JP2006525163A - 自動車のウインドガラス用のワイパ装置 - Google Patents

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Abstract

本発明によるウインドワイパ装置(1)では、車両ボディにおけるねじ結合なしで取付け易い固定のために、ワイパ装置側及び車両側にそれぞれ、貫通孔(17,18)を備えた各1つの領域(15,16)が設けられており、さらに緊締錠(20)が設けられていて、該緊締錠(20)が、貫通孔(17,18)を貫いて移動可能な抗張ピン(21)と、ヘッド領域(26)に回転可能に支承された緊締レバー(22)とから成っている。そして緊締錠(20)はプラスチックから成っていて、マルチコンポーネント射出成形法において、抗張ピン(21)に回動可能に配置された緊締レバー(22)と一体的に製造されている。

Description

本発明は、自動車のウインドガラス用のワイパ装置であって、固定装置が設けられており、該固定装置がワイパ装置側に複数の固定ポイントを有していて、これらの固定ポイントがそれぞれ、対応する車両側の固定ポイントと解離可能に共働するように形成されており、少なくとも1対の固定ポイントがねじ結合なしに共働する形式のものに関する。
自動車のボディにワイパ装置をこのように固定する装置は、既にドイツ連邦共和国特許公開第19833404号明細書に基づいて公知である。この場合所定の一対の固定ポイントにおける固定は、ねじ結合なしの差込み結合部もしくは係止結合部として実現されており、このような差込み結合部もしくは係止結合部では、ワイパ装置側に、ワイパ装置の支持構造から突出している固定部材が設けられており、この固定部材は、車両側に形成された相応な受容開口への差込みのために形成されている。受容開口自体は特殊な保持部材、例えば車体に固定されたラバースリーブ内に配置されている。
ワイパ装置用の公知の固定装置は通常、互いに間隔をおいて位置する少なくとも3つの固定部を有しており、これらの固定部は互いに異なった構成を有することができる。実地においては従来少なくとも1つの固定部はねじによって実現され、この場合ワイパ装置と自動車との間には振動に応じた遮断のために緩衝エレメントが挿入され、取付け時、つまりねじ結合の前に、車両側に設けられたねじ山付孔内にもたらされねばならない。取付け時間及び取付け工具の準備に関して自動車メーカが負担すべき手間及びコストは、ねじ及び緩衝エレメントを用いてワイパ装置を固定する場合全体として極めて高いと感じられる。また、ドイツ連邦共和国特許公開第19833404号明細書に基づいて公知のねじ結合なしの固定装置は、その複数部分から成る構造に基づいて、必ずしも取付けが容易ではなく、しかもねじの代わりに使用する場合に、固定装置の機械的な確実性に疑問があり、このような疑問は、ラバースリーブ内の受容開口における差込みピンの付加的な軸方向固定によってしか克服することができない。
例えば自転車又はスキーのビンディングのようなその他の技術的な関係において公知のねじ結合なしの迅速固定装置は、差込み原理もしくは係止原理を用いているのではなく、緊締錠として形成されている。ドイツ連邦共和国特許公開第2943919号明細書に基づいて公知の偏心緊締錠(Exzenter-Spannverschluss)は、太くされた足領域を備えた抗張ピンと、該抗張ピンのヘッド領域に回転軸を中心にして旋回可能に固定された偏心緊締レバーとから成っており、この偏心緊締錠を用いて、互いに上下に位置している2つのプレート状のエレメントを、緊締レバーの下側面と太くされた足領域との間においてしっかりとクランプすることができる。この場合、足領域に、ピン長手方向軸線に対して横方向に延びる縦長の形状を与えることも公知であり、このように構成することによって、足領域を緊締レバー側から、結合すべき両エレメントに設けられた貫通孔を通して、次いで90°回動させることができ、このような構成では、貫通孔を通して抗張ピンを貫通させるのに背側からの接近が不可能であるようなエレメントにおいても、緊締錠を装着することができる。公知の緊締錠は典型的には少なくとも2つの金属部分から成っており、ドイツ連邦共和国特許公開第2943919号明細書に開示された偏心緊締錠では、抗張ピンと緊締レバーとはそれぞれプラスチック・加圧射出成形品である。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式のワイパ装置を改良して、単純な構造を有していて、車両ボディに僅かな取付け手間でしかも確実に固定することができるワイパ装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明によるワイパ装置では、請求項1の特徴部に記載のように構成されている。請求項1記載のワイパ装置の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
本発明によるワイパ装置では、少なくとも1つのねじ結合なしの固定部のために、第一に、ワイパ装置側及び車両側にそれぞれ、貫通孔を備えた有利にはプレート状の各1つの領域が設けられている。これらの領域は、ほぼ合同の貫通孔を備えて互いに平行に配置されていることができ、これによって緊締錠が挿入可能であり、この緊締錠は、拡大された足領域を備えていて貫通孔を貫いて移動可能な抗張ピンと、カム区分又は偏心区分を備えていてヘッド領域に回転可能に支承された緊締レバーとから成っている。緊締錠は有利にはプラスチックから成っていて、マルチコンポーネント射出成形技術において、抗張ピンに回動可能に配置された緊締レバーと一体的に製造されている。
本発明によるワイパ装置は、工具なしに、迅速にかつ人間工学的に車両ボディに取り付けることができる。緊締錠を用いた固定は確実であり、特に、通常の車両運転において生じる振動に対して十分な抵抗力を有している。ワイパ装置側及び車両側における前提条件は、特にねじを用いた固定形式に比べて、簡単かつ安価に実施することができる。さらに固定装置は本発明によれば、車両におけるワイパ装置の支持通りの正確な位置を保証し、しかも解離可能であり、それ自体場所をとらない。今日利用できる射出成形技術の特別な方法によって可能になる、プラスチック製の緊締錠を、安価にかつ一体的に実現できることは、構造及び取付けに関する簡単化のために決定的なことである。
本発明の有利な構成では、緊締レバーがU字形に形成されていて、U字の脚の両端部がそれぞれカム区分又は偏心区分として形成されており、しかも抗張ピンのヘッド領域が、ピン長手方向軸線に対して横方向に延びているほぼ円筒形の軸として形成されていて、該円筒形の軸が、この円筒形の軸の両端部に直接回動可能に射出成形されたカム区分又は偏心区分の間に支承されている。しかしながらまた択一的に逆の構成も可能であり、この逆の構成では、抗張ピンのヘッド領域がU字形に形成されていて、U字の脚の両端部の間に配置されていて軸状に形成された緊締レバーのカム区分又は偏心区分に、一体的に射出成形されている。
本発明によるワイパ装置の別の有利な構成では、貫通孔が、端部領域においてバーベル形に肉厚に形成された輪郭を有しており、抗張ピンの足領域が、前記輪郭に合わせて整形された横断面を有している。このように構成されていると、固定装置をワイパ装置の側から取り付けることができ、この場合輪郭の特殊な形状に関連した特別な利点としては、材料消費が比較的僅かであるにもかかわらず、緊締レバーの緊締時において足領域に大きな支持面が与えられていることが挙げられる。
特に有利な別の構成では、環状のゴムエレメントが、貫通孔のうちの1つ貫通孔の輪郭に装着されており、ゴムエレメントが、該ゴムエレメントを装着された貫通孔の縁部を取り囲んでいて、さらに対応するプレート状の領域の縁部領域を少なくとも、該プレート状の領域に対して平行な第2の領域に向けられた側において、覆っている。振動に応じた遮断のために多くの場合必要なゴムエレメントは、従って特にワイパ装置側のプレート状の領域の貫通孔の輪郭内に挿入されることができ、その結果、このようにして準備されたワイパ装置の取付け時に、従来緩衝エレメントと関連した組立てに関する手間及びコストは生じない。
本発明の他の構成では、緊締レバーのカム区分又は偏心区分が、緊締レバーに直接隣接して配置されたワイパ装置側のプレート状の領域の、カム区分又は偏心区分に向けられた側に支持されており、緊締レバーが、係止手段を備えた旋回区分を有していて、該係止手段は、旋回区分がワイパ装置側の領域に対してほぼ平行なポジションへと旋回された場合に、ワイパ装置側のプレート状の領域に配置された係止エレメントと係止可能である。このように構成されていることによって、既にカム区分又は偏心区分の旋回に伴って生じる錠止効果はさらに強化される。
次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。
図1は、従来技術による車両側の受容装置を有するねじ結合なしの固定装置を備えた、ウインドワイパ装置を示す斜視図であり、
図2は、本発明による固定装置の取付け前における状態を、断面して示す側面図であり、
図3は、ワイパ装置と車両ボディの、本発明のように固定のために準備された領域を、緊締錠なしに上から示す平面図であり、
図4は、図3に示された領域を、挿入され回動されて錠止ポジションにもたらされた緊締錠と共に示す平面図であり、
図5は、図4に示された状態において錠止された固定装置を、図2と同様な断面された側面図で示す図であり、
図6は、抗張ピンを単独で示す平面図であり、
図7は、緊締レバーに挿入された抗張ピンを示す平面図である。
図1には、従来技術に基づいて公知の自動車用のウインドワイパ装置が示されており、このウインドワイパ装置は、ロッド状の支持体2を有していて、この支持体2は両端部にそれぞれ軸受体3(成形管)を有している。各軸受体3には、ウインドワイパアーム(図示せず)を受容するための各1つのワイパ軸4が、軸方向固定にかつ回動可能に支承されている。支持体2には、ほぼ該支持体2の中央部分に設けられたプレート5に、駆動装置6が設けられており、この駆動装置6は連結ロッド7に対して作用する。連結ロッド7の両端部はそれぞれ、旋回体8;9と枢着結合されており、これらの旋回体8,9はそれぞれワイパ軸4と堅固に連結されている。
公知のウインドワイパ装置1は固定装置を用いて、ウインドシールドガラス(図示せず)の下におけるポイント10,11,12,13において、車両ボディ14に固定されている。今日、この固定は典型的にはポイント10〜13のうちの少なくとも1つのポイントではねじを用いて実現されており、その他のポイントではワイパ装置側に差込みピンを設けておくことができる。他の構成では、ウインドワイパ装置1は、各1つのワイパ軸4のために2つ又はそれ以上の軸受体3を備えているか又は、他の機械的な構成を備えていることができる。
図2には、貫通孔17を備えたワイパ装置1のプレート状の領域15と、この領域15に対して平行に配置された車両ボディ14の領域16とが示されており、車両ボディの領域16には、領域15に設けられた貫通孔17に対してほぼ合同の孔18が設けられている。孔17の輪郭部にはゴムエレメント19が緩衝体として装着、特に挿入されており、この場合ゴムエレメント19は図示のように、領域15の縁部の周りを取り囲んで該領域15の下を覆っていて、緩衝のために十分な面積が、隣接した領域15と領域16との間において得られるようになっており、この両領域15,16は次いで行われる固定時に互いに圧着される。
図2に示されているプラスチック製の緊締錠20は、抗張ピン21と緊締レバー22とから成っている。緊締レバー22はカム区分又は偏心区分23(この偏心区分23の機能については図5を参照しながら後で詳しく述べる)と、旋回区分24とを有している。抗張ピン21は拡大された足領域25を有しており、この足領域25は典型的には縦長の形状を有していて、ピン長手方向軸線Bに対して横方向に延びている。図2においては見えない抗張ピン21のヘッド領域は、緊締レバー22に回転可能に支承されており、その結果緊締レバー22は、図示の実施例では逆時計回り方向で、図平面に対して垂直に延びる軸線Aを中心にして旋回可能である。緊締錠20全体は、矢印で示されているように、上から、互いに上下に位置している貫通孔17,18を貫いて押し込まれる。図2に示された構成とは異なり、領域15,16の鉛直方向における配置形式は容易に交換することも可能である。組立て易さに基づいて有利な構成では、ゴムエレメント19がそれぞれ、ワイパ装置側における領域15(この領域15は例えば成形管(図1の軸受体3参照)に一体成形されていることができる)の貫通孔17に装着されており、このようなゴムエレメント19は場合によっては領域15と一緒に、領域16とポジションを交換する。
図3に示された平面図には、貫通孔17,18もしくは足領域25の特別な形状付与を有する本発明の1実施形態が示されている。中央が幾分絞られている孔17,18の縦長の形状によって、形状を相応に合わせられた足領域25が、孔を貫通することができ、この足領域25は一方では、図2に示された領域16の下側に対する大きな接触面を有しており、しかしながら他方では不都合なほどに多くの材料を消費しない。
図4には固定された状態が示されており、すなわち、緊締錠20が、より正確には足領域25と抗張ピン21の中央部分の一部が、貫通開口17,18を貫いて押し込まれ、次いで例えば90°変えられたポジションへと回動させられ、最後に緊締レバー22の旋回区分24がピン長手方向軸線Bに対して平行なポジションから約90°、プレート状の領域15に支持されるカム区分又は偏心区分23を中心にして、旋回させられた後における、固定状態が示されている。
図5には、図4において得られた固定装置の錠止ポジションが断面図で示されている。拡大された足領域25は、図示のように後側から領域16に下から係合し、これに対して緊締錠20は領域15の前側に支持されている。カム区分又は偏心区分23の自体公知の機能は、長さa>bというジオメトリ構成に基づいて、緊締レバー22の旋回が、緊締錠20の緊締のために使用されるカム行程、つまり抗張ピン21の移動を伴うことに基づいている。プレート状の領域15,16は従って緊締レバー22の旋回によって図5に示された緊締ポジションにおいて、緊締レバー22の下側と拡大された足領域25との間にしっかりとクランプされる。
緊締錠20によって生ぜしめられる錠止効果は、図5に示されているように、領域15の上側から突出していて旋回区分24における適宜な係止受容部に係止される係止突起27によってさらに補強することができる。
緊締錠20の2つの構成部材、つまり抗張ピン21と緊締レバー22とが互いに係合するための1実施例が、図6及び図7に平面図で示されている。図6から特に分かるように、抗張ピン21のヘッド領域26は例えばほぼ円筒形に形成されていることができる。図7には円筒形のヘッド領域26の支承部が、U字形に形成された緊締レバー22のU字の脚の端部つまりカム区分又は偏心区分23の間の軸として示されている。
プラスチック部材用の射出成形金型であって、プラスチック部材の複数の成分をいわばサンドイッチ状に射出することができる射出成形金型が公知である。マルチコンポーネント射出成形(Mehrkomponenten-Spritzgiessen)(2ショット法(Two-Shot-Verfahren)又はオーバモールディング法(Overmolding-Verfahren)とも呼ばれる)の自体公知の方法では、まず初めに金型のキャビティ内に、第1の成分から成る前射出成形品(Vorspritzling)が射出される。この前射出成形品は、後続のキャビティにおける容積の解放によって別の成分により補充され、この際に前射出成形品は場合によっては移動させられる。特に、しばしば組合せ・射出成形(Montage-Spritzgiessen)と呼ばれる方法において、1つの構成部材の2つの成分の間における、相対的に運動可能ではあるが解離不能な結合を行うことが可能である。本発明のようにワイパ装置を固定するために使用される緊締錠であって、抗張ピン21に回転運動可能に配置された、つまり一体に射出成形された緊締レバー22を備えた緊締錠では、両方の成分の間において必要な完全な固着不適合は、両成分のための異なったプラスチックの使用と相応に異なった収縮特性とによって、又は射出パラメータ及び射出サイクル時間の相応な適合によって実現することができ、これによって両成分の「接着」を阻止することが可能である。本発明との関連におけるこのマルチコンポーネント射出成形法の利点は、回転運動可能な成分を備えた一体的な緊締錠を生ぜしめることにあり、この場合さもなくば必要な成分の組立て動作が射出成形型に移動される。本発明のように一体的なプラスチック緊締錠20を使用すると、ワイパ装置の固定装置の構造が単純化されかつ組立てが容易になる。
従来技術による車両側の受容装置を有するねじ結合なしの固定装置を備えた、ウインドワイパ装置を示す斜視図である。 本発明による固定装置の取付け前における状態を、断面して示す側面図である。 ワイパ装置と車両ボディの、本発明のように固定のために準備された領域を、緊締錠なしに上から示す平面図である。 図3に示された領域を、挿入され回動されて錠止ポジションにもたらされた緊締錠と共に示す平面図である。 図4に示された状態において錠止された固定装置を、図2と同様な断面された側面図で示す図である。 抗張ピンを単独で示す平面図である。 緊締レバーに挿入された抗張ピンを示す平面図である。

Claims (7)

  1. 自動車のウインドガラス用のワイパ装置(1)であって、固定装置が設けられており、該固定装置がワイパ装置側に複数の固定ポイントを有していて、これらの固定ポイントがそれぞれ、対応する車両側の固定ポイントと解離可能に共働するように形成されており、少なくとも1対の固定ポイントがねじ結合なしに共働する形式のものにおいて、少なくとも1つのねじ結合なしの固定部のために、ワイパ装置側及び車両側にそれぞれ、貫通孔(17,18)を備えた各1つの領域が設けられており、緊締錠(20)が設けられていて、該緊締錠(20)が、拡大された足領域(25)を備えていて貫通孔(17,18)を貫いて移動可能な抗張ピン(21)と、カム区分又は偏心区分(23)を備えていてヘッド領域(26)に回転可能に支承された緊締レバー(22)とから成っていることを特徴とする、自動車のウインドガラス用のワイパ装置。
  2. 緊締錠(20)がプラスチックから成っていて、マルチコンポーネント射出成形技術において、抗張ピン(21)に回動可能に配置された緊締レバー(22)と一体的に製造されている、請求項1記載のワイパ装置。
  3. 緊締レバー(22)がU字形に形成されていて、U字の脚の両端部がそれぞれカム区分又は偏心区分(23)として形成されており、抗張ピン(21)のヘッド領域(26)が、ピン長手方向軸線(B)に対して横方向に延びているほぼ円筒形の軸として形成されていて、該円筒形の軸が、この円筒形の軸の両端部に直接回動可能に射出成形されたカム区分又は偏心区分(23)の間に支承されている、請求項1又は2記載のワイパ装置。
  4. 貫通孔(17,18)が、端部領域においてバーベル形に肉厚に形成された輪郭を有しており、抗張ピン(21)の足領域(25)が、前記輪郭に合わせて整形された横断面を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のワイパ装置。
  5. 環状のゴムエレメント(19)が、貫通孔(17,18)のうちの1つ貫通孔の輪郭に装着されており、ゴムエレメント(19)が、該ゴムエレメントを装着された貫通孔(17,18)の縁部を取り囲んでいて、さらに対応するプレート状の領域(15,16)の縁部領域を少なくとも、該プレート状の領域(15,16)に対して平行な第2の領域(15,16)に向けられた側において、覆っている、請求項1から4までのいずれか1項記載のワイパ装置。
  6. ゴムエレメント(19)が、ワイパ装置側のプレート状の領域(15)の貫通孔(17)の輪郭に装着されている、請求項5記載のワイパ装置。
  7. 緊締レバー(22)のカム区分又は偏心区分(23)が、緊締レバー(22)に直接隣接して配置されたワイパ装置側のプレート状の領域(15)の、カム区分又は偏心区分(23)に向けられた側に支持されており、緊締レバー(22)が、係止手段を備えた旋回区分(24)を有していて、該係止手段は、旋回区分(24)がワイパ装置側の領域(15)に対してほぼ平行なポジションへと旋回された場合に、ワイパ装置側のプレート状の領域(15)に配置された係止エレメント(27)と係止可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載のワイパ装置。
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