JP2006515393A - 鉄筋連結具 - Google Patents

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Abstract

本発明は鉄筋コンクリート工事で鉄筋を連結する作業を速く容易でありながら堅固に連結する機械的な方式の鉄筋連結具に関するものである。一面が部分開放されており、その開放された部分には内面に軸方向に傾斜面がある係止部が二部分が形成されており、内部面に軸方向に鉄筋が嵌められる溝が形成されているシリンダー形状のスリーブと一面に軸方向に鉄筋が嵌められる溝が形成され前記スリーブの内部に嵌められて鉄筋を取り巻きながら設置される節片体と軸方向に一面が一端から他端に傾斜をなす横方向の両端の内面に軸方向に傾斜面がある係止部が二部分形成されている楔が前記スリーブの係止部とスリーブの内部に設置された節片体の間に軸方向に押込され鉄筋を取り巻きながら設置されている節片体を圧止して鉄筋を堅固に連結する構造に形成されている。

Description

本発明は鉄筋連結具に関し、より詳しくは、鉄筋コンクリート工事において鉄筋を連結して配筋作業をする時、作業が早く容易ででありながら鉄筋を堅固に連結させる機械的な連結方式の鉄筋連結具に関するものである。
鉄筋を連結する方法として今まで使用される代表的な幾つかの方法としては重ね継ぎ、ガス圧接継ぎ、ねじ式継ぎ方式などがあるが、この中で最も普遍的に使用する方式は鉄筋を重ねて結束線で継ぐ重ね継ぎ方式があるが、これは引張荷重に非常に脆弱な構造であり、ガス圧接継ぎは鉄筋の端部を突き合わせ酸素アセチレン溶接をする方式で作業がややこしく時間が多く掛かり連結部分に熱が加えられ強度が低下され作業後に一々検査をしなければならないなどの問題点があり、ねじ式継ぎは鉄筋の端部に雄ねじを形成して内面に雌ねじが形成されたカップラーで連結する方式であるが鉄筋の端部にねじを加工しなければならないし、長い鉄筋を一直線に合わせながらねじを連結する作業が難しく鉄筋のねじ部が元来の鉄筋より直径が小さくなり引張荷重に弱くなる問題点がある。
本発明の目的は、部分開放形スリーブと節片体そして楔で構成され鉄筋を連結する機械的な鉄筋連結具を提供することにより、鉄筋の連結作業時、簡単な打撃工具や油圧式押込器具を利用して楔を押し込むと鉄筋の連結作業が完了されるため作業が早く容易く連結部分が堅固になり、またスリーブの一面の一部面を軸方向に全部除去してその内部が露出される開放形に形成することにより、スリーブの内部を眼で見ながら鉄筋の連結作業を一層迅速でありながらも便利にし、さらに鉄筋連結具の部品を鉄板材料を利用してプレスなどで加工することが可能になり量産作業によって大量生産による生産原価を大きく低くさせることにある。
本発明の他の目的は鉄筋の重ね継ぎが必要な場合に鉄筋を重ねて連結するようにすることにより、作業が迅速で便利であり、鉄筋の連結部位が結束線による重ね継ぎより引張や圧縮荷重に堅固であり、鉄筋の重ね長さを短くすることができるので、配筋後に鉄筋と鉄筋との間の間隔を広くしてコンクリート充填を容易にする機械式鉄筋連結具を提供しようとするものである。
本発明の他の目的は鉄筋連結具の付属品をねじ加工のような後工程なしに製造を可能にすることにより、部品の製造単価を低下できるようにすることにある。
本発明の他の目的は鉄筋の直径が製造会社毎に若干の偏差があるが、これを全て収用して連結することができ、鉄筋の節が軸方向の2線のリブを中心にして半円形に形成されるか円形の帯状に形成されるか係わりなく二つの鉄筋が同一な節状であれば全て連結が可能な鉄筋連結具を提供することにある。
このような目的をなすために本発明は、一面が部分開放されており、その開放された部分には内面に軸方向に傾斜面がある係止部が二部分が形成されており、内部面に軸方向に鉄筋が嵌められる溝が形成されているシリンダー形状のスリーブと一面に軸方向に鉄筋が嵌められる溝が形成され前記スリーブの内部に嵌められて鉄筋を取り巻きながら設置される節片体と軸方向に一面が一端から他端に傾斜をなす横方向の両端の内面に軸方向に傾斜面がある係止部が2部分が形成されている楔が前記スリーブの係止部と前記スリーブの内部に設置された節片体の間に軸方向に押込され鉄筋を取り巻きながら設置されている節片体を圧止して鉄筋を堅固に連結する構造に形成されている。
本発明の技術的思想に基づく実施例を添付図面に基づいて詳しく説明すると次のとおりである。
図1ないし図6は本発明の第1実施例であって、鉄筋1、1aを平行に並べ重ねて連結できる部分開放型スリーブ2と節片体3、そして一つの楔4で構成され、鉄筋1と鉄筋1aとを連結する作用を示す。
前記スリーブ2は一面が軸方向に全体の長さが開放され内部が露出されたシリンダー形状であって、内部面には二つの鉄筋1、1aが互いに平行に並び重ねて嵌められるように鉄筋1、1aの外周面より若干大きい直径からなった横断面が半円形であり、その深さが鉄筋の折半程度まで挿入される溝が並んで二つが隣りして軸方向に形成されている鉄筋挿入部24があり、前記鉄筋挿入部24には挿入される鉄筋1、1aの節12が嵌められて密着される横断面が半円形である凹溝でなった節溝26が多数形成されている。
そして、前記スリーブ2の内部面には前記鉄筋挿入部24に延長され二部分の平行面が相対して形成された片体挿入部25があり、前記二部分の片体挿入部25の間の間隔は並んで重ねられて前記鉄筋挿入部24に挿入されて設置される二つの鉄筋1、1aの外側リブ11の外径間の距離より若干大きく形成されているので、節片体3が余裕があるように嵌められるようにする空間を提供する。
さらに、前記スリーブ2には前記二部分の片体挿入部25に横方向に延長されU字形に
折れながら形成された二部分の係止部27があり、次に説明される楔4の係止部45と相互係止作用をする。ところが、前記二部分の係止部27と係止部27の間は相互連結されていない通孔からなっており、前記係止部27の内周面は軸方向に一端部から他端部に傾斜してなった傾斜面29が形成されているので、次に説明される楔4の傾斜面46と相互圧止する作用をする。
前記スリーブ2の外部面には鉄筋1、1aの節12とリブ11と同じ形の節22とリブ21が形成されているのでコンクリートとの付着力を向上させる作用をする。
前記節片体3は長さが前記スリーブ2より連結される鉄筋1、1aの節12間隔の折半程度長く形成され幅は前記スリーブ2の二部分に相対して形成されている片体挿入部25の間の直径より若干狭く形成されてスリーブ2の内部の二片体挿入部25の間の空間に容易に設置ができる。
前記節片体3の一面には前記スリーブ2の鉄筋挿入部24と同じ形態の鉄筋挿入部31が二部分が並んで形成されているので、二つの鉄筋の外周面を覆いながら圧止し、その反対面には平行した面からなる平行面33が形成されており、その一部面には鋸歯形状の係止部が多数形成された鋸歯面33aが形成されているので次に説明される楔4の鋸歯面43aと相互係止作用をして鉄筋の連結作業後に楔4が逆に抜けないようにする。
さらに、前記節片体3の鉄筋挿入部31には前記スリーブ2の節溝26と同じ形態の節溝32が多数形成されている。
前記楔4はその長さが前記節片体3より若干長くその幅は前記節片体3と同一に形成されており、前記節片体3の平行面33と接する面は全体が平行でありながら平面になっている平行面43であって、一端部の一部面には鋸歯形状の係止部がある鋸歯面43aが形成されているので、前記節片体3の鋸歯面33aと相互係止作用をし、且つ、前記平行面43には軸方向に凹溝が一つ以上形成されている凹溝部44があるので、節片体3の平行面33との摩擦面積を小さくして楔4を前記節片体3とスリーブ2の係止部27の間に容易に押込されるようにする。前記平行面43の反対面には全体が平行した中心部47が形成されており、前記中心部47から延長されて横方向に両端部にはU字形態の係止部45
が二部分が形成されているので各々前記スリーブ2の係止部27と対応され係止作用をする。前記係止部45の内面は軸方向に一端から他端に行くほど厚さが薄くなる傾斜面46からなっているので、スリーブ2の係止部27に形成された傾斜面29と相互圧止作用をする。
以上のように構成さた本考案の第1実施例の作用を結合順序によって詳しく説明すると次のとおりである。
先ず、二つの鉄筋1、1aを重ねようとする長さほど端部を相互重ねた後に、スリーブ2を握って開放部23を先頭にして並んで重ねられている二つの鉄筋1、1aを取り巻くように開放部23へ通過させ二筋の鉄筋1、1aを二つ部分の鉄筋挿入部24に各々安着させた後に、節片体3をスリーブ2の一端部からスリーブ2内に完全に挿入して二筋の鉄筋1、1aを覆い、次いで楔4を前記スリーブ2内に設置されいる節片体3の平行面33とスリーブ2の係止部27の間に先端部41が先に入るようにして押し入れた後に、打撃工具や油圧ジャッキを利用した組立工具を使用して楔4の打撃部42を打撃するか強く圧止しながら打ち込むとスリーブ2の係止部27に形成された傾斜面29と楔4の係止部45に形成された傾斜面46が相互圧止する作用をして楔4が節片体3を圧止し、前記節片体3は鉄筋の外周面を強く圧止して二筋の鉄筋1、1aを強く結束する作用をする。
このように、鉄筋を重ねて継ぐ方式の鉄筋連結具は直径が小さい鉄筋を連結するのに主に使用するが、配筋過程で直径が大きい種類の鉄筋の重ね継ぎが必要な場合がある時にも有用なものであって、鉄筋を重ねて連結するが連結方式は従来のように結束線を使用しないで開放型スリーブ2に節片体3と楔4から構成された機械式鉄筋連結具を利用して鉄筋を重ねているようにすることにより、鉄筋の連結作業が便利になり作業時間を減らし、また鉄筋の重ね長さを減らすことができ、原価を節減させることは勿論であり、配筋後に鉄筋の間隔が広くなりコンクリート充填が厚くなり、型枠内部の深い所まで一様に打設が可能であるので建築物の強度を高めることができ、鉄筋の連結部位が結束線で連結した時より引張や圧縮荷重に堅固になることが特徴である。
特に図6は本発明の第1実施例において、スリーブ2の鉄筋挿入部24と節片体の鉄筋挿入部31に形成された節溝26、32と節溝26、32の中間に新たな節溝26、32を追加に形成して鉄筋の重ね継ぎの特性上並んで重ねて連結される二筋の鉄筋1、1a節12が円周形でも半円形でも収容が可能になるようにするためのものである。即ち、鉄筋1、1aが重ねられて平行に継ぎられると二筋の鉄筋節12が節片体3やスリーブ2の節溝26、32に同時に収容されるべきであるが、そのように一致することが難しいため、スリーブ2の節溝26と節片体3の節溝32を節溝26、32と節溝26、32との間の中間に追加することにより、連結されるべき鉄筋1、1aが二筋全て節が円周形または半円形であるか一筋は円周形であり、他の一筋は半円形である多様な場合にも鉄筋1、1aの筋12をスリーブ2と節片体3の節溝26、32に同時に収容した場合にも鉄筋1、1aの節12をスリーブ2と節片体3の節溝26、32に同時に収容することができるようになるものである。
図7ないし図13は本発明の第2実施例であって、その構成は前記第1実施例と同一であるが、節片体3なしに開放形スリーブ2aと楔4aのみで鉄筋1、1aを連結することが特徴である。
スリーブ2aの構造は前記第1実施例と同一であり、特に前記図6に示したように二個の鉄筋挿入部24の節溝と節溝26の中間にもう一つの節溝26を追加して多様な節12の形状を有している鉄筋1、1aを収容できるようにする。
そして、楔4aは前記第1実施例における楔4と幅と長さは同一であり、節片体3がな
しに楔4aのみで鉄筋1、1aを圧止するため楔4aの厚さを厚く形成して鉄筋の外周面を十分に圧止することができるようにする。
前記楔4aの先端部41は鉄筋1、1aが嵌められて安着されたスリー部2a内に打撃して打ち込む時、前記先端部41が鉄筋1、1aの節12や外周面に掛からいて、よく滑りながら挿入されるように面取りをし、鉄筋1、1aと摩擦される面である平行面43は全体に鋸歯状の鋸歯面43aを形成して該鋸歯面43aが鉄筋1、1aの外周面に直接圧着され係止作用をして押込された楔4aが逆に抜けないようにし、且つ楔4aをスリーブ2a内に打ち込む時、鉄筋1、1a外周面の干渉なしに打撃が可能になるように図8に示したように楔4cの中心部47の打撃部42側端部には横断面が直角三角形状の突出部が形成されている。
特に、図13は本発明の第2実施例においてその構成は同一でありながらスリーブ2aの係止部27と楔4aの係止部45の形状を異にしたものを示したものであって、スリーブ2aの係止部27は片体挿入部25の横方向の端部から外側を向かって垂直に延長されその内面にはやはり一端から他端に行くほど傾斜をなす傾斜面29が形成されており、楔4aの係止部45は中心部47の横方向の両端部から鋸歯面43a方向にU字形態に延長
されており、その内面には前記スリーブ2aの傾斜面29と対応される傾斜面46が形成されている構造であって、これ以外に他の部分の構造および作用は本発明の第2実施例と同一なものである。
以上におけるような本発明の第2実施例における鉄筋連結具の結合方法と作用を検討すると、次のとおりである。
先ず、連結すべき二筋の鉄筋1、1aを重ね長さを一定にしてスリーブ2aの鉄筋挿入部24に平行に設置した後に、楔4aをスリーブ2a内の鉄筋と係止部27の間に緩く嵌めた後に、打撃工具などで打ち込むとスリーブ2aの傾斜面29と楔4aの傾斜面46が相互圧止作用をして楔4aの鋸歯面43aが鉄筋1、1aの外周面を若干食い込みながら強く圧止して鉄筋を堅固に連結するようになるのである。
このような本発明の第2実施例の重ね継ぎ方式の鉄筋連結具は鉄筋の重ね継ぎが必要な所で結束線を代替できる方式として、結束線連結方式より作業性が良く鉄筋を堅固に連結できる方式である。さらに、本発明の重ね継ぎ方式の鉄筋連結具は一つの鉄筋重ね部に図12に示されたように一つ以上を設置することができ、作業現場の要求に基づいて加減して設けることができる。
図14ないし図19は本発明の第3実施例であって、その構成と部品の構造は前記本発明の第1実施例と同一であり、ただスリーブ2bと楔4bを厚さが均一な鉄板材料を使用してプレスなどで塑性加工することにより、部分的な形状において微細な差異があるのが特徴である。故に、スリーブ2bは全体の厚さが均一であり、二つの鉄筋挿入部24の外周面は節溝26と同じ位置に突出部が半円形に形成され節22の機能をする。楔4bも鉄板を使用してプレスで加工することにより、全体の厚さが同一に形成されている。さらに、楔4bは節片体3bとスリーブ2bの係止部27の間に押込された後に、逆方向に抜けるのを防ぐために平行面43には鋸歯面43aが形成されるかまたは前記スリーブ2bの係止部27中で楔4bの先端部41と接する部分の係止部27の内面の間隔を楔4bの係止部45の厚さより若干小さくして押込された楔4bの先端部41側の係止部45がしっくり嵌められ楔4bの逆方向への後退を防ぐように形成されており、図15で示したように楔4bの打撃部42側中心部47を平行面43の反対面方向に断面がV字形の突出部を
形成して楔4bの打撃範囲を広めることにより、鉄筋1、1aの干渉を受けず楔4bを打撃するのが容易であるようになっている。そして、楔4bの係止部45の突出される高さが一端から他端に行くほど小さくなる傾斜に形成された傾斜面46は厚さが均一な鉄板を
平面図上で梯形状に裁断した後に、プレスで加工して横方向の両端部が垂直に折られて形成されている。そして、図16に示したように、楔4bの中心部47には軸方向に全体を断面がV字形である凹溝部44を形成して節片体3bとの摩擦面積が減少されるようにす
ることができる。
以上で説明した本発明の第3実施例における鉄筋連具の作用と結合方法は前記本発明の第1実施例と同一である。
以上の本発明の第3実施例における鉄筋連結具はスリーブ2bが一面が部分的に除去された開放形に製作されるものであるため、鉄板材料を使用したプレス加工が可能であるので、量産作業が可能になり生産原価を大きく低めることができるようになる。
図20ないし図24は本発明の第4実施例であって、鉄筋1と鉄筋1aとを重ねないで一直線に連結できる部分開放形スリーブ2cと節片体3cそして一対の楔4cから構成された鉄筋連結具を示したものであって、その基本的な構成と作用は前記本考案の第1実施例と同一であるが、ただ、鉄筋1と鉄筋1aとを一直線に連結するものであるためスリーブ2cの内部面に形成された鉄筋挿入部24が一部分だけが形成されており、節片体3cもやはり鉄筋挿入部31が一部分だけが形成されているのが異なる構造であり、楔4cは一対に備えられているのが特徴である。
前記スリーブ2cの係止部27の傾斜面29は軸方向の中心部から両端部へ行くほど直径が大きくなる二部分に形成されているので、ここに一対の楔4cが各々押込される。さらに、二つの鉄筋を重ねないで一直線上に連結するため二つの鉄筋の先端部がスリーブ2cと節片体3cの鉄筋挿入部24、31の軸方向中心部分まで到達されるように設置するようになるが、この部分に連結される鉄筋の三節12程度の幅を有し、深さが前記節溝26、32の深さよりも若干深く横断面が半円形である凹溝が形成されているので連結される鉄筋1、1aの先端部がプレス切断過程で曲がっているか、鉄筋の直径より突出された部分がありうる場合にこれを十分に収容できるようにする中心溝28、34が各々形成されているので連結される鉄筋1、1aの節12がこの部分に十分に嵌められて安着されるようにする。
そして、節片体3cの平行面33の両端部の一部面には鋸歯面33aが形成され、前記楔4cは一対からなっており、その長さは前記スリーブ2cの折半程度であり、平行面43の一端部の面には鋸歯面43aが形成されている。
特に、図24は本発明の第4実施例で連結される鉄筋1、1aの節12がリブ11を中心にして互いに行き違いに半円形に形成された異型鉄筋を使用して連結した場合にも異なる構造の節片体が必要なく一種類の節片体3cにて全ての適用が可能なことを示したものである。このように、異型鉄筋1、1aの節12が円周形でもリブ11を中心に行き違いに形成された半円形でも全て適用が可能な鉄筋連結具を提供して節片体を利用した従来の機械式鉄筋連結具の問題点を解決するものであって、これを解決するためには節片体3cの長さをスリーブ2cの長さより節溝32間隔の折半程度の長さほど長く製作するが鉄筋挿入部31の両端角部分にも節溝32を各々追加に形成することにより、連結されるべき鉄筋1、1aの節12形態に係わりなく鉄筋1、1aの節12を節溝32に全て収容できるようにし、また、これのために節片体3cの外周面である平行面33を傾斜面でない平面に形成し、前記節片体3cと接する一対の楔4cの平行面43も傾斜面でない平面に形成し、節片体3cをスリーブ2内に設置する時、前記節片体3cがスリーブ2cの一端部から鉄筋1、1a節12間隔の折半程度突出されるように軸方向に調節しながら設置すると一対の楔4cがスリーブ2cの両側端部から節片体3cとスリーブ2cの係止部27の間に各々挿入される深さは常に同一になり、楔4cが節片体3cの平行面33全体を均一に圧止するようになり、節片体3cがスリーブ2c内に挿入されている鉄筋1、1aの外
周面方向に十分に圧止がされることにより、堅固な鉄筋継ぎが可能になり、太さが同じ同一な規格の鉄筋1、1aではその節12の形状に係わりなく一種類の節片体3cを含む鉄筋連結具にて連結が可能になり、作業時鉄筋1、1aの節12の形態に従ってそれに一致される節片体3cを選ばなければならない厄介なことがなくなり、部品の管理が容易であり、鉄筋連結作業が便利になる利点があるようになる。
特に、鉄筋は同一な規格であるといえども、製造会社毎に若干の偏差があるが本発明の第4実施例の鉄筋連結具はスリーブ2cの係止部27と節片体3cとの間に押込される楔4cの挿入深さを鉄筋の太さに応じて異にすることにより、常に鉄筋が堅固に連結される構造であり、従来の節片体を利用した鉄筋連結具の問題点を確実に解決するようになる。
以上のように構成された本発明の第4実施例の作用を結合順序によって詳しく説明すると次のとおりである。
連結すべき一つの鉄筋1の先端部をスリーブ2cの一側端部から内部へ嵌め入れるが、鉄筋1の先端部がスリーブ2cの中心溝28まで到達されるように眼で確認しながら押し入れるがこの時鉄筋1の節12が鉄筋挿入部24の節溝26に十分に嵌められて安着されるように挿入位置を調節する。そうした後、もう一つの鉄筋1aを上のような方法で設置し、節片体3cをスリーブ2cの一側端部から片体挿入部25に嵌め入れるが節片体3cの一端部がスリーブ2cの内部に没入されないように若干突出されるかスリーブ2cの一端部と一致するようにしながら節溝32に二つの鉄筋1、1aの節12がすべて嵌められて安着されるように調節して設置する。そして、一対の楔4cをスリーブ2cの両側端部から先端部41が先に挿入されるようにして押し入れるが係止部45がスリーブ2の係止部27の間に引入されるようにして打撃工具または油圧式工具などで打ち込むか押し込むようになるとスリーブ2cの係止部27に形成された傾斜面29と楔4cの係止部45に形成されている傾斜面46が相互圧止する作用をして、節片体3cを連結された鉄筋1、1aの外周面方向に強く圧迫することにより、二つの鉄筋1、1aが一つに堅固に連結され、さらに節片体3cの鋸歯面33aと楔4cの鋸歯面43cが相互係止作用をして楔4cが逆方向に抜けるのが防止される。
このように、本発明の第4実施例のように一対の楔4cをスリーブ2cの両側端部から押し込む鉄筋連結具は楔4cをスリーブ2cの全体長さに形成しないで折半程度の長さに形成することにより、後述される本発明の第5実施例におけるように楔4dを節片体3dの全体長さと類似に形成する時、より傾斜面の傾斜度が同一であると前提すると楔の打撃部側の係止部45の厚さが薄くなるようになり、さらに楔4cのスリーブ2c内への挿入深さが短くなり打撃作業が容易であるので特に太い規格の鉄筋連結に適合な構造となる。
図25ないし図30は本発明の第5実施例であって、その構成は前記第4実施例と同一であるが、ただ、部分開放形スリーブ2dと節片体3d、そして楔4dは一つだけで鉄筋1、1aの連結が可能になるようにしたものを示したものである。スリーブ2dの係止部27に形成されている傾斜面29は一端から他端に全体が一つの傾斜になっているので、前記本発明の第4実施例におけるスリーブ2cの軸方向の中心部から両端部へ行くほど傾斜になっている構造とは異なるが、この他の他の構造は同一であり、節片体3dもやはり前記本発明の第4実施例における節片体3cとその構造が同一であるが、ただ、平行面33になっている鋸歯面33aが両端部面でない一端部面にだけ形成されていることが異なり、楔4dは本発明の第4実施例におけるように一対でなっていないし、節片体3dと殆ど同じ長さにして一つだけに備えられ、係止部45傾斜面46が一端から他端に一つの傾斜だけになっているので、前記スリーブ2dの一つの傾斜面29と対応され一つの楔4dを押し込むとするほど節片体3dを鉄筋1、1aの外周面方向に圧迫する作用をするようになっている。
このように楔4dの一つだけで鉄筋1、1aを連結しようとすることは比較的直径が小さい種類の鉄筋の場合にはスリーブ2dの長さを前記本発明の第4実施例のスリーブ2cの長さより短くしてもできるので楔をあえて一対に備えてスリーブの両側端部から押し込む必要なしに楔4d一つだけでその作用を行なうことができるからである。このように、連結すべき鉄筋1、1aの直径が小さいほどスリーブ2dの長さを短くし、これに従って楔4dも一対でない一つだけを備えば部品の数を減らすことができる効果がある。
特に、図29ないし図30は本発明の第5実施例で連結される鉄筋1、1aの節12がリブ11を中心にして互いに行き違いに半円形に形成された異型鉄筋1、1aを使用して連結した場合にも一種類の節片体3dとして適用が可能なものを示したものであって、異型鉄筋1、1aの節12が円周形であってもリブを中心に行き違いに形成された半円周形であっても全て適用が可能な鉄筋連結具を提供して従来の節片体式鉄筋連結具の問題点を解決するものであって、その原理は前記本発明の第4実施例における図24の説明したとおりである。以上のように構成された本発明の第5実施例の作用と結合順序は前記本発明の第4実施例と同一なものであって、ただ、楔4dが一つで構成されているので前記一つの楔4dをスリーブ2dの係止部27中で内径が大きい側の引込口に押し込んだ後に打撃工具や油圧式工具などで押し込むと二つの鉄筋が堅固に連結される。
図31ないし図35は本発明の第6実施例であって、その構成と部品の構造は前記本発明の第5実施例と同一であり、ただスリーブ2cと楔4eを厚さが均一な鉄板材料を使用してプレスなどで塑性加工することにより、部分的な形状において微細な差異があるのが特徴である。故に、スリーブ2eは全体の厚さが均一であり節溝26がプレス金型によって形成されながら同一な位置の外周面に半円形の突出部が形成され節22と同じ機能をする。楔4cも鉄板を使用してプレスで加工することにより、中心部47の厚さと係止部45の厚さが同一に形成されている。また、楔4eは節片体3eとスリーブ2eの係止部27の間に押込された後に逆方向に抜けるのを防ぐために平行面43に鋸歯面43aが形成されるかまたは前記スリーブ2eの係止部27中で楔4eの先端部41と接する部分の係止部27の内面の間隔を楔4eの係止部45の厚さより若干小さくして押込された楔4eの先端部41側係止部45がしっかり嵌められるようになり、楔4eの逆方向への後退を防ぐように形成されており、図32で示したように楔4eの打撃部42側中心部47を平行面43の反対面方向に断面がV字形である突出部を形成して楔4eの打撃範囲を広める
ことにより、鉄筋1、1aの干渉を受けず前記楔4eを打撃するのが容易になっている。そして楔4eの係止部45の突出される高さが一端から他端に行くほど小さくなる傾斜からなって形成された傾斜面46は厚さが均一な鉄板を平面図上梯形状に裁断した後にプレスで加工して横方向の両端部が垂直に折られて形成される。
そして、図33に示したように、楔4eの中心部47には軸方向に全体を断面がV字形
である凹溝部44を形成して節片体3cとの摩擦面積が減少されるようにすることもできる。
以上で説明した本発明の第6実施例における鉄筋連結具の作用と結合方法は前記本発明の第5実施例と同一である。
以上の本発明の第1実施例ないし第6実施例において楔4、4a、4b、4c、4d、4eの中心部47の外面に打撃部42から始めて一定長さの目盛り尺48を形成することにより、一作業場で同一製造会社、同一規格の鉄筋連結作業をすう時、始めの連結作業時にスリーブ2、2a、2b、2c、2d、2e内に適正に押込される楔4、4a、4b、4c、4d、4eの深さを目盛り尺48を見ながら基準にして以後の連結作業にも同一な挿入深さまでのみを目盛り尺48を見ながら押し込むことができるので鉄筋連結作業の品質が均一になり、安全な鉄筋継ぎになり、連結作業後に検査するのが非常に容易になる。
以上における本発明の鉄筋連結具の構成部品の材質は鋳鋼、鋳鉄、鋼板、高強度プラスチック、特殊合金などを現場適用性、製造費用などを考慮して選ぶことができ、製造方法は材質に従って加工性を考慮して鋳造、鍛造、プレス加工、射出成形などで行なうことができる。
以上で詳しく述べたように本発明の鉄筋連結具は部分開放形スリーブと節片体、そして楔で構成され、鉄筋の連結作業を速く簡便にし、鉄筋の連結部分が堅固になる鉄筋連結方式であってその具体的な効果は次のとおりである。
本発明の鉄筋連結具はスリーブが部分開放形に形成されており、楔を押し込むと鉄筋の連結作業が完了されるため鉄筋の連結作業が速く、容易く、連結部分が堅固になり、建設工事費が節減され、工期が短縮される利点がある。
本発明の鉄筋連結具は、部品中一部を鉄板材料を利用してプレスなどで加工することができるので、量産作業が可能になり生産原価を低めることができるようにする。
本発明の鉄筋連結具は鉄筋の重ね継ぎが必要な場合に鉄筋を重ねて連結することにより、鉄筋の連結部位が結束線による継ぎより堅固で、鉄筋の重ね長さを結束線で連結するものより重ね長さを短くすることができるので、配筋後に鉄筋と鉄筋との間の間隔を広くしてコンクリート充填を容易にし、よって建築物の強度を高めることができるようにする。
本発明の鉄筋連結具は製造会社毎に同一規格の鉄筋であるといえども若干の偏差がある鉄筋を全て収容して堅固に連結することができ、鉄筋の節形が円形であるか半円形に係わりなく二つの鉄筋が同一な節状であれば連結が可能にする。
本発明の鉄筋連結具は部品の生産が単純工程で完成されるため製造単価を低めることができるようにする。
本発明の鉄筋連結具は楔に目盛り尺を表示して押込深さを基準に合うように一定にするようにして鉄筋連結の品質を常に均一に保持しながら連結後に眼で容易く検査できるようにする。
本発明の第1実施例を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施例を示す結合状態の側面図である。 図2のC−C線断面図である。 図2のD−D線断面図である。 本発明の第1実施例を示す結合状態の斜視図である。 本発明の第1実施例においてスリーブと節片体の節溝をその間に一つずつ追加して形成した場合の図2のC−C線断面図である。 本発明の第2実施例を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施例において楔の形状を示す斜視図である。 本発明の第2実施例において楔の先端部方向から眺めた結合状態の側面図である。 図9のE−E線断面図である。 本発明の第2実施例を示す結合状態の斜視図である。 本発明の第2実施例において多数の鉄筋連結具を使用して鉄筋を連結したことを表す結合状態の斜視図である。 本発明の第2実施例においてスリーブと節片体の係止部を外側垂直方向に形成したことを表す結合状態の側面図である。 本発明の第3実施例を表す分解斜視図である。 本発明の第3実施例において楔の形状を表す斜視図である。 本発明の第3実施例において楔の他の形状を表す斜視図である。 本発明の第3実施例において楔の打撃部方向から眺めた結合状態の側面図である。 図17のG−G線断面図である。 図17のH−H線断面図である。 本発明の第4実施例を表す分解斜視図である。 本発明の第4実施例を表す結合状態の側面図である。 図21のA−A線断面図である。 本発明の第4実施例を表す結合状態の斜視図である。 本発明の第4実施例において節がリブを中心にして互いに行き違いに半円形に形成された異型鉄筋を連結した場合の図21のA−A線断面図である。 本発明の第5実施例を表す分解斜視図である。 本発明の第5実施例を表す結合状態の側面図である。 図26のB−B線断面図である。 本発明の第5実施例を表す結合状態の斜視図である。 本発明の第5実施例において節がリブを中心に互いに行き違いに半円形に形成された異型鉄筋を連結した場合の図26のB−B線断面図である。 本発明の第5実施例において節がリブを中心に互いに行き違いに半円形に形成された異型鉄筋を連結した他の場合の図26のB−B線断面図である。 本発明の第6実施例を表す分解斜視図である。 本発明の第6実施例において楔の形状を表す斜視図である。 本発明の第6実施例において楔の他の形状を表す斜視図である。 本発明の第6実施例において楔の打撃部方向から眺めた結合状態の側面図である。 図34のF−F線断面図である。

Claims (22)

  1. 一面が軸方向に全体の長さが開放されたシリンダー形状であり、その内部面には二つの鉄筋1、1aが並んで重ねられて嵌められる横断面が半円形であり、その深さが鉄筋の折半程度まで挿入される二つの溝が並んで軸方向に形成されている鉄筋挿入部24があり、前記鉄筋挿入部24には鉄筋1、1aの節12が嵌められる節溝26が多数形成されているスリーブ2;
    前記スリーブ2の二つの鉄筋挿入部24に嵌められる二つの鉄筋を覆いながら設置され、その一面には前記スリーブ2の鉄筋挿入部24と同一な形態の鉄筋挿入部31が二部分並んで形成されている節片体3;
    前記スリーブ2の内部へ軸方向の一側端部から押し込むことにより、前記節片体3を圧止する楔4で構成され二つの鉄筋の端部を平行に重なるように連結することを特徴とする鉄筋連結具。
  2. 前記スリーブ2の方向の両端部に係止部27が二部分が形成されその内周面に軸方向に傾斜面29が形成されており、前記楔4の一面に横方向に両端部に係止部45が二部分が形成されその内周面に軸方向に傾斜面46が形成されていることにより、前記スリーブ2の係止部27と楔4の係止部45とが相互係止作用をし、同時にスリーブ2の傾斜面29と楔4の傾斜面46とが相互圧止作用をすることを特徴とする請求項1に記載の結具。
  3. 前記節片体3は長さが前記スリーブ2より連結される鉄筋1、1aの節12間隔の折半程度長く形成され、鉄筋挿入部31の反対面には平行な面からなった平行面33が形成されており、その一部面には鋸歯状の鋸歯面33aが形成されており、前記楔4は前記節片体3の平行面33と接する面は全体が平行面43であって、一部面には鋸歯状の鋸歯面43aが形成されており、軸方向に凹溝が一つ以上が形成されている凹溝部44があることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結具。
  4. 前記スリーブ2の鉄筋挿入部24と節片体の鉄筋挿入部31に形成された節溝26、32と節溝26、32の中間に新しい節溝26、32が追加に形成されることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結具。
  5. 前記スリーブ2の外部面に鉄筋1、1aの節12とリブ11と同じ形の節22とリブ21が形成されることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結具。
  6. スリーブ2aに楔4aだけを押し込んで鉄筋1、1aを連結することを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結具。
  7. 前記楔4aの先端部41は面取りがなっており、平行面43は鋸歯状の鋸歯面43aが形成され楔4cの中心部47の打撃部42側端部に突出部が形成されることを特徴とする請求項6に記載の鉄筋連結具。
  8. 前記スリーブ2aの係止部27は片体挿入部25の横方向の端部から外側を向かって垂直に延長されその内面に傾斜面29が形成され、楔4aの係止部45は中心部47の横方向の両端部から鋸歯面43a方向にU字形態に延長され、その内面に傾斜面46が形成され
    ることを特徴とする請求項6に記載の鉄筋連結具。
  9. スリーブ2bと楔4bを厚さが均一な鉄板材料を使用してプレスで塑性加工して全体の厚さが同一に形成されることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結具。
  10. 前記スリーブ2bの係止部27の内面の間隔を楔4bの係止部45の厚さより若干小さく
    して押込された楔4bの係止部45が嵌められるように形成されることを特徴とする請求項9に記載の鉄筋連結具。
  11. 前記楔4bの打撃部42側中心部47を平行面43の反対面方向に突出部が形成されることを特徴とする請求項9に記載の鉄筋連結具。
  12. 前記楔4bの中心部47には軸方向に全体に凹溝部44が形成されることを特徴とする請求項9に記載の鉄筋連結具。
  13. スリーブ2cの内部面に形成された鉄筋挿入部24が一部分だけが形成され節片体3cも鉄筋挿入部31が一部分だけが形成され楔4cが一対に備えられることを特徴とする請求項1に記載の鉄筋連結具。
  14. 前記スリーブ2cの係止部27の傾斜面29は軸方向の中心部から両端部に行くほど直径が大きくなる二部分に形成され、ここに一対の楔4cが各々押込され、スリーブ2cと節片体3cの鉄筋挿入部24、31の軸方向中心に節溝26、32の深さよりも深く横断面が半円形である凹溝が形成されることを特徴とする請求項13に記載の鉄筋連結具。
  15. 前記節片体3cの長さがスリーブ2cの長さより節溝32間隔の折半程度の長さほど長く形成され鉄筋挿入部31の両端角部分にも節溝32が追加に形成され、節片体3cの平行面33が平面に形成され、前記節片体3cと接する一対の楔4cの平行面43も平面に形成されることを特徴とする請求項13に記載の鉄筋連結具。
  16. スリーブ2dの係止部27に形成される傾斜面29が一端から他端に全体が一つの傾斜になっており、楔4dは節片体3dと殆ど同じ長さに一つだけが備えられ、係止部45の傾斜面46が一端から他端に一つの傾斜に形成されることを特徴とする請求項13に記載の鉄筋連結具。
  17. スリーブ2eと楔4eを二つが均一な鉄板材料を使用してプレスで塑性加工して全体の厚さが同一に形成されることを特徴とする請求項16に記載の鉄筋連結具。
  18. 前記スリーブ2eの係止部27の内面の間隔を楔4eの係止部45の厚さより若干小さくして押込された楔4eの係止部45が嵌められるように形成されることを特徴とする請求項17に記載の鉄筋連結具。
  19. 前記楔4cの打撃部42側中心部47を平行面43の反対面方向に突出部が形成されることを特徴とする請求項17に記載の鉄筋連結具。
  20. 前記楔4cの中心部47には軸方向に全体に凹溝部44が形成されることを特徴とする請求項17に記載の鉄筋連結具。
  21. 楔4c、4dの平行面43に軸方向に凹溝部44が形成されることを特徴とする請求項13または16に記載の鉄筋連結具。
  22. 楔4、4a、4b、4c、4d、4eの中心部47の外面に目盛り尺48が形成されることを特徴とする請求項1、6、9、13、16及び17のいずれか1項に記載の鉄筋連結具。
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