JP2014514227A - 軸受アッセンブリ用のシールアッセンブリ - Google Patents
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Abstract
乗客コンベアアッセンブリ2が、ローラアッセンブリ60を備えており、該ローラアッセンブリ60は、アクスル部材70と、該アクスル部材70に取り付けられた軸受部材74と、該軸受部材74に回転可能に取り付けられたローラ部材78とを備えている。シールアッセンブリ140が、ローラアッセンブリ60に取り付けられている。シールアッセンブリ140は、ローラ部材78と共に回転するように取り付けられた回転部材142と、アクスル部材70に対し固定された静止部材144とを備えている。回転部材142および静止部材144は、異物が軸受部材74およびアクスル部材70の一方に蓄積することを実質的に防止するように協働する。
Description
例示的な実施例は、軸受アッセンブリの技術に関し、特に、軸受アッセンブリ用のシールアッセンブリに関する。
軸受が、一方に対し他方が移動する2つの構成要素の間で生じ得る摩擦の影響を減少させるために、広い範囲の用途で用いられる。例えば、エスカレータの踏段が階床の間を移動するときに、ローラとレールとの間に生じ得る摩擦を減少させるために、エスカレータが、いくらかの軸受を用いる。エスカレータは、多くの用途において1つの高さから他の高さへと人を輸送するように何年も用いられてきた。従来、エスカレータは、レールに沿って移動する複数の踏段を備えており、レールは、第1の高さまたは階床に位置した第1の端部と、第2の高さまたは階床に位置した第2の端部とから延びる。踏段は、レールに沿って移動するローラを備えている。踏段は、第1の階床および第2の階床に円滑な移行を提供するために、第1の端部および第2の端部の各々において一方に対し他方を入れ子状にするように構成される。一般に、エスカレータは、事務所建築、ショッピングセンタ、博物館および多くの他の屋内の設備において用いられる。また、エスカレータは、屋外の配置、例えば、鉄道の駅、メトロ/地下鉄の駅およびスタジアム等においても用いられる。屋外の設備では、ローラおよび関連したローラアッセンブリが、異物、例えば、水、埃および他の破片等に露出される。ローラは、シールを備えており、このシールは、異物により軸受およびシャフト等を損傷させる構造である。
ローラアッセンブリを有した乗客コンベアアッセンブリが開示されており、該ローラアッセンブリは、アクスル部材と、該アクスル部材に取り付けられた軸受部材と、該軸受部材に回転可能に取り付けられたローラ部材とを備えている。シールアッセンブリが、ローラアッセンブリに取り付けられている。シールアッセンブリは、ローラ部材と共に回転するように取り付けられた回転部材と、アクスル部材に対し固定された静止部材とを備えている。回転部材および静止部材は、異物が軸受部材およびアクスル部材の一方に蓄積することを実質的に防止するように協働する。
また、シールアッセンブリも開示されており、該シールアッセンブリは、ローラ部材と共に回転するように取り付けられるようにして構成および配置された回転部材と、アクスルに対し固定されるように構成および配置された静止部材とを備えている。回転部材および静止部材は、異物が、関連した軸受部材およびアクスル部材の一方と接触することを実質的に防止するように協働する。
付加的または代替的に、本発明は、種々の組み合わせで1つまたは複数の以下の構成要素、つまり、回転部材の面部分と静止部材の面セクションとの間の環状キャビティ、この環状キャビティを実質的に満たす潤滑剤、高粘性かつ低比重量の潤滑剤、半径方向に延びるとともに軸方向に接近している面セクションおよび面部分および/または円錐形面を備えることができる。円錐形面は、回転部材および静止部材の境界から異物を排出するように、回転部材および静止部材の外周側縁部を協働させることにより形成される。
以下の説明は、あらゆる点で限定的なものであるとみなすべきではない。添付の図面について、同様の構成要素には、同様に符号が付けられている。
本発明の装置および方法の1つまたは複数の実施例の発明を実施するための形態が、例示によって本明細書で提供されており、この発明を実施するための形態は、図を参照して限定されることはない。
図1には、全体的に符号2として乗客コンベアアッセンブリが示されており、該乗客コンベアアッセンブリは、例示的な実施例に従ったエスカレータの踏段アッセンブリの形態として示されている。踏段アッセンブリ2は、踏段部材4を備えており、該踏段部材4は、一対の踏段チェーン5(各踏段チェーンの一部が、踏段アッセンブリ2をより明瞭に示すために取り除かれている)と係合するとともに、第1のレール6と第2のレール7との間に移動可能に取り付けられている。第1のレール6は、踏段ローラトラック8および踏段チェーンローラトラック9を備えている。同様に、第2のレール7は、踏段ローラトラック10および踏段チェーンローラトラック11を備えている。付加的な踏段部材(図示せず)と一緒に、踏段部材4は、レール6,7の第1の端部部分(図示せず)と第2の端部部分(図示せず)との間で移動する。踏段部材4は、踏板面12を備えており、該踏板面12は、ライザ面13に接続される。踏板面12は、第1の端部14を備えており、該第1の端部14は、第2の端部15へと延びる。また、踏板面12は、第1の側部17も備えており、該第1の側部17は、第2の側部18へと延びる。ライザ面13は、第1の端部部分30を備えており、第1の端部部分30は、踏板面12の第2の端部15から第2の端部部分31へと延びる。また、ライザ面13は、第1の側部部分33および第2の側部部分34も備えている。
踏段アッセンブリ2は、第1の踏段アーム40を備えており、該第1の踏段アーム40は、踏板面12とライザ面13との間に延びる。踏段アーム40は、第1の端部セクション43を備えており、該第1の端部セクション43は、中間セクション45を介して第2の端部セクション44へと延びる。第1の端部セクション43は、踏板面12の第1の端部14に隣接して接続されており、第2の端部セクション44は、ライザ面13の第1の端部部分30に隣接して接続されている。また、踏段アッセンブリ2は、第1の踏段アーム40の反対側に位置した第2の踏段アーム(図示せず)も備えており、該第2の踏段アームは、第1の端部14と第2の端部部分31との間で踏板面12をライザ面13に接続する。踏段アーム40は、踏板面12の第1の端部14に隣接した踏段アクスル49を支持する。踏段アクスル49は、第1の踏段チェーンローラアッセンブリ53および第2の踏段チェーンローラアッセンブリ(図示せず)を支持しており、第1の踏段チェーンローラアッセンブリ53は、第1のレール6のレール用踏段チェーンローラトラック9に沿って移動し、第2の踏段チェーンローラアッセンブリは、第2のレール7の踏段チェーンローラトラック11に沿って移動する。また、踏段アーム40は、ライザ面13の第2の端部部分34に隣接した踏段ローラアッセンブリ60も支持する。踏段ローラアッセンブリ60は、第1のレール6の踏段ローラトラック8に沿って移動する。第2のレール7の踏段ローラトラック10に沿って移動するように構成された第2の踏段ローラアッセンブリ62が、第2の踏段アーム(図示せず)によって支持される。図1には、他のチェーンローラ63,64も示されている。
踏段ローラアッセンブリ62が同様の構造を有することを理解しながら、踏段ローラアッセンブリ60について説明する際に、図2および図3が参照される。踏段ローラアッセンブリ60は、アクスル部材70、軸受部材74およびローラ部材78を備えている。アクスル部材70は、踏段アーム40の第2の端部セクション44において取り付けられている。また、アクスル部材70は、第1の端部84を備えており、該第1の端部84は、中間部分86を介して第2の端部85へと延びる。アクスル部材70は、第1のクリップ部材89および第2のクリップ部材90によって、踏段アーム40に対し軸方向に移動することが妨げられている。第1のクリップ部材89は、アクスル部材70の中間部分86に形成された(別個に示されていない)第1の溝に嵌合されている。第2のクリップ部材90は、アクスル部材70の第2の端部85に配置された(別個に示されていない)第2の溝に嵌合されている。
軸受部材74は、第1の端部84と第1のクリップ部材89との間でアクスル部材70の中間部分86に取り付けられている。軸受部材74は、アクスル部材70に圧入された内周側レース96と、外周側レース97とを備えている。外周側レース97は、複数のボール上で内周側レース96に対し回転し、ここでは、複数のボールのうちの2つのボールが符号98,99として示されている。軸受部材74は、ローラ部材78を回転可能に支持するようにアクスル部材70に取り付けられている。また、軸受部材74は、第1の軸受シール104および第2の軸受シール105も備えており、該第1の軸受シール104および第2の軸受シール105は、内周側レース96と外周側レース97との間に延びる。軸受シール104,105は、異物から軸受98,99を保護し、軸受部材74に適用され得る潤滑剤を保持することができる。
ローラ部材78は、軸受部材74に取り付けられている。より詳細には、ローラ部材78は、内側ハブ110を備えており、該内側ハブ110は、軸受部材74の外周側レース97を受ける。内側ハブ110は、複数のスポーク部材によって外径面112に接続されており、ここでは、複数のスポーク部材のうちの1つのスポーク部材が符号114として示されている。内側ハブ110は、第1の環状リム117および第2の環状リム118を備えている。第1の環状リム117および第2の環状リム118は、軸受部材74に対するローラ部材78の軸方向の移動を拘束する。シールアッセンブリ140が、アクスル部材74の周囲に位置決めされており、内側ハブ110を覆う。シールアッセンブリ140は、異物から軸受部材74をさらに保護するように機能する。シールアッセンブリ140は、回転部材142および静止部材144を備えており、該回転部材142および静止部材144は、環状キャビティ146を形成するように結合する。以下でより完全に明白になるように、回転部材142は、内側ハブ110に取り付けられるとともに、第2の環状リム118に固定されている。静止部材144は、(別個に示されていない)第1の溝においてアクスル部材70に取り付けられている。
図4に最も良く示されているように、回転部材142は、保護部156を備えており、保護部156は、外周側縁部158を備えており、該外周側縁部158は、第1の傾斜面159を備えている。また、保護部156は、第1の面部分160と、反対側の第2の面部分161と、中央開口部163を画定する内径縁部162とを備えている。回転部材142は、取付部材166を備えており、該取付部材166は、内径縁部160から保護部156に対し軸方向外側に延びる。取付部材166は、周縁リップ部168を備えている。周縁リップ部168は、取付部材166から中央開口部163へと半径方向内側に延びる。周縁リップ部168は、第2の環状リム118と係合し、ローラ部材78に回転部材142を固定するように構成される。
静止部材144について説明する際に、図5が参照される。静止部材144は、保護構成要素180を備えており、該保護構成要素180は、外周側縁セクション182を備えており、外周側縁セクション182は、第2の傾斜面183を備えている。また、保護構成要素180は、第1の面セクション184と、反対側の第2の面セクション185と、環状傾斜部187とを備えている。環状傾斜部187は、内径縁セクション188へと延び、内径縁セクション188は、中央孔189を画定する。また、静止部材144は、取付構成要素191を備えており、該取付構成要素191は、環状傾斜部187から保護構成要素180に対し軸方向外側に延びる。取付構成要素191は、周縁リップ部193を備えており、周縁リップ部193は、中央孔189に対し半径方向外側に延びる。周縁リップ部193は、第1のクリップ部材89と係合し、アクスル部材70に静止部材144を固定するように構成される。
この構成では、回転部材142および静止部材144は、踏段ローラアッセンブリ60の二重の保護層を提供する。より詳細には、回転部材142は、異物および/または水分から軸受部材74を保護しており、静止部材144は、異物および/または水分がアクスル部材70に集まることを防止している。さらに、静止部材144に対する回転部材142の差動運動により、圧力差が生じる。特に、半径方向に延びる面部分160および半径方向に延びる面セクション184が軸方向に接近していることにより、移動中に速度差が生じ、この速度差は、半径方向外側の方向に増加する。ベルヌーイの原理に基づいて、シールアッセンブリ140の(別個に示されていない)外径部の圧力が、回転部材142の回転により生じる速度差によって生じるシールアッセンブリ140の(別個に示されていない)内径部の圧力よりも低い。この圧力差は、シールアッセンブリから離れて外側に異物を動かすことにより、異物が軸受部材に向かって移動することをさらに防止する。さらに、環状キャビティ146は、異物および/または水分から軸受部材74をさらに保護するために、潤滑剤、例えば、グリースで満たされ得る。回転部材142の回転により生じる圧力勾配を考慮すると、潤滑剤は、例示的な実施例の1つの特徴に従って、低比重量/高粘度の流体、例えば、高粘性グリースの形態を取り得る。環状キャビティ146において上記潤滑剤を用いることの付加的な恩恵は、圧力勾配および重力の双方によって環状キャビティ146に流入する水分が、シールアッセンブリの底部から排出されることである。さらに、取付時には、回転部材142の第1の傾斜面159と静止部材144の第2の傾斜面183とが組み合わされる。即ち、第1の傾斜面159および第2の傾斜面183は、(別個に示されていない)円錐形面を形成するように協働し、この円錐形面は、環状キャビティ190から水分を排出する。このようにして、シール部材140は、踏段アッセンブリ2の動作寿命全体を向上させるように機能する。また、踏段ローラと組み合わせて示したが、例示的な実施例のシールアッセンブリが、踏段アクスルによって支持されたローラまたは他のチェーンローラ上で用いられ得ることを理解すべきである。さらに、屋外のエスカレータと組み合わせて説明したが、シールアッセンブリは、動く歩道または乗客コンベアの他の態様、もしくは異物からの保護を必要とするいかなる軸受アッセンブリの屋内での使用のために設計されたエスカレータに設けられ得ることを理解すべきである。
例示的な実施例を参照して本発明を説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更がなされ、同等物が本発明の構成要素の代用とされ得ることを理解するであろう。さらに、本発明の真の範囲を逸脱することなく、多くの修正が、本発明の教示に特定の状況または材料を適応させるようになされ得る。したがって、本発明は、該本発明を実行するのに試みられる最良の形式として開示した特定の実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲に属する実施例全てを含むことが意図される。
Claims (18)
- アクスル部材と、該アクスル部材に取り付けられた軸受部材と、該軸受部材に回転可能に取り付けられたローラ部材とを有したローラアッセンブリと、
前記ローラアッセンブリに取り付けられたシールアッセンブリと、
を備え、
前記シールアッセンブリは、前記ローラ部材と共に回転するように取り付けられた回転部材と、前記アクスル部材に対し固定された静止部材とを備え、前記回転部材および前記静止部材は、異物が前記軸受部材および前記アクスル部材の一方に蓄積することを実質的に防止するように協働することを特徴とする乗客コンベアアッセンブリ。 - 前記回転部材は、第1の面部分、反対側の第2の面部分および中央開口部を画定する外周側縁部を有した保護部と、該保護部に対し軸方向外側に延びる取付部材とを備え、
前記回転部材は、前記中央開口部に対し前記取付部材から半径方向外側に延びる周縁リップ部を備え、
前記ローラ部材は、環状リムを有したハブ部を備え、前記回転部材の前記周縁リップ部は、前記ローラ部材に対し前記回転部材を固定するように前記環状リムによって受けられ、
前記静止部材は、第1の面セクション、反対側の第2の面セクションおよび中央孔を画定する外周側縁セクションを有した保護構成要素と、該保護構成要素に対し軸方向外側に延びる取付構成要素とを備え、
前記静止部材は、前記取付構成要素から半径方向内側に延びる周縁リップセクションを備え、前記周縁リップセクションは、前記静止部材を保持するように前記乗客コンベアの一部と係合することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアアッセンブリ。 - 前記回転部材の面部分が、前記静止部材の面セクションと当接し、前記回転部材と前記静止部材との間に環状キャビティを形成することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記環状キャビティを実質的に満たす潤滑剤をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記潤滑剤は、高粘性かつ低比重量の潤滑剤であることを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記面セクションおよび前記面部分は、半径方向に延びるとともに軸方向に接近していることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 乗客コンベアが、エスカレータおよび動く歩道の一方であることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記ローラアッセンブリは、踏段ローラ、踏段アクスルローラおよびチェーンローラの1つであることを特徴とする請求項7に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記回転部材は、外周側縁部に第1の傾斜面を備え、前記静止部材は、外周側縁セクションに第2の傾斜面を備え、前記第1の傾斜面および前記第2の傾斜面は、円錐形面を形成するように協働し、前記円錐形面は、前記回転部材と前記静止部材と の境界から異物を排出するように構成されるとともに配置されることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- ローラ部材と共に回転するように取り付けられるようにして構成および配置された回転部材と、
アクスルに対し固定されるように構成および配置された静止部材と、
を備え、
前記回転部材および前記静止部材は、異物が、関連した軸受部材およびアクスル部材の一方と接触することを実質的に防止するように協働することを特徴とするシールアッセンブリ。 - 前記回転部材は、第1の面部分、反対側の第2の面部分および中央開口部を画定する外周側縁部を有した保護部と、該保護部に対し軸方向外側に延びる取付部材とを備え、
前記回転部材は、前記中央開口部に対し前記取付部材から半径方向外側に延びる周縁リップ部を備え、
前記ローラ部材は、環状リムを有したハブ部を備え、前記回転部材の前記周縁リップ部は、前記ローラ部材上に前記回転部材を固定するように前記環状リムによって受けられ、
前記静止部材は、第1の面セクション、反対側の第2の面セクションおよび中央孔を画定する外周側縁セクションを有した保護構成要素と、該保護構成要素に対し軸方向外側に延びる取付構成要素とを備え、
前記静止部材は、前記中央孔に対し前記取付構成要素から半径方向外側に延びる周縁リップセクションを備え、前記周縁リップセクションは、前記シールアッセンブリの構成要素と係合し前記静止部材を保持するように構成および配置されることを特徴とする請求項10に記載のシールアッセンブリ。 - 前記保護構成要素の面セクションは、前記保護部材の面部分と当接し、前記保護構成要素と前記保護部材との間に環状キャビティを形成することを特徴とする請求項10に記載のシールアッセンブリ。
- 前記環状キャビティを実質的に満たす潤滑剤をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のシールアッセンブリ。
- 前記潤滑剤は、高粘性かつ低比重量の潤滑剤であることを特徴とする請求項11に記載のシールアッセンブリ。
- 前記面セクションおよび前記面部分は、半径方向に延びるとともに軸方向に接近していることを特徴とする請求項16に記載のシールアッセンブリ。
- 前記シールアッセンブリは、エスカレータまたは動く歩道に組み込まれることを特徴とする請求項10に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記シールアッセンブリは、ローラアッセンブリに、踏段ローラ、踏段アクスルローラまたはチェーンローラの1つとして組み込まれることを特徴とする請求項16に記載の乗客コンベアアッセンブリ。
- 前記回転部材は、外周側縁部に第1の傾斜面を備え、前記静止部材は、外周側縁部に第2の傾斜面を備え、前記第1の傾斜面および前記第2の傾斜面は、円錐形面を形成するように協働し、前記円錐形面は、前記回転部材および前記静止部材の境界から異物を排出するように構成および配置されることを特徴とする請求項10に記載のシールアッセンブリ。
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