JP2006520731A - 階段昇降機の改良品 - Google Patents
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Abstract
本発明は、階段昇降機のユーザがその昇降機の動作を制御することができる手動インターフェースを提供する。このインターフェースは手の平にフィットするように構成されており、その位置はユーザの腕の長さに最も合うように階段昇降機用椅子の肘掛けの軸に沿って調整することができる。このインターフェースはまた、階段昇降機の操作装置が起動しているかどうかについて視覚的かつ触覚的に知らせる遮断スイッチを組み込むことができる。
Description
本発明は、階段昇降機に関し、特に詳細には、階段昇降機のユーザがその昇降機を操作することができる操作インターフェースに関する。
階段昇降機は、一般的に体の動きが不自由な人によって使用されるが、そういった人は、手先の動きも不自由な場合が多い。しかし階段昇降機の操作は一般的に手動であるため、この操作に対して問題がある場合が多い。
階段昇降機に現在使用される操作の一般的な形態の一つとしては、ジョイスティックがある。ジョイスティックは一般的に、階段昇降機用の椅子の一部を形成している肘掛けの外端部に配置される。ジョイスティックは、肘掛けから上方に垂直に突設しており、ノブまたはボールを終端としている。ユーザは、ノブまたはボールを手の平で掴むために、手首を垂直方向に動かさなければならない。その後、階段昇降機の台車(キャリッジ)の操作のために、手首を水平方向に動かすことによってジョイスティックを動かす。
一旦ユーザが階段昇降機の椅子に掛けると、通常はジョイスティックの位置は便利な所にあるが、前腕の長いユーザは、ジョイスティックを手の平に快適に収めるために、肘を不快な程後方に移動させなくてはならない。 しかし、ジョイスティックの組立体が肘掛けに固定されているため、この問題を解消することはできない。
ユーザはしばしば、階段昇降機用椅子に座る時に、手を肘掛けに置くことによって自身を安定させることが必要である。肘掛けの端部のジョイスティックの位置は、しばしばこの動作に干渉する。階段昇降機を不用意に操作してしまう可能性があるだけではなく、ユーザが椅子に座る時にジョイスティックに不意にぶつかってしまうかもしれず、更に、ジョイスティックはユーザの手の平に荷重を一点でかけてしまい、この負荷は、椅子に座る時にユーザのかなりの体重がかけられた場合に許容レベルを超えてしまう可能性がある。実際、ジョイスティック組立体は、ユーザの体重に耐えられない可能性がある。
上記のジョイスティックの操作に対する別の一般的な方法は、肘掛け上に配置された押しボタンの使用である。ジョイスティックの操作と同様に、押しボタンの位置は肘掛け上に固定されており、長い前腕を有するユーザが若干の不快感を感じることがある。更に、ジョイスティックの操作装置と同様に、押しボタン式の操作装置は不用意な操作を引き起こしがちであり、特に手の動きが不自由なユーザは、通常、押しボタンで操作することは面倒であると感じる。
その操作にあたってのいくつかの上記の課題に対処するために、少なくとも一つの試みがなされた。欧州特許出願0 915 952には、椅子の肘掛けの外端部に搭載されたディスク形の階段昇降機用操作インターフェースが記載されている。このディスクはユーザの手の平にフィットするように凸面である上面を有しており、一方、ディスクの下端は、ユーザが操作装置の下に親指を引っ掛けることができるように端部が尖鋭に設計されている。しかし、手の動きが不自由な人にとって、この動作は不可能ではないにしても困難であり得、その操作装置を手で掴むかまたは手の側面を使用してその操作装置を快適に操作することは当然不可能であろう。更に、肘掛け上の操作装置が固定された位置は、より長い前腕を有するユーザが前述の不快な影響をまだ受けやすく、上述の操作装置の形態と同様に、この種の操作装置は不用意に操作される可能性がある。
既存の階段昇降機の更なる特徴は、それらを使用しない時に階段昇降機を遮断(孤立化)するために、通常、鍵を備えているということである。多くの場合、この鍵はジョイスティックに隣接する肘掛けの下面に取り付けられ、手の動きに不自由がある人がこの鍵を操作するのは大変困難となりうる。鍵の操作に関する別の問題は、その鍵がオンまたはオフの位置となっているかを一目で確認することが困難となり得ることである。そして、ユーザがこの階段昇降機が作動しないと訴えた場合、単にその鍵がオフの位置にあったという状況がおこり得る。
本発明の目的は、上記課題に幾分対処するかもしくは少なくとも新規かつ有用な選択肢を提供する階段昇降機用の操作インターフェースを含む操作装置を提供することである。
第1の態様において、本発明は、一対の肘けと、該肘掛けのうちの一方の上に取り付けられた操作インターフェースと、を備える階段昇降機用椅子を提供しており、前記肘掛けは上面をそれぞれ有しており、前記操作インターフェースはこのインターフェースが備えられている肘掛けの上面の実質的延長部となっている手の平が接触する表面を有していることを特徴とする。
好ましくは、前記操作インターフェースは、実質的に垂直軸を中心として回転可能である。
好ましくは、前記操作インターフェースは、使用中に、ユーザの手の平に荷重が一点にかかるのを防ぐように構成され配置されている。
好ましくは、前記操作インターフェースは、実質的に平坦な上面と、この上面に対して実質的に垂直に配置された側面と、を備えている。
好ましくは、前記肘掛けの一方は、長手方向の中心軸を有しており、この中心軸に沿って前記操作インターフェースが調整可能である。
好ましくは、前記操作インターフェースは、前記上面を基準として上方へ角度がついている。
好ましくは、前記操作インターフェースは、電力遮断スイッチを組み込んでいる。
第2の態様において、本発明は、間隔を置いて配置された2つの肘掛けを備える階段昇降機用椅子を提供しており、前記肘掛けは後端、前端および長手方向の中心軸を有しており、前記肘掛けの一方の前端上かまたはこの前端に隣接してインターフェースが配置されており、前記操作インターフェースの位置は、前記長手方向の中心軸に沿って調整可能であることを特徴とする。
好ましくは、前記肘掛けのそれぞれは、固定された後部と、この後部に対して摺動可能である前部とを備えており、該前部には前記操作インターフェースが組み込まれている。
第3の態様において、本発明は、階段昇降機用椅子の肘掛け上に搭載された手で係合可能な操作インターフェースを提供しており、該操作インターフェースは、使用中にユーザの手の平に荷重が一点にかかるのを防ぐように構成され配置された手の平に接触する表面と、ユーザの手の側面による滑らかな接触を可能にするように構成された側面とを有しており、更に、前記肘掛けに対して上方に角度がつけられていることを特徴とする。
好ましくは、前記手の平に接触する表面は、ユーザの手の平の表面積の少なくとも50%が覆い被さるように構成され配置される。
第4の態様において、本発明は、階段昇降機用の手で係合可能な操作インターフェースを提供しており、該インターフェースは、前記階段昇降機の使用中においてユーザの手で係合可能な本体を備えており、該本体は、前記操作インターフェースが前記2つの部品の一構成態様(第1の構成態様)において使用不可能となるように互いにずらすことが可能な前記2つの部品から形成されることを特徴とする。
好ましくは、前記本体が前記一構成態様を採用している時、該本体部は、視覚的に異なるかまたはユーザの手に異なる感触を与えるかもしくはそれらの両方をとる。
第5の態様において、本発明は、少なくとも椅子または操作インターフェースのいずれか1つを備えていることを特徴とする階段昇降機を提供する。
第6の態様において、本発明は、階段昇降機組立体を提供しており、この階段昇降機組立体は、レールと、該レールに沿って移動するように載置された台車と、前記レールに沿って前記台車を動かすために該台車に取り付けられた駆動手段と、前記台車に載置された椅子と、前記椅子に座っているユーザが前記駆動手段を操作することができる少なくとも1つの手動操作装置と、ユーザが前記椅子に座っていることを感知するためのセンサと、を備えており、前記センサは前記手動操作装置を遮断およびそれに通電するための操作が可能であることを特徴とする。
第7の態様において、本発明は、階段昇降機組立体を提供しており、この階段昇降機は、レールと、該レールに沿って移動するように載置された台車と、前記レールに沿って前記台車を動かすために該台車に取り付けられた駆動手段と、前記台車に載置された椅子と、前記椅子に座っているユーザが前記駆動手段を操作することができる少なくとも1つの手動操作装置と、 前記階段昇降機への電力供給を遮断するための遮断スイッチと、を備えており、前記遮断スイッチは前記手動操作装置に組み込まれていることを特徴とする。
本発明が実施することが可能な多くの変形は、当業者にとっては想到可能である。後述の説明は、本発明を実行する1つの手段を例示するのみであって、異なる形態または同等物の記載の欠如は、本発明を制限することを意図しない。可能ならば、特定の要素の説明は、現在または将来存在する全ての同等物を含むと理解されよう。本発明の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ制限されるべきである。
本発明の好適な一形態は、以下に説明する添付した図面を参照して記載される。本発明によると、手が不自由な階段昇降機ユーザがレールに沿う階段昇降機の台車の動きを安全かつ確実に操作することができる階段昇降機用の操作インターフェースが提供される。このインターフェースは、階段昇降機から電力を遮断する作業を単純化することができると共に、階段昇降機が遮断状態の時に、ユーザに視覚のおよび/または触覚による明瞭な表示を与えることができる。本明細書において記載されるように、本発明は更に、特にユーザが階段昇降機に乗り降りする時に起こりうる意図しない操作を防ぐ一側面をも持ち合わせている。
まず図1および図2を参照すると、階段昇降機組立体は、レール12上に載置された台車11を備えている(台車はこのレールに沿って動く)。そして、椅子13が台車に載置されている。従来の階段昇降機用の椅子と同じように、椅子13は、間隔を置いて配置された一対の肘掛け14aおよび14bを有する。操作インターフェース15は、肘掛け14のうちの一方(ここでは肘掛け14a)の外端部上かまたはこの外端部に近接して搭載される。操作インターフェース15は肘掛け14aから分離された装置であってもよいが、本明細書において記載されている本発明の具体例においては、インターフェース15は肘掛け14aの前方部分に好ましくは組み込まれる。このように、その操作ポッドは、椅子13に座っているユーザ16によって、容易に触れたり離したりできるように配置されている。
椅子13は、足載せ台(フットレスト)17を更に備えている。公知の方法において、階段昇降機を使用していない時に階段のスペースを最大限利用できるように、足載せ台16および肘掛け14を垂直に立てた状態に畳むことができる。 肘掛け14aおよび14bは、それぞれ、固定された後部21および、この後部21に対して摺動可能であるか伸縮自在の入れ子式である前部22の2つの部分に形成されている。後部21に対して前部21を係止するために適切な係止手段(図示せず)が提供されている。この構造によって、操作インターフェース15を特定のユーザの腕の長さに最も合うように配置することができる。
操作インターフェース15を適切な位置に設定するために肘掛け14aの長さを設定し終えたら、今度は肘掛け14bの長さを肘掛け14aの長さに合うように設定することができ、ユーザは両腕を均一かつ快適にその上に置くことができる。
インターフェース15の位置は、上記の単なる人間工学的な理由以外の理由によっても設定することができる。例えば、非常に狭い階段での設置においては、階段昇降機と階段の壁との間の充分なクリアランスを確保するために、インターフェースを引っ込めるか図2に示すようにO角にインターフェースを設定する必要があるかもしれない。極端な場合、特に狭い階段では、O角が最大45度になりうる。
図3〜5を参照すると最もよく分かるように、操作インターフェース15は、その自由端に向かうにつれて細くなる細長い本体からなる。この本体は、実質的に垂直な軸24を中心にして回動可能になるように、肘掛け14aの前部22に取り付けられている。軸24は、好ましくは肘掛け14aの長手方向の中心軸25上にある。
このインターフェースは、実質的に平面であるかわずかに湾曲した上面27を有しており、この面27はユーザの手30の平29にフィットするように形成されている(図8および9においてより明確に示される)と共に、手の平29において局所的に荷重がかかることを防ぐようにも形成されている。図3、9および10を参照すると最もよく分かるように、上面27は、肘掛け14aの上面23の水平面に対して角度がついているものの、上面23から実質的に自然なかたちで伸びてきているものである。インターフェース15の一般的な配置は角度が約20度になるように上方に向けられ、その理由は以下の記載によって説明される。 一対の平滑な実質的に垂直な側面32は、上面27から下方に突出している。好ましくは、内蔵バネ(図示せず)が、図4に示されるような中立位置に操作インターフェースを戻すために備えられている。このように、従来方式において、枢軸24を中心にして一方向にインターフェースを回転させることによって、階段昇降機用台車を一方向へ移動させる。一方、反対方向にこのインターフェースを回転させることによって、台車を反対方向に移動させる。
図9を参照すると、ユーザは、インターフェースの上面27に接触するように手30の平29を置き、インターフェースを手で掴み、軸24を中心にしてインターフェースを回転させるように手首を動かす(回転する)ことによってインターフェース15を操作する、
一部のユーザ(特に手の動きが不自由な人)にとって、上記の方法ではインターフェース15を操作することが困難となりうる。そうしたユーザは、図10に示されるように、インターフェースの側面32の一方に手の側面を当てて、このインターフェースを軸24を支点として押すことのほうが楽であるかもしれない。これは、手の関節炎を患うユーザにとって特に有用である。
一部のユーザ(特に手の動きが不自由な人)にとって、上記の方法ではインターフェース15を操作することが困難となりうる。そうしたユーザは、図10に示されるように、インターフェースの側面32の一方に手の側面を当てて、このインターフェースを軸24を支点として押すことのほうが楽であるかもしれない。これは、手の関節炎を患うユーザにとって特に有用である。
図8から分かるように、ユーザの手の平の下にあるインターフェース15は、その手の平の少なくとも50%の部分にかかる。
上記の本発明の背景にて説明したように、既存の階段昇降機の操作に関する課題は、意図せずに作動させてしまう可能性があるということである。これは、ユーザが階段昇降機用の椅子に乗り降りする時に最もよく起こりうることである。これを考慮して、本発明の別の態様では、ユーザが椅子に座っていることを感知するためのセンサが提供される。このセンサは、ユーザが椅子に座っている時にのみ操作インターフェース15が機能するように操作装置に並列または直列に提供される。この遮断形態は、本明細書において記載される操作インターフェースの特定の形態のみならず、階段昇降機の操作のいかなる形態とも組み合わせて提供されることができる。
本明細書において示される形態において、このセンサは、椅子の基礎部において備えられた荷重センサ35からなる。荷重センサが椅子に誰も座っていないことを示している時は、荷重センサ35からの信号は、操作インターフェース15を遮断する主操作制御装置(図示せず)に入力される。
図5〜7に戻ると、操作インターフェース15は、2つの部品37および38から好ましくは形成され、これらの部品は変位可能で好ましくは回転可能である点に注目されたい。操作位置において、図6に示すように、2つの部品は1つの平滑な切れ目のない本体を形成する。しかしながら、階段昇降機を動作不能にする時、前方の部品38を固定された部品37に対して回転させる。図7から分かるように、鍵の組立体(鍵40の先端は前方の部品38において保持されている)は、本体15に組み込まれている。このように、前方の部品38は、階段昇降機の未許可の使用を防ぐために取り外すことができる。
図5〜7に示される動作停止装置またはロック装置の更なる利点は、前方の部品38のふくらみが手の動きに不自由のある人が鍵掛けの操作を楽にできるようにしている。また、図6で示されているように鍵が「オフ」の位置にあるときに、その部品38の不整合が、階段昇降機が動作不能であることをユーザに視覚的かつ/または触覚的に明確に知らせることができると理解されよう。このように、階段昇降機の操作装置が使用できるように設定されていないことをすぐにユーザは知ることができる。このことは、インターフェース15の末端でなされる遮断操作が常に完全に見えるため、その椅子が畳まれているか広げられているかに関わらずあてはまり、一方、従来技術の配置は、この操作装置が肘掛けの下面に位置しており、この肘掛けが下に下げられている(すなわち操作可能な位置にある)時には、最良の状態でも部分的に見えるだけである。
使用中において、階段昇降機のユーザ16が従来の方法で階段昇降機用椅子13に乗り込む時に、インターフェースで自身を支持したとしても、ユーザは、なんら危害をうけることなく、また不快な思いをすることもなくこの椅子に乗り込むことができる。一旦椅子13に座ると、ユーザの存在はセンサ35によって検出され、操作インターフェース15が使用可能となる。それでもインターフェース15が作動しない場合、ユーザは、インターフェースの部品37および38の不整合に視覚的に気がつくことによるか、もしくは不整合に配置された部品が手に与える感触によるか、またはそれらの両方によって、鍵のスイッチがオフであることを直ちに知ることが可能である。
通電された操作インターフェース15によって、ユーザは、インターフェースの上面18に手の重みを加え、更に軸24を中心としてこのインターフェースを回転させることによって、レールに沿って台車を動かす。インターフェースが回転する方向は、台車がレールの上方または下方のどちらかに移動するかを決定する。
ユーザが手の重みでインターフェースを下方に押すことが不快であると感じる場合は、軸24を中心にしてインターフェースの側面を手の側面を使って押すこともできる。インターフェースの側面にあてられた手の側面がどちらかによって台車の移動方向が決定されることは言うまでもない。
椅子の乗り降りが楽にできると共に手の不自由な人でも操作が楽な階段昇降機組立体のために、本発明が操作インターフェースの極めて機能的な形態を提供することが理解されよう。更に、本明細書において記載される実施例は、階段昇降機の意図しない操作を回避するために新規で進歩性のある解決策を提供する。
Claims (16)
- 一対の肘掛けと、該肘掛けのうちの一方の上に取り付けられた操作インターフェースと、を備える階段昇降機用椅子であって、前記肘掛けは上面をそれぞれ有しており、前記操作インターフェースはこのインターフェースが備えられている肘掛けの上面の実質的延長部となって手の平が接触する表面を有していることを特徴とする階段昇降機用椅子。
- 前記操作インターフェースは、実質的に垂直軸を中心として回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の階段昇降機用椅子。
- 前記操作インターフェースは、使用中に、ユーザの手の平に荷重が一点にかかるのを防ぐように構成され配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の階段用昇降機用椅子。
- 前記操作インターフェースは、実質的に平坦な上面と、この上面に対して実質的に垂直に配置された側面と、を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の階段昇降機用椅子。
- 前記肘掛けの一方は、長手方向の中心軸を有しており、この中心軸に沿って前記操作インターフェースが調整可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の階段昇降機用椅子。
- 前記操作インターフェースは、前記上面を基準として上方へ角度がついていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の階段昇降機用椅子。
- 前記操作インターフェースは、電力遮断スイッチを組み込んでいることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の階段昇降機用椅子。
- 間隔を置いて配置された2つの肘掛けを備える階段昇降機用椅子であって、前記肘掛けは後端、前端および長手方向の中心軸を有しており、前記肘掛けの一方の前端上かまたはこの前端に隣接してインターフェースが配置されており、前記操作インターフェースの位置は前記長手方向の中心軸に沿って調整可能であることを特徴とする階段昇降機の椅子。
- 前記肘掛けのそれぞれは、固定された後部と、この後部に対して摺動可能である前部とを備えており、該前部には前記操作インターフェースが組み込まれていることを特徴とする請求項8に記載の階段昇降機用椅子。
- 階段昇降機用椅子の肘掛け上に搭載された手で係合可能な操作インターフェースであって、該操作インターフェースは、使用中にユーザの手の平に荷重が一点にかかるのを防ぐように構成され配置された手の平に接触する表面と、ユーザの手の側面による滑らかな接触を可能にするように構成された側面とを有しており、更に、前記肘掛けに対して上方に角度がつけられていることを特徴とする操作インターフェース。
- 前記手の平に接触する表面は、ユーザの手の平の表面積の少なくとも50%が覆い被さるように構成され配置されることを特徴とする請求項10に記載のインターフェース。
- 階段昇降機用の手で係合可能な操作インターフェースであって、該インターフェースは、前記階段昇降機の使用中においてユーザの手で係合可能な本体を備えており、該本体は、前記操作インターフェースが前記2つの部品の一構成態様において使用不可能となるように互いにずらすことが可能な前記2つの部品から形成されることを特徴とするインターフェース。
- 前記本体が前記一構成態様を採用している時、該本体部は、視覚的に異なるかまたはユーザの手に異なる感触を与えるかもしくはそれらの両方をとることを特徴とする請求項12に記載のインターフェース。
- 請求項1〜13のいずれかに記載された少なくとも椅子または操作インターフェースのいずれか1つを備えていることを特徴とする階段昇降機。
- 階段昇降機組立体であって、
レールと、
該レールに沿って移動するように載置された台車と、
前記レールに沿って前記台車を動かすために該台車に取り付けられた駆動手段と、
前記台車に載置された椅子と、
前記椅子に座っているユーザが前記駆動手段を操作することができる少なくとも1つの手動操作装置と、
ユーザが前記椅子に座っていることを感知するためのセンサと、
を備えており、
前記センサは前記手動操作装置を遮断およびそれに通電するための操作が可能であることを特徴とする階段昇降機組立体。 - 階段昇降機組立体であって、
レールと、
該レールに沿って移動するように載置された台車と、
前記レールに沿って前記台車を動かすために該台車に取り付けられた駆動手段と、
前記台車に載置された椅子と、
前記椅子に座っているユーザが前記駆動手段を操作することができる少なくとも1つの手動操作装置と、
前記階段昇降機への電力供給を遮断するための遮断スイッチと、
を備えており、
前記遮断スイッチは前記手動操作装置に組み込まれていることを特徴とする階段昇降機組立体。
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