JPH08324629A - 集積包装体 - Google Patents

集積包装体

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JPH08324629A
JPH08324629A JP9592096A JP9592096A JPH08324629A JP H08324629 A JPH08324629 A JP H08324629A JP 9592096 A JP9592096 A JP 9592096A JP 9592096 A JP9592096 A JP 9592096A JP H08324629 A JPH08324629 A JP H08324629A
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JP
Japan
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top plate
integrated package
tubular body
package according
pieces
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Withdrawn
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JP9592096A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hotani
清志 穂谷
Osamu Asai
修 浅井
Naoyuki Tsuchiya
直之 土屋
Kenji Murata
賢治 村田
Tsutomu Kimura
勉 木村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立とカップ商品の出し入れが容易で、カップ
寸法が多少変わっても取り替える必要のない集積包装体
を提供する。 【解決手段】筒状体を形成するカートンブランク10の
天板1に複数個の打ち抜き孔6を天板1の長手方向に形
成し、該打ち抜き孔6の周辺には、複数個の花弁状の突
起片7を前記打ち抜き孔6の中心に向かって突出するよ
うに設け、前記花弁状の突起片7が内接する円弧上に、
前記花弁状突起片7それぞれに対応する切り込み8を破
線状に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的軽量、小型のカ
ップ入り商品を複数個まとめて包装する集積包装体に関
する。
【0002】
【従来の技術】比較的軽量、小型商品の集積包装体は、
マルチパックと称され、缶、壜用に開発され、カップ入
り商品にも多用されるようになっている。従来のカップ
用マルチパックは、台紙の上に商品を並べて全体をシュ
リンクパックするもの、1段あるいは2段に整列させた
商品をカートンでオーバーラップするもの、1列に並べ
た商品に天板を被せその長辺側の両端を下方に折り曲げ
て、カップのフランジ部に嵌合させて固定するもの(実
開昭56−53081)、中仕切りを有するトレイ状の
カートンでカップのフランジと胴部を固定するもの(実
開昭56−81855)、あるいは直方体のカートンの
天板と底板の両方に円形の窓を設け、これによって上部
から差し込まれたカップを固定するもの(実開昭57−
85462)等の提案がなされている。さらに、カート
ンで多角形状の筒状体を形成しておき、横からカップ入
り商品を詰めるマルチパックも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、シュリンク
パックやオーバーラップによるマルチパック方式は専用
機を必要とし、しっかりした集積包装体とはなるが、店
頭や家庭で取り出しにくいという問題がある。前記オー
バーラップによるものあるいは天板でカップ入り商品が
覆われて蓋部のデザインや表示が見えなくなるという問
題がある。また従来のカートン系のマルチパックについ
て共通して言えることは、カップの外形に合わせてマル
チパックが設計されていて、カップ形状が少し異なる
と、それに合わせた別のカートンを使用しなければなら
ず、商品が多様化している今日、種々の寸法の異なるマ
ルチパック用カートンを用意しておかなければならない
という問題もある。また手作業で、集積包装体する場合
も多いが、フランジ部でロックする方法等では手数がか
かり過ぎるという問題もある。また筒状体を成型してお
いて横から手作業で挿入する場合も人手による慣れが必
要である。本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもの
で、組立とカップ商品挿入を容易にするように作業性が
改善され、カップの形状、寸法が若干異なっても共通し
て使用することができ、消費者によるカップ入り商品の
取り出しも容易で、商品蓋部のデザイン、表示等を遮蔽
することのない集積包装体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた本発明は長方形の天板の長辺側に折線を介し
て左右側板を連接し、該側板の一方に折線を介して少な
くとも底板と糊代を延設してなる断面が四角形の筒状体
において、前記天板の長手方向に複数個の打ち抜き孔を
配列し、該打ち抜き孔の周辺には、複数個の花弁状の突
起片が前記打ち抜き孔の中心に向かって突出するように
設け、前記突起片が内接する円弧上には、切り込みが前
記突起片それぞれに対応するように設け、前記筒状体の
少なくとも一方の端部が前記筒状体の成形時に前記端部
に折線を介して連接されている複数の折込み片によって
自動的に閉鎖し、あるいは前記天板の両端に折線を介し
て前記筒状体の内法高さ寸法より長い、中段と両先端部
で折れ曲げ易くした押し込み片を連接し、前記筒状体の
成形時に該筒状体の底面と前記両先端部によって、前記
押し込み片を係止し、あるいは前記筒状体の中段に仕切
板を設け、該仕切板には前記天板の前記打ち抜き孔と相
似形であり、かつ該打ち抜き孔径を越えない第2の打ち
抜き孔を前記打ち抜き孔の真下に配列し、前記天板の隣
接する打ち抜き孔間の少なくとも一箇所に、側板側で開
放し前記天板中央側で閉じる形状の切り込み線で区画さ
れる舌片を設けるか、あるいは前記天板と前記側板にわ
たって任意の形状の投げ込み孔を設ける。
【0005】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明をさらに
詳細に説明する。図1は本発明による集積包装体の実施
例1のカートンブランク10−1の展開図である。長方
形の天板1の長片の両側に折線a,bを介して側壁パネ
ル2、3が連接され、側壁パネル3に折線cを介して底
板4が、さらに折線dを介して糊代5が延設されてい
る。天板1の少なくとも一端には、折線fを介してF−
1で示す複数の折込み片(B1〜B4,N)が設けら
れ、天板1と底板4にはB1,B4が、また側板2、3
にはB2,B3がそれぞれ設けられ、折込み片B1とB
2には折り畳み片Nが設けられ、これらが機能してカー
トンブランク10−1が成形されると自動的に筒状体の
端部を閉鎖するようになっている。もう一方の端は全く
同じ構成としてもよいし、図1に示すような折込み片F
−2として、成形時に筒状体内部に手で折り込むように
してもよい。
【0006】天板1には打ち抜き孔6が長手方向に設け
られている。この打ち抜き孔6の配列は、図1のような
1列×3個には限らず、2列×5個等でも良く、また直
線上になく、千鳥に配列されてもよい。打ち抜き孔6の
周辺には、複数個の花弁状の突起片7が前記打ち抜き孔
6の中心に向かって突出するように設けられ、前記花弁
状の突起片7が内接する円弧上に、突起片7それぞれに
対応する切り込み8が破線状に設けられる。すなわち、
打ち抜き孔6は花弁状の折込片7の端縁において打ち抜
かれている。この花弁状の突起片7は詳しく後述するよ
うにストッパーとしての役割を果たすものであり、図1
では12個の花弁状の突起片7(以下ストッパーと称す
る)を互いに隣接するように設けているが、その数、隣
同志の間隔、ストッパー7の形状は必ずしも図1にはこ
だわらない。
【0007】各ストッパー7に対応する切り込み8は、
ストッパー7を内側に折り曲げ易くするものであるが、
円弧上に設けられるこの切り込み8の長さの割合が大き
くなると、ストッパー7が元に戻ろうとする反発力を失
うので、この割合はカートンの材質等を勘案して適度に
定める必要がある。またストッパー7には単にカップ商
品を保持する機能だけでなく、外部からの衝撃を和らげ
てカップ商品を守る緩衝材的な機能をそなえている。
【0008】図6はこの打ち抜き孔6の平面図の一例で
ある。この例は幅が90mm,高さが40mmの筒状体
に対して設けられた場合で、図6で示すように、ストッ
パー7が円弧に内接して12枚配列しそれぞれに対応し
て12個の切り込み8が円弧上に設けられている。この
円弧の直径は77mm,円弧あるいは打ち抜き孔6の中
心から天板の側辺までの距離は45mm,ストッパー1
枚当たりの内角は30°に設定されている。また、切り
込み8の長さは12mmとなっている。
【0009】また、天板1において、隣接する打ち抜き
孔6の中間の少なくとも一箇所に、側板側で開放し前記
天板中央側で閉じる形状の切り込み線によって舌片9が
設けられ、筒状体の成形後にこの舌片9を外側から押し
込めば、投げ込み孔が容易に得られるようになってい
る。
【0010】図2は本発明による集積包装体の実施例2
のカートンブランク10−2の展開図である。実施例2
では天板1の両端には、折線eを介して筒状体の内法高
さ寸法より長い、押し込み片F−3を設けている。この
押し込み片F−3の両端部11は突出しており、押し込
みの中段と両先端部11を折線g,hを設けて折れ曲げ
易くしている。その機能に付いては後述する。また、隣
接する打ち抜き孔6の中間には天板1と側板3とにわた
って投げ込み孔Mが打ち抜かれている。その他の打ち抜
き孔6等の構造は実施例1と同様である。
【0011】図3は本発明による集積包装体の実施例3
のカートンブランク10−3の展開図である。実施例3
では、底板4に折線d、i,jを介して糊代12、仕切
り板13、糊代14をこの順序に延設し、仕切り板13
には天板1の打ち抜き孔6と相似形であり、かつ打ち抜
き孔6の径より小さな第2の打ち抜き孔6’を前記打ち
抜き孔6の真下に配列している。この第2の打ち抜き孔
6’の機能についても後述する。また実施例2と同様に
隣接する打ち抜き孔6間には投げ込み孔Mが設けられて
いる。その他の打ち抜き孔6等の構造は実施例1と同様
である。
【0012】以上のカートンブランク10−1、10−
2、10−3から本発明による集積包装体20−1、2
0−2、20−3を成形し、商品を詰め込む作業につい
て説明する。図4は実施例1の場合の組立、詰め込み説
明図である。実施例1のカートンブランク10−1の端
部の複数の折込み片F−1を内側に折り返し、折り返し
片Nを糊付けしながら全体を折線a,cで三つ折りして
サック貼りを行うと図4(a)に示すような折り畳みカ
ートンが得られる。この折込み片F−1の構成は紙箱の
底部を自動的に組み立てる「オートボトム」を利用して
いる。本発明による集積包装体20−1はこの折り畳ま
れた状態で、ユーザーに供給される。ユーザーは、この
折り畳みカートンを起こすと、複数の折込み片F−1
が、図4(b)に示すように自動的に一端を閉鎖する
が、残る一端は開放状態であり、この端部の複数の折込
み片F−2を斜めの折線を利用して手で折り込んで筒状
体内部に折り込むと、両端が閉鎖した細長い筒状体が得
られる。この場合、両端ともF−1型の自動閉鎖方式と
してもよい。なお、自動閉鎖された端部の正面は図8
(a)によっても示されている。自動閉鎖方式を採用す
れば起こし作業は楽になるが、折り畳みカートンへのサ
ック貼り工程が複雑になり生産コストが高くなる。また
図1に示す複数の折込み片F−2は両手で折込み作業を
しなければならず、起こしと折込み作業と次の詰め込み
作業を一貫して一人の作業者で効率良く行うには無理が
ある。
【0013】以上の起こし作業によって、天板1には図
4(b)あるいは図5(a)に示すように打ち抜き孔6
が開口する。この打ち抜き孔6に対して、上方からカッ
プ入り商品を押し込めば、ストッパー7は内側に折れ曲
がり、カップの底が底板4にまで達して、図4(c)に
示すような状態に詰め込むことができる。この状態で、
ストッパー7には元の状態に戻ろうとする力があり、カ
ップの側壁を回りから押さえ込み、ストッパーとして働
き、カップが抜け落ちるのを防止する。このカップ詰め
込みのあと、若しスプーンのような付属品を同封して発
送する必要がある場合、前記折込み片F−2を内側にさ
らに押し込むようにして付属品を必要な個数だけ投げ入
れるか、あるいは舌片9を内側に押し込んでできる投げ
込み孔から投げ込めばよい。なお、この舌片9はカート
ンのどちらからでも投げ入れが可能なように両側に設け
ておくと作業性がよい。
【0014】図5は本発明による集積包装体の斜視図で
ある。この図を用いて、次に実施例2の場合の成形、詰
め込みについて説明する。実施例2の場合はカートンブ
ランク10−2を直ちに折線a,cでサック貼りしたも
のを起こし、両端の押し込み片F−3を折線eでもって
折り曲げ、筒状体の内側に押し込んでやると、押し込み
片F−3は筒状体の内法高さ寸法より長いため、押し込
み片F−3を中段の折線gと折線hによって折れ曲がっ
た状態で、図5(b)に示すように両先端部11と底板
4の内面によって係止させることができる。なお、この
係止状態は集積包装体端部の正面図である図8(b)に
よっても示されている。両先端部11と底板4の内面間
の摩擦力は大きい方が好ましく、底板4の内面にはコー
ト加工等の摩擦力を下げる加工を施すことは好ましくな
い。この実施例2の場合は筒状体への起こしに次いで筒
状体両端の押し込み片F−3の押し込みを略ワンタッチ
で行うことができ、続いて、カップ商品の詰め込みも一
人の作業者によって連続して行うことができ、作業性は
実施例1の折り返し片F−2を両手で折り返す場合に較
べて遙に容易である。また、天板と側板にかけて投げ入
れ孔Mが自動的に開口する。これは実施例1と同様に付
属品の投げ入れの為であり、実施例1のような舌片9を
残しておいてもよい。
【0015】次に実施例3の場合について説明する。図
3で示すカートンブランク10−3は、糊代12、14
がそれぞれ側板2、3に貼着するように、折線b,dに
よって三つ折りされて折り畳みカートンが得られる。こ
れを起こせば、図5(c)あるいは図8(c)によって
示すように、中段に仕切板13が形成された集積包装体
20−3が直ちに得られる。この仕切板13には天板1
の打ち抜き孔6を一回り小さくした打ち抜き孔6’が打
ち抜き孔6の真下に設けられているので、折り畳みカー
トンを起こすと同時にカップ商品を打ち抜き孔6、6’
を2重に通すように詰め込めば、打ち抜き孔6、6’の
両方によってカップ商品は2段に保持される。また起こ
された折り畳みカートンは元のフラットな形状に戻ろう
とするが、詰め込まれたカップによってその動きは封じ
込められ、最終的な集積包装体20−3としての形状が
詰め込みと同時に得られる。実施例3の場合は筒状体両
端の折込みあるいは押し込み操作はなく、やはり一人の
作業員で極めて容易に起こしと詰め込み作業が可能であ
る。しかし、3種の実施例の中ではカートンブランクの
板紙使用量は最も多くなる。また投げ入れ孔Mは実施例
2と同様に自動的に設けることができる。
【0016】図7は本発明による集積包装体のカップ保
持機能の説明図である。図7はカップ入り商品が詰め込
まれた状態での図1に示すA−A’方向の垂直断面を示
している。図7において、ストッパー7は切り込み8を
軸にして下方にスウィングし、その先端は7A,7Bに
おいて、二種のカップA,カップBの外壁にそれぞれ接
触している。図7(a)はテーパーの異なる2種のカッ
プを詰め込んだ場合であり、図7(b)はテーパーは同
一であるが外径の異なる二種のカップを詰め込んだ場合
である。以上から明らかなように、本発明による集積包
装体は、一種類のカートンでもって、大きさ即ち内容量
がある範囲で異なるカップ状容器に対応することができ
る。実施例1の場合で図6に示す打ち抜き孔6を有する
場合では、180〜220ccの範囲のカップ商品の詰
め込みが可能である。また、本発明による集積包装体は
異なる内容量の異種の商品を詰め合わせる場合にも好適
に使用することができる。また各ストッパー7の先端と
カップの外壁間には摩擦力のある方が好ましく、ストッ
パー7の先端部はOPコートのような摩擦抵抗を減らす
表面加工を避けることが好ましい。本発明による集積包
装体によれば、カップ商品ごとにカートンを準備する必
要はなく、ある一定の範囲の形態、容量のカップ商品に
対しては、一種のカートンを共通して使うことができる
ので、大量ロット生産によるコストダウン、資材管理面
での煩雑さの解消等の合理化を可能とするものである。
さらに前述の製造工程によれば、従来の設備をそのまま
使用すればよく、新規な設備投資は不要である。
【0017】本発明による集積包装体の素材にはコート
ボール、クラフトボール、マニラボール等の広範囲の板
紙が好適に使用できる。前記実施例では310〜350
g/m2 のコートボールが使用可能である。また、前述
のような天板と底板が形成されて、カップ容器に対する
前述のストッパー的機能を持たせることを可能とするも
のであれば、例えば曲げ弾性率の強い腰のあるプラスチ
ックシートであってもよい。
【0018】本発明による集積包装体は無地で使用して
もよいし、天板あるい側壁パネルに対して印刷を行って
もよい。この印刷はオフセット印刷、グラビア印刷、フ
レキソ印刷等いかなる方法を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明による集積包装体によれば、カッ
プの外形寸法あるいは容量が多少異なっても同一の集積
包装体が共用できるので、集積包装体の大量ロット生産
によるコストダウンを可能とし、資材管理の煩雑さを解
消できる。カートンの組立とカップ入り商品の詰め込み
が容易で作業性がよくなり、また商品に付属するスプー
ン等のパーツを組立後にカートン内部に投入することも
容易にできる。また、直方体状に成型されるので、カッ
プ入り商品を詰め込んだ状態で、積み上げが可能であ
り、流通の合理化を図ることができる。カップ入り商品
を保持するストッパーには保持機能に加えて緩衝効果が
あり、物流時に受ける衝撃からカップ商品をまもること
ができる。最終時点での商品取り出しは、手で引き抜く
だけでよく、きわめて容易である。さらに、カップ入り
商品の蓋部を覆わないので、カップ商品の蓋部デザイン
を生かすことができ、カートンの天板、側壁パネルは商
品説明や販促効果のあるディスプレーとして使うことが
できる。さらに紙製品であることから使用後はコンパク
トに折り畳むことができ、焼却処理は容易であり、また
リサイクルも可能であるので、環境負荷を少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集積包装体の実施例1のカートン
ブランク展開図
【図2】本発明による集積包装体の実施例2のカートン
ブランク展開図
【図3】本発明による集積包装体の実施例3のカートン
ブランク展開図
【図4】実施例1の場合の組立、詰め込み説明図
【図5】本発明による集積包装体の斜視図
【図6】打ち抜き孔の平面図の一例
【図7】カップ保持機能説明図
【図8】集積包装体端部の正面図
【符号の説明】
1 天板 2、3 側壁パネル 4 底板 5 糊代 6 打ち抜き孔 7 花弁状の突起片(ストッパー) 8 切り込み 9 舌片 10−1 実施例1のカートンブランク 10−2 実施例2のカートンブランク 10−3 実施例3のカートンブランク 11 押し込み片の両端部 12 糊代 13 仕切板 14 糊代 20−1 実施例1の集積包装体 20−2 実施例2の集積包装体 20−3 実施例3の集積包装体 a〜j 折線 F−1、2 複数の折込み片 F−3 押し込み片 M 投げ込み孔
フロントページの続き (72)発明者 村田 賢治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 木村 勉 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の天板の長辺側に折線を介して左
    右側板を連接し、該側板の一方に折線を介して少なくと
    も底板と糊代を延設してなる断面が四角形の筒状体にお
    いて、前記天板の長手方向に複数個の打ち抜き孔を配列
    し、該打ち抜き孔の周辺には、複数個の花弁状の突起片
    が前記打ち抜き孔の中心に向かって突出するように設け
    られ、前記突起片が内接する円弧上には、切り込みが前
    記突起片それぞれに対応するように設けられていること
    を特徴とする集積包装体。
  2. 【請求項2】 前記筒状体の少なくとも一方の端部が前
    記筒状体の成形時に前記端部に折線を介して連接されて
    いる複数の折込み片によって自動的に閉鎖されることを
    特徴とする請求項1記載の集積包装体。
  3. 【請求項3】 前記天板の両端に折線を介して前記筒状
    体の内法高さ寸法より長い、中段と両先端部で折れ曲げ
    易くした押し込み片を連接し、前記筒状体の成形時に該
    筒状体の底面と前記両先端部によって、前記押し込み片
    が係止されることを特徴とする請求項1記載の集積包装
    体。
  4. 【請求項4】 前記筒状体の中段に仕切板を設け、該仕
    切板には前記天板の前記打ち抜き孔と相似形であり、か
    つ該打ち抜き孔径を越えない第2の打ち抜き孔を前記打
    ち抜き孔の真下に配列したことを特徴とする請求項1記
    載の集積包装体。
  5. 【請求項5】 前記天板の隣接する打ち抜き孔間の少な
    くとも一箇所に、側板側で開放し前記天板中央側で閉じ
    る形状の切り込み線で区画される舌片を設けるか、ある
    いは前記天板と前記側板にわたって任意の形状の投げ込
    み孔を有することを特徴とする請求項1記載の集積包装
    体。
JP9592096A 1995-03-27 1996-03-27 集積包装体 Withdrawn JPH08324629A (ja)

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