JP2006522623A - 喉頭マスクおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1個の気道管(2)とマスク部分(3)を備えている喉頭マスク(1)に関するものであり、マスク部分(3)は頂面(4)と底面(5)を有し、底面(5)は管材(2)の内部(7)に導通している管腔(6)を有し、頂面(4)は閉じた遷移面(8)を有し、マスク部分(3)は少なくとも底面上で膨張可能なカフ(9)によって外周部の境界が限られ、マスク部分(3)はカフ(9)の内周全体にわたって接合部を有するとともに、管腔6に対面して閉じたカフ(9)を設けている。これにより、マスク部分と気道管が一体成形されることで、使用時に2個の構成要素が分離する危険が排除された製品が提供される。

Description

本発明は、少なくとも1つの気道管とマスク部分を備えた喉頭マスクに関するものであり、かかるマスク部分は頂面と底面とを含んでおり、底面は、内部管部材と連絡状態にある管腔を備えており、また、頂面は閉鎖遷移面を備えており、上記マスク部分はその外周部が、少なくとも底面では膨張可能なカフによって境界が限られている。
更に、本発明は、少なくとも1つの気道管とマスク部分を備えた喉頭マスクの製造方法に関するものであり、かかるマスク部分は頂面と底面からなり、底面は、内部管部材と連絡状態にある管腔を備えており、また、頂面は閉鎖遷移面を備えており、上記マスク部分はその外周部が、少なくとも底面では膨張可能なカフによって境界が限られている。
欧州特許第EP-1 259 595 号(特許文献1)は、回転成形による喉頭マスクの製造を開示しており、かかるマスク部分はその製造プロセスによってのみ、製造されるものである。欧州特許EP-9 35 971 号(特許文献2)および 欧州特許EP 922 465 号(特許文献3)から、吹込み成形によるマスク部分の製造方法が分かる。
喉頭マスクは気道への空気の通路を確保する処置と関連して使用されるが、これと同時に、食道への空気通路が閉鎖される。喉頭マスクの形状は、マスク部分の内部の管腔が喉頭の開口部に対面しているように設定され、管腔の周囲には膨張可能な楕円形カフが設けられて、喉頭の開口部の周囲に封止を形成している。カフには、環状の接続部材が接続されており、これにはバルーン部材と弁が連結されていることで、マスクの外周カフが膨張されて、製品が密着して当接するのを確実にし、また同様に、上記弁による空気の抜取りにより外周カフを収縮させることもできる。
しかしながら、先行技術の喉頭マスクはどれも、多数構成要素の製品として製造されており、空気管やマスク部分は一体成形されず、むしろ、後で組み立てられることになる2個の別個の構成要素として製造される。同様に、かかるマスク部分は2個の構成要素として、すなわち、カフ部材および接続用素子(取付け部材)として製造され、後で互いに接続される。他方で、このような付加的な組立てプロセスはコスト高につき、また、このような組立て部分で喉頭マスクが分離していることで、麻酔がかかっている患者には深刻な結果をもたらすことがある。
欧州特許第EP-1 259 595 号 欧州特許第 EP-9 35 971 号 欧州特許第 EP 922 465 号 米国特許第5,355,879号 米国特許第5,871,012号 米国特許第5,241,956号 米国特許第6,439,232号
したがって、本発明の目的は、一方では、上述の問題点を修復する喉頭マスクおよびその製造方法を提供することであり、かかる喉頭マスクおよびその製造方法では、マスク部分と気道管部材の少なくとも一部とが単体として構成されている製品を提供することができるため、使用中に2個の部材が分離してしまう危険を排除することができ、また、喉頭マスクの素材の厚さを不均一にして、プロセスによって厚さを無条件に調節することができる。これにより、喉頭マスクの選択された境界をはっきりと限った領域に、必要な機械的特性と弾性特性が付与される。
この目的は上述の種類の喉頭マスクによって達成され、更に、気道管の少なくとも一部とマスク部分とが互いに一体に形成されることで、組立て式の一体構造を構築するのに、気道管とマスク部分との間に組立て構成要素を介在させなくても済み、また、マスク部分はカフの内周部全体に接合部を有しているとともに、管腔に対面することで閉鎖カフを設けている。
この目的はまた、導入部で説明された種類の方法によって達成されるが、そのプロセスは、閉じた型部材で喉頭マスクを射出成形する工程を含み、喉頭マスクは気道管の少なくとも一部とマスク部分とを備えており、また、喉頭マスクは型から排出されると、喉頭マスクの外周カフはその環状に延びる開口部が管腔の方を向いているとともに、上位外周端と下位外周端とにより境界を限られている。
従って、喉頭マスクは閉じた型で製造され、型にはシリコンラバー、ポリ塩化ビニル(PVC)、および、スチレンポリマーとランダムエチレン−ブチレンコポリマーとのブロックコポリマー(SEBS)などの熱可塑性エラストマー(TPE)のような好適な弾性重合体素材が注入されるが、SEBS 素材が使用された場合は、約55 MPaの初期圧力のような高圧下で、かつ、210°Cの温度で成形され、また、互いから引き離すことのできる2個の型部材からなる閉鎖型の型の温度は50°Cである。このような型部材の運動の方向に直交して、2個の左右の両引張り部材が設けられるが、これらは後で作動させられる。
このようなプロセスパラメータは選択された素材の相関作用であり、SEBS はそのような素材の単なる具体例にすぎない。
更に、型は少なくとも1個の芯材を備えており、カフと気道管部材に内部キャビティを設けるのに役立つ。
可塑材の注入後、喉頭マスクはその後に型から排出されなければならないが、この処理は、2個の型部材が互いに関して引き離された後、この運動方向に直交する方向に左右の両引張り部材を移動させることによって実施され、かかる喉頭マスクはここで第1の型部材の半分体に接着させられる。この後、この可動な第1の型部材の運動方向と同じ方向に芯材が引き離され、ここで、喉頭マスクが芯材に固着される。芯材は、外周カフが芯材を対応して包囲しているにもかかわらず、取り出すことができるが、これは、外周カフの弾性重合体が、環状に延びた開口部を通して、芯材の引き出しを行うことができることを極めて確実にしているからである。
喉頭マスクは、例えば、芯材とその周囲の可塑材との間に吹き込まれた加圧空気によって型から排出される。ここで、マスク部分と気道管を備えている製品に仕上がるが、外周カフは管腔に面している、環状に延びた開口部を有しており、この管腔はマスクの下位部分を構成するとともに、管の内部に導通し、上記環状に延びた開口部はその上位外周端縁と下位外周端縁との間の距離が1ミリメートルから8ミリメートルである。これら上下の外周端縁は、それぞれが、舌状突起と溝を組み合わせた配置の形状にされており、また、後で製品をホルダー内に設置し、溝部に一筋の粘着剤を付与して舌状突起をその中に押し込むことができ、外周カフの封止を達成することで、カフを変形させて閉じた環の形状に延びたキャビティを設けている。
上下両方の外周端縁の間の接合部は、端縁の境界限界域とも言えるが、その形状は上述以外の様式でもかまわない。例えば、下面は境界をはっきりと限った環状の平坦面を呈していてもよく、この平坦面は下位端縁の限界域を受容するのに好適であり、また、端縁の限界域は、例えば、溶接や接着などの手段によって対向面に固定することができる広い面状端縁を設けた形状にしてもよいことが分かる。内周部は、管腔に面した方向の底面部と複数の点の上に載置されたカフの一部であると理解されるべきであることも、この文脈から分かる。カフはマスク部分の頂面まで延びて、頂面がカフをもその一部として含んでいるようにしてもよい。
上述の処置手順により、上述の各特性を有する製品ができるが、ここでは、スタッドが後で一体成形により外周カフ上に形成され、また、この成形プロセスと関連して、薄い管材が固定的に取り付けられ、弁およびバルーンと導通状態になる。これにより、カフの体積の調節が実施されるが、これも、薄い管材を通る空気で加圧することが可能だからであり、また、同様に、空気を抜き出すことが可能だからである。
喉頭マスクの機能については、患者の体内に挿入する前は、例えば楕円形のカフが膨張していない状態、すなわち、収縮した状態であり、その後、カフが喉頭開口部の周囲に適正に当接してしまうと膨張されて、気密な接続を生じるようになっている。最低限、カフはマスクの底面に設けられ、また、任意で、カフは頂面上に設けられて、上述のように、底面と緊密な位置関係を有するようにしてもよい。
本発明に従って、更に、請求項2に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、喉頭マスクには、その選択された各部に不均一な可撓性と硬度の特性が付与され、それに応じて機械特性が所望のものとなるようにすることができる。従って、カフは非常に撓み性に富んでいることが望ましく、また同様に、カフのどの部分や区分も他の部分よりもよく膨張させることができることが望ましく、これを達成するにあたり、カフの各部の肉厚が周囲の各部よりも薄くなっており、また一方で、上述のような気道管は捩れないようにするために硬度を向上させることで、気道管の素材の厚みが全体的に増大させられた形状にされるのが望ましい。「膨張可能な部分」という語は、膨張中は、周囲の部分に対して厚みがないせいで伸張しやすい部分を特に指して述べたものである。
本発明に従って、更に、請求項4に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、頂面の最上位に任意で載置されている部分は元より、管腔の向きと同じ方向に面しているカフの一部についても、カフの外形を至便な形状にすることができる。
本発明に従って、更に、請求項5に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、上述のような気道管の厚さからカフの肉厚へと滑らかに移行する遷移部を設けることができるようになる。従って、頂面の肉厚は、常に、膨張可能なカフの肉厚よりも大きいが、但し、気道管の肉厚よりも必ずしも薄いとは限らないのが好ましい。
本発明に従って、更に、請求項7に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、上述のように、カフについては多数の特性が達成されるが、その具体例として、使用中にカフが膨張している時には、カフの各部が残余の部分よりも張り出しの程度が大きくなって膨らむ点が挙げられる。
本発明に従って、更に、請求項9に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、気道経路の一部がマスク部分の反対側に設けられるとともに、使用時には患者の歯と接触するように硬度に富むようになっているため、喉頭マスクの使用中は気道管が噛み裂かれる危険がなく、また同様に、管材が捩れる危険も排除されるように達成されている。剛性チューブは、例えば、PVCなどの至便な可塑材から製造されればよく、また同様に、スチール鋼のような至便な合金から製造されてもよい。しかし、喉頭マスクの残余の部分と同じ素材から製造されるのが好ましい。剛性チューブは、空気源との接続部となっている連結部材(コネクタ)が通常配置されている気道管の位置から、上述のようなマスク部分が始まる気道管の位置、すなわち、剛性チューブが真っ直ぐな経路と湾曲した部分の両方を備えている位置までの全長にわたって延びていてもよい。剛性チューブはその一端で、使用時に患者とは反対方向に面するように企図された部分に円錐形のコネクタを有しており、このコネクタが人工呼吸器または麻酔用吸気回路との連絡を掌っているのが分かる。
本発明に従って、更に、請求項10に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、剛性チューブには、より一層の可撓性が付与されることで、チューブと気道管が捩れることなく、それでも尚、曲げられるようになっている。例えば、複数の溝によって畝が設けられてもよいし、或いは、複数の溝を筋のように切った形状にしてもよい。
本発明に従って、更に、請求項11に特徴が記載されているような喉頭マスクを設けることにより、上述のような気道管の各部が非常に硬度に富むようになっているため、使用中に捩れる危険が低減される一方で、依然として曲げることができるようになる。本発明の実施形態のために複数のリブを採用することができるが、この場合、剛性チューブは気道管には採用されず、或いは、リブを気道管の各部に採用することで、前述のように剛性チューブにならないようにすることもできる。
喉頭マスクに関する上記以外の詳細は請求項12から請求項17から明瞭となるが、この後段に教示されているとおりでもある。
喉頭マスクには、少なくとも上述のマスク部分の上だけにでも、潤滑剤、クリーム、または、抗菌剤が塗布されてもよく、それにより、喉頭マスクは患者の咽頭に配置するのが容易になる。
更に、カフの増補部として形成された付加的な膨張可能なベローズがカフの長手方向軸線上の領域に配置され、すなわち、気道管がマスクに連結されている領域に必ずや一致して配置され、それにより、むしろより大容量のカフが達成されて、本質的に、咽頭の背部により良好に当接することができるようにもすることができる。
更に、製品は2個の膨張可能な左右に位置するベローズを備えており、マスクの頂面上で楕円形カフの長い方の線またはカフの長手方向軸線に平行に配置されてもよく、それにより、喉頭マスクの管腔と喉頭開口部との間の接続部の封止が向上する。これにより、左右の両ベローズとマスク部分の頂面との間に一組の通路が設けられ、吐しゃ物があった場合は、喉頭開口部から離れる方向に喉頭マスクを移動させることなしに、吐しゃ物が通過できるようにする。
本発明はまた、喉頭マスクを製造する方法に関するものであり、添付の特許請求の範囲の請求項18から請求項26がこの方法の至便な各工程の特徴を記載している。
最後に、本発明は、請求項1から請求項17に従って、また、請求項27に特徴が記載されているような喉頭マスクを製造するための、請求項18から請求項26に記載されているような方法の採用に関するものである。
添付に図面を参照しながら、本発明を説明してゆく。
図1Aから図1Dは喉頭マスク1の具体的な実施形態を例示しており、この喉頭マスク1は、円形断面形状の少なくとも1個の気道管2とマスク部分3から構成されており、マスク部分3は頂面4と底面5を有している。底面5は、管材2の内部7と導通している管腔6を備えている。頂面4は、閉鎖した、平滑な(そうであるのが好ましい)遷移面8を備えている。この遷移面8は凸状であるのが好ましく、また、その外面または内面に補強用の複数のリブが設けられていてもよい。マスク部分3の境界は外周部において膨張可能カフ9によって限界が定められている。その外側の輪郭は滴状、楕円状、長円形、などであればよい。気道管2とマスク部分3は互いに一体形成されているため、気道管2とマスク部分3の間の構成要素を接続しなくとも、一体型の製品に組み立てられた状態に設けることができる。
喉頭マスクの製造は射出成形プロセスにより行われ、喉頭マスクは重合体素材から製造される。外周カフ9には別な管材18に接続されたスタッド21が設けられており、この管材は気道管2に比べると薄く、その自由端に弁20とバルーン19が取り付けられている。これにより、外周カフ9の膨張や収縮が従来公知の原理に従って実施される。第2の管材18は、気道管2の外面に固定されるのが至便であるが、その場合、気道管の外面に沿っているのは、スタッド21から少なくとも最初の1cmから5cm程度の長さについてのみであればよい。これは、例えば、気道管2に陥凹部または長手方向軸線方向に延びた複数のリブ(図示せず)を装備することによって達成されるが、この陥凹部またはリブの中に第2の管材18を押し込んで、任意で、そこに固定するようにしてもよい。
図1Aから図1Dは喉頭マスクが膨張状態にあるのを例示しており、この場合、外周カフ9は、弁20により空気が無くなってしまうと、収縮状態になる。
図1Aは、自由端、すなわち、マスク部分3が配置されている端部とは反対側の端部で、円錐形のコネクタ115が気道管2上に取り付けられている事例を例示しており、気道管のコネクタ115は人工呼吸器または麻酔システムへの接続を設けている。
図1Bのものは図1Aに例示されたものと以下の点で異なっており、すなわち、剛性PVCのような可塑材から製造された中空のパイプの真っ直ぐな部材である剛性チューブ114を更に備えており、但し、金属から作成されていてもよく、また、自由端では円錐コネクタ115の中まで延在し、この剛性チューブ114とコネクタ115は一体成形することができる。コネクタ115を含んでいない合成管材114の部分は外側ジャケット117によって包囲されており、このジャケットは気道管2の一体部分から構成されて、そのような形状になっている。気道管2は湾曲しており、その管腔7は剛性チューブ114の管腔と導通している。剛性チューブ114は多数の様式で構成することができる。例えば、波状にすることもできるし、また同様に、管材の所望の曲げ性に応じて、ガイドや切削筋などを設けてもよい。図示した例では、管材は平滑である。
最低限でも、気道管2は湾局部と真っ直ぐな部分から成ることが分かる。湾曲部は常に喉頭マスクの一体部分を構成している。
図1Cに例示されている喉頭マスクは図1Bのものと本質的に似ているが、例外として、この場合、気道管2が短くされているため、この気道管が剛性チューブ114を完全に封入している訳ではからかし、剛性チューブ114は、気道管2の湾曲部に一致して湾曲した部分を備えているような形状に入念に設定されていてもよいことが分かる。しかし、図1Cの示すところによると、剛性チューブ114の約半分は露出している。気道管2は剛性チューブ114をその外面に極めて密着して封入しているため、剛性チューブ114の外面と気道管2の内側自由面との間に組立素材を有する必要はないが、コネクタ部材と気道管との間に粘着剤を使用するのが上述のとおり至便であることが分かる。更に、図1B、図1C、および、図1Dは、カフ9が下位カフ部10と上位カフ部11の両方を備えていることを例示しており、この上位カフ部11は、気道管がマスク部分3の中まで延在している面4に位置している。
好ましい実施形態によれば、気道管2とマスク部分3は、剛性チューブ114について使用された素材に粘着させることができる素材から、剛性チューブ114の周囲に成形される。これにより、剛性チューブ114、気道管2、および、マスク部分3が実際に一体成形されることで単一の統合体を作ると、非常に緊密な接続が達成される。好ましい実施形態では、剛性チューブ114は、気道管2と同じ素材から成形される。
図2Aから図2Dは、喉頭マスクの第1の具体的な実施形態を例示しており、図3Aから図3Cに例示されたものと本質的に一致するが、例外として、喉頭マスク1は上位カフ部11を有していない。図2Aから図2Dに例示された具体的な実施形態も、この喉頭マスクが膨張可能な左右の両ベローズ12を備えていないという点を除けば、図4Aから図4Dに例示されたものと本質的に一致している。
従って、図2Bに例示された断面図は、カフ9が管腔6の全外周を廻って途絶していないリング状に延びている下位カフ部10を独占的に備えているという点で、図3Bのものとは異なっている。この図では、喉頭マスクは製造の中間段階にあるのが例示されており、すなわち、まだ完全には組み立てられておらず、上位外周端14と下位外周端15とが組み立てられて、下位カフ部10が閉じた環の形状に延びるカフ9を形成するようにしなければならない。下位カフ部10は長手方向軸線を中心として本質的に対称であるが、短軸に関しては非対称的である。従って、カフ部10は、図2Cを吟味することで分かるように、略楕円形である。このように、カフ9およびカフ10は図2に例示された実施形態の上面4に達する程には延びていない。
図3Bは図3Aの線B−Bに沿って破断された断面図であるが、これは喉頭マスクのまた別な具体的実施形態であり、カフ9の内周で環状に延びた外周開口部13が管腔6に対面している。従って、喉頭マスクは、閉じた楕円カフ9が製造される前の中間段階にあるのが分かる。この開口部は上位外周端14と下位外周端15により境界が限られている。両外周端の間には、カフ9の組立て前には、1mmから8mmの間の間隙が存在する。マスク部分の閉じた内周は上位外周端14と下位外周端15により設けられ、例えば、雄雌配置としても知られている、舌状突起16および溝17からなる配置として構成され、後で、粘着剤による接着プロセスなどによって隣接し合うように組み立てられて、閉じた気密な外周カフ9を設けるようにしている。2つの外周端14、15はこれ以外の形状を有していてもよく、また、溶接などのような別な態様で組み立てることもできる。
上述のように、気道管2は1個以上の感覚インジケータビーズ10が管材2の外面に張り出した態様で設けることができる。ビーズは、任意で、気道管の一部の上にのみ配置されて、操作者が喉頭マスク1を容易に設置できるようにするのに役立つ。感覚インジケータビーズ10は、従って、マスク1の導入中に口腔のどの位置にマスクを設置するかを触覚的に判断することができるようにする。感覚インジケータビーズ10は、もちろん、喉頭マスク1の代替の実施形態のためにも利用することができる。
喉頭マスクのマスク部分3は、また別な膨張可能なベローズまたは上位カフ部11がマスク部分の頂面4の一体部分に配置されていてもよいし、或いは、該ベローズまたはカフ部が該一体部分を構成するようになっていてもよい。ベローズ11は、外周カフの頂面に固着されるもう一片の可塑材フィルムを粘着剤として使用することにより設けることができるが、ベローズはカフ9の拡張部の形態で設けられるのが好ましく、これにより、カフ9は上位カフ部11と下位カフ部10から構成される。これに代わる例として、ベローズ11は、上述のようなマスクの内部に、外周カフ9の膨張時には空気が充満する余剰キャビティが形成されるような構成になっていてもよい。この目的は、マスク1の使用中に、喉頭開口部の周囲にマスク部分3が密着するのを確実にすると同時に、ベローズ11が喉頭開口部の反対側の咽頭の壁に当接するようにするためである。
図4Aから図4Dは、本発明による喉頭マスクの第3の具体的な実施形態で、図2に例示された実施形態と本質的に同一であるものを例示しているが、この実施形態では、マスク部分3の外周カフ9は、マスクの頂面4の上に配置されているとともに略楕円状カフ9の主軸と本質的に平行である、少なくとも2個の膨張可能な左右の両ベローズ12を備えている。上記と同様に、左右の両ベローズ12はマスク1の使用中に喉頭開口部の周囲にマスク部分3を密着させるのを確実にするように機能すると同時に、喉頭開口部と反対側の咽頭の壁に当接する。同時に、左右の両ベローズとマスク部分3の上面との間には通路4が形成されており、これにより、吐しゃ物があった場合には、吐しゃ物がマスク部分を通り抜けることができるようにしている。こうして、吐しゃ物があった場合でも、吐しゃ物がマスク部分3またはマスク部分の各部を変位させてしまうのを防止している。
マスク1の全体または各構成部分は潤滑剤で皮膜することができるため、設置するのが一層容易になっている。このような潤滑剤はカテーテルなどの例から周知であり、ここでは、潤滑剤は水分補給などによってうまく作用するようになる。皮膜塗布は製品に親水性の特性を与え、水分補給時に製品を水と結合させる。皮膜剤の一例はポリビニルピロリドン(PVP)であり、これはマスク1に抗菌性の特性をも付与するものである。これ以外の皮膜剤は親水性表面を設けるためだけのものである。
喉頭マスク1を製造するプロセスが図5および図6に例示されており、閉じた型部材101における射出成形プロセスとして行われるが、製造される喉頭マスク1は気道管剤2とマスク部分3を備えており、マスク1は成形語に型から排出される。製造の中間段階では、喉頭マスク1の外周カフ9は環状に延びる開口部13を備えており、その境界は上位外周端14と下位外周端15によって限られている。開口部13はマスク部分3の管腔6に対面しており、型からマスクを排出することができるようにすることを確実にしている。型から喉頭マスク1を排出した後では、上位外周端縁14と下位外周端縁15の間には1mmから8mmの距離ができる。
液状可塑材が第1圧力および第1温度で閉じた型(金型:成形型)101に注入される。型101は、気道管2、マスク部分3に、それぞれの内部管腔7、6を設けることになる、少なくとも1個の芯材102を備えている。
型101はまた、2個の第1型部材、すなわち、上位の第1型部材104と下位の第1型部材105を備えており、それらの界面部106のうちの第1界面部107がマスクの下面5に対応する領域に配置される。2個の型部材は互いの界面部107に直交する方向に可動である。管材が成形される領域の界面は、その最大径となる領域と一致する。
型101はまた、別な2個の第2型部材108を備えており、その上記以外の運動パターンは、第1の型部材の運動線に直交している。
可塑材が型101に注入されて、喉頭マスク1の成形が完了すると、喉頭マスクは取り出されなければならない。下位の第1型部材105は上位の型部材104から引き離され、2個の第2の型部材108も第2の運動パターンの採用により、互いから引き離される。
その後、芯材102は下位の第1型部材105と同じ方向に移動させられ、喉頭マスク1が型から排出される。先に言及したように、これは外周カフ9に設けられた環状に延びた開口部13によって可能となるが、マスク部分3の外周の上位外周端14と下位外周端15は舌状突起と溝の配置16、17などを設けた構成になっている。喉頭マスク1を仕上げるために、これらの部材が粘着剤による接着プロセスにより互いに当接した状態に組み立てられ、本質的に閉じた外周カフ9を設けるようにしている。
これに加えて、芯材102は2個の相互に関して可動な芯材部分から構成されるようにしてもよく、この場合、一方の芯材部分がカフ9を設け、他方の芯材部分が喉頭マスク1の残余の部分を設ける役割をする。
喉頭マスク1には後で外周カフ9の上に管材18が設けられ、この管材18はその自由端に弁20とパイロットバルーン19が設けられる。これは、従来公知の原理により行われ、外周カフの膨張と、使用後の外周カフの換気を実施できるようにする。コネクタ115は剛性チューブ114と一緒に製造することができるし、或いは、コネクタ115は従来公知の原理に従って気道管2の自由端(遠位端)に挿入するようにしてもよい。喉頭マスクの寸法と相関関係のあるものとして、喉頭マスクは多様な色彩に製造することができるが、このようにして、互いに異なる寸法の喉頭マスクの識別が操作者に一層容易にできるようにしている。
図7は喉頭マスクが定常位置にあるのを例示している。図を吟味すれば分かることだが、マスク部分3は喉頭開口部の周囲に当接するように設置され、膨張状態のカフが当接を確実にする。気道管2は咽頭を通って延び、その自由端は人工呼吸器などに接続することができる。同様に、第2の管材18が咽頭を通って延びているのが図示されている。従って、第2の管材18は、閉じたカフ9を膨張させるために使用される。
図8は本発明による喉頭マスク1の具体的な実施形態を例示した断面図である。図から明らかになるように、気道管2は、その自由端すなわち遠位端に、補強用の複数のリブ22が設けられており、これらリブは気道管2の長手方向軸線と平行に延びて、管腔7に対面している面の上に配置されている。リブ22は、気道管2の断面の素材厚さを増大させることで設けることができる。
このような補強用のリブ22はその領域の硬度を増大させ、管材2が捩れるのを防止するのに役立つ。更に、マスク部分3の区分23では、特に、外周カフ9の上位の最前端で、素材厚さを大きくすることにより、前方の厚みを増した区分23の硬度がカフ9全体の硬度と比べて向上しているという効果が顕著となる。これにより、患者に製品を確実により上手く導入できるようになり、喉頭マスク1を患者の咽頭に導入している最中にも、上述のような硬度のおかげで、マスク部分3の該当部位が屈曲したり折れ曲がったりするのを防止している。
同図はまた、マスク部分3と気道管2の間に顕著な曲率を具現しており、気道管2の長手方向軸線はマスク部分3の長手方向軸線に対して60度から90度の角度を成している。
この文脈では、顕著な利点の一つとして、射出成形により喉頭マスク1の素材厚さを調節することで、喉頭マスク1の各部または各区分の素材厚さがそれ以外の部分または区分よりも薄くなるという効果を生じる点に、留意するべきである。
これにより、喉頭マスク1の可撓性と硬度を調節することができるようになり、それは、補強用のリブ22および前部の厚み増大部23に関連づけて上述の構造上の詳細説明によって例示されているとおりである。
同様に、圧力の影響に晒されている領域、すなわち、外周カフ9を典型例とする領域の素材厚さが小さいせいで、このような領域は脹らみ、すなわち、膨張により素材厚さの大きい領域に比べて寸法が大きくなり、上述の膨張と関連がある場合にのみ視認可能となる隆起を生じる。従って、喉頭マスク1は、膨張していない時は、表面が均一な外形を呈する。この特性は、製品の付加的な膨張可能ベローズ11および膨張可能な左右の両ベローズ12と関連づけて利用することができる。
最後に、気道管2は内張り114を備えていてもよいことが分かる。この内張りを設けるには、第1の成形処理を施して第1の気道管114を第1の可塑材で成形してから、第2の可塑材を閉じた型に注入して第1の気道管114の外面を封入し、上述のような喉頭マスク1の全体を設けるようにすればよい。第1の可塑材と第2の可塑材は互いに接着する必要はない。気道管2の追加的な内張り114は気道管2の該当部に気道管2の残余の部分と比較して特別な機械的特性を付与するものであり、また、喉頭マスク1についても同様に、例えば、より高い硬度を付与する。上述のように、この追加の内張り114は剛性チューブ114から構成することができる。
図9Aは図1Dに例示された製品の中面に沿って破断した断面図であり、同図から、製品の肉厚が明らかに見て取れる。この図示の具体例では、気道管2は第2区間112の内部の肉厚が1.4mmから3mmの間の厚さに一致しているが、1.5mmから3mmであるのが好ましく、気道管2の肉厚は区間cおよび区間dの内部では変動して異なっている。上述のカフ9の肉厚は第1区間111の内部では薄い方の値がa、厚い方の値がbであり、上記の第1区間111は0.4mmから0.8mmに一致するのが典型的である。これに関連して、マスク部分3の管腔6の近接部とそれを包囲している領域とに位置するカフ9の各部の厚さは他の部分よりも薄く、カフ9の他の部分または他の区分でも、例えば、カフ9の上方壁118に対応する部位の肉厚はずっと厚くなるように工夫されているが、このことは、この場合、カフ9が膨張している最中にカフ9がバルーンのように膨らむことができるという点ほどには重要ではないことが分かる。カフ9と気道管2の間の遷移部4、8では、第3の区間113の内側の厚さは0.5mmから3mmの範囲であるのが好ましい。
図10は図9と本質的に同じものを例示しているが、補強用の複数のリブ22が気道管2に配置されており、境界限界を定めている端縁から或る距離だけ上位領域から延びて、本質的に気道管2の直線行程の全長に対応しているが、このような補強用のリブ22は2.5mmから3mmの肉厚を呈しており、従って、軌道管材2が捩れないことを確実にし、また同様に、喉頭マスク1のその部分の機械的特性を向上させている。
喉頭マスク1の壁の残余の部分は、図9に例示されたものと本質的に同じ寸法である。それに加えて、第3の区分113の厚い方の値と薄い方の値は下限が値aよりも大きく、上限が値dよりも小さいか等しいようになっていることが分かる。更に、内張り管材/剛性チューブ114が喉頭マスクの内側に配置されているような場合は、肉厚は、内張り管材/剛性チューブを被覆している気道管2の部分117では小さい寸法を呈することになる。その場合、気道管2は、剛性チューブの外面より外側に位置している遮壁に酷似している特質を備えているのが通例である。そのような場合、気道管のその領域の厚さは約1.5mmになる。
図12は、本発明による喉頭マスクの具体的な実施形態を例示している。同図は喉頭マスク1の互いに異なる部分の全体的な肉厚を示している。図より明らかなように、カフの上記第1区分111のもう1つ別の全体的な肉厚はT1であり、気道管2の上記第2区分112の全体的な肉厚はT4であり、遷移部4、8の上記第3区分113に位置する壁の全体的な厚さがT3である。
本件で使用されているような「全体的な肉厚」という語は、喉頭マスク1の関連部分の更に細かい区分の大半にとっては、肉厚が本質的に1つの特定の値であるという意味を伝えるつもりであって、関連部分の各区分ごとの肉厚は「全体的な肉厚」とは言えない。
図12から明らかなように、これはカフ9の区分23などに関することであると考えてもよく、この区分23は肉厚がT2であるが、これは、カフの残余の肉厚T1よりも厚い。このように補強することで、上述のごとく、喉頭マスク1を患者の咽頭に導入する際にカフの前方端が捩れたり折れ曲がったりするのを防止できる。カフの膨張可能な部分の全体的な肉厚T1は0.4mmであるのが好ましいが、補強された区分23の肉厚T2は喉頭マスクの寸法次第では、1mmから2mmであるのが好ましい。
図12はまた、気道管2の湾曲部にリブが設けられて、管材2のその部分の硬度を増大させることができるのを図示している。このようなリブは気道部材2の全体的な肉厚T4を超過する肉厚T5を有している。喉頭マスクの寸法次第では、T5は2.2mmから4.8mmであるのが好ましい。
喉頭マスクは、下部9の膨張可能な部分の全体的な肉厚T1が気道管2の全体的な肉厚T4よりも厚くなるように構成されているのが好ましい。遷移区分/頂面8、4の全体的な肉厚T3は、気道管2の全体的な肉厚T4よりも薄く、カフ9の膨張可能な部分の全体的な肉厚T1よりも厚い。
気道管には透明な領域を設けてもよく、それにより、呼吸が行われていることを示す、気道管内部の水蒸気の発生を見ることができる点について、更に言及しておく。これは製造プロセスと関連して実施することができるが、ここでは、例えば、芯材は砂研磨処理により粗表面を作ることができるが、芯材の選択された領域は完全に平滑にされて、すなわち、喉頭マスク1がマスク1の対応する領域でより透明度を増すようになる。芯材の粗表面は、製品の型からの排出が一層容易になることを意味する。このような領域は、気道管において或る種の窓が設けられた領域であるが、通例は、約0.5mmの厚さを有して構成される。この値は、環状または楕円状の膨張可能なカフ9の肉厚よりも大きい値、または、それよりも小さい値と一致している厚さである。
いかなる可撓性も全く示すことがない剛性チューブ114も選択された場所に窓を有するような構成にされて、水蒸気の発生を目で看破できるようにすることができる。
上述のような喉頭マスク1は多様な色彩を付して構築することができ、或いは、製品の各部に異なる色彩を付して、現実の状況に即してどの寸法のマスク1が肝要か、すなわち、患者が必要としているのがどの寸法であるか次第でどの寸法のマスク1が必要であるかが、使用者に容易に明らかになるようにすることができることに、最終的に留意するべきである。従って、黄色は或る患者の或る寸法に対応し、青色は別な寸法に対応することになる。これにより、とりわけ、病院側の管理作業が容易になり、同様に、分配手順で過誤が発生しないことを確実にする。
本発明はまた、少なくとも1個の気道管2’とマスク部分3’を備えている喉頭マスク1’に関するものであり、マスク部分3’は上面4’と底面5’を有しており、底面5’は気道管2’の内部7’と導通している管腔6’を備えており、また、上面4’は閉じた遷移面8’を有しており、上記マスク部分3’は少なくとも底面5’の外周部では、膨張可能なカフ9’により境界を限られており、マスク部分3’のカフ9’は喉頭開口部と反対側の咽頭の壁を押圧して当接する膨張可能な手段を備えていることで、マスク部分を喉頭開口部に密着させ、また、このような当接手段とマスク部分の頂面4’との間には通路が設けられている。
このような手段には、少なくとも2個の膨張可能な左右の両ベローズ12’がマスクのカフ9’の頂面に配置されており、これらはカフ9’の長手方向軸線に関して本質的に対称的に配置される。
膨張可能な左右の両ベローズ12はマスク1の頂面4に配置され、カフ9の長手方向軸線と本質的に平行に配置されていた。
図12は上述のような喉頭マスク1’の具体的な実施形態を例示している。
従って、喉頭マスク1’は請求項28に特徴が記載されているような喉頭マスクであればよく、互いに組合された多数の部品から成り、或いは、請求項1に特徴が記載されているような喉頭マスクが請求項18に特徴が記載されているとおりに製造されたものでもよい。
カフ9’の開口部では、このような左右の両ベローズ12’が喉頭開口部とは反対側の咽頭の背面壁を押圧しているため、喉頭開口部の周囲で咽頭を押圧するマスクカフ9’の当接圧を増大させることができる。左右の両ベローズ12’を好ましい態様で構築することにより、患者に圧迫呼吸させている場合でも、高い換気圧でもマスク1の気密さの向上が達成されると同時に、図7を図12と比較することにより分かることだが、食道からの自由通路が膨張可能な左右の両ベローズ12’の間でマスクの頂面4’を横断して形成されて口腔に通じるようにすることができる。これにより、喉頭マスク1は、どんな吐しゃ物でも喉頭マスク1’を通過させることができるようにし、また、そのような吐しゃ物が喉頭開口部と喉頭マスク1’との間を通って進入することがないことを確実にし、或いは、吐しゃ物が喉頭マスク1’を変位させることがないことを確実にする。このようにして、患者の気道の閉塞が防止される。
従って、従来公知の喉頭マスクと比較すると、本発明は簡単な態様の喉頭マスク1、1’を提供し、これら喉頭マスクは換気圧が高い場合でも向上した気密性を特徴とし、同時に、排出路がマスクの頂面と咽頭の背面壁との間で胃の内容物の通路を設けていることを特徴としている。喉頭マスク1、1’を導入して膨張させた後で、排出路は吸引用の管を胃に挿入することができるようにもする。
従って、このようにして得られる、換気圧が高い場合にも気密性を向上させ、喉頭マスクの頂面を横断する開放排出通路を設けた組合せにより、本発明による喉頭マスク1、1’は急性呼吸停止に陥った患者に使用するのに好適となるが、というのも、患者が治療を受けている最中には、高い換気圧と胃の内容物の吐しゃの両方が関連してくるからである。
上述のように、左右の両ベローズは請求項1から請求項17に特徴が記載されているような一体型に射出成形された喉頭マスク1に使用することができるが、ここでも同じ利点が達成される。同様に、請求項2から請求項11、請求項13および請求項14、請求項16および請求項17に記載されている特長も、請求項28および請求項29に特徴が記載されているマスクに利用することができる。
喉頭マスクが個別に上述のような特性を達成する先行技術が以下の特許と出願に開示されているが、これらは全て、本発明と比較した場合の欠点を付随している。米国特許第5,355,879号(特許文献4)および米国特許第5,871,012号(特許文献5)は、換気圧が高い場合でもマスクの気密性を向上させる手段を備えたマスクを開示しており、米国特許第5,241,956号(特許文献6)および米国特許第6,439,232号(特許文献7)は、排出管が設けられたマスクを開示している。
請求項28に記載された発明の実施形態によれば、図13に例示されているように、左右の両ベローズ12’は、膨張前には両ベローズが膨張可能なカフ9’の中へ向かう方向に配向されるように製造することができる。これにより、喉頭マスク1’の設置を容易にすることができる。カフ9’が膨張すると、左右の両ベローズは図12に例示されているような形状を呈する。この実施形態はまた、請求項15に特徴が記載されているような喉頭マスク1にも好適に使用することができる。
弁とバルーンの両方が接続された喉頭マスクの、コネクタが気道管の自由端に取り付けられているのを示した斜視図である。 弁とバルーンの両方が接続された喉頭マスクの、コネクタが気道管の自由端に取り付けられているのを示した斜視図である。 弁とバルーンの両方が接続された喉頭マスクの、コネクタが気道管の自由端に取り付けられているのを示した斜視図である。 喉頭マスクの斜視図である。 本発明による喉頭マスクの第1の具体的な実施形態を示す側面図である。 本発明による喉頭マスクの第1の実施形態を示す、図2Aの線B−Bに沿って破断した断面図である。 本発明による喉頭マスクの第1の実施形態である製品の頂面図である。 本発明による喉頭マスクの第1の実施形態を示す斜視図である。 喉頭マスクの代替の具体的な実施形態を示す側面図である。 喉頭マスクの代替の実施形態を示す、図3Aの線B−Bに沿って破断された断面図である。 喉頭マスクの代替の実施形態を示す頂面図である。 喉頭マスクの第3の具体的な実施形態を示す側面図である。 喉頭マスクの第3の実施形態を示す、図4Aの線B−Bに沿って破断された断面図である。 喉頭マスクの第3の実施形態を示す頂面図である。 喉頭マスクの第3の実施形態である最終製品の斜視図である。 型部材と、本発明に従った喉頭マスクの、製造中の該型部材の運動パターンを示す図である。 型部材と、本発明に従った喉頭マスクの、製造中の該型部材の運動パターンを示す図である。 型部材と、本発明に従った喉頭マスクの、製造中の該型部材の運動パターンを示す図である。 型部材と、本発明に従った喉頭マスクの、製造中の該型部材の運動パターンを示す図である。 型部材と、本発明に従った喉頭マスクの、製造中の該型部材の運動パターンを示す図である。 型部材と、本発明に従った喉頭マスクの、製造中の該型部材の運動パターンを示す図である。 型をX線透視画像として示した斜視図である。 本発明による喉頭マスクが定常部位に配置されているのを例示する図である。 本発明による喉頭マスクが、その空気管の内壁面に補強用の複数のリブを有しているのを示す断面図である。 図1Dに例示された喉頭マスクの実施形態の中面に沿って破断した、壁の厚さを示した断面図である。 図8に例示された実施形態の中面に沿って破断した、壁の素材厚さを示した断面図である。 本発明による喉頭マスクの具体的な実施形態の素材厚さを示す斜視図である。 本発明による喉頭マスクの実施形態の素材厚さを示す頂面図である。 本発明による喉頭マスクの実施形態の素材厚さを示す、図11Bの線C−Cに沿った破断部を見た断面図である。 多数構成要素からなる喉頭マスクの側面図である。 図12Aの線B−Bに沿って破断した断面図である。 喉頭マスクの製品の頂面図である。 喉頭マスクの斜視図である。 図12に例示された多数構成要素からなる喉頭マスクの実施形態を示す側面図である。 図13Aの線B−Bに沿って破断した断面図である。 喉頭マスクの実施形態である製品の頂面図である。 喉頭マスクの実施形態の斜視図である。
符号の説明
1 喉頭マスク
2 気道管
3 マスク部分
4 頂面
5 底面
6 管腔
7 管内部
8 閉鎖面
9 楕円状カフ
10 インジケータビーズ
11 付加的な膨張可能ベローズ
12 2個の膨張可能な左右両ベローズ
13 楕円状カフの環状に延びた開口部
14 上位外周端
15 下位外周端
16 舌状突起
17 溝
18 管材
19 弁
20 パイロットバルーン
21 スタッド
22 補強用のリブ
23 前部厚み増大部
101 型
102 芯材
104 上位の第1型部材
105 下位の第1型部材
106 界面
107 第1の界面
108 第2の型部材
110 端縁の境界限界
111 第1区分
112 第2区分
113 第3区分
114 剛性チューブ
115 コネクタ
116 気道管壁
117 外側ジャケット

Claims (30)

  1. 少なくとも1個の気道管(2)とマスク部分(3)を備えている喉頭マスク(1)であって、マスク部分(3)は頂面(4)と底面(5)を有しており、底面(5)は管(2)の内部(7)に導通している管腔(6)を有しており、頂面(4)は閉じた遷移面(8)を有しており、マスク部分(3)は少なくとも底面上で膨張可能なカフ(9)によって外周部の境界が限られ、マスク部分(3)はカフ(9)の内周全体にわたって接合部を有するとともに、管腔6に対面して閉じたカフ(9)を設けた喉頭マスクにおいて、一体の構造に組み立てるために、そして、気道管(2)とマスク部分(3)の間の各構成要素を組立てずに済ませるために、気道管(2)の少なくとも一部と、マスク部分(3)は互いに一体成形されることを特徴とする喉頭マスク。
  2. 前記カフの肉厚の膨張可能な部分は、全体的に、前記気道管(2)の肉厚よりも薄いことを特徴とする、請求項1に記載の喉頭マスク。
  3. 前記カフの肉厚の膨張可能な部分は閉じた第1区分(111)の範囲内a、bに入り、前記気道管(2)の肉厚は閉じた第2区分の範囲内c、dに入り、上方の境界限界を定める値dは第1区分(111)の上方の境界限界を定める値bを超過していることを特徴とする、請求項2に記載の喉頭マスク。
  4. 前記カフ(9)の内周の外側の輪郭は本質的に楕円状、滴状、環状、または、それらの変形形状で延びていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  5. 前記頂面(4)の全体的な肉厚は、全体的に、前記気道管(2)の肉厚よりも薄く、前記カフ(9)の全体的な肉厚よりは厚いことを特徴とする、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  6. 前記頂面(4)の肉厚は第3区分の範囲内に入り、下限がaよりも大きいことを特徴とする、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  7. 前記カフ(9)、前記頂面(4)、および/または、前記気道管(2)は全体的な肉厚よりも肉厚が大きい、または、小さい区分を1つまたは複数含んでいることを特徴とする、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  8. 前記カフ(9)の壁は素材厚さが変動して不均一であり、第1区分(111)の範囲に入ることを特徴とする、請求項7に記載の喉頭マスク。
  9. 前記喉頭マスクは、前記気道管(2)の増補として剛性チューブ114を更に備えており、該剛性チューブはその全体または一部が外側ジャケット(117)に封入されて、気道管(2)の一体部分を構成していることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  10. 前記剛性チューブ(114)はその表面に、溝などの複数のガイド部材を有していることを特徴とする、請求項9に記載の喉頭マスク。
  11. 前記気道管(2)は、気道管(2)と一体であるとともに気道管の中心軸に軸線方向平行である補強用の複数のリブ(22)を設けていることを特徴とする、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  12. 射出成形プロセスで可塑性の重合体素材から製造されることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  13. 前記気道管(2)は少なくとも1個の感覚インジケータビーズ(10)を有しており、管(2)の外面に複数のリブを設けたことを特徴とする、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  14. 前記マスク部分(3)は付加的な膨張可能なベローズ(11)を有しており、ベローズはマスク部分の頂面(4)の一体部分の上に配置されている、または、一体部分の一部を構成していることを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  15. 前記マスク部分(3)の前記カフ(9)は少なくとも2個の膨張可能な左右の両ベローズ(12)を有しており、ベローズはマスク部分の頂面(4)の上に配置されており、カフの長手方向軸線に本質的に平行であることを特徴とする、請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  16. 少なくとも前記マスク部分(3)は潤滑剤および/または抗菌剤が塗布されていることを特徴とする、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  17. 前記閉じた遷移面(8)は補強用の複数のリブを有していることを特徴とする、請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
  18. 少なくとも1個の気道管(2)とマスク部分(3)を備えている喉頭マスク(1)を製造する方法であって、マスク部分(3)は頂面(4)と底面(5)を有しており、底面(5)は管(2)の内部(7)に導通している管腔(6)を有しており、頂面(4)は閉じた遷移面(8)を有しており、マスク部分(3)は少なくとも底面上で膨張可能なカフ(9)によって外周部の境界が限られている製造方法において、該製造方法のプロセスは、閉じた型部材(101)で喉頭マスク(1)を射出成形する工程を含んでおり、製造後の喉頭マスク(1)は気道管(2)の少なくとも一部とマスク部分(3)を備えており、製造後の喉頭マスク(1)は型(101)から排出され、喉頭マスク(1)の外周カフ(9)は内部の管腔の方を向いている環状に延びた開口部(13)を有しているとともに、上位の外周端縁(14)と下位の外周端縁(15)により境界が限られており、また、上位の外周端縁(14)と下位の外周端縁(15)は互いに押圧した状態で組立てられて、環状に延びた開口部を閉鎖することで閉じたカフ(9)を設けるようにしたことを特徴とする、喉頭マスクの製造方法。
  19. 前記上位の外周端縁(14)と下位の外周端縁(15)の間の距離は1mmから8mmであることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 液状可塑材が第1圧力および第1温度で閉じた型(101)に注入され、型(101)は少なくとも1個の芯材(102)を有して気道管2とマスク部分3に内部キャビティを設けるようにし、型(101)はまた、2個の第1型部材、すなわち、上位の第1型部材(104)と下位の第1型部材(105)を備えており、それらの界面(106)のうちの第1界面部(107)がマスクの下面(5)に対応する領域に配置され、2個の型部材は互いの界面部(107)に直交する方向に可動であり、型(101)はまた、別な2個の第2型部材(108)を備えており、それらによる第2の運動パターンは、第1の型部材の運動線に直交していることを特徴とし、
    下位の第1型部材(105)は上位の型部材(104)から引き離される方向に移動させられることを特徴とし、
    2個の第2の型部材(108)は第2の運動パターンの採用により、互いから引き離される方向に移動させられることを特徴とし、
    その後、芯材(102)は下位の第1型部材(105)と同じ方向に移動させられることを特徴とし、また、
    喉頭マスク(1)が型から排出されることを特徴とする、請求項18または請求項19に記載の方法。
  21. 前記芯材(102)の表面の全体または各部は粗面であることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記マスク部分の外周は上位外周と下位外周によって形成され、雄雌配置としても知られている、舌状突起および溝からなる配置として構成され、後で、粘着剤による接着プロセスなどによって互いに押圧し合うように組み立てられて、本質的に閉じた外周カフ(9)を設けるようにしたことを特徴とする、請求項18から請求項21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 剛性チューブ(114)は気道管(2)の増補として配置され、気道管の一体部分として形成された外側ジャケットが剛性チューブ(114)の外面の全体または一部を封入するという効果を奏するようにしたことを特徴とする、請求項18から請求項22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記気道管(2)と前記マスク部分(3)は前記剛性チューブ(114)の周囲に成形されることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  25. 前記気道管(2)、前記マスク部分(3)、および、前記剛性チューブ(114)は全て、同じ重合体素材から製造されることを特徴とする、請求項24に記載の方法。
  26. 前記喉頭マスク(1)の前記外周カフ(9)上に管材(18)が後から取付けられ、管材(18)の他方端には弁(19)とパイロットバルーン(20)が設けられることを特徴とする、請求項18から請求項25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 請求項1から請求項17のいずれかに記載の喉頭マスクを製造するための、請求項18から請求項26のいずれか1項に記載の方法の使用。
  28. 少なくとも1個の気道管(2’)とマスク部分(3’)を備えている喉頭マスク(1’)であって、マスク部分(3’)は頂面(4’)と底面(5’)を有しており、底面(5’)は管材(2’)の内部(7’)に導通している管腔(6’)を有しており、頂面(4’)は閉じた遷移面(8’)を有しており、マスク部分(3’)は少なくとも底面上で膨張可能なカフ(9’)によって外周部の境界が限られ、マスク部分(3’)のカフ(9’)は喉頭開口部の反対側の咽頭の壁を押圧して当接する膨張可能な手段を有しており、マスク部分を喉頭開口部と気密に接続させるようにしたことを特徴とし、また、これら当接手段とマスク部分の頂面(4’)との間に通路が形成されることを特徴とする、喉頭マスク。
  29. 前記マスク部分(3’)の前記カフ(9’)は少なくとも2個の膨張可能な左右の両ベローズ(12’)を有しており、これらベローズはマスク(1’)の頂面(4’)の上に配置されているとともに、カフ(9’)の長手方向軸線に関して対称であることを特徴とする、請求項28に記載の喉頭マスク。
  30. 前記カフ(9)はカフ(9)の頂面の最前部に補強された区分(23)を有していることを特徴とする、請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の喉頭マスク。
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