JP2006516393A

JP2006516393A - 食品調理用及び配送用トレー

Info

Publication number: JP2006516393A
Application number: JP2006501341A
Authority: JP
Inventors: ロナルド，ジェフェリーハンブリン，; トニークリストファースン，
Original assignee: アムカーリミテッド; デーンピーティーワイエルティーディー
Priority date: 2003-01-30
Filing date: 2004-01-30
Publication date: 2006-07-06
Also published as: AU2003900386A0; CA2514408A1; CN1741743A; BRPI0407133A; ZA200505858B; US20060278559A1; WO2004066735A1; NZ541514A; EP1594362A1; AU2004208445A1; EP1594362A4; AU2004208445B2; MXPA05008081A

Abstract

食品調理用及び配送用トレーは、マフィン等の食品を調理するために使用する紙製の「パティー」カップ等のカップを入れて支えるのに適している。このトレーは、それぞれのカップを入れるための複数の穴（１３）を有していて、それぞれのカップは、上壁（３）及び下壁によって二か所以上の位置で支えられている。支え部によってカップがトレーの底より上に吊り下げられていてもよいし、又は、トレーは、トレーの下壁の上にカップが載って上壁（３）のみによって支えられるようになっていてもよい。トレーによって支えられているカップの中でマフィンを焼いてもよい。トレーは、未完成のカートン用ボール紙を切断して折り畳んで接着して、折り畳んだ端壁を含むスリーブ及び内部の支え部を形成したものから形成されていてもよい。

Description

本発明は、食品調理用及び配送用トレーに関する。

本発明は特に、マフィン、ケーキ、スコーン等の焼いた製品のための、及び、それ以外の、紙製の「パティー」カップ等の「カップ」の中に製品用のミックスを入れてオーブンで焼いて作る製品のための食品調理用及び配送用トレーに関するが、これに限定されない。

本発明は特に、上記製品を商業的に多数又は少数製造するのに適した焼き調理用トレーに関するが、これに限定されない。

本発明は特に、従来のインライン式切断／折り畳み／接着用機械を使用してカートン用ボール紙で製造できる焼き調理用トレーに関するが、これに限定されない。

本発明の食品調理用及び配送用トレーは、食品を焼く用途に限らず、他の用途にも使用できる。このような用途の一例としては、低温デザートの調理及び配送が挙げられる。

現在、マフィン（等の「バッター」で作る製品）は商業的に様々な方法で焼いて生産されているが、その方法には、金属製の焼き調理用トレーのカップ形の型にマフィンミックスを入れ、オーブンでマフィンを焼き、焼き調理用トレーの中でマフィンを冷まし、冷めたマフィンを焼き調理用トレーから取り出して適切な梱包材料の中に梱包し、商業販路へ配送することが含まれる。焼き調理用トレーは、更にマフィンを生産するために洗浄して再使用される

上記の実施には多くの問題を伴う。

問題の一つは、大量生産する際に洗浄工程において多量の洗剤を使用するということである。洗剤の使用は、環境上及びコスト上の問題を伴う。

上記以外の問題としては、金属製の焼き調理用トレーからマフィンを取り出して梱包して商業販路へ配送する場合、大きな労働力を要する二重出荷が多大であるという問題がある。大きな労働力を要するだけでなく、梱包工程を実施する際にマフィンを傷つける危険性も避けられない。マフィン等の消耗品の場合、製品の傷は商業的な観点から深刻な問題である。

本発明は、焼き調理用トレーの代替品を提供する。

概して、本発明の食品調理用及び配送用トレーは、食品を調理する目的で紙製の「パティー」カップ等のカップを入れて支えるのに適している。このトレーは、カップを入れるための穴を複数有する。また、このトレーは、カップの側面を二か所以上の高さで間隔をあけて支えるための支え部を含むことも特徴的である。カップの側面はこの支え部によってのみ支えられている。使用時には、カップを穴の中に入れ、カップの側面を支え部によって二か所以上の高さで支える。事実上、支え部によってカップがトレーの底より上に吊り下げられていてもよい。また、トレーは、カップをトレーの底と支え部とによって支えるようになっていてもよい。

本発明によれば、食品を調理する目的で紙製の「パティー」カップ等のカップを入れて支えるための食品調理用及び配送用トレーであって、カップを入れるための複数の穴、及び、カップの側面を二か所以上の高さで間隔をあけて支えるための手段を含むトレーが提供される。

上記食品には、マフィン、ケーキ、スコーン等の製品、及び、オーブンで焼くその他の製品が含まれていてもよい。また、上記食品には、冷たいデザート等の焼いていない食品が含まれていてもよい。

上記トレーには、本出願人が知る他のトレーよりも非常に有利な点が多くある。

利点の一つは、結果として、カップの側面を二か所以上の高さで間隔をあけて支えることができるということである。カップの側面を異なる二か所の高さで支えることによって、製品をカップの中で焼く（これにより製品が膨張する）際にカップが外側に膨らむのを防ぐ。外側に膨らむことにより、焼いた製品の入ったカップを焼き調理用トレーから取り出しにくくなる可能性があり、その結果としてトレーから取り出す間に製品を傷つける可能性があるため、この点は有利である。更に、外側に膨らむことによって全体の外観が損なわれ、そのために製品の商業的価値が損なわれるため、この点は有利である。

上記以外の利点としては、製造作業から商業販路に製品を配送する際に、焼いた製品の梱包材料の一部としてトレーを使用することができるという点が挙げられる。この点は、現行の、金属製の焼き調理用トレーの中で（マフィン等の）焼いて作る製品を焼き、この金属製の焼き調理用トレーから焼いた製品を取り出して別々の梱包材料の中に梱包し、商業販路へ配送するという方法と比較して非常に有利である。

更なる利点としては、上記の利点に関連するが、商業販路において食品を陳列するためにこのトレーを使用することができ、従って商業販路において食品に触れずに済むという点である。

更なる利点としては、更に製品を準備するためにこのトレーを再使用することができるという点である。この点は、焼いた（又は低温の）製品を再度梱包する必要がある場合に、例えばトレーの中の製品数より少ない製品注文に応じる際に、非常に有利である。

カップの側面を支えるための支え部はトレーの上壁及び下壁を含み、これらの壁には、複数のカップを入れてカップの側面を二か所以上の高さで支えるためのトレー穴である穴が並んであいていることが好ましい。

上壁及び下壁は平行であることが好ましい。

トレーは、カップを支えるための穴が並んであいている壁を二つより多く含んでいてもよい。この際、二つの壁は多くの場合においてカップを十分に支えることができるよう適切に配置されているべきであると考える。

上壁は、カップの２／３の高さでカップを支えるのに適していることが好ましい。

下壁は、カップの１／３の高さでカップを支えるのに適していることが好ましい。

カップは、上端が開いていて、底を有し、かつ、側面が下に向かって内側にすぼまっていることが好ましい。カップの側面は波形になっていてもよい。

この配置において、上壁の穴は下壁の穴より大きいことが好ましい。

トレーは箱型構造であることが好ましい。

トレーの上壁は箱型構造の上壁になっていることが好ましい。

トレーの下壁は箱型構造の下壁になっていてもよい。

他の形態において、トレーは箱型構造の底壁になっている底壁を含み、かつ、下壁は上壁と底壁の間にあるが、可能な選択肢はこれに限定されない。

トレーは側壁を含んでいることが好ましい。

少なくとも一つの側壁に穴があいていて、空気がトレーの中へ及び外へ循環できることが好ましい。

この側壁の穴によって、高温の空気がトレーの中へ及び外へ循環し、カップの中で製品が焼けるのを促進できるようになっていることが好ましい。

トレーは端壁を含んでいることが好ましい。

少なくとも一つの端壁に穴があいていて、空気がトレーの中へ及び外へ循環できることが好ましい。

この端壁の穴によって、高温の空気がトレーの中へ及び外へ循環し、カップの中で製品が焼けるのを促進できるようになっていることが好ましい。

トレーは下向きの脚部を含んでいて、この脚部があるためにトレーの下壁と底面との間隔があいていることが好ましい。

脚部の一つは側壁の一つが下に延長したものであることが好ましい。

トレーは、内部に仕切りを含んでいて、これによって上部と下壁との間隔があいていることが好ましい。

側壁及び端壁の少なくとも一つが上壁面より上に延長していてトレーの外周において少なくとも部分的な障壁となっていて、トレーの中の焼いた製品を保護することが好ましい。

両側壁及び両端壁は上向きの延長部分を含んでいて、この部分がトレーの上壁周囲の外周障壁を構成していることが好ましい。

トレーはカートン用ボール紙で形成されていることが好ましい。

カートン用ボール紙は、トレーの少なくとも外面が汚れのこびりつかない材料で皮膜加工されるようになっていることが好ましい。

カートン用ボール紙は、食品を焼く目的でトレーを使用する場合に、トレーの少なくとも外面が耐熱材料で皮膜加工されるようになっていることが好ましい。

トレーは、未完成のカートン用ボール紙を切断して折り畳んで接着して、（ａ）少なくともトレーの上壁、下壁及び側壁となっている複数のパネルを有するスリーブ、並びに、（ｂ）トレーの端壁となっている、スリーブの端から伸びたフラップを含むプレフォームとしたものから形成されていてもよい。

トレーのプレフォームは、容易に梱包かつ輸送できるように平らな形状に製造されていること、並びに、組み立てることによって所望のトレーの製造が可能であることが好ましい。

フラップは、上壁、下壁及び側壁を連結させることができる固定用のツメを含むこと、又は、トレーの端壁となるようにできていることが好ましい。

スリーブのパネルは、トレーの底壁となっているパネルを含んでいることが好ましい。

更に付随の図面を参照することによって、本発明を説明する。

図１は、本発明によるトレーのある実施形態について、トレーの上壁及び一側壁を図解する透視図である。

図２は、トレーの上壁及び一端壁を図解する、トレーの透視図である。

図３は、図２の３−３の線で切断した断面図である。

図４は、トレーの下壁及び一側壁を図解する、トレーの透視図である。

図５は、トレーの側面図である。

図６は、トレーを端から見た図である。

図７は、図１〜５中に示すトレーのプレフォームの上部平面図である。

図８は、本発明によるトレーの別の実施形態を構成するための未完成品の上部平面図である。

図１〜６について、トレーは本質的に、上壁３、下壁５、側壁７及び端壁９を含む長方形のカートン用ボール紙製の箱である。

上壁及び下壁３、５は、各カップの側面を異なる高さで支える手段を構成している。具体的には、上壁３には、マフィンを焼くためのカップ（図示せず）を入れる６個の穴１１があいている。また、下壁５にも、カップ（図示せず）を入れるための上壁の穴１１に対応して６個の穴１３があいている。上壁及び下壁３、５の間の間隙、及び、穴１１、１３の大きさは、以下のように選択する。
（ａ）上壁３が、カップの約２／３の高さでカップの周囲を支える、かつ、
（ｂ）下壁５が、カップの約１／３の高さでカップの周囲を支える。

上記の位置を選択した根拠は、マフィンミックス等の製品用のミックスをカップの中で焼く際にカップが外側に膨らまないようにカップを支えるためである。

側壁及び端壁７、９には一連の穴１５があいていて、高温の空気がトレーの中へ及び外へ流動し、カップの中の製品用のミックスに熱を効率的に伝達するのを促進できる。このような穴がない場合にはトレーがある程度断熱材として働いて、その結果、穴を有するトレーと比較して焼けるまでの時間が遅くなることを本出願人は発見した。

トレーには、高温の空気の循環を更に改善するために、穴１１以外にも上壁に穴（図示せず）があいていてもよい。しかし、この穴があることによって、カップの中で焼き調理過程が進行するにつれて製品用のミックスのロスが増える可能性があるという欠点があるため、この穴は好ましくない。

また、トレーは、底面から下壁５を持ち上げている脚部１７を含む。脚部１７は下壁の縁の周囲についている。また、脚部１７は、下壁５の縁の内側にもついている。

トレーの一方の側面には、側面の長さ方向につながった脚部１７がついている。この脚部は、トレーに安定性を付与しており、また、トレーを堅くするのに寄与している。

これに対応して、トレーのもう一方の側面には、上壁３の平面より上に、側壁が上に延長した部分２１である垂直の「脚部」がついている。この側壁が延長した部分は、トレーを堅くするのに寄与していて、また、トレーを製造する際に接着剤を付けるのに都合がよい。また、この側壁が延長した部分は、上壁３の周囲において部分的に障壁となっていて、焼いた製品の上壁より上に膨らんだ部分を保護することができる。残りのトレー脚部１７は下向きのツメである。

また、トレーは内側にツメ１９が並んでいて、上壁及び下壁３、５がこのツメで連結していて、また、このツメによって上壁及び下壁３、５の間の所定の間隔が補助的に維持されている。ツメ１９はそれぞれ、内側の脚部１７の一つと一体になっている。

図１〜６中に示すトレーの好ましい実施形態は、従来の切断／折り畳み／接着用機械を使用して、未完成のカートン用ボール紙で製造される。

未完成のカートン用ボール紙を切断して折り畳んで接着し、図７中に示すように、スリーブ、及び、スリーブとは異なる方向にスリーブから伸びているフラップを含むトレーのプレフォームを形成する。

スリーブは、折り目線で分かれた６枚のパネルを有する。このパネルは、トレーの上壁３、下壁５及び側壁７を構成している。このパネルは、図３中でＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ及びＦと印をつけてある。図３について、パネルＣとパネルＤとが接着されていて、これらのパネルがある側のトレー側面において脚部１７を形成していて、パネルＡとパネルＦとが接着されていて、これらのパネルがある側のトレー側面において垂直の「脚部」を形成している。

フラップはトレーの端壁９となっている。

製造する際には、未完成品を切って以下：
（ａ）上壁、下壁、側壁及び端壁３、５、７、９となっているパネルの穴１１、１３、１５；及び、
（ｂ）下壁５となっているパネルから内側に向かっている脚部１７及びツメ１９；及び、
（ｃ）端壁９となっているフラップ：
を形成する。

図７中に示すトレーのプレフォームは、複数梱包して配送し、販路、又は、商業的な焼き調理産業へ小売りするのに適した平らなユニットである。

図７中に示すトレーのプレフォームは、スリーブを図７中に示す平面状から組み立てて、上壁と下壁とを平行に、かつ、側壁同士を平行にし、フラップを内側に折り畳んでトレーの端壁となるように箱状にして、図１〜６中に示すトレーを容易に作ることができる。

本発明によるトレーの別の実施形態を構成するための未完成のカートン用ボール紙を図８中に示すが、本発明の実施形態はこれに限定されない。

未完成のカートン用ボール紙は、折り畳んで接着すると、スリーブ、及び、スリーブとは異なる方向にスリーブから伸びているフラップを含むトレーのプレフォームを形成できるようになっている。

プレフォームを組み立てて、平行な上壁、下壁及び底壁を有し、下壁が上壁と底壁との間にあって、側壁同士が平行、かつ、端壁同士が平行で、端フラップを有する端壁を有するようなトレーを形成することができる。

図８中に示す未完成品は、（ａ）トレーの上壁となっている中央パネル３１、（ｂ）トレーの底壁となっている、中央パネルの一方の側面についている第一の外側パネル３３、（ｃ）トレーの側壁の一つとなっている、中央パネル及び第一の外側パネル３１、３３を互いに連結している第一の中間パネル３５、（ｄ）トレーの下壁となっている、中央パネル３１のもう一方の側面についている第二の外側パネル３７、（ｅ）中央パネル３１及び第二の外側パネル３７を互いに連結している第二の中間パネル３９、（ｆ）トレーのもう一方の側壁の一部となっている外部の縁パネル４１、４３、並びに、（ｇ）トレーの端壁となっている、中央パネル３１の、上記とは異なる方向の端と連結している端パネル４５、４７を含む。

また、この未完成品には中央パネル及び第二の外側パネルに一連の穴４９があいていて、この並んだ穴はカップを入れるためのトレー穴となっている。

また、この未完成品には、第一の中間パネル３５及び外側の縁パネル４３に一連の穴５１があいていて、この穴はトレーの空気循環用排出口となっている。

上記図における上述のトレーの実施形態には、本発明の意図及び範囲を外れなければ、多くの修正を加えることができる。

例えば、本発明は、各カップの側面を異なる高さで支える手段を構成する上壁及び下壁を有するトレーに限定されるものではなく、このような支え部としては任意の適切なものが含まれる。

また、本発明は、脚部を有するトレー、及び、図中に示す脚部の位置、種類及び数に限定されるものではない。

また、本発明は、図中に示す、焼くためのカップを入れる穴の数及び位置が特定されているような、特定の形のトレーに限定されるものではない。

また、本発明は、高温の空気を循環させる穴を有するトレー、及び、図中に示すこれらの穴の位置、種類及び数に限定されるものではない。

また、本発明は、焼くためのカップの周囲をカップの２／３及び１／３の高さで支える上壁及び下壁を有するトレーに限定されるものではない。この壁は、カップの任意の適切な高さでカップを支えて、製品をカップの中で焼く際にカップが外側に膨らまないように適切に支えることができるようになっていてもよい。

また、好ましい実施形態はカートン用ボール紙で作られたものであるが、この材料でトレーを作ると、従来のインライン式切断／折り畳み／接着用機械を使用する際に都合がよいということであって、本発明はこれに限定されるものではなく、トレーは任意の適切な手段によって任意の適切な材料で作られたものであってもよい。

また、本発明は食品を焼くためのトレーに限定されるものではなく、食品としては「カップ」の中で調理する任意のものが含まれる。

また、本発明は、カップを異なる高さで支える部分を複数有するトレーに限定されるものではなく、最も広く解釈すると、この配置としては、カップを一か所以上の高さで支えるものが含まれる。

本発明によるトレーのある実施形態について、トレーの上壁及び一側壁を図解する透視図である。トレーの上壁及び一端壁を図解する、トレーの透視図である。図２の３−３の線で切断した断面図である。トレーの下壁及び一側壁を図解する、トレーの透視図である。トレーの側面図である。トレーを端から見た図である。図１〜５中に示すトレーのプレフォームの上部平面図である。本発明によるトレーの別の実施形態を構成するための未完成品の上部平面図である。

符号の説明

３、上壁
５、下壁
７、側壁
９、端壁
１１、穴
１３、穴
１５、穴
１７、脚部
１９、ツメ
２１、側壁が上に延長した部分
３１、中央パネル
３３、第一の外側パネル
３５、第一の中間パネル
３７、第二の外側パネル
３９、第二の中間パネル
４１、外部の縁パネル
４３、外部の縁パネル
４５、端パネル
４７、端パネル
４９、穴
５１、穴
３−３、切断線
Ａ、パネル
Ｂ、パネル
Ｃ、パネル
Ｄ、パネル
Ｅ、パネル
Ｆ、パネル

Claims

食品を調理する目的で紙製の「パティー」カップ等のカップを入れて支えるための食品調理用及び配送用トレーであって、
カップを入れるための複数の穴、及び、カップの側面を二か所以上の高さで間隔をあけて支えるための手段を含む
ことを特徴とするトレー。
カップの側面を支えるための支え部はトレーの上壁及び下壁を含み、これらの壁には、複数のカップを入れてカップの側面を二か所以上の高さで支えるためのトレー穴である穴が並んであいている
ことを特徴とする請求項１に記載のトレー。
上壁は、カップの２／３の高さでカップを支えるのに適している
ことを特徴とする請求項１又は２に記載のトレー。
下壁は、カップの１／３の高さでカップを支えるのに適している
ことを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のトレー。
カップは、上端が開いていて、底を有し、かつ、側面が下に向かって内側にすぼまっていて、かつ、上壁の穴は下壁の穴より大きい
ことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載のトレー。
箱型構造である
ことを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項に記載のトレー。
上壁は箱型構造の上壁になっている
ことを特徴とする請求項６に記載のトレー。
下壁は箱型構造の下壁になっている
ことを特徴とする請求項６又は７に記載のトレー。
箱型構造の底壁になっている底壁を含んでいて、かつ、下壁が上壁及び底壁と平行でありかつ両者の間にある
ことを特徴とする請求項６に記載のトレー。
側壁を含んでいる
ことを特徴とする請求項１〜９のいずれか１項に記載のトレー。
少なくとも一つの側壁に穴があいていて、この穴によって高温の空気がトレーの中へ及び外へ循環し、カップの中で製品が焼けるのを促進できるようになっている
ことを特徴とする請求項１０に記載のトレー。
端壁を含んでいる
ことを特徴とする請求項１〜１１のいずれか１項に記載のトレー。
少なくとも一つの端壁に穴があいていて、この穴によって空気がトレーの中へ及び外へ循環し、カップの中で製品が焼けるのを促進できるようになっている
ことを特徴とする請求項１０に記載のトレー。
下向きの脚部を含んでいて、この脚部があるためにトレーの下壁と底面との間隔があいている
ことを特徴とする請求項１〜１３のいずれか１項に記載のトレー。
脚部の一つは側壁の一つが下に延長したものである
ことを特徴とする請求項１４に記載のトレー。
内部に仕切りを含んでいて、これによって上部と下壁との間隔があいている
ことを特徴とする請求項１〜１５のいずれか１項に記載のトレー。
請求項１〜１６のいずれか１項に記載のトレーを形成するためのカートン用ボール紙製のプレフォームであって、
（ａ）少なくともトレーの上壁、下壁及び側壁となっている複数のパネルを有するスリーブ、並びに、（ｂ）トレーの端壁となっている、スリーブの端から伸びたフラップを含む
ことを特徴とするプレフォーム。
容易に梱包かつ輸送できるように平らな形状に製造されていて、かつ、組み立てることによって所望のトレーの製造が可能である
ことを特徴とする請求項１７に記載のプレフォーム。
フラップは、上壁、下壁及び側壁を連結させることができる固定用のツメを含む、又は、トレーの端壁となるようにできている
ことを特徴とする請求項１７又は１８に記載のプレフォーム。
スリーブのパネルは、トレーの底壁となっているパネルを含んでいる
ことを特徴とする請求項１７〜１９のいずれか１項に記載のプレフォーム。
食品を調理する目的で紙製の「パティー」カップ等のカップを入れて支えるための食品調理用及び配送用トレーであって、
カップを入れるための複数の穴、及び、カップの側面を少なくとも一か所の高さで支えるための手段を含む
ことを特徴とするトレー。