JP2006523705A5 - - Google Patents

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  1. 式(II):
    Figure 2006523705
    [式中、
    10は、
    a).C1-8アルキル、アリール、アリール(C1-8)アルキル、アリール(C2-8)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-8)アルキルおよびヘテロアリール(C2-8)アルケニルからなる群から選ばれる置換基により置換されているスルホニル:
    b).C1-8アルキル、アリール、アリール(C1-8)アルキル、アリール(C2-8)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-8)アルキル、ヘテロアリール(C2-8)アルケニル、−OR11およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリール、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-
    8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により置換されているカルボニル;
    c).アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3、ヒドロキシ、−C(O)R12およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-8アルキル;
    d).アリール;
    e).ヘテロアリール;
    f).シクロアルキル;
    g).シクロアルケニル;および
    h).ヘテロシクリル
    からなる群から選ばれ、
    ここで、a).,b).およびc).のヘテロシクリル、シクロアルキル、シクロアルケニル部分、シクロアルキルf).、シクロアルケニルg).およびヘテロシクリルh).は、
    ea).オキソ;
    eb).C1-8アルキル、アリール、アリール(C1-8)アルキル、アリール(C2-8)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-8)アルキル、ヘテロアリール(C2-8)アルケニルおよびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により置換されているカルボニル;
    ec).アミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により場合によっては置換されていてもよいC1-8アルキル;
    ed).アリール;および
    ef).(ハロ)1-3
    からなる群から独立して選ばれる1〜2個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    ここで、a).、b).、c).、ec).およびed).置換基のアリール部分、a).、b).、c).およびec).置換基のヘテロアリール部分、およびd).アリールおよびe).ヘテロアリール置換基は、
    fa).アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3、ヒドロキシ、−C(O)R12およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-8アルキル;
    fb).アミノ(水素およびC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC2-8アルケニル;
    fc).(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-8アルコキシ;
    fd).シクロアルキル;
    fe).ヘテロシクリル;
    ff).C1-8アルキルおよびハロゲンからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよいアリール;
    fg).ヘテロアリール;
    fh).ヒドロキシ;
    fi).ニトロ;および
    fj).(ハロ)1-3
    からなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    ここで、fa).のアリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルのアリール部分は、C1-4アルキル(アミノ(水素およびC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、C1-4アルコキシ((ハロ)1-3からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、ハロゲン、ヒドロキシおよびニトロからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    11は、
    aa).シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルキル;
    からなる群から選ばれ;
    ここで、aa).置換基のシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリールおよびヘテロアリール部分は、
    ba).アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルキル;
    bb).カルボキシル、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルコキシ;
    bc).C1-4アルキル、アリール、アリール(C1-4)アルキル、アリール(C2-4)アルケニル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-4)アルキルおよびヘテロアリール(C2-4)アルケニルからなる群から選ばれる置換基により置換されているカルボニル;
    bd).アリール;
    be).ヘテロアリール;
    bf).水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されているアミノ;
    bg).シアノ;
    bh).(ハロ)1-3
    bi).ヒドロキシ;
    bj).ニトロ;
    bk).1〜2個のオキソ置換基により場合によっては置換されていてもよいヘテロシクリル;および
    bl).C1-4アルキル、アリール、アリール(C1-4)アルキル、アリール(C2-4)アルケニル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-4)アルキルおよびヘテロアリール(C2-4)アルケニルからなる群から選ばれる置換基により置換されているスルホニル:
    からなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    ここで、bd).アリール、be).ヘテロアリールおよびbk).ヘテロシクリル置換基、およびbc).置換基のアリールおよびヘテロアリール部分は、C1-4アルキル(アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、C1-4アルコキシ((ハロ)1-3からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、ハロゲン、ヒドロキシおよびニトロからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    12は、C1-4アルキル、アリール、アリール(C1-4)アルキル、アリール(C2-4)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-4)アルキル、ヘテロアリール(C2-4)アルケニル、−OR11およびアミノ(水素、C1-4アルキル、アリールC1-4アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-4アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれ;
    ここで、R12のアリール、ヘテロアリール部分は、fa).アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3、ヒドロキシ、−C(O)R11およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-4アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-4アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルキル;
    fb).アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC2-4アルケニル;
    fc).(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されているC1-4アルコキシ;
    fd).シクロアルキル;
    fe).ヘテロシクリル;
    ff).C1-4アルキルおよびハロゲンからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよいアリール;
    fg).ヘテロアリール;
    fh).ハロゲン;
    fi).ヒドロキシ;
    fj).ニトロ;および
    fk).(ハロ)1-3
    からなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    この場合、fa).のアリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルのアリール部分は、C1-4アルキル(アミノ(水素およびC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、C1-4アルコキシ((ハロ)1-3からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、ハロゲン、ヒドロキシおよびニトロからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    4は、C1-4アルキル(アリールおよびヘテロアリールからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選ばれ;ここで、アリールおよびヘテロアリール、および置換アルキルのアリールおよびヘテロアリール部分は、C1-4アルキル、アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシおよび(ハロ)1-3(C1-8)アルキルからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    2およびR3は、ベンゼン環に結合され、そして
    ca).水素;
    cb).アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルキル;
    cc).(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルコキシ;
    cd).C2-4アルケニル;
    ce).水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されているアミノ;
    cf).ハロゲン;および
    cg).ヒドロキシ:
    からなる群から独立して選ばれ;
    ここで、R2およびR3は一緒になってベンゼン環に縮合される少なくとも1個の環を形成し;それによって多環系を提供し;この場合、多環系は、C9−C14ベンゾ縮合シクロアルキル、C9−C14ベンゾ縮合シクロアルケニル、C9−C14ベンゾ縮合アリール、ベンゾ縮合ヘテロシクリルおよびベンゾ縮合ヘテロアリールからなる群から選ばれ;
    そしてここで、多環系は、
    da).アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルキル;
    db).(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルコキシ;
    dc).水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されているアミノ;
    dd).ハロゲン;
    de).ヒドロキシ:および
    df).ニトロ;
    からなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    5は、水素およびC1-8アルキル(アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、およびアリール(C1-8アルキルおよびハロゲンからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよい)からなる群から選ばれ;
    6は、C1-8アルキル、アリール(C1-8)アルキル、C1-8アルコキシ、アリール(C1-8)アルコキシ、C2-8アルケニル、C2-8アルケニルオキシ、アリール(C2-8)アルケニル、アリール(C2-8)アルケニルオキシ、アリール、アリールオキシおよびヒドロキシからなる群から選ばれ;
    XおよびYは、水素、C1-8アルキル(シクロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アミノ(水素およびC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、C1-8アルコキシ(アリール、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、C2-8
    ルケニルオキシ、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリールおよびヒドロキシからなる群から独立して選ばれ;場合によっては、XおよびYは、結合の炭素と一緒に縮合されてスピロシクロアルキルもしくはヘテロシクリル部分を形成していてもよく;そして場合によっては、Yは存在しなくてもよく;ここで、Xは、O、S、イミノ、(C1-4)アルキルイミノおよびヒドロキシイミノからなる群から選ばれる二重結合によって結合される1個の置換基であり;そしてZは、結合、水素およびC1-8アルキルからなる群から選ばれ;Zが結合(ここで、ZはXに対する結合の炭素と二重結合を形成する)であるならば、その時Yは存在しておらず、そしてXは、水素、C1-8アルコキシ、C2-8アルケニルオキシ、アリールオキシ、アリール(C1-4)アルコキシおよびヒドロキシからなる群から選ばれる単結合によって結合される1個の置換基である]
    の化合物、またはその異性体、ラセミ化合物、鏡像異性体、ジアステレオマーもしくは塩。
  2. 式(IIa):
    Figure 2006523705
    [式中、
    10は、
    a).C1-8アルキル、アリール、アリール(C1-8)アルキル、アリール(C2-8)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-8)アルキルおよびヘテロアリール(C2-8)アルケニルからなる群から選ばれる置換基により置換されているスルホニル:
    b).C1-8アルキル、アリール、アリール(C1-8)アルキル、アリール(C2-8)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-8)アルキル、ヘテロアリール(C2-8)アルケニル、−OR11およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリール、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-
    8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により置換されているカルボニル;
    c).アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3、ヒドロキシ、−C(O)R12およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-8アルキル;
    d).アリール;
    e).ヘテロアリール;
    f).シクロアルキル;
    g).シクロアルケニル;および
    h).ヘテロシクリル
    からなる群から選ばれ、
    ここで、a).、b).およびc).のヘテロシクリル、シクロアルキル、シクロアルケニル部分、シクロアルキルf).、シクロアルケニルg).およびヘテロシクリルh).は、
    ea).オキソ;
    eb).C1-8アルキル、アリール、アリール(C1-8)アルキル、アリール(C2-8)アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1-8)アルキル、ヘテロアリール(C2-8)アルケニルおよびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により置換されているカルボニル;
    ec).アミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により場合によっては置換されていてもよいC1-8アルキル;
    ed).アリール;および
    ef).(ハロ)1-3
    からなる群から独立して選ばれる1〜2個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    この場合、a).、b).、c).、ec).およびed).置換基のアリール部分、a).,b).、c).およびec).置換基のヘテロアリール部分、およびd).アリールおよびe).ヘテロアリール置換基は、
    fa).アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、(ハロ)1-3、ヒドロキシ、−C(O)R12およびアミノ(水素、C1-8アルキル、アリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルおよびヘテロアリールC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルキル;
    fb).アミノ(水素およびC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基を有する)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC2-4アルケニル;
    fc).(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよいC1-4アルコキシ;
    fd).シクロアルキル;
    fe).ヘテロシクリル;
    ff).C1-8アルキルおよびハロゲンからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよいアリール;
    fg).ヘテロアリール;
    fh).ヒドロキシ;
    fi).ヒドロキシ;
    fj).ニトロ;および
    fk).(ハロ)1-3
    からなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよく;
    ここで、fa).のアリールC1-8アルキル、アリールカルボニル、アリールC1-8アルキルカルボニルのアリール部分は、C1-4アルキル(アミノ(水素およびC1-8アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、(ハロ)1-3およびヒドロキシからなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、C1-4アルコキシ((ハロ)1-3からなる群から選ばれる置換基により末端炭素原子において場合によっては置換されていてもよい)、アミノ(水素およびC1-4アルキルからなる群から独立して選ばれる2個の置換基により置換されている)、ハロゲン、ヒドロキシおよびニトロからなる群から独立して選ばれる1〜4個の置換基により場合によっては置換されていてもよい]
    の化合物。
  3. 10が、
    2−ナフタレン−スルホニル、
    ナフタレン−2−イル−アセチル、
    2−ナフトイル、
    1−(4−ヒドロキシフェニル)、
    1−(4−メトキシフェニル)、
    N−[5−(スルホニル)−チオフェン−2−イルメチル]−ベンズアミド、
    6−クロロ−5−スルホニル−イミダゾ[2,1−b]チアゾール、
    ナフチル−2−アミノカルボニル、および
    1−(4−フルオロフェニル)、
    からなる群から選ばれる、請求項2記載の化合物。
  4. 請求項1記載の化合物および製薬学的に許容されうる担体を含んでなる組成物。
  5. 請求項1記載の化合物および製薬学的に許容されうる担体を混合することを含む、組成物の製造方法。
  6. 請求項1記載の化合物を有効成分として含んでなる炎症またはセリンプロテアーゼ媒介の疾患を処置するための製薬学的製剤
  7. 炎症またはセリンプロテアーゼ媒介の疾患が、肺炎症症状、慢性閉鎖性肺疾患、喘息、肺気腫、気管支炎、乾癬、アレルギー性鼻炎、ウイルス性鼻炎、虚血症、関節炎、糸球体腎炎、術後癒着形成、再潅流障害、高血圧、心肥大心筋梗塞、動脈硬化症、網膜症および血管再狭窄からなる群から選ばれる、請求項6記載製剤
  8. 請求項1の化合物が、約0.001mg/kg/日〜約300mg/kg/日の容量で投与される、請求項7記載製剤
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