JP2006513947A - 乗客用コンベヤ駆動機械 - Google Patents

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Abstract

乗客用コンベヤ(2)は、各側縁部で駆動チェーン(8)に接続されるとともに、各駆動チェーン(8)を駆動するための電動モータ(48)とコンベヤバンド(6)の各側縁部の1台の駆動出力装置(42)とを含むコンベヤバンド駆動装置(40)により駆動されるエンドレスコンベヤバンド(6)を含み、コンベヤバンド駆動装置(40)がコンベヤバンド(6)の側方外側に配置されることを特徴とする。

Description

本発明は、各側縁部で駆動チェーンに接続されるとともに、各駆動チェーンを駆動するための電動モータとコンベヤバンドの各側縁部の少なくとも1台の駆動出力装置とを含むコンベヤバンド駆動装置により駆動されるエンドレスコンベヤバンドを有する、エスカレータや動く歩道などの乗客用コンベヤに関連する。
この種の乗客用コンベヤは、例えば米国特許第4775044号明細書から公知である。すなわち、この文献には、反転領域内で回転ステップまたはパレットベルトの内側に設けられた乗客用コンベヤ駆動装置が開示されている。このタイプの乗客用コンベヤでは、場所を取るため望ましくないメンテナンスルームを反転領域に必要とする。コンベヤの全長、つまり端部支持体の間の距離は、コンベヤの導入を決定する際に建築家と建物所有者にとって非常に重要である。そのため、反転領域から離して、コンベヤバンドの往路と復路との間に、このタイプのコンベヤ駆動装置を取り付けることが提案されている。しかし、駆動部品、特に電動モータを中に収容するのに十分な距離が、往路と復路との間に必要である。さらに、部品へアクセスするには1枚以上のステップまたはパレットの分解が必要なので、このようなタイプのコンベヤ駆動装置のメンテナンス性は低い。このような分解は困難で労働力を使う作業であり、このようなステップまたはパレットの破損という結果が頻繁に起こる。
他方、乗客用コンベヤの側方空間も制限されている。空間の占有が一般的な関心事であり、建築家と建物所有者が空間占有により、そしてたいていはこれに基づいてコンベヤの決定を行うという現実があるため、市場で見られる乗客用コンベヤの大部分はステップまたはパレットベルトの幅と比較してほぼ同じ幅を有する。実際に、幅1000mmのステップベルトを有する現在のエスカレータは、1500mmの全幅を有し、これは、駆動チェーンとステップ車軸ローラとチェーンローラと各ガイドトラックを収容するのに十分であるとはいえない。
そのため、全体的な寸法が小型で、コンベヤバンドの往路と復路の長さおよび/または、この間の距離が短い乗客用コンベヤを設けることが本発明の目的である。
本発明によれば、コンベヤバンドの側方外側に配置されたコンベヤバンド駆動装置を有する上記タイプの乗客用コンベヤにより、この目的が達成される。
この設計により、コンベヤバンドの往路と復路の間の距離を大幅に減少させることが可能であり、これは、ガラス製のエスカレータと、片側から側面が見えるような方法で建物に設けられるエスカレータにも、特に好都合である。往路と復路の間に設けられたコンベヤ駆動装置を備えるエスカレータと比較して、アスペクト比つまりエスカレータの傾斜部分の長さと高さの比率がかなり大きいので、この設計の結果、非常に薄型の外観が得られる。
駆動出力部は異なる構造であってもよい。チェーンスプロケットなどでよいが、従動ホイールとアイドラホイールの周囲を移動するエンドレス駆動ベルトを含むベルト駆動装置であることが望ましい。ベルト駆動装置は、乗り心地の向上や騒音発生の低減など、幾つかの理由から好適である。
乗客用コンベヤは、例えば国際公開第02/44072号A1のパンフレットに記載されているように、「移動」側方フランジ、つまりそれぞれステップおよびパレットとともに移動するフランジを有するタイプであることが望ましい。このタイプのエスカレータや動く歩道では、チェーンの往路と復路の間の空間がほぼ無くなるように、コンベヤバンドの往路ではチェーンの上に、復路ではチェーンの下にステップ案内ローラトラックを容易に設けることが可能である。ほぼこの空間内にコンベヤ駆動装置を設けることが可能である。コンベヤが移動フランジタイプではない場合にもコンベヤ駆動装置をこのように配置することが望ましいのは言うまでもない。コンベヤバンドの往路と復路との間の距離の増加を一般的に必要としないような方法で、コンベヤバンドの往路と復路の間の空間に駆動装置の一部を延在させることが一般的に可能である。
コンベヤ駆動装置はモジュール構造であって、特定のライズ距離または輸送距離に適した駆動力を提供するものであることが望ましい。ゆえに、それぞれの用途に必要とされる数の駆動装置を設けることにより、ライズ距離または輸送距離の長いコンベヤを構築することが容易に可能である。このモジュール駆動装置の原理を用いることにより、ライズ距離および輸送距離の異なるコンベヤを実現するのに一つの専用駆動モジュールのみで充分であるので、製造コストをかなり下げることができる。さらに、いずれにしても一般的には複数の駆動モジュールのために設計される構造であるので、比較的小型のコンベヤに、それぞれがより小型の構造となった複数の駆動モジュールを使用することが可能である。
電動モータは「円筒形」タイプである、つまり直径よりも長く、少なくとも2倍の長さであることが望ましい長手軸に沿った長さを有することが望ましい。
コンベヤ駆動装置は、駆動モータと駆動出力装置との間に接続されたギヤボックスを含むことが望ましい。ギヤボックスは、電動モータの回転速度を出力装置を駆動させるのに必要な速度まで低下させる役割を果たす。ギヤボックス入力部は、モータの出力部に直接に接続されてもよい。あるいは、モータ出力部とギヤボックス入力部との間の若干の偏差に対応するためのカップリングが間に設けられてもよい。
出力装置は、同期化シャフトを介して接続されることが望ましい。出力装置のタイプに応じて、スプロケットまたは駆動ホイールは、同時回転を保証するために同期化シャフトによって相互に結合されることが望ましい。
モータは、フライホイールおよび/またはブレーキを含むことが望ましい。フライホイールおよび/またはブレーキは、非常に小型のユニットを形成するため、モータとともに回転するようにモータ出力部に接続されている。モータ内に組込むことにより、コンベヤ駆動装置の全体的寸法が縮小する。
モータ軸は、駆動チェーンの走行方向に対してほぼ平行に配置される、つまりスプロケットまたは駆動ホイールの回転軸に対してほぼ90°回転していることが望ましい。このようなモータの配置により、ほぼ駆動チェーンの往路と復路との間にモータを設けることができる。このような構造では、回転軸を90°回転させるためのハイポイドまたはベベルギヤ装置を含む少なくとも1つのギヤ装置段をギヤボックスが含む。ギヤボックスが二つの減速段、つまりハイポイドまたはベベルの第1段ギヤ装置と平歯またははすばの第2段ギヤ装置を含む場合には、特に好適である。
モータは、ギヤボックスハウジングに装着および支持されることが望ましい。このような構造では、モータとギヤボックスとを実質的に組み合わせてユニットとすることが可能である。このユニットはコンベヤのトラスに容易に装着することができ、コンベヤ駆動装置の組立中に取扱いが容易である。さらにこのような小型構造は必要な空間を縮小するのに役立つ。
ギヤボックスハウジングに装着、また望ましくは支持されたモータフレームに、モータが装着および支持されることが望ましい。この構造のため、フライホイールおよび/またはブレーキを独立部品として含むモータをギヤボックスに容易に取り付けることができる。さらに、一般的には交換を最も必要とする部品であるモータを比較的容易に交換することが可能である。モータ交換の場合のアライメントの要求を軽減するため、特にこのタイプの構造を持つモータ出力部とギヤボックス入力部との間の方向偏差に対応するためのカップリングを設けることが望ましい。
コンベヤ駆動装置の両縁部にある出力装置の間に装着されたトルク支持部材を、コンベヤ駆動装置が含むことが望ましい。このようなトルク部材は、コンベヤ駆動装置が接続されたコンベヤトラスによって伝達されるトルクを軽減するのに適している。2台のコンベヤ駆動装置を相互に直接に接続することにより、構造は一層頑丈となり、駆動装置出力の間の相対的変位量は著しく減少する。
乗客用コンベヤは、コンベヤバンドの各縁部に1台ずつ設けられることが望ましい2台の電動モータを含むことが望ましい。最も好適なモータはそれぞれ、ギヤボックスを介してそれぞれの出力装置に各側で接続される。同様の出力部を持つ単一のモータとギヤボックスとを有する構造と比較すると、モータとギヤボックスがそれぞれ小型となるので、この構造が望ましい。
コンベヤバンド駆動装置は、コンベヤバンドの各側に駆動フレームを含むことが望ましい。駆動チェーンローラガイドトラックを駆動フレームに取り付けることができる。駆動フレームにより、ユニット構造の駆動装置が得られ、コンベヤのトラスへ取り付ける前に駆動装置全体の組立とアライメントが可能になる。
添付の図を参照して、本発明と本発明の実施例を以下により詳細に説明する。
図1は、相互接続された幾つかの踏板要素4で構成されるエンドレス乗客用コンベヤバンド6を備える乗客用コンベヤ2を示す。踏板要素4は、踏板要素の側方にそれぞれ配置されるとともに一連のチェーンリンク10で構成される駆動チェーン8に接続されている。チェーンリンク10は、ピボット12で相互に接続されている。乗客用コンベヤ2は、図2と3に見られるような直線駆動装置40によってそれぞれ駆動される。この直線駆動装置40は、鋸歯46を有するエンドレス回転駆動ベルト44を含むタイプの駆動出力部42を有する。駆動ベルト44の鋸歯46は、チェーンリンク10の鋸歯14と係合する。
図1において、図示された乗客用コンベヤ2はエスカレータで構成される。エスカレータでは、乗客用コンベヤバンド6は階段またはステップベルトと呼ばれ、踏板要素4はステップと呼ばれる。図1には、主として、ステップバンド6と駆動チェーン8とチェーンおよびステップローラ30,32のそれぞれが示されている。ゆえにローラガイドトラックなどは図1には図示されていない。ステップ4の一つが乗客用コンベヤベルト6から取り外されている。ステップ4と一緒に動く側方フランジ要素16を、ステップ4は含む。フランジ要素16はステップ4にしっかりと締結され、第2タイプのフランジ要素18は二つのフランジ要素16の間にそれぞれ配置されている。フランジ要素16は一般に「フランジ」と呼ばれ、第2タイプのフランジ要素18は一般に「ブリッジ」と呼ばれる。ブリッジ18は連続する二つのフランジ16の間の隙間を埋め、一般的には駆動チェーン14に接続されている。カバー(図示せず)は、ステップ4のフランジ16およびブリッジ18から上部へ向かう欄干に設けられている。
ステップ4は、駆動チェーン8によって回転式に動く。アーム20に配置されたステップローラ22は、ステップ4のステップ面24の位置を制御するのに役立つ。ステップローラ22はガイドウェイつまりガイドトラック(図示せず)に沿って案内される。各踏板要素4の位置が強制的に画定されるように、ガイドトラックはステップホイール22のための所定の曲線を辿る。上述したように、一つのステップ4は、ステップ面24と、「ライザ」とも呼ばれるステップ前面26とを含む。
駆動チェーン8の各チェーンリンク10は、ピボット12において、短い軸ボルト28によって接続されている。軸ボルト28の外側にはチェーンホイール30が回転自在に配置されている。
ステップ4に対して同じように配置された左右のステップチェーン8の2本のチェーンリンク10は、接続車軸32により相互にしっかりと接続されている。接続車軸32はチェーンリンク10より外方には突出していない。各ステップ4は、駆動チェーン8への接続のための側方保持装置を有する。詳細な構造に関しては、国際公開第02/44072号A1パンフレットを参照すること。このような構造のため、上端および下端のそれぞれのランディングでの反転領域から離間した箇所でも、ステップベルト6からステップ4を分解することは比較的容易である。
本発明はエスカレータに関して説明されているが、動く歩道にも適用できることに注意すべきである。
図2を参照すると、コンベヤバンド駆動装置40は、ほぼ円筒形状の電動モータ48を含む。モータ48は、各端部にフライホイール50,52を含む。フライホイール50,52の一方はさらにブレーキ(図示せず)を含み、モータ48はアライメントカップリングによってギヤボックス54の入力部へ接続されている。ギヤボックス54の出力部は、コンベヤバンド6の各側に一つずつある2台の出力装置42を駆動する。すでに述べたように、駆動ベルト44の鋸歯46は駆動チェーン8の鋸歯14と係合する。
すなわち、同期化シャフト58を介して相互に接続された駆動出力装置42の駆動ホイール56を、ギヤボックスが駆動するのである。アイドラローラ60は駆動ベルト46を伸張状態にする。例えば駆動ベルト(図示せず)により駆動力を手すり(図示せず)に伝達するため、手すり駆動ホイール62がアイドラローラ60に接続されている。
駆動ホイール56とアイドラローラ60との間において駆動ベルト44の下に配置された一組のバックローラ64は、駆動ベルト44の係合長さ全体にわたって鋸歯46と14の正確な係合を保証する。各出力装置42は、駆動フレーム66に支持されている。一方、駆動フレーム66はコンベヤ駆動装置40の各部品を支持し、さらにコンベヤ駆動装置40をエスカレータトラスへ取り付けるのに役立つ。二つの駆動フレーム66はトルク支持部材68によって相互接続されている。トルク支持部材68は、使用時に二つの駆動出力部42の相互に対する相対回転を防止するのに役立つ。さらに、エスカレータトラスへの組付けの前とその間においてコンベヤ駆動装置の一体性を保証するための構造部材として役立つ。
また駆動フレーム66に装着されているのは、ステップチェーンローラガイドトラック70である。このようなステップチェーンローラガイドトラック70は、中央のコンベヤバンド6に対して駆動ベルト44の外側に位置していることに気づくだろう。
ギヤボックス54は非常に平坦な構造である。ギヤボックスハウジング72はガイドフレーム66の構造部品として機能し、モータフレーム74を支持する。ギヤボックス54は二段構造であることが望ましい。さらに、潤滑油を収容する密封ハウジング72を有する。ギヤボックスと潤滑とは、エスカレータの寿命全体を考慮して設計されることが望ましい。ギヤボックス54の減速が80:1〜10:1の範囲内となるように、ギヤボックスはおよそ1000〜2000rpmという電動モータの典型的な速度から10〜100rpmという駆動ホイールの必要速度までの減速を行う。
モータ48は、ギヤボックスハウジング72により装着および支持されるモータフレーム74に固定されている。この実施例によれば、モータ48はストラップリテーナ76によりモータフレーム74に固定されている。ストラップリテーナ76により、アライメントカップリングを分離した後にコンベヤバンド駆動装置40からモータ48を容易に取り外すことができる。すなわち、モータ48の取外しを簡単にするため、フライホイール50,52には溝78が設けられている。分解トラス(図示せず)のガイドレールが溝78と協働するように、分解トラスをエスカレータトラスまたはモータフレーム74に装着することができる。ストラップリテーナ76とアライメントカップリングを取り外した後、モータ48を取付位置から容易に回すことができる。逆に、モータ48をコンベヤバンド駆動装置40へ取り付けることも容易である。ステップ4の簡単な分解を可能にする図1に示されたような特定のエスカレータタイプと組み合わせることで、本発明のコンベヤはコンベヤバンド6からのメンテナンスが簡単となり、別の機械またはメンテナンスルームが無くて済む。
第2ギヤボックス54とモータ48とをコンベヤバンド6の反対側に容易に設けられることに注意すべきである。図3も、図2のコンベヤバンド駆動装置と比較的似ているコンベヤバンド駆動装置40を示す。図面中の同一の参照番号は、同様または同一の部品を指す。図2と3のコンベヤバンド駆動装置40の間の主な相違は、電動モータ48にある。図3の構造では、やはりフライホイール52とブレーキとを含む電動モータ48が、ギヤボックス54のハウジング72に直接装着されるとともに支持されている。ゆえに、図3によるコンベヤバンド駆動装置40のモータ48の分解は、図2の構造よりもいくらか複雑である。
図2と3において、コンベヤバンド駆動装置40のモジュール構造を容易に理解することができる。一般的に駆動装置40全体は、駆動チェーン8の上方および下方の走路の間に配置され、駆動チェーンローラ30と駆動チェーンローラ案内トラック70とにより必要とされる距離を加えており、同期化シャフト58とトルク支持横断部材68のそれぞれのような相互接続部品と、モータ48とギヤボックス54のわずかな部分のみがコンベヤバンド6のいくらか下に延在している。
一般的な駆動装置では、モータサイズは100と160mmの間であり、ギヤボックスは入力端部においておよそ120mm、かつ、出力端部においておよそ90mmのテーパ状の厚さを持つ。本発明のコンベヤバンド駆動装置40の新たな概念により、従来の設計と比較して、端部支持体の間の距離を増加させず、機械室を必要とせず、コンベヤベルトから側方に追加スペースを必要とせずに、コンベヤバンド6の往路と復路との間の距離を大幅に減少させることができる。この点について、1000mmの幅を持つ踏板要素4を有するコンベヤについて、従来設計では全幅が1500mmであったことが分かっている。
一般的なコンベヤ2は、エンドレス経路を通るコンベヤバンド6を有する。このエンドレス経路は、入口部分またはその下の反転部分に始まり、基本的に水平の乗りエリアへ進み、さらに移行領域を通って傾斜部分まで延びる。傾斜部分に続いて、出口部分に隣接するほぼ水平の降りエリアへバンド6を戻す移行領域がさらに設けられている。バンドは、出口反転部を回り、復路を通って、入口反転部まで続く。本発明によるコンベヤバンド駆動装置40は、傾斜部分に配置されることが望ましい。
本発明を具体化するのに適した乗客用コンベヤの一部分である。 本発明によるコンベヤ駆動装置を示す。 本発明のコンベヤ駆動装置の代替実施例を示す。

Claims (10)

  1. 各側縁部で駆動チェーン(8)に接続されるとともに、各駆動チェーン(8)を駆動するための電動モータ(48)とコンベヤバンド(6)の各側縁部の1台の駆動出力装置(42)とを含むコンベヤバンド駆動装置(40)により駆動されるエンドレスコンベヤバンド(6)を含み、
    前記コンベヤバンド駆動装置(40)が、前記コンベヤバンド(6)の側方外側に隣接して配置されることを特徴とする乗客用コンベヤ(2)。
  2. 前記電動モータ(48)と前記駆動出力装置(42)との間に接続されるとともに前記コンベヤバンド(6)の側方外側に設けられるように配置されたギヤボックス(54)を前記コンベヤ駆動装置(40)が含むことを特徴とする請求項1に記載の乗客用コンベヤ。
  3. 前記出力装置(42)が同期化シャフト(58)を介して接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗客用コンベヤ。
  4. 前記モータ(48)がブレーキとフライホイール(50,52)とを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
  5. 前記モータの軸が、前記駆動チェーン(8)の走行方向に対してほぼ平行に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
  6. 前記モータ(48)が前記ギヤボックスハウジング(72)に装着および支持されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
  7. 前記ギヤボックスハウジング(72)に装着されたモータフレーム(74)に前記モータ(48)が装着および支持されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
  8. 前記出力装置(42)の間に装着されたトルク支持部材(68)を含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
  9. 2台の電動モータ(48)が前記コンベヤバンド(6)の各側縁部に一つずつ設けられることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
  10. 前記コンベヤバンド駆動装置(40)が前記コンベヤバンド(6)の各側に駆動フレーム(66)を含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の乗客用コンベヤ(2)。
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