JP2006522251A - 圧電式に制御される燃料噴射弁用のアクチュエータユニット - Google Patents

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Abstract

本発明においては、内燃機関用の噴射装置の燃料噴射弁を操作するのに適したアクチュエータユニットが提案されている。アクチュエータユニットはピエゾアクチュエータ1と、ばねとして形成された中空体4とから成っている。中空体4を本発明のように構成することによって、アクチュエータユニットの耐用寿命を改善することができる。

Description

本発明は、ピエゾアクチュエータから成るアクチュエータユニットに関する。
このようなアクチュエータユニット(Aktoreinheit)は、アクチュエータユニットの切換え時間が極めて短いことに基づいて、特に燃料噴射系において、特に燃料噴射弁において使用される。短い切換え時間は、噴射される燃料量のより正確な調量を可能にし、噴射の時間的な経過の改善されたパターンを可能にする。「燃料噴射弁」という集合概念は、本発明との関連において、例えばコモンレール噴射系用のインジェクタ又は汎用の燃料噴射装置の噴射ノズルのような、すべての構造形式の燃料噴射弁を意味する。
燃料噴射弁はピエゾアクチュエータによって次のように操作される。すなわちピエゾアクチュエータに電圧が印加されると、ピエゾアクチュエータはピエゾセラミックの周知の物理的効果に基づいて素早く伸長し、弁閉鎖部材を弁座から持ち上げる。ピエゾアクチュエータは、この際に加速される一定の質量を有している。アクチュエータに印加される電圧が低下されると、アクチュエータは収縮しようとする。これによって、アクチュエータの前に加速された質量の慣性に基づいて、制御速度に関連してアクチュエータ内には引張り力が生じ、このような引張り力は、ピエゾアクチュエータの損傷、特にピエゾアクチュエータの個々の層の間のろう接結合部における亀裂を惹起する。このような損傷を回避するために、ピエゾアクチュエータに、ばねとして形成された中空体を用いて軸方向において予負荷を加えることが、行われている。このような配置構成は、例えば国際公開第00/08353号パンフレット(Siemens)に基づいて公知である。この場合中空体は、平らな金属薄板から曲げられて形成され、この際に生じる第1の継ぎ目において溶接される。この第1の継ぎ目は、中空体の長手方向軸線に対して平行に延びている。
第1の継ぎ目の溶接には、特に以下に記載の欠点がある:溶接によって、溶接シームの直ぐ近くにおいて中空体の組織が通常不都合に変化してしまう。第2の問題としては、溶接時に生じる溶接スパッタ(Schweissspritzer)が挙げられる。この溶接スパッタは、アクチュエータユニットの組立て時に困難をもたらすことがあり、又は運転中に単数又は複数の溶接スパッタが溶けると、燃料噴射弁の機能を損なうおそれがある。第3の問題としては、溶接シームの始端部及び終端部における凹み、並びにこれに起因する切欠き効果及び応力上昇を挙げることができる。
発明の利点
本発明の構成では、中空体内に配置されたピエゾアクチュエータを備えたアクチュエータユニットであって、中空体が弾性的に形成されていて、アクチュエータを予負荷しており、さらに中空体が複数の切欠きを備えていて、長手方向軸線に対して平行に延びる第1の継ぎ目を有している形式のものにおいて、少なくとも中空体の第1の端部に、第1の継ぎ目に向かい合って位置するように配置された第2の継ぎ目が設けられている。
中空体を本発明のように構成すると、第1の継ぎ目の溶接を省くことができる。これによって溶接に起因する問題もなくなる。さらに製造コストも低下する。
中空体に開放した分割継ぎ目を備えたアクチュエータユニットの欠点としては、軸方向における中空体のばね強さが全周にわたって一定ではない、ということが挙げられる。通常、ばね強さは中空体における切欠きによって分割継ぎ目の領域において減じられている。その結果、上側のカバープレート及び下側のカバープレートはアクチュエータユニットの運転時に横方向の力を負荷される。これによって、ピエゾアクチュエータは、不都合な力や曲げモーメントによって不均一に負荷されることになる。
本発明のように、第1の継ぎ目に向かい合って位置するように配置された第2の継ぎ目を中空体に設けることによって、中空体のばね強さは、第1の継ぎ目に向かい合って位置する側においても同様に減じられる。その結果、上側のカバープレート及び下側のカバープレートによってピエゾアクチュエータに導入される予負荷は、ピエゾアクチュエータの長手方向軸線の方向に正確に作用するようになる。このような負荷はピエゾアクチュエータにとって極めて有利であり、これによって、本発明による中空体を備えたアクチュエータユニットの耐用寿命を著しく延ばすことができる。
本発明による利点をさらに増すために、本発明の別の構成では、中空体の第2の端部にも、第1の継ぎ目に向かい合って位置するように配置された第2の継ぎ目が設けられている。択一的に、第2の継ぎ目が、中空体の第1の端部から第2の端部にまで延びているような構成も可能である。言い換えれば、この実施例では中空体は、ピエゾアクチュエータを取り囲む等しい大きさの2つの半割シェルから成っている。この中空体の半割シェルは、製造技術的にも極めて有利である。
択一的にまた、中空体においてその端部に、第1の継ぎ目に向かい合って位置するように配置された切欠きを設けることも、可能である。これによって中空体のばね強さは、この箇所においても所望のように減じられるので、中空体のばね強さは回転対称的になり、ひいては軸方向における所望の力導入が達成される。
予負荷を中空体からピエゾアクチュエータに可能な限り良好に導入できるようにするために、本発明の別の構成では、中空体がその第1の端部において上側のカバープレート又は調節円板と結合されていて、第2の端部において下側のカバープレート又は調節円板と結合されている。この際の結合は、例えば溶接又は縁曲げによって行うことができる。
中空体の半径方向における固定だけが必要な場合には、中空体はリング溝又は段部によって上側のカバープレート及び/又は下側のカバープレート又は調節円板及びカプラハウジングに固定されることができる。このような構成は例えば、中空体が引張り負荷されるのではなく、押圧負荷される場合に、十分である。このような構成において、リング溝及び段部によって中空体がピエゾアクチュエータ又は液圧式のカプラに対してセンタリングされると、特に有利である。この効果は、リング溝及び段部が、組立て時に中空体を僅かに拡大するように寸法設定されていると、さらに改善することができる。
本発明の特に有利な構成では、中空体内に配置されたピエゾアクチュエータの接触接続が、上側のカバープレートを介して行われるようになっており、しかも上側のカバープレートが2部分から形成されており、上側のカバープレートの2つの部分の間に分割継ぎ目が存在している。
このように構成されていると、アクチュエータユニットのために必要な構造空間及び必要な部材の数が減じられ、さらに、アクチュエータの運動と一緒に少なくとも部分的に運動しなくてはならないピエゾアクチュエータの接触接続部が、上側のカバープレートによって一緒に連行されるようになる。これによって、ピエゾアクチュエータの簡単かつ確実な電気的な接触接続部が生ぜしめられ、この接触接続部は必要な弾性を有している。このような構成によってさらに、ピエゾアクチュエータの運転時に発生する熱は極めて良好に排出され、これにより、ピエゾアクチュエータの運転確実性及び耐用寿命が改善される。
本発明の別の有利な構成では、中空体の第1の継ぎ目と第2の継ぎ目とが、上側のカバープレートの分割継ぎ目に開口している。このように構成されていると、上側のカバープレートの両部分の電気的な分離が、例えばばね鋼から製造可能な中空体によって阻止されなくなる。
付加的に、上側のカバープレートを絶縁体によって、特にセラミック製の絶縁体によって、電気的に絶縁することも可能である。
2部分から成る上側のカバープレートを機械的にまとめることを保証するためには、2部分から成る上側のカバープレートをまとめる固定クランプ又は固定部材を設けることも可能である。
本発明のさらに別の構成では、中空体とピエゾアクチュエータとの間にフレキシブルな結合剤が、特にプラスチック結合された金属又は軟質のろう材が、設けられている。
中空体における切欠きは、公知の骨形状を有することができ、かつ中空体の長手方向軸線に対して横方向に延在することができる。本発明の別の有利な構成では、複数の切欠きが一平面に相前後して配置されており、この平面が中空体の長手方向軸線との間に直角を成している。さらにまた、偶数の切欠きが一平面に設けられていると、有利である。
切欠きを備えた複数の平面が中空体に設けられている場合には、これらの平面が互いに平行に延びており、隣接した2つの平面における切欠きが、互いにずらされて配置されていると、有利である。この場合に特に有利な構成では、隣接した2つの平面における切欠きのずれが、一平面における切欠きの繰り返しもしくは反復(Rapport)の半分の値に等しくなっている。この場合「反復」という概念については、後で図3を参照しながら詳しく述べる。
中空体が円形の横断面又は正多角形の横断面を有していると有利である。
本発明による中空体は、ピエゾアクチュエータが中空体内に配置されており、ピエゾアクチュエータが予負荷された中空体によって押圧負荷されている、アクチュエータユニットにおいて使用することができる。すなわちこの場合中空体自体は引張り負荷される。
本発明による中空体はしかしながらまた同様に、ピエゾアクチュエータが中空体の外側に配置されており、ピエゾアクチュエータが予負荷された中空体によって押圧負荷されている、アクチュエータユニットにおいても使用することができる。後者の場合には中空体は通常押圧負荷される。
本発明の別の構成では、中空体がその第1の端部及び/又は第2の端部に、切欠きによって穿孔されていない領域を有している。このように構成されていると、中空体がその端部領域において所望のように硬化されるので、中空体からカバープレートに又はインジェクタの他の部材に伝達されるばね力が均一化される。すなわちばね力の最高点は中空体の全周にわたって減じられ、中空体からピエゾアクチュエータに導入される横方向力の問題は、さらに弱められる。
次に図面を参照しながら本発明の有利な実施例について述べる。
図面
図1は、本発明によるアクチュエータユニットの第1実施例を示す図であり、
図2は、本発明によるアクチュエータユニットの第2実施例を示す図であり、
図3は、曲げて中空体を形成するブランクの1例を示す図であり、
図4は、長手方向に偶数(ここでは16)の切欠き列を備えた中空体の第1実施例を示す斜視図であり、
図5は、図4に示された第1実施例を別の視線方向で見た図であり、
図6は、本発明による中空体の第2実施例を斜め下から見た図であり、
図7は、長手方向に奇数(ここでは17)の切欠き列を備えた本発明による中空体の第3実施例を示す斜視図であり、
図8は、カバープレートに中空体を半径方向で固定するための一例を示す図であり、
図9は、本発明によるアクチュエータユニットの別の実施例を示す部分縦断面図及び断面図であり、
図10は、本発明による中空体のさらに別の実施例を示す図であり、
図11は、燃料噴射装置を示す概略図である。
実施例の記載
図1には、本発明によるアクチュエータユニットの第1実施例が示されている。アクチュエータユニットは、互いに上下に積み重ねられた複数の個別圧電エレメント(図示せず)から構成することができる圧電式のアクチュエータつまりピエゾアクチュエータ1から成っている。ピエゾアクチュエータ1はコンタクトピン2を介して制御され、これらのコンタクトピン2はアクチュエータ1の長手方向に配置されていて、アクチュエータ1と導電結合されている。コンタクトピン2の間における電圧の印加によって、ピエゾアクチュエータ1の長さは伸ばされ、この長手方向における伸びは、例えば内燃機関における噴射弁を制御するために使用される。ピエゾアクチュエータ1はコンタクトピン2と共に、管ばね(Rohrfeder)として形成された中空体4内に配置されている。ピエゾアクチュエータ1の端面はそれぞれカバープレート5,6に接触しており、この場合上側のカバープレート6は貫通案内部61を有していて、この貫通案内部61を貫いてコンタクトピン2が延びている。上側及び下側のカバープレート5,6はそれぞれ形状結合式(formschluessig)及び/又は摩擦力結合式(kraftschluessig)に、有利には溶接によって、中空体4と結合されている。上側及び下側のカバープレート5,6と中空体4との間における溶接シームは、図1には示されていない。択一的に、中空体4と両カバープレート5,6との間における結合を、例えば縁曲げを用いて行うことも可能であり、この場合中空体4の折り曲げられた上側及び下側の縁部領域はそれぞれ、カバープレート5,6内に係合している(図示せず)。
ピエゾアクチュエータ1は中空体4及びカバープレート5,6によって、予負荷もしくはプレロード(Vorspannkraft)を押圧負荷される。すなわち中空体4は、上側及び下側のカバープレート5,6との溶接前に、予負荷され、それから溶接される。
中空体4は有利にはばね鋼から製造される。所定の壁厚「s」において所望のばね強さを調節できるようにするために、中空体4には多数の切欠き7が設けられている。図面を見易くするために図1においてはすべてではなく、一部の切欠きだけに符号が付けられている。多くの切欠き7は打抜きによって最良に形成することができるので、中空体4は通常金属薄板から製造される。金属薄板からまず初めに、切欠き7を備えたブランク(Platine)が打ち抜かれる。次いでブランクは曲げられるが、この曲げ作業は、ブランクが例えば円形横断面又は規則的な多角形の形の横断面を有するまで、行われる。そして曲げられたブランクの両端部が互いに当接した所に、第1の継ぎ目(図1には図示せず)が生ぜしめられる。
図2には、本発明によるアクチュエータユニットの第2実施例が示されており、このアクチュエータユニットは圧電操作式のインジェクタ71に組み込まれている。
本発明は主としてアクチュエータユニットとそれに所属の中空体4とに関するものであるので、以下においてはインジェクタ71についてすべてを詳細に述べるのではなく、主としてインジェクタ71へのアクチュエータユニットの取付けについてだけ記載する。インジェクタ71のその他の機能については、噴射技術の分野における技術者が周知のことなので、これについて詳しく述べることは省く。
インジェクタ71は高圧接続部73を有している。この高圧接続部73を介してインジェクタ71には、高圧下にある燃料(図示せず)が供給される。内燃機関の燃焼室(図示せず)への噴射を行いたい場合には、ノズルニードル75が座(図示せず)から持ち上がり、同様に図示されていない噴射孔を開放する。ノズルニードル75は制御弁77を介して制御され、この制御弁77はピエゾアクチュエータ79を用いて操作される。ピエゾアクチュエータ79と制御弁77との間には、油圧増幅部として働く液圧式のカプラ(Koppler)81が配置されており、このカプラ81は図2の右側に拡大して示されている。
カプラ81は主として弁ピストン83と増幅ピストン85とから成っており、これらのピストン83,85はカプラハウジング86内において案内される。弁ピストン83と増幅ピストン85との間にはカプラ間隙87が設けられており、このカプラ間隙87は燃料(図示せず)によって満たされている。カプラ間隙87は特に次のことのために、すなわちピエゾアクチュエータ79の温度膨張係数とインジェクタ71の金属製の部材の温度膨張係数とが互いに強く異なっているために、必要である。
液圧式のカプラ81の弁ピストン83が制御弁77を操作するのに対して、増幅ピストン85はその突出部89でピエゾアクチュエータ79に接触している。増幅ピストン85は、押圧方向に予負荷されている本発明による中空体4を介して、ピエゾアクチュエータ79に押し付けられるので、ピエゾアクチュエータ79には押圧予負荷(Druckvorspannung)が加えられる。この場合中空体4はその第1の端部15で、カプラハウジング86の段部91に支持されている。中空体4は第2の端部17で調節円板93に支持されている。調節円板93を介して中空体4のばね力は、増幅ピストン85の突出部89に伝達され、ひいてはピエゾアクチュエータ79に伝達される。
中空体4を液圧式のカプラ81に対して同心的に、ひいてはピエゾアクチュエータ79に対して同心的に配置させるために、段部91の直径Dは次のように、すなわち中空体4が段部91に被せ嵌められる時に中空体4が容易に拡開されるように、中空体4の内径に合わせられている。本発明による中空体4は、該中空体4の全長にわたって延在する第1の継ぎ目31(図示せず)を有しているので、中空体4は比較的容易に大きく拡開して、段部91に嵌る。
図2に示された実施例におけるように、中空体4に押圧予負荷が加えられると、中空体4はその端部17,15で軸方向において支持され得るのに、十分である(図2参照)。中空体4の半径方向における固定をさらに改善するために、段部91及び/又は調節円板93に、択一的に又は付加的にリング溝(図示せず)が設けられていると有利である。
図3にはブランク9が示されており、このブランク9から本発明による中空体4を巻成することができる。ブランク9には多数の切欠き7が打ち抜かれている。図面を見易くするために、図3に示された実施例において骨形状を有する切欠き7のうちのすべてではなく、一部にだけ符号が付けられている。ブランク9は方形をしており、ブランク9の互いに反対側に位置する2つの縁部11,13は切欠き7によって中断されており、これに対して互いに反対側に位置する2つの縁部15,17は真っ直ぐに延びていて、切欠き7によって中断されていない。
ブランク9は、縁部15,17が中空体4の第1の端部15及び第2の端部17を形成するように、巻かれて円筒形又は多角形の中空体4を形成する(図4参照)。つまり、図4及び図5には図示されていない中空体4の長手方向軸線35は、縁部11,13に対して平行に延びている。
ブランク9が上に述べたように円筒体又は多角形体に曲げられると、縁部11と縁部13とは互いに接触して、第1の継ぎ目31(図4及び図5参照)を形成し、この第1の継ぎ目31は中空体4の長手方向軸線35に対して平行に延びている。
ブランク9には常に複数の切欠き7が、一列において相前後して配置されている。これらの切欠き7は該切欠きの間におけるウェブ19によって隔てられている。図面を見易くするために、ウェブ19においても、ブランク9に存在するすべてのウェブに対してではなく、一部のウェブにだけ符号が付けられている。上に述べたように、ブランク9が曲げられて中空体4を形成すると、相前後して配置された切欠き7は一平面に位置する。例えば図3において、相前後して配置された切欠き7の列は、線20で示されている。図3に示されたブランク9の実施例では、縁部15と縁部17との間に、6つの切欠き7から成る列が16列配置されている。
図3から分かるように、隣接した2つの列の切欠き7は互いにずらされて配置されている。この場合ずれは次のように、すなわちこのずれが切欠き7及びウェブ19の半分の長さに相当するように選択されている。この値は、図3に例として1つの切欠き及び2つの半分のウェブ19に対して二重矢印21で示されている。この値は「繰り返しもしくは反復(Rapport)」とも呼ばれる。互いに隣接する2つの列の切欠き7の間におけるずれは、図3において符号23で示されている。
ブランク9が中空体4(図4又は図5参照)に巻かれて、この中空体4をその端面において上側のカバープレート5(図1及び図8参照)と下側のカバープレート6(図1及び図8参照)を介して押圧力によって負荷すると、上側のカバープレート5と縁部15との間において作用する力Fは、中空体4の全周にわたって、線25によって質的(qualitativ)に示された経過を有する。周囲角φは縁部13において0°で始まり、縁部11において360°で終わっている。
図3から分かるように、ウェブ19が縁部15を支持しているところでは常に、線25の最高点27によって示されている大きな力Fを伝達することができる。ただ1つの例外は、縁部11と縁部13とが互いに当接している箇所において存在する。この箇所では、部分7′,7′′を有するいわば「切断された」切欠き7が、ブランク9の構造を弱めており、その結果、当該箇所において上側のカバープレート5と中空体4との間において伝達される力Fは小さくなる。この状況は図3において、最高点27との比較において著しく小さな力F(φ=0°及びφ=360°の所)に対する値によって、示されている。
同様な状況は縁部17においても現れている。図3から分かるように、縁部17の直ぐ近くにおいてφ=0°及び360°の所には、部分7′と部分7′′とから成る切断された切欠きが存在しており、これに対して縁部15の直ぐ近くにはφ=0°及び360°の所に、半部19′と半部19′′とを備えた分断されたウェブ19が位置している。これによって縁部17の全周にわたって幾分異なった力経過が生ぜしめられている。
図3の下側のF-φ線図から分かるように、4つの最高点27と2つの別の局部的な最高点29とが存在しており、後者の2つの最高点29は、縁部11,13の近傍において角度φ=30°及び330°の所に位置していて、最高点27に比べて明らかに低い。
上側のカバープレート6と縁部15との間及び下側のカバープレート5と縁部17との間における、全周にわたって不均一なこの力伝達に基づいて、中空体4が予負荷をもって上側及び下側のカバープレート6,5に固定される際に、上側のカバープレート6及び下側のカバープレート5に対して作用する曲げモーメントが中空体4によって生ぜしめられる。この曲げモーメントは当然、ピエゾアクチュエータ1に対しても伝達され、このことは、アクチュエータ1の運転確実性及び耐用寿命に対しても不都合な影響を及ぼす。さらにこの曲げモーメントは、アクチュエータユニットによって操作される液圧式の弁部材においても不都合である。
図4には、図3に示されたブランク9から製造された中空体4が斜視図で示されている。図4には個々に示されていない切欠き7の列は、16の平面E〜E16を形成しており、これらの平面E〜E16は、中空体4の長手方向軸線35に対して垂直に延びている。図4には分かり易くするために平面Eが示されている。同様に図4には中空体4の壁厚sも示されている。
従って本発明によれば、縁部15,17には角度φ=180°の所に第2の継ぎ目33が設けられている。この第2の継ぎ目33については次に図5以下の図面を参照しながら述べる。これらの図面に示された中空体4は、図1に示されたブランク9が巻かれて形成されたものである。縁部17は中空体4の第1の端部を形成し、縁部15は中空体4の第2の端部を形成している。
図4及び図5から明らかなように、ブランク9の縁部11,13(図3参照)は中空体4において互いに向かい合って位置している。両縁部11,13は互いに溶接されていないので、図3を参照しながら記載された変化(横方向力、曲げモーメント)は中空体4の軸方向において、縁部11,13によって形成される第1の継ぎ目31において調節される。
本発明によれば、中空体4には第1の継ぎ目31に対して180°だけずらされて、1つ又は2つの第2の継ぎ目33が設けられている(図5及び図6参照)。この場合図5及び図6に示された実施例における第2の継ぎ目33は、1つの切欠き7に達するような長さしか有していない。これによって中空体4は、φ=180°の周囲角の所で同様に弱められ、周囲角φ=180°における最高点27は明らかに減じられる。このようにすることによって結果として、中空体4からピエゾアクチュエータ1,79に加えられるばね力はもっぱら軸方向に延びることになる。曲げモーメント又は半径方向における力は、ピエゾアクチュエータ1,79には導入されない。
図6には本発明による中空体の第2実施例が示されている。第1実施例との大きな違いは、奇数列の切欠き7が、つまり17列の切欠き7が設けられていることである。従って第1の継ぎ目31の終端部は縁部17及び縁部15において同じである。これによって力の経過は、縁部17及び縁部15において同じであり、図3において縁部17との関連において示された力経過に相当している。中空体4の両縁部15,17における力経過は対称的であるので、本発明による中空体4のばね特性はさらに改善される。図6には個々に示されていないが、17列の切欠き7は、17の平面E〜E17を形成しており、これらのE〜E17は中空体4の長手方向軸線35に対して垂直に延びている。
図7に示された実施例では第2の継ぎ目33が縁部17から縁部15にまで延びているので、中空体4は半円筒形の2つの半割シェル4a,4bから成っている。これによって縁部17,15と上側のカバープレート6及び下側のカバープレート5との間において全周にわたって伝達可能な力が、さらに均一化される。
図8には、図6又は図7に示された中空体を備えたアクチュエータユニットが、簡単化されて部分縦断面図で示されている。半部4aだけが断面図で示されている中空体4を、半径方向において固定するために、上側のカバープレート6は段部37を有している。この段部37によって中空体4は半径方向で固定される。下側のカバープレート5には、中空体4の半径方向における固定のためにリング溝39が設けられている。もちろん上側のカバープレート6にもリング溝(図示せず)を設けることが可能である。図8に示されたアクチュエータユニットでは、単に2部分から成る中空体4のみならず、例えば図3〜図6に示された本発明による他の中空体4をも組み込むことができる。
図9には、本発明によるアクチュエータユニットの別の実施例が、部分的な断面図と上から見た平面図で示されており、このアクチュエータユニットは2部分から成る中空体4を備えている。この実施例では上側のカバープレート6もまた2部分から形成されている。上側のカバープレート6の2つの部分は、図9において符号6aと6bで示されている。2つのコンタクトピン2はそれぞれ、上側のカバープレート6の各1つの部分6a,6bと導電結合されている。上側のカバープレート6a,6bを介してアクチュエータ1は電気的に接続される。アクチュエータ1と上側のカバープレートの部分6a,6bとの間における電気的な接続部の詳細は、図9には示されていない。しかしながらこの場合の接触接続がどのように行われるかは、電気式のアクチュエータの構造及び製造の分野に係わる専門家にとって自明のことである。図9に示された実施例では中空体4の部分4aは、上側のカバープレートの部分6aと溶接されており、これは図9において模様化された溶接シーム41によって示されている。同様に中空体の部分6bもまた、上側のカバープレート6の部分6aと溶接シーム41によって結合されている。溶接シーム41は中空体4a,4bの半径方向における固定をも引き受けている。
上側のカバープレートの部分6aと部分6bとの間には、有利にはセラミックから製造される絶縁体43が設けられており、これによってコンタクトピン2と上側のカバープレートの部分6の部分6aと部分6bとを互いに隔てることができる。さらに図9に示された実施例では、固定クランプ(Sicherungsspange)45が設けられており、この固定クランプは、絶縁体43と上側のカバープレートの部分6a,6bとをまとめ合わせるために働く。
中空体4a,4bとアクチュエータ1との間には、フレキシブルな結合剤47が設けられており、この結合剤47は有利には、プラスチック結合された金属又は軟質のろう材から成っている。
図9にはさらに、本発明によるアクチュエータユニットがA−A線に沿って断面して示されている。
図10a及び図10bには、本発明による中空体4の2つの別の実施形態が斜視図で示されている。この2つの実施形態では、上に述べた実施形態とは異なり、第1の継ぎ目31に向かい合って位置している側(φ=ほぼ180°)における中空体の横方向力は、そこに切欠き51を設けることによって、回避されている。この切欠き51によって、第1の継ぎ目31に向かい合って位置している側において中空体4は所望のように弱化され、その結果中空体4は、もっぱら軸方向においてピエゾアクチュエータ1,79に力を加えることになる。図10aと図10bに示された実施形態の間におけるただ1つの違いは、切欠き51の形状である。図10aに示された実施形態では切欠き51は円形セグメントの形状を有しており、これに対して図10bに示された実施形態では切欠き51は方形に形成されている。これらの切欠き51の形状及び寸法の正確な設定は、有限要素法による計算(FEM-Berechnung)の分野における専門家にとっては、各使用例に対して難なく決定することができる。
多くの場合には、第1の継ぎ目31の領域においても切欠き53を設けると、有利であることが判明している。
図10a及び図10bに示されていない中空体4の第1の端部15は、第2の端部17と同様に形成することができる。
次に図11を参照しながら、本発明による燃料噴射弁116が内燃機関の燃料噴射装置102にどのように組み込まれているかについて述べる。燃料噴射装置102は燃料タンク104を有しており、この燃料タンク104からは燃料106が電気式又は機械式の燃料ポンプ108によって搬送される。低圧燃料導管110を介して燃料は高圧燃料ポンプ111に運ばれる。この高圧燃料ポンプ111から燃料106は、高圧燃料導管112を介してコモンレール114に達する。コモンレール114には複数の燃料噴射弁116が接続されており、これらの燃料噴射弁116は燃料106を、図示されていない内燃機関の燃焼室118に直接噴射する。
本発明によるアクチュエータユニットの第1実施例を示す図である。 本発明によるアクチュエータユニットの第2実施例を示す図である。 曲げて中空体を形成するブランクの1例を示す図である。 長手方向に偶数(ここでは16)の切欠き列を備えた中空体の第1実施例を示す斜視図である。 図4に示された第1実施例を別の視線方向で見た図である。 本発明による中空体の第2実施例を斜め下から見た図である。 長手方向に奇数(ここでは17)の切欠き列を備えた本発明による中空体の第3実施例を示す斜視図である。 カバープレートに中空体を半径方向で固定するための一例を示す図である。 本発明によるアクチュエータユニットの別の実施例を示す部分縦断面図及び断面図である。 本発明による中空体のさらに別の実施例を示す図である。 燃料噴射装置を示す概略図である。

Claims (30)

  1. 中空体(4)内に配置されたピエゾアクチュエータ(1)を備えたアクチュエータユニットであって、中空体(4)が弾性的に形成されていて、アクチュエータ(1)を予負荷しており、さらに中空体(4)が複数の切欠きを備えていて、長手方向軸線(35)に対して平行に延びる第1の継ぎ目(31)を有している形式のものにおいて、少なくとも中空体(4)の第1の端部(17)に、第1の継ぎ目(31)に向かい合って位置するように配置された第2の継ぎ目(33)が設けられていることを特徴とする、圧電式に制御される燃料噴射弁用のアクチュエータユニット。
  2. 中空体(4)の第2の端部(15)に、第1の継ぎ目(31)に向かい合って位置するように配置された第2の継ぎ目(33)が設けられている、請求項1記載のアクチュエータユニット。
  3. 第2の継ぎ目(33)が、中空体(4)の第1の端部(17)から第2の端部(15)にまで延びている、請求項2記載のアクチュエータユニット。
  4. 中空体(4)内に配置されたピエゾアクチュエータ(1)を備えたアクチュエータユニットであって、中空体(4)が弾性的に形成されていて、アクチュエータ(1)を予負荷しており、さらに中空体(4)が複数の切欠きを備えていて、長手方向軸線(35)に対して平行に延びる第1の継ぎ目(31)を有している形式のものにおいて、少なくとも中空体(4)の第1の端部(17)に、第1の継ぎ目(31)に向かい合って位置するように配置された第1の切欠き(51)が設けられていることを特徴とする、圧電式に制御される燃料噴射弁用のアクチュエータユニット。
  5. 中空体(4)の第2の端部(15)に、第1の継ぎ目(31)に向かい合って位置するように配置された別の切欠き(51)が設けられている、請求項4記載のアクチュエータユニット。
  6. 中空体(4)の第1の端部(17)及び/又は第2の端部(15)に、第1の継ぎ目(31)の領域において各1つの切欠き(53)が設けられている、請求項4又は5記載のアクチュエータユニット。
  7. 中空体(4)がその第1の端部(17)において、上側のカバープレート(6a)又は調節円板(93)と結合されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  8. 中空体(4)がその第1の端部(17)で半径方向において固定されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  9. 中空体(4)がその第1の端部(17)で半径方向において、上側のカバープレート(6)又は調節円板(93)に、特にリング溝(39)又は段部(37)によって固定されている、請求項8記載のアクチュエータユニット。
  10. 中空体(4)がその第1の端部(17)で溶接シーム(41)によって上側のカバープレート(6)に固定されている、請求項8記載のアクチュエータユニット。
  11. 中空体(4)内に配置されたピエゾアクチュエータ(1)の接触接続が、上側のカバープレート(6a,6b)を介して行われる、請求項4から10までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  12. 上側のカバープレート(6)が2部分から形成されており、上側のカバープレート(6)の2つの部分(6a,6b)の間に分割継ぎ目が存在している、請求項4から11までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  13. 第1の継ぎ目(31)と第2の継ぎ目(33)とが、上側のカバープレート(6)の分割継ぎ目に開口している、請求項12記載のアクチュエータユニット。
  14. 上側のカバープレート(6,6a,6b)が絶縁体(43)によって、特にセラミック製の絶縁体によって、電気的に絶縁されている、請求項11から13までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  15. 上側のカバープレート(6,6a,6b)が固定クランプ(45)又は固定カバーによってまとめ合わされる、請求項11から14までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  16. 中空体(4)とピエゾアクチュエータ(1)との間にフレキシブルな結合剤(47)が、特にプラスチック結合された金属又は軟質のろう材が、設けられている、請求項11から15までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  17. 中空体(4)がその第2の端部(15)において半径方向で固定されている、請求項1から16までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  18. 中空体(4)がその第2の端部(15)において、下側のカバープレート(5)又はカプラハウジング(86)と結合されている、請求項1から17までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  19. 中空体(4)がその第2の端部(15)で半径方向において、下側のカバープレート(5)又はカプラハウジング(86)に、特にリング溝(39)又は段部(91)によって固定されている、請求項18記載のアクチュエータユニット。
  20. 中空体(4)がその第2の端部(15)で溶接シーム(41)によって下側のカバープレート(5)に固定されている、請求項18記載のアクチュエータユニット。
  21. 切欠き(7)が骨形状に形成されていて、中空体(4)の長手方向軸線(35)に対して横方向に延びている、請求項1から20までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  22. 複数の切欠き(7)が一平面(E)に相前後して配置されており、この平面(E)が中空体(4)の長手方向軸線(35)との間に直角を成している、請求項1から21までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  23. 偶数の切欠き(7)が一平面(E)に設けられている、請求項21記載のアクチュエータユニット。
  24. 複数の平面(E)に切欠き(7)が設けられており、これらの平面(E)が互いに平行に延びている、請求項22又は23記載のアクチュエータユニット。
  25. 隣接した2つの平面(E)における切欠き(7)が、互いにずらされて配置されている、請求項1から24までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  26. 隣接した2つの平面(E)における切欠き(7)のずれが、一平面(E)における切欠き(7)の繰り返しもしくは反復(21)の半分の値に等しい、請求項25記載のアクチュエータユニット。
  27. 中空体(4)が円形横断面を有している、請求項1から26までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  28. 中空体(4)の横断面が正多角形の形をしている、請求項1から27までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  29. ピエゾアクチュエータ(1)が中空体(4)内に配置されており、ピエゾアクチュエータ(1)が予負荷された中空体(4)によって押圧負荷されている、請求項1から28までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
  30. ピエゾアクチュエータ(1)が中空体(4)の外側に配置されており、ピエゾアクチュエータ(1)が予負荷された中空体(4)によって押圧負荷されている、請求項1から29までのいずれか1項記載のアクチュエータユニット。
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