JP2006514153A - 揮発性オリゴオルガノシロキサンを再循環させつつポリメチルビニルシロキサン樹脂を製造するための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、シリコーン樹脂、具体的にはポリメチルビニルシロキサン樹脂の分野に関する。さらに具体的には、本発明は、少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位R3SiO1/2(M単位)及びSiO4/2(Q或いはQOH単位)を含むポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法において、次の工程:(a)単位Qを含むシロキサン樹脂をシロキサン樹脂先駆物質、好ましくは珪酸アルカリ金属の酸加水分解によって製造し、(b)工程(a)で得られたシロキサン樹脂を非極性溶媒の存在下にハロシランで官能化させ、ここで、該官能化は、揮発性オリゴシロキサンを含む副産物(シロックス)を生じさせ、(c)工程(b)で生じたシロックスを非極性溶媒の溶液の状態で回収し、及び(d)工程(b)で官能化された樹脂を強塩基で転位させてシラノールを除去することを含み、しかも、工程(b)中に生じ且つ工程(c)で回収されたシロックスの少なくとも一部分を再循環させることを特徴とする、ポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法に関するものである。

Description

本発明は、シリコーン樹脂、特にポリメチルビニルシロキサン樹脂の分野に関する。
より正確に言えば、本発明は、ポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法であって、この方法の中で該樹脂の官能化中に生じる揮発性シリコーン化合物を再循環するものに関する。
ポリメチルビニルシロキサン樹脂は、特に、非粘着紙の分野において、硬化性シリコーン組成物(特にSi−H/SiVi重付加によって硬化し得るもの)中の粘着調節剤系に使用されている。このような樹脂の機能は、一般に、シリコーン組成物を硬化させることによって得られる非粘着フィルム間の剥離力を調節するのを可能にすることである。
ポリメチルビニルシロキサン樹脂の合成は、次の工程:
(1)天然珪酸ナトリウムから出発するポリ珪酸の製造及び安定化(この安定化は、イソプロピルアルコールのような第二アルコールを使用してHCl酸性媒体中で達成される。その表面上にSiOH単位を有するSiO4/2(Q)型の樹脂が得られる(樹脂QOHと呼ぶ))、
(2)トルエン又はキシレン型の非極性非プロトン有機溶媒の存在下での官能化又は非官能化クロルシラン及び/又はジシロキサンによる樹脂QのSiOH単位の官能化、及び
(3)シラノールを除去するための強塩基の作用による該樹脂構造の転位
で実施される。
この方法の欠点は、樹脂Q上のSiOH単位を官能化する工程の後に、大量の「シロックス」副産物と呼ばれるオリゴシロキサン(主として線状オルガノシロキサン)がクロルシランから生じることである。これらのシロックス副産物は、主として、ヘキサメチルジシロキサン(M2)、ペンタメチルビニルジシロキサン(MMVi)、テトラメチルジビニルジシロキサン(MVi 2)及びヘプタメチルビニルトリシロキサンである。
使用されないこれらの反応の副産物は、この官能化のために使用されるオルガノビニルシロキサンが高価なため、かなりのコストに相当する。さらに、反応後に得られる副産物は、一般に、再処理のために回収される。この再処理のコストも該生成物のコストに加算される。
また、イソプロピルアルコールのような反応物も反応の終了時に僅かではない量で存在する。
従って、対象の技術分野に含まれる産業界は、ポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法であって、その後にある種の回収された反応生成物又は副産物が限定された量で存在するものを待望している。
一般的な技術的背景の例示としては、合成中に生成される低分子量の揮発性環状オルガノシロキサンを再循環させる工程を含む、高分子量の環状オルガノシロキサンを合成する方法に関する欧州特許第1013698号が挙げられる。
欧州特許第1013698号明細書
従って、本発明の主な目的は、樹脂Qを官能化させる工程中に生じるシロックス副産物を少なくとも部分的に再循環させるのを可能にするポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法を提案することである。
本発明の別の目的は、シロックス副産物の再循環が、得られる樹脂の最終特性に障害を与えない、ポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法を提供することである。
これらの目的は、とりわけ、少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位、即ちR3SiO1/2単位(M単位)及びSiO4/2単位(Q単位、ことによるとQOH単位)を有するポリオルガノシロキサン樹脂の製造方法において、
次の工程:
(a)シロキサン樹脂の先駆物質、好ましくは珪酸アルカリ金属の酸加水分解によってQ単位を含むシロキサン樹脂を製造し、
(b)工程(a)で得られたシロキサン樹脂を非極性溶媒の存在下にハロシランで官能化させ、ここで、該官能化は、揮発性オリゴシロキサンを含む副産物(シロックス副産物)を生成させ、
(c)工程(b)で生成されたシロックス副産物を該非極性溶媒の溶液の状態で回収し、
(d)工程(b)で官能化された樹脂を強塩基を使用して転位させてシラノールを除去すること
を含むこと、及び
工程(b)中に生成され、そして工程(c)で回収されたシロックス副産物のうち少なくともいくらかを再循環させること
を特徴とする、ポリオルガノシロキサンの製造方法に関する本発明によって達成される。
本発明に従う方法の注目すべき一特徴によれば、シロックス副産物の再循環は、工程(b)において、該シロックス副産物を使用して工程(a)で得られたポリオルガノシロキサン樹脂を官能化させることからなる。
好ましくは、該方法の工程(a)中に、次の物質を撹拌調製用容器に次の順序:
・酸、好ましはHCl、
・珪酸アルカリ金属、好ましくは珪酸ナトリウム、そして
・好ましくはイソプロピルアルコールからなる水素結合開始剤/安定剤
で導入する。
好ましくは、工程(a)の開始時での該反応容器中の温度は25℃以下であり、好ましくは2〜15℃である。
本発明の変形例によれば、水素結合開始剤/安定剤は、エタノール又はブタノールであってもよい(R.K.Iler「The Chemistry of Silica」,P.291,J.Wiley and Son社発行,ニューヨーク,1979年を参照)。
樹脂先駆物質として作用する珪酸アルカリ金属は、pH≦2の酸性化された水の存在下でポリ珪酸に変換される。この酸は、Q単位のネットワークを形成させる。
いったん樹脂Q、随意としてQOHが形成されたら、この樹脂を非極性媒体中でハロシラン又はオリゴシロキサンによって官能化させる工程(b)を行う。
好ましくは、官能化工程(b)は、次の操作:
・次の物質を撹拌調製用容器に次の順序:
・イソプロピルアルコール及び水を含んでいてよい非極性溶媒、好ましくはキシレンに溶解されたシロックス副産物、
・随意として、非極性溶媒、好ましくはキシレン、
・随意としてオリゴオルガノシロキサン、そして
・ハロシラン
で導入し、
・水素結合開始剤/安定剤の還流温度、好ましくはイソプロピルアルコールの還流温度に近い温度、即ち、70℃〜80℃に加熱し、
・随意として非極性溶媒を添加し、
・随意として冷却し、
・非水性相から水性相を好ましくはデカント法によって分離し、
・水性相を除去し、及び
・樹脂を含有する非水性相を回収すること
を実施することからなる。
この官能化は樹脂を疎水性化させることを含み、該樹脂は媒体中に存在する非極性溶媒に移動する。
使用される非極性溶媒は、有利にはキシレンである。また、トルエン、ホワイトスピリット、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、Isopar(商標)K、Isopar(商標)M、Exxsol(商標)D60、Rhodiasolv(商標)RPDE又はシクロヘプタンであってもよい。
注目すべきことは、反応容器に導入されるイソプロピルアルコールの容量が塩酸の容量に対して50%まで超過することである。
有利には、イソプロピルアルコールの必要量は、シロックス副産物を含有する溶液によって部分的に供給され得る。これは、非極性溶媒のシロックス溶液が残余量のイソプロピルアルコールをも含むことが明白だからである。
注目すべき別の特徴によれば、使用されるハロシランは、トリメチルクロルシラン、ジメチルビニルクロルシラン及びメチルビニルジクロルシランよりなる群から選択されるクロルシランである。
好ましい具体例によれば、樹脂Qを官能化させる工程中に使用されるシロックス/ハロシラン比は2以下であり、好ましくは0.25〜1である。
樹脂を含有する非水性相を回収した後に、シロックス反応副産物を非極性溶媒の溶液の状態で少なくとも部分的に回収する(これらのものは再循環できる)ように撹拌しつつ蒸留を実施することが賢明である。
この蒸留は、好ましくは大気圧で実施される。
転位(又は進行)工程は、有利には、次の操作:
・強塩基、好ましくはKOHを調製用容器に導入し、
・該反応混合物をその還流温度に近い温度に加熱し、
・凝縮水を溶媒及び非極性溶媒中に溶解したシロックス副産物と共に除去し、またこの副産物は再循環できるものとし、
・随意として該反応混合物を冷却し、
・非極性溶媒、好ましくはキシレンを添加し、
・該強塩基を酸、好ましくは酢酸で中和し、
・蒸留によって生じた水を除去し、
・随意として中和生成物をろ過によって分離し、そして
・この非水性樹脂溶液を回収すること
を実施することからなる。
この転位工程は、特に凝縮及び再分配によって残余SiOH単位の数を減少させることを可能にする。
本発明に従う方法の好ましい特徴によれば、シロックス副産物は、ヘキサメチルジシロキサン、ペンタメチルビニルジシロキサン、テトラメチルジビニルジシロキサン及び3−ヘプタメチルビニルトリシロキサンよりなる群に属する。
しかして、本発明の別の主題は、該方法によって得られるような樹脂に関する。
好ましくは、この樹脂のR基は、独立して及び少なくとも部分的に、
・アルキル基、好ましくはC1〜C18アルキル基、
・C2〜C20、好ましくはC2〜C12アルケニル基、
を表し、
・R基の少なくとも80モル%はメチル基を表し、
・R基の少なくとも0.1モル%、好ましくは0.5〜5モル%はアルケニル又はアルケニルオキシアルキレン基であって珪素に結合したもの(「Si−アルケニル」)を表し、ここで、ビニル基(Vi)がR=アルケニルとして特に好ましく、
そして該樹脂は2.5モル%以下(好ましくは0.5モル%以下)のシラノール官能基を含有するものとする。
注目すべきことは、この方法から得られたポリオルガノシロキサン樹脂が2500〜5000ポリスチレン当量の数平均分子量を有することである。
本発明の変形例によれば、本発明に従う方法によって得られた樹脂は、以下に定義されるD及び/又はTシロキシ単位を含む:
D:(R)2SiO2/2
T:(R)SiO2/2
本発明の別の主題は、上記の方法の工程(c)において非極性溶媒の溶液の状態で回収されたシロックス副産物を含むことを特徴とするシリコーン組成物である。
好ましい具体例によれば、該組成物は、
・10〜60%のキシレン、
・10〜30%のヘキサメチルジシロキサン、
・5〜10%のペンタメチルビニルジシロキサン又は3−ヘプタメチルビニルトリシロキサン、
・0〜3%のテトラメチルジビニルジシロキサン、
・10〜50%のイソプロピルアルコール、及び
・0〜10%の水
を含む。
また、本発明は、本発明に従う方法の工程(c)で回収されたシリコーン組成物を、少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位、即ちR3SiO1/2単位(M単位)及びSiO4/2(Q単位)を含むポリオルガノシロキサン樹脂を官能化させるために使用することに関するものでもある。
次の実施例は例示として与えており、本発明の範囲を限定するものとみなすべきではない。
以下の例の全てにおいて、乾物(DM)含有量は、熱天秤上で、ほぼ3gの約60%キシレン溶液を空気中で蒸発(150℃で1時間)させることによって得られた。
Vi(MW=27)及びOH(MW=17)含有量は、赤外線によってDM値に基づき決定した。
GPC(ゲル透過クロマトグラフィー)によって得られた数平均分子量Mn及び重量平均分子量MWは、ポリスチレン当量として表している(切り捨て値が表示されている)。
粘度ηは25℃で測定した。
例1:実験1
工程(a):加水分解/シリル化
365mLの16.2%塩酸を、2個のカウンターブレードと、1個の羽根型撹拌器と、1個の凝縮器と、1個の底弁とを備えた3リットルのジャケット付き反応器に導入した。
次のものを840rpmで撹拌しつつ室温で連続的に注入した:
・5分間にわたって、予備希釈されたロディア7N34型の液体珪酸ナトリウム(600mLの水+400mLの珪酸塩)を805mL(注意:温度は24から29℃に上昇した)、
・3分間にわたってイソプロピルアルコール(IPA)を365mL、
・3分間にわたってキシレンを115mL、
・10分間にわたって2.5モルのトリメチルクロルシラン及び0.6モルのジメチルビニルクロルシラン。
この反応物を1時間にわたって還流温度にまで加熱し、そして樹脂を抽出するために175mLのキシレンを添加した。10分間にわたってデカントした後、塩酸水溶液を分離してMMVIQ(OH)樹脂のキシレン溶液を単離し、この溶液を室温で一晩放置した。
平均分子量は、Mn=3480及びMW=8300(600末尾切り捨て)であった。
工程(b):凝縮
1リットル反応器に662.4gのキシレン溶液を装入し、次いでこの揮発性化合物のいくらかを大気圧で撹拌しつつ138℃の内部温度にまで蒸留した。このときに、約33%の樹脂を含有する微量の溶液状の塩酸のみが残った。
冷却後に、50%のKOH水溶液をほぼ100℃/2000ppmで添加した。
この反応物を撹拌しつつ(960rpm)6時間にわたって140℃の還流温度に加熱した。凝縮水をディーン・アンド・スターク(DS)型の装置で除去した。この反応の終了時に、数mLの水性層を含有するDSの内容物(約50mL)を取り出した。
冷却後に、50mLのキシレンと1.1当量の酢酸を添加した。形成された水を約45分間にわたって共沸蒸留によってディーン・アンド・スターク装置に取り出した。
固体酢酸カリウム残留物をPrimisil(又は随意としてClarcel)上でのろ過によって分離し、そして、すすぎ及び60%希釈後に、220gの樹脂を含有しη=14.8mm2/sの樹脂のキシレン溶液を得た。GPC分析は、分子量がMn=4160及びMW=8850(600末尾切り捨て)であることを示した。乾物は2.08%のVi及び0.15%のOHを含有していた。
例2:実験2
手順は例1と同様であるが、ただし、HCl溶液を2℃に冷却した。珪酸ナトリウムの注入後に、温度は13℃であった。
工程(a)の後に、GPCはMn=2510及びMW6980(500末尾切り捨て)を与えた。
工程(b)に類似する態様で、約235gの乾燥樹脂を含有する60%キシレン溶液(η=6.6mm2/s)を得た。
GPCはMn=2900及びMW=5370(770末尾切り捨て)を与えた。
DMは2.45%のVi含有量及び0.1%のOH含有量を有していた。
例3:実験3
この手順は例1と同様であったが、ただし温度は26から33℃に上昇した。
工程(b)に類似する態様で、約210gの乾燥樹脂を含有する60%キシレン溶液(η=21.2mm2/s)を得た。
DMは2.03%のVi含有量及び0.17%のOH含有量を有していた。
例4:実験4
35%固形分を有するMMViQ(OH)樹脂を例1の工程(a)に類似する態様で製造した。
GPC分析は、ポリスチレン当量で表される分子量がMn=3780及びMW=8860(600末尾切り捨て)であることを示した。DMは2.4%のOH含有量及び2.2%のVi含有量を有していた。
この溶液の657gを1リットル反応器内で蒸留によって425gにまで濃縮し、次いで2.46gの50%水酸化カリウムを該残留物に添加した。この反応物を約1.5時間にわたって還流温度で保持したが、存在する水を除去しなかったので内部温度は120℃から113℃に低下した。
50mLのキシレン及び1.45gの酢酸を添加して水酸化カリウムを中和した。ディーン・アンド・スターク装置を、中和水を分離するように適合させた。(120〜140℃で1/2時間の蒸留)。
ろ過及び60%の希釈後に、樹脂溶液を得た:Mn=2040及びMW=4990(600末尾切り捨て)でη=7.3mm2/s。DMは2.34%のVi含有量及び0.7%のOH含有量を有していた。
例5:実験5 シロックス再循環
再循環されるべきシロックス溶液のGC組成はおおよそ次の通りであった:1.3%の水、14.1%のIPA、53%のキシレン、0.5%のトリメチルシラノール、18%のヘキサメチルジシロキサン又はM2、10.8%のペンタメチルビニルジシロキサン又はMMVI及び1.3%のテトラメチルジビニルジシロキサン又はM2 Vi
365mLの16.2%塩酸を、カウンターブレードと、羽根型撹拌器と、凝縮器と、底弁とを備えた3リットルのジャケット付き反応器に導入した。反応器の内容物及び珪酸塩を冷却した。
次のものを840rpmで撹拌しつつ連続的に注入した:
・予備希薄したロディア7N34液体珪酸ナトリウム(600mLの水+400mLの珪酸塩)を800mL(温度は6から11℃に上昇した)、
・1.5分間にわたって294mLのイソプロピルアルコール、
・0.5分間にわたって395gのシロックス+8.1gのM2
・3分間にわたって41mL(0.3モル)のジメチルビニルクロルシラン、
・6分間にわたって142mLのトリメチルクロルシランを158mL(1.25モル)。
この混合物を撹拌しつつ還流温度(81℃)で1.5時間加熱し、次いで47mLのキシレンを添加した。該反応混合物を10分間にわたってデカントし、そして塩酸水溶液を分離してMMViQ(OH)樹脂のキシレン溶液を保持した。この溶液を室温で一晩放置した。
例1の工程(b)に従って濃縮を続行した。60%のキシレン樹脂溶液は、粘度η=9.5mm2/s及び約220gの固形分を有していた。
DMは、2.21%のVi含有量及び0.14%のOH含有量を有していた。
例6:珪酸ナトリウムの注入終了温度の影響
例1と同量の反応体を使用し且つ加水分解温度を変化させることによって反応を実施した。シロックス再循環なしで且つ2000ppmの水酸化カリウムでのシロックスの処理後に得られた樹脂の分析特性を表1に与える。
Figure 2006514153
これは、珪酸ナトリウムの注入終了温度の上昇によって樹脂の粘度が上昇し、しかもビニル基の数が減少することを示している。
例5と同量の反応体を使用し、シロックスを再循環させつつ、その他の実験を実施した。得られた結果を以下の表2に与える。
Figure 2006514153
これは、低い注入終了温度で得られる再循環ありの樹脂の粘度が再循環なしの樹脂よりも僅かに高い粘度を有し、しかも、もっと具体的には、再循環ありの樹脂の粘度が再循環なしの樹脂粘度よりも珪酸ナトリウムの注入終了温度による影響がかなり少ないことを示している。
例7:水/イソプロパノール共沸混合物によるイソプロパノールの置換の影響及びイソプロパノール量の増加の影響
実験17では、純粋なイソプロパノールを水/イソプロパノール共沸混合物で置換した(100に標準化されたGC含有量:72.7%アルコール、24.5%水、2.0%アセトン及び0.6%トルエン)。
イソプロパノール(IPA)は、文献に、ポリ珪酸の成長を鈍化させる化合物であると記載されているため、樹脂の粘度は、非常に低い温度に到達させなくてもIPAの量を増加させることによって減少され得たという仮説を立てた。この目的のために、例5と同量の反応体を使用して、ただしIPAは使用せずに追加の実験を行った。それらの結果を以下の表3に与える。
Figure 2006514153
実験17で得られた樹脂は12.2mm2/sの粘度を有していたが、これは、同一の珪酸ナトリウム注入終了温度及び純粋なイソプロパノールによる実験14について見出されたものよりも大きかった(11.3mm2/s)。
IPA量の0〜20%又は40%の増加は粘度を低下させるが、20〜40%の間ではわずかな相違があることに留意すべきである。
例8:シロックスの量の影響
いくらかの量のクロルシラン及びシロックスを都合の良い温度条件下:珪酸塩及び+20%のIPAの注入の開始時で5℃で試験した。シリル化剤のモル数は、ビニル部分については0.6モルであり、そしてM基については2.5モルであったが、このものはクロルシラン又はシロックス形態(M2、MMVi又はM2 Vi)で導入できた。表4において、パーセンテージは、0.6モル以上のビニル及び2.5モルのMVi又はM単位が添加されるときのシリル化剤の分布又は部に相当する。
Figure 2006514153
この珪酸塩の注入開始温度では、純粋なクロルシラン及びクロルシラン/シロックス混合物の使用の間で粘度が0.5ポイント上昇するが、これは非常に小さな上昇である。導入される一定のビニルのモル含有量に対するシロックス量の増加は、グラフトされたビニルの量の僅かな減少を生じさせるが、これは依然として本明細書の範囲内にあることを可能にする。
例9:クロルシラン再循環あり・なしのビニルの分布
樹脂上にグラフトされ且つ加水分解されたビニルの分布(樹脂との溶液中に存在するか、又は樹脂の濃縮、次いで水酸化カリウム処理及び最後に酢酸による中和(再留とも呼ばれる)によって得られたシロックス副産物中に存在する)を、再循環あり及び再循環なしの実験について決定した。3つの分析技術:GC、IR及びエトキシル化を要件とした。合計で100%からの差は、測定値の不確定性の総計だけでなく検出のタイプによるものであり、これは方法によって異なる。
クロルシラン再循環なしの実験(表5)。
Figure 2006514153
50%再循環シロックスありの実験(表6)。
Figure 2006514153
クロルシランありだが、ただしシロックス再循環なしで実施された実験に関しては、グラフト量の増加が珪酸ナトリウムの注入終了温度の低下として観察される。シロックス再循環ありの実験に関して、この樹脂上にグラフトされたビニル官能基の量の増加は、珪酸塩注入終了温度が低いときにも見出される。
従って、珪酸塩注入終了温度の低下は、クロルシラン(Me2ViSiCL)官能化の収率に関して有益である。

Claims (17)

  1. 少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位、即ちR3SiO1/2単位(M単位)及びSiO4/2単位(Q或いはQOH単位)を有するポリオルガノシロキサン樹脂の製造方法において、次の工程:
    (a)Q単位を含むポリオルガノシロキサン樹脂を酸性媒体中で珪酸アルカリ金属から製造し、
    (b)工程(a)で得られたシロキサン樹脂を非極性溶媒の存在下にハロシランで官能化させ、ここで、該官能化は、揮発性オリゴシロキサンを含む副産物(シロックス副産物)を生じさせ、
    (c)工程(b)で生じたシロックス副産物を回収し、及び
    (d)工程(b)で官能化された樹脂を強塩基を使用して転位させてシランを除去すること
    を含み、しかも、工程(b)中に生じ且つ工程(c)で回収された該シロックス副産物のうち少なくともいくらかを再循環させること
    を特徴とする、ポリオルガノシロキサン樹脂の製造方法。
  2. シロックス副産物の再循環が、工程(b)において、該シロックス副産物を使用して工程(a)で得られたポリオルガノシロキサン樹脂を官能化させることからなることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 工程(a)中に、次の物質を撹拌調製用容器に次の順序:
    ・酸、好ましくはHCl、
    ・珪酸アルカリ金属、好ましくは珪酸ナトリウム、及び
    ・好ましくはイソプロピルアルコールからなる水素結合開始剤/安定剤
    で導入することを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 工程(b)中に、次の操作:
    ・次の物質を撹拌調製用容器に次の順序:
    ・イソプロピルアルコール及び水を含んでいてよい非極性溶媒、好ましくはキシレンに溶解されたシロックス副産物、
    ・随意として非極性溶媒、好ましくはキシレン、
    ・随意としてオリゴオルガノシロキサン、及び
    ・ハロシラン
    で導入し、
    ・水素結合開始剤/安定剤の還流温度、好ましくはイソプロピルアルコールの還流温度に近い温度、即ち、70〜80℃に加熱し、
    ・随意として非極性溶媒を添加し、
    ・随意として冷却し、
    ・水性相を非水性相から好ましくはデカントによって分離し、
    ・該水性相を除去し、及び
    ・樹脂を含有する非水性相を回収すること
    を実施することを特徴とする、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 工程(a)の開始時での反応容器内の温度が25℃以下、好ましくは2〜15℃であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 反応容器に導入されるイソプロピルアルコールの容量が塩酸の容量に対して50%まで過剰であることを特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
  7. ハロシランがトリメチルクロルシラン、ジメチルビニルクロルシラン及びメチルビニルジクロルシランよりなる群から選択されるクロルシランであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. シロックス/ハロシラン比が2以下、好ましくは0.25〜1であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 転位工程(c)中に、次の操作:
    ・強塩基、好ましくはKOHを調製用容器に導入し、
    ・該反応混合物をその還流温度に近い温度に加熱し、
    ・凝縮水を溶媒及び非極性溶媒に溶解されたシロックス副産物と共に除去し、ここで該副産物を再循環させてもよく、
    ・随意として該反応混合物を冷却し、
    ・非極性溶媒、好ましくはキシレンを添加し、
    ・強塩基を酸、好ましくは酢酸で中和し、
    ・蒸留によって生じた水を除去し、
    ・随意として中和生成物をろ過によって分離し、及び
    ・非水性樹脂溶液を回収すること
    を実施することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. シロックス副産物がヘキサメチルジシロキサン、ペンタメチルビニルジシロキサン、テトラメチルジビニルジシロキサン及び3−ヘプタメチルビニルトリシロキサンよりなる群に属することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の方法によって得られたポリオルガノシロキサン樹脂。
  12. R基が、独立して且つ少なくとも部分的に
    ・アルキル基、好ましくはC1〜C18アルキル基、
    ・C2〜C20、好ましくはC2〜C12アルケニル基、
    を表し、
    ・好ましくは、R基の少なくとも80モル%がメチル基を表し、及び
    ・R基の少なくとも0.1モル%、好ましくは0.5〜5モル%がアルケニル基であって珪素に結合したもの(「Si−アルケニル」)を表し、ここで、ビニル基(Vi)がR=アルケニルとして特に好ましく、
    樹脂が2.5モル%以下(好ましくは0.5モル%以下)のシラノール官能基を含有することを特徴とする、請求項11に記載のポリオルガノシロキサン樹脂。
  13. 2500〜5000ポリスチレン当量の数平均分子量を有することを特徴とする、請求項11又は12に記載のポリオルガノシロキサン樹脂。
  14. D及び/又はT単位をさらに含むことを特徴とする、請求項11〜13のいずれかに記載のポリオルガノシロキサン樹脂。
  15. 請求項1〜10のいずれかに記載の方法の工程(c)において非極性溶媒、好ましくはキシレンの溶液の状態で回収されたシロックス副産物を含むことを特徴とする、シリコーン組成物。
  16. 次の成分:
    ・10〜60%のキシレン、
    ・10〜30%のヘキサメチルジシロキサン、
    ・5〜10%のペンタメチルビニルジシロキサン又は3−ヘプタメチルビニルトリシロキサン、
    ・0〜3%のテトラメチルジビニルジシロキサン、
    ・10〜50%のイソプロピルアルコール、及び
    ・0〜10%の水
    を含むことを特徴とする、請求項15に記載の組成物。
  17. 請求項1〜10のいずれかに記載の方法の工程(c)で回収されたシロキサン化合物の、少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位、即ちR3SiO1/2(M単位)及びSiO4/2単位(Q単位)を含むポリオルガノシロキサン樹脂を官能化させるための使用。
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