JP2006109944A - 歩行補助器 - Google Patents
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Abstract
【課題】突起感のないシンプルな形状で、しかも、着座時からの立上がり動作を容易にする。
【解決手段】前後の下部にキャスタ9がそれぞれ設けられた左右一対のサイドフレーム3を、前方フレーム11、後方フレーム13とその前方フレーム11、後方フレーム13の上端をつなぐ上部フレーム15と、その上部フレーム15より長く形成され前記前方フレーム11、後方フレーム13の下端をつなぐ下部フレーム17とで形成し、その左右のサイドフレーム3を少なくとも上位側のクロスメンバ5と下位側のクロスメンバ7とによって結合支持する。そして、前記上部フレーム15を前方フレーム11から後方フレーム13へかけて下降傾斜させた歩行用握り部19、上部フレーム15から後方フレーム13へ続くコーナ領域を大きなアール部に形成した取手握り部21とし、取手握り部21の位置を低くする。
【選択図】図1
【解決手段】前後の下部にキャスタ9がそれぞれ設けられた左右一対のサイドフレーム3を、前方フレーム11、後方フレーム13とその前方フレーム11、後方フレーム13の上端をつなぐ上部フレーム15と、その上部フレーム15より長く形成され前記前方フレーム11、後方フレーム13の下端をつなぐ下部フレーム17とで形成し、その左右のサイドフレーム3を少なくとも上位側のクロスメンバ5と下位側のクロスメンバ7とによって結合支持する。そして、前記上部フレーム15を前方フレーム11から後方フレーム13へかけて下降傾斜させた歩行用握り部19、上部フレーム15から後方フレーム13へ続くコーナ領域を大きなアール部に形成した取手握り部21とし、取手握り部21の位置を低くする。
【選択図】図1
Description
本発明は特に家の中で使用するのに適する歩行補助器に関する。
一般にお年寄りや身体の不自由な人が歩行する際に歩行補助器が使用される。
歩行補助器の概要は、フレームの下に歩行用のキャスタが取り付けられていて、フレームの上部は歩行用握り部となっている。
歩行用握り部は、立った時に両手で握れる高さとなっているため、例えば、椅子等にこしかけた状態から歩行補助器を使用する際には、歩行用握り部の位置が高くて使用しずらくなるところから、これを解消する手段として、歩行用握り部とは別に、例えば、着座した状態からでも使用できるように起立用握り部を新たに設け、その起立用握り部を利用することで椅子等からの立上り動作を容易にする手段が知られている。
実用新案登録第3076249号公報
立上り動作を補助する起立用握り部は、フレームの後脚に対して後付けするため、その分、コストアップにつながると共に組付性の面でも望ましくない。また、突起感を有する等形状面でも望ましくない。
そこで、本発明は、突起感のないシンプルな形状で、しかも、立上り動作を容易にした歩行補助器を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明にあっては、前後の下部にキャスタがそれぞれ設けられた左右一対のサイドフレームを、前方フレーム及び後方フレームと、その前方フレームと後方フレームの上端をつなぐ上部フレームと、その上部フレームより長く形成され前記前方フレームと後方フレームの下端をつなぐ下部フレームとで形成し、その左右のサイドフレームを少なくても上位側のクロスメンバと下位側のクロスメンバとによって結合支持する一方、前記上部フレームは前方フレームから後方フレームへかけて下降傾斜した歩行用握り部、上部フレームから後方フレームへ続くコーナ領域は取手握り部となっていることを特徴とする 。
本発明によれば、取手握り部を低い位置に設定できるため、椅子等に着座した状態から手を伸ばすことで取手握り部を無理なく持つことができるようになり、立上り動作が容易となる。
また、立上がった後、取手握り部から歩行用握り部へ手を移動させる際に、手の動きが不自由であっても、連続しているため歩行用握り部への移動が無理なく容易に行なうことができる。
しかも、全体の構造を突起感のないシンプルな形状にできる。
第1には、取手握り部となる上部フレームから後方へ続くコーナ領域を大きなアール部に形成し、握り易くする。
第2にはキャスタを除いた全体を木材で作ることで、室内の家具等とマッチする構造にすると共に暖かみのある外観形状とする。
以下、図1乃至図4の図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明にかかる歩行補助器の側面図、図2はその斜視図をそれぞれ示している。
歩行補助器1は、左右一対のサイドフレーム3とそのサイドフレーム3を結合支持する上位側のクロスメンバ5と下位側のクロスメンバ7と前記サイドフレーム3の前後の下部に設けられたキャスタ9とで構成されている。キャスタ9を除いたサイドフレーム3及び各クロスメンバ5、7は、家の中で使用する際に家具等とマッチするよう材質は暖かみのある木材で作られている。
左右一対のサイドフレーム3は、側方からみた時に台形に近い形状となっていて、前方フレーム11及び後方フレーム13と、それら各フレーム11、13の上端をつなぐ上部フレーム15と、その上部フレーム15より長く形成され前記前方フレーム11及び後方フレーム13の下端をつなぐ下部フレーム17とからなっている。
前方フレーム11及び後方フレーム13は、断面が前後に長い楕円に形成されている。下部フレーム17は断面が上下に長い矩形状となっている。上部フレーム15は手で容易に握れる径の断面円形状に形成され、前方フレーム11から後方フレーム13へかけてθ角で下降傾斜する歩行用握り部19となっている。
また、上部フレーム15から後方フレーム13へ続くコーナ領域は握りやすいように大きなアール部に形成された取手握り部21となっている。歩行用握り部19から取手握り部21までの領域は手に優しい皮でできた滑り止め部材23によって被覆されている。
取手握り部21の領域は、上部フレーム15が後方フレーム13へ向かって下降傾斜した分、床面25からの高さが低くなり、例えば、椅子等に着座した状態で手を伸ばすことで容易につかまることができる高さとなっている。
サイドフレーム3を結合支持する上位側のクロスメンバ5は、上下に長い楕円に形成され、その両端面は前記前方フレーム11に対して突当った状態で、締結ねじ27によって一体に固定支持されている。上位側のクロスメンバ5は、前記歩行用握り部19となる上部フレーム15に肘をのせて身体をあずけた時の前方握り部となっていて、表面は手に優しい皮でできた滑り止め部材29によって被覆されている。
サイドフレーム3を結合支持する下位側のクロスメンバ7は、断面が横長の楕円に形成されていて、平面からみた時に前方へ湾曲したアーチ形状に作られ、歩行時に前方へ出した足がぶつからないようになっている。下位側のクロスメンバ7の両端は前記下部フレーム17に対して突当った状態で締結ねじ31により一体に固定支持されていて、楕円による横長の面接触と両下部フレーム17を結合支持する手段と相俟って左右のサイドフレーム3の後方フレーム13側が外側へ拡き勝手となる動きを拘束する拘束手段として働くようになっている。
一方、キャスタ9は取付け金具33の下部に360度回転自在に支持されている。取付け金具33は前記前方フレーム11と後方フレーム13の両面を左右から挟みつけるようU字状に形成され、上下二本の取付けねじ35とそのナット37とにより上下動自在に固定支持されている。これにより、前方フレーム11及び後方フレーム13を左右から挟みつける上下に長い取付け金具33によって、確実な取付け強度が確保されるようになっている。
取付けねじ35は、ナット37を外すことで取外し可能となり前方フレーム11及び後方フレーム13にそれぞれ設けられた複数の取付孔39をそれぞれ選択することでキャスタ9の高さ調節が可能となっている。
なお、図1において41は支持棚部を示しており、前方フレーム11に締結ねじ43によって固定支持されている。
このように構成された歩行補助器1によれば、突起感のないシンプルな形状が得られる。また、全体が木材のため、室内で使用する時に家具等とマッチすると共に暖かみのある外観形状が得られる。
一方、立った状態にある時、歩行用握り部19を両手で握ることで身体は歩行補助器1によって支えられ無理なく歩くことが可能となる。
次に、着座した状態にある時、着座したまま両手を伸ばし取手握り部21を握ることで立上り動作が容易となる。この時、取手握り部21は上部フレーム15が下降傾斜した分、位置が下がることと、大きなアール部とによって確実に握れるようになる。
立上がった後、取手握り部21から歩行用握り部19へ手を移動させることで歩行が可能となる。この時、取手握り部21と歩行用握り部19は連続しているため、手の動きに障害があっても無理なく円滑に移動することができる。
3 サイドフレーム
5 上位側のクロスメンバ
7 下位側のクロスメンバ
9 キャスタ
11 前方フレーム
13 後方フレーム
15 上部フレーム
17 下部フレーム
19 歩行用握り部
21 取手握り部
23 滑り止め部材
33 取付け金具
5 上位側のクロスメンバ
7 下位側のクロスメンバ
9 キャスタ
11 前方フレーム
13 後方フレーム
15 上部フレーム
17 下部フレーム
19 歩行用握り部
21 取手握り部
23 滑り止め部材
33 取付け金具
Claims (3)
- 前後の下部にキャスタがそれぞれ設けられた左右一対のサイドフレームを、前方フレーム及び後方フレームと、その前方フレームと後方フレームの上端をつなぐ上部フレームと、その上部フレームより長く形成され前記前方フレームと後方フレームの下端をつなぐ下部フレームとで形成し、その左右のサイドフレームを少なくても上位側のクロスメンバと下位側のクロスメンバとによって結合支持する一方、前記上部フレームは前方フレームから後方フレームへかけて下降傾斜した歩行用握り部、上部フレームから後方フレームへ続くコーナ領域は取手握り部となっていることを特徴とする歩行補助器。
- 取手握り部となる上部フレームから後方フレームへ続くコーナ領域は、大きなアール部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の歩行補助器。
- キャスタを除いた全体は、木材で作られていることを特徴とする請求項1記載の歩行補助器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004298018A JP2006109944A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 歩行補助器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004298018A JP2006109944A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 歩行補助器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006109944A true JP2006109944A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36378954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004298018A Pending JP2006109944A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 歩行補助器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006109944A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-10-12 JP JP2004298018A patent/JP2006109944A/ja active Pending
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