのドリルによる切除及び無機能パッドの除去を含む、数多くの技法が信号劣化問題を軽減するために用いられてきた。しかし、これらの技法には限界があることがわかり、ある程度、複雑なプリント回路基板及びバックプレーンの信号完全性を改善しようとして何とはなしに適用されてきた。したがって、そのようなプリント回路基板またはバックプレーン内のそれぞれのバイア構造の形状及び寸法の最適化のための、明確で、費用効果の高い方法を提供することが望ましい。さらに、相互接続コンポーネントの集合体(すなわち、バイア、配線及びコネクタを有するバックプレーンアセンブリ)のような、既存の回路のその他の素子に、その回路の全体的な信号完全性性能を高め、よって高動作周波数における使用に対する有効性を高めるために、適用され得るような方法を提供することが望ましい。
本発明は、電気回路に対する高周波性能の改善を目的とした従来技法に関する、様々な上述した限界及び決定並びにその他を認識し、対処する。したがって、本発明はプリント回路基板及びバックプレーンの高周波性能を高めるためにバイア構造を最適化する方法に向けられる。
したがって、本発明の主要な目的は、高周波電気回路の信号完全性性能を改善する方法を提供することである。さらに詳しくは、本発明の目的は、高周波信号完全性性能を改善するために回路の少なくとも1つの素子を最適化する方法を提供することである。そのような状況において、本発明のさらになお詳しい目的は、バイア構造の高周波信号完全性性能を高めるためにバイア構造の寸法及び形状を最適化する方法を提供することである。
さらにまた、本発明の主要な目的は、電気回路の信号完全性を改善するための費用効果の高い最適化方法を提供することである。そのような状況において、本発明の目的は、バイア構造の高周波信号完全性を改善するための費用効果の高い方法を提供することである。
本発明のさらなる目的及び利点は、以下の詳細な説明に述べられ、あるいは当業者には以下の詳細な説明から明らかであろう。さらにまた、特に示され、論じられる、本発明の特徴、方法工程及び材料に、本明細書を参照することにより、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、様々な改変及び変形が本発明の様々な実施形態及び使用において実施され得ることは当然である。そのような変形には、示されるかまたは論じられる、実施形態及び使用に対する、等価な、手段、特徴、方法工程及び材料の置換、並びに、様々な部品、特徴、方法工程等の機能または位置の反転があるが、これらには限定されない。
さらにまた、本発明の様々な現在好ましい実施形態を含む様々な実施形態は、(図面に明示的に示されていないかまたは詳細な説明において明示的に述べられていない、本発明の特徴または構成の組み合わせを含む)本明細書に開示される特徴、要素、方法工程またはこれらの等価物の様々な組み合わせまたは構成を含み得ることは当然である。
本発明の上記及びその他の特徴、態様及び利点は、以下の説明及び添付される特許請求の範囲を参照することによってよりよく理解されるであろう。本明細書に組み入れられて本明細書の一部をなす添付図面は、本発明の実施形態を示し、記述とともに、本発明の原理の説明に役立つ。
例示的実施形態の1つにおいて、PCB(プリント回路基板)またはバックプレーン内の1つまたは複数のバイアの高周波性能を高めるためにそれらの物理的特性を操作する対話型最適化方法を提供することができる。一般に、そのような方法はバイアを、伝送線路曲折区画、非一様伝送線路スルー区画及び装荷非一様伝送線路スタブ区画の、異なる3種の区画の内の1つまたはそれより多くに細分する工程を含む。可能であれば、(スタブが存在すれば)スタブ区画長が最小化されるようにPCB積層を設計するべきである。
伝送線路曲折区画はランプ素子直列インピーダンス及びシャント素子アドミッタンスに変換することができる。曲折区画コンポーネントの物理的寸法は、その区画の電気的に等価な部分回路のいくつかの第2レベル特性が最適化されるまで調節することができる。単バイアの場合、伝送線路曲折区画のそのような最適化は一般に、ランプ素子直列インピーダンス及びシャント素子アドミッタンスの絶対値の最小化と等価である。
さらに、非一様伝送線路スルー区画は、1つまたはそれより多くの、抵抗R,インダクタL,コンダクタG及びキャパシタCからなる、直列接続区分化RLGC部分回路に変換することができる。それぞれの部分回路にともなうスルー区画コンポーネントの物理的寸法は、R,L,G及びCの値が最適化されるまで操作することができる。単バイアの場合、非一様伝送線路スルー区画のそのような最適化は一般に、(1)個々のR,L,G及びC並びに隣接部分回路間の付随区分化特性インピーダンス値を可能な限り等しくするか、または(2)シャントアドミッタンスの総和に対する直列インピーダンスの総和の比を可能な限り等しくすることと等価である。
さらにまた、非一様伝送線路スタブ区画は、直列接続区分化RLGC部分回路に変換することができる。それぞれの部分回路にともなうスタブ区画コンポーネントの物理的寸法は、R,L,G及びCの値が最適化されるまで操作することができる。単バイアの場合、非一様伝送線路スタブ区画のそのような最適化は一般に、直列R及び直列Lの絶対値を可能な限り大きくし、シャントG及びシャントCの絶対値を可能な限り小さくすることと等価である。
最後に、最適化結果を検証するために、最適化後のバイア構造のSパラメータを計算することができる。本発明は、経費が指数的にどんどん大きくなるわりに些細でしかない性能改善を回避するために、バイアの物理的特性の操作の継続に拘束を課すことができる。
添付図面を参照する、当業者に向けられた、本発明の最良の態様を含む、本発明の十分な、実施を可能にする、開示が本明細書に述べられる。
本明細書及び添付図面の全体にわたり、本発明の同じかまたは類似の特徴または要素を表すために、同じ参照数字が反復使用される。
その例が添付図面に十分に表される、本発明の現在好ましい実施形態をここで詳細に参照する。そのような例は、本発明の限定ではなく、本発明の説明として提供される。実際、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく本発明に様々な改変及び変形がなされ得ることが当業者には明らかであろう。例えば、一実施形態の一部として示されるかまたは説明される特徴は、別の実施形態に用いられてまた別の実施形態をもたらすことができる。さらにまた、特定の望ましいユーザ規準を満たすために、材料及び/または特性の選択における変形を実施することができる。したがって、本発明は本発明の特徴及びそれらの等価物の範囲内に入るような改変及び変形を包含すると目される。
上に開示したように、本発明は特にプリント回路基板及びバックプレーン10の高周波性能を高めるためにバイア構造を最適化する方法に関する。バイア12は、バイアを通って伝搬する、アナログ信号、無線周波数信号及びデジタル信号を減衰させ、歪ませるから、プリント回路基板相互接続の信号完全性性能を劣化させる。本発明は、バイア12,バイア12の集合体、並びに、バイア12,相互接続配線及びコネクタを有するプリント回路基板及びバックプレーンアセンブリ10のような、さらに高いレベルの相互接続を構成する、個々のコンポーネント構造を最適化するために用いることができる。
図1は複数のバイア12をもつ一般的な多層プリント回路基板(PCB)10の断面を示す。多層PCB10は、一体結合された1つまたはそれより多くの硬質または可撓性の平絶縁誘電体層で隔てられ、電気的に相互接続された、2つまたはそれより多くの平導電層(L1,L2,L3等)からなるプリント基板である。異なる導電層上の2つまたはそれより多くのパターン間の電気的接続は、バイア12として知られる。埋込バイア14はPCB10の外層まで達していないバイアである。盲バイア16は一方の外層までしか達していない。盲バイア16及び埋込バイア14は貫入バイアとしても知られる。鍍金スルーホール(PTH)バイア18はPCB10全体を(最上外層から最下外層まで)貫通して延びて、内層上または外層上あるいは両層の上の導電パターン間の電気的接続を形成することができる。
バイア12はその位置にかかわらず多くのコンポーネントを有する。最低でも、バイア12はバレル20及び1つまたはそれより多くの機能パッド22または無機能パッド24を有する。適用可能な場合、バイア12は、バイア12が層と交差するがそのような層の上に配置されたいずれの導電パターンからも電気的に絶縁されていなければならない、(排パッド領域とも称される)クリアランス領域26をそれぞれの層上に有することができる。パッド22または24は、バイア12に電気的に取り付けられる局所導電パターンである。パッドが導電パターン(すなわち、信号配線、接地面または電圧面、あるいは受動デバイス等)に電気的にも接続されていれば、そのパッドは機能パッド22である。
図2はバイア12の信号完全性性能を改善するために現在用いられている2つの方法を示す。バイア12の信号完全性性能を高めるための方法として無機能パッド24を除去することは普通に行われている。「スタブ」区画28を構成するバイア12の導電部分をドリルで切除することによりPTHバイア18の使用していないスタブ区画28を除去することも普通に行われている。
それぞれのバイア12またはバイア12の集合体に対する最適化を行わずに、上記の普通に受け入れられている方法をPCBまたはバックプレーン10に任意に利用することには多くの問題がある。無機能パッドのいくつかを除去すると、信号完全性性能が改善されず、実際は劣化する状況がある。
本発明の方法は、伝送線路曲折区画、非一様伝送線路スルー区画及び装荷非一様伝送線路スタブ区画の、異なる3種の区画の内の1つまたはそれより多くにバイア12を細分する工程を含む。可能であれば、PCB積層10はスタブ区画28の長さが最小化されるように設計されるべきである。伝送線路曲折区画は、最適化されていないバイア12を含む回路のスケーラブルSパラメータに単調に関係付けられる、ランプ素子直列インピーダンス及びシャント素子アドミッタンスに変換することができる。したがって、本発明のプロセスに用いられる反復工程は単純逐次収束アルゴリズムに基づくことができる。
曲折区画コンポーネントの物理的寸法は、その区画の電気的に等価な部分回路のいくつかの第2レベル特性が最適化されるまで調節することができる。非一様伝送線路スルー区画及び非一様伝送線路スタブ区画は、直列接続区分化RLGC部分回路に変換することができる(図4〜6参照)。それぞれの部分回路にともなうスルー区画コンポーネントの物理的寸法は、R,L,G及びCの値が最適化されるまで操作することができる。
これらの変換を達成するため、信号配線及び隣接導電面領域を図3に見られるようなプレーナ型伝送線路に構成することができる。プレーナ型伝送線路は、伝送線路に沿う基本伝搬モードが本質的にTEM波である導波構造である。高周波電気信号または挟パルス電気信号の伝送に適するプレーナ型伝送線路は、長さに沿って一様な、定められたコンダクタ及び誘電材料の寸法及び形状を有する。伝送線路は、分布抵抗、分布インダクタンス、分布コンダクタンス及び分布容量をもつ素子からなる等価電気回路(すなわちRLGC部分回路)で表すことができる。マイクロストリップ伝送線路32の構成は、誘電体を間に入れて導電面に重なり、導電面に平行に配置される、コンダクタからなる。ストリップライン伝送線路34の構成は、誘電体を間に入れて2つの導電面の間に、2つの導電面と平行に配置される、コンダクタからなる。平衡伝送線路36は、コンダクタの間に等しく分布する、分布抵抗、分布インダクタンス、分布コンダクタンス及び分布容量をもつ素子を有する、2線コンダクタ伝送線路である。不平衡伝送線路38は、コンダクタの間に不等に分布する、分布抵抗、分布インダクタンス、分布コンダクタンス及び分布容量をもつ素子を有する、伝送線路である。不等配線幅は不平衡伝送線路38をつくるための一法である。信号配線層をマイクロストリップ32及びストリップライン34の伝送線路構造に対する基準層として表すことは普通に行われている。図3において、不平衡マイクロストリップ、平衡差動マイクロストリップ及び不平衡差動マイクロストリップは層L1上に配置されるが、層L2上の導電面が伝送線路構造の一部を形成する。同様の態様において、不平衡ストリップライン、平衡差動ストリップライン及び不平衡差動ストリップラインは層L3上に配置されるが、層L2及びL4上の導電面も伝送線路構造の一部を形成する。
マイクロストリップ32及びストリップライン34は一様な(例えば線路に沿う距離によって断面が変化しない)導波構造であるから、同等のランプ素子RLGC回路40の直列接続を通って線路を伝搬していく信号の効果をモデル化するために用いることができる。図4に見られるように、また例として図3の不平衡ストリップライン34を用いれば、伝送線路は初めに無限小の増分ΔZに分割される。電気的等価回路40は全てのTEM波モード伝送線路が共通に有する4つの物理現象に基づいてつくることができる。伝送線路の導電領域内部での信号電力の熱への変換を量的に表すために、直列抵抗Rが用いられる。伝送線路の誘電体領域内部での信号電力の熱への変換を量的に表すために、シャントコンダクタンスGが用いられる。伝送線路は導波構造であるから、伝搬信号がもつ電力の大半は伝送線路の導電部分を囲む誘電体領域に存在する電場内及び磁場内にある。伝送線路が電場に有する影響を量的に表すために、容量Cが用いられる。同様の関係がインダクタンスLと磁場の間に存在する。伝送線路を作成するために用いられるコンダクタ及び誘電体材料の寸法及び形状を変えると、R,L,G及びCの値が変わるであろう。
(マイクロストリップ32及びストリップライン34の相互接続配線のような)一様な伝送線路がバイア12に接続される場合、バイア12及びその局所周辺は、1つまたはそれより多くの曲折区画、1つまたはそれより多くのスタブ区画及び1つまたはそれより多くのスルー区画の、3種の異なる垂直領域に分割することができる。これらの区画を含む最上表面及び最下表面は、PCB積層10に依存し、どの層に入信号プレーナ型伝送線路及び出信号プレーナ型伝送線路が引かれているかに依存する。バイア曲折区画はバイア12がプレーナ型伝送線路に接続される領域である。曲折は信号にともなう電流の方向が向きを変えなければならないことを示す。言い換えれば、相互接続配線に沿って水平方向に流れている電流はここでバイア12に沿って垂直方向に流れなければならない。一般に、曲折区画は信号配線伝送線路構造を作成するために用いられる同じ層上に配置されたバイア12の垂直区画からなる。マイクロストリップ伝送線路32には2つの層が必要であるから、マイクロストリップ32にともなう曲折は少なくとも2つの層を含む。
同様に、バイアスタブ区画28は終端されていない一端を有するバイア12の領域である。バイアスルー区画またはバイア曲折区画はバイアスタブ区画28の一部になることができない。バイアスルー区画は、入信号伝送線路と出信号伝送線路の間の電気回路を完成するために必要であるが、曲折区画の一部ではない、バイア12の領域である。バイア12を通過する信号にともなう電場及び磁場は、排パッド領域26の境界より先の、導電層間の領域に延び込むことが多い。
電場及び磁場が信号に含まれるエネルギーのかなりの比率を有する場合、バイア12を最適化するときには、排パッド領域26を含めなければならない。浸入距離は、パッド22及び24及び排パッド領域26の寸法及び形状並びに注目する領域の導電層及び誘電体層の両者の厚さを含む、数多くの因子に依存する。コネクタの下及び多ピン集積回路で多く見られる、バイア密度が高いPCB領域においては、隣接バイア12によって発生する電場及び磁場が混ざり合うことができ、混ざり合う。そのような場合、与えられたバイア12の最適化には隣接バイア12の最適化も必要である。
図5は、最適化のための、2−バイア構造52の区分化セグメントへの変換の例を示す。本例において、2つのマイクロストリップ伝送線路32は鍍金スルーホール(PTH)バイア18に接続されている。2つのマイクロストリップライン32のための直接電流帰還経路を与えるために埋込バイア14が用いられている。埋込バイア14はPTHバイア18の極めて近くに配置されているため、2つのバイア14及び18における電流によって発生する電磁場が結合する。層L1と層L2の間の垂直方向距離が曲折領域を形成する。層L11と層L12の間の垂直方向距離が曲折領域を形成する。バイア18の残りの部分、層L2から層L11までがスルー区画を形成する。この構成にはスタブ区画28がない。総高を連鎖する直列RLセグメント54及びシャントGCセグメント56に分割することによってスルー区画に対する等価回路40を定めることができる。直列R値はその領域に定められるバイアセグメントにともなう抵抗損失から計算することができる。
直列インダクタンスは層L2と層L3の間を伝搬する信号によって発生する磁場から計算することができる。シャント容量は層L3の周囲を伝搬する信号によって発生する電場から計算することができる。直列インピーダンスは層間隔が大きくなるにつれて大きくなる。シャントアドミッタンスは接地面がいずれかの無機能パッドにどれだけ近いかに依存する。層L6のシャントアドミッタンスは層7のシャントアドミッタンスより大きい。導電層厚もシャントアドミッタンスに影響する。導電層が厚いほどアドミッタンスは小さくなる。導電面を無機能パッド24から離すか、あるいは無機能パッド24を除去すると、シャントアドミッタンスは大きくなる。スルー区画の最適化には一般に個々の区分化RLGC回路40間の区分化特性インピーダンスが可能な限り等しいことが必要であるから、誘電体材料厚、コンダクタ厚等の差を補償するために、パッド22及び24及び排パッド領域26の直径を必要に応じて調節しなければならない。パッド/排パッド領域の直径の調節では十分な自由度が得られなければ、誘電体層の高さを調節することが必要になり得る。
与えられる伝送線路構造が本明細書に示される4つのRLGC値に限定されないことに注意されたい。直列インピーダンス及び直列アドミッタンスに対する式を導くことができる限り、伝送線路構造のランプ素子特性インピーダンスを計算することができる。例として、図6に示される単バイア構造62を考える。そのような場合、隣接DC帰還電流バイアがなく、等価回路40はAC変位電流に対する帰還経路を与える直列容量Cppを有する。
周波数が高くなるにつれて、区分化特性インピーダンスは上述した2−バイア構造52の場合に得られる区分化特性インピーダンスに近づく。2−バイア構造52の場合においてDC帰還バイアが解析しているバイア12の直近になければ、図6で定められるモデルを用いなければならない。ここでの本質をなす重要な点は、与えられるバイア構造62が定められてしまえば、バイア12またはバイア12の集合体の物理特性を最適化するために既知の計算を実施することができる区分化非一様伝送線路構造にバイア構造62を変換できることである。
図7は、バイア構造12の高周波性能を最適化するための本発明の方法のフローチャート70を与える。本発明は第一義的に信号完全性の改善に関するから、プロセスの第1ステップ72は、バイア12の物理特性を操作することによってプリント回路基板の信号完全性における改善を証拠立てるために計算することができるパラメータを選択することである。そのようなパラメータの1つはSパラメータである。物理パラメータの等価な電気的表現が評価されている反復プロセスにおける計算に固有の困難さのため、直列インピーダンス、シャント素子アドミッタンス並びに、R,L,G,Cの値及びアドミッタンス及びインピーダンスを迅速に計算することができる、直列区分化RLGC部分回路に関して、Sパラメータが最もよく表現される。R,L,G,Cの値及びアドミッタンス及びインピーダンスは、最適化を決定するための第2レベルパラメータとして選ぶことができる(ステップ74)。
第2レベルパラメータを計算するため、バイアはいくつかのタイプの伝送線路セグメントの内の1つに細分されなければならない(ステップ76)。これらには、少なくとも1つのバイア構造に等価な電気回路をつくるために、必要に応じて、伝送線路曲折区画、非一様伝送線路スルー区画及び装荷非一様伝送線路スタブ区画がある。計算を容易にするため及び反射信号効果を軽減するために、バイアのスタブ区画長は可能であれば最小化するべきである(ステップ78)。
伝送線路セグメントは次いで、等価な、直列インピーダンス、シャント素子アドミッタンス及び、1つまたはそれより多くの、抵抗R,インダクタL,コンダクタG及びキャパシタCからなる、直列接続区分化RLGC部分回路に変換することができる(ステップ80)。これらの等価回路に対する第2レベルパラメータはベースラインとして計算することができる(ステップ82)。次いでバイア12の物理特性が第1の方向に操作される(すなわち、穴の寸法を大きくするかまたは小さくするかあるいは穴の形状を変える)(ステップ84)。次いで、第2レベルパラメータの値がユーザの所望の方向に変化しているか否かを決定するために第2レベルパラメータが再計算される(ステップ86)。
第2パラメータ値が最適化値に向けて変化していれば(ステップ88)、第2レベルパラメータの計算値が最適化されるようなときまで(ステップ92)、あるいはさらなる最適化が経費上禁止されるまで、バイアの物理特性を同じ態様で(すなわち、先に小さくする側にかえられていれば、やはり小さくする側に)さらに変えることができる(ステップ90)。第2レベルパラメータが最適化値に向けて変化していなければ(ステップ94)、第2レベルパラメータの計算値が最適化されるようなときまで(ステップ100)、あるいはさらなる最適化が経費上禁止されるまで、バイアの物理特性を別の方向に(すなわち、小さくする側に変えられていれば、大きくする側に)変えることができる(ステップ96)。必要に応じて、バイアの最適化によるプリント回路基板における高周波性能の改善を補償するために、最高レベルパラメータを計算することができる。
特定の用語及びデバイスを用いて本発明の好ましい実施形態を説明したが、そのような説明は例示を目的としているに過ぎない。用語は限定語ではなく説明語である。添付される特許請求の範囲に述べられる、本発明の精神または範囲を逸脱することなく変更または変形が当業者によってなされ得ることは当然である。さらに、様々なその他の実施形態の態様が全体的にまたは部分的に入れ換えられ得ることは当然である。したがって、添付される特許請求の範囲の精神及び範囲は、本明細書に含められる好ましい実施形態に限定されるべきではない。
一対の、個々の内部層を示す標準のプリント回路基板の断面図及び複数のバイアを有する層間の内部接続を示す対応図である 信号完全性性能を高めるためのバイア構造への従来技術の改変を含む図1に示されるようなプリント回路基板の一対の断面図である 個々の内部層を示すプリント回路基板の基本断面図及びそのようなプリント回路基板の上部3層に対するマイクロストリップ及びストリップライン伝送線路断面を示す対応部分断面図である 図3の非平衡終端ストリップラインの図を示すプリント回路基板の部分断面図並びにそのようなストリップラインの長さが同じセグメントへの分割及びそのセグメントの等価電気回路である 一対の、個々の内部層を示すプリント回路基板の断面図及び隣接帰還バイアをもつバイアスルー区画を有する層間の内部接続を示す対応図、並びに複数のバイアに対する等価回路である 隣接帰還バイアをもたないバイアスルー区画に対する図5に示されるような一対の断面図及びその等価回路である 本発明の基本的方法の概要を示すフローチャートである
符号の説明
10 プリント回路基板(PCB)
12 バイア
14 埋込バイア
16 盲バイア
18 鍍金スルーホール(PTH)バイア

Claims (20)

  1. 少なくとも1つのバイア構造の高周波性能を最適化する方法において、
    (a)最適化のための最高レベルパラメータを定める工程、
    (b)前記最高レベルパラメータの関数として、最適化のための第2レベルパラメータを導く工程、
    (c)前記最高レベルパラメータ及び前記第2レベルパラメータの両者の最適化のための経費上の拘束を定める工程、
    (d)前記少なくとも1つのバイア構造をいくつかのタイプの伝送線路セグメントの内の1つに細分する工程、
    (e)前記少なくとも1つのバイア構造のスタブ区画長を最小化する工程、
    (f)前記いくつかのタイプの伝送線路セグメントを、等価な、直列インピーダンス、シャント素子アドミッタンス及び、1つまたはそれより多くの、抵抗R,インダクタL,コンダクタG及びキャパシタCからなる、直列接続区分化RLGC部分回路に変換する工程、及び
    (g)前記第2レベルパラメータを最適化する工程、
    を有してなることを特徴とする方法。
  2. 前記最高レベルパラメータが前記少なくとも1つのバイア構造のSパラメータであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記いくつかのタイプの伝送線路セグメントが、前記少なくとも1つのバイア構造に等価な電気回路をつくるために、必要に応じて、伝送線路曲折区画、非一様伝送線路スルー区画及び装荷非一様伝送線路スラブ区画を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記伝送線路曲折区画がランプ素子直列インピーダンス及びシャント素子アドミッタンスに変換されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記非一様伝送線路スルー区画が直列接続区分化RLGC部分回路に変換されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記装荷非一様伝送線路スタブ区画が直列接続区分化RLGC部分回路に変換されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2レベルパラメータが、前記伝送線路曲折区画の、等価な、ランプ素子直列インピーダンス及びシャント素子アドミッタンス並びに前記非一様伝送線路スルー区画及び前記装荷非一様伝送線路スタブ区画のR,L,G及びCの個々の値であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 前記第2レベルパラメータの前記最適化が、前記伝送線路曲折区画の前記ランプ素子直列インピーダンス及び前記シャント素子アドミッタンスの値の最小化を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2レベルパラメータの前記最適化が、前記非一様伝送線路スルー区画のR,L,G及びCの前記個々の値及び隣接部分回路間の区分化特性インピーダンスを可能な限り等しくする工程を含み、また、R,L,G及びCの前記個々の値及び隣接部分回路間の区分化特性インピーダンスを可能な限り等しくすることができない場合には、前記シャントアドミッタンスの総和に対する前記直列インピーダンスの総和の比を可能な限り等しくする工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記第2レベルパラメータの前記最適化が、前記装荷非一様伝送線路スタブ区画の前記等価区分化RLGC部分回路において、R及びLの前記個々の値を可能な限り大きくし、G及びCの前記個々の値を可能な限り小さくする工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 前記第2レベルパラメータの前記最適化が、前記少なくとも1つのバイア構造の物理的寸法の操作を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 少なくとも1つのバイア構造の高周波性能を最適化する方法において、
    (a)前記少なくとも1つのバイア構造の物理特性に依存する最適化特性を定める工程、
    (b)前記少なくとも1つのバイア構造に対する等価基本部分電気回路をつくる工程、及び
    (c)前記最適化特性を最適化する工程、
    を有してなることを特徴とする方法。
  13. 前記最適化特性が、ランプ素子直列回路インピーダンス、シャント素子アドミッタンス及び直列接続区分化RLGC部分回路におけるR,L,G及びCの個々の値を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記等価基本部分電気回路をつくる工程が、前記少なくとも1つのバイア構造を、必要に応じて、伝送線路曲折区画、非一様伝送線路スルー区画及び装荷非一様伝送線路スタブ区画に変換する工程を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記最適化特性の最適化が、前記少なくとも1つのバイア構造の前記物理特性の操作を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 少なくとも1つのバイア構造の高周波性能を最適化する方法において、
    (a)前記少なくとも1つのバイア構造を、等価な、決定可能な基本電気特性に変換する工程、
    (b)前記決定可能な基本電気特性の値を変えるために、前記少なくとも1つのバイア構造の物理特性を操作する工程、及び
    (c)前記決定可能な基本電気特性の値を最適化する工程、
    を有してなることを特徴とする方法。
  17. 前記少なくとも1つのバイア構造を等価な基本電気特性に変換する工程が、
    (a)前記少なくとも1つのバイア構造を、前記等価決定可能基本電気特性だけを含み、前記少なくとも1つのバイア構造に電気的に等価である電気回路をつくるために、必要に応じて、伝送線路曲折区画、非一様伝送線路スルー区画及び装荷非一様伝送線路スタブ区画に細分する工程、及び
    (b)前記伝送線路曲折区画、前記非一様伝送線路スルー区画及び前記装荷非一様伝送線路スタブ区画を、等価な、ランプ素子直列インピーダンス、シャント素子アドミッタンス及び直列接続区分化RLGC部分回路に変換する工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記決定可能基本電気特性の値を最適化する工程が、前記伝送線路曲折区画の前記ランプ素子直列インピーダンス及び前記シャント素子アドミッタンスの値を最小化する工程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記決定可能基本電気特性の値を最適化する工程が、前記非一様伝送線路スルー区画のR,L,G及びCの個々の値及び隣接部分回路間の区分化特性インピーダンスを可能な限り等しくする工程を含み、また、R,L,G及びCの前記個々の値及び隣接部分回路間の区分化特性インピーダンスを可能な限り等しくすることができない場合には、前記シャントアドミッタンスの総和に対する前記直列インピーダンスの総和の比を可能な限り等しくする工程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 前記決定可能基本電気特性の値を最適化する工程が、前記装荷非一様伝送線路スタブ区画に対する前記等価電気回路において、R及びLの前記個々の値を可能な限り大きくし、G及びCの前記個々の値を可能な限り小さくする工程を含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
JP2004569398A 2003-03-06 2003-03-06 バイア構造の高周波性能を最適化する方法 Pending JP2006526883A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2003/006836 WO2004082180A2 (en) 2003-03-06 2003-03-06 Method for optimizing high frequency performance of via structures

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006526883A true JP2006526883A (ja) 2006-11-24

Family

ID=32986322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004569398A Pending JP2006526883A (ja) 2003-03-06 2003-03-06 バイア構造の高周波性能を最適化する方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1625680A4 (ja)
JP (1) JP2006526883A (ja)
KR (1) KR101041555B1 (ja)
CN (1) CN1989503B (ja)
AU (1) AU2003225687A1 (ja)
WO (1) WO2004082180A2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142307A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Hitachi Ltd 高速差動信号用多層基板、通信装置およびデータ記憶装置
JP2010050627A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Toshiba Corp 高周波多層基板及び高周波多層基板の製造方法
US9380704B2 (en) 2011-03-30 2016-06-28 Nec Corporation Transmission system and method for constructing backplane system
US9397418B2 (en) 2011-03-30 2016-07-19 Nec Corporation Transmission system and method for constructing backplane system
JP2017535959A (ja) * 2014-11-11 2017-11-30 アルカテル−ルーセント バックドリル信頼性アンカー

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1916915A (zh) 2005-08-19 2007-02-21 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 改良过孔阻抗的方法
CN101236078B (zh) 2007-02-02 2011-01-05 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电容到过孔导线长度检查系统及方法
CN101373488B (zh) * 2007-08-21 2011-06-15 京元电子股份有限公司 印刷电路板的堆叠设计系统与方法
CN107072056B (zh) * 2017-05-31 2019-09-27 郑州云海信息技术有限公司 一种优化pcie连接器区域信号质量的设计方法
CN112770482B (zh) * 2020-12-04 2023-11-28 深圳国人无线通信有限公司 一种印制板组件及屏蔽结构

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944549A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Mitsubishi Electric Corp 回路設計方法及びレイアウト設計方法
JPH09274623A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Oki Electric Ind Co Ltd 伝送線路シミュレーションシステムとそれを用いた伝送線路シミュレーション方法
JPH1049568A (ja) * 1996-05-31 1998-02-20 Sharp Corp 回路基板設計方法及び記録媒体
JP2000188478A (ja) * 1998-10-16 2000-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多層回路基板、その製造方法、および、その特性インピ―ダンス調整方法
JP2000252716A (ja) * 1999-03-03 2000-09-14 Sony Corp 分布定数フィルタおよびその製造方法、ならびに分布定数フィルタ回路基板
JP2001007612A (ja) * 1999-06-22 2001-01-12 Nec Corp スタブ回路、スタブ回路の調整方法及び発振器
JP2001308608A (ja) * 2000-02-16 2001-11-02 Murata Mfg Co Ltd 高周波回路装置および通信装置
JP2001308547A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Sharp Corp 高周波多層回路基板
JP2002169839A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板の実装コスト評価方法及びその装置
JP2002232143A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toppan Printing Co Ltd 同軸ビアホールおよびその製造方法ならびにこれを用いた多層配線基板およびその製造方法
JP2002259483A (ja) * 2001-02-12 2002-09-13 Hewlett Packard Co <Hp> 伝送線路における誘電損をモデル化する方法
US6512377B1 (en) * 2001-06-29 2003-01-28 Nortel Networks Limited Method and apparatus for extraction of via parasitics

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538538B2 (en) * 1999-02-25 2003-03-25 Formfactor, Inc. High frequency printed circuit board via
US6891266B2 (en) * 2002-02-14 2005-05-10 Mia-Com RF transition for an area array package

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0944549A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Mitsubishi Electric Corp 回路設計方法及びレイアウト設計方法
JPH09274623A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Oki Electric Ind Co Ltd 伝送線路シミュレーションシステムとそれを用いた伝送線路シミュレーション方法
JPH1049568A (ja) * 1996-05-31 1998-02-20 Sharp Corp 回路基板設計方法及び記録媒体
JP2000188478A (ja) * 1998-10-16 2000-07-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多層回路基板、その製造方法、および、その特性インピ―ダンス調整方法
JP2000252716A (ja) * 1999-03-03 2000-09-14 Sony Corp 分布定数フィルタおよびその製造方法、ならびに分布定数フィルタ回路基板
JP2001007612A (ja) * 1999-06-22 2001-01-12 Nec Corp スタブ回路、スタブ回路の調整方法及び発振器
JP2001308608A (ja) * 2000-02-16 2001-11-02 Murata Mfg Co Ltd 高周波回路装置および通信装置
JP2001308547A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Sharp Corp 高周波多層回路基板
JP2002169839A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路基板の実装コスト評価方法及びその装置
JP2002232143A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Toppan Printing Co Ltd 同軸ビアホールおよびその製造方法ならびにこれを用いた多層配線基板およびその製造方法
JP2002259483A (ja) * 2001-02-12 2002-09-13 Hewlett Packard Co <Hp> 伝送線路における誘電損をモデル化する方法
US6512377B1 (en) * 2001-06-29 2003-01-28 Nortel Networks Limited Method and apparatus for extraction of via parasitics

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142307A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Hitachi Ltd 高速差動信号用多層基板、通信装置およびデータ記憶装置
JP2010050627A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Toshiba Corp 高周波多層基板及び高周波多層基板の製造方法
JP4585587B2 (ja) * 2008-08-20 2010-11-24 株式会社東芝 高周波多層基板及び高周波多層基板の製造方法
US9380704B2 (en) 2011-03-30 2016-06-28 Nec Corporation Transmission system and method for constructing backplane system
US9397418B2 (en) 2011-03-30 2016-07-19 Nec Corporation Transmission system and method for constructing backplane system
JP2017535959A (ja) * 2014-11-11 2017-11-30 アルカテル−ルーセント バックドリル信頼性アンカー

Also Published As

Publication number Publication date
KR20060006776A (ko) 2006-01-19
AU2003225687A8 (en) 2004-09-30
EP1625680A2 (en) 2006-02-15
KR101041555B1 (ko) 2011-06-15
CN1989503A (zh) 2007-06-27
EP1625680A4 (en) 2009-04-08
WO2004082180A3 (en) 2006-12-28
CN1989503B (zh) 2010-08-04
AU2003225687A1 (en) 2004-09-30
WO2004082180A2 (en) 2004-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7249337B2 (en) Method for optimizing high frequency performance of via structures
US7479857B2 (en) Systems and methods for blocking microwave propagation in parallel plate structures utilizing cluster vias
US7495532B2 (en) Systems and methods for blocking microwave propagation in parallel plate structures
US8595924B2 (en) Method of electromagnetic noise suppression devices using hybrid electromagnetic bandgap structures
US7288723B2 (en) Circuit board including isolated signal transmission channels
US8516695B2 (en) Method for forming a circuit board via structure for high speed signaling
US20100182105A1 (en) Impedance-controlled coplanar waveguide system for the three-dimensional distribution of high-bandwidth signals
CN107969065B (zh) 一种印刷电路板
JP2000507427A (ja) 双方向性、非中実の、インピーダンスが制御された基準平面
WO2001001453A2 (en) Method and apparatus for adjusting electrical characteristics of signal traces in layered circuit boards
US20050224912A1 (en) Circuit and method for enhanced low frequency switching noise suppression in multilayer printed circuit boards using a chip capacitor lattice
KR20100030568A (ko) 물결모양 브랜치를 이용한 전자기 대역 갭 조정
JP2006526883A (ja) バイア構造の高周波性能を最適化する方法
US5972231A (en) Imbedded PCB AC coupling capacitors for high data rate signal transfer
EP1568099B1 (en) A circuit that taps a differential signal
RU2378745C2 (ru) Полосно-пропускающий фильтр
TWM599507U (zh) 使用串列環形地平面結構之寬頻共模抑制濾波裝置
Ardakani et al. Phase Velocities Equalization of Coupled Microstrip Lines Using $\Omega $-Shaped Particles and Suppression of the Second Harmonic

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080715

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080729

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080815

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090630

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090710

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090730

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090806

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090831

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100706

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101006

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20101025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110307

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110314

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110407

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110414

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110509

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110823

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110823