JP3174532U - 手摺付きテーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】身体に不自由な人などが、テーブル使用において、安全、且つ容易に立ち上がりを行える手摺り付テーブルを提供する。
【解決手段】木製厚板であって天板上面の四周に沿って滑り止め付き握り可能な張出手摺部を2〜4箇所を有し、安定性を持たせるために張出手摺り部に脚部を取り付けて、テーブルにおける正方形、長方形、矩形から選ばれた天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部に滑り止め部材を施しており、テーブルの天板の2〜4カ所の角部の張出手摺用具と脚部との固定にされている。
【選択図】図1
【解決手段】木製厚板であって天板上面の四周に沿って滑り止め付き握り可能な張出手摺部を2〜4箇所を有し、安定性を持たせるために張出手摺り部に脚部を取り付けて、テーブルにおける正方形、長方形、矩形から選ばれた天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部に滑り止め部材を施しており、テーブルの天板の2〜4カ所の角部の張出手摺用具と脚部との固定にされている。
【選択図】図1
Description
本考案は、身体の動きが若干鈍っている方に使用するテーブルであり、特に、身体的に不自由な人が立ち上がる時に便利な立ち上り容易手摺り付テーブルに関するものである。
今日、手足などの身体の運動機能に障害を有する人の機能回復訓練に使用する器具が提供されると共に、ベッドや椅子、テーブルなどの日常用具にも身体に障害を有する者が使用し易くする工夫が施されるようになってきた。
例えば、建物の入り口や廊下又は道路などでは、段差を無くしてスロープを設けるようにし、廊下の壁等に手摺を設けて身体を支え易くするなどの配慮がされるようになってきた。
例えば、建物の入り口や廊下又は道路などでは、段差を無くしてスロープを設けるようにし、廊下の壁等に手摺を設けて身体を支え易くするなどの配慮がされるようになってきた。
またベッドにパイプ等のバーを補助器具として取り付け、ベッドからの自立を行う際の補助とし、更に、このバーにテーブルを固定し得るようにして障害を有する人がベッドの上で食事や作業を行いやすくする器具も提案されている(特許文献1参照)。
天板の機能を損ねることなく、楽に立ち上がったり、座ったりすることできるようにするために、テーブルの天板の端辺の近傍には、端辺に沿って、長穴が天板を貫通するようにして3個ずつ形成されている。各長穴には、手の指を人指し指から子指まで差し込み、天板の長穴の外側部分は取手としての役割も果し、体の不自由な人がテーブルとセットの椅子に座っている状態から立ち上がりたい場合、天板に設けられた内、自分の近くに有る長穴に手の指を人指し指から子指まで差し入れ、親指を天板の下面の端部に回し、天板の端部を手でしっかり掴み、力を入れて体を支えることで、楽に速やかに立ち上がることができる提案がなされている(特許文献2参照)。
歩行訓練者用(多目的)テーブルを提供するために、天板側に設けた上脚材を台脚側の下脚材に案内させて、公知の昇降装置により自在に昇降させ、適宜の高さ位置で位置決めして、天板の高さ調整が出来るようにしてある。台脚は天板直下の中央寄りに配するようにして天板周辺を歩行する際に足を引っ掛けないようにするべきである。天板は周縁’の適所に手摺を設け、手摺は,周縁に止着した支持片に周縁との間に指先を挿通できる程度の間隙が存在するように棒杵を架設して構成したものであるものが提案されている(特許文献3参照)。
身体に障害を有する人が安全且つ容易に訓練を行えるテーブルを提供するために、テーブルにおける天板の上面四周に手摺を設け、テーブルの天板と脚部との固定は、回動軸により天板を脚部に対して回動可能とすると共に、天板の裏面において回動軸の近傍に補助アームを設け、脚部内に固定して天板を水平状態及び垂直状態に回動固定可能とした自立訓練用テーブルが提案されている(特許文献4参照)。
使用勝手を向上させることができるテーブルを提供するために、テーブルで、物を載せる載置面と、この載置面を支える複数の脚部を備えたテーブルであって、載置面の縁部に水平方向に移動自在な手摺り部を設けることが提案されている(特許文献5参照)。
しかしデザイン性をもって、体の動きに不自由な方に対して立ち上がりに便利なテーブルは少ない。さらに簡単に移動したり、多目的使用可能なテーブルは見当たらない。
しかしデザイン性をもって、体の動きに不自由な方に対して立ち上がりに便利なテーブルは少ない。さらに簡単に移動したり、多目的使用可能なテーブルは見当たらない。
今日、体の動きに不自由な方は、壁やベッドなどに手摺やバーを設け、身体に障害を有する人の機能回復訓練の補助や車椅子使用者の自立補助を行うことができるようにすることが種々行われているも、身体に対して不自由な高齢者や障害者にとって特に使用し易い工夫がされたテーブルが無かった。
本考案は、体の動きに不自由な方、身体に障害を有する人にとって便利なテーブルを提供することを課題とするものである。天板に手をついただけではしっかりと力強く支えることが難しく、立ち上がったり、座ったりするのに苦労して時間が掛かっていた。本考案は、天板の機能を損ねることなく、楽に立ち上がったり、座ったりすることのできるテーブル、机、天板台を提供する。
天板に手をついただけではしっかりと力強く支えることが難しく、立ち上がったり、座ったりするのに苦労して時間が掛かっていた。テーブルで手摺りを付けて立ち上がりを容易にすることを目的としている。
木製厚板であって天板上面の四周に沿って滑り止め付き握り可能な張出手摺部を2〜4箇所を有し、安定性を持たせるために張出手摺り部に脚部を取り付けている立ち上りで便利な手摺付きテーブルである。
テーブルにおける正方形、長方形、矩形から選ばれた天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、幅40〜80mmで、長さ100〜250mmで、厚さ40〜100mmであって、手摺り上面に透明シリコンフイルムの張付け、線状溝構造の施し、シリコン微粒子入り透明塗料の塗布のいずれかを施しており、テーブルの天板の2〜4カ所の角の張出手摺部と脚部との固定に対して、脚部の取り付け箇所の大きさを張出手摺部の大きさの20〜100部の割合を占める。また、手摺部下の角脚上部の巾を広くして、全体の強度をを増し、テーブル自体の重量感を持たせることができる。
テーブルにおける正方形、長方形、矩形から選ばれた天板は、無垢材、MDF材、合板であって、縦400〜1800mm、横400〜1800mm、厚さ5〜50mmであり、上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部を、幅40〜80mmで、長さ50〜250mmで、厚さ30〜100mmであって、テーブル囲い部と張出手摺部と脚部を、木材質で製作されている。好ましくは木材としては、杉、檜、パイン、であり、他の木材も使用できる。
脚部は、4本であって、床に接する部分にストッパー、及びキャスターを有しており、移動と固定とを可能にしており、テーブルの強度に耐える大きさと材料にして、張出手摺部に嵌め込み式固定方式にしている立ち上り便利な手摺付きテーブルである。手摺部下の角脚上部の巾を広くして、テーブルの強度を強化し重量感を持たせた。
滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、張出部の50〜70%において掌で握り可能な形状にして、前記の上部と両側面に滑り止め部材を30〜80%程度に占めている立ち上り便利な手摺付きテーブルである。
本考案は、木製にして厚さ数センチメートル程度の厚板を用いて正方形、長方形、矩形とされる天板の上面周縁に沿って直線棒状の2〜4本の手摺を設け、水平方向へ張出し部を備えた4本の脚部によりこの天板を床面から所定の高さで床面に安定的に載置できるようにするものである。
本考案に係る介護者用テーブルは、天板の四周に手摺を有しているため、テーブルの周囲で動くとき、手摺を握って身体を支えることが容易となる。
又、本考案に係るテーブルは、天板を脚部に取付け、天板を水平状態として通常に使用し、垂直状態に立てることもできるが、脚部に連携した手摺を使って立ち上がりを行うこともできる。
又、本考案に係るテーブルは、天板を脚部に取付け、天板を水平状態として通常に使用し、垂直状態に立てることもできるが、脚部に連携した手摺を使って立ち上がりを行うこともできる。
そして、張出手摺部と脚部を構成する考案は、多くの体格の異なる身体に障害を有する人の使用に供することができ、キャスター及びストッパーを備えているため、テーブルの移動及び固定が容易であって、多くの場所で安全に手を使用して椅子からの立ち上がりを容易に行うことができる。
木製厚板であって天板上面の四周に沿って滑り止め付き握り可能な張出手摺部を2〜4箇所を有し、安定性を持たせるために張出手摺り部に脚部を取り付けている立ち上り便利なテーブルである。以下図によって説明する。
本考案は、図1〜図5に示すように四本の手摺付きテーブル、図6〜図9に示すように二本の手摺付きテーブル、における天板の上面周縁部に手摺を設け、且つ、天板を水平状態で使用するときの身体の支えを容易とするのみでなく、手摺に掴まって立ち上がりを行うことが可能なテーブルとするものである。
本考案に係る手摺付きテーブルの実施例は、厚さ数センチメートルの檜製にして縦横900mm程度の長方形又は正方形をした天板の上面に、図1及び図2に示すように、四周に沿って手摺を設け、該天板を4本の脚部により支持するものである。
この手摺は直線角棒状であって、握りやすい太さとして直径を70mmとし、天板の周縁に沿って天板の上面四辺150mm位置に各々1本ずつ脚部を配置固定するものであり、天板の四隅位置では手摺には滑り止め部を100mmに四周手摺り部に設けた。
図2、図5に示すように、テーブルにおける横900mm、縦900mm、厚さ20mmの合板の正方形の天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、幅70mmで、長さ200mmで、厚さ70mmであって、手摺り上面に線状溝構造の施し、テーブルの天板の4カ所の角部に張出手摺部をもって、張出手摺部の先端で脚部を固定して、脚部の大きさを張出手摺部の大きさの40%にして、テーブル囲い部と張出手摺部と脚部を、檜材で製作した。
このテーブルを使用して、2名の高齢者の家庭の食卓に使用した。食事の準備は立ち上がる時容易で支度が早くなった。
このテーブルを使用して、2名の高齢者の家庭の食卓に使用した。食事の準備は立ち上がる時容易で支度が早くなった。
厚さ30mmの檜材製にして、縦横900mm程度の長方形をした天板の上面に、図1及び図2に示すように、四周に沿って手摺を設け、4本の脚部により支持するものである。
この手摺は直線角棒状であって、握りやすい太さとして直径を70mmとし、天板の周縁に沿って天板の上面四辺150mm位置に各々1本ずつ脚部を配置固定するものであり、天板の四隅位置では手摺には滑り止め部を110mmに四周手摺り部に設けた。
図2、図3、図4、図5に示すように、テーブルにおける横900mm、縦900mm、厚さ50mmのMDFの正方形の天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、幅50mmで、長さ150mmで、厚さ50mmであって、手摺り上面に線状溝構造の施し、テーブルの天板の4カ所の角部に張出手摺部をもって、張出手摺部の先端で脚部を固定して、脚部の大きさを張出手摺部の大きさの70%にして、テーブル囲い部と張出手摺部と脚部を、檜材で製作した。
このテーブルを使用して、3名の高齢者の家庭の食卓に使用した。食事の準備は立ち上がる時容易で支度が早くなった。また食卓も広く使用できて、移動も簡単にできるので、高齢者の使用で非常に便利になった。
厚さ数センチメートルの杉材製にして縦横900mm程度の長方形をした天板の上面に、図7及び図8に示すように、四周に沿って手摺を設け、該天板を4本の脚部により支持するものである。
この手摺は直線角棒状であって、握りやすい太さとして直径を50mmとし、天板の周縁に沿って天板の上面四辺150mm位置に各々1本ずつ脚部を配置固定するものであり、天板の四隅位置では手摺には滑り止め部を150mmに四周手摺り部に設けた。
図6,7,8に示すように、テーブルにおける横1200mm、縦1000mm、厚さ20mmの檜板の長方形の天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、幅70mmで、長さ200mmで、厚さ80mmであって、手摺り上面に線状溝構造の施し、テーブルの天板の2カ所の角部に張出手摺部をもって、張出手摺部の先端で脚部を固定して、脚部の大きさを張出手摺部の大きさの80%にして、テーブル囲い部と張出手摺部と脚部を、檜材で製作した。
このテーブルを使用して、1名の高齢者の家庭の食卓に使用した。食事の準備は立ち上がる時容易で支度が早くなった。椅子から立ち上がる時に非常に便利となった。
1.テーブル
2.天板
3.天板枠材
4.天板部材
5.支持片
6.脚部
7.滑り止め部
8.張出し部
8.ストッパー
9.キャスター
10.天板ジョイント
11.接続ジョイント
12.脚強度部
2.天板
3.天板枠材
4.天板部材
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6.脚部
7.滑り止め部
8.張出し部
8.ストッパー
9.キャスター
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11.接続ジョイント
12.脚強度部
Claims (5)
- 木製厚板であって天板上面の四周に沿って滑り止め付き握り可能な張出手摺部を2〜4箇所を有し、安定性を持たせるために張出手摺り部に脚部を取り付けていることを特徴とする手摺付きテーブル。
- テーブルにおける正方形、長方形、矩形から選ばれた天板上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、幅40〜80mmで、長さ100〜250mmで、厚さ40〜100mmであって、手摺り上面に透明シリコンフイルムの張付け、線状溝構造の施し、シリコン微粒子入り透明塗料の塗布のいずれかを施しており、テーブルの天板の2〜4カ所の角部に張出手摺部をもって、張出手摺部の先端で脚部を固定して、脚部の大きさを張出手摺部の大きさの20〜100%にしていることを特徴とする請求項1に記載の手摺付きテーブル。
- テーブルにおける天板の材料は、無垢材、MDF材、合板であって、縦400〜1800mm、横400〜1800mm、厚さ5〜50mmであり、上面の四周に滑り止め付き握り可能な張出手摺部を、幅40〜100mmで、長さ100〜250mmで、厚さ40〜100mmにして、テーブル囲い部と張出手摺部と脚部を、木材質で製作されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手摺付きテーブル。
- 脚部は、4本であって、床に接する部分にストッパー、及びキャスターを有しており、移動と固定とを可能にして、テーブルの強度に耐える大きさと材料にして、張出手摺部に嵌め込み式固定方式にしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載した手摺付きテーブル。
- 滑り止め付き握り可能な張出手摺部は、張出部の50〜100%において掌で握り可能な形状にして、前記の上部と両側面に滑り止め部材を30〜80%程度にしていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載した手摺付きテーブル。
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