JP2006522701A - 縦置き4輪駆動ドライブトレイン - Google Patents

縦置き4輪駆動ドライブトレイン Download PDF

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Abstract

本発明は、縦置き4輪駆動ドライブトレインに関する。駆動トルクを前軸に案内する側部シャフトは、二脚ジョイント又は代替的に二面ジョイントを有する形態で、実施される。

Description

本発明は、請求項1の前段に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレインに関する。
駆動トルクが、車両変速機からそれに続くトランスファ、そして少なくとも1つの歯車を介して側部シャフトに伝達され得る縦置き4輪駆動ドライブトレインは、すでに特許文献1が知られている。車両方向において後側に位置する側部シャフトの端部は、関節式に連接される形態で、歯車内に配置されている。
縦置き4輪駆動ドライブトレインは、同様に、非特許文献1が、すでに知られている。このドライブトレインでは、側部シャフトは、ジョイントを有しないように設計されている。
欧州特許出願公開第123 8847 A1号明細書 フォルクスワーゲン社の「5.0 l V10 TDI PD」2ターボエンジンを有する「フェートン」に関する刊行物
本発明の目的は、静粛に走行し、費用効率が高い縦置き4輪駆動ドライブトレインを製造することにある。
本発明によれば、上記目的は、請求項1の特徴によって、達成される。
このために、駆動トルクを前軸に伝達する側部シャフトは、互いに対して直径方向に配置される2つのピンを備え、これらのピンは、その回転軸に対して軸方向に変位可能な形態で、横方向出力部の歯車の内側の縦溝に取り付けられている。このように形成されたジョイントは、特に有利には、二脚ジョイント又は二面ジョイントであり得る。しかし、原理的に、2つピンが歯車の縦溝内において転がるか又は滑る他のジョイント形式も、考えられる。
二脚ジョイントと二面ジョイントは、作動中に、主に転がり軸受の利点を有し、これによって、摩擦、磨耗、騒音生成、熱生成、及び振動励起が、低レベルに保持される。さらに、二面ジョイントと二脚ジョイントは、三面ジョイントと三脚ジョイントと比較して、より軽く、より費用効率が高い。
二面ジョイント又は二脚ジョイントは、特に有利には、従来のユニバーサル・ジョイントと組合せられ得る。すなわち、二面ジョント又は二脚ジョイントは、車両方向において後側に位置する側部シャフト端に配置され、ユニバーサル・ジョイントは、前端に配置される。これに関連して、欧州特許出願第2014122.2号明細書にすでに開示されているユニバーサル・ジョイントが用いられ得る。この特許出願は、例示される側部シャフトの後端にユニバーサル・ジョイントが設置されているが、先行刊行物ではない。すなわち、二面ジョイント又は二脚ジョイントは、空間を節約する形態で、横方向出力部の歯車の内側に配置され、費用効率の高いユニバーサル・ジョイントは、前軸デファレンシャルの領域に配置されている。これに関連して、ユニバーサル・ジョイントは、トルクを側部シャフトから前軸デファレンシャルのべベルギア/ベベルリングギア装置のべベルギアに伝達する。この二面ジョイント又は二脚ジョイントとユニバーサル・ジョイントの組合せは、特に、二面ジョイント又は二脚ジョイントとユニバーサル・ジョイントが回転運動の均一性に関して同一の特性を有しているので、均一な運動を可能にする。
基本的に、少なくとも1つのジョイントを有する側部シャフトの設計は、側部シャフトのわずかな傾斜運動がプロペラシャフト内に応力をもたらさない、という利点を有する。その結果、これらの応力による力は、前記歯車の軸受アセンブリ内に、導かれない。その結果、この軸受アセンブリは、横方向出力部の歯車対における駆動トルク変速機から生じる力のみを支持するだけでよい。このように歯車対が外力に殆ど影響されないことによって、この歯車対は、極めて静粛に、かつ振動を受けずに、動作する。必要に応じて、前記歯車の軸受アセンブリは、側部シャフトから軸受アセンブリ内に導かれる軸方向力をやはり支持しなければならない。しかし、本発明の特に有利な発展形態において、これらの軸方向力は、側部シャフトが2部品設計であるという事実によって、排除され、これらの2つの側部シャフト半体は、互いに対して、軸方向に移動可能である。このために、例えば、欧州特許第2027809.9号明細書に開示されているようなシャフト/ハブ軸方向歯車装置が、設けられる。
請求項4は、本発明の特に有利な発展形態を開示している。側部シャフト後端に割り当てられる2つのピンの縦軸が、側部シャフト前端に割り当てられるピンの縦軸と平行に配置されている事実によって、側部シャフトの特に均一な回転運動が達成される。構造的な空間の理由から、
−前記歯車又は出力ピニオンの回転軸と、
−側部シャフトの縦軸と、
−前軸デファレンシャルの前ピニオンシャフトの回転軸と
は、多くの場合、一直線上には配置されず、すなわち、互いにある角度で配置されている。これに関連して、前述の3つの幾何学的な軸は、例えば、互いに対してW配置又はZ配置に位置されてもよい。これらの場合、後端におけるピンの縦軸に対する前端におけるピン縦軸の正確な平行配置は、回転の非均一さをもたらすだろう。この理由から、請求項5は、2つのピンの縦軸の互いに対する最大5°のわずかな補償角である傾斜を提案している。
請求項6は、前記歯車内への駆動トルクの導入に関して、特に好ましい配置を構成する本発明の発展形態を提案している。これに関連して、側部シャフトの端に割り当てられる2つのピンは、運動が拘束された形態で、側部シャフトに接続される。しかし、他方で、側部シャフト端の穴内における2つのピンの回転可能な取付けも可能である。
本発明のさらに他の利点は、以下の図面の説明、図面、及び他の従属項から明らかであろう。本発明の例示的実施形態が、図面に示されている。
以下、「後」と「前」という方向の表示は、それぞれ、走行方向において後と前を示す方向を表す。
図1は、駆動エンジン19と、搭載された状態で自動車の後側に面する変速機出力シャフト13とを有する自動変速機14とを備える自動車用の本発明による縦置きドライブトレインの部分領域の略図を示している。このドライブトレインは、本質的に、ドライブトレイン縦軸50に沿って配向されている。
自動変速機14は、基本的に、純後輪駆動用に設計されている。自動変速機14の搭載された状態において、変速機出力シャフト13は、後軸デファレンシャルの(詳細には図示されていない)入力シャフトに駆動接続されている。
自動変速機14は、変速機ケース22を有し、この変速機ケース22は、そこに形成された横方向出力部16用の軸受ハウジング23を有している。これによって、自動変速機14は、「アドオン方式」によって、高い費用効率で、4輪駆動の別型式に用いられ得る。
このような別型式において、その純後輪駆動の別型式に関連して延在する変速機出力シャフト13は、駆動トルクの第1部分が後軸デファレンシャルに伝達されるように、トランスファ29と後輪駆動プロペラシャフト30を介して、後軸デファレンシャルのピニオンシャフトに接続されている。駆動トルクの第2部分は、変速機出力シャフト13から、
−トランスファ29と、
−駆動ピニオン17と、
−横方向出力部16のプロペラシャフト10と、
−前軸デファレンシャル15のベベルピニオンシャフト11と
を介して、前軸に伝達される。出力トルクは、前軸デファレンシャル15と後軸デファレンシャルとに分配されると共に、回転速度の差は、トランスファ29によって、補償され得る。
横方向出力部16のプロペラシャフト10は、変速機出力シャフト13に対して約8°の角度、正確には前軸デファレンシャル15のベベルピニオンシャフト11の方向において、水平に旋回される。横方向出力部16のプロペラシャフト10は、変速機出力シャフト13に対して約4°の角度、正確には前軸デファレンシャル15のベベルピニオンシャフト11の方向において、垂直に旋回される。これに関連して、水平方向における角度βのみが、図面に示されている。
横方向出力部16は、2つの歯車によって、正確には、駆動ピニオン17とそれと噛合する出力ピニオン18とによって、形成されている。駆動ピニオン17は、中空シャフト31によって、回転方向に固定された形態で、トランスファ29の伝動要素に接続されている。変速機出力シャフト13は、この中空シャフト31の内側に延在している。出力ピニオン18は、x配置にある予圧されたテーパローラ軸受アセンブリによって、軸受ハウジング23内に取り付けられている。
水平角βと(詳細には図示されていない)垂直角を生じさせるために、プロペラシャフト10は、二脚ジョイント100によって、関節式に連接された形態で、出力ピニオン18の内側に半径方向に配置されている。さらに、プロペラシャフト10は、走行方向における前部、すなわち、その他端において、さらに他の二脚ジョイント101を有するベベルピニオンシャフト11に、関節式に連接された形態で、連結されている。
ドライブトレインにおいて、駆動ピニオン17とそれに噛合する出力ピニオン18は、各場合において、円錐状の平歯車の形態にある。これに関連して、これらの円錐状の平歯車の軸角度は、水平角βと同じである。さらに、リング歯車12とベベルピニオンシャフト11の軸角αは、90°よりも角度βだけ小さく、これによって、ベベルピニオンシャフト12とプロペラシャフト10は、共通の垂直面にある。プロペラシャフト10は、走行方向において駆動エンジン19の右に位置する側に、配置されている。前軸デファレンシャル15のリング歯車12は、駆動エンジン19と面する前軸デファレンシャル15の側、すなわち、走行方向における左側に配置されている。
図2は、図1の4輪駆動ドライブトレインの部分領域を、断面図で詳細に示している。
特に、軸受ハウジング23を有する横方向出力部16の部分領域が、示されている。駆動ピニオン17とそれと噛合する出力ピニオン18は、各場合において、円錐状の平歯車の形態にある。これに関連して、これらの円錐状の平歯車の軸角は、横方向出力部16のプロペラシャフト10の水平角βと同じである。
変速機出力シャフト13は、中空シャフトの形態にあり、半径方向外側の中空シャフト31と同軸に配置され、環状通路がこれら2つの中空シャフト間に存在する。部分的にのみ見える自動変速機14の駆動トルクは、トランスファ29内に送られ、このトランスファ29が、この駆動トルクを、一方では、後軸デファレンシャルの(詳細には図示されていない)ピニオンシャフトに、他方では、中空シャフト31に分配する。駆動ピニオン17は、この中空シャフト31に回転方向に固定された形態で嵌合され、軸方向に固定されてx配置にあるテーパローラ軸受アセンブリによって、軸受ハウジング23内に取り付けられている。軸受ハウジング23は、出力ピニオン18が取り付けられるテーパローラ軸受アセンブリも収容している。出力ピニオン18は、歯付きリング99と、その中に圧入される中空シャフトインサート86とからなる。微小滑りを防ぐために、シャフトインサート86は、付加的に、歯付きリング99に溶接される。代替的に、微小滑りを防ぐために、駆動歯車が設けられ得る。
シャフトインサート86は、略中央に、最大直径の領域を有し、この領域の上に、歯付きリング99が圧入される。この領域から、シャフトインサート86は、軸に沿った前方向と後方向の両方において、多数の段部によって、段階的に傾斜している。以下、これらの段部について、前方の段部から後方の段部の順に、説明する。
前段部93は、軸受ハウジング23を超えて突出している。弾性ベローズの一端が、この前段部93を覆って配置されている。ベローズの他端は、2分割プロペラシャフト10の前プロペラシャフト半体を覆って配置され、これによって、出力ピニオン18の内部、従って、その中に収容されるジョイント、又はそれに充填されているグリースが、埃と跳ね掛け水から、保護される。プロペラシャフト10の後プロペラシャフト半体は、シャフトのスプラインによって、前プロペラシャフト半体に接続されている。2つのプロペラシャフト半体の互いに対する軸方向におけるわずかな変位が、可能である。
回転シャフトのシールであって、その外周が分割された軸受ハウジング23内に圧入され、軸受ハウジング23の潤滑剤が供給される内部を外側から密封するシールが、前段部93に続く第2段部に取り付けられている。前記潤滑剤は、x配置にある2つのテーパローラ軸受アセンブリと2つの円錐状の平歯車間の噛合部を潤滑するのに、役立つ。潤滑剤の供給のために、変速機出力シャフト13は、中央潤滑剤ダクト35に加えて、横断穴36を備え、この横断穴36によって、潤滑剤と冷媒が、中央潤滑剤ダクト35から環状通路内に導かれる。ここから、部分的な流れが、半径方向にドリル加工された供給穴37、38、39内を通って駆動ピニオン17の平歯車内に流れる。これらの供給穴37、38、39は、一方では、駆動ピニオン17のテーパローラ軸受アセンブリの2つのテーパローラ軸受に、他方では、2つの円錐状の平歯車間の噛合部に延在している。
第2段部から、軸受内輪33を受ける第3段部98が続く。この軸受内輪33は、軸に沿った後方向に向かって、第3段部に支持され、この第3段部から、最大直径を有する前記中央領域が続く。この領域から、段部を介して、ジャーナル87が続く。このジャーナル87に配置されているのは、出力ピニオン18のテーパローラ軸受アセンブリの軸受内輪34である。この内輪34は、軸方向において前方に向かって段部に支持され、これによって、軸受内輪33、34に属する2つのテーパローラ軸受は、x配置で互いに関して固定される。
互いに対して直径方向において対向して配置された2つの縦スロット96aと96bは、シャフトインサート86の中央領域内に、フライス加工によって形成されている。理想的な状況では、縦スロット96aと96bは、矩形領域を有し、内径部は、生産技術的な性質に依存する。各場合に、2つの軸受カセット95a、95bが、これらの縦スロット96aと96bの各々に配置され、これらの1つのみが、図2において、縦スロット96a、96bごとに示されている。プロペラシャフト10のボールピン94a、94bは、各場合において、これら2つの軸受カセット95aと95bによって、縦スロット96a、96bに、旋回可能かつ縦方向に変位可能に収容される。
以下、図3〜5によって、ジョイントをさらに詳細に説明する。これに関連して、図3は、図2のジョイントを詳細に示している。図4は、図3のジョイントを図2と図3による断面と直角に延在する断面で示している。図5は、図2〜図4のジョイントを斜視図で示している。図を簡単にするために、出力ピニオン18は、円錐歯車として示さず、通常の歯付きとして簡単に示されている。
プロペラシャフト10の後プロペラシャフト半体は、その後端において、段部を介して、スプラインシャフトジャーナル100として、設計されている。中空の内部に溝のあるボールヘッド104が、このスプラインシャフトジャーナル100に嵌合され、その結果、回転方向に固定された形態で接続されている。ボールヘッド104は、後プロペラシャフト半体の段部102に対して前方向に支持され、スプラインシャフトジャーナルの周方向溝に挿入された軸方向固定リング103によって、スプラインシャフトジャーナル100の前端に軸方向に固定されている。ボールヘッド104は、その軸方向固定リング103に対する支持面と段部102に対する支持面が、フライス加工によって、平坦にされている。鋳造部品として作製されたボールヘッド104は、鋳造品の最初の成形中に、直径方向において対向する2つの横面101が、すでに平坦にされている。互いに対して直径方向に配置され、ボールヘッド104と一体化されている前記2つのボールピン94aと94bは、これらの横面101に対して90°の角度をなして配置されている。これら2つのボールピン94aと94bは、3面が平坦化されている。
ボールヘッド104を、分離した要素、すなわち、後プロペラシャフト半体から分離した要素として設計した結果、完全な二面ジョイントの組立が、より簡単になる。すなわち、組立中、ボールヘッドが、まず、大円形の開口内に導かれ、次いで、後プロペラシャフト半体が、予め張力が与えられた軸方向固定リング103と共に、ボールヘッド104内に挿入される。端位置に達すると、軸方向固定リングが跳ね返って、二面ジョイントが組み立てられる。
プロペラシャフト10の両方の回転方向において、2つのボールピン94aと94bは、圧力分配ブロック105a、105b、105c、105d上のそれらの球状キャップによって、支持されている。この目的のために、圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dは、球状キャップとの接触領域において、対応する凹状に形付けられ、縦スロット96aと96b内に、縦方向において変位可能に配置されている。4つの圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dの各々は、4つの軸受カセット106a、106b、106c、106dの1つに属している。
圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dに加えて、このような軸受カセット106a、106b、106c、106dは、多数のニードルローラ107と、2つの板バネ要素108、109と、完全な軸受カセット106a、106b、106c、106dを共に保持するニードル軸受ケージとを備えている。
圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dは、縦スロット96a、96bの縦壁に対して転がる形態で、ニードルローラ107に取り付けられている。ニードル軸受ケージがニードルローラ107を収容する領域に加えて、ニードル軸受ケージは、全ての要素を包囲するフレームも備え、このフレーム内において、圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dは、2つの板バネ要素108、109によって、縦方向に変位可能に案内され、縦方向において弾性的に支持されている。前板バネ要素109は、一方では、圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dに支持され、他方では、フレームの前内壁110に支持されている。後板バネ要素108は、一方では、圧力分配ブロック105a、105b、105c、105dに支持され、他方では、フレームの後内壁111に支持されている。フレーム自体は、縦スロット96a、96bの内径部112に、縦方向に支持されている。
特に、図4は、ボールヘッド104が、関節をなした形態で、シャフトインサート86の内壁113内に収容又は芯合わせされる状態を示している。このために、ボールヘッドの部分的に球状の表面が、シャフトインサート86の部分的に円筒状の内壁113に対応している。
図6と図7は、二脚ジョイントの第2代替的発展形態を示している。前述の例示的発展形態と対照的に、案内は、分離されたボールヘッドを介して、行なわれない。後プロペラシャフト半体210は、それ自体、2つの直径方向において対向して配置された円筒状のジャーナル294aと294bと一体に作製されている。これらのジャーナル294aと294bは、それらの半径方向外側の端面216aと216b上に球状キャップを有する形状として設計され、これによって、歯車299の内側における後プロペラシャフト半体210の芯合わせは、この接触面の対によって、行なわれる。その結果、歯車299に対する後プロペラシャフト半体210の旋回運動が生じると、1つの球状キャップが内壁298a又は298bに対して転がる。この目的のために、2つの球状キャップは、中心点がプロペラシャフト半体210の縦軸297上にある1つの同一仮想球の部分的な弧面である。
縦スロット296a、296bの内壁上に縦方向に転がり可能に配置された半径方向外方円筒リング293a、293bを支持するニードルローラが、ジャーナル294a、294b上において同軸に直接転がる。リング293a、293bは、動かなくなるのを防ぐために、縦スロット296a、296bに対して遊びを有する。結果的に、回転の方向に依存して、リング293a、293bは、このリングに割り当てられた縦スロット296a、296bの1つの内壁でのみ転がる。また、この転がりに加えて、リング293a、293bは、プロペラシャフト半体210の傾斜運動が生じたとき、縦スロット296a、296bの各内壁に対して、滑り運動を行う。
二脚ジョイントのこの代替的発展形態において、歯車299は、(図6に示されていない)軸受ハウジングにおける出力ピニオンの後軸受アセンブリ用のジャーナル287と一体に作製されている。前述の例示的実施形態によるシャフトインサートの代わりに、第2テーパローラ軸受を受けるための中空ブッシュ止め形状のカバー255が、設けられている。後プロペラシャフト半体210は、このカバー255内から突出している。カバー255は、歯車299の案内穴内に挿入され、歯車に溶接され、これによって、微小滑りは、高駆動トルクが伝達される場合であっても、確実に排除される。
図8は、二脚ジョイントの第3代替的発展形態を示している。これに関連して、芯合わせは、出力ピニオンの円筒状内壁313において旋回可能に案内される中央ボールヘッド304によって、第1例示的発展形態による芯合わせに従って、行なわれる。しかし、ボールヘッド304は、後プロペラシャフト半体310と一体に作製されている。出力ピニオンの縦スロット396a、396b内への後プロペラシャフト半体310の転がり/滑り取付けは、前述の例示的実施形態におけるのと同様に行なわれる。
図9は、芯合わせの特徴のみが前述の例示的実施形態と異なる二脚ジョイントの第4代替的発展形態を示している。
芯合わせのために、後プロペラシャフトの半体410は、後端部の端側に、中央止まり穴450を有している。この止まり穴450は、軸方向の略中心に、ボール状凹部を備えている。ボール状の横方向表面を有するリング448がボール状凹部の領域で嵌合される案内ピン449が、この止まり穴450内に、縦軸497と同軸に延在している。このボール状の横方向表面は、前記ボール状凹部との嵌合部を形成する。案内ピン449は、その後端において、歯車499のジャーナル487と一体に作製されている。
ボール状凹部、従って、ボール状の横方向表面の中心点446は、2つのピン494aと494bの縦軸447上にある。その結果、プロペラシャフト半体410は、この中心点446を中心として旋回可能に案内される。
組立中にリング448をボール状凹部内に導くのを可能にするために、止まり穴450の入口開口は、
−後プロペラシャフト半体410の縦軸497に対して直角の面に延在し、
−止まり穴450の入口開口の深さ444を有し、
−リング448の厚み443よりもわずかに大きい幅を有する
(図面に示されていない)スロットを有する。
図10と図11は、第1例示的発展形態による二脚ジョイントのさらに他の実施形態を示している。
第1例示的実施形態と対照的に、互いに対して直径方向に配置された2つのボールピン594aと594bは、共通の半径方向最外領域516aと516bにおいてのみ、平坦にされている。二面ジョイントの組立は、第2及び第3例示的実施形態の二脚ジョイントの組立に従って、行なわれ、別個の要素としてのボールピンは、プロペラシャフト半体510から分離させる必要はない。後プロペラシャフト半体510を開いた歯車599内に挿入させ、次いで、カバー555を後プロペラシャフト半体510の周りに案内させることによって、組立は行なわれる。次いで、カバー555が、歯車599に溶接される。
図12は、
−図8による二脚ジョイントと、
−図10による二面ジョイントと
の構造要素を備える二脚ジョイントを示している。従って、歯車699の内側におけるボールヘッド604の案内は、図10による二面ジョイントと図8による二脚ジョイントの案内に対応する。ピン694a又は694bにそれぞれ同軸にニードル取付けされるリング693a、693bは、その外面において、外方に湾曲、すなわち、凸状に湾曲している。この湾曲された外面は、縦溝の対応する凹状に湾曲した案内路680上で転がる。これに関連して、リング693a、693bの湾曲した外面は、球状である。この球状の中心点670a、670bは、ピン694a、694bのその縦軸647に沿った略中心に位置している。後プロペラシャフト半体又はそれと一体に作製されたボールジョイント604の傾斜運動が生じたとき、ピン694aと694bは、縦軸647に沿って、リング693a、693bに対して、軸方向に変位される。これに関連して、滑り運動が、リング693a、693b及びピン694a、694bとのニードルローラの接触面に生じる。
図13は、前述の二脚ジョイントに関連してさらに発展した二脚ジョイントを示している。ここで、前述の例示的実施形態と対照的に、ニードル軸受は、ピン794a、794b上を直接転がらず、さらに他の転がり軸受の内輪760a、760b上を転がる。ニードル軸受本体を案内するために、この転がり軸受の内輪760a、760bは、その外側横面750a、750bが円筒状に設計され、その内面が凹球状に形成されている。この凹状内面は、滑り軸受の内輪730a、730bの凸状外面740a、740bに対して滑動可能に取り付けられている。種々の凹状面及び凸状面の中心点770a、770bは、ピン794a、794bの縦軸747に沿った略中心に位置している。その結果、完全なニードル軸受アセンブリは、この中心点770a、770bの周りに旋回可能である。後プロペラシャフト半体又はそれと一体に作製されたボールヘッド704の傾斜運動が生じたとき、ピン794a、794bは、縦軸747に沿って、完全なニードル軸受に対して、軸方向に変位される。これに関連して、滑り運動が、ピン794a、794bと滑り軸受の内輪との接触面に生じる。
図14は、
−前軸デファレンシャルのピニオンシャフト811と、
−出力ピニオン818と
に対して一直線に並ぶ側部シャフト810、すなわちプロペラシャフトを極めて概略的に示している。2つのピンの縦軸847aと847bは、互いに平行に配置されている。
図15は、Z配置にある側部シャフト910、すなわち、プロペラシャフトを極めて概略的に示している。ここでは、前軸デファレンシャルのピニオンシャフト911と出力ピニオン918が、側部シャフト910に対してある角度で配置され、略同一の方向に配向されている。2つのピンの縦軸947aと947bは、互いに正確に平行に配置されず、互いに対して小さい補償角αを有している。
図16は、W配置にある側部シャフト1010、すなわち、プロペラシャフトを極めて概略的に示している。ここでは、前軸デファレンシャルのピニオンシャフト1011と出力シャフト1018は、側部シャフト1010に対してある角度で配置されている。2つのピンの縦軸1047aと1047bは、互いに正確に配置されず、互いに対して小さい補償角αを有している。
第2、第3、及び第4実施形態、すなわち、図5〜9による二脚ジョイントのさらに他の発展形態は、図には示されていない。この場合、一方では、ニードルローラを介して、他方では、縦スロットの平らな内壁を介して転がる2つの円筒状リングの代わりに、2つの湾曲リングが設けられる。これらの湾曲リングは、その横方向外面が凹状に形成される。他方では、縦スロットは、これらの実施形態では、平面のままになっている。プロペラシャフトのトルク伝達が生じたとき、正確な力が湾曲リングと平らな内面との間の力伝達位置において、理想的な形態で生じる。実際、これら2つの位置における押圧によって、点接触に代わって、接触面が生じる。円筒リングによるよりもこのような湾曲リングによる方が、より小さいトルクが伝達され得るが、それにもかかわらず、プロペラシャフトのトルクは、いずれにしても、
−変速機出力シャフトのトルクの半分以上は、常に後軸に伝達され、プロペラシャフトのトルクは、変速機出力シャフトのトルクのわずかに30%〜45%にすぎず、
−前軸の高出力トルクは、前軸デファレンシャルのベベルピニオン/リング歯車装置における伝達比によってのみもたらされる
ように、比較的小さい。
例示的実施形態に示される幾何学的形状によって、4輪駆動自動車用のドライブトレインが、狭い車両の貫通部内に、空間を節約する形態で、一体化され得る。
第1例示的実施形態において示された水平方向の略8°の角度と垂直方向の4°の角度の代わりに、構造的な空間条件に依存して、他の角度も考えられる。
横方向出力部の駆動ピニオンと出力ピニオンも、代替的に、円錐状平歯車に代わるスパイラルベベルギア又はフェースギアとして、設計され得る。
前述の発展形態は、単なる例示にすぎない。種々の実施形態に対して述べた特徴の組合せも、同様に、可能である、さらに他の特徴、特に本発明に属する装置部分に記載されていない特徴は、図面に示される装置部分の幾何学的形状から推論され得る。
二面ジョイント又は二脚ジョイントの形態であり得る2つのジョイントを有し、1つのジョイントはわずかに円錐状の歯車の内側に配置される縦置き4輪駆動ドライブトレインを、概略的に示す図である。 歯車の内側に配置されたジョイントが二面ジョイントである図1の4輪駆動ドライブトレインの部分領域を、ドライブトレインの縦軸に沿った断面で詳細に示す図である。 図2の二面ジョイントを、簡単にするために歯車のわずかな円錐形状を省略して、詳細に示す図である。 図3の二面ジョイントを、図2と図3による断面と直角に延在する断面で示す図である。 図2〜図4の二面ジョイントを、斜視図で示す図である。 図1と図2による4輪駆動ドライブトレインに二面ジョイントに代わって適用され得る二脚ジョイントを示す図である。 図6による二脚ジョイントの詳細を示す図である。 図6による二脚ジョイントの第1例示的実施形態と芯合わせの特徴が異なる二脚ジョイントの第2代替的発展形態を示す図である。 図6と図8による代替的発展形態と主に芯合わせの特徴が異なる二脚ジョイントの第3代替的発展形態を示す図である。 図4と同じ断面で示される二面ジョイントの第2代替的発展形態を示す図である。 図10による二面ジョイントを、図10の断面と直交する断面で示す図である。 図8の二脚ジョイントと図10の二面ジョイントの構造的要素を備える二脚ジョイントを示す図である。 上記の二脚ジョイントに関してさらに発展した二脚ジョイントを示す図である。 直線配置にあるピニオンシャフトと出力ピニオンを有する側部シャフトを極めて概略的に示す図である。 Z配置にあるピニオンシャフトと出力ピニオンを有する側部シャフトを極めて概略的に示す図である。 W配置にあるピニオンシャフトと出力ピニオンを有する側部シャフトを極めて概略的に示す図である。

Claims (16)

  1. 駆動トルクが、車両変速機(19)から、それに続くトランスファ(29)と少なくとも1つの歯車(99)を介して、側部シャフト(10)に伝達され得る縦置き4輪駆動ドライブトレインであって、前記側部シャフトの車両方向において後側に位置する端(後プロペラシャフト半体)が、関節式に連結された形態で、前記歯車(99)内に配置されるドライブトレインにおいて、前記側部シャフト(10)は、互いに対して直径方向に配置される2つのピン(94a、94b)を備え、該ピンは、前記歯車(99)の内側の縦溝(96a、96b)内に、その回転軸に関して軸方向に変位可能な形態で、かつ旋回可能に取り付けられることを特徴とするドライブトレイン。
  2. 前記側部シャフト(10)は、その前端において、第2ジョイント(101)によって、前軸デファレンシャル(15)のピニオンシャフト(11)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  3. 前記側部シャフト(10)は、同様に、前記第2ジョイント(101)の領域において、互いに対して直径方向に配置される2つのピンを備えることを特徴とする請求項2に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  4. 前記側部シャフト後端(後プロペラシャフト半体)に割り当てられる前記2つのピン(94a、94b)の縦軸は、前記側部シャフト前端(前プロペラシャフト半体)に割り当てられる前記ピンの縦軸に対して平行に配置されることを特徴とする請求項3に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  5. 前記ピニオンシャフト(11)と、前記側部シャフト(10)と、前記歯車(99)は、それらの回転軸又は縦軸に関して、互いにZ配置又はW配置に位置され、前記側部シャフト後端に割り当てられる前記2つのピン(94a、94b)の前記縦軸は、前記側部シャフト前端に割り当てられる前記ピンの前記縦軸に対してわずかな小補償角(α)だけ傾斜して、配置されることを特徴とする請求項3に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  6. 側部シャフト端に割り当てられる前記2つのピン(94a、94b)は、運動が拘束された形態で、前記側部シャフト(10)に接続されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  7. 側部シャフト端に割り当てられる前記2つのピン(94a、94b)は、転がり軸受(ニードル軸受)によって、前記縦溝内で転がりにより案内されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  8. 前記1つのピン(294a、294b)に割り当てられる前記転がり軸受は、前記ピン(294a、294b)と同軸に配置され、転がりリング(リング293a、293b)が、前記縦溝の領域において、前記転がり軸受と前記歯車(299)との間で転がることを特徴とする請求項7に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  9. 前記縦溝は、凹状案内壁(680)を有し、該凹状案内壁に、前記転がりリング(693a、693b)の対応する凸状部が、転がり可能に配置されることを特徴とする請求項8に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  10. ボールヘッド軸受装置(リング730a、730b)が、前記ピン(794a、794b)と前記転がり軸受との間に配置されることを特徴とする請求項8あるいは9に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  11. 前記縦溝(96a、96b)の案内壁上を転がる2つのリニア軸受(軸受カセット95a、95b)が、転がり軸受として、ピン(94a、94b)に割り当てられることを特徴とする請求項7に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  12. 前記ピンは、前記縦溝の端側に弾性的に支持され得ることを特徴とする請求項11に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  13. 前記リニア軸受(軸受カセット95a、95b)の転がり軸受ケージと組み合わされ、予め組立され得るサブアセンブリを形成し得るバネ要素(板バネ要素108と109)が、弾性支持のために設けられることを特徴とする請求項12に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  14. 前記ピン(94a、94b)は、ボールジョイントの形態で、前記リニア軸受内に支持されることを特徴とする請求項11に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  15. 前記縦溝は、前記歯車内におけるそれらの端側において、一方では、前記歯車(299)と一体に作製されるジャーナル(287)によって、他方では、環状カバー(255)によって閉鎖され、該カバー(255)は、前記歯車(299)に溶接され、さらに他のジャーナルを備え、前記2つのジャーナルは、前記歯車(299)の軸受アセンブリを受けることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
  16. 前記第2ジョイントは、ユニバーサル・ジョイントであることを特徴とする請求項2に記載の縦置き4輪駆動ドライブトレイン。
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